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  • 2025/6/29
https://note.com/hosho9999/n/nb1ebb3d55147

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00:00皆さんこんにちは第52回まつちゃんラジオです 今日はですね旧統一協会今の家庭連合ですけどこれをめぐる最近の議論と
00:09政府の対応について書かれたオンライン記事を2つ取り上げたいと思います アフジソさんと保署さんという方々の論考ですね
00:19一つは特定宗教を例外扱いすることの危うさ もう一つは岸田首相の発言と閣議決定の有無これに関する告発です
00:31今回はこれらの記事をもとにですね 信教の自由それから法の下の平等
00:38あとは政府の透明性といった観点から提起されている問題を少し掘り下げていければと思います これが皆さんの生活や社会にどう関わってくるのか
00:48一緒に考えていきたいですね はい ではまずアフジソさんの記事から見ていきましょうか
00:54旧統一協会の協議 特に血統とか純潔を重んじるっていう点への批判がありますよね
01:02でこの記事はそれが憲法20条で保障されている 信教の自由の侵害につながりかねないとそういう危険性を指摘してるんですね
01:11他の宗教にも似たような価値観って見られるのに 特定の教団だけ問題視するのはどうなのかと
01:20そうですね この記事で特に鋭いなと感じるのは 教義が一般倫理と違うから問題なんだっていう見方そのものがですね
01:29実は宗教という存在自体を否定してしまう危険があるという点なんです
01:34なるほど もちろんあのお子さんの信じない自由っていうのは尊重されるべきです
01:39それは大前提として ただ同時に親が子に信仰を伝えるそういう自由も
01:45えっと自由権規約の18条でしたかね 国際的にも保障されてるんですね
01:51はいはい だから子どもの自由を盾にとって親の権利を過度に制限するような風潮というのは
01:57自由な社会にとってはまあ危ういんじゃないかと警鐘を鳴らしているわけです
02:01うーん そして特にあの懸念されているのが旧統一教会をある種例外として扱おうとする
02:09そういう動きだということでしょうか
02:11扱いをするというのは憲法14条の法の下の平等の原則に反する恐れがあると
02:18記事はたとえこう社会から嫌われているように見える宗教であっても
02:23その自由を守ってこそ本当の意味での自由社会なんだとそういう結び方をしてますね
02:29なるほど
02:29これはある意味で多数派の無宗教的な価値観を押し付けることへの注意喚起とも読めるかもしれません
02:37その法の扱いという点で言うと今今度は保障さんの記事ですね
02:42こちらはもっと具体的に政府の対応岸田首相の発言に切り込んでいます
02:47首相が宗教法人の解散命令要件に民事事件も含める解釈変更を閣議決定したと述べたと
02:55これに対していやそんな閣議決定は存在しないはずだと告発しているわけですね
03:00この記事が問題視しているのはまずその解釈変更そのものなんです
03:06従来ですね宗教法人法の81条に基づく解散命令というのは
03:12基本的には刑事罰が課されるようなかなり重大な法令違反これに限られていたわけです
03:18はい厳格だったんですね
03:20そうなんですそれを今回民事の不法行為による賠償命令とか
03:25そういうものまで含める形に解釈を変えるというのは
03:28そもそも国家が特定の宗教団体の存続により介入しやすくなる道を開くのではないかと
03:35つまり信教の自由を守るためのある種のハイドロークを下げてしまうんじゃないかという懸念ですね
03:41うーんそしてもう一つのより革新的な告発がその重大な変更を行う手続きですね
03:48閣議決定したというその説明自体がもしかしたら事実に反するんじゃないかと
03:53まさにそこがポイントです
03:55もし本当に閣議決定されたのであればそれは政府の公式な意思決定として
04:01当然公文書として記録が残って国会にも報告されるべき性質のものです
04:07これは単なる手続き上のミスというレベルではなくて
04:11政府がその法の解釈を不透明な形で変更して
04:15それを事後的に正当化しようとしたと受け取られかねないわけです
04:19かなり深刻な話ですね
04:21そうなんです保障さんが指摘するように
04:24これはもう立憲主義とか法の支配という国家の根本に関わる問題だと
04:29もしこういうことが許される前例ができてしまうと
04:32将来的には政府にとって都合の悪い
04:35どんな宗教団体や思想だって恣意的に標的にされかねないと
04:39そういう強い危機感が示されていますね
04:41なるほど
04:422つの記事をこうして並べてみると
04:46旧統一教会への社会的な批判が高まる中で
04:50その対応として法的な原則であるとか
04:53あるいは手続きの正当性といったものが
04:56ちょっと揺らぎかねない状況にあるんじゃないかと
04:58そういう共通の懸念が浮かび上がってきますね
05:01そうですね
05:02アフジノさんの論考はどちらかというと
05:05社会からの圧力によって法の原則が曲げられる危険性
05:09で保障さんの論考は国家権力による手続きの軽視が
05:14法の支配そのものを脅かす危険性
05:16それぞれアプローチは違いますけど
05:18まるで同じ革新的な問題
05:20つまり私たちの自由と法の支配をどう守っていくのか
05:24という非常に重い問いに迫っているように話します
05:27本当に難しい問題ですね
05:29社会的に問題を引き起こしたとされる団体に対して
05:34厳しい対応を求める声があるのは
05:37それはそれで理解できる部分もあります
05:39ただ一方でその対応が
05:42より普遍的な自由とか権利
05:45あるいは法の原則といった
05:46社会の根幹を損なうようなことになってはいけないと
05:50まさにそのバランス感覚が問われているんだと思います
05:52感情とかその時の世論に流されたり
05:55あるいは権力側の都合に左右されたりすることなく
05:58あくまで法に基づいて公正な手続きを確保する
06:02その重要性ですね
06:03皆さんはこの状況をどう考えますか
06:06私たちが個人的に好ましくないと感じるような対象に対して
06:10社会や国家はどう向き合っていくべきなのか
06:13その線引きは一体どこにあるんでしょうかね
06:15そうですね
06:16感情や世論が先行しがちな中で
06:20自由を守るというのはどういうことなのか
06:23特に好ましくないあるいは理解しがたいと感じる対象に対して
06:28私たちがどう向き合うべきなのか
06:30これらの記事はそんな問いを私たちに投げかけているのかもしれないのです
06:35今日も天皇父母様の祝福が皆様と共にありますように
06:40それではまた明日お会いしましょう
06:42高評価・チャンネル登録よろしくお願いいたします

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