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00:00Teleto
00:02Today, we'll have a welcome to Japan.
00:06Welcome to Japan.
00:07Welcome to Japan.
00:07Hey, you're welcome to Japan.
00:09I've seen it before.
00:10I've seen it before.
00:11I've seen it before.
00:12I can't believe it.
00:14The NICOLOGY of Japan is all beautiful.
00:18I'm impressed.
00:20The NICOLOGY of Japan is designed.
00:23The NICOLOGY of Japan.
00:28The United States is the United States of the United States.
00:30A UNESCO is the United States of the United States of the United States.
00:35The United States of Pompeii, the United States of the United States.
00:39Hello!
00:40Hi, how are you?
00:42You're welcome.
00:44Everyone, the TV is here.
00:47Good morning.
00:49Good morning.
00:514 ldk no iqqo da te ni
00:55奥さんのイオレさん3人の息子さんと家族5人暮らしみんなかっこいい
01:03そんなティベリオさんが愛してやまない日本のものとは何やろう
01:10何があるんだと家の離れ
01:15見事なまでの日本庭園が
01:26このには私が全部一人で作りました すごいな
01:32a 中でも目を引くのが
01:39これは山から拾ってきた木で作った盆栽です
01:47その数は30以上
01:51小さい頃から日本の庭や盆栽に興味を持っていてここまで作りました
01:59ということはティベリオさんが愛してやまない日本のものとは盆栽
02:07盆栽も好きだけどその下にあるものが一番好きなんです
02:16私が愛してやまないのは盆栽の下にある盆栽鉢なんです
02:22千年以上前に盆栽と共に広がったもので盆栽よーってやっぱあるのか
02:38盆栽の美しさに必要不可欠なもの
02:46そもそも植物と鉢2つが合わさって評価されるもので
02:53美しく価値のある植物には相応の高価な盆栽鉢が
03:01なんと1つ2000万円するものもそんな盆栽鉢は一般的な陶器と違い数年間の風雨に耐えられて凍らない丈夫なものへぇ
03:26大きな特徴はそこに排水口があり植物の根に酸素を供給し同時に過剰な水を排水できるようになっているティベリオさんは一体なぜ盆栽鉢に注目するようになったのか
03:49ある時すごく形のいい盆栽ができたんだけど
03:54どうしてもそれを入れる盆栽鉢が気に入らないので
03:59町中を探し回ったんですけど見つからなくて
04:04こうなったら自分で作るしかないって思うようになったんです
04:0920代の頃に趣味でイタリアの盆栽教室に通いここまで作り上げてきたが40代になって焼き物の経験がないまま独学で盆栽鉢を作り始めたティベリオさん
04:29もう巨匠の雰囲気あるけど一体どのように作っているのか見せてもらうことにまず土に水を混ぜて粘土状に火山灰を混ぜると独特な色合いになりますがいつも同じ色にならないんです
04:55実はここポンペイは西暦79年火山の噴火により一夜にして地中に埋まった街
05:06そのため土には火山灰が混ざっているのだと
05:11続いて用意したのは何やら大きな機械
05:16陶器工場で壊れていたものをもらって50年以上前のものを私が直したんです
05:26すごいね情熱が
05:28土を機械に入れ圧力をかけることで中の水分を取り除くというもの
05:35三男のトーマスくんも粘土づくりをお手伝い
05:45次に使うのはこちらも廃材からパーツを組み合わせて作ったロクロ
05:52手作りのロクロ
05:56体重をかけ 粘土の空気を抜きながら厚さを一定にしていく
06:05大事なのは中心部分を1センチくらい
06:09外側を3.5センチほどにすることです
06:12この厚さにすることで割れづらく強度のある盆栽鉢になるという盆栽鉢ならではの水を出す穴を開け
06:40足の取り付け
06:47すべて手作業で盆栽鉢に模様を施していく
06:53焼くための釜は知り合いから購入した中古の電気釜
07:05こうして2日かけ高温で焼き上げると完成
07:17すごいきれいですね
07:19うわーすごいわーかっこいいわー
07:22焼き上がるまでは毎回ドキドキです
07:26出来上がったのは花びらのような形のもっこしき鉢
07:32綺麗に仕上がっているように見えるが実はある悩みが
07:44独学で10年ほど経って私は今停滞中なんです
07:50だから次のステップに進める師匠に出会いたいんです
07:57日本のとこなめというところはすごいんですよ
08:02盆栽鉢の職人がたくさんいるんです
08:07とこなめは日本六湖用と呼ばれる焼き物産地の一つ
08:16日本で作られる盆栽鉢のほとんどがとこなめさんだという
08:23日本にはまだ一度も行ったことがないティベリオさん
08:29実は何度も行こうと思っていたのですが長男が病気でずっと看病をしていて
08:38長男のロザリオさんが高校生のとき
08:42X脚による扁平足の手術をし
08:46当時は歩くことも困難な状況でずっとつきっきりで面倒を見ていたという
08:54でも幸いロザリオの調子も良くなって今は手伝ってくれているのでチャンスがあるなら日本に行きたいと思っているんです父のやっていることは本当に魂を感じますだから今壁にぶつかっていても自分の道を突き進んでほしいです
09:21後日に日本も想っていると
09:26あー喜んでもらえるかな
09:28本日にも楽しんでいるかな
09:29本日に見えたり
09:35大変なの
09:37それは何の中に気づきました
09:39うね!
09:40こうそうですね
09:42大変なものを教えてください
09:45うね!
09:46うね!
09:47うね!
09:48少しのものを教えてくれていて
09:50Japan. What do you mean this, in your opinion?
09:54That I go to Japan?
09:58Thank you!
10:06A family report.
10:10What do you have to say to the family?
10:14I think it's a very good thing.
10:18I can't believe it.
10:20I can't believe it.
10:22I can't believe it.
10:24I have never seen it.
10:26I am happy.
10:28I've never imagined it.
10:32I've always been thrilled.
10:34I've always been able to do it.
10:36I've always been to me.
10:38It's been fun.
10:40《素晴らしいことだよね夢だった日本に行けるなんて》
10:46今夜の応援団は盆栽鉢に夢中のティベリオさんをご招待
10:55想像を絶する素晴らしさです
10:59名だたる盆栽界のレジェンドたちが次々と登場
11:06そして日本を代表する盆栽鉢作家から匠の技を特別に伝授
11:14こんな部分までこだわりがあるなんて驚きですさらに帰国後驚きの変化が番組史上最大級の進化盆栽鉢ドリームをかなえた今を追跡世界日本行きたい人応援団
11:43日本にやって来たティベリオさんまず訪れたのは栃木県日光市素晴らしいここが東照宮の入り口ですねここに来たかったんです
12:06徳川家康を祀る世界遺産日光東照宮
12:13絶好のタイミングで来日できましたありがとうございます
12:25日本宝珠展は日光東照宮で初めて開催された盆栽展
12:35世界遺産に登録されている格式高いこの場所で開かれるのは史上初のこと
12:42うわーすごいねこれ
12:44そんな記念すべき展覧会には全国の盆栽家が手がける大作がずらり
12:52すばらしい盆栽が集まるということはすばらしい盆栽鉢も見られるはずです
13:03すばらしい想像を絶するすばらしさですこんなに大きな鉢は初めて見ましたどのようにして焼いたのでしょうか盆栽には目もくれず鉢に夢中
13:32更に東照宮のシンボル陽明門の方へ進むと盆栽展の催し会場が開催を記念した式典の真っ最中するとティベリオさん何かを発見
14:00盆栽家の魔術師です
14:07これまで文化功労賞や王珠宝賞。
14:35さらには内閣総理大臣賞を28回受賞するなど数々の栄誉に輝きその名は海外にまでとどろき世界各国にファンを持つ日本が誇る盆栽界のレジェンドすごい!この展覧会のためにいらっしゃるのでしょうか?
14:42これは何とかちょっとお話ししたいです
14:49これは何とかちょっとお話ししたいです
14:56番組の方から話してみたいですか?
15:03そうですねでも緊張してしゃべれないかも
15:10ちょっと聞いてみますねじゃあ先生に
15:17ありがとう
15:19やめられたらあまり良いかもしれない
15:21大丈夫です見られただけでも嬉しいので
15:25すごいね
15:31式典が終わりスタッフが木村さんにティベリオさんのことを伝えると
15:40突然訪れた防災界の魔術師との対面
15:52めちゃくちゃラッキー
15:55木村先生
15:57木村です
15:59そのオノラトでプラナポストコのシェンサ
16:03目にかかれて大変光栄です
16:05とんでもございますわざわざ遠いところまでおいでいただけたい
16:09ありがとう
16:11はい
16:12ガチガチ
16:13イタリアのポンペイから来ました
16:16先生のお名前は世界に知れ渡っています
16:21すごいなぁ
16:22いやいやいやとんでもない
16:26私は盆栽鉢が好きで勉強をするため日本に来ました
16:31全部見たんですか?
16:33まだです
16:34まだですか?
16:35はい
16:36じゃあご一緒にちょっと簡単な説明をしながら
16:38えー
16:40やばい
16:41マエストロボーレーボーレスピガール見て
16:45はい
16:46ガチ
16:47少しの時間ならと盆栽展を案内してもらえることに
16:52うわぁなんて贅沢な
16:53まあもちろんこれはねイタリアでも世界で一番有名な樹脂ですよ神拍シンパクとはキノキと同じ仲間の植物龍みたい!
17:09It's like a龍.
17:10It's a great time, too.
17:12But he looks like the boat.
17:14But he looks into the boat.
17:18It's super cool.
17:21I'm going to put the hatch on it.
17:26Yes, yes, yes, yes.
17:28This is a rope.
17:30It's a rope.
17:32It's a rope.
17:34It's a rope.
17:36描くや帯は盆栽鉢の模様のこと。
17:45Hachによってデザインは異なり、作品の個性に。
17:50うるさくないね、全然。
17:53これはね、あってもなくてもいいんですけれども、あった方がオチャレなんですね。
17:59さらに形には、長方形のものや丸みを帯びたものなど様々。
18:07年代物で長く使い込まれたものは、価値が上がるのだと。
18:17盆栽がいくら良くても、それに合った鉢、合ってる鉢を要するに入れなければ盆栽は引き立たないんです。
18:27ここら辺に飾ってあるのは、みんなそれを考えて、どの鉢に入れたら盆栽が最も美しく見えるかというのは考えて、みんな上に入れてるんですね。
18:37バランスが大切なんですね。
18:40もちろんそうです。あってなきゃダメなんですよ。
18:45するとティベリオさん。
18:48向こうにありましたシンパクですね。
18:52こちらの鉢はいかがですか。
18:54いや、これいいと思いますよ。
18:56これ餃山です。
18:58餃山さんが作った鉢です。
19:00マエストロで餃山。
19:02餃山。
19:03今、日本の第一人者ですから、鉢では。
19:07盆栽鉢作家、中野餃山さん。
19:11当歴55年の技で作られる盆栽鉢は芸術性と実用性に優れ国内外問わず盆栽愛好家たちが高く評価。
19:25うーん。
19:28区内庁からも製作依頼があるほど。
19:31うわー、かっこいい。
19:33実はティベリオさん、空港で。
19:37お会いしたい先生がいます。
19:44先生はすべて手作りです。
19:51世界に2つとない特別な盆栽鉢なんです。
20:01本当にどれも素晴らしい作品です。
20:10そう、中野餃山さんは憧れの人物。
20:15イエーイ。
20:18餃山という方は、鉢を作るということは誰でもできるんですけど、その中でね、品よく、形がよく、盆栽に最も使いやすいような鉢を作るんで、もう皆さんやっぱり大人気なんです。
20:32これはやはりね、作家のセンスですね。
20:39価値はどれほどですか?
20:41この大きさは高いですよ。
20:431,000万円以上ですよ。
20:45はぁー。
20:461,000万円になってる。
20:48クエストコストオブチールか。
20:50以上ですよ。
20:51ピュー、ピュー。
20:52盆栽全体で。
20:54パタール、パタール。
20:55ママイ、すごい。
20:58そして最後にティベリオさんが。
21:02時間をいただきありがとうございました。
21:05最後に1つお願いをしてもいいですか。
21:08先生、キムラ。
21:10ここでいいの?
21:12簡単に。
21:18突然のお願いにもかかわらず、心よく案内してくれたキムラさんは、85歳になった現在も第一線で活躍。
21:33さまざまなイベントで盆栽の魅力を世界に伝え、お弟子さんたちが内閣総理大臣賞を受賞するなど、えー。
21:45次世代の盆栽化育成にも力を入れています。
21:49あー、素晴らしい。
21:51続いて。
21:52続いて、ティベリオさんは念願の知恵。
21:57愛知恵。
21:58愛知県の千田半島に位置するとこなめ市。
22:05平安末期頃に誕生したことこなめと呼ばれる焼き物の産地として知られ。
22:12現在でも焼き物は主な産業に。
22:19よく見かける朱色の急須も、実はとこなめ焼き。
22:25おいー。
22:27そんな焼き物の町には盆栽鉢を作る窯元も多いのだが。
22:34実は、憧れの錠山さんの窯元もとこなめに。
22:43えー。
22:45訪れたのは、数々の作品を展示するギャラリー。
22:59すごい。
23:00うわー。
23:01すごい。
23:02とそこにこのあと憧れの中野餃子登場唯一無二の職人技がティベリオさん憧れの盆栽鉢作家中野餃子のギャラリーへ
23:26すべてがすばらしいです。
23:33すごい。
23:34すごい。
23:35どうやったらこんなに平らにできるのか。
23:46そういうとこ見るんやね。
23:48見てください。
23:50この細工を。
23:52表面はとてもなめらかです。
23:56陶器とは思えないほどです。
23:59ぽい。
24:01この大きさは焼くのがとても難しいんです。
24:05一つずつゆっくり見たいので、皆さんは休んでいてください。
24:10と、そこに。
24:17うわー。
24:20ようこそティベリオさん。
24:21ギョーザンです。
24:24ギョーザンです。
24:27びっくりしすぎて。
24:28ティベリオさん緊張しちゃうタイプやから。
24:31はい。
24:32はい。
24:33はい。
24:34はい。
24:35はじめまして。
24:36はい。
24:37私はティベリです。
24:38はい。
24:39私はギョーザンです。
24:40よろしくお願い。
24:41はい。
24:42こちらこそ。
24:44感動しすぎて挨拶の言葉を忘れました今回ティベリオさんの熱意を伝えたところ心よく受け入れてもらえることに人の手で作られたと思えないほど素晴らしい作品です先生にお会いできるなんてすごすぎますここで息をできてくれました。
25:13ここで息をできることに感謝です。
25:15いや、もうそうなるよね。
25:17いや、こちらこそようお越しくださいまして。ありがとうございます。
25:23す、す、すだんどうなって。
25:27緊張しますよね。
25:29今日は私の方も緊張します。
25:35ギャラリーに展示している盆栽鉢は100点以上。
25:40その中に思い入れのある作品が。
25:47これが私が40年ぐらい前に作った鉢です。
25:53色合いが素晴らしいです。
25:55はい。
25:56時代が乗って変化したのを私が買い戻した。
25:59売ったやつをまた、私にまた分けてくださいそう。
26:03すごい。
26:04私、私と宝物です。
26:06すごい。
26:09片押しではないですよね。
26:11片押し。
26:12もう、たたら、たたら。
26:14たたら作りです。これもこれもこれも。
26:17盆栽鉢は、ろくろ作りや、ひも状の粘土を積み上げるひも作りなどがあり、
26:28その中で、ギョウザンさんが行っているのは、たたら作り。
26:34板状の粘土を組み上げていく成形方法のことで、通常は型に沿って粘土を貼り付けていくが、ギョウザンさんは型を一切使わずに作る第一人者。
26:56どうしたらこんなきれいな形になるのか、信じられません。
27:03と、ここでティベリオさんからたたら作りで作った私の盆栽鉢を見ていただけますか。
27:18自分で作った盆栽鉢を見てもらうことに。
27:45うん。
27:50果たして評価は?
27:56これ、私だと、やっぱりもう少しこうなっていた方が。
28:01はい。はい。これじゃ、まっすぐですから。
28:04はい。もう少し斜めの方がいいですね。
28:07これは、あの、盆栽は優しいから。
28:13これ、これでは硬い。
28:16ないか。
28:18ここも全部こう、硬い。
28:21もうちょっとこう、柔らかさが。
28:24柔らかい。
28:25柔らかい。
28:56そこの周りに角があると水がたまりそこをなだらかにすることで水はけがよくなるのだと。
29:15これは習われへんわな普通はあのこういう鉢脳が好きな人もおりますから世の中いろいろですから私はこういうちょうちょっと柔らかみのある鉢脳が好き私はですよいえ先生の言葉が全てですそりゃそうや改善しますそこで改善方法やたたら作りを教わる前に?
29:44盆栽鉢について見ておくべきものがあると訪れたのは大徳寺。
30:05ここは一休さんで知られる一休総順など数々の瞑想を輩出したことで知られる寺院。
30:17何?
30:19お久しぶり。
30:21先生魚じゃん先生魚じゃん。
30:24どちら様でしょうか?
30:26神様です。
30:31盆栽財の神様ですねキャリア51年の盆栽家世界遺産日光山林のはうちの作定士を務めた500年の歴史を持つ上七の18代目へえ銀座に日本初の盆栽ギラリーを開くなど全国の愛好家から絶大な支持を受けている盆栽家。
30:32キャリア51年の盆栽家世界遺産日光山林農地の作定士を務めた500年の歴史を持つ銀座に日本初の盆栽ギャラリーを開くなど全国の愛好家から絶大な支持を受けている盆栽家
31:02養山さんとは長いお付き合いだそうお目にかかれて光栄です
31:14鉢を習いに来てるんですか?
31:16そうです
31:18驚きですよね
31:20たたら作りはどういうもんかその
31:22また一番難しいやつ
31:24養山先生と一緒っていうのはとてもラッキーですよ
31:30堀前と申しますもうこの宝春院の盆栽庭園を預かっています
31:36かっこいい
31:38大徳寺の中にある宝春院は香賀前田敏家の妻松が1608年に婚留した前田家の母台寺
31:51そんな由緒ある場所に盆栽庭園がこちらは全土盆栽をテーマに作られた盆栽庭園
32:13樹齢が長い名木と呼ばれる盆栽が50点ほど並びます
32:19300年?
32:21え? 樹齢うそ?
32:24木でいるとねこれが一番古いの
32:28植杉謙信の持ち物だ
32:32この後国宝級の貴重な盆栽が続々と
32:38さらにご招待から2年番組史上最大級の進化が日本から帰ってたくさん作ったのですがティベリオさんがイタリアで大変なことに
32:57植杉謙信の持ち物だ
33:06名木が並ぶ京都の盆栽庭園にやってきたティベリオさん
33:14木でいるとねこれが一番古いの
33:17これは植杉謙信の持ち物で
33:20大体800年ぐらい生きてるだろう
33:24鳥肌やなこれは
33:27こちらは植杉謙信が北条征伐の際
33:32ある峠で自然にあったものを気に入り持ち帰って育てたという名木
33:38へえこんな木あんのだから山の中にあって雪で倒れてまた生きようとしてまた駆けくるそれが自然にこの方人間は絶対作れないし
33:52更に徳川最後の将軍慶喜公の盆栽や明治天皇の弟で旧皇族の伏見宮さまが所有していたものまでするとティベリオさんがあるものを
34:16名だたる作品を展示している庭園に餃山さんの盆栽鉢が
34:34すごい
34:36ダイネゴンと名付けられた世の中で一つしか確認されていない貴重な樹種で
34:43ええ一つしかない
34:45幹が黒松
34:48枝が五葉松という2つの樹種が混ざり合う奇跡の名木
34:55しかも大きさもかなりあるようで
35:02これはここにあるからですけど見てくださいこの大きさ
35:06側にいるわけですけどこれを入れる箸がなかったんです
35:09そんなの作れる人いるかって言ったんですけど
35:11餃山先生がまあこんだけの対策は最後になるかもしれないけど
35:15この木のためならやろうって
35:17これまでの作品の中でこれが一番大きいですか?
35:31型で作っちゃうのはできるかもしれないけど手作りの鉢では戦後これ以上機能ないと思いますよでもここで見るとやっぱりデカいですね作ってみてから
35:47さらに餃山さんの鉢は大きさだけでなく強度も優れていると
35:54肉が薄いのにその圧力に耐えてくれるんですよ
35:59耐えられないと何年かで割れちゃうんですよ
36:02先生のは割れない
36:03外国製のものは1年でパリンっていっちゃう
36:06僕らはプロですからいやー焼きがダメだって一目で分かります
36:10実は鉢が薄いほど水はけが良くなり盆栽にとって最適な環境になるのですが薄すぎると成長した根の圧力に負けて割れる場合や冬場に土の中の水分が凍り膨張することで起こるいて割れが起こりやすくなると
36:36なるほど
36:39しかし餃山さんのは薄くて丈夫
36:45そして手作りだということも愛好家が餃山さんの鉢を選ぶ重要なポイントになっているそう
36:55例えばこれなんかは汎用品ですけど
36:58まあそれでも丈夫な方ですけど
37:00なんつったらいいでしょうね
37:02まっすぐっていう味じゃないかきれいに作る
37:04確かにきれい作るのいいんですけど
37:06先生は手で作ってるんで
37:08僕らの僕らプロの世界で先生の鉢を言うと
37:11曲がりまっすぐって
37:13曲がってるって言うんですか
37:15まっすぐ真逆じゃないですか
37:17でも曲がりまっすぐ植えるとピタンとくる
37:20つまり工場で作ると上位で貼ったようにピタンとできるんですけど
37:24植えるとつまんないんですよ
37:27つまんない
37:28こういうね手で作ったこのヘラノコの感じっていうのが
37:31盆栽をきちっと生かしてくださ
37:33あまり工業的に作ると盆栽が生えない時があるんですよ
37:37私もそう思います
37:40ちなみにどれくらい高価なんでしょうか
37:44この木がだいたい あなたのお国だ
37:48フェラーリってあるでしょ
37:50だいたいあれとこの木が同じ値段
37:52だからそれを入れる器です
37:57例えばフェラーリ乗ってる人がどういうバッグ持って
38:00どういう服着てる
38:01それを考えると
38:03もうどうしても
38:04もうちょっとくさえてください
38:06ちょっと褒めすぎです
38:08もうちょっとくさえてください
38:09ほんと
38:10ほんと
38:11だからよく昔のお旦那さんが言ったんですけど
38:14名樹名鉢と相和すっていう言葉
38:17良い木は良い鉢を探し求めて一緒になると
38:21名樹名鉢を相和すという言葉
38:24まさにそれを
38:25ただ先生のうちでいいってびっくりするのは
38:28先生はご自分の鉢をご自分で盆栽を入れて
38:32その時間の経過を見るんですよ
38:34その鉢がどんな顔をするか
38:35たくさんの盆栽をお持ちですよ
38:37普通盆栽の鉢を作る人は
38:39陶芸家でやらないんですよ
38:41だから先生は盆栽を入れるために作る
38:44葉の美を絶対失わないんですよ
38:46だから手びりおさんも
38:48鉢を作るんでしたら
38:49やっぱり盆栽を愛しながら鉢を作る
38:52これを先生のところで学んでくれるといいなっていう
38:56ああしゃべりがうまいな盆栽さん
38:59止まらないっすね
39:01分かりました偉大な餃山先生のもとで一つでも多く盆栽鉢を学んで帰りたいと思います
39:09はい期待してますよ
39:13ああ俺盆栽家にとって蜂の大切さを教えてくれた森前さん実は現在開催されている大阪・関西万博にて盆栽展の企画展示を総合プロデュースすごいうわー!
39:34中でも森前さんが手がけた1億円の天底の松は大きな話題となりましたそしてもう一つ注目を集めたのがこちらの盆栽実はこれ55年前の大阪万博にも展示され日本の盆栽が世界に注目されるきっかけとなった貴重な作品なんですすごい!
40:03早速とこなめに戻りギョーザンさんの窯元で全てが手作りの薄くて丈夫な曲がりまっすぐの盆栽鉢の作り方を特別に見せてもらえることにおぉ!
40:22ちょっとちょっとお母さん!
40:24これをこれを着て!
40:56今作るのは大墨切り鉢と呼ばれる形のもの盆栽鉢作りで重要なすべての要素が詰まっていてしかも成形が難しいとされる横幅78センチ高さ24センチある最大級のサイズをえぇー!
41:20まず、材料となる粘土の準備から
41:27どこの土を使ってますか?
41:32とこなめ、愛知県と滋賀県です。
41:37土はとこなめのものと日本各地の土を混ぜ合わせたものを使用。
41:45配分は長年の経験でたどり着いたもので、独特な色合いを引き出し、薄くても丈夫な盆栽鉢に。
41:57柔らかいね。
41:59そして、使用する前に1週間以上寝かすことも重要だという。
42:05これは寝て10日ぐらいです。
42:09なめらかです。
42:11本当は何年も寝かすといいんですけど、ちょっと大きいものを作っても傷が少ないんです。
42:17新しい土でスッとやるとほとんど傷になるんです。
42:21へぇー!
42:22十分に土を寝かすことで、焼くときに欠けたり、ひびが入ることが少なくなり、さらに、土の中にいる微生物の働きで粘りが生まれ、成形しやすい粘土になるのだと。
42:38平たく伸ばして、粘土を板状にする工程。
42:47使う道具は長細い木の板。
42:55同じ枚数を重ねた束を粘土の両脇に置き、針金を板に沿って粘土をスライス。
43:13そして、板を外してまたスライス。
43:18あっという間に、同じ厚さの粘土板が。
43:23これを使って、こう、くくみ合わせて。
43:30私はこれまで、パスタを作る棒で、一枚ずつ板を作っていました。
43:36とても力がいる作業なんです。
43:39こんな賢い方法があるなんて初めて見ました。
43:46先生、出そうです。
43:48はい。
43:50いや、秘密に包まれたね。
43:55スライスした粘土板は、一旦乾燥。
44:00少し硬くすることで、組み立てやすくなるという。
44:04なるほど。
44:06その後、盆栽鉢の型紙を使って、パーツごとにカットして、組み立てへ。
44:15ここから普通は、型に貼り付けて成形するが、餃山さんは全て手作業のみ。
44:23おお。
44:24果たして、どのような方法で組み立てるのか。
44:32まず、底となる粘土板の周りに溝を。
44:36へぇ。
44:38こうすることで接着強度が増すというティベリオさん溝をつける道具が気になるようで見たことがない道具です。
44:53へぇ。
45:04接着剤代わりに、粘土を溶かした水を塗り、まず、墨と呼ばれる角の部分を。
45:16おお、立てて。
45:21粘土を接合部分に付け足して補強。
45:28へぇ。
45:29その際、大切なポイントが。
45:34どうぞ、こう。こうじゃなくて、こういうふうに。
45:38はい。
45:39なるほどね。
45:42そう、この角の部分は、先ほど餃山さんに指摘された改善ポイント。
45:51うん。
45:52指先でなぞり、緩やかにしていく。
45:55うーん。
45:57はい、上手。上手。上手。上手。上手。
46:02墨をつけたら、続いて、銅と呼ばれる部分。
46:07大きいパーツのため、奥さんのA子さんがスカットに。
46:12まあ、ここまでになると、やっぱり女房の力が必要ですけど、もうちょっと小さいもんなら一人で大丈夫。
46:22この設置部分も粘土で補強。
46:27ギョーザンさんの一つ一つの動きに目が離せないティベリオさん。
46:33おお、きれいですね。形が。
46:36銅のゆがみを修正して組み立て作業が完了すでにこの時点で美しいです。
46:53ほんとに。
46:54次に取り掛かる作業は、外円と呼ばれる出っ張った部分。
47:01上の部分に粘土を足して厚みをつけ。
47:08ここで気になる道具が。
47:20何?
47:24何やら、切りを板に刺して使うようだが、これは?
47:29これは?
47:33それは何ですか?
47:36ちょっと見てください。
47:38すごい。
47:39わー。
47:40わー。
47:41わー。
47:42デコボコだったところが一瞬で平らに。
47:55わー。
47:56わー。
48:00なぜ穴がたくさん開いているのですか?
48:03穴は小さいものとか大きいものとか深いものとか、いろいろ作りますから、これ一個でそれを全部間に合わしているんです。
48:12無数の穴は、あまたあるサイズに対応できるように開けられたもの。
48:19歴史が詰まっているわけよ。
48:20こちらは、ギョウザンさんオリジナルの道具なんだという。
48:26写真を撮ってもいいですか?
48:28いいや。
48:29何しても大丈夫です。
48:34グラチュー。
48:35そのほかにもさまざまな道具を駆使しながら作業が進みある程度形ができたところでわーできてきてるすごいもうりっこなあそこに穴をするとおもむろに穴の周りをなで始めた
49:03水はけをよくするため穴に傾斜をこんな部分までこだわりがあるなんて驚きです。
49:25続いて足をつけるため一旦ひっくり返すのだが盆栽鉢の重さは30kg果たしてその方法は先生
49:49もしかして板を挟んだ状態で裏返すんですか?
49:53そうです。
49:55すごい。
49:57私だとちょっと限界で無理だから助っ人がいつも。
50:01いいですか?
50:02いいよ。行くよ。
50:04夫婦の息を合わせて巨大盆栽鉢を裏返す。
50:14すごい。
50:15素晴らしい連携です。
50:17なるほど。
50:19私も手伝いますのでなんなりとお申し付けください。
50:26そして厚めの粘土板でかたどった足を接着。
50:35薄い粘土板を貼り付け不要な部分を切り抜いて作る。
50:55いよいよ仕上げ仕上げは外縁の部分を中心に日本のカンナはインターネットで見たことがあります先生の盆栽鉢が平らな秘密はこれだったんですね
51:22最後に縁に丸みをつけるのだがそこにも考え抜かれたたくみの技が盆栽に肥料をこう乗せるがね溶けてきますがねそれが水と一緒にサーッと流れちゃう乗せた意味がないがねもうこんだけあるだけでこうまた戻る。
51:48雨や水やりで溶けた肥料を少しでも食い止めるためプチは少し盛り上げるのがポイントだという確かに少し盛り上がっています
52:06俺は肩じゃ無理ですね作業6日角を徹底的に滑らかにした餃山さんの盆栽鉢この後1週間以上の乾燥期間を経て焼き上げるなるほど
52:3683歳とは思えないほど力強くきめ細かな作業に完璧いたしました。
52:44ありがとうございます。
52:49ティベリオさん明日からはいよいよ全て手作業で行う盆栽鉢作りに挑むことにそしてご招待から2年ティベリオさんからビデオレターが到着私はあなたから多くのことを学び帰国後人生が変わりました一気にレベルアップしすぎてません?すごいやん!
53:15番組史上最大級の進化を遂げたティベリオさんその全貌は後半で夜ギョーザンさんが歓迎会を集まってくれたのは盆栽鉢を取り扱うお店のご主人と
53:44ギョーザンさんの友人や家族それが私の孫孫孫とひ孫リホです素敵な家族ですもう言うことはありませんああかわいいじゃあ乾杯!
54:07すごいごしそうです食卓には豪勢な料理がずらり地元で採れたこの時期旬のワタリガニや
54:37お祝いごとに食べられるという押し寿司などが
54:41うわぁ美味しそう!
54:47まずはチタ牛のすき焼きから
54:50とても美味しいです!
55:00こんな柔らかいお肉は食べたことありません!
55:06味付けも完璧です!
55:08味付けも完璧です!
55:10本当に美味しいです!
55:12本当に美味しいです!
55:22うわぁめっちゃ美味そう!
55:24おさながらの5つ星
55:28どれが先生の盆栽鉢で一番か決められないのと同じように
55:33料理もどれが一番か決められないほど全て美味しいです
55:38すごい!
55:40最高の褒め言葉
55:42これからもう1個 この食器はほとんど女房の作品です
55:52これもこれもこれも
55:54わー!
55:57料理も美味しく陶芸で食器も作れるなんて
56:02本当に素晴らしい女性です
56:05だから惚れたんです
56:08奥さんはどのような方ですか神仏です
56:16仲良しやなこれからもよろしく
56:30神様のお告げが
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