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教育
トランスクリプション
00:00福岡市の商店街、吉塚リトルアジアマーケット
00:05その一角に金色に輝く仏像があります
00:11ミャンマーで作られ、4年前ここに据えられました
00:30今日の主人公は、このお堂を管理している滝野孝さん、82歳です
00:36ミャンマーで20年間にわたり、孤児院を運営するなど、子どもたちの支援を続けてきました
01:00彼らは何も持たないけど、希望だけはいっぱい持っている
01:04瞳の輝きがすごくきれいなんですね
01:09今はミャンマーから来日した留学生の生活を支えています
01:19ミャンマーの若者たちを支え続ける、その訳とは?
01:47日本各地の今を生きる人たちを見つめる、ディア日本
02:01吉塚マーケットがあるのは、博多駅から車で10分ほどの住宅街です
02:08周辺には、留学生や技能実習生たちが多く暮らし、アジア各国の料理店や雑貨屋が立ち並びます
02:22この日、滝野さんを訪ねてきたのは、ミャンマーから1ヶ月前に来た留学生たち
02:48家族に送金するため、アルバイトを探していました
03:04どんな仕事がしたいの?
03:15どれでもいいです
03:16何でもいいの?
03:17はい
03:18力ある?
03:20力ある
03:20本当に?
03:22それは頼もしいね
03:24最初日本語があまりできなかったら、ベッドメイク、ベッドメイキングとかクリーニングの仕事が多い
03:35本当にどうしても家族に送らなきゃいけないときは、さっき言ったように僕に言っておいて
03:41あげるんじゃない、貸してあげるけれども、本当に他からお金借りたら利息がついている
03:50家族に注意深くしないとダメ、いいね
03:53昼方になると、今度は
04:05こんにちは
04:06こんにちは
04:08元気ですか
04:10お年寄りにいるときには、できるだけゆっくり、発揮
04:16ゆっくり呼んで覚えておいてください
04:18はい、どうぞ
04:21ミャンマーにいる若者たちに日本語を教えます
04:27ちょっと寒いよ
04:30そうですか、エアコンの音声を少しあげますね
04:34はい、よくできた
04:35ただね、やはり物を呼んでいるようには聞こえるから、会話というのはもう少しあげたりしてあげたい
04:44根はあげますね、上にあげなくて、ちょっと軽くあげますね、と言ったほうがいいでしょうね
04:55じゃあね、ミャンマーの子供たちが日本語ができるようになれば、日本で働いてもらえる
05:04自分の国の10倍の収入は得られる
05:10自分の命の続く限り、彼らをバックアップして日本で支えなきゃいけない
05:16比叡山の僧侶を親戚に持つ滝野さん
05:24人の役に立ちなさい、と教えられ、その後、福岡の高校の教員となりました
05:30もっと一人ひとりと向き合った教育をしたい、と塾を立ち上げます
05:45最盛期には1200人近い生徒を教えていました
05:51僕の軸は進学軸じゃないんですよ、できん子供のほど大事に教える
06:01東大をトップで出るようなことが何人もあったし
06:08逆に今度は、スーパーの前で市場を売る、野菜やらを売る
06:17露天賞になって大儲けした人もいたし、いろんな人がおったような
06:24ミャンマーの人たちを支援するきっかけは、62歳の時
06:33ライオンズクラブの一員として、現地を訪れたときに見た光景でした
06:39とても栄養が足りてる状態じゃない、できてるものも本当にボロボロ
06:52ちょうど終戦後の日本と同じような状態の経済状態の社会が目の前に出現した
07:01彼らは何も持たないけど、希望だけはいっぱい持っている
07:09瞳の輝きがすごくきれいなんですね
07:12塾を知人に譲り、丹心ミャンマーへ移住
07:23日本語学校を作り、孤児院の運営も始めました
07:34しかし、4年前に起きた軍のクーデターによって、現地での支援は中断
07:42滝野さんは帰国せざるを得ませんでした
07:49実際によ、町が爆撃されて破壊されて、たくさんの死人が出て、そこで何もできないの
07:58ものすごくつらかったですよ
08:00だって今まで自分が、ある意味で命をかけてやってきたことができなくなるんだから
08:05滝野さんを再び奮い立たせたのが今年3月に起きた大地震です
08:21孤児院があるマンダレーをはじめ、甚大な被害が出ていました
08:29自分たちにできることはないか
08:45滝野さんは、ミャンマー人や日本人の支援者を集めていました
08:49東京の僕の仕事と、天神とか博台とか市役所とか、日本の方々に救助を訴えて、募金を集める
09:03まあ、そんな方法を今、思いついています
09:08その方にも募金の方法があると思う
09:12募金の方法について、みんなのアイデアを出していただきたいと
09:17あとは、最初の一体に
09:21ミャンマー人の中に、すでに準備を進めている人がいました
09:24このグループ、特に変異の方が進歩しました
09:29フェンサーの男は…
09:31フェンサーの男は…
09:32フェンサーの男は…
09:33フェンサーの男は…
09:34フェンサーの男は…
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09:40フェンサーの男は…
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09:45フェンサーの男は…
09:46フェンサーの男は…
09:47フェンサーの男は…
09:48アウン・ココ・パインさん
09:54タキノさんのミャンマー時代の教え子です
09:58そういうキャッチーなコピーをハッシュタグつけて
10:03鳥皮とキャベツを炒めるつもりです
10:11パインさんは2年前に来日
10:17今は福岡の人材派遣会社で働いています
10:21水扇機の使い方とかマイクロウェブの電子レンジの使い方も
10:44全部をタキノ先生が教えてくれました
10:47来日当初は日本語がうまく話せず
10:55アパートも借りられなかったパインさん
10:58タキノさんが自宅に引き取り
11:02日本語もみっちり教えました
11:06先生のおかげで日本に来られるし
11:09先生のサポートももらったので
11:12先生の愛情もっと分かりました
11:15先生はお父さんみたいかなと思いました
11:17バインさんたちが企画したチャリティーイベントの日
11:31はい今回はですね
11:38山間で大地震が発生したので
11:42今皆さんもですね
11:45大きな不安が感じていると思います
11:49自分の日本の家ともいえる女子使いを中心に
11:55私たちもですね
11:57何かできることはないかと
12:00思ってみなさんと一緒に考えていきたいと思います
12:03僕たちのお願いいたします
12:06私たちのお願いいたします
12:36イベントが終わりかけた頃
12:40タキノさんが一人の留学生に声をかけました
12:44あなたの長いご家族の様子
12:51お飢餓はなかったの
12:54怪我をした人は他になかったの
12:57あ、残り亡くなったから
12:58先生ですよ
13:00先生ですよ
13:01元気だしなさい
13:04去年来日したAAさん
13:10地震で祖父母を亡くしていました
13:14乗り越えてあげることがね
13:16亡くなった人たちが
13:18私はこの
13:21私の家族が亡く時は
13:25私はバイト中です
13:26だから
13:27ハチはできないかというと
13:29何回も何回も亡くしてから
13:31何かあったなと思って
13:35ハチした時は
13:37あなたのお家は
13:39全部亡くなったと聞いたから
13:42私も仕事中に本当にびっくりして倒れた
13:47しょうがないわ
13:49でも私も帰ることは
13:51帰ることはできるけど
13:52でもまたここに
13:54私たちは来る
13:55また来ることはできないんです
13:57だから帰らなかったです
13:59内戦が続く中
14:04再び来日できるか分からず
14:07お葬式にも帰れていませんでした
14:09あなたはおじいちゃんのことをいつも思い出してほしい
14:12あの吉塚で
14:14仲が困ったことがある時は
14:16いろんな相談においで
14:17パイも仲間もたくさんいるから
14:20はい
14:20OK
14:21まあとにかく頑張ってね
14:23あなた自身が頑張ってください
14:25はい
14:26ありがとう
14:26頑張るだよ
14:30はい
14:30お客様
14:32一人暮らしは長いですか?
14:56あ、長いよ
14:58だとヤンゴンのもずっとしてるぐらいしや
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15:47何か知ってもらったことって振り返ったときに
15:50お父さんには悪いけど最初に出てくるのはやっぱりお母さんなんだよね
15:54例えば私や妹の学生時代に何部だったかとか
16:06どうして今の職業を目指したかとか
16:09多分知らないことってたくさんあると思っていて
16:13でも多分同じように
16:15私たちが知らない偉大なところとか
16:19人間性の部分とかもたくさんあるんだろうなって
16:23ミャンマーの方は父をそれだけ大きな力で慕っているんだと思っています
16:28チャリティーイベントの4日後
16:46タキノさんは空港にいました
16:56ミャンマーに募金を直接届けるためです
17:08正式のルートで送ると必ず小部分から自分取られてしまうし
17:18できるだけたくさんの人に大変に分けたい
17:23それは僕が言うのが一番いい
17:25長年支援を続けてきた孤児院へ向かいます
17:41これが京宇保持院です
17:53およそ200歳ぐらいで
18:23170人の子供たちとスタッフは全員無事でした
18:27日本で集めた募金は
18:51孤児院をはじめ病院やボランティア団体など20カ所に手渡しました
18:56しかし
19:04幼稚園もこんな風に完全に崩壊しています
19:13電気や水道が復旧していないところも多く
19:22たくさんの人が屋外での避難生活を余儀なくされていました
19:275日間
19:575日間滞在しミャンマーの実情を目の当たりにした滝野さん
20:01僕が渡した資金で1週間は何とか生きるけど
20:148日目からどうするんだと
20:16はいこれあげますから頑張ってくださいねと
20:20いうのではちょっとやっぱり本当の意味のボランティアにはならない
20:24彼らがどう自立したらいいか
20:32もうアドバイスもできない今の状態では
20:37おめでとうございます
20:42おめでとうございます
20:50帰国した滝野さんを
21:10思いがけないことが待っていました
21:12滝野さんが続けてきた支援を
21:34パインさんが引き継ごうとしていました
21:37皆さんの仕事をさらに
22:07うれしい
22:11ただまぁパインもまだ不慣れだから
22:14あまり上手でないところがあるけどそれでいいんだ
22:16日本語も頑張ってください
22:18はい頑張ります
22:19ここの新しいジェネレーションが
22:24次のミヤマーを作っていく
22:27やっぱり僕がしたことを受け継いで
22:34彼らが誰かにそれをしてくれること
22:36そしてその輪を広げてくれる
22:38ミヤマー人自身の手によって
22:42発展してくれたらというのは非常に望みです
22:46明日の景色が変わってるけど
23:02目を見て下さい
23:27水の中で家たちは落ちたからね
23:31ちょっと悲しい人はこの人たちは
23:47家族のために集めます
23:57あの世までの彼らの自立に向かった支援
24:06これに人間賞を戻すことができると思います
24:09その先に何があるのか
24:12これはものすごくワクワク感があります
24:15生きている間はずっと彼らたちの成長を見守り続けたい
24:27ご視聴ありがとうございました

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