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00:00I'm sorry.
00:30Just a minute, what are you doing?
00:40What are you doing?
00:42What are you doing?
00:44What are you doing?
00:46What are you doing?
00:49What are you doing?
00:51I...
00:53I killed people.
00:55The被害者 was in the new Aokin yesterday.
01:01Here are the same.
01:03Here are the two people who lived in Asagaya.
01:06The two people were in the new family.
01:08They had a sense of getting a money from the new Yuki in Asagaya.
01:12I was with the new family.
01:14In the real life, we had a deal of money associated with it.
01:19Of course, over the past year, there was no expense to buy the money from here.
01:24That was the cause of the two of us, and that was the cause of the two of us.
01:28And that was the case of a glass of glass and the Aoki's head.
01:37That was the case of Shinomiya Yukari.
01:41Yes.
01:42What?
01:43The case was happened in Asagaya, but the被疑者 did not get away from the police.
01:49That was the case of the被疑者.
01:53Yes.
01:54Yes.
01:55被疑者は昨夜殺人を犯した緊張と興奮から阿佐ヶ谷の犯行現場を出たあと凶器を所持したままあてもなく歩き続けたそうですしかしこのままではいつか捕まるそう思い至るようになりその時一番近くにあった警察署に受証をしたそう供述しております被害者の死亡推定時刻から被疑者が実施するまで
02:252時間ほどある 阿佐ヶ谷の犯行現場から緑川署までゆっくり歩くと2時間ほどになる
02:34今後の捜査活動だが本部の捜査員は解散 俺たちは用なしかよ
02:41供述のさらなる裏付けと送検作業は緑川署が行う だったら呼ぶなっつうの規制事実が欲しかったんでしょうね一応本部も捜査に関わったっていうな
02:52緑川署は被疑者に正当防衛が成立するかどうか慎重に確認して 隙のない長所を仕上げてほしい以上
03:01ラッキーっすよね緑川署 他の管轄の殺人犯横取りできたんだからな
03:13なんか言ったか うちに文句があるなら聞こうか
03:16すまんすまん安城 なんだ三浦お前んとこか
03:20相変わらずご活躍だな 相変わらずマナー悪いね本部の連中は
03:24悪いな後でよく行って聞かせる
03:26じゃあ早く帰れ 総計はうちの担当だ
03:29お前はすぐなり行き場な
03:31なり行くぞ
03:32昨夜当番だな そこに自首してきた
03:34ラッキーっすな
03:35あらあ
03:44お久しぶりです
03:46確か東京地検の室園検事
03:51駆け出しの頃は大変お世話になりました でも今は
03:55弁護士
03:57私の依頼人 篠宮ゆかりさんに接見させてください
04:01この事件 何でももう被疑者に弁護士が付いたとか
04:05さすがにお耳が早い
04:07無論それは被疑者の権利であり違法ではありません
04:10しかし送検されさらに起訴されてからが一般的ですよね
04:15気になりますか
04:16気になる点はもう一つ
04:18その被疑者 管轄違いの諸葛署に自首したとか
04:23ええ 殺した後2時間ほど町をさまよってから
04:27これを持ったまま
04:30なかなか立派な狂気ですね
04:33CMの中でお待ちしてください
04:38CMの中でお待ちしてください
04:40CMの中でお待ちしてください
04:42CMの中でお待ちしてください
04:51CMの中でお待ちしてください
05:31I'm not sure that I'm a lawyer.
05:33I'm not sure what it is.
05:36I'm not sure what you're doing.
05:40It's not fair enough.
05:43I'm not sure what the police say.
05:46I'm not sure what the police say.
05:48But, why not?
05:50So, it's a man who does not know.
05:54I'm not sure what the police say.
05:59I don't know.
06:01I don't know.
06:03I want to take a look at this case.
06:07I want to do something like this.
06:09I'm not sure how I'm doing.
06:13I'm sure I'll give up.
06:16I'll do my job.
06:18Please, please.
06:20Please, please.
06:26So,先生, what do you have to do with your relationship?
06:32So,先生 andゆかり.
06:36It's a lawyer and a依頼人.
06:38He was a lawyer who was arrested on the next day.
06:42It was what?
06:43He was arrested on the依頼 of her.
06:48He was a lawyer from the緑川署.
06:52So,先生 andゆかり are from the first time.
06:56What kind of relationship with your family?
06:58She was looking at it.
07:00She was looking at it.
07:02I was just a few days ago.
07:04I was looking at her money to give her money.
07:08I was looking at it.
07:10I'm looking at it.
07:12I'm looking at it.
07:14I'm looking at it.
07:16I'll tell you, I'll tell you.
07:20She's looking at it.
07:22Why did she do it?
07:24It was a business owner.
07:26It was a business owner.
07:28You're a business owner?
07:30It's a business owner.
07:32It's a business owner.
07:34You're like that?
07:36You're like that?
07:42It's in the room.
07:46It's a big and rich.
07:48It's a big one.
07:50It's a big one.
07:52It's a big one.
07:54It's a big one.
07:56You're going to...
07:58It's...
08:00It's pretty good.
08:02Here you go, I'll be able to meet you
08:15I found you
08:17Yes, I'm your message
08:19If you want me to go back
08:21I'm here, I'll be waiting for you
08:24What are you doing?
08:26What are you doing?
08:28You're just waiting for me to wait for you
08:29主人ではありません、僕は。そして待てとも言ってませんよ。
08:35入るんですよね。
08:37そのために来ましたからね。
08:41被害者はここにどのぐらい住んでいたのですか。
08:45ただ待っていたわけではないでしょ。
08:48まさか、ただぼーっと待っていたのですか。
08:51管理人の話では10年と3ヶ月。
08:54どうぞ。
08:5510年ですか。
09:06ここに置いてあったものだそうですが。
09:08狂気の灰皿ですか。
09:10極端なヘビースモーカーだったそうです。
09:12ここに住んでた被害者か。
09:1410年も住んでいれば一度や二度、焦げ跡を作ってもおかしくないですね。
09:19はい。
09:25ないっすね、焦げ跡らしきものは。
09:30本当にヘビースモーカーだったのでしょうか。
09:33まあ、貴重面な人だったら、貴重面じゃないか。
09:37畳についたシミもそのままです。
09:40ああ、これまたくっきりと、コーヒーかなんかこぼしたんですね。
09:45妙ですね。
09:46はい。
09:47シミが途中で切れています。
09:49ああ。
09:51ということは、こっちのシミが続きでしょうか。
10:00えっ。
10:01ああ、畳をこう回転させたんですね。
10:06なぜ畳を動かしたのでしょう。
10:08えっ。
10:09さあ。
10:10ああ。
10:11畳干しとか。
10:12このシミを放っておくような人が、畳干しですか。
10:14しませんよね。
10:15右京さん、あの、乗ってたら上がりませんけど、上げたいんでしょう。
10:22これは失礼。
10:23何でこんなことをするんですか。
10:30もちろん。気になるからですよ。
10:33ああ、そうか。
10:34よし。
10:39ああ。
10:40ああ。
10:42ああ。
10:43やっぱり、元はこうなってたんですね。
10:46ああ。
10:56ああ。
10:57殺入れです。
11:00なかなか、上等な殺入れですね。
11:04ああ。
11:06起訴されてた?
11:0720年前に逮捕されてな。
11:10忍宮明って。
11:12忍宮ゆかりの兄貴だ。
11:14しかも、罪状は妹と同じ殺人。
11:17つまり、20年前に兄が殺人で逮捕され。
11:21同じく殺人で、20年後に妹が逮捕された。
11:25立ち引きかよ。
11:27ったくよ、おめえらしいよな。
11:29特命係の亀山。
11:31はい。
11:32立ち引き大好き特命係、亀山ですが、何か。
11:35なんだ、そのイルサの野郎。
11:37おめえが言ったんだろ、野郎。
11:38なんかご用ですか、警部殿。
11:4020年前の事件ならば、5年前に刑事事項が成立していますね。
11:45あれ?
11:46その事項って確か25年になったんじゃ。
11:48法改正前に起きた事件に関しては、原則的に適用されないだろ。
11:52少し勉強しよう。
11:53石田。
11:54石田。
11:59誰が勝手にここに入っていいと言った。
12:0120年前の殺人事件なんですか。
12:04興味があるのか。
12:05ええ、正直申しますと。
12:06じゃあ、とっとと出て行け。
12:08はい。
12:09お前が興味を持つとな、ろくなことがないんだよ。
12:12いや、部長。
12:13ああ、出て行け出て行け。
12:14ほら、部長命令だよ。
12:15いや、ちょっと待って。
12:16新情報を教えてやる。
12:17さあ警部だろ。
12:18何だよ。
12:19青木の部屋から見つかった財布。
12:20青木の。
12:21教えてやねえ。
12:22もう教えてやねえ。
12:23お前は本当にバガ。
12:24お前は本当にバガ。
12:25バガ。
12:26えっ。
12:27正直バガ。
12:28被害者の部屋から押収した財布は。
12:31えっと。
12:32これですね。
12:34拝見します。
12:36ビニール。
12:39かなり安物って感じですね。
12:42ほら、牛皮。
12:45全然趣味が違いますよ。
12:50一つお願いがあるのですが。
12:55高知症で病死。
12:57そう。
12:58篠宮明は20年前、高知症で死んでるの。
13:01高知症ということは、裁判前だったのですか。
13:04いえ。
13:06彼は20年前に逮捕され、すぐに自白し起訴されています。
13:10それから1ヶ月後、裁判で有罪となり、
13:13高知症で病死したのはそのすぐ後です。
13:16じゃあ、交際に控訴している最中だったんだ。
13:20控訴ということは、両刑に不服だったのでしょうか。
13:23それが、殺人罪自体を否認してたみたいで。
13:27つまり、篠宮明さんは無実を訴えていた。
13:32浮かばれませんね。
13:36えっ。
13:37高知症で病死なんて。
13:4020年前のこの事件。
13:47犯人は、篠宮明。
13:51被害者は、金子雄介さんですね。
13:55お願いします。
13:57被害者の金子さんは、協定で大穴を当てた帰り道。
14:02岩井酒を飲みに酒場に入ったようですね。
14:07毎度、ありがとうございます。
14:09その日、酒に酔った金子さんは、店を出るとき。
14:13ほら、まだこんなにあるんだ。
14:17と言って、現金20万円ほどを見せびらかしたそうです。
14:22その同じ日の同じ時間、犯人とされた篠宮明が、同じ店で飲んでいました。
14:29しかも、金子さんが店を出たすぐ後、篠宮明も店を出ています。
14:36では続いて、篠宮明の自白内容を行きます。
14:39どうぞ。
14:40はい。
14:41どうやら、金子さんはかなり酔っていたようで、
14:46酒場の帰りに道端で寝てしまったようです。
14:49そこへ、篠宮明がやってきて、金子さんの財布に目をつけた。
14:59財布を奪おうと揉めた篠宮明はとうとう、
15:02金子さんの頭部をブロックで数回打ちつけ、死亡させた。
15:10状況証拠もあります。
15:12状況証拠とは。
15:13はい。
15:14篠宮明は現場近くの協定上の常連でした。
15:18なるほど。
15:19しかも、事件の翌日、篠宮明は妹のゆかりに借りていた20万近くを一気に返済しています。
15:29どうしたの、このお金。
15:31悪かったな。長い間借りてて。
15:35ありがとう。
15:36ねえ、お兄ちゃん。
15:38大丈夫なの?
15:39大丈夫、大丈夫。
15:4120万拾った?
15:43そんな都合よく拾うわけねえだろ。
15:47本当なんです。店の帰りに拾ったんです。
15:50拾った、ですか。
15:57ねえ、思いっきり怪しいですよね。
16:00つまり、被害者の金子さんが所持していた20万円を目撃した。
16:05翌日、妹さんに20万円を返した。
16:08その2点の状況を証拠と自白で、当時警察は起訴したわけですね。
16:13そういうことです。
16:14篠宮明には障害の善かもあったみたいですしね。
16:18まあ、何より決定打はこの自白ですよ。
16:22果たして、その自白に信憑性はあったのでしょうかね。
16:29あ、ふざけんな、こんな野郎!
16:32誰がそんな話信用すると思ってんだ。
16:34この前は協定でお罠当てたとか、嘘ばっか並べてんじゃねえ!
16:39おい、ネットの暇めえぞ。
16:41厳しい取り調べの末、心身交絡状態で自白してしまったのかもしれません。
16:47でも、20年前ですよ。そのころには警察だって、もうそんなやり方してないんじゃないですか。
16:53ええ。過去に警察が犯した過ちを繰り返していなければいいのですがね。
17:00安城。
17:1220年前、あなたは忍宮明という男を逮捕し、20年後の昨日、その妹を逮捕しました。
17:22ねえ、皮肉なもんです。
17:25しかし、あなたはそのことを捜査本部に言ってませんね。
17:29言う必要も義務もないからです。
17:31まあ、確かに言わなきゃならない規則はないですけど、普通はね。
17:34よって、あなた方にこれ以上話す義務もない。
17:38もう一つだけ。
17:43手短に。
17:45あなたほどの刑事がお考えにならなかったのでしょうか。
17:49何をです。
17:50今回の殺人と、20年前の殺人との関連について。
17:55もちろん調べましたよ。
17:57でしょうね。
17:58それで。
18:0020年前の犯人、忍宮明。
18:03そして被害者、金子雄介。
18:07今回の犯人、忍宮ゆかり。
18:10被害者、青木幸男。
18:13犯人が兄と妹という以外、4人に接点はなかった。
18:17接点はなかった。
18:19なんなら、あなた方で調べてもらってもいいですよ。
18:22はい。
18:23いえ、20年前の殺人は行きずりの犯行ですから。
18:26接点がなくても不思議はありません。
18:28そうです。
18:29調べるだけ無駄です。
18:31もう終わった事件ですから。
18:32終わったと。
18:34今朝、忍宮ゆかりを送検しました。
18:38あっ。
18:39逮捕して1日しか経ってないのに。
18:41過剰防衛による傷害致死でね。
18:44傷害致死ですか。
18:46今回はそれが妥当だと判断しましたから。
18:51では。
18:56障害致死。
19:02どうも早すぎる気がしますね。
19:04ですね。
19:05いくら自首した事件とはいえ。
19:07逮捕にしろ、送検にしろ。
19:09しかも殺人じゃなくて、障害致死って。
19:13ほら、ほら、ほら、ほら。
19:16呼び出しといて遅刻か。
19:17あ、ごめんごめんごめん。
19:19宮古さん、お茶漬けにする、ご飯にする。
19:21あ、お茶漬けで。
19:22ぬるいの。
19:23何だそれ。
19:24いや、おかずいりませんから急いでね。
19:25すいません。
19:26はいはい。
19:27何かあったんですか。
19:28すごいことがわかったんです。
19:30え、何だ何だ何だ。
19:35忍宮明を2年前逮捕したの。
19:38安城刑事だったんです。
19:41ええ。
19:42あ、あれ?
19:44安城刑事ってのは?
19:46忍宮ゆかりを逮捕した刑事ですね。
19:48あ、知ってたんですか。
19:51へへへへへ。
19:53じゃあ、20年前、忍宮明を起訴したのが、 室園検事だったってことも?
19:59室園、だ、誰?
20:02今は、忍宮ゆかりの弁護士ですね。
20:05べ、弁護士、え?
20:06つまり、今回の事件は、
20:0920年前に逮捕された男の妹が、 同じ刑事に逮捕されただけではなく。
20:15その男を起訴した刑事が今、 その妹を弁護してます。
20:20え、それってまさか、 偶然の一致とか言わないよな。
20:26偶然の一致です。
20:29いや、ちょっと、それが偶然ってのは、それ。
20:32皮肉なものですね、人生って。
20:35安城刑事もそうおっしゃっていました。
20:38皮肉な偶然だと。
20:40ところで、ゆかりさんは、 気づいてらっしゃるのでしょうか。
20:45私があの時の警察官だということですか。
20:48非常に気になるところです。
20:51確認はしていませんが、 気づいていないと思います。
21:0020年前、自分の兄を訴えた 検察官を覚えていない。
21:06そんなことがあるんですかね。
21:09指紋の称号を頼まれたこれですが、
21:13殺された青木幸男の指紋が出ました。
21:17それだけですか。
21:18いや、あと一つ。
21:20右京さんの思った通り、
21:2120年前に殺された金子雄介の指紋も出ました。
21:25え、なんで。
21:28この殺入れが金子さんのものだからでしょうね。
21:32つまり、金子さんからこの殺入れを奪ったのは。
21:35青木?
21:3720年前の犯人は青木だったんですか。
21:43ええ。忍宮ゆかりの兄ではなかった。
21:46じゃあ、忍宮明は冤罪?
21:51そういうことになりますね。
21:53衝撃的事実発覚ですね。
21:55ちょっと待ってくださいよ。
21:56じゃあ忍宮ゆかりはそれを知らずにずっと、
21:59兄の仇と内縁関係に。
22:02それを知ったときの忍宮ゆかりの憎しみは、
22:06いかばかりだったでしょうか。
22:08じゃあ、それが。
22:10殺害の動機かもしれません。
22:13あ、あとそれともう一つ。
22:18正体不明の指紋がありました。
22:24正体不明の指紋。
22:31すぐに、処方してください。
22:33え、あの、誰の指紋とですか。
22:36緑川島、安城刑事です。
22:39おっ、暇か。
22:43おはようございます。
22:44おはようございます。
22:46いやあ、今、捜査一回ひっくり返ってるよ。
22:49はい。
22:50そんな記事が出てさ。
22:52そんな記事って。
22:54これよこれ。
22:56そりゃ驚くよな。
22:59ああ、20年前に逮捕された男の妹が、
23:02同じ刑事に逮捕されて。
23:05おまけに、それを起訴した検事が、
23:07今度はその妹の弁護をしてる。
23:10本当に偶然だとしたら、
23:12いたずらだね。
23:13神様のいたずら。
23:15だとしたら、いたずらが過ぎますよ。
23:18え?
23:19冤罪まで作って。
23:21冤罪!?
23:26はい、徳明。
23:28結果から言いますと、
23:30安城刑事の指紋ではありませんでした。
23:33そうですか。
23:34では、こちらの方は?
23:37ええ、実はこっちが一致しました。
23:41このご本人の指紋と。
23:44つまり、
23:45室園弁護士は、生前の青木幸男に会っていた。
23:49で、この財布に触ったわけですね。
23:54確かに殺害された青木幸男は、
23:57忍宮ゆかりに借金をするほど、
23:59金に急していました。
24:01だから、揺すったんですかね、
24:03室園弁護士を。
24:04犯した罪が、時効になっているのを盾に。
24:07そして、20年前の冤罪をネタに、
24:10証拠の財布を突きつけて。
24:12持っててよかった。
24:15この財布に金子の指紋もついてんだろ。
24:17室園弁護士が、それを人生の汚点になると恐れても、
24:21不思議はありませんね。
24:23だから、安城刑事にそれを伝えた。
24:25彼もそれで、自分の刑事人生が崩れることを恐れた。
24:29だから、室園弁護士と結託し、
24:3120年前死んだ兄は冤罪であったこと。
24:34しかも、その真犯人が青木であったことを、
24:38篠宮ゆかりに教えた。
24:40もちろん、篠宮ゆかりがそれで、
24:42青木ゆきおを殺すことを見越して。
24:46事項が成立している今、法は無力ですからね。
24:49利用されたんすね、篠宮ゆかりは。
24:52刑事と弁護士の保身のために。
24:55さらに言えば、
24:57安城刑事は自分の警察署に自首をするように、
25:00指示をした可能性もあります。
25:02人を殺しました。
25:04ああ。
25:05そうすれば、殺人では送検しないと。
25:08障害知事にしてやると、そそのかした。
25:11同時に、室園弁護士も、
25:13送検前に彼女の弁護人になると約束した可能性があります。
25:17執行猶予をつけてやるとか、そそのかして。
25:20ええ。
25:21教さん、もしそれが本当ならですよ。
25:25これ、立派な殺人強さじゃないですか。
25:28篠宮ゆかりが、
25:30青木ゆきおを殺害した今回の事件は、
25:33傷害知事などではなく、
25:35冤罪を動機とした殺人強さによる、
25:38復讐殺人だったのかもしれません。
25:40ああ。
25:42しかし、いずれも証拠がありません。
25:46うん、どうするんですか。
25:48証拠がない場合は、自白をとる。
25:51警察の上等手段ですよ。
25:54なるほど。
25:56殺された青木の部屋から見つかったものです。
26:02これに、先生の指紋が。
26:05私が、任意で提出した指紋ではありませんね。
26:12ええ。
26:13ですから、法的な証拠能力はありません。
26:15でもここには、確かに。
26:17確かに。
26:27確かに、青木にはいました。
26:29青木にはいました。
26:31二十年前。
26:32先生が起訴なさった忍宮明さんは、冤罪だった。
26:36そう言って、お金を要求されました。
26:39青木さんが、二十年前の殺人を認めたんですね。
26:42お金欲しさに、雪吊りで殺したと。
26:49あの時はさ、こいつを捨てんのも怖くて、ずーっと隠してきたけど。
26:57持っててよかった。
27:02この財布に、金子の指紋もついてんだ。
27:07つまり、二十年前の殺人事件が冤罪だったこと。
27:12先生はお認めてらっしゃる。
27:14でも、私は恥じてはいません。
27:17はい?
27:18当時の検察官として、私はできる限りのことをしました。
27:22脅迫してきた青木にもそう言えましたか?
27:25もちろんです。ですから、要求もきっぱり否定しました。
27:28本当ですか?
27:29は?
27:30あなたは、青木の脅迫に怯え、
27:32彼が二十年前の真犯人であることを、
27:35忍宮ゆかりに教えた。
27:37何言ってるんですか?
27:38そして彼女に、青木の殺害をそそのかしたんじゃありませんか?
27:42どうかしてる。
27:43では、今回の事件と二十年前の事件は、無関係だと。
27:48何の関係もありません。
27:53忍宮ゆかりの兄は冤罪で死んだんですよ。
27:56あれは美容師です。
27:58その真犯人を、二十年後。
28:00忍宮ゆかりが殺したにもかかわらず、
28:03その動機は兄の冤罪とは無関係。
28:06そんな言い訳が通ると思ってんすか?
28:08法的には何の問題もないはずです。
28:10法的って。
28:12もう、よろしいでしょうか?
28:14お生きてりください。
28:17後半の準備で忙しいので。
28:20後半、何か裁判を抱えてらっしゃる?
28:23もちろん。
28:26忍宮ゆかりの生涯致死事件です。
28:29つまり、彼女は間もなく起訴されるわけですか?
28:34そう聞いています。
28:35二、三日中にと。
28:37できるエースだ。
28:38はい。
28:39刑事と弁護士がグルになって、
28:41逮捕も創刑も起訴もすごいスピードでやっつけて、
28:44真実を闇に葬ろうとしてる。
28:50真実?
28:54真実って、何でしょう。
29:04真実とは、どんなに闇に葬ろうと、
29:08いつか必ず、
29:10白日のもとに晒されるものです。
29:21冤罪だった?
29:22先ほど、
29:23室園弁護士もお認めになりました。
29:2520年前は、
29:27その事件を起訴した検察官でした。
29:29しかし、
29:31その弁護士と刑事による殺人強さというのは。
29:35そう考えれば、
29:36全て辻褄は合います。
29:38篠宮ゆかりが、
29:40安城刑事の警察署に自首したのも、
29:42その弁護を、
29:43室園弁護士に依頼したのも。
29:45信じられない。
29:47これでも、
29:48検事は篠宮ゆかりを、
29:50男女間のもつれと金銭の揉め事が動機の、
29:53生涯致死で起訴されますか?
29:56しかし、
29:57殺人強さも、
29:59冤罪の復讐殺人も、
30:01全てあなたたちの憶測であって、
30:03証拠がない。
30:04その証拠が、
30:05起訴した後、
30:07出たらどうします?
30:1220年前、
30:13警察と検察は、
30:14彼女の兄を冤罪にしました。
30:16さらにそこへ、
30:18冤罪の上塗りをすることになるかもしれません。
30:23あれで、
30:26起訴、止まりますかね?
30:2820年前の冤罪がはっきりした以上、
30:30検察の維新にかけても、
30:32その方向で取り調べをするはずです。
30:34なら、
30:35忍宮ゆかりも、
30:36認めざるを得なくなりますね。
30:38ええ。
30:39冤罪による復讐殺人。
30:42そうなると、
30:43執行猶予は無理ですね。
30:45しかしそうなれば、
30:46殺人強さも自白することになるでしょう。
30:50でも、
30:51忍宮ゆかりは、
30:52兄を冤罪にされ、
30:54青木に騙され、
30:55刑事と弁護士に利用され、
30:57なんか、
30:59辛いですね。
31:01東京地検から連絡がありました。
31:04忍宮ゆかり。
31:06今や、
31:07時の人ですね。
31:09ああ、
31:10緑川署が、
31:11検察に装置した。
31:12自白したようです。
31:14自白でしたら、
31:16とっくに警察で。
31:17検察でした自白は、
31:19復讐殺人だとか。
31:21は?
31:2320年前の、
31:26お兄さんの、
31:29冤罪の。
31:32冤罪?
31:34刑事部としては、
31:36気にならなかったんですか。
31:37被疑者の兄が、
31:3920年前に、
31:40逮捕されていると分かったときに。
31:42しかし、
31:43緑川署の報告では、
31:44それと事件は無関係だと。
31:46こういう報告は、
31:48検察庁刑事部ではなく、
31:50警視庁刑事部から聞きたかったですね。
31:52はあ。
31:53間もなく、
31:54知見が記者会見するみたい。
31:56警察の責任にしてくるんだろうね。
32:01しかし、
32:03今になってなぜ、
32:04冤罪だと。
32:06もちろん。
32:07あの二人が掘り起こしたんですよ。
32:12匿名係。
32:13おや、
32:15勘が良くなりましたね。
32:17今すぐあの二人を、
32:19返し付きの禁止処分にしましょう。
32:21どうして?
32:22どうして?
32:23いや、どうしてって。
32:24これ以上余計な真似をしないように。
32:26ああ。
32:28それならもう、
32:29手を打ちました。
32:31はあ。
32:32兄の忍宮明が、
32:34公治署で病死した後、
32:36つまり今から20年前に、
32:39職場で青木幸男と知り合った。
32:42そのように、
32:43被疑者忍宮ゆかりは受教しています。
32:46十数年間、
32:47難縁関係にあった青木幸男が、
32:5020年前、
32:52自分の兄に罪を着せた犯人だった。
32:54事件当日、
32:56これを知った忍宮ゆかりは、
32:58憎しみが抑えきれず、
33:00用意してきたガラス製の灰皿で、
33:02青木幸男を撲殺。
33:04後に裁判で、
33:06生涯致死を主張するため、
33:08包丁などではなく、
33:10あえて灰皿を狂気に選んだと、
33:14受教しています。
33:16知見刑事部は、この受教をもって、
33:18本件を警視庁からの送検事由である、
33:22生涯致死罪ではなく、
33:24殺人罪で起訴することにいたしました。
33:28以上です。
33:30休憩は?
33:32質問があれば、
33:34挙手にてお願いします。
33:36はい、そちらの女性、
33:38媒体名から。
33:40帝都新聞の奥寺です。
33:422005年1月施行の改正刑事訴訟法で、
33:46殺人などとの事項は、
33:4815年から25年になりました。
33:50その通りです。
33:52しかし、既に事項が成立した事件に関して、
33:54遡って適用されることはありません。
33:56はい。
33:57今回の復讐殺人は、
33:59その事項に対しての法整備の遅さが招いたと考えられませんか。
34:03知見は、法解釈と法整備については発言いたしません。
34:0620年前の冤罪を動機とした復讐殺人だったことは、
34:10警察の捜査段階でわからなかったんですか。
34:12はい。
34:14検察の取り調べで判明した事実です。
34:17被疑者の篠宮ゆかりは、
34:20どうやって20年前の真犯人が、
34:22青木幸男だと知ったのですか。
34:24青木幸男自身が、
34:26両親の過酌から告白した。
34:29被疑者はそう辞去しています。
34:31はぁ?
34:33篠宮ゆかりはなぜ、
34:39安城刑事と室園弁護士から、
34:4120年前の犯人を聞かされたと辞去しなかったのか。
34:4420年前の冤罪が殺害動機だと認めたにも関わらず。
34:48切り立てしてるんじゃないですかね。
34:50室園弁護士と安城刑事に?
34:53ああ。
34:54だってその2人から、
34:56真犯人は青木だって教えてもらったわけだからな。
34:58しかも殺して捕まっても、
35:00罪を軽くしてやるとまで言われて。
35:02まあそれが、
35:032人の保身だとも知らずにな。
35:05そうでしょうか。
35:06えっ?
35:07当時、
35:08無実の兄を逮捕したのは、
35:10安城刑事です。
35:11えっ。
35:12それを起訴したのは、
35:13室園弁護士です。
35:14何がおっしゃりたいんでしょう。
35:17兄を冤罪に仕立て上げたその2人を、
35:20忍宮ゆかりは簡単に許せたのでしょうか。
35:23ああ、ですよね。
35:26うーん、確かに。
35:27真犯人の青木は殺すほど憎んだのに。
35:30その辺りの彼女の気持ちが、
35:31どうも分かりません。
35:36そろそろお茶漬けにしますか。
35:38はい。
35:40分からないことはとことん調べるんですよね。
35:42もちろんです。
35:43ということは、明日の朝早い。
35:46はい、お酒はここまで。
35:49かないませんね。
35:51お二人はどうします?
35:52あ、いただきます。
35:54じゃあ私も。
35:55僕はわさび多めですよ。
35:57分かってます。
36:00で、どうする気ですか。
36:02忍宮ゆかり本人に会うんですか。
36:05室園弁護士が会わせてくれるとは思えません。
36:07ああ、でもこのままじゃ、
36:09殺人強さはなかったことになっちゃいますよ。
36:11そうはいきません。
36:12時間に吐かせるんですね。
36:14室園弁護士を?
36:15いや、彼女は儚かった。
36:17やるなら、安城刑事。
36:20ええ、難しいとは思いますが。
36:25ああ、ほんと。
36:30そう。
36:31いや、通してください。
36:33来客ですか。
36:36いや、客じゃありません。
36:38で、何の話でしたっけ。
36:41野良犬の話ですよ。
36:43ああ、そうでした。
36:44そろそろ、野良犬を捨てる時期ではないでしょうか。
36:49野良犬は捨てられません。
36:51だって、飼えませんから。
36:54そんな全問答してる暇は。
36:57どうぞ。
36:59どうぞ。
37:00どうぞ。
37:05お前たち。
37:06今ちょうど、お前たちの話をしていたんだ。
37:09今、緑川署へ行ってきました。
37:11いきなり本題から入るの。
37:13安城刑事に会うためです。
37:15何?
37:16会えませんでした。
37:17本庁の監察下に置かれたとか。
37:20非常に手際がよく、どなたの指図か、すぐに見当がつきました。
37:24当然の処置だ。
37:25これ以上思えたしが、傷を広げないためにな。
37:28すでに、傷は広がっています。
37:32だからね、これ以上その傷を…
37:36安城刑事が、忍家ゆかりに教えたんですよ。
37:39ええ?
37:41室園弁護士と一緒に、20年前の真犯人を。
37:45そして、傷害知事で送検してやるとか、
37:48執行猶予がつくように弁護してやるとか、
37:51鼻先に餌ぶら下げて。
37:53まさか。
37:54そのまさかです。
37:55じゃあ、殺人を強さしたという。
37:59ええ。
38:00刑事と弁護士が、被疑者に事項成立犯を教えたの。
38:04我々は、そのように考えています。
38:07困ったね。
38:10で、証拠はあるのか、その殺人強者の。
38:15証拠はありません。
38:16ない?
38:17だからこそ、安城刑事を問いただしたいんです。
38:20せっかく彼に観察官をつけたのならば、
38:23そこまですべきだと思いますが。
38:25このままじゃ、安城刑事や諸園弁護士に利用された、
38:29篠宮ゆかりが浮かばれません。
38:31分かった。
38:33もういい。
38:3420年前は兄が食い物にされ、今度は妹が。
38:37いいから帰れ。
38:38いいわけないでしょ。
38:39帰れと言ってるんだ。
38:40官房長が命じれば、監察官は動きます。
38:45お前たちはどうしてそう、ことを広げようとするんだ。
38:49警察にも、事情作用があることを示すべきだと思いまして。
38:55それは、お前の頼みなの?
38:58ご忠告申し上げています。
39:01残念。
39:02頼みなら何とかしようと思ったのに。
39:04僕は以前にも申し上げたはずです。
39:07何だっけ。
39:08沸騰した鍋に蓋をすれば、
39:10吹きこぼれるかもしれません。
39:14今は、その鍋が沸騰している時ではないでしょうか。
39:19それならまず、火を止めるのが先かな。
39:24はい?
39:25僕が思うに、火元は君らじゃないかしら。
39:30本気でおっしゃってますか。
39:33ねえ、杉下。
39:36世の中には、火を止めた後も、
39:39蓋を開けてはいけない鍋があるんじゃないのかな。
39:42官房長。
39:43内村さん。
39:45火元たちを、よろしく。
39:47はぁ。
39:48ちょっと、待ってくださいよ。
39:50官房長。
39:51ちょっ、武京さん。
39:53本当に、このままで済むとお考えですか。
39:56官房長。
39:57そうなるように頑張るよ。
40:04これで分かったろう。
40:07あの人もただの官僚ではいつもお前たちの味方をしてくれるわけではない。
40:1220年前の事件の真犯人が自分であると、青木幸男自身から知らされた被告人は、冤罪となった兄の復讐をしようと思い至り、青木幸男宅に置いて、同人の頭部をガラス製の灰皿で覆だ。
40:30死亡をせしめたものである。
40:44罪名及び罰状。
40:47殺人。
40:49刑法199条。
40:51以上です。
40:54被告人。
40:56あなたは終始黙っていても、質問の答えを拒んでも構いません。
41:01ただ、陳述すれば有利になる、不利になるを問わず、証拠となる場合があります。
41:08いいですね。
41:09はい。
41:11では、今、検察官が朗読した事実について、間違っているところはありますか。
41:17全て正しいと認めますか。
41:21一つだけ違います。
41:26どこが違いますか。
41:28私が、青木を20年前の犯人だと知ったのは、あの刑事さんに教えてもらったからです。
41:39とてもいい刑事さんです。
41:46私が青木を殺しても、障害致死で送検してやると言ってくれました。
41:52裁判長。
41:54弁護人から。
41:55弁護士の先生も、その時一緒にいました。
41:59私が青木を殺せば、この裁判で必ず、執行猶予をつけるって言ってくれたんですよね。
42:04ごめん。
42:19静粛にお願いします。
42:22ごめん。
42:23私も。
42:24静粛に。
42:26静粛に。
42:30静粛にお願いします。
42:32静粛に。
42:34静粛に。
42:36静粛は、ここで。
42:37静粛が吹きこぼれまきた。
42:38静粛に。
42:40静粛。
42:41まだ、罪状任務です。
42:42その段階で、被告人の口から真実が出ました。
42:45はい、はい。
42:50You're going to be in a way that he's murdered.
42:52I'm going to be in a way that you can't help him.
42:55Yes.
42:58It should be a different way.
43:04You're going to be having a reason behind me.
43:10What a reason was that?
43:12Why did he have now?
43:15If you were in the case of your brother's brother,
43:18警察も警察もいえ裁判さえも信じていなかったのでしょう
43:23だからマスコミや一般の人のいる法廷で話すしかなかった
43:28殺害した青木幸男と同じくらい
43:32無実の兄を冤罪にした警察と検察を許せなかったのでしょう
43:36つまり彼女は刑事と弁護士を手玉に取ったってことですか
43:41Yes.
43:42The case was in the case of the case,
43:45as I was in the case of Anzio Kjijito and I was a lawyer.
43:49However, there is a question that I have.
43:53Yes.
43:55He was a victim of the father of Kjinovya.
43:59He was a victim of a murder.
44:02However, the murder of the murder of Kjinovya Kjitovya is a victim.
44:10Eh? Ah...
44:14So, he told me that he was really an angel and a lawyer.
44:21And that he was really an angel and an angel.
44:26That's why...
44:28That's what he said to him.
44:31He told me that he was an angel and a lawyer.
44:38What is it?
44:40What is it?
44:42What is it?
44:44What is it?
44:46The truth will always be
44:48at the bottom of the world.

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