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03:08.
03:10There is no way to go.
03:15For example...
03:19Excuse me?
03:21I'm sorry.
03:23I'm sorry.
03:25I'm sorry.
03:27I'm sorry.
03:29I'm sorry.
03:31I'm sorry.
03:33I'm sorry.
03:35It's possible.
03:37I'm sorry.
03:38It's all right.
03:40You're in murder.
03:43You're not supposed to be like a suicide threat.
03:46You're, you're in murder.
03:48You're in murder.
03:51I don't want to get, you're in murder.
03:54You're in murder, including the gibex,
03:55you're in murder.
03:58I got out of trouble with the crime.
04:02But you know what?
04:03I'm sorry.
04:05I suspect you knew the police were in the room.
05:36長所です。管轄の柴浦署から届けてもらいました。
05:40水本翔子の自殺と岡崎敦也の転落死、この2つが偽装された殺人だとするなら、それ以前にも事件にはならなかった不審死が存在してもおかしくない。
05:50笠井裕樹さんの歴史が一連の犯行の発端かもしれません。
05:5310月6日、港区第一不当。やはり目撃者はいませんね。
06:00死因はできし、不審な外傷も薬物の痕跡もありません。
06:04岡崎敦也さんの時と同じ手口を使ったのでしょう。
06:07締め落として気絶させ、海に突き落とした。
06:11水本翔子さんの時と同じように。
06:13一つ基本的なことを伺ってもいいですか。
06:17どうぞ。
06:19そもそも証拠を残さずに完璧な殺人を行う犯人がいたとして、どうやってそれを突き止めればいいって言うんでしょう。
06:26この世に、完璧な犯罪などあり得ません。
06:30必ず、証拠は残っているはずです。
06:34岡崎さんが転落した後、我々が屋上まで駆け上がるのに3分とかかりませんでした。
06:40ちなみに、出口はあの階段だけです。
06:43だとすれば、考えられる脱出方法は一つしかありません。
06:48米沢さん。
06:49はい。
06:49こちらは現場検証で調べましたか。
06:51いや、飛び降りたのは反対側ですから、あちらは特には。
06:54そうですか。
07:10これ、何でしょう。
07:17ん?
07:19ああ、塗装が剥げてますね。
07:22ぐるりとこれ、半円状ですから、ロープかワイヤーなどを引っ掛けた後でしょうね。
07:28まさか、犯人はここから直接下に降りた?
07:32ええ。ワイヤーの端を繋いでおいて、大きな輪にしておけば、降りた後簡単に回収できますね。
07:40米沢さん、ここ、調べていただけますか。
07:43わかりました。
07:44指紋出ました。
08:09これ、犯人のものでしょうか。
08:12称号をお願いします。
08:13わかりました。
08:14しかし、あれほど容易周到な犯人が、どうして拭き取らなかったんでしょう。
08:18犯人は、我々は屋上に向かっていたことに気づいていました。
08:21だからこそ、このような緊急脱出を試みたんです。
08:25一刻を争う中、容易周到な犯人も、無意識のうちにミスを犯した。
08:32だとすれば、この指紋は?
08:34ええ。姿のない犯人が残した、唯一の証拠です。
08:39これは、警視庁に在籍していた人物のようですな。
08:52角野隆彦、平成10年に入地を、刑事部を経て15年、警備部第6機動隊に配属。
08:59それ以降の、経歴は全て削除されていまして。
09:03これって、SATの隊員ですよね。
09:06最後を見てください。
09:0717年に、胃がん退職しています。
09:11胃がん退職って、なんか匂いませんか。
09:14やはり、監察対象でしたか。
09:21ええ。
09:23私が直接担当したわけではありませんが。
09:26でも、何か知ってるんですよね。
09:31事件は、5年前の夏起きました。
09:35事件?
09:37不祥事と言ってもいい。
09:39SATの訓練の最中に、若い隊員が射殺されたんですから。
09:42実弾を使ったってことは、模擬突入訓練だった?
09:47限りなく、実戦に近い形式で行われる訓練ですね。
09:52しかも、極限下の状況を設定した、極秘訓練でした。
10:04日上に渡る航軍による疲労。
10:06死と隣り合わせの緊張と恐怖の中、事件は起きた。
10:16バカ!
10:21極限状況の中、パニックになった若い隊員が突如。
10:26キムラ!
10:32キムラ!
10:33キムラ!
10:40キムラ!
10:44それが、門野孝彦だった。
10:47待ってください。
10:50その状況なら、緊急避難が適用されるんじゃないですか。
10:54実際、事情聴取においても、15名の隊員のほぼ全員が、
10:59小隊長だった門野の行為は正当であり、
11:03もし、射殺していなければ、
11:06自分たちの生命が危機に陥ったと供述しました。
11:10ですが、
11:13篠原という隊員だけは、
11:16自分は、門野小隊長の射撃の能力をよく知ってます。
11:21小隊長ほどの腕なら、
11:22キムラの右肩を撃ち、射殺せずに、
11:25事態を鎮圧できたはずです。
11:29なのに、小隊長は、
11:31あえて、キムラのここを撃ち抜きました。
11:34つまり、君の言わんとしていることは、
11:37門野小隊長には、
11:38殺意があったということです。
11:42篠原という隊員は、
11:43死亡したキムラと親友だったそうです。
11:47訓練中のこととはいえ、
11:49隊員の射殺という、
11:51禍々しい技術を公にはしたくない。
11:54そのような圧力も、
11:56当然働いたのでしょうね。
11:59ええ。
12:00結果、
12:02事件は訓練中の暴発事故として処理され、
12:06それでは、
12:06みんな、
12:08元気で。
12:09総裁長!
12:10総裁長!
12:12角野隆彦は、
12:14部下の事故死の責任を取る形で、
12:18遺願退職となりました。
12:23その、
12:24篠原という人に会いたいのですか?
12:27今、
12:29SATの狙撃班に所属していると聞いてますが。
12:31ある事件のことで、
12:36角野隆彦のことを追っています。
12:39彼がどのような人物なのか、
12:41あなたの口からお伺いしたいと思いまして。
12:44あの男は人殺しです。
12:49今でも親友の木村さんは、
12:52殺されたとお考えですか?
12:55客観的に判断すれば、角野の…
12:57あの時、あの場所にいなかった人間に、
12:58何が分かるんですか?
13:04何より、
13:06あの男は、自分で認めたんですが。
13:08総裁長!
13:19俺を、
13:20撃ちたいか?
13:23え?
13:27俺は木村を殺した。
13:30その事実は、
13:31変えようがない。
13:37なのに、
13:38どうして?
13:41俺は裁かれない。
13:44あの時の角野の上は、
13:48目の前にいる、
13:49自分さえ見てないようでした。
13:52なんていうか、
13:55空っぽで。
13:57ガラン堂で。
14:01薄気味悪いくらいで。
14:02おかげで一つ、納得できました。
14:12はい。
14:12おかげで一つ、納得できました。
14:26はい?
14:27札幌の招待状なら、
14:28一連の犯行に不可欠な身体能力や、
14:31警察の捜査を逃れるだけの知識を身につけていても、
14:34おかしくない。
14:34だとしても、
14:36どうして角野は、
14:38笠井、広木、水本、証拠、岡崎、敦也を殺さなければならなかったのか。
14:43うう、角野にはその3人を殺す動機がないか。
14:46確証はありませんが、
14:47何者かが角野を使っている。
14:50僕にはそう思えてなりません。
14:52完璧な殺人を行える、
14:54最適の殺し屋ですか?
14:55ええ、ですが、
14:57角野のような男が単純に金で雇われるとは考えにくい。
15:02杉下警部、
15:03角野という男についてさらに調べてみたんですが、
15:07何かわかったんですか?
15:08自分でも意外なことに居所が特定できました。
15:11警視庁信用組合に連絡して、
15:14退職者の転職先に関するリストを送ってもらったところ、
15:17ここに名前が、
15:19SS警備保障?
15:21ええ、都内にある警備会社で、
15:23角野隆彦は、そこの寮に住んでいるそうです。
15:32角野さんは428号室です。
15:35今日は部屋にいらっしゃるはずですよ。
15:36ありがとうございます。
15:53失礼します。
15:55角野さん、いらっしゃいますか?
16:00失礼します。
16:01ひょっとしてここから?
16:15追いかけても無駄でしょう。
16:16本当にここで生活してたんでしょうか?
16:27ええ、おそらく。
16:29しかし、何もないですよ。
16:32普通の人間じゃ、到底耐えられない。
16:35それができるのが、
16:37角野という男のようですね。
16:39あ、どうも。
16:43ちょうど今、例の写真の分析が終わったところです。
16:46お、岡崎敦也の部屋にあった写真ですね。
16:48ええ、まずこちらの上の人物。
16:51これが、
16:52歴史下笠井博樹さんの上司の山根幸寛。
16:55そして、
16:56この下の人物。
16:58ちょっと、
16:59こちらを見てください。
17:00日本国際航空のものです。
17:10航空会社の社員?
17:12ええ、
17:12そして最後に、
17:13この制服の人物が驚いたことに、
17:16航空爆料副長です。
17:22わかりやすく言えば、
17:23航空自衛隊のナンバー2。
17:25名前は福間智義。
17:27山根という運輸部長の話では、
17:30訪日商事は航空燃料を、
17:32民間の航空会社だけではなく、
17:34自衛隊にも納入していました。
17:36だとすれば、
17:37やはりこの写真は、
17:38笠井博樹が撮ったものとみて、
17:39間違いなさそうですね。
17:41仮にそうだとして、
17:42問題は、
17:43これをなぜ、
17:45水本商工に渡したかです。
17:48今日は、
17:49これを見ていただこうと思って。
17:58どうして?
17:59どうして、
18:00我々がこのメモを持っているのか、
18:03という意味ですか?
18:04いや、そうではなくて、
18:06社外費の資料を、
18:07どうして火災が、
18:09という意味でして。
18:10なら、
18:10こちらの写真に見覚えは?
18:14この写真、
18:16どこで撮られたのでしょう?
18:18さあ、
18:19こんな写真、
18:21記憶に、
18:22ありませんね。
18:22こちらの写真、
18:25山根さん、
18:26あなたですよね?
18:26すいません。
18:34少々お話伺えますか?
18:36調達部役員の、
18:37久慈さんですね。
18:39警察が、
18:40私に何のご用でしょう?
18:42こちらの写真なんですが、
18:45これ、
18:47あなたですよね?
18:49ああ、
18:49申し訳ないが、
18:50時間がありません。
18:51次に、
18:52お見えになるときには、
18:53正式に、
18:54アポを取っていただければ。
18:55失礼。
18:55明らかに動揺してますね。
19:12何か?
19:15いえ、
19:17行きましょうか。
19:18はい。
19:25警察が。
19:33訪日の山根はまだしも、
19:359時のところまで刑事が来て、
19:37あれこれかぎまってるそうです。
19:38落ち着きなさい。
19:41それでも国防に携わる人間ですか?
19:44ですが。
19:45手は、
19:47すぐに打ちます。
19:49安心してください。
19:52ありました。
19:53SS警備保障の会社概要のページです。
19:55ここ。
20:04あ、
20:05伏見教一郎。
20:06与党の幹事長まで上り詰めた、
20:08最後の大物政治家であり、
20:10引退後は、
20:11日米政治文化振興協会の理事をされていますが、
20:14政界には依然として、
20:16強い影響力を持っています。
20:18防衛族出身で、
20:19運輸大臣も務めています。
20:21航空行政にも深く関わっているし、
20:23当然、
20:24航空自衛隊や国際航空にもパイプがあるはずです。
20:28ようやく、
20:29つながりが見えてきましたね。
20:31うーん、
20:32仮に一連の事件の背景に伏見教一郎がいるとしたら、
20:37航空機をめぐる何かの不正を隠蔽するために、
20:39角野を使ったってことでしょうか。
20:41不純物による環境汚染より、
20:44はるかに大きな問題でしょうが、
20:46開幕検討もつきません。
20:48うーん、
20:48でも、
20:49もし黒幕が伏見だとしたら、
20:52笠井裕樹は娘の夫ですよ。
20:55その、
20:56義理の息子を殺させたって言うんですか。
20:58伏見教一郎の政治心情を、
21:01僕は、
21:02よく覚えています。
21:04一粒の麦、
21:05もし血に落ちて死なずば、
21:07ただ一つにてあらん。
21:09死なば多くの実を結ぶべし。
21:11それって目的や大義を達成するためなら、
21:15個人の犠牲はやむを得ないっていう意味ですよね。
21:17彼はそれをさらに独自に解釈して使っていました。
21:21大勢の人間の命を守るためなら、
21:23目の前の一人が命を落としても構わない。
21:29計らずも部下の隊員を殺害してしまい、
21:33その罪をあがなうことすら許されず、
21:35警察を追われた角野の心には、
21:38決して埋めることのできない
21:40食材の感情があったはずです。
21:43それを伏見京一郎が埋めた?
21:46ええ。
22:01久しぶりだね。
22:05君と直接顔を合わせるな。
22:07最初に会った日以来か。
22:14まだ裁かれたいと願っているのかね。
22:21あいにくだが、
22:23それは無理だ。
22:25ある男がいる。
22:30名前は伏せぬが有名な企業の研究員だ。
22:35その男はある技術を持っている。
22:39大量破壊兵器を、
22:40しかも安価で作るのに必要不可欠な技術だとしよう。
22:45ある国がそれを求め、
22:49男はそれを売ろうと、
22:50血迷う。
22:53もしその国が、
22:54彼のその技術を手に入れば、
22:58大勢の人間が死ぬことになる。
23:00だが、
23:03現時点では、
23:06その男を止める術は、
23:09この未熟な国にはない。
23:14そんな時、
23:16一体どうすればいい?
23:17目の前の一人を殺すことで、
23:24大勢の無効の命が救えるとしたら、
23:29引き金を引くべきだ。
23:33私はそう思う。
23:36君がかつてしたのと同じことだ。
23:42私に、
23:45力を貸してもらえないか。
23:47最後の頼みだ。
23:55直接伝えたかった。
24:00消えてくれ。
24:07多くのを、
24:10身を結ぶために。
24:17正直、
24:24父は私と笠井の結婚には、
24:27最後まで反対でした。
24:30伏見教一郎の地盤を継ぐ気がないっていうのが、
24:33一番の理由でして。
24:35笠井博さんは、
24:37政治家には興味がなかった。
24:39どんなに高枚な理想を掲げていても、
24:45権力を手にした人間は、
24:47私利私欲に走るものだって言って、
24:50政治家をけぎらいしていましたから。
24:53正義感の強い方だったんですね。
24:55きれいごと言うなって、
24:58いつも父には勇められてましたけど。
25:01そうでしたか。
25:03でも、
25:04あの子がお腹にいるって分かってから、
25:07父は今じゃいいおじいちゃんです。
25:10終了。
25:15って、俺は託児所かよ。
25:19おじいちゃん。
25:20お兄さん。
25:21取れちゃったの、これ。
25:23直して。
25:24何?バッテリーないじゃん。
25:26どうしたの?
25:27お父さんの。
25:34お?
25:40中身は文書ファイルですね。
25:53報告書です。
25:56法日障子が環境省や国交省に提出したもののようですね。
26:01公表済みの報告書なら大して重要じゃないのか。
26:06こちらは例の写真です。
26:07写真を撮ったのはやっぱり笠井博樹だったんですね。
26:11おそらく笠井さんは、
26:13この内容をすべてプリントアウトしたものを、
26:16水本翔子さんに送ったのでしょう。
26:19だとすると、
26:21残るはデータですね。
26:25これ何の表ですかね。
26:26これは、
26:39脇でもない不正の証拠です。
26:45今日はまた一体、
26:47何のご用でしょう。
26:48まず、
26:49こちらを見ていただけますか。
26:52法日障子が関わった環境汚染についての報告書です。
26:58そして、
26:59こちらの表は、
27:01それとは別に、
27:02ある不正が行われていたことが示されています。
27:06不正?
27:06この表のJP-4とは、
27:10軍用ジェット機の燃料の規格の一つです。
27:13自衛隊機にも使用され、
27:15民間規格のジェット燃料、
27:17ジェットBと同じものです。
27:20アルファベットの3文字は、
27:21国内の空港を示す略号です。
27:24すべて、
27:24日本国際航空が定期便を運航している空港で、
27:27航空自衛隊の基地が隣接した、
27:29官民共有空港でした。
27:30つまり、
27:36この表は、
27:37法日商事が、
27:38日本国際航空と航空自衛隊に納入した、
27:42燃料の空港ごとの記録なんです。
27:45このデータを読み解けば、
27:47ある構図が見えてきます。
27:49航空自衛隊が、
27:50官費で購入したジェット燃料の一部が、
27:53民間の日本国際航空に、
27:56安く横流しされていました。
27:58そして、
27:59日本国際航空から払われた、
28:00対価は、
28:02一部は航空自衛隊の裏金としてプールされ、
28:05残りは関係者、
28:07つまり、
28:09法日商事運輸部長の山根幸寛、
28:13日本国際航空調達部担当役員の、
28:17久次典裕、
28:17そして、
28:18航空幕僚副長の、
28:20福間智義、
28:21この3人の口座に、
28:23振り込まれていました。
28:25自衛隊の燃料が、
28:27民間の航空会社に横流しされ、
28:29自衛隊の幹部を含む、
28:31一部の人間が、
28:32私服を肥やしていた。
28:34こんなことが公になれば、
28:36スキャンダルは必死でしょう。
28:37だからこそ、
28:39彼らは、
28:40あなたに救いを求め、
28:41あなたは、
28:42角野貴彦を使い、
28:443人の人間を殺させた。
28:46おそらく、
28:47山根部長の口から、
28:49笠井さんが、
28:49このデータを持ち去ったことを、
28:51聞かされたあなたは、
29:00角野に命じて、
29:02笠井さんの口を封じ、
29:04歴史に見せかけた。
29:05さらに、
29:16彼の持ち出したデータのコピーが、
29:18作家の水本翔子さんに渡ったとわかるや。
29:22今度は、
29:22やはり角野を使い、
29:30自殺に見せかけて、
29:31殺害。
29:32あたかも、
29:33小説になぞらえて、
29:34自殺したように、
29:35偽装を施すよう、
29:37指示をした。
29:37ご視聴ありがとうございました。
30:05ところが、
30:05取材用の資料ファイルは見つかったものの、
30:09肝心の、
30:10笠井さんから渡ったデータは見つからず。
30:18一足違いで、
30:19岡崎さんの元に、
30:21送られてしまったことに気づき、
30:24宅配便が届くのを待ち、
30:26その直後を狙い、
30:28一つ聞いてもいいかな。
30:45どうぞ。
30:46その角野とかいう男は、
30:49どうして、
30:50命じられるままに、
30:53殺人などという大それたことを、
30:55平気で実行に移せんのか。
30:59説明してもらえないか。
31:00あなたが命じたから、
31:03それが全てでしょう。
31:05一粒の麦、
31:06もし地に落ちて死なずば、
31:08ただ一つにてあらん。
31:10死なば、
31:11多くの実を結ぶべし。
31:14大義のためなら、
31:15目の前にいる人間が、
31:16犠牲になっても構わない。
31:19そのような理屈をつけて、
31:21角野を動かしたことが、
31:22以前にもあったのではありませんか。
31:29刑事にしておくには、
31:31もったいない、
31:32たくましい想像力ですな。
31:35ただ、
31:38見当違いも、
31:39華々しいのが残念です。
31:42そもそも、
31:44全てが憶測じゃありませんか。
31:48お言葉ですが、
31:51角野孝彦という、
31:52凶悪な男の存在は、
31:54憶測ではありません。
31:56事実です。
31:58角野孝彦さえ見つかれば、
32:00一連の不正も、
32:01あなたのしたことも、
32:02全て明らかになるんですよ。
32:04だとしたら、
32:06私が君たちに捕まることは、
32:09永遠にないでしょうな。
32:18杉下さんは気にならないんですか。
32:23伏見京一郎が、
32:25なぜあれほどまでに、
32:26余裕を見せていたのか、
32:28でしょうか。
32:28はい。
32:29あの言い方だと、
32:30下手をしたら、
32:31角野自身が、
32:32消されている可能性だってあります。
32:34そもそも、
32:35笠井博さんは、
32:36どうして水本翔子さんに、
32:38データを渡したのでしょう。
32:40どうしてって。
32:41奥さんの京子さんによれば、
32:43笠井さんは、
32:44非常に正義感の強い方だったようです。
32:47おそらく、
32:48環境汚染に関する報告書の中に、
32:50ごまかしや、
32:51データの改ざんなどがないか調べようと、
32:53上司の山根部長のパソコンから、
32:55データを盗み出した。
32:57ところが、
33:00その中に、
33:01決して一目に触れてはならない、
33:03燃料横流しのデータが、
33:05含まれていることに気づいた。
33:07だからこそ、
33:09この3人の会合を、
33:11盗み取りしたんです。
33:13これは、
33:14笠井博さんの、
33:15ささやかな犯行だったのではないでしょうか。
33:19ささやかな犯行って、
33:21まさか、
33:21義理の父親の伏見教一郎に対して。
33:24水本翔子が書くのは、
33:25小説ですから、
33:26実名ではありません。
33:28ですが、
33:28この事実が小説になれば、
33:30そのリアルさが注目され、
33:32マスコミや世間の目は、
33:34彼らに向くでしょう。
33:35仮に、
33:36そうならなかったとしても、
33:37自らが犯した大きな不正が、
33:40いつ暴露されるのかと、
33:42怯えて暮らさなければならない。
33:43その程度の反抗心だったからこそ、
33:46積極的に、
33:47告発しようとはしなかった。
33:49そりが合わないとはいえ、
33:51相手は自分の妻の、
33:52父親なのですから。
33:54ところが、
33:55その思惑は外れて、
33:56命まで狙われてしまった。
33:59待ってください。
34:01燃料横流しの死亡者は、
34:03写真のこの3人で、
34:05伏見京一郎は直接関わってませんよ。
34:08伏見京一郎こそが、
34:10燃料横流しの、
34:13本当の黒幕だったとしたら、
34:16え、
34:16そして、
34:17政治家時代からの、
34:18伏見京一郎の政界工作資金の、
34:21裏金作りの源泉だったとしたら、
34:25一連の反抗は全て、
34:27伏見京一郎は、
34:28自分の身と、
34:29その資金源を守るためだったことになります。
34:31神戸君、
34:31このデータは、
34:32門野も一度は手にしています。
34:34だとすれば、
34:34当然、
34:35同じ結論にたどり着くはずです。
34:38だとすれば、
34:39伏見京一郎です。
34:40はい。
34:40警視庁の神戸と言います。
34:49大志木伏見さんに連絡を、
34:51はい?
34:53場所は?
34:55分かりました。
34:56どうも。
34:57どうしました?
34:58ついさっき、
34:59娘の京子さん親子と一緒に、
35:00東京ドームシティに出かけたそうです。
35:04神戸君、
35:05すぐに車を出してください。
35:06それと念のために、
35:07警備部に連絡を。
35:08はい。
35:10ご視聴ありがとうございました。
35:40ご視聴ありがとうございました。
35:47失礼。
35:50失礼。
35:51ごめんね。
35:52いました?
36:13ご視聴ありがとうございました。
36:14ご視聴ありがとうございました。
36:15ご視聴ありがとうございました。
36:16I can't believe it.
36:23Come here.
36:28Please come here.
36:30Please come here.
36:32Please come here.
36:34Please come here.
36:36Please come here.
36:37What is it?
36:39What is it?
36:41It is.
36:46I didn't bring him up.
36:50I'm not gonna lie.
36:53I'm not gonna lie.
36:56I'm not gonna lie.
36:59I'm not gonna lie.
37:03She's gonna lie.
37:06She's gonna lie.
37:07I'm gonna lie.
37:09Let's get him.
37:11I've already met you.
37:23I also wanted to talk about you.
37:28What do you mean?
37:31For a lot of people's lives,
37:35I can't believe you.
37:40I believe that you're the one who lives in your life.
37:45You can't believe that you're the one who lives in your life.
37:48But when you break the rules,
37:52you can't believe that you're the one who lives in your life.
37:58It's not that you're the one who lives in your life.
38:03Come on.
38:04Come on.
38:05I'm gonna give you a little more.
38:18You've been...
38:21I've been...
38:23I've been very thankful for you.
38:27I felt it was a shame.
38:30That's why...
38:33I can't forgive this thing.
38:37If you shoot it, I'll do it quickly.
38:47It's not me.
38:49It's not me.
38:53If you die,
38:55There are many things that are in the闇.
38:59What are you saying?
39:01I've already been in this world.
39:08I'm going to die.
39:16Let's go.
39:25Welcome back
39:33Mr. Satt の狙撃犯があなたを狙っています
39:39operation完了 狙撃対象を確認
39:41篠原さんの姿もあります
39:49前般に次ぐ
39:51狙撃対象は身柄確保を第一に
39:53急所を外すよう照準せよ
39:55I'm not sure what the time is about.
40:02I'm not sure what the time is about.
40:10I'm not sure what the time is about.
40:15It's time to come.
40:25This is what I want to do now.
40:30Yes.
40:32I will soon finish.
40:34That's what I want to do.
40:36That's what I want.
41:03If you were to kill him, he would also be able to kill you with your own head.
41:13I am...
41:16I will not be able to kill you.
41:26That's right.
41:28So, let me give you that.
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