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教育
トランスクリプション
00:00世界三大漁場の一つ、三陸沖
00:10海外から来た労働者が、今、日本の漁業を支えています
00:17イネ漁もできないで、すぐイネが埋まったりする日本というのが多い
00:25地方に働き手を供給してきた技能実習制度
00:29外国人労働者が最初の職場に縛られるルールは、奴隷制度と批判も受けました
00:36国は方針を転換、2027年からは転職が可能となる育成就労制度に変わります
00:46外国人労働者が好きな場所で働ける
00:53それは地方同士の競争の始まりを意味しています
00:56宮城県は皆さんを家族として迎え入れたいというふうに思います
01:03世界と直接つながることを選んだ地方自治体
01:09しかし
01:11文化の違いは社会に圧力も生んでいます
01:17外国人労働者が230万人を超え、さらに受け入れを増やす今の日本は、幕末の開国にも例えられています
01:39大きく変わろうとする日本の中で、地方の戦いが始まっています
01:46漁師の一日は、夜明け前から始まります
02:02宮城県石巻市で働くインドネシア人のカシワンさんです
02:07普段は午前2時過ぎに起き、船がある隣町の港へ向かいます
02:15カシワンさんが乗っている底引き網漁船、第23方針丸
02:39日本人4人とカシワンさんを含む2人のインドネシア人が乗っています
02:46数時間かけて三陸沖の漁場に到着すると、海底に沈めた網を船で引き、魚を取っていきます
03:08日本で漁師になって8年目となったカシワンさん
03:23揺れる船の上の作業は体力勝負です
03:39作業が落ち着くと昼食の時間
03:50船頭を務める森友明さん
03:55船頭を務める森友明さん
03:57漁師を目指す日本人の若者が減る中で
03:59船頭を務める森友明さん
04:01船頭を務める森友明さん
04:05船頭を務める森友明さん
04:17漁師を目指す日本人の若者が減る中で、2011年からインドネシア人乗組員の受け入れを始めました
04:29寝毛もできない
04:31日本人探すって、今二人乗ってるけど二人の日本人探すっていうのは、なかなか難しいものがあります
04:35探して乗せて、あとすぐ寝毛が鳴ったりする日本人の方が多いからね
04:41なかなか難しいものがあるし
04:44探して乗せても
04:47あと
04:50すぐイネがうなったりする日本人の方が多いからね
04:54続かない日本人
04:56そういう人たちが多いから
04:59やっぱ外国人の人たちは
05:02まるっと
05:05国ででも一緒だっちゃう
05:07日本人と一緒だっちゃ全然
05:09宮城県の生産年齢人口は
05:16毎年1万5000人のペースで減少しています
05:20それに比例するように
05:22県内の漁業に携わる人も
05:242003年からの20年間で半分以下まで減少し
05:297割近くは50代以上となっています
05:35人手不足と高齢化の波が押し寄せる中
05:38カシワンさんのような外国人労働者が
05:41地方の産業を支えています
05:45就職指導に力を入れている石巻専修大学
05:51毎年卒業生300人のうち4割は首都圏へ就職し
05:56地元に残るのは1割ほどです
05:59子どもに関わる仕事に就きたいと考えるきっかけであった理由は何かありますでしょうか
06:10私が子どもと関わる仕事を就きたいと考えた理由は
06:13小学校の5年生の時の担任の先生との出会いがきっかけです
06:17若者なんでやっぱ遊びたいっていうのと
06:22正直仙台とか東京に行けばいろんな経験ができるので
06:28そっちに流れちゃうのかなと思っています
06:31地元企業の求人も多くありますが
06:36賃金水準の高さや業種の幅広さから
06:39東京を目指す学生が多いといいます
06:43学生に無理に地元に就職させるように指導することもできないですし
06:48これは致し方ないのかなというふうに思っています
06:52ただ学生には地元に残って地域を盛り上げていく
06:56という生き方もあるよという話はしています
07:01給料日だったこの日
07:05カシワンさんは近くの郵便局へ向かいました
07:14カシワンさんの月の手取りは
07:17社会保険料や年金の支払いを除いて21万円ほど
07:22そのうち17万円を母国で暮らす妻や両親に送っています
07:31国家に書いてある日は
07:33我々はカシワンさんの内容に出ている
07:35外に乗り入れました
07:38今後は二人が子を守りに行くと
07:41何かに乗り入れました
07:43どういう気持ちかなと
07:46うれしい
07:48家族に
07:50お金を買っているから
07:52だからうれしいです
07:53そのために
07:54日本に来たんですよ
07:56自分の家に入った
07:58インドネシアの平均月収は日本円で3万円ほど
08:08円安の影響で家族が受け取る金額は来日した時と比べると減っていますが
08:17それでも日本で働いた方がずっと多くのお金を渡すことができます
08:232009年高校を卒業したばかりの18歳の時に初めて石巻に来たカシワンさん
08:47技能実習生として合わせて5年間働き帰国していましたが
08:522022年から再び特定技能1号という在留資格で来日し働いています
09:00特定技能1号で働ける期間は最長5年
09:18日本語の試験に合格して在留期限のない2号に移行できなければ
09:24あと2年で帰らなくてはなりません
09:27分からない感じがこっちにこれに嗅いで覚えるように
09:34もうちょっと日本に行きたいですね
09:45カシワンさんの母国インドネシア
09:58若く豊富な労働力を抱えるこの国に
10:02宮城県は今活路を見出そうとしています
10:05世界4位の人口およそ2億8千万人を抱えるインドネシア
10:32人口の半分が30歳未満という
10:36若く豊富な労働力を背景に経済発展を続けています
10:41宮城県はインドネシア政府と人材の受け入れ促進に向けた覚書を締結
10:512024年にはジャカルタで県内企業が参加した就職説明会を開き
10:58インドネシア全土から1200人を超える若者が集まりました
11:02今までその後の顔を学んでくる いいかもしれない
11:06確かに働いてくれる時は
11:08まあ多いなことを経済にするかもしれない
11:10があるけども
11:11た時の Vilに切り辱することができる
11:11大学の就職
11:12そこからなに自宅に会いせる
11:14是非ご視聴明ORA
11:16それでコメントを通過
11:18Akaddenのままみに
11:201993年に始まった技能実習制度では
11:41外国人は最長5年間の滞在が可能ですが
11:45転職や家族の帯同は認められていません
11:49その後2019年から国内の人手不足に対応するため
11:55外国人を正式に労働者として受け入れる特定技能制度がスタート
12:00技能実習とは違い転職が可能で
12:04より高度な技能が求められる2号は
12:07在留期間の上限はなく家族の帯同も認められています
12:11長時間労働やハラスメントなど
12:15多くの問題を抱えていた技能実習制度
12:19政府はこれを廃止し
12:222027年から新たに育成就労制度へ切り替えます
12:27技能実習制度では認められなかった転職も
12:311年から2年働けば認める方針です
12:35こうした制度の下で日本で働くことを目指す外国人たちは
12:43日本との間をつなぐ現地の送り出し機関と呼ばれる施設を頼ります
12:49インドネシアのこちらの送り出し機関の場合
12:53入学にかかる費用はおよそ23万円
12:57多くが借金をして苦面しています
13:00企業との採用面接に合格すれば
13:16晴れて入学
13:173ヶ月ほど日本語教育や職業訓練を受けてから日本に向かいます
13:23国内の外国人労働者は2024年過去最大の230万人を超え
13:39その多くが都市部に集中しています
13:42日本と同じく少子高齢化に直面する韓国や台湾などでも
13:48外国人労働者の受け入れは本格化しています
13:51待っているだけでは生き残れない
13:55地方は危機感を募らせています
13:58東北の人手不足をですね
14:03若い人の人口減少をですね
14:05少しでも支えられるように
14:08宮城県が温度を取ってですね
14:10やっていきたいなというふうに思いました
14:11蔵王連邦の麓に位置する宮城県七賀市区町
14:18県内有数の豪雪地帯として知られ
14:23人口はおよそ1200人
14:25その半数が65歳以上の高齢者です
14:30この町に20年前に開設した特別養護老人ホーム
14:36ここでは4人のインドネシア人が介護職員として働いています
14:4328歳のヘンリーさんと
14:5431歳のアルテルさんです
15:002人ともインドネシアで看護師として働いていましたが
15:09日本の介護を学びたいと
15:113年前に技能実習生としてやってきました
15:15お風呂が今日結構いいからね
15:23今日面会が10時30分だからね
15:27このシフトは何があれば変更
15:30職員や入所者とのやりとりもスムーズです
15:33インドネシアでは看護師さんくらいのスキルを持っている方なので
15:42結局人を相手にするという介護に関しては
15:52やっぱり理解してくれることがありますよね
15:57あと言葉の壁と文化の違いは
16:03日本といえば東京
16:18そんなイメージを持って来日したという2人
16:22山と雪に囲まれた七賀宿町の環境に
16:26最初は戸惑ったといいます
16:33最初はやっぱり寒さはすごいと思って
16:50寒い寒かったです
16:53あとは山がらけね
16:59ちょっと遊ぶところもないと思う
17:04日本人の職員たちが近くのスーパーマーケットまで
17:11車で送迎するなど
17:12少しでも実習生が暮らしやすいよう支えてきました
17:16仕事が終わるのは午後7時
17:25帰り道に街灯はほとんどなく真っ暗です
17:292人が暮らす寮は施設から歩いて5分
17:48会社が一軒家を購入してリフォームしたもので
17:51家賃は月5000円です
17:54介護福祉士ナビ
18:022025年
18:05今年新しいテキストが出ました
18:10技能実習生として来日した2人は
18:16この春転職が可能な特定技能へと資格が切り替わりました
18:21ヘンディさんは国家資格介護福祉士を取るため
18:25東京に転職を決めました
18:28永続的に日本で働ける在留資格を得るためです
18:32しかし1人で勉強するには限界があります
18:36私実は先生必要です
18:42ただ自分で意味は分からないけど
18:46だから先生必要
18:49そのためにも東京とかに行きたいってこと
18:54そうそうだから東京で
18:57いろいろなセンター
19:00だから介護福祉士勉強して
19:03それは第一と思いません
19:07東京には資格を勉強できる施設があって
19:13七賀宿町にはない
19:15ヘンディさんが転職を決めた理由です
19:19一番的に佐藤宮さんが日本の励みを学んでください
19:20これから大好きな人たちに
19:21野が日本の励みを学んでください
19:23東京を学んでください
19:23日本の励みを学んでください
19:25秋名さんは実現してください
19:26夏の励みを学んでください
19:26あと薬を持ってくれね
19:30そして原作を受けてください
19:31ここだけを考えるとまず
19:45まず、壁地じゃないんですけど、やっぱり、町ばかり遠い。
19:52すみません、たぶん、ここを歩くと分かると思うんですけど、若い方もいるんですよ。
19:59その方は、地元の方。
20:02地元の方が、やっぱり来てくださるので、そこはすごいありがたいですね。
20:07若い方が面接して、ここに入って、っていうのをちょっと、ここは難しいですけど。
20:15アルテルさんも、神奈川県の介護施設に転職することにしました。
20:26遊び所はたくさんいるとか、あとは、賑やか所は住んでいたいです。
20:38給料はどうなんですか、違うんですか。
20:41うん。給料は、まあ、ちょっと、あっちの方かな、ちょっと高いと思ってます。
20:50ここで働き続けたいという思いと、都会への憧れ。
20:58その狭間で揺れながら、決断しました。
21:04私にとっては、それは難しい判断です。
21:08他の職員は優しくて、いつでも私のことは手伝いします。
21:18それは、私に寂しいと思ってます。
21:213年間の技能実習を終え、出発の日。
21:30今まで本当にありがとうございますと言いました。
21:37それだけです。
21:39元気になりました。
21:43元気になりました。
21:44元気でね、本当にありがとね。
21:48感謝になりました。
21:49やばい、泣きそう。
21:51同僚たちも、2人の思いを理解しているからこそ、笑顔で送り出します。
21:57ありがとうございます。
22:14よし、よし、よし、よし。
22:17頑張ってこいよ。元気でね。
22:20ありがとう。
22:21日本の若者がそうであるように、外国の若者たちもまた、夢や利便性を求めて都会を目指すのです。
22:37よし、はい。
22:39またね、さよなら。
22:43実際、厳しいです。
22:47人手不足ではありますし、職員自体の高齢化もあります。
22:52その中で、若い力で3年間フルで引っ張ってくれた2人がいなくなるというのは、相当ないためです。
23:02転職を認めない技能実習制度は、人権の観点から問題視されてきました。
23:10制度の改正に伴い、外国人労働者が働きたい場所で働けるようになることで、都市部を目指す人は増えると予想されています。
23:21外国人に支えられてきた地方。
23:27今、存続の岐路に立っています。
23:30岐阜県橋間市。
23:40この街に、外国人労働者の駆け込み寺があります。
23:56岐阜一般労働組合が開設したシェルター。
24:06日本に働きに来たものの、職場でハラスメントや給与の見払い、一方的な解雇など不当な扱いを受けた外国人たちを保護し、共同生活を送りながら解決までの手助けを行っています。
24:22シェルターは組合の職員で、中国人のケンカイさんが妻と運営しています。
24:44日本に長く暮らし、法律や制度に詳しいケンさん。
24:54受け入れ企業や、企業に実習生を仲介する管理団体と直接連絡を取り、解決策を探ります。
25:10日本語が不自由なために弱い立場に置かれる外国人たちにとって、心強い存在です。
25:20北京出身のケンさん。1986年、27歳の時に留学生として来日しました。
25:30日本でサラリーマン生活を経て、39歳の時に中華料理店を開いたことが、今の活動を始めるきっかけになりました。
25:41自称生たちは、中国人がやっているお店ですから、入ってくるんですよ。
25:49食事ではなく、自分で困ったことは、言葉が困っているのですから、いろいろ助けてほしいという。
25:57当時は暴力、特に建築関係ですね。暴力をされたり、仕事を途中に止めて、休まさせて給料もくれない。
26:09あと、怪我してから治療を病院に連れていかない。
26:13助けであるという、自分の性格で継いでいかれている感じですね。
26:25何か目的とは何も対象はなかったことですね。
26:32シェルターの開設から10年。
26:36これまでに支援してきた外国人労働者は、600人以上に上ります。
26:42店員は15人ほどですが、空きが出ることは滅多にありません。
26:47本当に私のところに来るのが、ひょうさんの一角ですよね。
27:07おはようございます。
27:09おはようございます。
27:11ケンさんたちは、毎朝6時に、近くの公園でラジオ体操をしています。
27:18ここで時間が、十分、需要の時間がたくさんあるんですね。
27:24そうすると、今度また職場復帰、技能事象とか特定技能に戻る場合、
27:30今回、会社のリズムに合わないということがあるんですから、そのために、ここの朝は同じ時間に一緒に起きて体操をやろうということです。
27:45手足の運動です。
27:47多くの外国人労働者は送り出し機関などに費用を支払うため、多額の借金をしています。
27:59賃金の母国に帰っても返済は難しく、トラブルを解決して職場に戻るか、別の働き先を見つけるか、いずれにしても日本で前に進むしかありません。
28:11横曲げです。
28:15手の先を見るように。
28:21ケンさんは、シェルターの2階で家族と生活しています。
28:26料理人だった腕を生かして、時間があるときには、みんなに温かいご飯を振る舞います。
28:33ここで生活するには、食費や高熱費として1日1500円を支払う必要がありますが、支払えない人も多く、不足分はケンさんが自腹で負担しています。
28:48食事は、もっぱら1人。
29:08豆と一緒に炒めて。
29:11自分のことは後回しです。
29:22中国から技能実習生として来日した、リ・キンクさん。
29:40夫と2人の子供の4人家族。
29:53貧しい生活を改善するため、海を渡りました。
29:58リ・キンクさんの実習先は、愛知県内で大葉を栽培する農家。
30:06漁が用意されていると聞いていましたが、実際は農業用ハウスの中に、ベッドや最低限の家電製品を備えただけの劣悪な環境だったといいます。
30:18残業代の見払いなども重なり、ケンさんに助けを求めたリ・サン。
30:42ケンさんは農家側と話し合い、170万円の和解金を受け取ることで合意しました。
30:54こうした金額の2割が、シェルターの運営費になります。
31:00ベトナム人、今2人いますよね。
31:07出勤でない、出勤でない理由があるんですけど、彼たちから言われたのは、仕事ができないから、いつも光られろ、怒鳴られるということで、自分が怖いから。
31:19もう仕事が出ない。そうすると仕事が出ないことは、会社の立場で言えば、無断経験。
31:39仕事ができないことならば、その仕事のやり方、方法をまず教えるべきですね。
31:56技能実習制度の改正に踏み切った日本。
32:00日本が選ばれる国になるために、ケンさんは根本的な改革を求めています。
32:09有機労働という考えの発想で、今までたくさんの問題ができている原因ですから、有機労働の考え方、そのやり方をまずやめてほしいですね。
32:26実態は、今、日本は本当にたくさんの外国人が働いて、外国人もいなければ、この国は動くことを安に、自然にそのまま維持することができない状態になっています。
32:47数年で帰国することが前提の日本の受入れ制度。
32:52教育も保障も最小限。
32:55外国人が使い捨てにされている現状があります。
33:03埼玉県本庄市。
33:07住宅が点在する地域からしばらく坂を上った先に、本庄児玉聖地霊園はあります。
33:16およそ1万6000平方メートルの敷地の一角に並ぶのは、土葬墓地。
33:24ここは、信仰上の理由などから、土葬を望む人を受け入れている、日本で数少ない場所です。
33:33この霊園を管理している、早川壮介さんです。
33:38霊園を管理している、土葬を望む人が出ている。
33:41霊園を管理している。
33:42霊園の関連の中で、山下大霊園の下部の遺産する地域に伝われます。
33:47霊園の下部のブランド地に、第1号号が、土葬があります。
33:51霊園の中で、土葬を訪れます。
33:54霊園の中で、土葬の中に、土葬の中で、土葬を示す。
33:57この人がガーナ寺 第一号です
34:04私がうちの在庫のやつでお若作っていけたんだけど
34:12そしたら毎年30人ぐらいが年2回
34:19必ずボランティアで草刈り来る ギリがたいよね
34:271995年 仮葬と土葬のどちらにも対応できる形でオープン
34:36長く土葬希望者は現れませんでしたが
34:402019年都内のモスクからの相談をきっかけに
34:44初めてイスラム教徒の土葬を受け入れました
34:49以来日本人を含む年間30人ほどの土葬を受け入れています
34:54一方で土葬した140件のうち管理費を支払っているのはわずか10件
35:02文化の違いを理由に支払わない人もいます
35:05それでも早川さんは必要とする人がいるならと管理を続けています
35:12宗教上土葬以外の埋葬方法が禁じられているイスラム教徒
35:41国内にはおよそ35万人がいると推計され首都圏に集中しています
35:48現在土葬を受け入れている墓地は全国に10カ所
35:53東北や九州四国には1カ所もありません
35:59法律では埋葬とは死体を土中に葬ることを言うとされ
36:05土葬自体は法律で認められています
36:08ただ実際に土葬ができるかは自治体ごとに条例で規制されています
36:15この日埼玉県で暮らしていたイラン人男性の遺体が運ばれてきました
36:36アジジハーメットさん
36:44がんにより58歳で亡くなりました
36:48万がん戦争の戦果から逃れるため来日
36:53リサイクル会社を経営しながら
36:5630年以上にわたって日本で生活していました
37:00日本の火葬率は99%を超えていて
37:22世界でも有数の高さです
37:24死後の復活を信じ土葬を望むイスラム教徒
37:30その願いを叶えられる場所は国内にわずかしかありません
37:36僕たちも彼もイスラム教だったし
37:59僕たちもイスラム教でこういうこのやり方なんですけど
38:04日本はそういうことしないんですけどね
38:07でもこれじゃないと私たちモステムはもうダメなんですね
38:13この国でもう人生半分以上
38:17僕もそうみんなもそう
38:18日本に過ごしているんで
38:20やっぱり死にときは自由にさせてもらいたいですね
38:24人口の9割をイスラム教徒が占める
38:30インドネシアと関係を深める宮城県
38:33将来的に定住者の増加も見込まれる中
38:37村井知事は2024年
38:40県内に土葬墓地の整備を検討すると発表し
38:44大きな波紋を呼びました
38:46土葬の問題もありますけれども
38:53やはり何かあったときに亡くなったときに
38:56どうするんだという不安
38:57宮城で住み続けたいと思っている方たちにとって
39:00安心感を与えるというのはですね
39:02非常に重要なことではないかなと思って
39:04あえてこの問題に今取り組んでいるということであります
39:06仙台市で暮らす20代の女子大学生は
39:21土葬墓地の整備計画に反対する署名活動を
39:25インターネット上で始め
39:27開始から2ヶ月で7000件ほどの賛同が集まりました
39:36ヨーロッパとかの国々だと
39:40移民を受け入れていたり
39:41イスラム教徒の方を受け入れることによって
39:44すごい治安が悪化したっていうのを
39:47結構ネットなどで耳にしていって
39:49日本もそうなっちゃうんじゃないかっていう
39:51土葬墓地を整備することが
39:56外国人の増加を招き
39:58治安の悪化につながると訴える女性
40:00豪に言っては豪に従え
40:05外国人も日本のルールに合わせるべきだと考えています
40:09もともと土葬オッケーなところで
40:14埋葬するとかだったら全然あれなんですけど
40:17新しく作るまでいくと
40:20外国人ちょっと意欲しすぎじゃないかなみたいなのが
40:24ちょっと
40:24大学生とは別に市民団体も
40:29抗議の声を上げました
40:30わざわざこの狭い日本に土葬する場所
40:35作る必要全くありませんよね
40:37イスラム教が日本に合わせるべきだと思います
40:43全員が全員とは言わないですけど
40:45やばい人たちもいるんですよ
40:47イスラム国ってあったじゃないですか
40:51ああいう人たちが日本に入って来られると困るんでしょうね
40:54多文化共生社会と言いながらですね
41:04そういったところまで目が行き届いていないというのは
41:08私は行政としていかがかなという風に
41:10その時強く感じましたので
41:12批判があってもこれはやらなければならない
41:15私はそれは英語だと思うよ
41:20じゃあ自分がその境遇に置かれた時に
41:26自分はどう思うかよく考えて
41:29そういう目に遭うと
41:33自分がどんな気持ちになるかということだよね
41:36受け入れるのは単なる労働力ではなく
41:42一人の人
41:44土葬をめぐる議論は
41:46日本がどんな社会を目指すのかを
41:49問いかけています
41:50石巻市には2022年
42:07地元住民の理解の下
42:09モスクが完成しました
42:11金曜日の礼拝の日になると
42:14近くで働くイスラム教徒たちが
42:17祈りを捧げに訪れます
42:19インドネシアから来日し
42:40漁師として生きるカシワンさん
42:43故郷に残る妻の有田さんとは
42:46毎日ビデオ通話をしています
42:49毎日電話してるから話し事も
42:54夫婦で石巻に住みたい
43:02いつしかそんな会話も増えてきました
43:06寂しいだって
43:08心配もあるし
43:09寂しいね
43:12早く一緒に生活をしたいだって
43:16大日8年目を迎えたカシワンさん
43:30言葉や文化の壁にぶつかりながら
43:34日本に溶け込む努力を続けてきました
43:37不安や疑念は
43:42お互いの理解不足から生まれる
43:44カシワンさんは
43:46日本人も外国人も
43:49対話が必要だと考えています
43:51黙って我慢して
43:59心の中で
44:02心の中だけで
44:07言ってもダメですよね
44:09ダメだなって
44:11人は悪いなって
44:14あともう
44:16返しようかなって
44:18インドネシアに返してもいいかなって
44:21それもダメじゃないですかね
44:23言わないと
44:24私たちも分からないじゃないですか
44:27この日は
44:33同じ漁船の乗組員たちとの懇親会
44:36仕事の時は厳しい
45:06言葉が飛び交うこともありますが
45:08船から降りれば
45:10無礼港です
45:11半分でいいなぁ
45:14俺も先輩
45:18先輩
45:20先輩
45:21先輩
45:22先輩
45:23先生先生
45:25カシワン先生
45:26ねえ
45:28カシワン先生
45:29私は絶対石巻から外れていない
45:31私は絶対石巻から外れていない
45:33これも思っていない
45:34みんなも家族も
45:36記念館で早かったですね
45:40足りないですね
45:41楽しかった
45:45いろいろあったけど
45:49やっぱり日本は最高です
45:56カシワンさんは試験に合格しなければ
46:01あと2年で帰国しなければなりません
46:05これからも家族のため働きながら勉強を続けるつもりです
46:11労働力や人材という言葉だけでは語りきれない
46:21外国人労働者
46:24彼らを社会の一員としていかに受け入れていくのか
46:30その問いの先に地方の未来があります

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