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ザ・フォーカス 恥ずかしながら ~残留日本兵 横井庄一の戦争 20201102
エセ文化人放送局
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ニュース
トランスクリプション
動画のトランスクリプション全文を表示
00:00
1972年東京羽田空港
00:07
一人の元日本兵の帰国を国民はカタズを飲んで待っていた
00:15
男の名は横井翔一 当時56歳
00:30
太平洋戦争の終結を知らされないまま
00:47
戦地となったグアム島で28年間潜伏していた
00:51
筋金入りの陸軍軍曹だった男だ
00:55
そもそも島のジャングルを流れる川で食料となるエビを取っているところ
01:03
現地の漁師に見つかり大騒ぎが始まった
01:08
横井が帰国した日本は万国博覧会が開かれ
01:15
世界第2位の経済大国に
01:17
横井の目にその変化はどう映ったのか
01:23
東京から名古屋に帰ってきた横井
01:35
奇跡の生還を遂げた残留日本兵の姿にふるさとは
01:43
一流芸能人をもしのぐ日本のニューヒーローであるかのごとく
02:12
すぐに身を寄せた名古屋の実家は観光バスのルートになった
02:18
ここ中川区の富田町と申しますと
02:23
喉から田園風景に囲まれたお家でございます
02:26
周囲の方々もそっとしておいてあげましょうということで
02:31
このように今日は中の方には入っていただくことはできませんけれども
02:36
どうぞ外の方から
02:38
そんな横井の生涯を綴った絵本が
02:44
今年6月に出版された
02:46
タイトルは横井翔一さん
02:52
作者は愛知県の主婦亀山英子さん47歳
03:15
横井がグアム島から帰国した翌年に生まれた
03:20
戦争を知らない世代
03:22
紙を切り抜いて作る白と黒の世界
03:27
横井の生い立ちから戦争そして晩年までを描いた
03:34
亀山さんは戦後70年の2015年に
03:39
新聞記事で初めて横井翔一を知った
03:43
想像していたよりもずっと大変な思いをされていて
03:49
横井さんのことを調べてみようって思って
03:53
さらに思ったら今度は人にも伝えたくなって
03:58
近所の子供たちに読み聞かせするために
04:03
趣味の延長で作った手作りのこの一冊が
04:07
プロの目に留まった
04:08
名古屋市の出版社ゆいぽうと
04:13
編集者の山本直子さんは
04:17
戦後75年の今年の出版に間に合わせた
04:21
あの横井の帰国のニュースは鮮明に覚えていると話す
04:27
恥ずかしながら生きながらえて帰ってまいりました
04:31
ニュースにもなったんですけど
04:33
恥ずかしくないのになって
04:37
すごく不思議だった
04:39
そういう時私は高校生だったんだけどすごく不思議で
04:42
横井翔一さんっていう人を知れば
04:46
なぜ戦争がいけないかっていうのが
04:49
深く分かると思うので
04:51
それでいいと思うんですよね
04:54
お出迎えに対し
04:58
私横井翔一
05:00
心から感謝しております
05:02
恥ずかしながら
05:05
生きながらえておりましたけど
05:06
彼は何を恥じていたのか
05:11
年間70万人の日本人が訪れる人気の観光地グアム島
05:28
今は静寂に包まれている
05:32
世界で猛威を振るう新型コロナウイルス
05:36
この島でも感染が拡大し一時ロックダウンされた
05:41
ビーチの一角には忘れ去られたように残るコンクリートの塊
05:49
日本軍が作ったものだ
05:53
グアム島が占領されると
05:56
ここを拠点に
05:57
敵の日本本土への進行が容易になるため
06:01
死守しなければならなかった
06:04
しかし
06:06
1944年7月
06:15
アメリカ軍は上陸作戦を開始した
06:19
愛知県出身の横井翔一は
06:25
満州からこの島の守備を担う
06:28
歩兵第38連隊に配属されていた
06:31
当時28歳
06:34
5万5千人のアメリカ軍は
06:38
容赦ない攻撃を浴びせた
06:40
そのため2万人の日本軍は
06:44
わずか3週間で壊滅状態に
06:46
1万9千人が亡くなった
06:50
途中
06:52
ジャングルに逃げ込んだ日本兵は
06:54
少なくとも2500人
06:56
その中に横井もいた
06:58
しかし
07:00
アメリカ軍に見つからないよう
07:02
生きていくだけで精一杯
07:04
階級の上も下もなくなり
07:07
食料を調達できるものが上
07:10
過酷なジャングル生活は続いた
07:13
横井さんは洋服を作る
07:18
絵本横井翔一さんの中で
07:21
作者亀山英子さんは
07:23
横井の類稀な能力を紹介している
07:27
ここは木から洋服の糸を作っているところです
07:34
日本にいた頃洋服の仕立てを
07:40
なりわいにしていた横井は
07:42
ジャングルの木から糸を作り
07:45
ジャングルの木から糸を作り
07:45
服にした
07:46
これが実際のものだ
07:53
ボタンまで丁寧に付けられている
07:58
これも木を削ったものだ
08:02
横井は他にも
08:04
あらゆるものを生きるための道具に変えた
08:07
これはウナギやエビを捕獲するための仕掛け
08:12
地上に安心できる場所はなく
08:16
深さ2メートル
08:18
奥行き6メートルの穴を掘り
08:21
ここを住処に身を隠し
08:23
生き続けた
08:24
そして
08:26
アメリカ軍はジャングルに残る日本兵に
08:43
ビラや包装で投降を呼びかけた
08:46
しかし横井は応じなかった
08:49
日本兵としてどうあるべきか
08:52
28年
08:54
その思いが揺らぐことはなかったのか
08:57
国民よりも一歩高い存在としての兵士という形がありますので
09:05
彼にとって高い倫理を求められて
09:08
まさに天皇に直属する存在として
09:11
あるべき姿というのを求められたものとして
09:15
先人君というのが求められたわけですね
09:17
基本的には負けたところで
09:22
捕虜になってはいけないというような形になっているわけですね
09:25
そうすると彼自身は
09:27
兵士としてはですね
09:30
逃げとにかく逃げなきゃいけないというような状況になっているということになると思います
09:35
先人君
09:40
軍人の後期粛清のため作られた教えだ
09:44
生きて履修の恥かしめを受けず
09:49
死して財下の汚名を残すことなかれ
09:54
つまり捕虜になるくらいならば
09:58
自ら命を絶てという意味
10:01
横井は何が恥ずかしかったのか
10:06
陛下様に対しては
10:08
私は
10:09
十二分に
10:12
ご奉公ができたらなかったことを
10:14
私としては
10:16
恥ずかしい次第でございます
10:17
岩手県 柴町
10:24
横井と同じく
10:29
終戦後
10:30
グアム島のジャングルから帰還
10:32
最後の生き残りと言われている人がいる
10:35
星和夫さん
10:38
90歳
10:39
14歳で海軍の第4気象隊に配属され
10:44
グアム島の戦いを経験した
10:46
あの日
10:48
アメリカ軍を目にした時の気持ちを語ってくれた
10:52
あれじゃ勝ち目ないよ
10:56
びっくりした
10:58
あの物の量にとか
10:59
あの船の量には
11:00
あんなに真っ黒になる左右に
11:04
埋まっているのが船で
11:05
こういう人国だったのが
11:09
こんなとことく戦ったのかと思ったった
11:11
ばっかじゃないかと思ったった
11:13
星さんは横井のいたところからは離れたジャングルに逃げ込んだ
11:24
潜伏生活は常に死と隣り合わせ
11:29
毎日のように迫ってきたアメリカ兵
11:33
そして何よりも激しい上との戦い
11:40
空腹に耐えきれず自ら命を絶つ仲間もいたという
11:45
次第に目にするものは何でも食べるように
11:50
ネズミも食べたし
11:54
コウモリも食べた
11:56
大変だったんですよ
11:57
みんなねあの網刃石入りにかかって
12:01
いや面白いんだね
12:03
大勢ね
12:04
もうダメなんだよね
12:06
やっぱり慣れてないしね
12:07
食うものはないし
12:09
水はないし
12:10
汚い水でも何でも
12:12
雨降った時
12:13
木の葉っぱに溜まった水飲んだりね
12:15
かぼちゃ畑に行くとね
12:20
ゴロっとかっけ
12:21
クナッとかぼちゃだと思うと
12:23
頭を流れにしちゃった
12:25
日本兵のほ音が
12:28
ガイコツいえいんだろう
12:31
やっぱりいつ見ても気持ち良くないね
12:34
だけど頭もね
12:37
例えば自分と一緒に暮らした人とか
12:40
いつもいる暮らした人も
12:42
駄目で死ぬでしょ
12:44
白骨になってバラバラになるんですよ骨もねガラガラね
12:47
でも頭見ればそっくりその人の顔だわね分かるもんね
12:51
白骨になってもこれは誰だこれは誰だって
12:55
目の前で死んでいく仲間たち
13:02
あの日帰国した横井は潜伏中に亡くなった仲間2人を連れて帰っていた
13:08
いつまで逃げ続けるのか
13:22
終戦の知らせを聞いていない日本兵たちは翻弄され
13:27
多くが命を落とした
13:34
元気になりました
13:36
何をやりたいとお考えのだろうか
13:39
大きい英霊の供養をさせていただきたい
13:43
それが私の信念でございます
13:45
それがためにそして各遺族の方が
13:50
私の知っている範囲内の遺族の方の訪問をさせていただいて
13:56
遺族の方にガム島であんたの息子さんはだいたいこういうところで
14:03
だったから餓死したんだろうということを報告したいと思います
14:08
今一人暮らしの保守さん
14:17
帰国のきっかけは終戦から8年経った時のことだった
14:26
ジャングルでの潜伏生活を続けていた中で思わぬことが
14:31
海岸沿いの洞窟で寝ているところをアメリカ兵に見つかってしまった
14:38
殺されてもいいと覚悟したが
14:42
アメリカ軍の施設に行くと食事とベッドを用意してくれた
14:47
見つかるまで何を思いながら暮らしていたのか
14:53
終わったというのは負けだなと思っていた
14:59
負けだなって
15:00
だってかけてられるような何にもないんだもん
15:04
一つもその兆候はないんだもん
15:07
いつか日本が来ると思ってた
15:09
それを期待したんだから
15:11
とても来るような状態じゃないもんね
15:15
そんな余裕はないな日本は
15:19
その星さんの目に
15:23
28年もの間潜伏していた横井が帰国したニュースは
15:28
どう映っていたのか
15:30
やっぱりこの人も我々と同じね
15:34
命死にたくないと思ったんだなって
15:37
今までこれを言いたのはね思ったって
15:39
しかしもう少し早く出てくるってやってしたじゃないか
15:45
出てこれないんですよ
15:47
機械そういうのがないと
15:48
捕まるかなんかしないと
15:50
だからもう少し早く見つかればよかったな
15:54
捕まればよかったなとそう思っただけだね
15:56
自分では出てこれない
15:58
そういうもんです
16:02
横井さんが帰ってまいりました
16:06
玄関まであと5メートルです
16:08
お帰りなさい
16:09
彼は最後まで目だけはすると
16:15
横井翔一の発見
16:21
この第一報を日本に届けた
16:24
京面則明さん
16:26
今回テレビカメラを前に初めて語ってくれた
16:30
当時29歳で東急航空のグアム駐在所長だった
16:37
これが記者会見の模様のアルバムです
16:47
日本語を話すそういう人がいると
16:56
それが簡単には保護されたと
17:00
ついてはこの人は日本人なのかどうかを
17:04
簡単には確かめてくれと
17:06
当時日本の政府機関はまだ置かれておらず
17:12
京面さんは現地当局から身元の確認を依頼され
17:17
病院に向かった
17:18
ピョンピョンと歩く
17:22
だから猿のような歩き方
17:23
何歩か歩かれた時に
17:26
私たち囲んでじゃないですけど
17:28
口々にですね
17:29
ご苦労様ですっていう言葉をかけたんですよ
17:32
そしたらどうもどうもって言葉
17:35
どうもどうもなんて普通
17:38
日本人じゃなければありえない言葉でしょ
17:41
この出来事を東京の本社に国際電話で伝えたことが
17:58
日本への第一報となった
18:03
当時のグアムは年間10万人もの日本人観光客が訪れていた
18:09
戦争の匂いは消えていた中での発見
18:14
非常に怖い顔ですよ
18:25
いずれにしても
18:26
決してにこやかな顔っていう顔ではないです
18:30
それはそれにはね意味があるんですよ
18:34
彼は絶対にね無事には済まないと
18:37
本来ならねそこで
18:43
まあこの世からね
18:45
お別れしててもおかしくない状態だったはずなんですよ
18:50
要はその処刑されてたりとかそういうようなこと
18:54
そうです
18:55
ふるさとでは戦死したとされていた横井
19:01
母親は息子横井の墓を建てることに最後まで反対していたが
19:08
お祝いちゃんの出しようけど
19:25
親子を頑張ってくれんなくなっています
19:27
このままやばいよ
19:31
行くならないこうこうしたんですから
19:34
ごまんがんしてください
19:36
帰国の14年前に亡くなっていた
19:43
その後も横井はカメラに追われる日々が続いた
19:49
帰国から9ヶ月後
19:53
京都の女性と宮井で結婚
19:56
それからの横井は
20:08
グアムでの生活を伝える講演活動をしながら
20:13
筆を取り土をこね多くの作品を残した
20:17
そして1997年
20:23
82歳で旅立った
20:25
横井の生きた戦後は25年
20:29
ジャングル生活よりも短かった
20:32
横井さんの奥様との約束がありまして
20:46
全国の図書館にこの本を置いてもらって
20:50
長く読んでもらいたいっていうのが
20:52
一番強い気持ちというか目標でした
20:57
亀山さんの書いた絵本は
21:03
全国550の図書館に寄贈された
21:06
子供たちに横井の戦争を知ってもらう
21:11
それが約束だった
21:13
横井の妻美穂子さんは京都の実家にいた
21:29
今年92歳
21:35
戦争の悲惨さを伝える機会がなくなってはいけない
21:39
常々そう訴えてきた
21:42
戦争から遠ざかるというか
21:49
みんながコロナが大騒ぎされるぐらいで
21:56
戦争というものは
21:59
人類から全部横が返ってから
22:04
どんどんどんどん平和が続いて
22:07
戦争が起きるかもしれないという
22:13
憂いの方が
22:15
戦争の悲惨さを伝えたように私は感じています
22:17
今日
22:22
無事
22:23
横井が好んで書き残した言葉の一つ
22:32
何事も起きない一日
22:36
それが夢のようなこと
22:39
やっぱりどこかで
22:44
横井もあの戦争をね
22:47
あの戦争を忘れないでほしい
22:49
忘れたらまた戦争が起きることになるから
22:54
忘れないで平和を守ってほしいっていう
22:57
願いがあるんだと思う
22:59
横井は妻にだけ語った
23:07
潜伏中の思いがあった
23:10
本人はあの海が沈まないんで
23:17
歩けるものなら
23:18
一足一足海の上を歩いて
23:21
でも日本へ帰ったから
23:23
恥ずかしながら
23:41
生きながら歩いておりましたけど
23:43
生きて帰った
23:45
それを恥ずかしいと言う
23:49
戦争は無語い
お勧め
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