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  • 7/1/2025

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Transcript
00:00The end of the day
00:08Hey, are you there?
00:10Are you there?
00:12Oh, good morning
00:14Are you there?
00:15That's a young girl
00:17What?
00:24Who is this?
00:25Who is this?
00:27Why are you here?
00:30Good morning
00:34What are you doing?
00:37What is it?
00:43It's been a long time
00:45It's been a long time
00:47It's been a long time
00:48Are you ready?
00:49Yes
00:50It's been a long time
00:51It's been a long time
00:53It's been a long time
00:54It's been a long time
00:56It's been a long time
00:58It's been a long time
00:59It's been a long time
01:00It's been a long time
01:01It's been a long time
01:02It's been a long time
01:03It's been a long time
01:04It's been a long time
01:05It's been a long time
01:07Thank you
01:09It's been a long time
01:10It's been a long time
01:11It's been a long time
01:12It's been a long time
01:14It's been a long time
01:15It's been a long time
01:17It's been a long time
01:18It's been a long time
01:19It's been a long time
01:20I don't know
01:21That's it.
01:51I'm an assistant assistant, so I'm going to get a guest pass.
01:55So, you know, you're a journalist of the卵.
01:59Yes.
02:01I'm going to tell you what I'm going to tell you about,
02:04what I'm going to tell you about杉下さん.
02:07What did you tell me?
02:09I experienced a奇妙.
02:14奇妙な奇妙?
02:15Yes.
02:17It was the night of the day of the day.
02:22I was working at the Lemberant Hotel in the Lounge,
02:25and I was waiting for you to go to the Lemberant Hotel.
02:35Are you okay?
02:37Yes, I'm fine.
02:38Sorry.
02:39Sorry.
02:40I'm sorry.
02:49I'm sorry.
02:50I'm sorry.
02:52I had to go home and I had to go home.
02:57Thank you very much.
02:58I'm sorry.
03:00I'm sorry.
03:06Hey, Saki, sorry.
03:08You talked about me. I was on the phone.
03:11You're not all right?
03:12No, I'm fine.
03:14You're okay.
03:16Give me your name.
03:18You have a dog?
03:19I'm going to go home.
03:21I'm going to go home.
03:22I'm not sure.
03:23I'm not sure.
03:26I'm going to go.
03:31That's what the story is.
03:35I think it was about 9 o'clock.
03:41I'll go back to my phone.
03:43I'll tell you about my phone.
03:45But I don't care.
03:47I don't care.
03:49I need your name and email address.
03:53Yes.
04:01I didn't see anyone.
04:05Yes, I did.
04:09I'll send you a mail.
04:11How?
04:17I'm here.
04:21I'm on the right side.
04:25I'm on the right side.
04:27I'll send you a mail.
04:31I'll send you a mail.
04:33I'll send you a mail.
04:35Please.
04:37Please.
04:38I'll send you a mail.
04:41I can't wait.
04:43I can't wait.
04:45I'll send you a mail.
04:46This is secret.
04:47I can't wait.
04:51Excuse me.
04:53You should send me a mail.
04:55I'll send you a mail.
04:57I can't wait.
04:59I'm asking you a mail.
05:01I'm getting a mail.
05:03突き回されただけに聞こえるんだけど
05:05いえ、奇妙なのはその後のことなんです
05:08当然、この山原京子という女性に連絡したんですね
05:12はい
05:13何度か携帯にかけたんですけど
05:16いつも留守電で
05:17社員証は私が持ってるから
05:19いつでも連絡くださいってメッセージを残しました
05:22まだ手元にあるってことは連絡はないんだ
05:25はい、月曜になっても全然
05:27タクシーのお釣りも返さなきゃって思ってたから
05:30仕事の途中
05:31I'm going to go to the company.
05:33But I'm not...
05:35You're not?
05:36Yes.
05:37The name of the Yama-Hara Kyo Kyo is a company.
05:41But...
05:42I'm not...
05:44I'm not...
05:45I'm not...
05:46I'm not...
05:48I'm not...
05:49I'm not...
05:50I'm not...
05:52I'm not...
05:53Sorry...
05:55Sorry...
05:56Sorry...
05:57おかけになった電話番号は、現在使われておりません。
06:08なるほど。間違いなく奇妙な体験でしたね。
06:13杉下さんなら、私が会った女の人が何者だったのかを調べることができるんじゃないかと思ってきたんです。
06:19そうは言っても、匿名係は私立探偵じゃん。
06:22分かりました。そう言うと思った。
06:24もし、この社員証が偽造されたものだとしたら、それは神戸君。
06:27はい。
06:28立派な犯罪です。すぐに調べてみましょう。
06:38ここです。
06:40このマンションです。
06:42行ってみましょう。
06:49お揃い入ります。
06:51警視庁の者ですが、こちらにお住まいの山原京子さんについてお伺いしたいのですが。
06:58山原京子さんですか。少々お待ちください。
07:04いや、そんな人はいませんけど。
07:06えっ?
07:08彼女、本当にここに住んでるって。
07:11はい。
07:13確か。
07:16素敵なマンションですね。
07:18うん。
07:192階の門部屋。
07:21朝日が眩しくて。
07:222階の門部屋で、東向きに窓があるのは、この部屋だけです。
07:35はい。
07:37管理人です。ちょっとよろしいでしょうか。
07:40何でしょう。
07:41警視庁の杉下と申します。お尋ねします。
07:51この女性をご存知ではありませんか。
07:54いや、見たことないと思いますけど。
07:56じゃあ、山原京子という名前に聞き覚えは。
07:59いいえ。誰ですか、それ。
08:01失礼ですが、こちらにはいつからお住まいですか。
08:052年くらい前からですけど。
08:10勤め先も嘘。住んでるはずのマンションも別人の部屋、携帯まで通話不能。
08:15山原京子さんって、一体何者なんでしょう。
08:18案外それも偽名だったりして。だとしたらこれ以上調べようがないかもしれないね。
08:23そんな。
08:24僕たちはこれから仕事があります。
08:27今日のところはひとまず引き上げさせてもらえませんか。
08:30そうですか。だったら私も車に戻ります。
08:33では、ここで。行きましょう。
08:35はい。
08:37あれ、仕事なんてありましたっけ。
08:44お尋ねの事件はこちらですね。
08:46拝見します。
08:48殺人事件ですか。
08:49先週末に発生したシティホテルの理念室で男性の多殺死体が見つかった事件です。
08:56新聞には名前は出ていませんでしたが、ニュースの映像には見覚えがありました。
09:00完璧くん。
09:01はい。
09:03レンブラントホテル。
09:04あ。
09:06死体が発見されたのは土曜日の総長でした。
09:09ひでぇの。
09:10何回殴ったんだよ。
09:1220回近くでしょうか。
09:13死亡した後も殴り続けたようで、正直ここまでひどいと致命傷の判別ができない事です。
09:20ってことは、強い冤痕っすかね。
09:23それからもう一つ。
09:24犯人はあらかじめ、ここにあったシーツを使って戒律を不正なようです。
09:30だったら計画的って事か。
09:34犯人どうして狂気が入ろうなんで。
09:38見事は?
09:40ちょっとこれ。
09:41あ、ちょっとこれ。
09:42はい。
09:43所持品の中に免許証がありました。
09:51あまたに、プス王。
09:5341歳。
09:55現金やカード、手使わずか。
09:57ホテルのスタッフの話では宿泊客ではないそうです。
10:00被害者以外の指紋とかそういうの出てないですか。
10:03残念ながらシーツは使用済みを回収してあったもので、指紋から犯人を特定するのは難しいかと。
10:09死亡推定時刻は?
10:10昨日、つまり金曜日の午後7時から11時の間です。
10:15山原京子という女性が弥生さんと共にホテルを後にしたのが21時5分過ぎでしたね。
10:22まさか、その女が。
10:24捜査一課はどう見ているのでしょう。
10:27それが、被害者は東国物産という小さな障子会社勤務だったんですが、
10:31渡航記録を調べたところ、かなりの頻度で国外を回っていることが確認されています。
10:36障子会社なら海外出張は当然なんじゃないですか。
10:39問題はその渡航先です。
10:41中東や南米、正常不安な国や紛争地域にも足しげく渡航していたようで。
10:46ああ、ただの消費者マンじゃなかった可能性もあると。
10:49ええ、一家はそちらの線も視野に入れて捜査中です。
10:52金曜日の宿泊者名簿は当然押収されていますよね。
10:55もちろん。写しでよければどうぞお持ちしますから。
10:58こちらです。どうぞ。
11:08どうもありがとうございます。
11:10山原京子という名前の客はいませんよね。
11:17弥生さんの話ではチェックインしたのは19時頃でしたね。
11:22その時刻の女性客は?
11:25あ、一人だけですね。
11:27山野陽子。
11:29部屋番号は1302号秘密。
11:33あ、死体が見つかったのと同じフロアですかね。
11:37いらっしゃいませ。
11:42警視庁の杉下と申します。
11:45先週の金曜日の午後、勤務していた方はいらっしゃいますか。
11:49はい、私ですが。
11:52あの、こちらの女性に見覚えはないですか。
11:57さあ、金曜日はかなり混み合っておりましたもので、
12:011302号室を拝見できますでしょうか。
12:051302号室ですか。
12:07はい。
12:26あ、これは確かドイツの?
12:29ええ、ドイツの現代彫刻です。
12:32知ってるんだ。
12:33オーナーの趣味で客室ごとに違うものを飾らせていただいております。
12:36こちらが、犯行現場の理念室ですね。
12:37すぐ目の前なんですね。
12:38ちょっと、失礼。
12:39こちらが、犯行現場の理念室ですね。
12:40すぐ目の前なんですね。
12:41ちょっと、失礼。
12:42ちょっと、失礼。
12:43あっ。
12:44ちょっと、失礼。
12:45あっ。
12:46あっ。
12:47あっ。
12:48廊下に。
12:49あっ。
12:50あっ。
12:51あっ。
12:52あっ。
12:53あっ。
12:54あっ。
12:55あっ。
12:56あっ。
12:57あっ。
12:58あっ。
13:00あっ。
13:01廊下に。
13:02あっ。
13:03あっ。
13:04あっ。
13:05あっ。
13:06あっ。
13:07あっ。
13:08あっ。
13:09あっ。
13:10お忙しいところ、ありがとうございました。
13:11では、我々、ここで。
13:13行きましょう。
13:14はい。
13:15はい。
13:16米澤さんの話では、ロビーの防犯カメラには、被害者が写っていなかったそうです。
13:25だったら、どっから来たんでしょう。
13:26だったら、どっから来たんでしょう。
13:35かんべく。
13:36はい。
13:37あっ。
13:38あっ。
13:39なるほど。
13:49あっ。
13:50これなら、フロントを通らずに客室に直行できますね。
13:53このクラスのホテルにしては、少々セキュリティが甘いようですね。
13:57人目を避けたい人間にとっては、都合のいいルートってわけか。
14:15事件の日、物音を聞いたっていうのは何時頃です?
14:19確か8時半過ぎだったと思います。
14:22どんな物音だったか、詳しく聞かせてもらえませんか。
14:25うん。
14:26バタバタと足音が続いて、待て!とか叫ぶ声も、それも一人じゃなく大勢いたような気が。
14:33クソがあったことですかね。
14:35ちなみに、久永さんは何時からこの部屋に?
14:418時から10時ぐらいまでだったと思います。
14:44ああ。
14:45秘書の坂田君に聞いていただければ、ずっと一緒にいましたから。
14:47あの日さながって、社長。あの部屋年間契約で借りてるんだってさ。
14:54セカンドハウスだってよ。さすがIT企業の社長となると違いますね。
14:59皆さんもこちらで聞き込みと伺い、お待ちしておりました。
15:06はい。
15:07犯行のあった金曜日、山野陽子という名前で13階に部屋を取っていた女性です。
15:13あ、犯行現場の目の前の部屋の客ですよね。
15:16ああ。名前も住所もデタラメだった女だ。
15:19何だってこんなもの。
15:20たまたま僕の知り合いがその時刻にロビーにいて、この女性とタクシーに同乗することになり、社員証を社内に忘れていったそうです。
15:27ちなみにこれがその会社。ところがその社員証は偽物で、タクシー降りたマンションの部屋も別人が住んでいました。
15:38正体不明の消えた女ってわけですか。
15:41ニューナ。被害者の妙な海外投稿力といい。人目を避けるのにもっとこいのホテルといい。
15:46確かに気なくさい要素が揃ってある。犯人が複数犯なら何かの集団か組織が絡んでるとか。
15:52はい。
15:57ここから先は捜査機密です。
16:00それからもう一つ。
16:03先ほど不審な車を見かけました。
16:06車両番号は品川300へ7216。
16:10300へ7216。
16:14役に立つかどうかは分かりませんが、捜査の参考にさせていただきます。
16:19では。
16:20では。
16:21どうも。
16:22さてと、僕たちはどう動きましょう。
16:27あいにくですが、僕はこれからちょっと調べたいことがあります。
16:30その間、君にやってほしいことが一つ。
16:32はい。何でしょう。
16:33弥生さんの携帯電話に何度かかけてみたのですが、全く出る気配がありません。
16:37通信者にもかけたのですが、今日は1日自主取材で戻らないとか。
16:41自主取材ってまさか。
16:44ええ。彼女は一見おとなしそうに見えますが、時として思わぬ行動をとることがあります。
16:51そうですか。
16:57ありがとうございました。
17:00すいません。あの、すいません。この人、このあたりで見たことありませんか。
17:10じゃあ、見たことないわね。
17:14ありがとうございました。
17:17かんべさん。
17:20あそこに彼女が住んでいないことは、一緒に確かめたはずじゃなかったっけ。
17:24かんべさん、やっぱりあの部屋は、山原京子さんの部屋だったんです。
17:28え?
17:29ちょっと。
17:30ちょっと。
17:31あそこが、201号室。
17:34金曜日の夜に、ここまでタクシーで来た時には、きれいに咲いてたので、よく覚えていました。
17:41あれだけきれいに咲かせるには、ちゃんとお世話しないと。
17:45なのに、今は水もやらずにしおれてるなんて、おかしいです。
17:50まさか、住んでる人間が入れ替わったとでも。
17:53だとしたら、山原京子さんが、何かの事件に巻き込まれてることになりませんか。
17:58ちょっと、管理人さん。
18:00はい。
18:01うちの水漏れの修理、まだ?
18:03すいません。聞いてなかったもので。
18:06まったく。
18:07お願いしますよ。
18:09はい。
18:10こんにちは。
18:13あ、どうも。
18:14どうも。
18:15管理人さん、いつからこちらのマンションに?
18:18今週からです。
18:19急に入ってくれって、会社から言われて。
18:22ちなみに、どちらの会社ですか?
18:24登録している人材派遣会社です。
18:27ブレイブスタッフってところです。
18:29ブレイブスタッフってところです。
18:39営業部、販売促進課。
18:42ありませんね。
18:49販売促進課。
18:59はい。
19:00ブレイブスタッフ販売促進課です。
19:02警視庁特命係の杉下と申します。
19:05ただいま、受付にいるのですが、
19:07責任者の方、いらっしゃいますでしょうか。
19:10少々お待ちください。
19:11ただいまお伺いいたします。
19:17はじめまして。
19:18営業部長の岸内と申します。
19:20お忙しいところ。
19:22こちらが、常務の橋場です。
19:37橋場と申します。
19:39気をつけます。
19:40警察の方が一体、どのようなご用件でしょうか。
19:43昨日、若い女性が、山原京子さんという、
19:46こちらの社員の方を訪ねて、見えましたよね。
19:49ああ、そういえば、そんなこともありましたか。
19:52ところが、そのような社員は存在せず、
19:54社員証も偽造された疑いがあった。
19:56にもかかわらず、警察に届を出されていない。
19:59なぜでしょう。
20:00それは、ただのいたずらだと思ったからです。
20:03実害のなかった以上、
20:05ことを抗てるべきではないと、
20:06私どもで判断いたしました。
20:08何か問題でも。
20:10いやいや、念のために、確認に伺っただけです。
20:14ところで、販売促進課というのは、どちらでしょう。
20:18申し訳ございません。
20:20反則課は、経営戦略上の機密保持のため、
20:23社外の方は入れない決まりになっております。
20:26なるほど、なるほど。
20:27そうでしたか。
20:28お忙しいところ、失礼いたしました。
20:31それだけですか。
20:34それだけですよ。
20:37ちょっと失礼誰でしょうもしもしもしもし杉下ですかはいブレイブスタッフ販売促進課ですもしもし間違い電話だったようですではここで失礼
21:07どうでした?
21:10うん。
21:11駅前の不動産屋が知ってたあのマンション5部屋をブレイブスタッフが社宅として借り上げてるって。
21:18201号室もその一つだってさ。
21:20私の方もレンタルビデオ屋の店員さんが山原京子さんのことを覚えてました。
21:25よく来ていたそうです。
21:26ブレイブスタッフなら管理人を変えて別の人間を住まわせて、
21:31山原京子があの部屋に住んでいたことをなかったことにするのも可能だろうね。
21:36いらっしゃいませ。
21:37コーヒー。
21:38かしこまりました。
21:42それって、あのホテルでの殺人事件と関係があるんでしょうか。
21:47君はこれ以上、もう深入りしない方がいいよ。
21:50えっ。
21:53この事件の背景には何か大きな秘密や組織が関わっている可能性もある。
21:58もう素人の君の手に負えるようなレベルじゃなくて。
22:01隠された真実があるなら、私はそれを明らかにしたいんです。
22:09兄が、海の向こうで事件に巻き込まれて、
22:16父があんな恐ろしい事件を起こしてしまった時、
22:21私は何もかもなくしてしまいました。
22:24でも、ただ一つ分かったことがあるんです。
22:31この世界には、自分たちに不都合な真実を煮りつぶすために、
22:40平気で手を汚す人たちがいるんだって。
22:43それでも、諦めずに立ち向かえば、
22:48たとえ消えかけた真実でも、
22:50絶対に明らかにすることができるんだって。
22:52私はそれを、
22:54杉下さんと亀山さんから教わったんです。
23:03それで、ジャーナリストを志したんだ。
23:09だけど、警察官でもない君を、
23:13これ以上捜査に巻き込むわけにはいかない。
23:15そんな…
23:16その代わり、約束するよ。
23:19山原京子の身に何が起きたのか、
23:21必ず突き止める。
23:23真実が分かったら、君に伝えるよ。
23:33はい、勘弁です。
23:35え?
23:36先ほど、ブレイブスタッフという会社から、
23:42抗議の電話があった。
23:45事件も何も起きていないのに、
23:47こそこそ駆け回るような真似をしたそうだな。
23:51お言葉ですか。
23:52事件が起きていないかどうかは、
23:54調べてみないとわからないのではないでしょうか。
23:56口応えをするな。
23:58抗議が来た以上、
24:00今後ブレイブスタッフには一切近づくな。
24:02抗議といっても、
24:03一民間企業からのクレームですよね。
24:05わざわざ刑事部長から直々に
24:07お叱りを受けるほどの問題とは思いませんし、
24:09正直、理解できません。
24:11誰が理解しろと言った。
24:13これは部長命令だ。
24:15従うんだ。
24:20従うんだ。
24:32ひょっとして、あなた方もブレイブスタッフを。
24:39こっちはいきなり乗り込むような大胆な真似はできません。
24:42手順を踏んで外盛りからコツコツと。
24:44それでも止められちゃいましたけど。
24:46ただの民間企業にしてはガードが硬すぎませんか。
24:49ブレイブスタッフは人材派遣会社としては中堅どころで、
24:53それほど目立った実績もない代わりに、
24:55過去にトラブルを起こしたという記録も一切ありません。
24:58有料企業ってことか。
25:00何たってここ数年、警視庁OBを毎年何人も顧問として受け入れてるんですから。
25:05なるほど。
25:06かつての上司や先輩からの抗議となれば、
25:08刑事部長や参事官がいいダクダクと従うしかなかったのも納得がいきますね。
25:13捜査に圧力をかけてきたってことは、当然探られたくない腹があるってことですよね。
25:19殺された天谷氏とブレイブスタッフのつながりは?
25:23それも今のところ全然。
25:25ただ、あの車両番号は外務省の車でした。
25:28うん。
25:29外事絡みってこと?
25:30うん。
25:31そういうわけで、捜査本部としては、
25:34ブレイブスタッフとか山原京子なんて女のことはすっかり忘れて、
25:38自撮りや被害者周辺の聞き込みに専念することになりました。
25:41いやー、お二人のように。
25:43怖いものを知らずて、正義感が強い方々なら捜査を続けることができるんでしょうけど。
25:48いいんすか?やけにたっぷり情報を教えちゃって。
26:03あんだけ教えてやれば、当然動かざるを得ねえだろ。
26:06やばい、捜査は匿名任せかよ。
26:08黒いなぁ。
26:10立ってるものは匿名でも使えない。
26:13あ、すいません。
26:23すいません。
26:28あの、前の宅所を止まって、
26:31よしすいません。
26:43前のタクショーを止めていいですか。
26:47I don't want to go.
27:17杉下さんですか?
27:40今、レンブラントホテルのロビーにいるんですけど
27:43おや、どうしてまたそこに?
27:45山原京子さんの部屋にいた女の人を尾行してきたら
27:48たった今、チェックインして
27:50そうでしたか
27:52僕たちもすぐそこに向かいます
27:54それまでいいですか?
27:57絶対にそこを動かないように
27:59はい、わかりました
28:10山原京子という名前の社員はうちには
28:40彼女、やっぱり罠にはめられたんでしょうか?
29:03マンションを張り込んでいた弥生さんのことを
29:05201号室の女性が岸内部長に伝えたのでしょうね
29:09そしてホテルまで誘い出し
29:10岸内が自分を尾行させて
29:12別の人間に彼女を襲わせた
29:15しかしどうして彼女はそこまで
29:16大丈夫?
29:24はい
29:24ありがとうございました、大事に
29:28すいません、ご心配おかけして
29:32動かないようにって言ったのに動いたんですね?
29:42動きました、すいません
29:43何があったのでしょう
29:46話していただけますか?
29:49杉下さんの電話の後
29:50ブレイブスタッフの岸内って人をロビーで見かけて
29:53外に出て行こうとしたから思わず
29:56尾行しちゃったんだ
29:57歩道橋で急に早足になって
30:03追いかけたらいきなり誰かが背中を
30:07バッグを引っ張られて
30:09とっさにベルトを強く握ったら
30:12犯人の手が私を突き飛ばす形になって
30:15つまり突き落とすことが目的ではなかったんだ
30:19座りましょう
30:22きっと
30:29これを奪おうとしたんです
30:33え、携帯電話?
30:37山原京子さんが私に送ったメール
30:39もう一度見てみたら
30:41ただの空メールじゃなくって
30:49山原京子さんからのメールに
30:56この映像が添付されていたんですね
30:58はい
30:59つながりましたね
31:02つながりました
31:02八重井さん
31:05一つお願いがあります
31:08はい、岸内ですが
31:15先日山原京子さんの件でお伺いした
31:19森村と申します
31:20何か
31:22山原京子さんとようやく連絡が取れました
31:26ご心配おかけしたみたいでしたから
31:28一応ご報告と思いまして
31:45ご視聴ありがとうございました
32:15山原京子さんはこちらでしたか
32:29何のことでしょうか
32:32山原さんから連絡があったと聞けば
32:35当然彼女のところへ確認しに行くと思いましてね
32:38つけさせていただきました
32:40もうすべてわかっています
32:42これ以上続けて
32:43彼女の身にもしものことがあれば
32:45罪がさらに重くなりますよ
32:47岸内
32:49もういいわ
32:52岸内
32:53岸内
33:02岸内
33:02はい
33:03何、何ですか?
33:06警察
33:06山原京子さんですね
33:11大丈夫
33:14怪我はしてないみたいです
33:18さて
33:23どういうことかご説明願いますか
33:26杉下警部殿
33:27どうぞ
33:29こちらの女性が
33:33レンブラントホテルでの殺人事件の目撃者です
33:36えっ目撃者?
33:37何をご覧になったのか
33:39話していただけますか
33:41あの日の夜
33:43部屋の外の廊下から
33:46妙な物音が聞こえてきたんです
33:48やはりこの映像を撮影したのはあなたですね
34:16おい
34:23こりゃ
34:24この部屋が
34:29犯行現場ね
34:31ええ
34:32天谷さんの死体が
34:33リレン室であのような状態で発見されたため
34:36誰もが最初から
34:37あの場所が犯行現場だと思い込んでしまっていたようです
34:41そういうことでよろしいですか
34:44一体何のことだか私には
34:48要するに死体をリレン室まで運んでごまかそうとしたってことですか
34:51いや正確に言えば被害者を殺した証拠を消すためには
34:55リレン室に運ぶしかなかったってことですよ
34:58証拠を消す
34:58出ました
34:59間違いありません
35:01血液です
35:02おそらくこれが本当の狂気だったのでしょうね
35:08ふざけるな
35:10何だったらそんなに発生ともあるか
35:12くらく
35:13調子に乗んなよ
35:15お前はな
35:17何だった
35:18おい
35:23被害者の頭部には
35:30彫像の形がくっきりと残ってしまっていたのでしょう
35:34自分の部屋で死んだことを何としても隠したいあなたは
35:40リレン室のアイロンを使い
35:43傷の形状がわからなくなるようにして
35:46その場に放置した
35:471302号室から取られているとも知らずに
35:53被写の供述も取れました
36:01アリバイを偽証するように言われたそうです
36:05足音や叫び声を聞いたってのも嘘だったってことか
36:08だとして動機は何だ
36:10失礼します
36:11ベッドの脇の灰皿から
36:13微量ながらコカインの成分が検出されました
36:16コカイン?
36:17殺されたアマタニクス王は頻繁に海外に出張してましたよね
36:20おそらく
36:21自ら治安の悪い地域に出向き
36:24麻薬を買い込み
36:25国内に持ち込んでいたのでしょう
36:26まさか
36:27密輸の黒マイク系
36:30そのお前か
36:31違う
36:31私はただ逆だ
36:33なのにアマタニクス王の奴
36:35私のことをマクトムにバラすって
36:36金を要求してきて
36:38だから
36:38動機は麻薬売買のトラブルだよ
36:41スパイも外務省も全然関係なかったんだ
36:44詳しい話は警視庁で聞かせてもらおうか
36:46行くぞ
36:47でもどうしてその後京子さんが監禁されたり
37:08まるで存在しなかったように偽装されなきゃいけなかったんですか
37:11ありがとうございます
37:13それは彼女があの日一緒にいた相手のせいなんだ
37:18野党の有力議員
37:20かなりの大物です
37:24名前は勘弁してください
37:27つまりあなたが殺人事件を目撃した時
37:31その方も同じ部屋にいらしたわけですね
37:35何やってるんだ
37:37大変です
37:39血だらけの事実を引き削ってて
37:41男の人が
37:42警察には
37:43止めるんだ
37:46そんなことしたら
37:47私がここにいることがバレてしまうと
37:48回帰しだぞ
37:49だって
37:49殺人だったら警察呼ばないと
37:51叫ぶな
37:52自分の置かれた立場が分かってるのか
37:53いいか
37:54お前を一人を消すぐらい
37:55だけど
37:56何なんだ
37:57だけど殺人なんですよ
37:58はい
38:05おい
38:06トラブルだ
38:07急いで迎えようよこせ
38:08それからブレイブスタッフにも連絡入れて
38:10皆を黙らせるように伝えるんだ
38:12犯人が理念室から自分の部屋に戻るのを待って
38:17急いであの部屋を出ようとしたら
38:205分後に普段通りチェックアウトお願いします
38:26その後は私はどうして
38:27そちらの会社の方に引き渡し
38:29対応を協議することになるかと思われます
38:41ねえ
38:42さっきはごめんなさい
38:43失礼な話よね
38:44私の方からぶつかったのに
38:45つまり
38:46あなたはその場から逃げ出すために
38:48森村弥生さんを利用したわけですね
38:51そう
38:53誰でもよかったんだけど
38:56たまたまラウンジでぶつかってたし
38:59人の良さそうな顔してたから
39:02もっとも
39:04マンションに帰ったら
39:06会社の連中に先回りされてたんだから
39:09結局意味なかったけど
39:11つまり
39:12山原京子さんは
39:15あの夜
39:17あのホテルで
39:19買収していたんですか
39:22正確には
39:24ブレイブスタッフの橋場常務と
39:25岸内部長が
39:26首謀者だったようです
39:27要するに何か
39:30通常の派遣業務の裏で
39:33勝負の派遣まで行ってたってわけか
39:37ただの勝負じゃありません
39:40高級勝負です
39:41秘密保持は完璧でしたし
39:45ゲストも
39:47政治家や霞が関の官僚
39:50有名企業の役員といった
39:52VIPに限定していました
39:54わざわざ販売促進課なんて
39:59架空の部署出ち上げて
40:01社員証まで作ってたのは何でだ
40:03うちの売りは
40:05姿勢と品のあるごく普通のレディたちなんです
40:08そういう子をそろえるためには
40:11表向き社員というアリバイが
40:13当然必要でしたから
40:19はい、ブレイブスタッフ販売促進課です
40:22実家の家族や友人から
40:24急な連絡が来たときのために
40:26電話対応する社員も
40:28ちゃんと用意していました
40:30こんな急だろうが何だろうが
40:33売春は売春だよ
40:38罪は重いよ
40:40弥生さん
40:42あなたを歩道橋で襲ったのも
40:45やはり岸内部長の部下でした
40:47山原京子から奪った携帯を調べているうちに
40:50君宛のメールに添付された動画を見つけて
40:53それを君から奪おうとした
40:55彼女にも危害を加えるつもりはなかったようです
40:58彼らが最も恐れていたのは
41:00彼女が事件の目撃者として
41:02警察から事情を聞かれることだったのですから
41:04逆に言えば
41:05事件が解決してしまえば
41:08彼女の目撃証言も必要なくなる
41:10だから事件が解決するまで
41:12彼女を監禁しておけばいい
41:14そういう腹積もりだったみたいだよ
41:18山原京子さんは
41:19罪に問われるんでしょうか
41:24まあ
41:26無罪方面ってわけにはいかないよね
41:29私は真実が知りたかっただけなんです
41:35でもそのせいで
41:38彼女が
41:41彼女が
41:43していたことが明らかになってしまったんです
41:47売春は孫を肩なき犯罪です
41:51決して隠しておくべきものではありません
41:53それに
41:57君はただ利用されたんだ
42:00そのせいで危ない目にもあった
42:02だから
42:03君が気にやむことはないよ
42:05それどころか
42:07僕たちはお礼を言わなければなりません
42:10弥生さん
42:11あなたがいなければ
42:12事件は解決できなかったのですから
42:27あの
42:30山原京子さんに
42:32お会いすることはできませんか
42:41何かよ
42:51助かって
42:56本当に良かったです
43:11怖かったよね
43:14怖かったよね
43:28ごめんな
43:41もうここで大丈夫です
43:54そうですか
43:56また何かあったら
43:57顔を見せに来てくださいね
43:59今回みたいなことは
44:01ないに越したことはないけどね
44:03はい
44:05ありがとうございました
44:07では
44:11隠された真実があるのなら
44:19それを明らかにしたい
44:21彼女は君にそう言ったそうですね
44:24ええ
44:26おかげで色々無茶してくれましたけど
44:28ですが彼女を突き動かしたのは
44:30それだけではなかったように
44:32僕には思えてなりません
44:34どういうと
44:36彼女には聞こえていたのでしょう
44:38山原京子という一人の女性が
44:39心の底から
44:42助けを求めていた声が
44:45だから自分の危険も顧みず
44:47彼女を見つけようとした
44:49ええ
44:51彼女は
44:53嫌な人になると思いますよ
44:54彼女は

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