Kakuriyo No Yadomeshi - Epi - 17 - ENG SUB

thatzsamiha

5/23/2025

#anime #food #gonzo

Transcript

00:00Oh

00:19I'm so girl

00:21No, I'm so girl

00:25運命の糸を辿って七色に輝き放つ

00:30響く照らし出すんだ

00:34学びぬ夢と星夜のままをして

00:43克利用から鳴る声聞け

00:51闇よ駆けろ駆けろ駆けろ誰かも孤独

00:56たとえこの身燃え吹きようとも

01:02星を越え千里の道を越え

01:07願いも誓いも楽しみも抱いて

01:13天上天へ届くまで

01:21天上天へ届くまで

01:31失礼します

01:32遅い!

01:33私はもうお腹ペコペコで死にそうよ

01:38お隣の小西木の間にご夕食の文座焼きのご用意をしております

01:47これは?

01:48文座焼きを作る鉄板です

01:50文座って庶民の食べ物じゃなくて?

01:54お嬢様が面白い料理をご所望でしたので

01:59豪華な食材を使ったうつ塩風の文座焼きをご自分で作りながら食べるのはどうかなと思いまして

02:08自分で作るの?面倒だわ

02:15では一つ私が作ってみますので

02:20よく見ていてくださいね

02:26ふぅ…変わった焼き方をするのね

02:31こうしないと流れ出てしまいますからね

02:34生地にとろみがついたら具と混ぜるように炒めて

02:38今度は薄く広げていくんです

02:40これを使って端っこから削るように召し上がってください

02:52生焼けなんじゃないの?

02:54それが文座なんです

02:59おぉ…

03:04ん?

03:05ん?

03:06ん?

03:13あっ! 大変!

03:14土手が決壊したわ!

03:15あるあるです! 慌てずに!

03:18わぁ…

03:19このまましばらく焼きましょう

03:24さっきより色が濃いんじゃない?

03:29もしよ火が強いか?

03:31いえ、これはピリ辛味噌の豚もんじゃなので

03:34塩味の海鮮もんじより生地が茶色いの

03:37いい匂いだわ

03:39いい匂いだわ! 美味しそう

03:42ほうじょうさま

03:45ほうじょうさま

03:46あっ…

03:48こっ…

03:49んー…

03:50わたくしの好きな味!

03:53おもしろい!

03:54おもしろい!

03:55おもしろい!

03:56いただきました!

03:57三成!

03:58三成!

03:59おまえも食べなさい!

04:00ありがとうございます!

04:02おじょう!

04:03う…

04:04ほうじょう、うまいです、これ!

04:11ふわっとろっかりの三拍子です!

04:17ん?

04:18いい

04:27明太もちチーズモンジャのお味はいかがですこれもまたすごく面白い食べ物だわ

04:34なんといってもチーズが

04:38あなたたちもお食べ待ってましたお言葉に甘えて

04:44親越しにも親しみやすい味だねうん明太子の辛さがよく馴染んでるしチーズを入れて正解だったわね

04:53味はどうもちろんお嬢様とても上手我が家にも鉄板を用意していつでも作れるようになりたいものだわ

05:03食材さえ揃えば家でも簡単にできるからレシピを渡しますねあなた料理人でしょ大切なレシピを他人に教えてもいいの

05:13夕顔はもんじゃ焼きのお店じゃないしどうぞ

05:27なんだこりゃ秀吉客の食事をここで提供する許可を与えたが調理するとは聞いてない

05:34そしてなぜお前がここにいる落ち着け秀吉

05:38椿葵の助言と料理によって淀子様には大変満足していただけたここは多めに見てやるとき彦て名はいつから天神谷の鬼嫁の味方になったんだ

05:49ああ秀吉

05:57コクツルハクツル来い

06:01待って私も一緒に

06:04部外者は黙れ私が

06:11きっちり片付けろよな

06:13ん

06:14ん

06:16ん

06:20ん

06:21ん

06:23ん

06:24ん

06:25お嬢ちゃん

06:26あっ

06:27ツルの双子を手伝ったんだって

06:31ええあの双子はどうなったか知ってる

06:35勝手の子として怒られた

06:37とき彦とあの淀子お嬢様の口添えもあって双子の処罰はない

06:42お嬢様が

06:44花火大会に関する大事な要件を受け入れてくれたんだ

06:48ランマルは結果主義だからな

06:51よかったどうなることかと

06:54プライドに流されず他人に助けを求める双子もすごいが

06:58今回はお嬢ちゃんのおかげでもある

07:01よくもまあ

07:03俺親の客のために

07:05私は料理でしかあやかしに歩み寄れないから

07:08チャンスがあるのなら逃すべきではないわ

07:12お嬢ちゃん

07:13儀式を知っているのか

07:16全てじゃないけど花火大会の裏にとある儀式が隠されてるって聞いたわ

07:22そうかい

07:24ランマルや銀次にはお嬢ちゃんに言うなと言われてるんだが

07:28俺は黄金童子様が君をここへ連れてきたことに意味がないとは思えない

07:35淀子お嬢様を満足させた話を聞いて俺は確信した

07:40君は今後重要な存在になる

07:43教えて儀式のこと

07:45この南の土地について何を知ってる

07:49暖かくて海が綺麗で

07:53ちょっと田舎なのかなってそれぐらい

07:55南の地はもともと天災の多い土地だ

07:59台風竜巻津波

08:03温暖で恵まれた大地を持ちながら開発が遅れた訳はこの天災の多さにある

08:09そして

08:11呪いは海からやってくる

08:15呪い

08:17この地は呪われているか

08:19あやかしと言えるのかもわからない

08:23黒く巨大な呪いの塊

08:25当時の八王は苦心の末

08:29天災を引き連れてくるそのあやかしを沈める宴を催した

08:33それが儀式

08:35儀式が成功してしばらくの間

08:38南の地は驚くほど穏やかで天災もなかったと言われている

08:42その後八王はこの地に拠点となる社を建て

08:47百年ごとに儀式を行う体制を確立させた

08:51それが約千年前の話かな

08:54千年?

08:56ただとても貴重な品物をいくつか揃えなければ成立しないんだ

09:00国宝級の品だって大旦那様が

09:03しかも日取りもその品が何であるかさえ直前までわからない

09:09時間をかけて用意するわけにもいかないのね

09:12300年前必要なものが最後まで揃わず儀式は失敗した

09:18案の定その年は押し寄せる天災を封じることができず

09:22前の八王も亡くなったらしい

09:27天災はどの地にも少なからずあるし避けられないものだが

09:31南の地は儀式のできて明らかに被害の差が出るからな

09:36八王の責任は重大なのね

09:39前の八王亡き後

09:41しばらくは黄金童子様が代わりをしていたらしいが

09:44今は乱丸が?

09:46ああ

09:47乱丸は禅人の八王に仕えていた

09:50儀式を行う力も持っている

09:52ギンジもそうだ

09:54ギンジさんも?

09:55乱丸とギンジはある意味兄弟のようなもの

09:59神社に狛犬やお狐様とか神の使いがいるだろう

10:04ついをなすヤシロを守る獣

10:07守護獣ってところかな奴らは

10:10そして天神屋から急にギンジを連れ戻したのは

10:14この度の儀式に必要な品が判明したからだ

10:18ギンジさんたちは今

10:20儀式に必要なものを集めているところ?

10:23そうだ

10:24それって何?

10:26まあ落ち着けお嬢ちゃん

10:29これ以上語ると俺の首に関わる

10:32ええ

10:33だが俺もこれをお嬢ちゃんに伝えろと

10:37天から啓示を受けた気がしてここへ来た

10:41儀式に必要な品は5つ

10:441つは虹結びの雨傘

10:47これは淀子様所有の品だが

10:50おもてなしにご満足いただけたおかげで

10:52貸し出してもらえることになった

10:55もんじゃ焼きのレシピをもらったからと

10:57取引に応じてくれたんだ

10:59あのレシピが?

11:01残る4つの品は

11:03天狗の秘首

11:05天狗?

11:07人魚の鱗

11:09人魚?

11:10宝来の玉の絵

11:13そして遠跡の料理となる

11:15開放の魚

11:19天狗の秘首は親父から譲ってもらわなくちゃならん

11:23松葉様に譲ってもらえそう?

11:25あの酒は主門山の天狗の宝だ

11:29親父はしぶるだろう

11:31そもそも俺が破門されたのもこの酒が原因だ

11:35はあ

11:37君はもうすぐ天神屋に帰れる

11:41え?儀式を待たずにってこと?

11:44銀次と時彦と共に乱丸に掛け合ってるところだ

11:48儀式は何があろうと成功させる

11:51でも…

11:52それともこのまま残ってやりたいかい?

11:55私、ハトリさんにお願いがあるの

11:59ん?

12:01手羽元が欲しいんだけど

12:04お嬢ちゃん

12:05明日の松葉様のお料理に使いたいの

12:08用意できる?

12:10おう、俺に任せておけ

12:12双子に頼むか、なかったら鳥小屋から俺が…

12:16ハトリさん

12:17ん?

12:18ありがとう

12:19いろいろ教えてくれて

12:21お…

12:23俺も逃げてる場合じゃないな

12:26お嬢ちゃんは素直でいい子だ

12:33まだ痛いですか?

12:35もう痛くない

12:37大旦那様の持ってきてくれた薬、すごい

12:40この松林本当に気持ちがいいわね

12:51でしゅね

12:52そういえばチビ、いつもどこに行ってるの?

12:55気がついたらいないけど

12:57海で泳いでたでしゅ

12:59サンゴちゃんとクマノミちゃんとお友達になって

13:02お宝探しの冒険でしゅ

13:04波にさらわれそう

13:06僕は泳ぎの天才でしゅ

13:08ああ、ちょっと!

13:15このナッスを焼く匂いがたまらないのよね

13:18確かにいい匂いだ

13:20え?

13:22お旦那様!

13:23あ、ちょ…

13:26これは?

13:27鶏のさっぱり煮

13:29お酢と醤油と砂糖の煮汁が少なくなるまで煮込めば完成よ

13:33入口に煮場所がなかったから来ないのかと思ったわ

13:37荷馬車は松林の中に止めてやる

13:40今日は、葵を連れて行きたい場所があってね

13:45私を連れて行きたい場所?

13:49港だ

13:50松林の先にある小さな漁港だよ

13:53でも私、ここから出られないのよ

13:56見張りの駒もうすぐ来るし、出て行ったのが乱丸に知られたら、怒ってあのかんざしを海に投げ込まれる

14:04大丈夫だよ、策はある

14:08あ、え?

14:09あったあった

14:10あ…

14:11この炎は葵の霊力によって育てられている

14:15今じゃお前の賢族だ

14:17賢族?

14:18昨日ここに僕の力を流し込み、目覚めを促した

14:23命じてみるといいよ

14:25椿葵に化けてみろとね

14:27わ、わけがわからないんだけど

14:30騙されたと思って

14:32はぁ…

14:33椿葵の姿に化けなさい

14:35はぁ…

14:39鬼火…というには、まだとても儚いあやかしだが、大きな力をつけて人に化けるものもいる

14:50お…

14:52シラヌイの時彦殿も、このような過程を経て大妖怪となったのだよ

14:59大旦那様!大旦那様!

15:02ちょっと離れなさい!

15:04はは、胸が躍るな、葵

15:06な、何喜んでるのよ

15:09あ、葵様!葵様!

15:11えぇ…

15:12これは生まれたての赤子も同然

15:15まずは名を与えよう

15:17な、名前って言っても…

15:20僕と葵の初めての愛の結晶ということで

15:23はぁ?

15:24アイ…

15:25アイはどうかな?

15:27葵から王を抜いただけ

15:29可愛いだろ?

15:30アイ…

15:31まぁ、いいんじゃない

15:33あなたの名前はアイよ

15:35アイ!

15:36アオイ様!

15:37あ、ちょっと何とかして!

15:39しっかり育てておやり

15:41賢族とは我が子も同然だから

15:44あ、出羽元!

15:50松葉様にそれを届けたら

15:52ここはアイに任せて出かけよう

15:54そのまま気が付いたら天神屋ってことはないわよね

16:00本当はそうしたいところだが

16:03それではお前の気が済まないのだろ?

16:06ならば僕はお前に危害が加わらないよう

16:10魚へのふりをして立ち回るだけだ

16:13古い神社?

16:23羽鳥さんが言ってた儀式が失敗した年の…

16:26葵…

16:27葵…

16:28あ…

16:34僕の霊力を纏わせた傘だ

16:37それを被っていれば折り終えにも気づかれない

16:40葵は自由にこの一番を…

16:44見て見て!すごく大きなエビ

16:47もう楽しんでるようだな

16:50はぁ…ゆ…柚子胡椒も売ってる!

16:57これは珍しい…

16:59さすがに鬼門の地では手に入りにくいしな

17:02なんだかあれこれ願ってしまって

17:05今度これで料理を作ってくれたらそれでいいよ

17:09待て!このクソガキ!

17:14南町は一見豊かだが天才が多い

17:17ハトリさんに聞いたわ

17:20安定した仕事を得るのが難しい土地だ

17:23海沿いは特に危険で

17:25漁師や折り親の従業員以外住むものは少ない

17:36その場しのぎの稼ぎを得ると去っていく商売人も多い

17:40コジやステゴも数え切れないほどいる

17:43コジやステゴ…

17:45そうだったんだ

17:48おぉ!新人のジンパチじゃねえか!

17:50女なんか連れて!

17:52飯妻ですよ

17:53へぇ!ジンパチもやるなぁ!

17:56まさかジンパチって本名?

17:58いや違う

18:00そうか!噂の鬼嫁か!

18:02あ、初めまして

18:04この赤松井さんには昔からお世話になっている

18:07元は老舗の宿だったんだ

18:10そんな話は後にしな!

18:11うまいぶりが入ってから上がって厚飯を食っていけ!

18:14ぶりの厚飯!?

18:16じゃあ、俺は厨房に行くからよ!

18:18ゆっくりして行きなよ!

18:23こっちだ

18:24こっちだ

18:26あっ…

18:27あっ…

18:32もしかして…

18:33アオイ殿!

18:35サスケくん!

18:36無事でよかったでござる!

18:39南の地に来るにあたってサスケについてきてもらった

18:43ここの手伝いもしてくれている

18:45なるほど

18:46大旦那様、このままアオイ殿を連れ天神屋へ戻ったほうがいいでござる

18:51え?

18:52サスケ、僕の新妻は銀児を置いては帰れないというのだ

18:57え?

18:58もう少しだけ時間が欲しいの

19:00しかし危険なお利親でござるよ

19:03ふぅ…

19:05あ、来た!

19:10うわぁ…

19:11ブリの厚めし!

19:13漬け丼でござるか…

19:15うつ塩では漁師のまかない料理のようだが…

19:18ま、食べてごらん

19:20こんなの美味しいに決まってる!

19:22いただきまーす!

19:26甘い!

19:27ブリのこってりまったりした脂の甘さがたまらない!

19:30お茶漬けにしていただくのも…

19:32またピーミでござる!

19:34分かる!

19:35この手のお料理夕顔でも出せたらなぁ…

19:37天神屋に帰ったら、また考案すればいい…

19:40そうね…

19:43足はもう大丈夫なのかい?

19:49ええ…

19:50見ての通り…

19:51隔離用の薬はすごいわね…

19:53うちの筆頭湯森たちが熱心に研究している特別な薬だからね…

19:58あの薬が…

20:00シズナちゃんの言ってた薬刀だったんだ…

20:04大旦那様?

20:06見ろ…

20:07高温街だ…

20:08きれい…

20:09なかなか珍しい貝殻なんだよ…

20:11南の地でしか見られない…

20:14遥か彼方の異界、常世の貝とも言われている…

20:18常世?

20:19隔離用とも写し用とも違う異界のことだ…

20:24この南の地は常世に最も近い土地なんだ…

20:28ごらん、葵…

20:30あれは城の島と呼ばれていて…

20:33一般の者は入ることを禁じられている…

20:36なぜだかわかるかい?

20:39例の儀式が行われる島だからだ…

20:43常世ってどんな異界なの?

20:46人が支配した時代と…

20:48あやかしが支配した時代がある…

20:50変わった異界だ…

20:52へぇ…

20:54このまま葵を連れ帰りたいが…

20:57織親に残りたいというその気持ちを無下にもできない…

21:01お旦那様…

21:03ならば、影から葵の野望を支えよう…

21:06野望って何を…

21:09あっ…

21:13何の力もないが…

21:15お守りだ…

21:16あっ…

21:18葵には…

21:20気休めのお守りなど必要ないのかもしれないがな…

21:23あっ…

21:25あっ…

21:28どうした?

21:29その姿…

21:31本当に卑怯ね…

21:33これも…

21:34卑怯?

21:35卑怯?

21:36そう…

21:37卑怯だわ…

21:38でも…

21:47あっ…

21:48あっ…

21:49あっ…

21:50お旦那様…

21:51あれ…

21:52お利用屋だな…

21:54あ…

21:55あっ…

21:56あっ…

21:57あっ…

21:59作詞・作曲・編曲初音ミク

22:29遠くで暮らし戸惑ってた店先までも今では私の街

22:43静かすぎて眠れない夜でも平気よ見えない人があるから

22:59ここがどこだって構わない揺れる風景とその手を取り

23:08まだちょっとだけ知らないあなたの気持ちに

23:14そっと寄り添いたいの迷ってしまわないように

23:22おや天神屋の緑色のカマイタチシャンがいるでしょ

23:33やっぱり同盟を結びに来たでしょね

23:36え? 違う?

23:38ブスカでしょ!

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