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00:00과거 세계 경제 2위로 미국의 아성까지 위협했던 나라
00:05그러나 지금은 30년 넘게 불황의 늪에 빠져 있습니다
00:13일본은 왜 가난해졌을까요?
00:25노구치 유키오는 경제관료 출신의 경제학자입니다
00:28일본 경제의 영광과 침체를 바로 옆에서 겪어왔죠
00:34그가 내부에서 냉철하게 분석한 위기의 근원
00:44장기 침체의 교과서적 사례로 꼽히는 일본을 통해
00:49우리가 배울 점은 없을까요?
00:51전 세계에 흩어져 있는 위대한 생각들을 모았습니다
01:01어떤 생각은 우리를 저 먼 곳으로 데려갑니다
01:08한국의 아성에 관한 것 estas
01:15한국의 아성의 아성의 아성의 아성의 아성의 아성의 아성의 아성의 아식을
01:31Welcome to the Great Mind. Great Mindsにようこそ。
01:38私は野口幸男です。
01:40一橋大学の名誉教授を務めております。
01:46今回第4回目、ここではですね、
01:51日本が将来に向かってどのような問題を抱えているのか、
01:56そしてそれに対処するためには、
01:58一体どういう政策が必要なのか、
02:03このような問題を考えていくことにしたいと思います。
02:08ここに書いてありますのは、
02:11一人当たりGDPの推移です。
02:15一人当たりGDPというのは、
02:18その国の豊かさを示す指標としてよく使われるものですね。
02:24まず日本の数字を見てみますと、
02:2990年代の後半以降、ほとんど成長していない、
02:34ほとんど停滞状態にあるということが言えます。
02:40アメリカはどうかと言いますと、
02:42この期間を通じて成長を続けている。
02:45これはですね、アメリカが80年代、90年代を通じて、
02:52IT革命という新しい情報通信技術の開発に成功して、
02:59それによってアメリカの産業構造が大きく変わった。
03:03韓国もこの期間を通じて上昇を続けています。
03:12この結果、日本と韓国の一人当たりGDPの格差がどんどん縮まっていきまして、
03:23実は最近のデータで見てみますと、
03:28韓国の数字は日本より高くなっている。
03:33つまり韓国は日本より豊かな国になったという変化が起きています。
03:40先進国サミットというのがありますね。
03:43日本はそのメンバーなんですが、
03:472000年にこの会合が日本の沖縄で開かれたことがあります。
03:55この時にはですね、日本は参画中で最も豊かな国でした。
04:02一人当たりGDPが最も高かったんですね。
04:06ところが2022年に、
04:10広島サミットの時にはですね、
04:13日本の一人当たりGDPは三角中で最も低い値になってしまった。
04:20サミットの中の最も貧しい国になってしまったということが起きています。
04:29ここにもですね、一人当たりGDPの数字が書いてあります。
04:36まず日本の数字を見てみますと、
04:39赤い線ですが、ちょうど山形の線になっていますね。
04:46日本は1970年代の初め頃に、
04:51日本の数字がOECDの平均を上回りました。
04:54そして90年代の中頃にはですね、
05:01アメリカを抜いて、アメリカよりも豊かな国になっていきました。
05:07ところがこれが日本のピークであってですね、
05:10その後、日本の数字は下がっていってしまったわけです。
05:18アメリカよりも低くなりですね、
05:21さらに下降を続けていく。
05:24こういうことが生じてしまいました。
05:27この図をご覧いただくと、
05:31日本の数字はですね、
05:33すでにOECDの平均値を下回る。
05:38日本はOECDよりも、
05:41の平均値、平均のよりも貧しい国になってしまった。
05:45日本はですね、
05:4870年代の初めに先進国の仲間入りをした。
05:54それから約50年間にわたって、
05:57この先進国の地位を続けてきたわけですけれども、
06:04それが今終わろうとしている。
06:06しかもこの傾向がどんどん続いていくとしますと、
06:11数年後にはですね、
06:12日本はOECDの平均よりももっと低くなってしまう。
06:18その半分ぐらいになってしまう。
06:20ということも大いにあり得ることだと思います。
06:25私はこのことは、
06:28非常に危機的な状況であると思っているわけですね。
06:34韓国の場合にはですね、
06:37この期間を通じて、
06:39韓国の一人当たりGDPは、
06:41OECDの平均値に近づいています。
06:45これまでの成長率が高かったということを考えますと、
06:51多分、近い将来に、
06:54韓国の数字はですね、
06:57OECDの平均値を上回っていくことになるのではないか。
07:02そして日本との差がもっと開いてしまうのではないか。
07:07このようなことが危惧されるわけであります。
07:11それでは日本はですね、
07:14将来に向かってどのような問題を抱えているのでしょうか。
07:19この図の4の3にはですね、
07:26人口構造の変化ということが書かれています。
07:31まず青い線で書いてあるのがですね、
07:3615歳から64歳人口、
07:39これは労働年齢人口と言ってよろしいわけですが、
07:44この階層の人口はですね、
07:492020年から2050年の間に、
07:55約74%に減少する、
07:59つまり約4分の1減少してしまう、
08:02ということになります。
08:05日本は今でも人手不足ということに悩んでいますが、
08:09この状態が将来はさらに深刻化するであろうということが予想されるわけです。
08:19この赤い線ですね、
08:22これは65歳以上の人口、
08:25つまり高齢者人口です。
08:28この年齢階層の人口はこれまでも増えてきたんですけれども、
08:34この傾向が将来も続く。
08:37この高齢者人口というのはですね、
08:42これは退職後の人々が大部分ですから、
08:46労働力にはならないわけですね。
08:49他方で、この年齢階層の人々は、
08:53社会保障制度の寄付を受けるという人々です。
08:58年金とか医療保険とか介護保険とか、
09:05そういう社会保障の制度の寄付を受ける。
09:11こういう寄付を受ける人々が増えていくということですから、
09:16社会保障給付の総額も増えていくということになりますね。
09:21この15歳から64歳の人々というのはですね、
09:28社会保障のための費用を負担する、
09:32保険料とか税金という形で、
09:35費用を負担する人々ですね。
09:38こういう人々が減ってしまうということです。
09:42寄付を受ける人は増えるけれども、
09:49それを負担する人が減ってしまうということで、
09:53社会保障の財政は将来非常に厳しいものになっていくだろうということが予想されます。
10:01このような状態に対処するために、
10:08人口を増やす必要があるということが言われます。
10:15出生率を高めて少子化に対応しようということがよく言われます。
10:22確かに日本の出生率は低いわけで、
10:27それを高めるということは重要なことなんです。
10:31ただし、これは簡単なことではありません。
10:38例えば今年生まれた人、これが働けるようになるまでは、
10:4420年間とか、そういう長い期間が必要なわけですね。
10:50生まれた幹部がすぐに働けるわけではありません。
10:53こういう人たちは、結局経済全体から見れば、
10:57自分では働かないで親の世話に面倒を見てもらうということですから、
11:03経済的に見れば負担になるということですね。
11:07それでは、将来に向かって一体どのような施策が必要とされるでしょうか。
11:16これについて、OECDがですね、
11:20長期経済予測というのを行っています。
11:23ここでは、その結果をグラフにして示してあります。
11:32日本の将来に向かっての成長率、
11:35これは一番左側の青い線で示してありますが、
11:41これは将来、2000年から2040年までの潜在成長率です。
11:47これがですね、1.1%程度ということで、
11:52あんまり高い値ではないんですね。
11:56これ、なぜ低い値になってしまうか。
12:00これは真ん中の赤い線、
12:02オレンジ色の線がありますね。
12:05これが労働力の増加率です。
12:09日本の場合に、労働力の増加率がマイナスになっているんですね。
12:14マイナスになっている、つまり減ってしまう。
12:16これは先ほどのグラフでご覧いただいたように、
12:19労働年齢階級の人口が減っている。
12:23労働力が減る。
12:26原理的に言いますと、
12:28これは技術進歩によって、
12:30これを補うことが可能であるわけですね。
12:35これが一番右側の灰色の線で示してあります。
12:39資本技術要因と書いてありますね。
12:42これは投資をしてですね、
12:48資本層比率を引き上げる。
12:50それによって生産性を上げる。
12:53あるいは、新しい技術を導入したり、
12:57新しいビジネスモデルを導入する。
13:00あるいは、産業構造を変えていく。
13:03こういうようなことによって、
13:05技術進歩率を高める。
13:06日本の場合を見てみますと、
13:12この値が残念ながら、
13:15あまり高い値ではないんですね。
13:18このために、結果として、
13:21将来の成長率の見通しが、
13:25非常に低い値になってしまう。
13:28というようなことになっています。
13:31では、韓国はどうかということですが、
13:34日本の右側に韓国がありますね。
13:38韓国の場合も、
13:40労働力の増加率がマイナスである。
13:42これは日本と変わらないんです。
13:45韓国も、
13:46収支を率が低いということから、
13:49将来に向かって労働力が減ります。
13:51ただ、韓国の場合には、
13:55この資本技術要因、
13:57のどみが非常に高いんですね。
14:00ここにある諸国中で、
14:02最も高い値になっています。
14:05このために、
14:06労働力が減るということを補って、
14:10成長率が高くなる。
14:12アメリカやイギリスはどうか。
14:16これを見てみますと、
14:18労働力の増加率がプラスになっていますね。
14:23これはですね、
14:24出生率が高いということが、
14:27一つの原因なんですけれども、
14:29それだけではなくて、
14:31移民を積極的に受け入れる。
14:33こういうことの効果もあると思われます。
14:36そしてまた、
14:38資本技術要因もかなり高い。
14:42このようなことから、
14:44将来の成長率が高くなっている。
14:46ということなんですね。
14:49日本の場合にもですね、
14:51将来の労働力が減っていく、
14:54ということを考えますと、
14:56移民を積極的に受け入れる。
14:59こういう方向に転換していくことが、
15:02必要であろうと思われます。
15:04ただ残念なことに、
15:07日本ではですね、
15:08移民を受け入れることに対して、
15:11消極的な意見を持っている人が非常に多い。
15:16このためにですね、
15:18労働力の不足を補うことができない。
15:22こういう問題を抱えています。
15:24そうであれば、
15:25なおさらですね、
15:28この資本技術要因、
15:30技術進歩を率を高めていくことによって、
15:33問題を解決していく、
15:36ということが必要だと思います。
15:39特に専門的な能力を持った人材を、
15:43これから育成していく。
15:46日本にとっての最も重要な課題はですね、
15:51バブル後30年、
15:53日本がどういう立場にいるのか、
15:55将来に向かって、
15:57どのような問題があり、
15:58どのような対策が必要なのか、
16:03このような問題について、
16:05お話をしてまいりました。
16:07私の講義は以上でございます。
16:12ご参加いただき、
16:14ありがとうございました。
16:15ご視聴ありがとうございました。
16:27チャンネル登録をお願いいたします。
16:32チャンネル登録をお願いいたします。
16:37감사합니다.

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