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  • 一昨日

カテゴリ

📚
教育
トランスクリプション
00:00私も元々の薬物依存症者で
00:2319歳の時に新宿界隈でうろうろしておりまして
00:28片手に片っぽのポケットに覚醒剤入って
00:3216歳で覚醒剤を打ち込むのを覚えてから
00:35そっかに覚醒剤の研究を人の体でしていたっていう
00:39月に一度新宿の歌舞伎町で元受刑者やその支援者たちの会員がある
00:51参加者には薬物やギャンブルの依存症者も多く
00:56再発を恐れ酒を控える姿が目立つ
01:00皆さんこんばんは
01:02めちゃめちゃ元気
01:05依存症者や受刑者のご家族支援青の森を運営しております
01:10ゆあさです
01:11私薬物依存症からの窃盗で
01:15執行猶予から3週間経たずして再販してるんですけど
01:21湯浅静香さん出所者を支援する団体青の森の代表を務める
01:29湯浅さんもかつて2年7ヶ月の刑務所暮らしを経験した元受刑者だ
01:40これが私の栃木刑務所での証拠番号
01:44あの場にいた自分を忘れない
01:46日本の再販者率はおよそ5割
01:53その原因は出所者が孤立することなどにあると言われている
01:58はい青の森でございます
02:01刑務所での教育に疑問を持った経験から
02:05出所者の社会復帰を支える活動を始めた
02:09出所者が再び犯罪者にならないために何ができるのか
02:38湯浅さんの取り組みから考えていく
02:42この日湯浅さんは埼玉の警察署に向かっていた
02:58以前相談を受けたことがある43歳の男性を出迎えるため
03:05覚醒剤取締法違反で4度目の逮捕
03:10警察でおよそ3か月拘留された後
03:14執行猶予付き有罪判決を受けた
03:18男性は都内で一人暮らし
03:29湯浅さんは釈放直後の生活状況を確認した
03:34なぜ犯罪を繰り返しながら
04:04返してしまうのか男性が語り始めた
04:08私毎回失恋する時ってかなり大きめのショックを受けるんです
04:15それで薬だってそっちの方に行っちゃうんですよ
04:22そういう快楽傾向で使うんじゃなくて
04:25モルヒーネ的な使い方をしてた
04:28二度と捕まってほしくない
04:33湯浅さんはこの思いから男性に釘を刺した
04:37使用目的がモルヒネだろうが快楽だろうが
04:42使用は使用だから
04:43準初犯になるまで8年か
04:468年はもうね
04:48未成年に手を出すことも
04:51X状で未成年にちょっかいかけることも
04:54薬物もそれこそスピード違反も
05:01スピード違反でもまずいですか
05:04もう二度と嫌でしょ
05:07もう嫌でしょ
05:10もう嫌でしょ
05:10もう嫌ですよ
05:11だいぶつらかったよ
05:13もう我々はそこなの
05:15だから私たちから離れないでほしい
05:19いやさくそムカつく
05:22俺の思い通りなんで
05:23俺の言ってること理解できない
05:25思うことあると思う
05:27でも離れないでほしい
05:29縁切るとか
05:31自ら縁を手放さないでほしい
05:34一緒に前に行ってこ
05:36私自身も目の前に
05:40薬物があったり大量の現金があれば
05:43また薬物やる
05:45ギャンブルやるっていう
05:46人ですから
05:49一人でやり直すのは本当に難しい
05:54いろんな人がいろんな方向から
05:58アドバイスとか助言して
06:01寄り添って伴奏して
06:03初めて社会復帰ってできるものだと思う
06:07埼玉で生まれ育った岩佐さん
06:13高校入学後
06:15夜の街に繰り出すようになった
06:18水商売のビラ配りのアルバイトを始めた
06:23その頃初めて覚醒剤を使った
06:27山ほどいて
06:30竹持って
06:31痩せる薬やるよーみたいな
06:34マジで?みたいなノリですよ
06:36高校卒業後
06:39そのまま水商売の世界へ
06:42華やかな生活を送り
06:45たくさんのブランド品も手に入れた
06:47同時に覚醒剤や抗精神薬を手に入れては使い続け
06:54薬物に依存する日々でもあった31歳で結婚夫は夜の仕事をしていた頃の客の一人だった家庭に入り安定した生活が遅れると思いきやさらなる依存症に悩むことになる
07:24結婚して生活がつまんない
07:28あれだけ手に入ったブランド品が何も入らない買えない
07:31すごいストレス
07:33夜食の時はこんなにチヤホヤされたのになんで今はっていうこのギャップ
07:39そこからスリルを求めて万引きするようになる
07:47相変わらず薬物はやめられない
07:51洋服の窃盗を繰り返し3度の逮捕執行猶予付判決を受けるしかし2週間も経たずに再び窃盗をして4度目の逮捕ついに懲役2年7か月の実刑判決を受けた
08:21このダッサいやつなんですけどこれが私の栃木刑務所での証拠番号483番岩佐静だったわけなんですけども今しめとしてずっと取ってあります
08:39あの場にいた自分を忘れない
08:42刑務作業に励む日々薬物から離れることはできた
08:49しかし出所が近づき湯浅さんはある疑問を抱くようになる
08:58漠然と教育がおかしいなって思ってた
09:03私は根っこに薬物依存があります ヤンブルもある 事象もある
09:09で窃盗したクレプトマニア
09:12根本に薬物依存があるのにただ単に懲役刑だけで何が変わるの
09:252年閉じ込めるだけで何が変わるの
09:30逮捕後 依存症関連の本を読み知識を深めることはできた
09:38しかし逮捕の理由が窃盗 薬物依存から回復する指導を受けることはなかった
09:47刑務所の中の教育を変えたいです
09:51どうやってやるのって思って そこからブログを書き始めたんですよ
09:572020年 ブログを開設し 元受刑者として経験談を発信し始めた
10:06ブログの読者に元受刑者の家族が多いことに気づいた
10:24みな頼れる場所を探していたのだ
10:29再犯を減らすために当事者とその家族を支える伴走者になろうと決めた2021年支援団体青の森を創設
10:45事故 うんうんうん
10:50湯浅さんの活動は元受刑者ならではのものだ
10:55受刑者との面会や手紙のやり取り
11:00被告人の社会復帰の可能性を証言する上場承認を引き受けるなど
11:06孤立させない取り組み
11:09私自身が薬物とかに溺れてた時に やっぱり誰かそばに伴走する人がいたらまた
11:19人生違ったかなとか そういうふうに思うわけなんですよ
11:25ここに必ずいる 青の森に必ずいるっていうことは
11:32頭の片隅にちょっと入れといてねっていう感じ
11:37日本の再犯者率はおよそ5割 近年高止まりが続いている
11:44今年6月1日 118年ぶりに刑罰が変更
11:51刑務作業が義務付けられている懲役刑と 義務ではなかった金庫刑だったが
11:57抗菌刑に一本化された 抗菌刑とは社会復帰を見据えて受刑者の特性に応じた
12:07教育プログラムを実践する刑罰のこと
12:12青の森では出所者同士が対話する 独自の取り組みを行っている
12:24自分車上荒らしが一番多かったですね 窓割りまくったんですよ
12:31車の普通車の車見て窓割ろうと思わないじゃないですか
12:34100台ちょっとやってるけど 記憶も抜けちゃってる
12:38月2回開催されている全家者座談会
12:43自分の過去の罪をさらけ出し 悩みを相談することで
12:48再犯を防ぐのが狙いだ
12:51では力丸さんお願いします はい力丸ですおはようございます
12:56罪名は住居侵入交換です
13:01実質12、3年ぐらい入っていたんですけれども
13:06性思考障害と診断され 専門のクリニックに通っている
13:1140代の力丸さん 座談会への参加歴は2年
13:17クリニックのメンバーさんからのヒントを得て
13:20私その事件現場に行ったんですね
13:23自分がそこで何をしたのか どういう影響を与えて
13:27その人が今どういう風になっちゃってるのかも 考えたというか感じたんですね
13:32その瞬間を境に
13:35心の底から反省することができるようになったというか
13:39もう二度とそういう被害者を出しちゃいけないんだなっていう
13:42仮にクリニックに行ってなかったとしたら
13:48考えに変化ってありましたかね
13:51あーなるほど
13:54多分そうしたらもう入っちゃってるんじゃないですかね
13:57再反してる?
13:59可能性は多分すごい高いと思いますね
14:01こうやって自分と向き合える
14:04しっかり冷静に考えられる状況じゃないと
14:09反省まではちょっとたどり着くのって難しいのかなと
14:13土台がないと反省ってできないんですよ
14:19すいません自分は実はこういう人間なんですって
14:24でも言えないつらさがある
14:27そういう吐き出す場所を作っていく
14:30維持していく
14:32湯浅さんに相談する依存症者は常時20人ほど
14:39その中に覚醒剤依存と向き合う男性がいる
14:45今の現状を教えてくれましたね
14:51薬物と一生付き合っていくことになると思う
14:57これは果てなき戦いというか
15:02なぜ薬物に依存したのか
15:04彼に話を聞こうと待ち合わせをした
15:09約束の時間から1時間が経過した
15:13その時
15:1455歳の熊ちゃん
15:28これまで薬物犯罪で3回逮捕された
15:33実家の一軒家で母親と2人で暮らしている
15:39注射してもこれ跡残ってるんですけど
15:44ほとんどこれタコになってて使いもならないんですよ
15:49血管が
15:53熊ちゃんが覚醒剤に手を出したのは33歳の時
15:58仕事でストレスがたまり興味本位で使ってみたくなったという
16:04出会い系サイトで知り合った女性との性交渉の際に覚醒剤を使用した
16:13そこから薬物依存に陥っていったという
16:18量を多く入れすぎて
16:23幻聴幻覚がすごい出だして
16:27人がいないのにいい量に見えるんですよ
16:31両親に殺害罪やっちゃって
16:36怖くてしょうがないもんで
16:37警察に実施するわって
16:392018年に違法薬物の使用で3度目の逮捕
16:46刑務所で2年2ヶ月過ごした
16:50熊ちゃんは3年前から依存症治療のためにクリニックに通っている
16:56学校に適正検査みたいなのを受けたことがあって
17:03令和4年の時ですね
17:06全体のIQを見ているという検査
17:1075という数字ですね
17:13基本的には境界域というところで
17:16他の方と比べると苦手なところが多いのは確かなんですよね
17:21熊ちゃんが診断されたのは境界知能
17:27境界知能とは知的障害ではないが
17:30平均的な知能より低い状態を指す
17:34学習や記憶、コミュニケーションなどを苦手とするのが特徴だ
17:38なんで今日は時間通りに来れなくなっちゃったかというと
17:4410日って明日だと思ってたんですよ
17:48あれ曜日と日付が違うぞって気づいて
17:51あ、今日10日だってなって
17:54ということは取材の日じゃんって
17:57西暦も?
17:58私は2025年だってパッて頭からは出てこないですね
18:05今例えばストレスが強い、どうしてもつらいんだ
18:10今楽になるという利点を追い求めてしまう
18:15というところはあるかなというふうに思います
18:17いわゆる衝動性の強さというところにも
18:20つながってくるところになってくるので
18:23くまちゃんは湯浅さんと連絡を取りながら
18:28自らの境界知能と薬物依存症に向き合っている
18:32くまちゃんにとって薬物と結びつきやすい
18:38くまちゃんにとって薬物と結びつきやすい
18:41くまちゃんにとって薬物と結びつきやすい
18:47SNSの取り扱いに注意を促した
18:51くまちゃんにとって薬物と結びつきやすい
18:57SNSの取り扱いに注意を促した
19:01気をつけてね
19:06やめてる界隈でもね、そういう投稿を見たらさ
19:12何にもそういうのとは関係ない人の方が
19:16トリガーにはならないからね
19:18私から必要以上に連絡をしないってことですね
19:23困ったときに助けてくださいって言える力を養って
19:28私が何かアドバイスなりできることをやる
19:33ヘルプを出せる自立した人になってほしい
19:38ユアッサさんとつながったことで社会復帰できたという男性がいる
19:53雨の木、ストレスですね、雨がずーっとかかるんで
20:01まあでも落っかせるんで、しんどいですけどやらないと
20:06高校卒業後、詐欺と窃盗を繰り返していたセイコーさん、28歳
20:1423歳で逮捕され、刑務所で2年半服役した
20:19盗んだクレジットカードで買い物をし手に入れた商品を監禁する行為を5年にわたって繰り返した指示役だったセイコーさん多い時は月1000万円以上手にしていたという
20:40お金稼ぐことって当時は楽しいだったんですね
20:46まあそうですね、一種のゲーム感覚に近いような感じでしたね
20:51ひたすら自分のレベルを上げていったような
20:55しかし、仲間の逮捕をきっかけにセイコーさんも捕まった
21:00主犯格とみなされ、グループでただ一人実刑判決を受けた
21:11出所から2年半が経った今、配達の仕事で収入を得ながら何とか暮らしている
21:19出所後、生活を立て直すのに苦労したという
21:27僕が刑務所の中におるときに、就労支援
21:31まあその中で求人って、大体もう土木がもうほとんど
21:37で、あとは介護と飲食、多分これでもう9割ぐらい
21:41でもそれでも給料がもうかなり低いんで
21:48出所してからでもやっぱり仕事はしないといけないんで
21:51さあどうしようかなって思ったときに知って
21:54で、自転車で始めた
21:56そっから家を探すっていう段階でやっぱりすぐは見つからなかったですね
22:01まあ僕がその実名報道された影響かどうかまでは分からないですけど
22:06まあ事実として2、3件答えたっていう感じですね
22:11地元の同級生や友人との関係が切れてしまった
22:19こういう関係は戻すことのできないデメリットじゃないですかね
22:26孤立していたとき、SNSで湯浅さんの存在を知った
22:31同じ善化者の人とか、家屋さんがやってるコミュニティ座談会のような集まりで
22:39まあまあ新しく知り合って、何回かご飯行ったりとか
22:43まあ新しいつながりも、入ったことによってできたつながりもありましたね
22:46まあ慶応さんに対して、この人は必ずそばにいるよねって思ってもらうことが大事で
22:52何かするとかじゃなくて、あなたのそばにいるからね、忘れてないからねみたいな
23:04再び、お店頭様に顔を向けて歩けるように
23:24仕事の内容は何?どんな仕事?
23:31百姓大学のアイプレープホームですね
23:35わかるね
23:37悪くないじゃん
23:39人だから逃げたくなるとき、あると思うんです
23:43いいんですよ、逃げても
23:45その物事を投げ出さずに、向き合っていれば
23:48私でも社会復帰できてるから、あなたも大丈夫
23:54っていう、そういう希望を届けたいと思ってますね
23:58湯浅さんはこれからも伴奏を続ける

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