- 2025/7/11
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ニューストランスクリプション
00:00東京町田市の工藤幸子さん
00:13もう来月がメイン日なので
00:1513回期に
00:18夫の吉尾さんは2007年6月に亡くなりました
00:31去年40
00:33神奈川県の公立中学校の教員でした
00:41高校では柔道
00:59大学ではアメフト
01:01体力には人一倍自信があったそうです
01:11亡くなる2ヶ月前
01:13移動したばかりの学校で
01:16公務文書という
01:17学校内の様々な業務分担が割り振られました
01:21これは公務文書になります
01:25受け負ってた仕事なんですけれど
01:28ここからずっと全部担当って
01:30そうですね
01:31生徒指導1000人を持ちながら
01:341年生の副担任を
01:36なんとその数17人及びます
01:39他にやる人がいないんですよね
01:45人が足りなかったりとか
01:46最後の亡くなる前の修学旅行は
01:50どうしても行きたくないと
01:52とにかく体持たないっていう風に言ったので
01:55私もすごく驚きましたし
01:572泊3日の修学旅行
02:01帰宅した6日後
02:03病院の待合室で倒れ
02:06そのまま意識が戻ることはありませんでした
02:09直接の死因は
02:17雲真っ赤出血
02:18幸子さんは
02:20すぐさま公務災害の申請を行いましたが
02:23当初は
02:25聴覚勤務の証明ができずに却下
02:28過労死を認められるまでには
02:344年10ヶ月もの歳月がかかりました
02:37なぜ
02:45聴覚勤務の証明が難しかったのか
02:47学校が
02:50学校が教員の勤務時間を管理していなかったのです
02:53なぜ
02:57労働時間を管理していなかったのか
03:00それは
03:02一つの法律があるからです
03:06給得法
03:10教員の職務の特殊性という理由で
03:17毎月手当として
03:19基本給の4%を払う代わりに
03:22時間外手当は支給しないというものです
03:25なぜ
03:32こうした法律ができたのか
03:35教員は労働者じゃないんだ
03:38聖職者だという発想が
03:41根底にある
03:42一枚の写真があります
03:47およそ50年前
03:50この法律の制定に関わった若手政治家たち
03:55ここに
03:57一つの謎を解く鍵がありました
04:00学校の先生で
04:02給得法ってどのくらいの方が知っているんですかね
04:06ほぼ知らないんです
04:08これだって
04:12給得法って言っても
04:13全然さっぱりでしたよ最初本当に
04:16みんなそれ知らないんですけど
04:18働き方改革が叫ばれる中
04:25半世紀前の法律がもたらした
04:28教員たちの悲鳴が
04:30全国の現場から上がっています
04:34福井県若狭町
04:51中学校の教員だった息子を
04:594年前に亡くした
05:00島田藤夫さん
05:02もうその当時と同じ状態に今なっています
05:14全く触ることができなくって
05:18こんな状態ですね
05:20息子の友夫さんは当時27歳
05:27教師を夢見て何度も採用試験に挑戦
05:31憧れの先生になったばかりでした
05:361年目から1年生の担任と
05:42野球部の福子もお任されました
05:45最初の頃はもう学校には6時半ぐらいには
05:53ついていたみたいで
05:55夜も日付が変わって帰ってくることとかありましたね
06:01やっぱり大きいのは5月13日ですね
06:14今は欲しいものと問われれば睡眠時間とはっきり言えるって
06:19寝るのも不安だし
06:21でも体は睡眠を求めて
06:23どちらに結ぶも地獄だっていう
06:26この文章が本当に
06:30その当時の息子の状態を表しているような状況ですね
06:34それから4ヶ月後
06:43もうこの29日で日記はもうとらえてしまって
06:53その1週間後
06:57トモオさんは自ら命を絶ちました
07:02藤代さんはトモオさんが学校で使っていたパソコンを調べます
07:09すると自殺する前の月の時間外労働が
07:14およそ170時間だったことがわかったのです
07:19日記の背拍子にはこんな文字が
07:26疲れました
07:30迷惑かけてすみませんっていう
07:32本当の走り書きなんですけど
07:35これが本当の最後の息子の
07:39たった2行
07:41藤代さんは長時間労働などによる精神疾患が
07:50息子の自殺の原因だと
07:53県と町に対し損害賠償を求めています
07:56文部科学省の統計では
08:04精神疾患で給食中の教員が
08:072000年に入り急増
08:092007年から毎年5000人前後の教員が
08:14精神疾患を理由に給食しています
08:18福井県内の病院です
08:25学校も職場なので職場の人間関係だとか
08:32学校の先生方がお見えになることは
08:35かなり前から多くありますね
08:39必ず1日にお1人かお2人は拝見しています
08:45一番死んだ目として多いのは
08:49うつ病だと思います
08:51取材を進める中で出会った男性
08:57心の病で退職した元教員でした
09:01他の先生方の信頼とかを得るために
09:07ガムシェアンやってたら
09:08昔とか理科なんですけども
09:11実験やりたいと思って
09:12無理したりとかして
09:14そうしたら1ヶ月で倒れてしまって
09:16そういうのが
09:17残業も多くて
09:19残業
09:21どこからが残業で
09:23どこからが自分の生活だったか
09:24分からなかったよね
09:25とどめは
09:27学校の中で一番
09:29あれの中心にいる子がいるんですけども
09:31その子から暴力を受けたことですね
09:33残業だったり
09:35人間関係だったり
09:36いろいろあったんだ
09:37最後のとどめはやっぱりそれでしたね
09:40ただ自分の人間の
09:43うつらの小ささですけども
09:45お見えになる先生方は
09:4810人いたら10人とも
09:51ご自分が悪いんだっていう風に
09:55自分の力が足りないっていう風に
09:57おっしゃるんですね
09:59教員の仕事はどれほど大変なのか
10:04その現場を取材したいと
10:07いくつもの学校に申し込みました
10:09しかし
10:11密着取材を受けてくれる学校は
10:14なかなか見つかりません
10:16最後に頼ったのは母校でした
10:26失礼します
10:34とにかく現場の教員
10:49あるいは現場の様子を
10:53一人でも多くの人に
10:57見ていただきたいと
11:00僕が卒業生だっていうことってあります?
11:03これは当然ございます
11:05教員の仕事量、業務量としては
11:11むしろ増えてるっていう風な
11:16ところも
11:18見てほしいかなということですね
11:24ドラマや映画などで
11:29学校の様子が描かれることがあります
11:32でも現実は
11:34生徒や保護者への配慮もあり
11:37テレビカメラは
11:38なかなか入れてくれないのです
11:41そこで目の当たりにした
11:48先生たちの仕事ぶり
11:51想像を遥かに超えていました
11:55福井市の南部にある
12:06アスワ中学校
12:08各学年5クラス
12:14全校生徒は443人
12:17福井県内では平均的な公立中学校です
12:23午前6時30分
12:29職員室にはすでに先生の姿が
12:34おはようございます
12:38ありがとうございます
12:39大体どうですか、朝来るのっていうのは
12:42そうですね、いつも6時過ぎには出ますかね
12:4615分くらいかけて
12:48こういう感じですかね
12:49朝の方が集中できるっていうのはあるんですけど
12:53いつものことですね
12:54いつものことですね
12:56この後続々と出勤してきました
13:01教員数32人
13:05その中にひときわ巨漢の先生
13:112年1組の担任
13:13沢村ひとしさん
13:15社会科を教えています
13:18沢村先生のこの日を追ってみました
13:24生徒が登校する時間になると
13:32校舎の入り口で迎えます
13:348時10分
13:53職員朝礼
13:54本来なら定時であるこの時間までに出勤すればいいのですが
13:59おはようございます
14:00導入するように声掛けをお願いしたいと思います
14:041限目
14:14沢村先生は職員室に
14:16全学年の社会科を受け持ち
14:19他に生徒会
14:21特別活動部長などを担当
14:23運動部の顧問もしています
14:26そうですね
14:32今日この時間しか空きがないので
14:34この時間でたまたまいますけど
14:36やることがいっぱいやったり
14:38とりあえず宿題を作ったりとか
14:40あとちょっと
14:40今日生徒会でもちょっと話し合いをするので
14:43それの資料を作ったりとか
14:45そんな感じのことだって
14:47今日は2限目から6限目までは
14:50授業がずっとありますんで
14:52もう多分職員室に戻ってくるのは
14:55この時間しかないかなと思います
14:582限目は2年1組で歴史
15:08国会と憲法が成立いよいよしますよ
15:11を次の時間に
15:133限目は3年2組で公民
15:1810分間の休み時間に入っても
15:24生徒たちに囲まれ
15:26質問を受けたり
15:28会話をしたり
15:29息つく暇もありません
15:314限目は2年3組で歴史
15:41と授業が続き
15:43そのまま給食に
15:46担任のクラスに戻り
15:55この時間を利用して
15:56生徒たちが毎日提出する連絡帳を
15:59チェックしていきます
16:06掃除の時間も
16:08生徒たちのそばについて指導
16:11ここまで沢村先生が
16:13休憩らしい休憩をとった様子はありません
16:20これで帰りの会を終わります
16:22さようなら
16:26この日の放課後は
16:31受け持ちの生徒会活動がありました
16:338時から10時
16:352時間
16:364時40分までが
16:38定められた就業時間
16:39次は部活に
16:45部活にも毎日顔を出します
16:54多くの教員が共通して抱える業務のほとんどが
16:59普通の公務員なら時間外労働に当てます
17:03サワムラ先生を1週間追ったところ
17:14聴覚勤務の時間は26時間に上りました
17:181ヶ月100時間を超えるペースです
17:232ペースです
17:28実際は知らなかったです
17:32本当に
17:33朝来て生徒がいる時間が6時半までは
17:37その時点でやっぱり残業にはなると思うので
17:39それが当たり前になってしまっているので
17:43正直そちらに考えたことがなかったというのが
17:47しょうがないなんていうのもそうかもしれませんね
17:502年3期の担任
17:57坂井清美先生
17:581人でアスワ中学校全クラスの
18:03美術の授業を受け持っています
18:05他に修学旅行などの総合学習や学活を担当
18:13沢村先生とは高校の同級生でした
18:18高1の時同じクラスでした
18:24そういう話もして
18:26決して恋愛感情は頭が芽生えませんでしたけど
18:28全然芽生えませんでしたけど
18:32だからよかったんかも
18:33坂井先生は会社員の夫との間に
18:40高校生と中学生
18:422人の子供がいます
18:44その子たちがまだ幼い頃
18:47何度も教員を辞めることを考えたそうです
18:51どうしても帰れない時とかがあって
18:55そういう時は家帰るとご飯も食べず
18:59お風呂も入らず床で子供たちが転がっているんですって
19:03それを見た時はちょっと涙が出そうになって
19:05去年9月
19:11文部科学省は
19:13教員の労働に関する実態調査を公表しました
19:16中学校では実に6割近くが
19:211月の超過勤務が過労死ラインと言われる
19:2480時間を超えていたのです
19:27これは教員採用試験の倍率
19:36中学校の教員は
19:39この20年間で3分の1に
19:41また小学校の教員の倍率は
19:454分の1にまで落ち込んでいます
19:48教師がブラックな職業だと知れ渡り
19:52学生が避けているのが原因の一つです
19:55こうした中
20:03一人の教員が
20:05法の改正を求めて立ち上がりました
20:073万2千余りの署名を携えている
20:13ツイッター上では
20:20今匿名の現職教員の本音が
20:23溢れていることをご存知でしょうか
20:25学校の実態
20:28多忙な業務への嘆きが
20:31毎日アップされ続けています
20:33その中で注目されている
20:38登校者の一人が
20:39斉藤秀美さん
20:41斉藤さんは教師の働き方についての疑問を
20:49発信し続けてきました
20:50旧特報についても
20:56公立の学校の先生に
20:58時間外手当が出ない理不尽さを問題提起
21:02法改正を求めるために
21:06署名を募ったのです
21:08今回SNSの世界から飛び出し
21:18顔出しで私たちの取材を受けてくれました
21:21お願いいたします
21:22どうぞ
21:24はい
21:24覚悟は要りましたね
21:28また残業代くれみたいな話ですからね
21:32もしかしたらこう
21:34いろいろと叩かれる
21:36世の中から叩かれるかもしれないし
21:38だからその旧特報問題については
21:44それこそも矢表に立つ覚悟で
21:51現場の人間として
21:55僕をやろうという風に思ったんですよね
21:57これをやっぱり現場の人間が言わないと
22:02全く意味がないなと思って
22:05集めた署名を携え向かったのは
22:11文部科学省です
22:14要望団の中には
22:17夫をクモマッカ出血で亡くした
22:20工藤さんの姿もありました
22:22現職の先生が動くっていうのは
22:27本当に勇気がいることだと思うんですけど
22:29やっぱり現職の先生が動かないと
22:31絶対変わらないので
22:32その動きはぜひできる私たちが
22:35外から応援したいなという風に思って
22:38斉藤さんが申し入れを行います
22:44私は現職教員です
22:51学校に勤めて6年間
22:54毎年のように心の病で倒れる
22:58同僚を見てきました
23:00給特法というものは50年前に制定されました
23:04それがどのような結果をもたらしたのか
23:08どの業種よりもひどい
23:11時間外業務が発生しています
23:13学校はブラックだということが
23:16認知されてきました
23:17教員死亡者は減る一方です
23:21現状とかけ離れた給特法は
23:25すぐにでも抜本的に改正していただきたいと考えます
23:30斉藤さんが抜本的な改正を訴えた給特法
23:37正式な名所は
23:39公立の義務教育小学校等の
23:42教育職員の給与等に関する特別措置法といいます
23:4748年前の昭和46年に制定されました
23:52小学校の教員から政治家になり
24:02日教祖のドンと呼ばれた
24:04越井氏東氏は当時をこう振り返ります
24:081960年代というところは
24:13日本がようやく経済成長をし始めた
24:18現金になり始めた時代
24:20この時代にもかかわらず
24:2212時間も13時間も働いても
24:251円も出してくれない
24:26じゃあ賞金ぐらい払っておられたり
24:29それがあちこちで訴訟として起きた
24:31賞金訴訟
24:34当時教員の時間外労働は
24:371ヶ月平均8時間ほどでした
24:39すると自民党から
24:428時間の時間外に相当する
24:45基本給の4%分を
24:48教職調整額として
24:49月額給与に上乗せする
24:51ただし
24:54教員はあくまで正職者という観点から
24:57残業手当という考えは取らないという
25:00法案が出されたのです
25:07ここに
25:091枚の写真があります
25:12若き日の森吉郎や
25:17小淵慶三
25:18海布都市キラ
25:20後に総理大臣にまで上り詰める議員が
25:24田中角栄氏を囲んでいます
25:26自民党の文教族と呼ばれたグループです
25:331960年代から70年代にかけ
25:41日本は安保闘争などで
25:44騒然とした時代でした
25:45自民党内部には
25:49教育の現場を何とかしないと
25:51この国の将来が危ういという声が
25:54噴出していきます
25:55そこで優秀な若手議員が
26:02文教委員会に集められました
26:05彼らこそが
26:07給特報を作ったのです
26:09給特報に最後まで反対した
26:23元広島県教職員組合の横田さんが
26:26当時の戦いを語ってくれました
26:28最初出た頃はね
26:33あの
26:34毒まんじゅうじゃ言って言ったんですね
26:37要するに
26:39無定量の長勤が
26:41それで課せられるんじゃないかという
26:43ことの中での反対が多かったですね
26:48しかし
26:52日教祖内の意見は
26:54あることをきっかけに
26:56変わっていったといいます
26:57長勤が自由には
27:01強制的には行わせないよと
27:05というのは
27:07要するに
27:08もう無茶との交渉の中で
27:10取れたから
27:11毒まんじゅうの毒がないなってから
27:13食べてもいいよと
27:14こうなってきたんですね
27:15そもそも
27:19当時
27:21給与の4%分というのは
27:23教員には悪い条件ではありませんでした
27:26加えて
27:28強制的に残業はさせないという
27:31核薬が取れたため
27:32日教祖内で
27:35給特法を受け入れる流れが
27:37加速していったというのです
27:38教員の働き方は
27:42本来ならば
27:43文科省と
27:45その日教祖が
27:47統一者として
27:48対等の立場で
27:49交渉をして
27:49こうするというのが
27:50大原則だ
27:51それ
27:52自民党の文教部会が
27:55入ってきて
27:56そうはさせなかった
27:57貯金手当とか残業は
28:00教員にはなじまないと
28:02教員は労働者じゃないんだと
28:05普通一般労
28:06生殖者だという発想が
28:10根底にあるわ
28:11その後
28:16教員を取り巻く環境は
28:19大きく変わっていきます
28:201970年代から
28:2780年代
28:28校内暴力や
28:30飛行が多発
28:31飛行防止の観点から
28:35部活動を奨励
28:36教員も付き添うことに
28:39さらに
28:42いじめや不登校
28:442000年に入ると
28:46モンスターペアレントが
28:48社会問題化します
28:49大阪の小学校では
28:54無差別殺傷事件が発生
28:56学校で起こるさまざまな問題に
29:00先生は対応を迫られることになるのです
29:03教員の働き方について研究する
29:11連合総研の藤川真嗣氏は
29:15社会からすると
29:18一体学校は何をやっているんだというような
29:22学校に対する厳しい批判が起こってきた時代
29:27当然文部科学省も教育委員会も
29:30学校に対して適切な指導をするように
29:34強く求めるようになってきた
29:35だんだんだんだん学校のことが
29:38ある意味
29:39息苦しくなってきた
29:42そうした対応に追われ
29:48教員が学校にいる時間は
29:51必然的に伸びていきました
29:52加えて2002年には
29:59週5日制がスタート
30:01週6日分の授業時数を
30:045日でやらなければならず
30:06教員の負担は
30:08さらに増すことになります
30:09毒まんじゅうの懸念が
30:16時代の変化とともに
30:18現実のものとなっていったのです
30:21では
30:26なぜ旧特報は
30:28半世紀近くも
30:30見直されてこなかったのでしょうか
30:32旧特報を見直さなければならなかった
30:37タイミングというのは
30:40いくつかあると思います
30:41その時に
30:43真剣にこの問題と
30:46向き合わなかったということですね
30:47教育関係者
30:49教育行政関係者
30:51もちろん教職員組合も
30:53もう一つは
30:55日教層の組織の機能が
30:58非常に低下した
31:02毎日貯金をしている
31:06ところがそれを
31:08予算としていよいよ支給すると
31:11地方と国を合わせると
31:14年間に9千億
31:161兆円を超えちゃう
31:18あと財務省がすぐに反対する
31:20こんな金がどこであるんだと
31:22手つかずのまま
31:273年前の調査では
31:28多くの先生の残業が
31:31過労死ラインと言われる
31:32月80時間を超えていました
31:3450年前の10倍です
31:38旧徳法は昔のまま
31:46そして教員は
31:48聖職という名の呪縛から
31:50抜け出せないでいたのです
31:52今年1月
31:59中央教育審議会が
32:02教員の働き方改革について
32:05文部科学省に答申しました
32:07示されたのは
32:11学校の業務をすりむかして
32:13月の時間外労働を
32:1545時間以内に抑えるというもの
32:17例えば
32:21峠校の対応は
32:23学校以外が担う業務
32:25校内清掃や部活動は
32:29必ずしも教員が担う必要がない業務に
32:32分類されました
32:33しかし
32:37この業務を誰がやるのか
32:40また何かあった際の責任は
32:43どこが取るのか
32:45課題は多くあります
32:47国はこの答申に従い
32:53学校現場に対し
32:54実施するよう求めたのです
32:572月の職員会議
33:08答申について
33:10森上校長が先生方に説明します
33:13国の考え方について
33:17就業主任の働き方深いで
33:20学校の業務を分類しました
33:22分類だけして
33:25あと知らんという感じですね
33:26率直な感想を言いますと
33:29学校現場と
33:31かけ離れている
33:32帰りをしている
33:34現場のこと分かっていない
33:36というのが率直な
33:38考え方であります
33:39国の働き方改革に合わせ
33:45実際に学校行事を減らせるかどうか
33:50教頭を中心に
33:51教員の代表が集まりました
33:53宿泊学習で続けますか
34:02宿泊学習とは
34:04一泊二日で行う中学2年生の行事
34:07団体での宿泊行動の大切さを学ぶことで
34:12修学旅行への準備としても
34:14位置づけられています
34:15クラスがあるので
34:21もう一回絆を深める
34:23自然体験活動を入れる
34:25という風にしていきたいなと思っている
34:28絆のためだけに
34:30やる必要はないかな
34:32なんかやっぱりいつもと違うと思うので
34:35そういう場所で時間を守ったりとか
34:38クラスじゃない人のことも考えたりとか
34:41これだけ授業時間が足りないって言ってて
34:44それでもやるっていう
34:46授業時間だけじゃなくて
34:48先生の負担もめっちゃ大変だと思う
34:51修学旅行はその時期持ってるから
34:53もうしゃあないと思うけど
34:54ここまで何にもしないで
34:59まあ判別の
35:00校外学習は行くけど
35:02中学旅行のその
35:04突然いろんなこと
35:05あたって動けるんですかね
35:07子ども
35:08一度もそういう体験活動してた
35:11宿泊も全くなく
35:17できますんや
35:19やっぱり泊まってくるっていうだけで
35:22いろんな不安とかあるんですよ
35:26でもそれを一回行って
35:27泊まってこれたっていうのは
35:29子どもたちに
35:29でも小学校で
35:306年くらいで
35:31修学旅行行ってるんですよ
35:33なのに中学行ったら
35:35行くの不安がない
35:36小学校6年生でやってて
35:38中3までなしで
35:40中3で2泊3日で行ってくるって
35:42どうなんやら
35:44だから修学旅行の練習ってやったら
35:47やっぱこう
35:48本物研修した方が
35:50もしそれで1泊2日するってやったら
35:51泊まる練習と
35:53判別活動の修学旅行を
35:55見捨ててっていうなら
35:56ここにも結論が難しいけど
35:58真剣に考えたら
35:59あかんことやらないので
36:00意味がある地で残してますから
36:03今は
36:04なかなか結論が出ません
36:08結局2時間議論し
36:11今年は
36:12続けるということになりました
36:14第70回卒業生1組
36:263月
36:29今年は143人が
36:33アスワ中を育っていきます
36:34今まで過ごしてきた
36:42アスワ中学校でのかけがえのない日々は
36:45今日で最後です
36:46みんなで
36:50くだらない話をして
36:52笑い合ったり
36:54泣いたり
36:56喧嘩したりすることも
36:58今日で最後です
37:00卒業生
37:04何向けになり
37:05相談や
37:08質問をしに行った時には
37:11いつも笑顔で
37:14私たちを迎えてくださいました
37:163年間
37:19本当に
37:20ありがとうございました
37:21ありがとうございました
37:23ありがとうございました
37:24卒業生
37:30何向けになり
37:31この職業を選んでよかったと
37:43多くの先生が思える一日
37:463年間の苦労が
37:50思い出に変わっていきます
37:533月は
38:03人事異動の季節
38:04先生たちの送別会です
38:08今年は
38:105人が
38:11アスワ中学校を去ります
38:13杉先生の
38:17おはようございます
38:18と聞いて
38:19よし
38:19今日も一日がかるか
38:21と思いました
38:22やった
38:26おはようございます
38:28ぐしゃぐしゃぐしゃ
38:28あと1年あったら
38:30もうちょっと考えたことが
38:32できたかなっていうのが
38:34とても心残りではあるんですが
38:36その運営の間は今は
38:39簡単なんですよ
38:40なくて
38:41杉先生もそうだったけど
38:43やっぱり朝
38:45今後で
38:46私たちが
38:47おはようございます
38:49というようなものを
38:49作りましょう
38:50去る人
38:53残る人
38:55先生が先生に送る
38:59メッセージであり
39:00エールです
39:02ずっと
39:03もう5年間
39:05言い続けています
39:06それは
39:07皆さんの
39:08おかげかな
39:10と思います
39:11ありがとうございました
39:124月
39:26新しい
39:28元号は
39:30令和であります
39:31働き方改革関連法が
39:36施行されました
39:37民族大移動ですよ
39:43生徒は春休みですが
39:47先生たちは
39:48新学期の準備や
39:50部活などの指導で
39:51忙しく
39:52毎日出勤しています
39:54教員の休みを
40:01どう増やせばいいのか
40:02森上校長は
40:04頭を悩ませていました
40:06うちとしては
40:10部活の休みを
40:13増やす
40:13ことぐらいかな
40:18って思ってるんやけど
40:20どこのうち
40:25学校の工場も
40:26悩んでると思うわ
40:26これ
40:27そうですか
40:28新年度を迎え
40:32先生の顔ぶれも変わります
40:34育休明けで
40:39小学校から赴任してきたのは
40:41中村美和先生
40:43中村先生は
40:493歳と1歳の母親です
40:51全クラスの家庭科を教え
40:543年2組の担任も
40:56受け持ちます
40:57子どもが小さいので
41:03できたら担任外していただきたい
41:05というお願いはしたんですけども
41:08どうしてもなってもらわないと
41:10学校を回らないと
41:12言われまして
41:13中村先生
41:29保育園に子どもを迎えに行くのは
41:325時半
41:33早速1時間以上オーバーです
41:374月の残業時間の集計が出ました
41:56半数が月80時間を超えています
42:00中には100時間を超す先生も
42:07私個人的には
42:09教員の長時間労働の解消の方策というのは
42:132つしかないと思っています
42:161つは教員の数を増やすこと
42:19もう1つは学校の業務を減らすこと
42:24やはりここに手を付けずして
42:28働き方改革は進まないと
42:33その辺りがなかなか
42:37実感として進まない
42:40大きな理由かなと思います
42:42学校の先生が足らないということなんです
42:54当事者である子どもたち
43:00保護者にとってみると
43:02先生がいないわけですよ
43:05給得を変えるということは
43:081人当たりの労働時間の上限を決めるということですね
43:12そして上限を超えたら
43:15新たな人件費が生まれるということです
43:18そうすると
43:20その新たな人件費を使って
43:24人を増やすという方向に
43:26政策が変わってくると思うんですね
43:29給得を変えるというのは
43:31人を増やすためですからね
43:33これが結構現場のありとあらゆるものの
43:38現況なんだなっていう風にして
43:41やっぱり働きながらいろいろ発見していったんですよね
43:45やっぱりこれ何とかしなきゃねっていう
43:48このままだと本当に教育潰れて
43:52もう国の未来も危ういよね
43:55っていうようなことになってきて
43:58やはり給得法をですね
44:01なぜ改正してくれなかったんだと
44:04はい
44:05これで議論をストップしているわけではなくて
44:08ちゃんとこの後も
44:09勤務実態調査を3年後にやるなんて
44:11ご提言もいただいてますので
44:13そんな中の数字をしっかりと見ながら
44:16また世の中も今本当に
44:17働き方改革で変わっておりますので
44:19そうした動きなんかも踏まえてですね
44:21この給得法の議論
44:24給得法に対する議論というものは
44:26しっかりと引き続き考えていきたいと思っているところでございます
44:29あとは先生と先生が現場で死んでしまう姿を
44:50子どもたちに見せるっていうのは
44:51最悪の教育だと思うので
44:54子どもたちのためにも先生のためにも
44:57絶対あってはいけないことだと思います
44:59今動き出さないと
45:0410年後はどうなるかっていう風に考えると
45:07もう今じゃないと間に合わないかなという風に思っています
45:10この国の教育は
45:15この国の教育はどうなるのかという
45:24この国の教育はどうなるのかという
45:29この国の教育はどうなるのかという
45:42この国の教育はどうなるのかという風に考えると
45:47この国の教育はどうなるのかという風に考えると
45:51この国の教育はどうなるのかという風に考えると
45:57この国の教育はどうなるのかという風に考えると
46:01この国の教育はどうなるのかという風に考えると
46:02この国の教育はどうなるのかという風に考えると
46:06国の教育はどうなるのかという風に考えると
46:10今回は国の教育、一方改革
46:13不観念です
46:15パッと見上げたプログラスで すごくごっくん
46:231日目、また来ればいい
46:291日目、1日目が終わる
46:322日目、 Maisel
46:511日目、2日目、1日目
46:532日目、2日目、1日目、3日目目
お勧め
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