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面白系
トランスクリプション
00:00みなさんこんばんは 遅い時間に恐縮であります
00:05本国会の施政方針演説で引用いたしました
00:12反省すべき点は十分に反省する
00:16同時に反対とその他の協力を求めて
00:21国会がまっすぐ行くようにしたい
00:24そのような石橋丹山元総理の言葉を引用いたしましたが
00:30その言葉を胸に党派を超えた合意形成
00:34真摯な国会審議に私なりに努めてまいりました
00:40その結果として令和7年度予算は
00:46衆議院では29年ぶり
00:48参議院では初めてとなる国会修正を経て成立をいたしました
00:55政府提出法案は59本中58本
01:00条約は提出いたしました13本すべてが成立をいたしました
01:06外交につきましても大阪関西万博の機会を生かして
01:13今年に入りましてから40近くの国の首脳の皆様方と
01:19お会いをいたしました
01:21そしてアメリカ及びアセア4カ国訪問をいたしました
01:27先般のカナダカナダスキスでのG7におきまして
01:32私からウクライナ中東東アジア
01:38これらの情勢は相互に密接につながっているものであると
01:44したがってG7が引き続き結束をして
01:47国際社会の対応を主導すべきであるということを
01:53強調をいたしました
01:54この点については参加各国から
01:58ご賛同いただいたというふうに認識をいたしております
02:02アメリカのトランプ大統領
02:05そして就任されたばかりですが
02:09韓国のイジェミョン大統領
02:11その他の首脳の皆さん方とも
02:14首脳会談を行ったところであります
02:18責任与党として
02:22本当に多くの方々のお力をいただき
02:25一定の成果を残せたと
02:28このように考えているところでございます
02:31改めてご尽力をいただきました
02:34全ての関係者の皆様方に
02:38心より御礼を申し上げます
02:40誠にありがとうございました
02:42今国会での議論を踏まえまして
02:45今日より明日は良くなると
02:49そのように実感ができる日本の実現に向けて
02:53現在名目GDPは600兆円でございますが
02:57これを2040年に1000兆円に引き上げると
03:02そして現在400万円平均所得でございますが
03:08これを5割以上増加させることを目指してまいります
03:13そのために3つのアプローチで取り組んでまいります
03:17まず賃上げや物価高対策などの足元の対応を進めることで
03:24今日の悩みを取り除くということが第一
03:30次にアメリカの関税対応
03:33安心安全の確保
03:36社会保障改革などを通じまして
03:39明日への不安を払拭する
03:42取り去るということであります
03:44そして地方創生と投資の促進で
03:49希望のある未来をつくる
03:52ご希望される方が安心して
03:56お子さんを産み育てられる社会をつくり
03:59出生数が70万人を切った
04:03これは超創生大臣の時から申し上げていることでございますが
04:07静かな有事とも言うべき
04:11この少子化の傾向を何としても
04:15反転させたいと考えております
04:18まず今日の悩みを取り除くについてでございますが
04:23今年の賃上げは2年連続で5%を上回る増加となりました
04:2933年ぶりの高齢水準であった昨年を
04:34さらに上回る見込みでございます
04:37法改正により約50年ぶりの
04:41教職調整額の引上げも実現できました
04:45実質賃金が1%程度上昇し続けていくことが
04:51それが当然となる
04:53そういう社会を実現するために
04:575年間で60兆円の中小企業
05:01小規模事業者の生産性向上投資の促進などの
05:06政策のパッケージを強力に実行いたしてまいります
05:10人手不足あるいは物価高
05:14そういうようなことに直面しておられる
05:18医療・介護・保育・福祉
05:21そのような肯定価格を引き上げます
05:24最低賃金につきましては
05:272020年代に全国平均1500円という
05:32高い目標の達成に向けて
05:35絶え間の努力を継続します
05:37官民で最大限の取り組みを
05:405年間集中的に実施をいたします
05:44予算・税制等の基準値が
05:47デフレ期の低い水準のまま
05:50長期間据え置かれていないだろうか
05:52そのようなことに対する総点検
05:55見直しを進めてまいります
05:58物価上昇を上回る賃上げを実現するまでの間
06:01その対応としてこれまで
06:03低所得の世帯あたり3万円に加えまして
06:08お子さんお一人あたり2万円の給付金
06:13子育て世帯向けに
06:16一級関連給付について手取り10割への拡充
06:20いわゆる103万円の壁の引上げによる
06:242万円から4万円の所得税減税などを実施しております
06:28しかしながら
06:30いまだに物価上昇を上回る賃上げが
06:33実現できておりません
06:35これへの対応をどうしてもしていかねばならないと思っております
06:40したがいまして赤字国債に頼ることなく
06:44いわゆるばらまきではない
06:49本当に困っておられる方に重点化をする
06:53新たな給付金を公約にかけて
06:57実現をいたしてまいります
06:59特に
07:01物価上昇が著しい
07:04食料品の質に関して
07:07足元の物価上昇の影響を考えて
07:11お子さん一人あたり4万円
07:15低所得者の大人の方にもお一人4万円
07:19それ以外の方々にお一人2万円の給付金といたします
07:25要は賃金の上昇というものが
07:30物価上昇を上回っていないという事実は
07:35謙虚に真摯に考えていかねばならない
07:39そういうことでございます
07:41消費税は
07:43これは何度でも強調いたしますが
07:47医療年金介護などの社会保障を支える
07:52大切な財源でございます
07:55これは安定財源が必要であります
08:00それなしに減税する
08:03医療年金介護の財源である消費税を
08:07安定財源なしに減税するというような
08:11無責任なことはできません
08:12多くを消費される高所得の方ほど
08:17より大きな減税額になります
08:19当然のことでございます
08:22結果として高所得の方が
08:25優遇されることになります
08:27本当にそれでいいのかと
08:30そして過去の例からも
08:33システム改修などを伴いますために
08:36法改正から実施まで
08:381年程度の時間を要すると
08:41このように見込んでおります
08:42時間はかかると
08:44高所得の方を優遇することになると
08:47そして何よりも
08:50社会保障の財源を危うくす
08:52その消費税減税は
08:54私には決して適切なものとは
08:58思えないのであります
08:59子育て世帯へのさらなる支援として
09:03公明党日本維新の会との合意に基づき
09:07高校無償化や小学校の給食費無償化など
09:11進めてまいります
09:12就職教学期世代について
09:15生まれた世代で不公平がない
09:17生まれた世代で不公平があるということが
09:21あってはなりませんので
09:22そのような不公平がない国を目指して
09:24リスキリング
09:26高齢期を見据えた資産形成の支援
09:29これらを強化をいたしてまいります
09:31米の価格につきましては
09:34随意計画による50万トンの備蓄米の
09:37売り渡しを進めてまいります
09:39平均価格が下がり始めるなど
09:42着実に変化は現れております
09:465キロ3920円ということになったところであります
09:51価格行動の原因と
09:53今度の対応の検証を行い
09:56食料安全保障の観点からも
09:59生産性の向上
10:01負荷価値の増大
10:02輸出の拡大を促進するために
10:05政策を転換をいたします
10:07消費者の皆様方が
10:10安心してお米を買えるようにするとともに
10:14意欲ある生産者の方々が
10:16不安なく増産に取り組めるような
10:19そのような米政策を実現いたします
10:22エネルギーの価格上昇に対する
10:24対応も重要であります
10:26リッターあたり10円のガソリン価格の
10:28定額引下げを行っておるところであります
10:31中東情勢の緊迫感により
10:34石油製品価格の急激な上昇が
10:36生ずる場合に備えまして
10:38需要の拡大が見込まれます
10:417月から8月にかけて基金の余剰を活用した
10:45予防的な激変緩和措置を
10:496月26日この木曜日から開始をいたします
10:53ガソリンにつきましては
10:55公共交通機関の少ない地方の負担に配慮して
11:00現在の定額引下げ措置に加え
11:04小売価格がウクライナ危機前後の水準となっている
11:08最近の水準から上昇しないように
11:11目指す措置を講じます
11:12暫定税率の廃止につきましては
11:16公明党国民民主党との合意に基づき
11:19社会インフラの整備維持管理のための
11:23安定財源確保などと合わせた
11:25結論を得ることといたします
11:28安定財源を確保する
11:30これと合わせて結論を得るものでございます
11:32電気ガス代につきまして暑くなる7月から9月にかけて
11:37標準的なご家庭で3000円程度の負担引下げとなる支援を行います
11:44次に明日への不安を払拭するということでございますが
11:48米国の追加関税措置につきましては
11:51関税よりも投資とこの方針を踏まえまして
11:55我が国の国益を守りつつ日米双方にとって
11:59利益のある合意が実現できますよう
12:01引き続き全力を尽くしてまいります
12:05全国1000カ所での特別相談窓口で
12:08相談に本当にきめ細かく対応する
12:12中堅中小企業の皆様方の資金繰り支援を講じるなど
12:18国内産業への支援に万全を期し
12:21必要に応じて追加の対策も中小することなく講じてまいります
12:27日本は世界有数の災害大国であります
12:30そうであれば防災体制は世界一でなくてはなりません
12:34東日本大震災の都半島地震からの復旧復興に
12:39引き続き取り組むとともに
12:42本国会で法改正を行い
12:45ボランティア団体の皆様方との連携
12:48被災者の方々への福祉サービスの提供
12:52道路水道などの早期復旧に向けた措置を
12:57強化することといたしました
12:59避難所の生活環境を改善する
13:04スフェア基準という言葉を何度か国会でも使いましたが
13:08トイレカーの数を約4倍にする
13:11そのようにキッチンカーあるいは段ボールベッド
13:17そういうものも含めて備蓄を進めてまいります
13:21避難所の方々一番つらい立場におられる方々
13:25そういう方々の環境を改善するということは
13:30当然のことでございます
13:31今年度は内閣防災担当の予算人員倍増をいたしました
13:36来年度は専任の大臣の下
13:39十分なエキスパートの予算を有する
13:42防災庁を設立をいたします
13:45戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に対応するため
13:50防衛力の抜本的強化を着実に進めますとともに
13:55サイバー攻撃を仕掛けてくるサーバーを
13:59無害化する制度を設けるなど
14:02抑止力を強化をいたしました
14:04自衛官の処遇改善は
14:06防衛力強化のためにも喫緊の課題であります
14:11自衛官の方々がいなければそれは動きません
14:19関係閣僚会議で取りまとめました
14:22基本方針に基づく取り組みにより
14:255割の自衛官の皆さんが
14:28勤務意欲が向上したと
14:29アンケートに回答していただいております
14:33また中途の退職者の数が減少するなど
14:37効果は現れていると認識をいたしております
14:40さらに処遇改善に取り組んでまいりたいと思います
14:44現下の中途情勢への対応を含め
14:47海外の法人の安全確保に向けた万全の措置を
14:52引き続き講じます
14:54年金制度につきましては
14:56106枚の壁を撤廃しながら
14:58より手厚い年金を受け取っていただける改革を
15:02実現をいたしました
15:03立憲民主党と合意をし
15:06今後仮に経済が好調に推移しない場合には
15:10基礎年金水準のめべりを防ぐ措置を
15:14講ずることといたしました
15:155年に一度の制度改革を果たし
15:18現在そして将来の自給者の給付を確保いたしたところでございます
15:23高額療養費制度につきましては
15:26今回の反省を踏まえて
15:28幅広いご意見を伺いながら
15:31丁寧に対応をいたしてまいります
15:34公明党日本維新の会との合意に基づき
15:37病床の適正化など
15:39現期世代の保険料負担を含む
15:42国民負担の軽減を図ります
15:44無痛分娩の環境整備
15:48女性の負担にも配慮した乳がん検診
15:52女性用トイレの整備への対応など
15:54それらを検討いたします
15:56女性の方々が安心できる社会への見直し
16:00これを着実に進めてまいります
16:04大災害や有事に対応するためには
16:07財政有力がどうしても必要であります
16:10そのためにも財政健全化に取り組み
16:142025年度から2026年度を通じて
16:17可能な限り早期にプライマリーバランスを黒字化させるとともに
16:22コロナ禍前の水準に向けて
16:25財務残高対GDP比を安定的に支えることを目指しています
16:30最後に希望ある未来をつくるについてであります
16:33コストカット型の経済から
16:36高負荷価値創出型経済への移行に向けて
16:39各種施策を講じてまいりました
16:42結果として賃金と国内投資には
16:45潮めの変化が起きています
16:48これを維持加速させる鍵は
16:50賃上げに加えて地方創生2.0と投資の促進です
16:55地方創生2.0ではAI、ロボット、ドローンなど
16:59新たなテクノロジーを最大限活用しつつ
17:02ふるさと住民登録制度を創設し
17:05関係人口1000万人創出することを通じて
17:09人口減少化でも経済成長を図り
17:13地域社会の活力を維持・向上させてまいります
17:18基本構想に沿って民の力を最大限に生かす
17:22新たな官民連携により
17:25令和の日本列島改造を強力に進めてまいります
17:28GX・DX経済安全保障コンテンツに加え
17:32ヘルスケア・防災等の有望な分野への
17:35官民の投資を加速し
17:38雇用・輸出を拡大いたします
17:41対日投資を促進し
17:43資産業立国を目指します
17:45戦略的研究開発
17:47優秀な研究者の招聘
17:49スタートアップ支援など
17:50未来に向けたイノベーション創出の取り組みを強化します
17:55これら3つのアプローチに沿って
17:57まずは既存の予算・施策
17:59それを総動員して
18:01的確な経済財政運営を行ってまいります
18:04骨太の方針
18:062025や新しい資本主義の実行計画
18:10地方創生2.0基本構想
18:12参議院選挙の公約等について
18:14参議院選後に具体化し
18:17着実に実施に移していきたいと
18:20このように考えておる次第でございます
18:22私から冒頭は以上です
18:24ありがとうございました
18:24それではこれからいらっしゃるようにお聞かせします
18:28まず官員からお聞かせください
18:31本日のお聞かせください
18:33本日のお聞かせください
18:37本日のお聞かせください
18:39よろしくお願いします
18:40本日の政治事件の中で
18:42与野党発表にこって重要な意味を持ちます
18:45参議院選挙についてお聞かせします
18:48冒頭でも一部言及がありましたけれども
18:51長期化する戦いの対応ですが
18:54アメリカの安全土地を受けた
18:56一例交渉
18:57それに政治の信頼回復など
18:59課題は反復しています
19:01参議院選挙には何を争点として一部で
19:05このような政策を訴えていくお考えでしょうか
19:08またですね
19:09格好議席の目標と
19:11障害案についてもお聞かせします
19:13はいありがとうございました
19:15ご指摘のとおり
19:17論点は多々ございます
19:20争点というよりも論点といった方が
19:23私は適当だと思っています
19:25いかにして強い経済を作っていくか
19:28強い経済豊かな暮らし揺るぎない日本
19:31この3つの柱を私どもとしては実現すべく
19:36訴えてまいりたいと思っております
19:38GDP1000兆円の経済
19:41国民の所得を5割以上増加させる強い経済
19:45そして安定的な
19:47持続的な賃上げを実現する豊かな暮らし
19:51そして安全保障防災
19:53治安対策
19:55憲法改正等々を通じました
19:57揺るぎない日本と
19:59そういうことを訴えてまいりたいと思っております
20:02一番の関心が
20:04この物価高ということにございまして
20:07米の価格は先ほど申し上げたとおりであります
20:10エネルギーの価格についても
20:13的確に対応いたしてまいります
20:15物価高というものにきちんと対応するということ
20:20そしてまた
20:21安心して暮らせる日本というものを
20:25実現をしていかねばなりません
20:27今の不安
20:29明日の不安
20:30そして将来の不安
20:31そういうものを払拭して
20:33今日より明日
20:34今年より来年は良くなるということを
20:37国民の皆様方に実感していただけるよう
20:40私どもとして
20:41誠心誠意を訴えてまいりたいと
20:44考えておるところでございます
20:45議席につきましては
20:47これは難議席を目指すということを
20:49経験に申し上げることではございませんが
20:52非改選と合わせまして
20:54過半数というものを
20:56頂戴できますよう
20:57全力を尽くしてまいりたいと
20:59考えておるところでございます
21:01西日本新聞大坪です
21:10よろしくお願いします
21:11今少し触れられた
21:14アメリカとの関税交渉について
21:16お聞きします
21:17日本政府は様々な分野の
21:19交渉材料をパッケージで
21:21示してきましたが
21:22さっきの日米首脳会談では
21:24合意できませんでした
21:25従来の交渉戦略を
21:27見直す必要はないのでしょうか
21:29また損失見込みが膨らむ
21:31自動車産業を中心に
21:33先行き不安が強まる中
21:35政府は合意時期の目標を
21:37示すべきではないでしょうか
21:39教えてください
21:40最後に
21:417月9日には
21:43相互関税の上乗せ分の
21:45発動猶予期限が迫っています
21:46中東情勢悪化による
21:49交渉への影響も指摘される中
21:51総理はトランプ大統領に
21:54どのように働きかけるかも
21:55お聞きします
21:56よろしくお願いします
21:57合意を早期に
22:00実現するということに
22:04こだわるあまり
22:05交渉益を損ずるということが
22:07あっては決してならない
22:09ということはかねてより
22:10申し上げているとおりでございます
22:12一つ一つの論点について
22:15事務方あるいは閣僚同士で
22:18非常に綿密緻密な
22:20詰めを行っているところでございます
22:23すでに鉄鋼アルミ自動車自動車部品
22:26総合関税については
22:29追加関税が発動されているものでございまして
22:32これらは日本の産業に影響を及ぼすものでございます
22:36協議を引き延ばすために
22:39引き延ばすということをするつもりはございませんが
22:42いかにして双方の利益を実現するか
22:46先般のカナースキスサミットでも
22:4830分にわたりまして
22:51膝詰めで話を行いました
22:53これは最終的には
22:55大統領が判断するということになると思っておりますが
23:00私自身
23:02国益を背負って
23:03全身全霊で
23:05この交渉に臨んでまいりたいと
23:07考えているところでございます
23:09それは事務方閣僚同士
23:11そして首脳同士
23:12そこにおいて
23:13向こうもそうですが
23:16私どもは決して日本の国益を損ずることがない
23:19しかしながら
23:20お互いが利益になる
23:23いわゆるウィンウィンというものを実現するために
23:26今後とも努力をいたしてまいりたいと
23:28考えている次第でございます
23:30活動猶予期限の延長等々
23:35上乗せ分のですね
23:36このことについても
23:38いろんなお考えがあろうかと思いますが
23:40そのことにつきましても
23:42何が効果的か
23:44何が最も攻撃にするかということを考えながら
23:47全力で取り組んでまいりたいと思っております
23:51トランプ大統領に働きかけるということは
23:55それは当然のことでございます
23:57もちろん関税の問題もございますが
24:00この中東情勢
24:01安全保障の情勢もございます
24:04冒頭の会見で申し上げましたように
24:06ウクライナ中東アジア
24:09これはつながっているものでございますので
24:12その点はトランプ大統領も非常に
24:15強い思いを持っているところでございます
24:18関税につきましても
24:20安全保障につきましても
24:21精神性全力でトランプ大統領と交渉してまいりたい
24:25議論をしてまいりたい
24:26結論をしたいと考えている次第でございます
24:28それではここからは
24:31幹事社以外の方からご質問をお受けいたします
24:34ご質問を希望される方は挙手をお願いいたします
24:37藤井テレビ瀬島さん
24:40藤井テレビ瀬島です
24:46よろしくお願いします
24:47中東情勢について伺います
24:49イランによるホルムズ海峡封鎖に対する懸念が高まっています
24:53これまで完全に海峡が封鎖されたケースというのはありませんが
24:58今回航行の遮断や封鎖に踏み切る可能性を
25:02どのように認識していらっしゃいますでしょうか
25:04封鎖されれば
25:06日本や世界経済への深刻な影響がある恐れがありますが
25:10どのように対応していく方針でしょうか
25:13また外交上日本として独自に関係国に働きかけなどを
25:17行うお考えというのはありますでしょうか
25:19よろしくお願いします
25:20ホルムズ海峡の封鎖される可能性について
25:25今余談を持ってお答えはできません
25:28ただこれは中東に石油の8割を依存している我が国として
25:34我が国のエネルギー安定供給にとって
25:39重大な影響を及ぼすものでございますので
25:42引き続き最大の緊張感を持って
25:45注視をしてまいりたいと思っております
25:48事態が早期に鎮静化されるということが
25:51一番重要でございますが
25:53対話の道が再開されるということを
25:56我が国として強く要請をするということでございます
26:00併せまして当然のことでございますが
26:05海外の法人とこの方々の安全確保にも
26:09全力を尽くしてまいりたいというふうに考えております
26:13これはエネルギー化学またガソリン化学が典型でございますが
26:18それに強い影響を及ぼするものでございますので
26:22ウクライナ戦争前の175円という追上維持するために
26:27そのための対応策を講ずというのは
26:30冒頭会見で申し上げたとおりでございます
26:33私どもとしてあらゆる事態を想定しながら
26:36適切に対応すべく準備をしてまいりたいと
26:41考えておるところでございます
26:43今国会は少数与党での国会運営となって
26:59野党の協力が欠かせず
27:02総理の推し進めたい政策を実現する上で
27:05経済を感じる場面も多かったかと思います
27:07そうした中今後政権に協力する野党が出てきた場合に
27:11政権の安定のために連立の枠組みの拡大を
27:15検討するお考えはありますでしょうか
27:17それともいずれかのタイミングで衆議院を解散して
27:21あくまで事項での多数確保を目指すお考えでしょうか
27:24お願いします
27:25衆議院解散あるいは連立の拡大について
27:31余談を持ってお話をすることは
27:34差し控えたいと思っております
27:36あくまで一般論になって恐縮でございますが
27:40連立政権というのは一つ一つのテーマだけの連立というのは
27:46あり得ないことでございます
27:48私が野党自民党の政調会長をいたしておりました時に
27:52当時菅直人総理大臣でありましたが
27:55谷垣総裁に対しまして連立の働きかけがございました
28:00私その場面におりましたけれども
28:03それは一つだけのテーマ
28:05例えば東日本大震災だけに限った連立というのはあり得ないので
28:10それはあらゆる政策について合意できるということが必要であるというのは
28:16それはどの時点でもどの時代でも同じことだと考えているところでございます
28:21AP通信の山口と申します
28:38よろしくお願いいたします
28:39防衛費についてお尋ねいたします
28:43アメリカ国防総省は
28:47日本などアジアの同盟国に対しても
28:52NATOで今議論されているような
28:55GDP比5%水準に引き上げる必要があるというような認識を示しております
29:02日本は現在27年度中の2%達成を目指していますが
29:08混迷を深める安全保障環境の中
29:13防衛費増額を含め防衛力の強化について
29:19総理はどのようにお考えでしょうか
29:21またトランプ大統領から次々といろいろな要求が出てくる中
29:28これについてどのように対処していかれるかも教えてください
29:32よろしくお願いします
29:33これは今国会で何度も教えたことでございますが
29:38私は戦後全部知っているわけではございませんけれども
29:42私が知る限り最も厳しい安全保障環境にあるということ
29:48そしてヨーロッパ中東アジア
29:52これはみんな密接につながっているということでございます
29:56その中において防衛力を強化するということは
30:01それは独立国家として果たしていかねばならないことだと考えております
30:07これは一つ一つ陸であり海であり空であり
30:13あるいはサイバーであり宇宙であり人員であり
30:17必要なものをきちんと積み上げていくということが重要でありまして
30:22最初からGDPいくらありきということではございませんが
30:26必要なものを我が国の判断として積み上げていくということが重要だと思っております
30:33その際同盟国でありますアメリカとの調整を行うということは
30:38それは同盟国であります以上当然のことであり
30:42意思疎通というものは綿密に図っていかねばならないということだと考えておるところでございます
30:49金額割合では決してございませんが
30:51必要なものをきちんと積み上げていくということが重要であり
30:55そのためには納税者の方々国民の皆様方に
31:00今の安全保障環境がどうなっているかということを
31:04きちんとご説明をして納税者の方々のご理解
31:08国民の皆様方のご理解を得るために
31:11努力をしていくことが必要だと考えておる次第でございます
31:15先ほどの中東情勢の質問に関連しまして
31:29ホルムズ海峡が封鎖された場合
31:32これは集団的自衛権の行使の対象になるのか
31:36政府の見解をお伺いさせていただきたいと思います
31:39政府の考えにつきましては
31:42平和安全法制のときに議論があったとおりでございます
31:46その考えを変更するということはございません
31:49集団的自衛権というものは
31:52我が国にとって
31:55それが本当に我が国に対する攻撃であるというふうに
32:01見なされる
32:01そういうふうに見なされるような事態ということになるということ
32:07そのことが重要でありまして
32:09そのような考え方のもと
32:12集団的自衛権についての整理というものについては
32:15従来の姿勢を踏襲するということでございます
32:18新潟日報の海瀬と申します
32:29米政策についてお伺いいたします
32:32政府は備蓄米の放出をはじめとしまして
32:35米価の高等対策に力を注いでいらっしゃいます
32:38ただ産地ではですね
32:40こうした政策がやがては米価の行き過ぎた急落につながらないかと
32:45心配する声もございまして
32:47これもまた今日の悩み
32:50明日への不安となっているところです
32:52総理は今国会で何度か農家への所得保障に言及されましたが
32:57これは水田政策を見直す令和9年度以降のお話かと思います
33:03今後米価が下落局面に入った場合に
33:07生産者の所得をいかに確保していくのか
33:10直近の令和7年8年産を含めたお考えをお伺いいたします
33:15これは先ほど申し述べましたが
33:19消費者の方々に安心して安定した価格で
33:25米を購入していただけるということが重要であります
33:301年間で100%上がったということは
33:33どう見ても普通のことではございません
33:36備蓄米を放出をし随契約を行うということで
33:41大勢の方のご努力をいただいて
33:44直近で4000円を切ると3000円台になるということになった
33:49ということでございますが
33:51では生産者の方々はどうなるのか
33:55令和7年3枚8年3枚
33:58政策が大幅に転換するためには
34:01それなりの時間を要しますので
34:03その令和7年8年に向けても
34:06消費者の方々が安心して安定して
34:09買っていただけるということと
34:10生産者の方々の努力が報われ
34:14再生産が確保される
34:15この両方の実現を目指して
34:18努力をしてまいりたいと思っております
34:20所得保障についてお触れになりましたが
34:22それは国民の皆様方の
34:25税金というものを財源とするものでございますので
34:29それにふさわしいやり方でなければなりません
34:32それはコストを低減する
34:35付加価値を増やす
34:37輸出への努力を行っていただくということに対して
34:40国民の皆様方のご負担による保障というものは可能になるというふうに考えておるところでございます
34:47生産者の方々の不安というものがございます
34:52もし下がったらどうするんだということ
34:54それは所得保障というものを考えてまいりますが
34:58それが納税者のご負担に値するようなものであるように
35:03生産者の方々のご意見も十分に受けたまっていきながら
35:08努力した方々
35:10一生懸命農地を守っていただいている方々
35:12そういう方々の再生産が可能になるように
35:16本当に米生産者の方々のお気持ちに沿った
35:19そしてまた消費者の方々の安定的な消費に資するような
35:24そういうものの両立を目指してまいりたいと考えております
35:27続きまして
35:30過北新報の吉田さん
35:33すいません
35:39過北新報の吉田と申します
35:42防災庁について伺います
35:44仙台市や福島県いわき市をはじめ
35:47今全国各地で防災庁の地方拠点の設置の要望が相次いでおります
35:52早期に地方拠点の設置場所選定に向けた
35:56基準を示すべきというふうに考えますが
35:59いつごろ基準を示される予定でしょうか
36:02またどのような基準を設けるべきとお考えでしょうか
36:06さらに大規模災害を経験した地域に地方分局を置くことについて
36:11どのように考えるかも併せてお聞かせください
36:14これが基準であるということについて
36:18明確なものが今あるわけではございません
36:21しかしそこにおいて災害が起こったときに
36:27防災庁が機能不全になるということがあっては
36:31決してならないことでございますので
36:33災害があったときでも機能をし得る
36:36それの場所はどこなんだろうということ
36:39そしてまたいろいろな知見が蓄積をされているということ
36:43そして東北地方東日本大震災
36:47これの復興は今なお道半ばでございますので
36:52その機能の継続ということも
36:55併せて考えていかなければなりません
36:57今後の5年間は今までの5年間を
37:00さらに上回る規模でやっていきたいということは
37:02先般は申し上げたとおりでございますので
37:05そのことも念頭におきながら
37:07東日本大震災の復旧復興というものの
37:11さらなる加速を図るということも念頭において
37:15その場所あるいはその在り方というものについて
37:19検討してまいりたいと思っております
37:21今こういうような基準があるということではございませんが
37:24それは本当に機能というものが
37:26国家全体のために果たせるということ
37:28そして今なお道半ばである
37:30そういうのはいろんな事業に適切に対応できるということは
37:34必須だと考えているところでございます
37:36日本経済新聞の三木と申します
37:50中東情勢について追加でお伺いさせてください
37:53総理は昨日アメリカによるイラン攻撃を
37:57日本政府が支持するかについて
37:59政府内で議論するとおっしゃいました
38:01今回のアメリカの攻撃は国際法上の根拠の乏しさから
38:06法の支配の理念に反しているとの専門家の指摘も相次いでいます
38:10国際法の観点からこの攻撃が妥当だったとお考えでしょうか
38:14評価を伺います
38:16また中東情勢をはじめとする安全保障に関わる議論を
38:20参院選の論戦の中でどのように展開をして
38:23何を訴えていくお考えでしょうか
38:25国際法の観点からいろんな議論があるということを
38:33よく承知を出しております
38:34私自身いろんな観点から考えておるところでございますが
38:40我が国は直接の当事者ではございません
38:43また詳細な実関係というものを正確に把握できるという立場に
38:50今おりません
38:51したがいまして確定的な法的評価というものを
38:56現時点において我が国としてすることは困難だと思っておりますが
39:00国際法的にどういうような評価があり得るのかということについては
39:05常に常に検討していかねばならないと考えているところでございます
39:10今回のアメリカの対応は
39:13事態の早期鎮静化を求めつつ
39:16イランの核兵器保有を阻止するという決意を示したものだというふうに考えております
39:23それは我が国の周辺においても
39:26そういうような核開発というものを着実に進めておる
39:30あるいは運搬能力を確実に向上させているというような状態があることも
39:36それは国民の皆様方がご存知のところであります
39:40ですからヨーロッパ中東アジアこれがつながっているということを申し上げたのは
39:46そういう趣旨も含んでおるところでございます
39:48国民の皆様方にこの安全保障というものを訴える
39:53そして中東の問題を訴えるという場合に
39:56それをやはり石油の8割を依存しておるということを
40:01やはりきちんと認識をしなければいけない
40:04その地域の平和と安定があって
40:07我々は今の暮らしを享受することができる
40:11そこの平和と安定について
40:14私どもはいかなる役割を果たしているか
40:17利益を享受するというだけであってはならないのであって
40:21そこにおいて軍事的な負担ということについて
40:24言及するつもりはございませんが
40:26そこの平和と安定で
40:28我々は今の暮らしを享受しておるということ
40:31そして石油の8割を頼っておるということ
40:34そこにおいていかなる努力があって
40:37そこの平和と安定が実現されているか
40:40そして核保有の能力を持つという国が増えるということ
40:46そのことに対して
40:47どれだけ強い危機感を持つかということは
40:51国民の皆様に共有いただくべく
40:54精神整備努力をしてまいりたいと考えております
40:56それでは時間の都合もございますので
41:00残りあと2問とさせていただきます
41:02中国新聞の中川さん
41:06中国新聞の中川です
41:09政治改革についてお伺いします
41:12企業団体献金のあり方について
41:15与野党で3月末に結論を得るとしていましたが
41:18今国会では方向性がまとまりませんでした
41:20総理はいつまでにどのような内容で結論を得るべきとお考えでしょうか
41:25また当選無効の議員の再返納も実現できていません
41:29政治資金監視委員会の詳細設計もこれからです
41:32残された政治改革の課題は多いですが
41:35総理は今後どう議論をリードしていくお考えでしょうか
41:40例えば議論そのものを
41:42かつての選挙制度審議会のように
41:44外部指揮者に委ねるお考えはないでしょうか
41:46現在の現状の認識と合わせて伺います
41:49国会において
41:53今国会も本当に真摯な議論をいただいたというふうに考えております
42:00企業団体献金につきましては
42:03私どもは禁止よりも公開だと
42:06公開をして有権者の皆様方にご判断いただくというような
42:12そういうような状況を作り出していくために
42:14努力をしてきたものでございます
42:17さらにご理解いただけるように
42:19引き続き尽力をいたしたいと考えております
42:23やはり政治改革置き去りになったんじゃないかというような思いを
42:27国民の方がもたれることがないように
42:30我が党として引き続き努力をしてまいりたいと考えております
42:35当選無効となった国会議員の再編納の義務付けでありますが
42:40これは事故連立政権合意でも確認済みでございます
42:45あるいは政治資金監視委員会の設置のための立法措置
42:48引き続き結論を得るべく
42:51建設的で真摯な議論を続けてまいりたいと思っております
42:54これは古くて新しい議論なのですが
42:57その国会の在り方というもの
43:00政治の在り方というものを
43:02政治が判断していいのかというご議論が常にございます
43:06どうしても自分たち有利なように考えちゃうのではないかというような
43:11そういうような思いが国民の方々にあることは
43:13私40年前からよく承知をいたしているところでございます
43:17ですから国会議員が自分たちに
43:20政治家が自分たちに都合がいいように言うような
43:23そういうことがないように今ご指摘の点も含めまして
43:27もちろん立法府としての責任というものはきちんと認識をしながら
43:32幅広く国民の皆様にご理解いただけるように
43:35さらなる努力が必要だということはよく承知をいたしているところでございます
43:39最後の質問とさせていただきます
43:42新日本海新聞西山さん
43:46日本海新聞の西山です
43:51よろしくお願いします
43:51今回の参院選の豪空についてお伺いいたします
43:56今回の参院選で鳥取島根徳島高知の4県は
44:014度目となる豪空での通常選挙を迎えることになります
44:04投票率の著しい低下や無効投票率の上昇など
44:09豪空の弊害はかねて指摘されているところですけれども
44:12鳥取という豪空対象権が地元の石破総理として
44:174度目の豪空選挙を迎えることになったことへの受け止め
44:21そして豪空回収に向けた道筋を石破総理自身どう言われていらっしゃるのか
44:26考えをお聞かせください
44:28私どもとして鳥取島根がそうです
44:34高知徳島もそうです
44:37豪空の解消をしますということを選挙の時のお約束をしながら
44:43今回も未だに実現できていないということは
44:47いつにかかって私どもの責任でございます
44:49このことは深くお詫びをしなければならないと思っておりますが
44:54今度の参議院選挙におきましても豪空ということになります
44:59私自身どれだけ多くの有権者の方々に
45:06候補者の訴えというものが届くかということについて
45:10本当に努力をしてまいりましたが
45:12今度の選挙もそうしなければいけないと思っております
45:15今月各党各会派で構成されております
45:20参議院改革協議会
45:22それが報告書をまとめられましたが
45:25その中に現行の豪空の閉館については
45:29多くの会派において共通認識としてあり
45:32認識が共通認識としてあると
45:35豪空の不合理を解消すべきという意見が
45:38体制であったというふうに書かれておるところでございます
45:41各会派が本当にこれは不合理だよねということを
45:47認識しておるわけでございますから
45:49それは立法措置によって
45:51この豪空の解消というものができるか
45:55国民の皆様方のご負担というものを増やすことなく
46:00いかにして一票の価値の平等というものを実現をしていくか
46:06これは国民の権利に関わることだという認識のもとに
46:10これから先も努力をしていかなければなりません
46:13同時に鳥取島根にしても高知徳島にしてもそうですが
46:17人口減少圏でございます
46:20過疎地でございます
46:22それは鳥取島根高知徳島に限ったことではございません
46:25そういうところの声が届かないということは
46:29国全体にとってどうなのでしょうかと
46:32地域の利益とかそういう話ではなくて
46:35国全体にとってこの豪空というのはどういうことなのだと
46:39そういうような過疎地
46:41そういうところの声が反映されなくなる日本というのは
46:45どういうことなんですかということも
46:47きちんとお訴えしていかねばならないと思っております
46:50この早期解消に向けてさらに努力をいたしてまいります
46:54以上をもちまして会見を終了いたします
46:58現在挙手をいただいている者はおって
47:02書面でご質問を提出いただければと思います
47:06本日週に1問担当宛てにメールで送りいただければ
47:10後日書面で回答させていただきます
47:12ご協力ありがとうございました
47:14ありがとうございました
47:16ありがとうございました

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