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00:00:00こんばんは。
00:00:08今日のテーマとなるニュースを続けてご覧いただきます。
00:00:11参議院選挙での敗北を受け自民党内では石破総理の退陣も議決できる両院議員総会の開催を求める動きが出ています参院選で大敗しながらも昨日、続投する考えを表明した石破総理この決断について今日、ポスト石破の1人小泉農林水産大臣は。
00:00:37この過半数を達成しなければいけないというその目標を達成できなかったことこのことを重く受け止めるべきだと思います。
00:01:47一方、今回の選挙で大きく躍進した賛成党の上谷代表はきょうの会見で、他の党との連立や協力について全く白紙と発言しましたが、次の衆議院選挙に向けたさらなる統制拡大には意欲を見せています。
00:02:06他党と連立な協力だというようなことも気にされていると思うんですが、我々は今全くそれは白紙で、まず今いろんなお注いがあっても、まだ今それどころじゃないので、ちょっとまず党の体制をしっかりというふうな形でお返事をしていきますし、本当に何も進めてはおりません。
00:02:23賛成党の上谷代表は会見の冒頭、他党との連立や協力について、今、全くの白紙だとしたうえで、党の体制固めに力を入れる考えを強調。
00:02:37一方で、政策実現のため、もう少し勢力をちゃんと伸ばさないといけないとも述べ、次の衆議院選挙でも、参政党が議席を伸ばすという雰囲気が作れれば、協力して一緒にやろうというふうに思っていただけると思うと、統制拡大に意欲を見せました。
00:02:58そして衆院選の目標については全国11のブロックそれぞれでしっかり取る40議席ぐらい取れるようやっていきたいと語りました。
00:03:09石破路氏はどこまで広がるのかそして、賛成党は今後何を目指すのか、きょうのテーマに移りましょう。
00:03:16石破総理の辞任を求める声はどこまで広がるんでしょうか。この2日間の動きを短くVTRにまとめております。まずはご覧いただきましょう。
00:03:25歴史的な大敗から一夜明けた昨日、続投を表明した石破総理。責任を問う声が上がる中、続投を決断した理由については。
00:03:46我が国は今、米国の関税措置、あるいは物価高、明日起こるかもしれない首都直下地震、あるいは南海トラフ、そのような自然災害、そして戦後最も厳しく複雑な安全保障環境、国難とも言うべき厳しい状況に直面をいたしております。
00:04:16石破総理は、国政に停滞を招かないことが大切だ、などと説明。しかし、自民党内からは責任を問う声が次々と。
00:04:28多くの優位な候補者たちが涙を呑んだという。この責任というものは非常に重いのではないかというふうに思っています。
00:04:39落選したこの方も。
00:04:42結果という部分については、トップが責任を取るというのが組織の情動だと思いますので、そこは総裁自ら判断をしていただきたいと。
00:04:54そして、SNSに石破批判を投稿する自民党議員も、鈴木英慶衆院議員は、
00:05:04続投をおっしゃるのは、選挙による審判を軽視していると言わざるを得ない。
00:05:11審判を重く受け止め、早期にご判断をいただきたい。
00:05:16河野前デジタル大臣は、「このまま総理が続投するならば。」とした上で、こう訴えました。
00:05:25関税交渉などでお残りになるというならば、幹事長が全ての責任は自分にあると言って、全責任を負って、辞表を出されるべきだと思います。
00:05:40自民党の地方組織からも責任を取るべきとの声が上がります。山口県連は、
00:05:49私は衆議院選挙で負けて、そして都議選で負けて、今回の選挙も負けたということは、石破茂総裁自体が国民から信用を得られなかったと思っております。
00:06:03それについて、失敗した責任を取るべきと思います。
00:06:08高知県連は昨日、緊急の役員会を開き、党本部に対し、石破総裁の早期退陣を申し入れることを決めました。
00:06:1918年前にも自民党が参院選で大敗。この時、当時の安倍総理に辞任を求めたのは、他ならぬ石破総理でした。
00:06:31やめろっていう権限は我々にはないんだよ。総理がおやめになる。ご自身でおっしゃるしかない。
00:06:37今日、参院選後、初の閣議が開かれました。その後の会見で小泉農水大臣は総理と党執行部が続投することに国民の理解が得られるかを問われ、こう答えています。
00:06:55私が昨年の衆議院選挙のセンター委員長のときは、厳しい結果を受け止めてセンター委員長を辞するという判断をしましたが、これは政治家の私としての判断ですから、その状況、その環境において、その責任と向き合ってどのような判断をされるかは、まさに政治家としてのご判断だと思います。
00:07:24今どんな動きになっているのか、近藤さん。
00:07:31前回の総裁選で石橋と争った高市氏は、投票日の前から腹をくくった背骨を入れ直すために戦うと演説で述べました。そして選挙後、石橋総理は記者会見で、自らをこれからは茨の道だという表現で続投を宣言しました。これに対し、こちらも総裁選を争った小林氏は、責任の重さを受け止めていただきたい。
00:07:59河野氏は総理が続投なら幹事長が辞表を出されるべきと執行部の責任について言及しました。また自民党と高知県連と山口県連の幹部が退陣を要求するなど反発が広がっています。
00:08:17石橋としては逆風が強まっていますが、今回の選挙で石橋と距離があると言われる保守系議員が相次いで落選。旧安倍派の議員も去年9月の総裁選の時と比べると、参院選後はおよそ4割減になったと言われています。
00:08:36昨日、麻生氏と茂木氏による会談が行われましたが、現在焦点となっているのが、今月31日に行われる両院議員懇談会です。
00:08:48ただし、決定権がないため、決定権がある両院議員総会を求める声が上がっています。また、共同通信の世論調査では辞任すべきか辞任の必要がないか、このような数字となっています。
00:09:04後藤さんに伺いたいんですが、自民党内での石破卸の動きというのはどのぐらい当然、想定された範囲内だと思うんですが、ただこの点が面になるかどうかのポイントなんですが、今回それぞれ退陣を求める人たちは理由があるんですね。
00:09:21例えば、石破さんと厳しく対峙していた茂木俊光前の幹事長がリードしている栃木県とかですね。
00:09:31こういう個別の事情もあってですね、それが全体として面と広がっているかどうか。そしてその他の特徴としては、この選挙で苦戦した県、その議員の人たちとかですね。
00:09:44まだ全体としてどうなのか。それから共同通信がそこで今日、世論調査で出てましたけれども、これだけのことがあって、やっぱり石破総理が俗としてもいいという人が、やっぱり拮抗しているわけですね。
00:09:57これ、なぜだと思われますか、恐らく石破さんのあとの日本の政治の形が全く見えてこないということで、とりあえず石破さんでこの局面を担当してもらって、次の準備ができたときに、さまざまな形でやると。
00:10:14そして石破卸しをやっている人たちもですね、じゃあその卸した後、誰を想定しているのか、どういう形にしたいのか。
00:10:23つまり石破さんに変えたところで、病院の少数与党というのは状況が変わらないわけですから。
00:10:29それの打開みたいなものをきちっと出さないとですね。
00:10:32ただやみくもに石破降りるわと。頭に来たから降りるみたいなことでは、現に日本国は毎日動いているわけですから。
00:10:41そこを石破さんが多分漂流してはいけないということをおっしゃったし、今回、いわば比較第一党が続党のある面で大義名分だということで、それに逃げちゃいけないということも事実なんですが、
00:10:56今回の参議院の状態を見ますとですね、これまでの参議院の野党側がほぼ団子状態ですよね。
00:11:05だから団子4兄弟と言ってもいいぐらいな状況で、その中でやっぱり自民党が突出して三桁取ってるってところですね。
00:11:13やっぱり政権がどこが担うのか、その担う人は誰なのかっていうところが見えない限り、ただいたずらに総裁選に突っ込んでいいということに私はならないんだと思うんですね。
00:11:25ただですね、普通に考えると、確かに衆議院、都議選、参議院と3連敗、歴史的な大敗、そして衆参両方とも少数与党、普通だったら誰か考えてもやめるわけですよ。
00:11:40しかも会見の中でですね、完全はまだ分かりますよ。ただいつ起きるか分からない自信があるとかですね、安全保障も厳しいよねなんて言われると、あれとこれってポストにしがもついてるんじゃないのというふうに言いたくもなるわけですよね。
00:11:56そうなのか、それとも本当にですね、大義を考えて、本当はやめてもいいんだけど、日本のためにという思いなのか、この辺りの本音はどこにあるんですか。
00:12:06本音はですね、やっぱり次の形を作って引きたいというところだと思いますね、次の政権、つまりやみくもに放り投げてしまって、じゃあ、確かに石破さんが就任してからですね、最初の衆議院選のあとが、一つ本当は退陣の決断のときだったと思いますが、その後、少数与党でやってきてですね、それぞれ個別の党とやり取りしながら、今日まで来ていると。
00:12:30またそれをやるのか、それとも違う形にするのか、そこの分岐点が今、来ているんだと思うんですね、そこの形を作りたいという思いは強くお持ちになります。
00:12:41未練があるわけじゃなくて、やっぱり政治を、形を作らないと、混乱させちゃうと。
00:12:47自分としてはそこの形を作ることが、ある意味で政治家としての最後の役割ではないかと。
00:12:53ということは、ある種、自分の頭の中では時期を定めているかもしれないということですか。
00:12:57そこはまだ分からないです。
00:12:59とりあえず今の石破さんのスケジュール感というと、この投票後3日、ここは続投してですね、そこは3日過ぎたわけですね。
00:13:09その後、両院議員総会があって、臨時国会があると。
00:13:13ここを超えてですね、8月の終わりに9月の人事を睨んだ体制を組めるかどうか。
00:13:22ただ、その体制を組めるということは、いわば野党側との協議も進行していなければですね、そこから先も自分の延命ができないわけですから。
00:13:31そういうスケジュール感の中で、秋の人事及び野党との連携の形を作ると、そこまではどうしてもやりたいという気持ちなんじゃないですかね。
00:13:43佐藤さん、どうかになりますか。
00:13:44行けるところまで行こうと思っているのか、関税が決着したらとか、何か一つの目処を持っているのか、いかがですか。
00:13:50そうですね、最初からすぐ辞めるというシナリオよりも、トランプ関税の交渉の期限の問題もありますから、少し間を置いて辞めるんじゃないかという、そういうシナリオがあるんですね。
00:14:03だけど、石破さんのどうも、いろいろ周り、側近から説得されたりとか、いろんなことがあって、石破さんもかなり揺れ動いたと言われていますけれども、
00:14:13どうもいろいろ取材してみると、あと、昨日、石破さんの記者会見の言い方、一昨日でしたか、聞いてみると、やっぱり行けるところまで行こうと、やや居座るというか、そういうふうに、少なくとも党内は受け止めているわけですね。
00:14:29それはやっぱりおかしいだろうと、これだけ民意のはっきりした審判が下って、しかも、じゃあ、秋の臨時国会に展望ができれば、あればいいけれども、
00:14:39各野党の党首はみんな、石破政権とは、もう連立は少なくとも組めないと言っているわけですね。
00:14:47連立を組めないなら、また政策ごとにやるということなんですが、じゃあ、政策ごとに協議していったところで、
00:14:54じゃあ、政府与党が、例えば、補正予算を出しましょうと、給付金2万円を、公約を実現するために、それを盛り込んだ補正予算を出しましょうといったときに、
00:15:03それに賛成する野党があるかどうか、なかなか見通しが立たないという状況になってきているわけなんですよ。
00:15:10そうすると、やっぱり党内のいろんな人の意見を聞いてみると、もちろん反発してとか、
00:15:15もともと石破さん嫌いで、すぐやめろって言っている人もいますが、
00:15:20やっぱり多くの人たちは、ある程度トランプ関税に目処がつき、
00:15:248月6日、9日って、広島、長崎があり、8月15日があり、
00:15:30そういう一連のことが終わった後には、やっぱり引くべきであるという意見が非常に多くて、
00:15:37それ、ある意味では佐藤さん、ある時期が来たら追い込まれるだろうと、やめざるを得なくなるだろうと。
00:15:42というのと、当面の終戦処理というか、いろんなことをしなければいけないので、
00:15:47それは民意の審判に従ってやめるべきだということと、
00:15:52この先の見通しがやっぱりつかないじゃないかと、その2つですよね。
00:15:56この共同通信の辞任すべき、辞任すべきじゃないというのも、
00:16:00去年の衆院選の後の世論調査、各報道機関がやった時、
00:16:05あの時は辞任必要ないが6割だったんですよ。
00:16:08あの時はまだ石破さんが変わったばかりということもありました。
00:16:13今回はもう10ヶ月、石破政権をやってきて、
00:16:15石破政権に対する評価として、ノーという結論が出て、
00:16:19そこでこれだけ寄稿して、しかも自民党の支持層の中で聞くと、
00:16:25もっと厳しい結果が出ると思うんです。
00:16:27当然、野党支持層ももちろん入っている数字なので、
00:16:31やっぱり自民党の議員の方々と話していると、
00:16:33特に選挙区で落とした、負けたところの議員さんの話を聞くと、
00:16:39やっぱり支持者と話していると、
00:16:42続党への支持の声というのはほとんど聞かれないと、
00:16:45やっぱりそういう話が多いですね。
00:16:47ただ今、散発的な動きにとどまっているのは、
00:16:50これがどう修練していくのか、
00:16:52どう修練させればいいのかが、
00:16:54みんな分からないと思っていて、
00:16:56一つは派閥が解消されてしまったということと、
00:16:59あとトランプ関税の交渉がありますので、
00:17:01あんまりガタガタしているところも見せられないという。
00:17:04後藤さんがおっしゃったように、今は点なんですよ。
00:17:07これが線になり面になっていくのかどうかというのは、
00:17:10まだみんな見通せていないという、
00:17:12今そういう状況だと思います。
00:17:13岩本さん、これポイントになるのが、
00:17:15懇談会から総会になるかどうかと、
00:17:18ここの見通しはどう見ますか。
00:17:20そうですね。今、懇談会をやるという、
00:17:22今月31日ですね、やるということまでは決まっているんですが、
00:17:26この懇談会というのが、いわゆる懇談会という名の通り、
00:17:28懇談をするような意味合いでですね、
00:17:30それぞれが好きなことを言い合おうと、
00:17:33意見を言おうという会になってしまうので、
00:17:35だからガス抜きと言われるわけですね。
00:17:36なんですよね。
00:17:37ですので、そういうことではなくて、
00:17:39もう少し正式な会議というんでしょうかね、
00:17:42という形で、両院議員総会というものに切り替えるべきだ、
00:17:45それを開くべきだという動きが、
00:17:47少し今、自民党内で出始めて、
00:17:49そのための署名をしようかどうかというような動きが始まっているところですね。
00:17:52これを総会になれば、
00:17:54例えば、辞めさせたい人にしたら、
00:17:56辞めさせるということができるわけですか。
00:18:00党則の中にはですね、
00:18:01今の国会議員と、
00:18:05それから都道府県連の代表者、
00:18:08それぞれ1人ずつ、
00:18:09全体の数の半分の人たちが、
00:18:11両院議員総会を開いて、
00:18:13総裁選を行うべきだというふうに決めれば、
00:18:16総裁選をするという規定になっているということなんですね。
00:18:19ですので、
00:18:19直接辞めるべきだという、
00:18:21いわゆるリコール、
00:18:22直接のリコールの規定ではないんですけれども、
00:18:25総裁選をやることを決めるとなれば、
00:18:27事実上、総裁選をするわけですから、
00:18:30新しい総裁を決めるということになってですね、
00:18:33いわば事実上のリコール規定のような形で、
00:18:35その半数が決めれば、
00:18:38そういう両院議員総会ができるよということにはなっているんですね。
00:18:41辻さんどう言いますか。
00:18:43そうですね。
00:18:43石橋総理の決断がどうなるか次第だと思いますけど、
00:18:47昨日、私ちょっと霞ヶ関の官僚の幹部の人たち何人かに聞いたんですけど、
00:18:54ちょっとびっくりしたのは、
00:18:55これまで与党、特に自民党が負けてもですね、
00:18:58総理すぐ降りるべきだという声はあんまり出なかったわけですよね。
00:19:03自分たちは別に政党に寄っているわけではないといっても、
00:19:06基本的には与党を支えるつもりで仕事をしている人たちなんですけど、
00:19:11びっくりしたのは、
00:19:13いや、やめなきゃおかしいでしょうと。
00:19:15むしろ、自民党39議席を取ったわけですけど、
00:19:19せっかくなら30代前半ぐらいで終わっていた方が、
00:19:22すっきりしてよかったんじゃないかということを言う、
00:19:25ある省のトップの人までいて、
00:19:28相当、このリーダーシップのなさについては、
00:19:31特に石破総理もやめないし、
00:19:33森山幹事長もやめない、
00:19:35それでやはりリーダーシップが全然示せないので、
00:19:38それにどう霞ヶ関についてこいと言われても、
00:19:40自分たちはもうついていきようがなくなるという声を、
00:19:43これは非常に強い声かもしれませんけど、聞きました。
00:19:46だから後藤さんおっしゃるように、
00:19:48自民党の中でまだ点が線になり、
00:19:50面に広がっていくかは分かりませんけれども、
00:19:53非常に政権を支える土台は弱っているなとは言えると思います。
00:19:59後藤さん、もう一つ伺いたのは、
00:20:00今回の選挙戦、都議選からそうですけども、
00:20:04岸田、石破総理が続いて、
00:20:07安倍さん支持層がどんどん保守層が離れていって、
00:20:11賛成となり国民に行ったと言われている。
00:20:13その中で、じゃあ高市さんがということになり得るのか。
00:20:18ただずいぶん選挙の前からこんなことを言っているというのも、
00:20:22なかなか不思議な感じにすると同時に、
00:20:24保守系の議員があいつに落選したり、
00:20:25安倍の議員が大場に減っているという中で、
00:20:28こういうふうに上をもっと立てて、
00:20:30保守層を取り戻そうじゃないかという、
00:20:32そういう感じに自民党はなり得るのかどうなのか。
00:20:35ちょっとそこは、流差現象が起きてですね。
00:20:39家の土台で言えば、下の土台の土が相当流されている感じしますよね。
00:20:44だからこれを復元するのは、
00:20:46ほとんど難しいような気がしますね。
00:20:49例えば千葉は二人区でしたけども、
00:20:52この一人しか当選できなかったと。
00:20:542人の票よりですね、2人合わせた票より、
00:20:58国民民主や賛成党の得票の方が大きいんですね。
00:21:02それだけ自民党の保守の地盤が崩されちゃったんですね。
00:21:06これを修復するのは難しい。
00:21:08だから逆に高橋さん、それによりどころでやろうとしても、
00:21:13若干限界が見えてきているんじゃないかなという気がしますね。
00:21:16保守そのものの、自民党の保守基盤そのものが、
00:21:19大きく崩れたのが今回の大きな選挙の特徴だと思います。
00:21:23そうなると、なかなかこれから党政をもう一回復活させるというのは、
00:21:26かなりまさに茨の道だということになるわけですか。
00:21:29私はもう本当に自民党は、立て直し不可能な状況に、
00:21:34その入り口に今入っていると思いますよね。
00:21:36ごめんなさい。役割を終えつつあるということですか。
00:21:38終えつつあるから、修復不能になってきている。
00:21:40これまでのゲアの時は、必ず次の顔もいましたし、
00:21:44それに支える組織もあった、派閥もあった、
00:21:47そういうものが全くないわけですね。
00:21:50ですから、昨日あたりからは、ゲア論も出ているわけです。
00:21:53ここは一旦引いてですね、きちっと立て直した方がいいと。
00:21:57そのゲア論もですね、総理大臣を辞めるべきだと。
00:22:02総裁はゆっくり決めればいいと。
00:22:04つまり党の改革に向けてですね。
00:22:06とにかく野党に一回譲ってみて、
00:22:09それで自民党の存在感を示して、
00:22:11だから総理だけ辞めるという選択のあるゲア論というのも、
00:22:16昨日あたりから出ていると言っていました。
00:22:18普通は政権に執着がものすごくあるのが自民党であって、
00:22:23そうじゃないんですか。
00:22:24一回ゲア、つまり渡した方が自民党じゃないと、
00:22:26運営できないことが分かるでしょということですか。
00:22:29分かるプラスですね。
00:22:29これから仮に、野党の協力をいながらやってみてもですね、
00:22:34ここから6年間は、
00:22:35賛成党も含めて新しいことが残るわけですね。
00:22:38その政党のいろんな政策を受け入れてですね、
00:22:43予算だけ自民党が作れと。
00:22:45こういう状況をやったら、
00:22:47無残な状況になってしまうと。
00:22:49ここはスパッとゲアして、
00:22:52その上で立て直しを図るというのも、
00:22:56私はかなり説得力があるんじゃないかなと。
00:22:59それではさらに進めましょうか。
00:23:01言うまでもありませんが、
00:23:03参議院の勢力図という意味では、
00:23:06関数を割り込んだと、少数与党になったということで、
00:23:10衆参ともに少数与党になった、
00:23:13相当な危機的状況になっております。
00:23:15それでも続投を宣言したということで、
00:23:18石破総理、どんな生き残り策を考えているんでしょうか。
00:23:21はい、では、生き残り策、ちょっと見ていきたいと思います。
00:23:27教育氏の後藤さんなんですが、場合によっては、
00:23:30立憲の公約の一部をのむ可能性を指摘しています。
00:23:34立憲の物価高対策の公約は、原則1年間、
00:23:39食料品の消費税ゼロ、これを実施するまでの当面の対策として、
00:23:441人2万円の給付などがあります。
00:23:46もう一つのケースとして、
00:23:51維新の一部議員と組む可能性です。
00:23:55石破総理と維新の前原共同代表は、
00:23:57親密な関係にあり、
00:23:59今年度予算は、
00:24:00次行と維新の賛成で成立したという実績があります。
00:24:05また、森山幹事長と遠藤前国対委員長の間には、
00:24:09共に国会対策委員長を務めた時代に培ったつながりもあります。
00:24:15そして、こんな策も、
00:24:16衆議院の無所属議員を取り組み、
00:24:22議衆院の与党過半数割れをなくすというものなんですね。
00:24:27はい、じゃあちょっと後藤さん、順番に伺いましょう。
00:24:30これ確かに見てみると、
00:24:311人2万円給付というのは、
00:24:34ちょっと趣旨は違いますけど、
00:24:36給付というのがあるということは、
00:24:39ここを合意できると、そういうことですか?
00:24:40そういうことですね。
00:24:41ただ、それとやっぱり基本的に野田総理と石破総理、
00:24:45元総理との親和性があるんだと思いますよね。
00:24:48お互い信頼し合っているという部分で、
00:24:51だからこの組み合わせというのは、
00:24:532012年の谷垣総裁、野田総理時代の、
00:24:58社会保障と税の一体化、
00:25:00あの考え方を共有しているというところで、
00:25:04こういう財政の財源の話もできるということが、
00:25:08やっぱり野田さんとの基本ですよね。
00:25:09ただ野田さんは、石破さんがあれだけノートをくっつき付けられて、
00:25:13じゃあ一緒に組みましょうというふうには、
00:25:15なかなかパーシャルとしても言いにくい。
00:25:17まあ、当面はちょっとそこまでは行きにくいんですが、
00:25:20やっぱり徐々に、
00:25:22じゃあこの国をどうしていくのかという、
00:25:24大きなスケジュールができあがれば、
00:25:27話はできるんだと思いますね。
00:25:28人的な関係から言っても。
00:25:30なるほど。
00:25:31あとは維新の一部と組む可能性は、
00:25:33一部ですか、それともどうですか。
00:25:35一部からですね。
00:25:36昨日、一昨日ですか、
00:25:38橋本徹さん、
00:25:39維新の会の最も影響力ある人が、
00:25:42これはニュースレベルですけれども、
00:25:44連立入りしてですね、
00:25:48維新の政策を実現すべきだと。
00:25:50維新が塊として正式に連立に入っている。
00:25:53それで実現した方がいいと。
00:25:55それは大阪党構想を連立に入ることによって、
00:25:58実現すべきだという趣旨の発言をされているんですね。
00:26:01なぜ突然言い出したのか。
00:26:03それはおそらく、
00:26:04維新の中の、
00:26:06橋本さんはどう考えているかもしれませんが、
00:26:09吉村さんの任期が2年後に迫るとかですね。
00:26:12その組織として、
00:26:13今回相当頭打ち感がありましたよね。
00:26:16だから橋本さんの政治信条からすればですね、
00:26:20数を求めるんじゃなくて、
00:26:22政策実現のためのステップにするという点で、
00:26:26連立を研究したというのは、
00:26:28非常に大きいことだと思うんですね。
00:26:31あと、衆議院の無所属議員の取り組み、
00:26:33いろんな手を考えている、
00:26:34こういうのもあり得るんですか。
00:26:35これは、とにかく衆議院の関数割れの部分だけですね。
00:26:39それぞれ無所属議員がいますよね。
00:26:42無所属議員とプラス、
00:26:44他党から来そうな人もいると。
00:26:46そういうのを合わせて、
00:26:47取り組みなんですが、
00:26:48これ、一人一人取り組むという案じゃなくて、
00:26:52その人たちに新しい党を作ってもらって、
00:26:56新たな三党連立ということを目指している。
00:27:00そんな自民党の都合よく政党を作ってくださいって、
00:27:03みんな同じ考え方がわからないのはあり得ますか。
00:27:07そういうのが理想ですけれども、
00:27:10ただ、その数を補うというところは、
00:27:12一定程度いけるんじゃないかという。
00:27:14でも考えてみると、
00:27:15衆議院が少数与党になったのは去年ですよね。
00:27:19やれるならもうやってるんじゃないですか。
00:27:20そこがなかなか石破さんに対する求心力もなくて、
00:27:26それから人脈的にもつながりがなくて、
00:27:29そして、そんな少数与党のところに行けるかという、
00:27:33議員個人の思いもあるでしょうし、
00:27:35ただ、今必死に動いていることは間違いないと思いますね。
00:27:38先ほど後藤さんがおっしゃった、
00:27:40三筋をつけたということは、
00:27:42例えば立憲になり維新になり無所属議員を取り込むかと、
00:27:45こういうことをいろいろ今世面下で動かしながら、
00:27:48ある種、やめないぞと言って、
00:27:51その時間を稼いで形を作ったら、
00:27:55じゃあ譲ろうということですか。
00:27:56私はだから本命はこうだと思いますね。
00:27:58立憲との合いに。
00:27:58こちらが本命ですか。
00:28:00つまり部分連合にしても、
00:28:03つまり政策的なものを求める、
00:28:07それができる、
00:28:08そして恩恵な中道保守というところでは、
00:28:11野田さんと石原さんは共通する面がありますからね。
00:28:15これ岩田さんいかがですか。
00:28:16確かに前から自民党の右派よりも、
00:28:20どっちかというと石原さんは野田さんに近いだろう。
00:28:23野田さんも立憲の左派よりも、
00:28:26考え方は石原さんに近いだろうと言われている。
00:28:28信用性は確かにあるとは、
00:28:30前から言われていますがなかなか実現しない。
00:28:32こんな負けた状況の中であり得るのかどうなのか、
00:28:35いかがですか。
00:28:36今は本当に参議院選挙終わった直後ですので、
00:28:39各与野党党首の発言を聞いていますと、
00:28:42やっぱりすぐにそういった形には全くなる様子はないですよね。
00:28:46やっぱり選挙を戦って、
00:28:47自民、公明にこれだけ、
00:28:49いわゆる民意が、
00:28:51それはもうノーだという形で突きつけられたという状況ですから、
00:28:54やっぱり野党側からすると、
00:28:55今の時点では、
00:28:56じゃあこの自民党、
00:28:57これを受けてどうするんですかと、
00:28:59石破さん、続投って言っているけど、
00:29:01本当にそのまま続投できるんでしょうか、
00:29:03辞めるんだとしたらいつどうなるのか、
00:29:04辞めちゃったら本当にその先どうなるのか、
00:29:06まず当面はちょっと様子を見ましょうというのが、
00:29:08今の野党の状況だと思いますね。
00:29:11佐藤さん、いかがでしょう。
00:29:12そうですね、
00:29:13この絵というのは、
00:29:15あくまでも自民党執行部から見たときの希望なんですよね。
00:29:19で、立憲のほうから言うと、例えば1人にまん延給付というのも、野田さんが、これ、自民党と共通点があるから、やれそうじゃないかって、ちょっと誤解されて伝わったところがあって、
00:29:31野田さんも認めているみたいに誤解されていたところがあって、昨日あたり相当強く否定していらっしゃいましたよね。
00:29:37全然考え方が違うと、そんな簡単に一緒にやれるものではないというふうにおっしゃっていましたし、
00:29:43やっぱり選挙結果を受けての野田さんの言い方って、非常に石破政権に対して厳しいものがある。
00:29:48あと、維新については、まず代表選をやるのかどうか、一応、維新は大型選挙終わったあと、代表選をやるかどうかを判断するということが、党のルールになっていますので、代表選をやるということなら、吉村さんは引くっておっしゃっているので、そこの代表が変わる可能性がまだ残っているということと、
00:30:10あと、残ったとしても、吉村さんは石破政権とはあまり組むつもりはないということをおっしゃっていたと思いますので、
00:30:17なかなか自民党はこういう希望を持っていても、難しいだろうなという感じはしますね。
00:30:23ただ、岩田さん、何かを動かさないと、いろんなことが全く動かなくなってしまうわけですね。
00:30:29決まらない政治に、シューもサンもなわけですよね。
00:30:33どこかで何かを打開しなければいけないというのは、野党ともに恐らく考える。
00:30:37ただ、自分の党の利益ももちろん考える。
00:30:40この辺り、どう思いますか。
00:30:41そうなんですよね。今回ですので、一番物価高に対してどう対応するのかというのは、一番の争点となっていたわけなんですけど、
00:30:49この給付金を掲げていた事項が破れたわけなので、基本的に給付金は難しいよね。
00:30:53難しいと。
00:30:54野田さん、立憲民主党も、この食卓応援給付金2万円というのを言っていたので、そこだけうまく乗ってくれるという可能性があるのかもですが、
00:31:02ただ、立憲はあくまでも食料品、消費税ゼロもセットでと言っていましたので、両方セットじゃなければ飲めないよとなったらやっぱりできないですよね。
00:31:10一方、消費税の方も野党側各党、消費税減税ということを訴えていたわけなんですが、
00:31:15野党が結果、過半数にはなったんですけど、ただ野党各党もそれぞれ消費税の下げ方とか、幅も違うし対象も違うし、
00:31:22野党がまとまらないと消費税も下がらないと、結局選挙終わったんですけれども、
00:31:27給付金も消費税減税もどっちもできないかもしれないということが、
00:31:30部下田さんが両方できないという条件にありかねないんですよね。
00:31:34しかも今回、例えば立憲民主が躍進して、野党で本当に大きな勢力で、
00:31:40これからは立憲だとなるぐらいの勢いであったらまた別なんですが、
00:31:43今回、立憲は結局改選からプラスマイナスゼロだったんですよね。
00:31:47国民と賛成は躍進したわけですけれども、そうすると後藤さんの話で、
00:31:51団子状態みたいに野党の方にもなってしまって、
00:31:54野党は誰がリードして議論を進めるのか、まとめていくのか。
00:31:58なぜするので、本当は国会の状況が本当にその混沌として何も決められない状況になり、
00:32:04兼ねない状況になっていて、そんな中でやっぱり石破総理としては、
00:32:07ここで自分が辞めてしまったら、本当に何が何だかどうなるのかという中で、
00:32:12石破総理としては責任を果たさなければいけないということで、
00:32:16即答を表明されているんでしょうけれども、
00:32:18それに対して今、わっとまた不満も出ているということですよね。
00:32:22なかなか出口が見えませんが、小藤さんもう一つ。
00:32:24じゃあ2万円はなかなか難しいとありましたが、
00:32:27消費税ですね。
00:32:29これ、財源が財源がということをもちろん政権与党として言っていたわけですが、
00:32:35中には消費税一律5%というところもあるわけで、
00:32:38それに比べると期限付きなわけですね。
00:32:40食料品だけならまあいいじゃないかと、
00:32:43もう財源ここは何とかしてと、いろんな基金がと、
00:32:47これを例えば自民が飲むと、一緒にやりましょうと、
00:32:51両方飲む可能性はありますか。
00:32:52僕はそこは十分あるんだと思います。
00:32:54あり得る。
00:32:54少なくとも協議の対象にはあるんだと思います。
00:32:57それを特確に協議をするということもありますし、
00:33:01石破さん、しばらく言っていませんでしたけれども、
00:33:03この選挙の後に、社会保障に向けたですね、
00:33:08超党派の協議するテーブルを作るということを言っていましたから、
00:33:12そういう場には乗ってくるんだと思います。
00:33:14そうですか。
00:33:15ただ、この後やるかどうかは、
00:33:16国民民衆。
00:33:18この後。
00:33:19ありますか。
00:33:20辻さん、いかがですか。
00:33:22そうですね。
00:33:23石破総理にこの3つの案、特に後藤さんおっしゃるように、
00:33:28立憲との部分なり何なりの連携を組むような力があるのかと同時に、
00:33:35野田代表にも立憲の中をまとめて、
00:33:39そういうところを持っていく力があるのかという、
00:33:42両方の力がやっぱり足りないんだろうなと思いますね。
00:33:45そこが最大の、これが前に進むかどうかの難点だろうなと思います。
00:33:52この後は、かつて自民党と社会党の連立という圧倒的連立を実現した人物に話を聞きました。
00:34:00その人物は、国民民主の玉木さんを担うべきだというふうに語っております。
00:34:05聞いていただきます。この後です。
00:34:06石破政権の3つの生き残り策を伺ってまいりましたが、
00:34:10今度はこちらを見ておきたいというふうに思います。
00:34:12実は自民党の候補者、今回の参議院の選挙の候補者と国民民主の候補者に伺うと、
00:34:19自民候補者はやはり最も多かったのが、国民との連立があり得るという数字。
00:34:25国民民主の候補者も自民党の連立が組むべき、あるいはあり得るがある一番多かったんですね。
00:34:32相思相愛じゃないかと、候補者たちはということなんですが、
00:34:35ただ代表の玉木さんが、こんなふうにおっしゃっている、石破政権と組むことはあり得ないと、
00:34:42含みのある言葉を残しています。
00:34:44さて、私たちはですね、かつて自民党と社会党の連立を実現した人物の話を伺うと、
00:34:49その人物は、この玉木さんを勝つべきだと語っております。ご覧いただきます。
00:35:07そう語るのは、かつて自民党で政調会長を務めた亀井静香氏。
00:35:12石破総理は、参院選惨敗の責任を取って、辞任すべきか聞いてみると、
00:35:21それがやはりか。世界が同じ状況の中でね。
00:35:26日本の総理が黒々黒々に変わったらダメだよ。
00:35:32加盟氏は先月、石破総理と会食。
00:35:351994年に発足した、自民党、社会党、新党先駆けによる連立政権の仕掛け人としても知られる亀井氏は、
00:35:47こんなアドバイスを送ったといいます。
00:35:49大連立と申しますと、どこの党と組む?
00:36:12連立の枠組みを拡大し、大連立を組むべきだと話す亀井氏。
00:36:29ただ、大きな政党が小さな政党と連立を組むときには、大切なことがあると指摘します。
00:36:36それは。
00:36:37自民党のような大政党が小政党に連立を打診する際は、
00:37:04小政党の顔を立て、小政党から総理を出すべきだと話す亀井氏。
00:37:11それを実行したのが、1994年に成立した、
00:37:16自民・社会・先駆けの連立政権だといいます。
00:37:20このとき、衆院の比較第一党でありながら、
00:37:26下野していた自民党。
00:37:282番目の議席数を持つ社会党が、
00:37:31旗連立政権から離脱すると、
00:37:34その社会党に連立交渉を仕掛けたのです。
00:37:37当時、自民党の副幹事長だった亀井氏は、
00:37:55幹事長だった森吉郎氏と、社会党との連立を計画。
00:38:00総理の座を社会党に譲ることを示しながら、
00:38:04党首の村山富一氏の説得に臨みました。
00:38:09交渉役は、国対委員長の小里貞俊氏。
00:38:13一緒に持ってきて、やったーって。
00:38:41では、亀井氏は、大連立の総理には、
00:38:59誰がふさわしいと考えているのでしょうか。
00:39:02玉木さんは、総理にふさわしいですか。
00:39:23しかし、国民民主党の玉木代表は、
00:39:33石破政権に対して、こう発言しています。
00:39:39石破政権とは組むことはありえません。
00:39:43これを亀井氏に伝えると。
00:39:45まだそんなことを言ってんのか、大したことを言えないな、今度、言うてきかせるよ。
00:40:27現役世代の社会保険料を軽減するなどがあります。
00:40:33玉木代表は誰と連立を組めば、こうした公約を実現できると考えているんでしょうか。
00:40:39佐藤さんに伺いたいんですが、玉木氏の本音というのは、どこにあるんでしょうか。
00:40:44石破さんと組まないというのも、はっきりおっしゃっているので、
00:40:47実は、今日、TBSのお昼の他の番組で、玉木さんとご一緒する機会があって、
00:40:53かなり突っ込んで聞いたんですね。
00:40:55つまり、ポスト石破で、どういう条件で、誰とだったら組めるのか、
00:41:00あるいは、103万円の壁を178万円に上げるという政策を重視するのか、
00:41:05あるいは、人事ですね。一番高い玉は玉木総理実現、あるいは重要閣僚。
00:41:11何なのかって、いろんな形で聞いたんですが、一言も答えませんでしたね。
00:41:15はぐらかして。
00:41:18そこにいたみんな、岩田さんもご一緒でしたけど、
00:41:20みんなの受け止めは、意欲ありと、玉木総理、意欲ありというふうに受け止めた場面がありまして、
00:41:27玉木さんは、それは視野に置いていると思います。
00:41:30自分が総理になるということを、そういう展開になれば、持っていきたいというふうに、
00:41:36今のところは、とにかく、自民党内の動きを見極めるしかないと、
00:41:40それしか言わなかったですけどね。
00:41:43後藤さん、確かに選挙の当日の夜のいろんな中継を見てても、
00:41:49玉木さんはっきり言わないですけど、言葉なしばしでは、
00:41:51こちらの石破政権と組むことはありえないというふうな条件付きということは、
00:41:56他の人ならいいのと。
00:41:57ただ一方で、じゃあ立憲と組みますかということになると、
00:42:03距離的には立憲との方が組みたくないと。
00:42:06こっちの距離があるように見えるんですよ、聞こえる。
00:42:08恐らくそうですよね。
00:42:09ただこの玉木発言が、自民党にすごく大きく影響しているわけですね。
00:42:15これはいわば、今の自民党の総裁選待望論を、
00:42:19ここに理屈付けているわけです。
00:42:21つまり、玉木氏と組むためには、総裁選をやらなきゃだめでしょうと。
00:42:25だから、そういう総裁選実行論の玉木さんが、
00:42:29引き付け役になったという、今、状況があるわけですね。
00:42:33だから、これを抵抗に、総裁選をやって、
00:42:36石破さんを下ろそうという、
00:42:38根拠にしているということもあると思うんですね。
00:42:41先ほど、後藤さんが見てきた、立憲と組むという生き残り策、
00:42:47そして、維新と組むという生き残り策、
00:42:50もう1個は、衆議院の無所属議員を取り組み方、3つがありました。
00:42:533つは石破さんも可能かもしれないけど、
00:42:56こちらの玉木さんと組もうと思うと、
00:42:59なかなか逆に玉木さんは石破さん以外だと言っているわけですから、
00:43:02逆に石破さんの選択には、なかなか国民は乗ってこないということなんですね。
00:43:05それで今回、玉木さんがここまで言い切ったためにですね、
00:43:10現執行部が玉木さんとやるというモチベーションは、
00:43:14かなり減災されましたね。
00:43:16だから、そのままに今の執行部は、
00:43:18逆に玉木さんとの距離がより広がってしまったという点で、
00:43:23こういう政局とか権力闘争というのはですね、
00:43:27執行部をどこが持っているかというのは、
00:43:29極めて大きくてですね、
00:43:31そういう意味で今の石破、森山大政が続く中では、
00:43:34玉木さんと組む可能性というのは、
00:43:36私は極めて低いと思います。
00:43:38ただ、この言葉を言ったということはですね、
00:43:40これからいろんなもので行き詰まってきたときには、
00:43:43やっぱり玉木さんが言うなら、
00:43:45他の人なら組めるなら、
00:43:46他の人にしようじゃないか、
00:43:47そうしたら安定政権できるよねということになれば、
00:43:50やはり石破さんを下ろすべきだという声の高まりに、
00:43:54後押すことにはならないんです。
00:43:55大きくなると思います。
00:43:56なる。
00:43:56まさにこれで総裁選をやる原動力で、
00:44:00なっているという人もいますからね。
00:44:02ただ、この中で、
00:44:03じゃあそれ誰ですかというところが、
00:44:05今、石破さんの卸に入っている方が、
00:44:08誰を想定してやっているのかが、
00:44:10まだ見えてきませんよね。
00:44:11逆に玉木さんとしてはどうなんですか。
00:44:13こう見るとですね、積極財政やと、
00:44:15これを見てもですね、
00:44:16相当これ、
00:44:18相当お金かかりますよね。
00:44:19財源どんどんに大丈夫と、
00:44:21みんな思うわけですが、
00:44:23じゃあ、積極財政は誰かなという、
00:44:25つい考えちゃうんですけど、
00:44:26どう見たらいいですか。
00:44:28その場合、一番慎重派はやっぱり、
00:44:30林さんとかですね、
00:44:32あるいは小林さんも財務官僚出身ということで、
00:44:35財政論は非常に厳しいですが。
00:44:37小林さんは、
00:44:39上系ですけど厳しいですか。
00:44:40安倍さん、中立ちが。
00:44:41財源については厳しいですから。
00:44:43高橋さんはどうですか。
00:44:44高橋さんは逆に拡大路線ですね。
00:44:47安倍のミクスの拡大路線派ですから、
00:44:51いいでしょうけど、今度は考え方として、
00:44:54果たして合うかというところが相当違いますよね。
00:44:57だからなかなかマッチングがうまくいかないという感じしますよね。
00:45:02これは岩田さんは、
00:45:03玉木さんの本音含めて、
00:45:05じゃあ自民党のこの動きにどう影響を与えるのか、
00:45:08どうですか。
00:45:081つは玉木さん、国民民主党は衆議院選挙で去年、躍進をして、
00:45:14その後、支持率がちょっと落ちた時期もあったんですが、
00:45:17盛り返して、また今回、躍進しているんですよね。
00:45:19今回、比例代表の得票数でいいますと、
00:45:221位が自民党、1280万なんですが、
00:45:262位が国民民主党で762万票ということで、
00:45:29立憲民主党よりも比例の得票数が今回、多かったんですよね。
00:45:34つまり、それだけ国民の期待があることは、
00:45:37比例の数から見ても間違いないわけですので、
00:45:40そうすると、国民民主党としては、
00:45:42やっぱりそれだけの期待を受けて、
00:45:45じゃあ言ってきた政策を本当にどうやって実現するのかということは、
00:45:49もうある種、責任を持って考えないといけない時期というか、
00:45:53そういうフェーズなわけですよね。
00:45:55となると、やっぱりこの政権にいかに入るのか、
00:45:58そのあたりは真面目に考えるチャンスというか、
00:46:00真面目に考える時期だと思うんですよね。
00:46:02そういう中で、発言は慎重にしながらも、
00:46:06どうやって、じゃあ言ってきたこれ、
00:46:08実現するのかと、実現できなかったら、
00:46:11期待を裏切ることになりますからね。
00:46:13財源の問題など、本当にそんなすぐできるのって、
00:46:16もちろんあるんですけれども、
00:46:17じゃあ今のまま野党でいて、
00:46:21いろいろ言っているだけで、
00:46:22実現できるのかといったら、
00:46:24なかなかそうでもないでしょうから、
00:46:26そのあたりどうしようか考えているというところじゃないでしょうかね。
00:46:28そういう意味では、佐藤さん、
00:46:30ジレンマとしては、玉木さんも確かに総理には、
00:46:32ご本心となりたいと思っていらっしゃるかもしれません。
00:46:36ただ、なってしまうと、
00:46:37これ、現実的には財源的に難しいと、
00:46:40でも離れていて、
00:46:41これを少しずつ迫って、
00:46:43実現していく、
00:46:44ちょっとでも近づいたほうが、
00:46:46もうちょっと統制は拡大できるかもしれない、
00:46:48このあたりのジレンマというか、
00:46:49どう見ていますか。
00:46:52まさに財源をどうするかということを、
00:46:54政権入りすれば突きつけられますよね。
00:46:56だからこそ、
00:46:57自民党から見ると、
00:46:58玉木さんにそういう責任を持たせたほうがいいと、
00:47:01政権に入れたほうがいいと言っています。
00:47:03そこは踏み切るんだと思います。
00:47:06やっぱり、
00:47:07政権入りを目指すんだと思います。
00:47:10そこからどういうふうに実現していくかというのは、
00:47:12またいろんな工夫をしていくということになる。
00:47:14岩田さんが言われたように、
00:47:15やっぱり外から実現するというのは、
00:47:17もう限度があるので、
00:47:19とりあえず衆院選、参院選と、
00:47:21ここまでは予定が決まっていたので、
00:47:24ここを超えるまでは、
00:47:25とにかく統制拡大だときましたけど、
00:47:28今度は政策実現のフェーズに入っていきますので、
00:47:32衆院選はいつ解散があるかは分かりませんけれども、
00:47:35とりあえず決まった参院選というのは、
00:47:363年後までないわけですから、
00:47:39そこは、
00:47:39私は玉木さんは政権入りを考えていらっしゃるというふうに見ています。
00:47:43ただ、後藤さん、
00:47:44だいたい自民党の中に入っていくと、
00:47:47だいたいはなくなっていくという政党が、
00:47:50それを予感するのか知らないか分かりませんけど、
00:47:54そういう運命をだいたい過去はたどっていますよね。
00:47:56そうですね。
00:47:57今回は玉木さん、また難しいのは、
00:47:59連合がどう出るかというところがあってですね、
00:48:02やっぱり同盟系の大きな4つの労働組合がありますけれども、
00:48:06そこの中でも、やっぱり玉木さんの、
00:48:09いわゆる与党入りに対しては、
00:48:11非常に消極的な大きな組合もあると聞いていますから、
00:48:16そこの部分は、玉木さんは、
00:48:18なかなか自由度が100%あるとは言えないと思いますね。
00:48:21そこは説得できるもんですか、連合というのは。
00:48:23連合はなかなか、
00:48:24連合自体は、そこはかなりグリップするんだと思いますね。
00:48:28グリップする。
00:48:30つまり、ごめんなさい、
00:48:30連合グリップするというのは、
00:48:31玉木さんが政権入りというのは、
00:48:33認めない。
00:48:34認めないと。
00:48:36いいことを聞くもんなんですか、連合。
00:48:38いや、だからそこはもう、
00:48:39組合とは違うんだということで、
00:48:41玉木さんが割り切れば、
00:48:42それでいいですけども。
00:48:43そうです。
00:48:44はい、この後はですね、
00:48:46躍進した今度は賛成党なんですが、
00:48:48今日会見を行いました。
00:48:50今後何を目指していくんでしょうか。
00:48:53はい、躍進した賛成党が、
00:48:55今日会見を行いました。
00:48:56今後何を目指すんでしょうか。
00:48:58神谷代表の言葉を聞いていただきましょう。
00:49:01他党と連立した協力だというようなことも、気にされていると思うんですが、我々は今、全くそれは白紙で。
00:49:07今回の参議院選挙での躍進で、衆参合わせて国会議員の数が18人となった賛成党。
00:49:16責任も倍になったという神谷代表は、具体的にどこかと連立を組むことは考えていないとしました。
00:49:26しかし、開票当日のインタビューで、神谷代表が国民民主と考えが近いと答えたことを問われると。
00:49:35そして、次の衆議院選挙を経た上での構想については。
00:49:53今回の躍進で、賛成党は単独で法案を提出できる議席11を確保。
00:50:23国会で成し遂げたい法案を2つ挙げました。
00:50:28いわゆるコロナ対策法の見直しとスパイ防止法です。
00:50:33このスパイ防止法案に関し、記者からこんな質問も。
00:50:37神谷代表は、7月14日、松山市の外線で、公務員を対象に、極端な思想の人たちは辞めてもらわないといけないと、これを洗い出すのがスパイ防止法だと語られました。
00:50:54私は非常にびっくりしたんですけれども、今でも神谷代表はこのような考えを持ちたんですか。
00:51:02スパイ防止法で思想統制だったり、思想チェックというのはするつもりはありません。
00:51:06それを実際に計画に移したり行動するということが大事だったり、もしくはそういったところに、そういう段階に情報を流すということですね。
00:51:13情報漏洩、ちょっとその思想チェックなんだというふうに取られたんだったら、それはちょっと私の言葉足らずで訂正しないといけないなと思っています。
00:51:22はい、それでは整理しておきましょう。
00:51:24賛成党は何を目指すのか、近藤さん。
00:51:26はい。賛成党、神谷代表はですね、今日の記者会見で40ぐらいの議席を取れるようにやっていきたい。
00:51:36ヨーロッパの連立政権のようなものが日本にできるときに存在感のある政党にしたいと、次の衆議院選挙後を見据えた発言をしました。
00:51:46また、今後提出を考えているというスパイ防止法について、記者から、以前の演説で極端な思想を持つ公務員にはやめてもらうと発言したことについて問われると、
00:51:59スパイ防止法で思想統制や思想のチェックをするつもりはない。私の言葉足らずで訂正しないといけないとしました。
00:52:07賛成党は今回の選挙を経て、参院では14議席、衆参合わせて18議席となり、単独での法案提出が可能となりました。
00:52:19また、政党交付金は去年の衆院選後、議員4人の時点でおよそ5億1600万円でした。
00:52:27組織力ですが、地方議員は155人、支部は47都道府県全てにあります。
00:52:36そして、党員の数ですが、現在8万5000人を超えていると上谷代表は話しています。
00:52:43立憲民主党でも先月時点でおよそ10万人、国民民主党は2年前の数字ですが、それよりもかなり多い数字になっています。
00:52:53これは津美さんにまず伺いましょうか、このスパイ防止法のやり取りもそうですが、これまでもいろんな演説なんかで、かなり走ったというか、怪奇なことを言う、問われると、いやいや、誤解ですと、訂正をするという場面がかなり見られる、このあたりを含めてどう見ていますか、なかなかつかみどころがないというか。
00:53:14おっしゃるとおりで、私もいろいろ見てみてもつかみどころがないなという感じで、政策や、あるいは憲法総和みたいなものも出しましたけど、それも本当に練りに練って出したものではなくて、思いつきというと反発を食らうかもしれませんけど、それに近いもので、少なくとも党内で何かを練り上げたものではないように聞こえる。
00:53:44この議論を見ていると、いわゆるワクチン買い議論みたいなものもずっと強く唱えてきていて、それがどういうところに収まっていくのかもよく見えないですよね。
00:53:54神谷代表自身がその記者会見でいろいろ聞かれて、まず党の体制をしっかりしなければいけないという言葉を言っているんですけど、私はこれは相当本音を言ったものだなと思うんですよね。
00:54:04つまり、例えば政策支所とか、政策を作るための党内のスタッフの数がおそらく足りていない。
00:54:11もちろん神谷代表のリーダーシップとかみたいなものでこれまで引っ張ってきたんでしょうけど、これから国会の中でどういう議論、質問を賛成党ができるのか、それがやっぱり一つの見物だと思うんです。
00:54:25まず、臨時国会で当然これだけ議席を獲得したわけですから、いろんな委員会に配属されて、賛成党の議員が質問をしていくわけですね。
00:54:35それがこれまでの例えば街頭演説とはやはり国会での質問というものは、おのずと違ってくる。
00:54:41街頭演説は自分たちの言いたいことを言えばいいし、与党を批判すればいいし、アピールすればいいんですけども、
00:54:47国会での質問はやはり事実に基づいた議論をしなければいけない。質問をするにしても根拠のある質問をしなければいけないんですけれども、神谷代表をはじめとして今回参議院選挙に当選した新しい議員の人たちが、どの程度の質問をできるのか、それが国民に見えていくわけですよね。
00:55:06ひょっとしたら、それによって国民の見え方も、これまでSNSで一方的に訴えることだけを見て、参政党に票を投じてきた人たちも、見方を変える部分もあるかもしれないし、逆にしっかりした質問をできれば、より伸ばすかもしれない、それは非常にこれから参政党が問われる一番の部分になるだろうと思いますね。
00:55:27確かに後藤さん、まだまだ荒い政党かもしれませんが、ただですね、地方議員がもうすでにこれだけいて、支部数がですね、287名、東京だってもう30ぐらいかな、数えたら結構あるんですよね。
00:55:40つまり、ご本人も風任せじゃダメなんだと、やっぱり組織が大事なんだと、もともと自民党から出たということもあるのか、組織力もちゃんとしなきゃいけないという、足場も固めなきゃいけないというのはきちんと考えているということですね。
00:55:54そうですね、ここの部分はこれまで出てきた新党とは大きく違うんですね、つまりこれまでのところはもう地方議員は後からついてくるみたいな、今度は地方から挙げてきているんですが、ただ神谷さんが組織づくりをしたいという点でですね、やっぱり今の多くの政党を欠けているのは、期間がしっかりしていないわけですね、例えば候補者の公認の選び方、これも神谷さんがおとらく、かなりリードして決めているんだと思いますね。
00:56:21例えば国民民主ですらですね、きちっとした期間決定組織がないから、山口織さんのですね、玉木さんが決めておきながら、それを両院議員総会で取り消すとか、それはやっぱり公の党ですから、こういう候補、こういう手順で決めてきましたと、こういう党則がありますというところをかなりオープンにしたんですね。
00:56:43そういう政党になっていけば、国民政党として脱却する道はあるんだと思いますが、今まではまだ神谷商店で行く限りはですね、おのずと限界が出てくるというふうに思いますけどね。
00:56:56佐藤さん、政党報告金も議員4人の段階で5億余り、つまりこれが18議席になったわけですね、資金的にもこれよりはかなり潤沢になって、これから組織づくりを固めていくということのようです。
00:57:08賛成党の躍進というのはすごくてさっき比例の話が出ましたけど国民民主と賛成党と立憲というのは全部7議席ずつなんですけど票数でいうと国民民主、賛成、立憲の順番なんですよね。
00:57:26立憲よりも多くの比例票を取っているという大躍進を遂げたということなんですがたださっきから出ているようにガバナンスと政策と両面で危うさというかいろいろみんなちょっと心配で本当にこの先どうなるのかなって見ているところがありまして政策でいうと例えばさっき話が出たけど憲法草案とかですねいろんな懸念のある基本的人権の問題が位置づけられていないとかいろんなことを言う。
00:57:53批判に応えてじゃあ神谷さんなんておっしゃるかというといやそれいろんな意見取り入れてどんどん変えていけばいいんですよっていうふうにおっしゃるんだけどそういう本当に党の基本政策となるものでもそういう感じなのでそうすると何を信じていいのかなっていう感じにちょっとなってしまうっていうところとあとガバナンスの問題まあとにかくもう急成長している党なのであのまあ維新にかつてあったようにちょっと成長したはいいけどいろんな後から不祥事が出てとかですね
00:58:22そういうことがありましたけどちょっと自民党はそういうところも心配しながら見てるんですねだからよく自民党の議員さんと話しててその賛成党と連立の可能性あるかどうかって話をするんですけどちょっと今はいろんな意味で怖くて組めないっていう感じなので自民党から見てるとですね
00:58:52それだけじゃなくてどこの党でもそうでしょうけれどもまだまだちょっとこの先どうなるか分かんないっていう目で多くの人が眺めてるっていうところだと思いますね
00:59:02そこは岩田さんどう言いますかまあ演説を例えば昨日の演説を聞いてもですね外でやってましたけど例えば物語を作ろうじゃないかと支持者たちに言うそしてダメだとこまだダメだからどんどん言ってくださいと変えてきますからと一緒に作っていきましょうみたいなつまりまだ発展登場なんだからダメだとこあってもごめんねみたいなそういうとこでまあ先ほどの訂正がいろいろあったりすると思うんですがどうつかめばいいのかどう見ますか
00:59:26本当だそういう意味でまだつかみどころがないところはあるんですよねであの今回参政党が大きく躍進をしたことであのじゃあ明日からというか今日からというかすでにもあの何か社会が大きく変わるのか国会で大きな何か変化があるのかといえばですねやっぱり衆議院はまだまだ3人しかいないという本当に小さな政党ですからあの国会の中でこれから存在感って少なくとも衆議院ではまあほぼない近いすごく小さいわけですね
00:59:56伸ばしたいということをまあ今考えてそのためにいろいろ組織作りだとか政策を練っていくとかということをまあこれからやらないといけないことに迫られているという状況なんですよね
01:00:05ですがやっぱりその憲法の話ですよねやっぱり一番あの根本的な憲法の草案というのをホームページに載せていてそこにはやっぱりいろいろな懸念点というのも指摘されている
01:00:17ですけれどもそれに対してどうなんですかと聞くといやあれはあのまあ党員の皆さんの意見を聞いたものであるということであのもうこれが完璧なものではなくてそこからまた議論して変えていけばいいというスタンスなんです
01:00:29ただ有権者からすれば選挙の時にある種公約なり憲法案という一番根本的な大事なものを見てですねそれでどうしようって判断する材料にやっぱりしたいわけですから
01:00:41そこがあのこれから変えてもいいんですってなってしまうとあのえじゃあどう本当に何を選んだら選ぶ根拠にしたらいいのってことにやっぱりなってしまいからないですよね
01:00:50ですのであの次衆議院選挙いつか全く分かりませんけれどもやっぱあの賛成党としてはこれだけ参議院で期待を得て議席を得たわけですからその少なくとも衆議院選挙の時までには自分たちはこういうことを政策として目指すんだということをしっかり立てて
01:01:06それを党の中でもしっかり浸透して今回党の候補者の中でもそれぞれ言うことがそれぞれ違ったりしたところもありましたよね
01:01:14ですのでまだ新しい政党でやむを得ない部分もあるのかもしれませんけれども
01:01:18あの次の衆議院選挙は本当にそういう意味で重要な選挙になるわけですからそのあたりも大事だと思います
01:01:24ちょっとごめんなさい後藤さん時間もなくなってきたのでもう一つだけ
01:01:27あの今またですね自民党としては衆議院を何とかもう一回少数要等を出したいとしたら解散したいわけです
01:01:36ところが今風が吹いている党であるとするとまた取られてしまう
01:01:40そういう意味では石破さんが辞めないのもできるだけ時間を稼いでもしかしたら賛成党がどんな政党かというのを見極める時間を有権者にも与えたいという気持ちがあるということです
01:01:51当然あると思いますね
01:01:52かつてあの細川森博さんの日本新党ありましたけどこの日本新党が92年の参議院選挙で4人当選したんですね
01:02:00細川さんとか小池恵理子さんとかそれが1年後の衆議院選挙で35人になったんですね
01:02:07つまりもうほぼ10倍近い人数が増えた
01:02:11つまりこういう新しい勢いのある政党というのは1年ぐらいはあるまで勢いを継続するという点でですね
01:02:18今だから自民党の中にですね顔を変えてすぐ10月ぐらいに選挙だよっていう人がいるんですけども
01:02:26これはよく理解できないですね
01:02:27つまり賛成党のこの風をそのまま持ち込んで選挙やる意味がどこにあるんだというところはですね
01:02:33やっぱりじっくりつまり私たちはやっぱり来年の通常国会全体を通して賛成党がどういう行動をするのか
01:02:42あるいは意見を発するのかそこを見極めるということも非常に必要だと思いますね
01:02:47この後アメリカのベッセント財務長官が関税交渉について期限にはこだわらないというような
01:02:55ともとれるような発言をしています
01:02:57日本のこの政治にもどんな影響を与え得るのかどうなのかこの後です
01:03:01はい今後のスケジュール両院議員懇談会そして関税はさあ1日には
01:03:06まあどうもこだわらないというようなとれるような発言もあります
01:03:08さて皆さん今後どういうふうにご覧になるのかお父さんいかがでしょうか
01:03:11私はこのやっぱり31日までのこの両院議員懇談会
01:03:16これが副総会に変わるかどうかですけども
01:03:18そのためにやっぱり石破卸がどこまで広がりを見せるか
01:03:22ここである程度見えてきますよね
01:03:24これをクリアすればやっぱり石破さんは次の9月の人事を睨んだ
01:03:298月の終わりぐらいまで野党側との接触を重ねてですね
01:03:33次の政権の土台づくりに入ると
01:03:36その1ヶ月間で一定の形ができればですね
01:03:40さらにその次の展望を切り開いていこうと
01:03:43今自民党の中ではですね
01:03:46やっぱり野党側の言うことをどんどん聞きながら
01:03:49財源だけ頼むよって言われる
01:03:50この状況は何とか脱しなきゃいけないと
01:03:53そのためにやっぱり連立とか部分連合とか
01:03:56きちっとした形を作る
01:03:57それができるかどうか
01:03:598月の終わりぐらいまでに目処が立つかどうか
01:04:01そこを注目したいと思いますね
01:04:03ただ佐藤さん今皆さんにお話がかかっても
01:04:06なかなか多分いろんな組み合わせは
01:04:07どれを見ても難しそうに見える
01:04:09佐藤さん
01:04:09ちょっと話違いかもしれませんが
01:04:13日米関税協議にやっぱり注目していて
01:04:16どうも日本政府を取材していると
01:04:19やっぱりアメリカ側が関税収入が非常に今いいということ
01:04:23それから日本側からすると
01:04:25もし農産物の市場解放ということで
01:04:28妥協をするということになると
01:04:31日米貿易協定これを改定しなきゃいけない
01:04:34そうするとこれを国会に通さなければいけない
01:04:36そうするとこの石破政権で
01:04:38そういう大胆な妥協をして
01:04:40そういうことが国会に通るだろうかという意味で
01:04:43いろんな意味で
01:04:44やっぱり関税交渉も難しくなっている
01:04:47アメリカ側の事情と
01:04:48日本側の事情とということが
01:04:51どうも取材から浮かび上がっていまして
01:04:53ですから、じゃあこれが決着するまで
01:04:56ずるずると石破さんがいるのではなくて
01:04:58一区切りついたところで
01:05:00私は石破さんは同情しないわけではないんですが
01:05:04やっぱりお辞めになるべきだと
01:05:06やっぱり民意に従うべきだというふうに考えています
01:05:09はい、岩田さんいかがでしょう
01:05:10その総合関税発動が8月1日という
01:05:13一つ期限があるわけですから
01:05:15そこに向けて石破総理が
01:05:17やっぱり責任を果たすというふうに
01:05:19おっしゃっているとなると
01:05:20やっぱりそこで何か新しい展開があるのか
01:05:23どうなのかというのは
01:05:24やっぱり経済にも大きな影響があるでしょうから
01:05:27そこに向けて今何ができているのかできていないのか
01:05:29というところですけれども
01:05:30その8月1日をどう迎えるのか
01:05:32そして結果が出たときにまた
01:05:34石破総理であればどう説明するのか
01:05:36そこが一つ焦点かなと思います
01:05:38ただ政権の石破さんに
01:05:40まだこの先きっちりしたシナリオが
01:05:43書けているわけではないわけですよね
01:05:44そうですよね
01:05:45ですので何も変わらない
01:05:47そのまま発動って
01:05:48もしなったんだとしたら
01:05:49じゃあそこで何を話すのか
01:05:51ということになりますね
01:05:51辻さんいかがでしょう
01:05:53今回の選挙を振り返ると
01:05:55事故だけではなくて
01:05:57立憲それから維新
01:05:59共産
01:06:00さらにはさっき議論した
01:06:02霞ヶさんの人たちも
01:06:03NHK党もあるいは
01:06:05石破新自治市の再生の道も含めて
01:06:08規制政党が全部負けたんだと
01:06:11でかろうじてその規制政党と違う
01:06:14枠外に入れてもらったのが
01:06:16国民民主党賛成党なんだ
01:06:18でも国民民主党賛成党だって
01:06:21こういう言い方ちょっと非常に厳しいですけど
01:06:23何かで国民に欠点が見えてしまうと
01:06:26すぐ規制政党になってしまって
01:06:28また飽きられてしまう
01:06:29今そういう大きな流動化の始まりかもしれない
01:06:32でも一番大きな流動化に直面しているのは
01:06:35裏金問題も解決できないままに来てしまった
01:06:38自民党なんだと
01:06:39さてこれからどうするんでしょうということですよね
01:06:42はい皆さん今日はどうもありがとうございました
01:06:44ありがとうございました
01:06:46ありがとうございました
01:06:47ありがとうございました

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