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00:00I'm sorry.
00:30It's like a yuri kago, right?
00:33A yuri kago?
00:37It's a yuri kago.
00:43I've been working for my育て.
00:46The phone calls the line
00:58Tagumatshime, 53歳男性,
01:02Jōan大学医学部教授
01:05現在、警視官による検出中
01:08You are in the situation of the investigation.
01:12I will send you.
01:13Then, I will do this.
01:16高松教授はお亡くなりになったそうですねこれはまた恐ろしくお耳が早いお知り合いですかいえしかし教授の研究には興味がありました米沢さん本部からは鑑識と起草だけのようですねおそらくそかつベースで終わりだと思います
01:44つまり事件性は薄いああうちの検視官です存じ上げております検視官教授の死因は何でしょう不明だが心臓に持病があったようだし心不全かな解剖は外傷なし現場に異常なし特に必要ないでしょ
02:01所轄に寄ってから戻るお疲れ様でした
02:04すみません出ます
02:06ちょっとよろしいですか失礼
02:11検視官死亡推定時刻は死後8時間前後だ
02:24だとすればまだ腐敗は始まっていないはずですね
02:29ほう
02:29米沢さん遺体にはあまり近づかない方がよろしいかと
02:35は?
02:37お待たせしましたおはようございます
02:39お待たせしましたおはようございます
02:55お待たせしましたおはようございます
03:07待ってはいませんおはようございます
03:09君からかかってきた電話に出たら君が勝手に来たんですよ
03:13それ朝からいなければ電話もしますよ
03:15さてどんな事件なんでしょう
03:17まだ事件と決まったわけではありません
03:19なのに捜査はしていると
03:21操作はしていません ちょっと気になる事があるだけです
03:30あ、これです
03:33これが気になる事?
03:34この研究に注目していました
03:36明日の石油になる技術
03:39城南大学の高松教授らの研究により
03:42抗合性細菌バクテクロリスは水中の有機物を摂取し
03:47抗合性すると重油とほぼ同じ成分の炭化水素を作る事が分かった
03:51最近から油を作るって研究ですか
03:55これが実用化されれば化石燃料に頼らないエネルギーが
03:59安全にかつ安定的に手に入れる事が出来るようになるんですよ
04:03夢のような話ですね
04:05しかしその夢が頓挫するかもしれません
04:08え?あ、殺された
04:11殺されたとは限りませんがね
04:13でも捜査はすると?
04:15ええ、わずかでも可能性があるのならば
04:19ここに頭をこちら側にして倒れてました
04:27発見した時は君一人だった?
04:29はい、すぐに救急車呼んだんですけど
04:33ちょっと失礼
04:34はい
04:35こちらの名刺、ロシアのエネルギー企業のようですが
04:41ああ、資金提供したいと言ってきた会社の一つです
04:44つまりそういう会社がいくつかある?
04:46ええ、バクテク・ロリスを学会で発表してからは
04:50ちなみに高松教授がお亡くなりになったとすると
04:53その研究を続けていくのは難しくなるのでしょうかね
04:56まあ、研究自体は大丈夫だと思いますが
04:59ほら、大丈夫なんですか?
05:01バクテク・ロリスを発見したのは高松先生ですが
05:04研究は抗合性細菌を専門とする栗田先生がしているんで
05:08栗田先生?
05:09高松先生の共同研究者です
05:11こちらの教授でしょうか?
05:13客員教授です
05:14この研究のために5年前に招かれて
05:17その栗田教授ですが、今どちらに?
05:19それが、電話は?
05:22一応、うれすでにを残しました
05:24いつもなら一番に来て高松ルームに直行するんですが
05:27高松ルーム?
05:29隣の実験棟です
05:31バクテク・ロリスを培養しています
05:33その高松ルーム、拝見できますか?
05:37ええ、いいですよ
05:38どうぞ、こちらです
05:40栗田先生
05:48先生
05:50高松先生が死んだって、どうして?
05:53それが警察の話だと多分、美容師だろうと
05:56美容師?
05:57先生のご遺体は?
05:59観察医務員に運ばれました
06:01観察医務員?
06:02解剖するのか?
06:04解剖するかどうかは観察医の判断ですが
06:07少なくとも、遺体の懸案はするはずです
06:10警視庁特命係、杉下と申します
06:13同じく、官兵衛です
06:15これがバクテク・ロリスです
06:22油の生産効率がとても良いそうですね
06:26同じバイオ燃料としては、トウモロコシの5万倍です
06:30おお、これはすごい
06:32トウモロコシは確か1ヘクタールあたり、取れる油は0.2トンほどでしたね
06:38ええ、大豆なら0.5トン、油やしなら6トン、物一種であるボトリオコッカスなら100トン
06:48でも、この子たちなら1000トンは作り出せる計算です
06:52それはその、すごい量なんですか?
06:55例えば、日本中の田んぼや畑などの休耕地で作れば
07:01日本は世界有数の産油国になれるはずです
07:05えぇ、なんか世界情勢を変えそうな研究ですね
07:09その通りです
07:10すでに油を取り出す技術も確立し、燃焼実験も進んでいます
07:15特許を取るには生産コストなどを乗り越えなきゃいけない課題がまだありますが
07:20ということは、まだ研究はお続けになる?
07:23もちろんです
07:24なるほど
07:25研究自体は高松教授ではなく、栗田先生がされていたそうですからね
07:30え?
07:31と、お聞きしましたか?
07:33あ、ええ
07:35
07:39ちょっと失礼
07:47杉下です
07:49血中硫化水素などの検査をしてもらいました
07:52結果は、警部のご推察通りでした
07:55硫化水素の吸引による窒息比?
07:58ええ、硫化水素に汚染された死体は危険なので解剖はまだですが
08:02すでに、作発と一家には伝えたそうです
08:05どうもありがとう
08:07外科水素などの検査を持って死にして、切れたのはどこからないかもしれません
08:09I don't know.
08:39What do you think?
09:09でも確か硫化水素で死亡すると体の表面が変色したりするはずでは さすがによくご存知です
09:20緑色に皮膚は変色し水死体のように膨れかなり無残な姿になるようですが高松教授はそうではなかった
09:29おや教授の遺体をご覧になったのですか
09:33あいいえ遺体を発見した女子から聞いて なるほどしかし急激な中毒の場合
09:39そのような症状が出ないこともあるそうですよ
09:42急激な中毒
09:43例えば高濃度の硫化水素を一瞬で吸い込むとか
09:48いやいや吸い込んだ途端に混沌するような代物は普通の市販品の兆候ではまず無理です
09:55いえ作れると思います
09:57はい
09:59高松先生なら
10:01なるほどしかしとなると疑問が一つ
10:06それほど高濃度の硫化水素がどこで発生したのか
10:09ええ遺体発見現場にそのような痕跡はありませんでしたね
10:12痕跡があったのは死体だけですね
10:14その手の遺体には硫黄のような腐敗種が残りますね
10:17高濃度の硫化水素ならかなり臭うはずですな
10:20しかし高松教授の遺体の臭いはほんのわずかでした
10:23うーんその場合考えられる可能性ですが
10:27例えば袋に入れた高濃度の硫化水素を一気に吸った
10:31いや現状にはそんな袋はありませんでしたか
10:33だとするならば高濃度の硫化水素を
10:37どこかで吸い込んで死亡した後
10:39遺体発見現場まで運ばれた
10:41そして遺体がほとんど匂わないよう
10:44毛髪や着衣に残った硫化水素は可能な限り除去されて
10:47その場合犯人がいたってことですよね
10:50待ってください
10:51もう一つ可能性があります
10:53興味深いですね
10:55どのような
10:57高濃度の硫化水素を固形物にして飲み込んだ
11:01そんなこと可能なんですか
11:03専門知識が必要ですが高松先生なら可能です
11:06だろうそれは自殺ですな
11:08自殺もしくは多殺です
11:10えっ
11:11固形物にできるなら飲ませることも可能ですからね
11:15なるほど
11:16失礼します
11:17あっケーブ殿 また困りますね勝手に
11:26私が高松先生を殺した
11:29はい
11:30栗田教授ですね
11:33あの今の話
11:37一体
11:38バクテクロリスの研究は日常的に資金なんでした
11:41研究は日常的に資金なんでした
11:44あっこんなにすごい研究なのに
11:47日本の企業には今
11:49特許前の基礎研究に資金を出す余裕はほとんどありません
11:52なのに私は
11:54資金集めの仕事を高松先生に押し付けて
11:58その苦労は並大抵ではなかったはずです
12:01実際
12:02先生は最近疲れたと
12:05でも私は研究に没頭するあまり
12:08見て見ぬふりをして
12:10それはつまり
12:12高松教授は自殺したという
12:14彼を殺したのは
12:16私かもしれません
12:19先生
12:20はい
12:21栗田教授
12:23どういうおつもりですか
12:26はい
12:28どういうつもりで我々の聴取を妨害するんです
12:31これは失礼
12:33では責任を取って聴取して参りましょう
12:36うん
12:37うん
12:38あのねえねえ
12:42じゃあ僕も責任を取って
12:44持ち場に戻らないとねえ
12:48失礼
12:50資金がなかなか集まらずに苦しんでいた
12:54それが自殺の動機じゃないかと
12:58私に考えられるのはそれくらいしか
13:02私に考えられるのはそれくらいしか
13:06その場合ですが
13:09気になることが一つ
13:12資金提供や共同開発の話が相次いでいたと
13:15研究室の方から伺ったのですが
13:17その手の会社の名刺を何枚も見せてもらいました
13:20でも断ってたみたいで
13:23断っていたせっかくの申し入れを
13:26なぜでしょう
13:28さあその手の窓口は高松先生が担当だったので
13:32ちょっと高松教授は資金なんだったのに
13:35資金提供の話を断っていたってことですか
13:38不思議な話ですね
13:43不思議ですね
13:45教授は自殺 捜査は終了
13:51所轄にそう伝えておけ
13:53はい では失礼します
13:56自殺で処理するために自分たちを動かしたんですが
13:59違う うちの検視官のミスが広がらんようにだ
14:03は?
14:05出資を断られた企業だ
14:19どの会社から調べる?
14:22調べるんだろ?
14:24調べるさ
14:26内緒だぞ
14:33しかし分かりませんね
14:35はい
14:36なぜ狂気に硫化水素を選んだのでしょう
14:39なぜ?
14:40ええ なぜ?
14:43高松教授が今年の初めに学会で発表した論文です
14:48抗合性細菌は炭酸ガスや硫化水素という毒性の強い物質を無毒化するが
14:55バクテクロリスは炭化水素を蓄積する過程で硫化水素も蓄積する
15:00気になりませんか?
15:02バクテクロリスは硫化水素も蓄積
15:05栗田教授の研究に硫化水素は無関係じゃない
15:08気になりますね
15:12明日なろう 明日なろう 明日はなろう
15:20棘を越える人たちの夏は日陰になるような大きな日の木に明日はなろう
15:49ええ よくその歌を歌ってらっしゃいますよね
15:52この子たちの子守唄だね
15:56明日は火の木になろう
16:08明日なろう
16:11ええ そういう字を書くんですか?
16:14世界中の人たちのエネルギーとなるような
16:19明日は石油になろう
16:21ええへへ
16:23あ 見えますね 青白くなっているところが
16:30それが青潮です
16:32海の汚染で大量発生したプランクトンが
16:35バクテリアに分解されるとき大量の酸素を消費することが原因です
16:39そのとき大量の硫化水素が発生するそうですね
16:44ええ それでイオウが海面に漂い
16:47日光に反射して青白く変色するんです
16:50そして魚介類を大量に殺す
16:54その対策を研究してたんですよね 栗田教授は
16:57ええ うちの大学にいたころに
16:59栗田先生にお会いになったんだったら分かると思いますが
17:04とにかく真面目で研究一筋
17:07今はバイオ燃料の研究をされてるんですよね
17:11ええ
17:12先生らしいです
17:14一生人のためになる研究を続けたいって言ってましたから
17:18ちなみに栗田教授は 青潮の研究でどのような成果をあげられたのでしょう
17:24青潮を発生させるプランクトンの中に
17:27硫化水素の発生を抑える細菌を発見したんです
17:31なるほど
17:33ということは かなり硫化水素の研究もされていた
17:36ええ それはもう熱心に
17:39そうして 青潮で青潮を退治した
17:44先生は今も昔も本当に有意義な研究をされてますよね
17:51いや こっちは高松先生の研究に乗っかっただけですから
17:55ご謙遜を
17:56研究は主に先生が
17:58そして高松教授は資金提供や共同開発の窓口
18:02昨日 先生がそうおっしゃいましたよ
18:05その手の窓口も研究以上に大切な仕事です
18:09はい
18:11はい
18:12失礼します
18:15あの 今 警察から連絡があって
18:18えっ
18:20高松先生 やはり自殺だったそうです
18:25そうですか
18:27失礼します
18:29高松先生が自殺なんて残念です
18:34残念です
18:35ええ 自殺で処理されてしまうなんて
18:38えっ
18:39あっ
18:40そうさ このバクテクロリス
18:42油を作る過程で硫化水素を蓄積するとか
18:46高松教授の死因も硫化水素
18:49何やら因縁めいたものを感じてしまいますね
18:53あっ
18:54失礼
18:55あっ
18:56失礼
18:57また来ます
18:59確かに趣旨は断られました
19:15この人に?
19:16ええ
19:17でもそんなことで恨みませんよ
19:20I see
19:21Is that enough?
19:23Yes, thank you
19:27みんな同じこと言うな
19:28高松教授を殺したら共同開発以前の話ですからね
19:33しかし
19:34趣旨を断られたところって海外の企業ばっかりだな
19:40電話でお尋ねの件ですが調べました
19:43バクテクロリスから硫化水素を取り出すのは
19:45その手の知識の技術があれば可能だそうです
19:48え じゃあ栗田教授なら
19:50可能です
19:51しかもバクテクロリスからはかなり高濃度の硫化水素が抽出できるそうです
19:55例えばあのトイレの広さなら一瞬で混沌してしまうほどの
20:00いえ
20:01高松教授の命を奪った硫化水素がバクテクロリスから取り出したものかどうか米澤さん
20:07はい 調べてみます
20:09どうもありがとう
20:10何か分かったか
20:14高松ルームのバクテクロリスから取り出したんじゃないかって
20:19特命係は思ってるみたいです
20:21おいせいさん
20:22はい
20:23残りの企業 調子に行くぞ
20:26青潮で青潮を殺す
20:30教授はそういう発想をする方です
20:33だからってバクテクロリスで高松教授?
20:37その可能性はありませんか?
20:45君は何を考えているのですか?
20:50これが事故
20:52いやせめて自殺だったらなって
20:55だって栗田教授の研究は本当に素晴らしいです
20:59その点に異論はありません
21:01これからの日本に絶対必要な人です
21:04その点にも異論はありません
21:07栗田教授が犯人なら動機は何なんでしょうね
21:12彼との交渉はあなたが担当だったそうですね
21:25聞いた話ですが
21:27バクテクロリスのオイルが実用化されたら
21:30エネルギー資源を輸出する国にはかなりの脅威になるとか
21:35例えば この研究所を作ったあなたの国
21:41ちょっと 何が言いたいんです
21:43だから共同開発を申し出た
21:46にもかかわらず断られた
21:49それで…
21:50ちょっと断られてませんよ
21:52え? 断られてないんですか?
21:56ドクター高松とは
21:58共同開発の話が進んでいました
22:01うちの資金源は本国の政府だから
22:04魅力的だったんでしょう
22:06でも彼が死んだら この話も終わりでしょうけど
22:10話が終わる
22:15それはどういうことでしょうか?
22:18高松教授の共同開発者が反対しているから
22:22と この研究所の人が言ってました
22:27え? いいんですか?
22:29僕ら これ以上の操作は無理そうだし
22:33ギブアンドテイク?
22:35って 伊丹先輩が
22:37僕たち何か向こうにギブしましたっけ?
22:42さあ… しかしおかげで動機が分かりそうじゃありませんか?
22:47失礼します
22:48おや こんなに遅くまでどうしました?
22:51杉下警部に頼まれていたことを調べてましたが
22:53おやおや これは失礼
22:56それで?
22:57硫化水素の成分には含まれている不純物を調べれば
23:00バクテクロリスから取り出した硫化水素との称号は可能だそうです
23:03高松教授を殺した硫化水素ですが当然保存されてますよね?
23:09もちろんです
23:27今日は一番にご出勤ですね いつも通りに
23:32先生の自殺で捜査は終わったんですよね?
23:39海外からの出資を高松教授が断っていた
23:43そうおっしゃいましたね?
23:44高松教授 海外のこの研究所と共同開発の話を進めてましたよ
23:52何かの間違いじゃないですか?
23:54おや ご存じありませんでしたか?
23:56あの 今日は一日を研究に費やしたいので
24:00すぐに済みます
24:05しつこくてすみませんね
24:08あ 栗田先生は共同開発に反対だったとか
24:12それもこちらから伺いました
24:15その手の話を断っていたのは先生だったんですね
24:19共同開発で技術を盗まれた
24:24資金提供で権利を捉えた
24:26そういう研究を何度も見てきました
24:29日本では今 貴重な技術が簡単に海外に流れます
24:34だから海外からの話を断っていた
24:37しかし日本では資金提供の話がないということでしょうか?
24:41バクテクロリスのオイルは純日本製であるべきです
24:44バクテクロリスのオイルは純日本製であるべきです
24:46日本の技術で世界を豊かにする
24:48それが私の願いです
24:50しかしその願いが高松教授には届かなかった
24:53だから私が殺したと?
24:57バクテクロリスを少し採取させていただけませんか?
25:00バクテクロリスを少し採取させていただけませんか?
25:05は?
25:07成分と不純物を調べれば
25:09このバクテクロリスの硫化水素と
25:11高松教授の命を奪った硫化水素が
25:13同じものかどうか分かるそうです
25:22どうぞご自由に
25:24ご協力感謝いたします 幹部君
25:26はい
25:27にわか科学は目的を見失う
25:37はい? という言葉をご存知ですか?
25:40いえ どのような意味でしょう?
25:42科学が何の目的で使われるのか
25:45科学者は肝に銘じて研究しなければならない
25:48そうでないと誰もがダイナマイトを作ってしまったノーベルになり得る
25:52ノーベルは後にそれで苦悩したそうですね
25:55ええ でも私の言いたいことはそうじゃない
25:59とおっしゃいますと
26:01高松先生の命を奪った硫化水素が
26:04たとえバクテクロリスのそれと一致しても
26:06私が殺した証拠にはならない
26:08つまり高松教授が取り出して自殺したと?
26:14高松教授なら可能です
26:18なるほど
26:23科学を扱う人間は最終目的を忘れてはいけません
26:28先生がこの研究を続けている目的は
26:31バクテオイルで世界中を豊かにする
26:33できたね
26:35そうなれば
26:37世界が抱える問題のかなりの部分を
26:39いえもしかしたら
26:40紛争や戦争も解決できるかもしれない
26:43それも日本のバイオ技術でそう思ってます
26:46素晴らしい最終目的です誰にも邪魔をさせませんまた来ますありがとうございました
27:03ありがとうございました
27:13高松教授は残念でした
27:16はい
27:18それで資金の調達が難しくなった
27:22それが正直なところじゃないですか
27:25結構ですよ
27:30私はその心境の変化を歓迎します
27:34でその後開発の方はどうですか
27:41特許申請まであと一息です
27:44では開発がどこまで進んでいるのか詳しく
27:47ただ一つ困ったことが
27:51トイレの外の植物から重化水素が掲示されました
27:56トイレが死亡現場です
27:59つまりあのトイレから遺体が運ばれた
28:02いい
28:03殺人ですな
28:05というわけで一応これあの正活に伝えてから帰りますから
28:08おやもうお帰りですかこんなに早く
28:11いい
28:12昨日や昨日変わったんで今日はもう
28:15では今日は時間がたっぷりある
28:17はい
28:18高松教授を殺した流化水素ですが保存されてるんですよね
28:23はい
28:25それは遺体から採取したものですよね
28:28ええ流化水素は髪の毛や服に付着しますからね
28:32ええそれですがいつ付着したものか分かりませんかね
28:37いつ付着したってそれで死んだんですから死ぬ直前で
28:41そうではなく何月何日というふうな詳細な特定なんです
28:46例によって難しいこと言いますな
28:50では例によってよろしくお願いします
28:53よろしくお願いします
28:58あっ
29:00あとで紅茶でも差し入れましょう
29:03それどうも
29:06それどうも
29:08栗田教授の話ではバクテオイル1リットルあたり
29:12実行価格100円なら5年以内で実現できるそうです
29:16バクテオイル
29:18この議員その開発の予算を訴えてるんですよ
29:21東京今年度中に取り5年以内の実用化を目指しています
29:26政府としては予算計上はもちろんですが
29:31バクテクロリスを特別生物に指定して
29:36国外への持ち出しを禁止するべきです
29:39いやこういう開発している偉い先生がいるんだね
29:43ああそういう先生がいる間は
29:46心元ない今の日本もなんとか安泰だよな
29:49ねっ警部だな
29:51このタイミングでこれは作為的なものを感じますね
29:54はいはい
30:00はい特命係
30:03あっ
30:04すぐ刑事部長室に来い
30:09中園三次官です
30:12このタイミングでこれですか
30:16無駄に察しのいいお前ならなぜ呼ばれたか分かるな
30:20竹井久美子議員は元警察官僚でしたね
30:23そんな話はしてない
30:24おやそんなところから抗議でもあったのかと
30:27長男大の栗田教授の研究を邪魔してるらしいな
30:31いえ我々に教授の研究の邪魔をする意図はありません
30:34ええ殺人事件の捜査をしているだけです
30:36お前たちに殺人事件の捜査をする権限はない
30:39もちろん日本の国益を邪魔する権利もない
30:43栗田教授がどんな研究をしているか知ってるな
30:47知っています
30:48聞けば聞くほど日本のたかるとも言える人物だ
30:52同感です
30:53だったらなぜその人を困らせるようなことをする
30:56大体これは自殺として処理された案件だ
30:59お言葉ですが死亡現場が判明して殺人の疑いが出たはずです
31:03そんな話は聞いてないし聞く必要もない
31:06申し訳ありません
31:08謝るんだったら最初から
31:10いやちょっと失礼いたします
31:13ほらっ
31:16続きは僕が叱られますから
31:19どうぞ
31:20ああもしもし
31:22いつ硫化水槽を浴びたかというご質問ですが
31:25いつ硫化水槽を浴びたのか分かるそうですよ
31:29亡くなられた時ですよね高松先生が
31:32いえ高松教授ではなく犯人が
31:35は?
31:36高松教授の死亡現場はあちらでした
31:39しかしこのトイレに
31:42硫化水槽の痕跡はありませんでした
31:44つまり高松教授の死後
31:46何者かがこのトイレの窓を開け
31:48硫化水槽を排出し
31:50ここを丹念に掃除したということです
31:52その間犯人は硫化水槽を浴びた可能性が高い
31:55もし髪の毛に浴びてしまっていたとしたら
31:58髪の毛は毎日伸びるので
32:00調べればいつ浴びたのか分かるそうですよ
32:03もうお分かりだと思いますが
32:05先生の毛髪任意提出していただけますか
32:09任意ならお断りします
32:12おやバクテクローリスの時は
32:14心よく提出してくださったのに
32:16毛髪は調べられると困りますか
32:19自殺で処理された件を調べているのは
32:25あなた方だけのようですね
32:28元警察官僚の代議士に確認されましたか
32:31提出していただけますよね
32:35一晩考えさせていただけませんか
32:40染められたりすると
32:44鑑定不能になってしまいますから
32:47栗田教授の毛髪です
32:54お預かりします
32:56どのくらいかかりますか
32:58お急ぎでしょうか
32:59できれば朝までには
33:02ということは必然的にまた徹夜ですな
33:06本当にどうもありがとう
33:08明日なろう
33:13明日なろう
33:15明日なろう
33:17明日はなろう
33:20峠を越える人たちも
33:27夏は日陰になるような
33:37夏は日陰になるような
33:39大きな日の木に
33:44明日はなろう
33:48石油になれなきゃ意味がない
33:57そうだよな
34:03鑑定結果ですか
34:10栗田教授です
34:12栗田教授です
34:13はい 杉下です
34:18城南大の栗田です
34:21城南大の栗田です
34:22おや
34:23こんな時間にどうしました
34:26毛髪は
34:28毛髪は鑑定を
34:30いえ
34:31明日の朝提出します
34:33ですから
34:34結果は
34:35もう少しお待ちください
34:36栗田教授
34:37カンベです
34:38教授
34:39鑑定結果が出る前に
34:41僕たちに何か話したいことが
34:42あるんじゃないですか
34:43栗田教授
34:45栗田教授
34:47話したいことがあります
34:50どちらに伺えばいいでしょうか
34:53高松ルームへ
34:55では伺います
34:58大分、 Their太陽に
35:05危機しっかけ
35:19栗田教授
35:20大分、
35:22間信に集中
35:24栗田教授
35:26Oh, my God.
35:56Oh, my God.
36:26Oh, my God.
36:56Oh, my God.
37:01Oh, my God.
37:03Oh, my God.
37:05Oh, my God.
37:07Oh, my God.
37:09Oh, my God.
37:11Oh, my God.
37:13Oh, my God.
37:15Okay.
37:17Oh, my God.
37:19Oh, my God.
37:21Oh, my God.
37:25Oh, my God.
37:27Oh, my God.
37:29Oh, my God.
37:31Oh, my God.
37:33Oh, my God.
37:35Oh, my God.
37:37Oh, my God.
37:39Oh, my God.
37:41Oh, my God.
37:43Oh, my God.
37:45Oh, my God.
37:47Oh, my God.
37:49Oh, my God.
37:51Oh, my God.
37:53Oh, my God.
37:55Oh, my God.
37:57Oh, my God.
37:59Oh, my God.
38:01Oh, my God.
38:03Oh, my God.
38:05Oh, my God.
38:09Oh, my God.
38:11Oh, my God.
38:13毎月の計画がどんな結果をもたらすのか肝に銘じなければならないできたね。
38:24全て話してくれますよね?
38:31世界中の人たちのエネルギーとなるような。
38:35明日は石油になろう。
38:39Hey, I'm a little tired of you.
38:48I'll talk about the same thing.
38:54I don't know.
38:57I got a phone call.
39:02I got a phone call.
39:04I got a phone call.
39:06I got a phone call.
39:08I got a phone call.
39:15I sold it out.
39:19I have嚢
39:38This country, we won't be able to make a risk of a problem.
39:48We will be able to make this place,
39:51and we will be able to protect the energy industry.
39:58We will be able to make this decision.
40:03私はトイレの水を流すと硫化水素ガスが発生する仕掛けをして高松先生を
40:14現在 私以外にバクテクロリスの開発ができる研究者はいません
40:39私が捕まれば同じような開発をしている海外に抜かされ
40:46日本は永久にエネルギー輸入国のままです
40:52栗田教授 あなたの研究は本当に素晴らしい
40:58ですが有意義な研究を続けることと人の命を奪ったことは全く別の問題ですよ
41:09清部殿 そろそろ我々に取り調べよう
41:15最後にもう一つだけ 勘弁か
41:19はい
41:20何でした
41:35あなたの研究室の人も言っていました 殲滅してしまったって
41:50殲滅してしまったって
42:04栗田教授
42:07疲労と考えですが あなたが部屋に充満させた
42:12バクテクロリスの硫化水素 それが原因だったんじゃありませんかね
42:18私は
42:32うぅ
42:33
42:34うぅ
42:35うぅ
42:40うぅ
42:42うぅ
42:43うぅ
42:46No, no, no, no.
43:16はい、わかりました。わざわざどうもありがとうございました。
43:20はい。
43:28城南大で検査した結果、バクテクロリスが死滅した原因はやはり部屋に充満した硫化水素だったそうです。
43:35しかしバクテクロリスは硫化水素を蓄積するはずでしたね。
43:40ええ、水中では。
43:41でもそれ以外の場所で触れると、他の生物と同様深刻な影響が出る、そういうことがわかったそうです。
43:47そうですか。
43:49結局、自分で蓄積した毒が命取りになったんですね。
43:52何を考えているんです?
43:58以前、君が考えていたようなことです。
44:01え?
44:01それは、おととい採取した。
44:19はい。
44:20生き残りのバクテクロリス。
44:24これ、大学に返そうと思います。
44:27しかし、バクテクロリスを開発できるのは、クリタ教授だけだったはずです。
44:32それでも、ごくわずかでも可能性があるのなら。
44:36しかし、ごくわずかでも可能性があるのなら、正しくなり、ごくわずかでも可能性があるのなら。

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