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ショートトランスクリプション
00:00清和女子学院上流階級の女子教育において
00:05ならずものなき名門校である
00:08忍太鼓の兄弟が大丸豪造の計らいにより
00:12この学院に転入学することとなったその朝
00:16おはようございます
00:17いけない
00:23太鼓儀を忘れたわ
00:25私が
00:26忍さん
00:26悪いけど私の部屋に行って取ってきてくださるね
00:29はい
00:30お姉ちゃん
00:31私も
00:32助けて
00:34はい
00:35チズクは無性に自分が腹立たしかった
00:44自分は今まであんなはしたない
00:47意地悪な真似をする女ではなかった
00:49自分が蔑んできた下品な女を
00:53自ら演じてしまったのである
00:55こんなことを続けたら
00:58心の癒やしい女になってしまうのだ
01:01止めて
01:03今日は歩いていくわ
01:11あなたはあの二人を迎えに行ってちょうだい
01:14やっぱり
01:16お嬢さま
01:18ちづくお嬢さま
01:26チズクはお嬢さま
01:30チルちゃん待っててくれたのかい
01:34お嬢様
01:35私につきまとわないで
01:39兄弟だか何だか知らないけど
01:42私はあなた方とは一切関わりを持ちたくないの
01:46友達の目もあるし
01:48学校では私と同じ家に住んでるなんて誰にも言わないで
01:52いいこと
01:52わかりました
01:54先生にもあなた方との関係は伏せておいてくださるようにお願いしておく
02:00寛太さんおはよう
02:04おはよう
02:05僕が君たち送ったのは気にしあったのかな
02:10帰って悪いことしたな
02:12いいえありがとうございました
02:13さあ行こう
02:15今日から仲間入りすることになった
02:24松本忍君だ
02:25まあみんなの名前を一変には覚えてくだ
02:30ないだろうからいいんだけどまずクラス委員長の大丸千鶴子くん 大丸君はアーチェリー部とフェンシング部のリーダーでもある
02:40松本君が何かわからないことがあったら君から教えてあげなさいはい はじめましてどうぞよろしく
02:48よろしくお願い致します 次に副委員長の小谷直子くんはい
03:00ん
03:06貧しい暮らしの中で育った忍にとって優雅な学園の雰囲気は見たこともない 別世界であった
03:16ねえ忍さんてなんかうちの学校になじまないんじゃない そうねなんかおどおどしちゃってさきっと丸火の方じゃない
03:31先生方が話してるのを聞いたんだけどねしのぶさん卒業後は就職を示してるんです ってやっぱり
03:38ここの生徒はみんな大学志望でしょ なぜしのぶさんのような人が紛れ込んできたのかしら
03:44ねえ静子さんはどう思って 気が散るわ静かにしてもらえない
03:50なにえ旦那様はルース? 嘘つけさっき車で帰ってきたじゃねえか
03:56会社に押しかけたら押しかけたてもんぜんまれくらせやがって 人をこけにすんのもいかいにしろ
04:01もう一度取り付け 松本龍作が大事な用語あってきたってな
04:05主人は多忙な体です 紹介所一つお持ちでない
04:10身も知らぬ方にお会いすりともはございません ああそうかいそうかい
04:14どうしても大丸に合わせねえってんだろしのぶと太鼓に合わせろ
04:17あいつらが子で厄介になってることはちゃんと白目がついてんだい
04:20しのぶさんたちに?
04:22俺はあいつらの父親だ あんたらがお財産でも娘に合わせねえって気にはねえだろうか
04:27え?そうだろうか よう聞いてんのかよ
04:32早く合わせろこら
04:39え?ちょっと待って
04:45このクッパーね
04:47どうも
04:58じゃあまた明日ね うん
05:00ちゃお
05:04ちゃお
05:07クラスの人ってうまくいってるみたいだね うん
05:09みんな私よりは苦労してないけど 中には面白い子もいるのよ
05:13そう
05:14あ、あのねお姉ちゃん 今の子よう怒ってんだけど
05:17私誕生パーティーに相談されちゃった
05:20男の子もいっぱい来てダンスするんだって
05:23まだ先の話だけどね
05:29ちょっと それでタイちゃん何着ていくの?
05:32あ、ショック 私ろくな服ないんだ
05:36行ったって恥かくだけよ
05:38それにダンスだってディスコじゃないわよ
05:40この学園に来るお嬢さんの家ならきっと茶工ダンスよ
05:43どうしよう
05:45私絶対行くって約束しちゃったの
05:47ねえどうしようお姉ちゃん
05:49どうしようだって
05:51困ったなあ
05:53チズコお嬢様に貸してくださるのお願いしてみようかしら
05:57やめてよ
05:58私あの人大気嫌い
06:00あの人にドレスを借りるくらいだったら
06:02裸でパーティーに出たほうがましよ
06:05タイちゃん待って
06:07今日ねお嬢様のお友達が遊びに来るんですって
06:11それでお嬢様に言われたんだけど
06:14タイちゃん何ぼーっとしてんの?
06:17パーティーに何着ていこうかってまた考えてたんでしょ
06:19ごめん
06:21あのねお嬢様こうおっしゃったの
06:24チズコさんたちが見えたら
06:26あなたたちは奥から出てこないでね
06:28あなたたちはこの家にはいないことになってるんですから
06:31いいわね
06:32だからタイちゃんも絶対顔だしちゃだめよ
06:34はいはい分かってるって
06:39よう忍に太鼓だな
06:42お父さんお父さんですね
06:4516年ぶりの対面であり
06:52忍には写真でのみ顔を知る父であった
06:56懐かしさこそなかったものの
06:58父は父である
07:00忍の胸に複雑な考えが渦巻いていた
07:04何が父親よ
07:06あんたに家を飛び出されて
07:08お母さんは苦労して
07:10お母さんはね
07:12お母さんは死んだのよ
07:14ああ
07:16知ってるよ
07:18俺は悪い天使だった
07:20あいつには本当にすまないことした
07:22あいつの墓に手をついてまびて
07:24娘たちをよくぞここまで育ってあげてくれたってな
07:28だけどよ
07:29墓参りしようにもマナゼルまでの前写真がねんだ
07:32少し貸してもらえねえかな
07:35いいわ
07:38嘘じゃねえって
07:40俺見てくれ
07:41こじげんまで気がしてまってよ
07:43用意大学さんって本当に金がねえんだ
07:45なあ
07:46頼むよ
07:47ああ
07:48頼むって
07:55いやあすまないな
08:00お母さんのお墓にお参りしたら
08:01これでお花を買って備えてあげて
08:03よし
08:04待った
08:05お前らの分も先行食べてくれ
08:06なあ
08:07ああ
08:09ああ
08:10お前たち学校に行かせてもらってるんだってな
08:12しのぶは何年何組だ
08:153年3組です
08:17ああ
08:18しっかり勉強しろよ
08:20じゃあ
08:25何であんなこと聞いたんだろう
08:27お父さんも心の底では私たちのことを気にかけてくれてるのよ
08:31そうよ
08:33きっとそうよ
08:393年3組
08:41うーん
08:42よし
08:43さんさんのぞろめ
08:45大穴狙いだ
08:46大穴狙いだ
08:51お父さんもお帰りだわ
08:52あ
08:53お向かいお願い
08:54はい
08:56あ
08:57母ちゃん
09:00ダメじゃないわ捨てたの顔出しちゃいけないってこと
09:03いけい
09:04どうぞ
09:05お邪魔します
09:06あら
09:08あなたしのぶさんじゃない
09:11どうしてここにいるの
09:13千鶴子さんこれどういうこと
09:15訳を教えてくださる
09:25立場がなかったわ
09:27私
09:28顔から火が出そうだった
09:29申し訳ありません
09:31私がいけないです
09:32もっとよく言い聞かせておけば
09:34あなたとち兄弟だってこともみんなに話さないわけにはいかなかったし
09:38私は学校中で笑い者になるわ
09:41どうしてくれるのよ
09:45春の嵐のその夜中
09:51二人の緑後生まれたら
09:54同じ海辺のその里に
09:57一人は広き別荘に
09:59一人は狭き静谷に
10:02一人は
10:32泣いてる
10:34一人は
10:37一人は
10:39一人
10:41三人
10:42一人
10:44一人
10:46三人
10:49二人
10:52三人
10:54二人
10:57二人
10:58二人
10:59二人
11:01一人
11:02ご視聴ありがとうございました
11:32ご視聴ありがとうございました
12:02ご視聴ありがとうございました
12:32ご視聴ありがとうございました
13:02そりゃ無理だ
13:03この間から見張ってたんだが
13:05あのお嬢のそばには
13:07大抵誰かが嫌がりしよう
13:10こいつを使いや
13:14会うのは簡単さ
13:15それを使ってどうするんだ
13:32ゆうこさん
13:32みちよ
13:34お店の階層が住んで
13:36クラブの会見パーティーをすることになったの
13:38ああ
13:39来週だろ
13:40招待状ならもらってるぜ
13:42どうして返事もよこさないの
13:43俺が好きだったのはライブの日の国だ
13:46あそこには若者の魂の叫びがあふれてた
13:50おじんの欲求不満の吹き溜りになっちゃうは店には
13:55空を助けにはならねえ
13:59あんた責めてるんじゃねえ
14:05悪いのはあんたにくっついてる役だ
14:08どんな純粋な人も
14:12泥水すすらには生きていけねえ
14:15悲しい世の中だよな
14:17うまくやれよ
14:22くたばるなよ
14:24ありがとうみちよ
14:27その夜
14:29豪造は忍たち二人を初めて
14:32夕食の席に招いた
14:34我が小屋も知らぬ忍に
14:36さりげなく慰めを与えてやりたくなったのである
14:40さあさあほら
14:42遠慮なく食べなさい
14:43はいすいません
14:44豪造の心は揺れていた
14:52果たして我が子なのか
14:54それともとんでもない食わせ者なのか
14:57お興味悪いわよ
15:03え
15:03あれ
15:06どこ行っちゃったのかしら
15:08やだ
15:12あった
15:15ごちそうさま
15:19まだお食事の途中じゃないの
15:23こういう人たちと一緒では
15:24食欲もなくなります
15:25千鶴子さん
15:27千鶴子さん
15:29まさと
15:35千鶴子を呼んできなさい
15:37お父さんが忍さんたちに優しくするから焼いてるんですよ
15:41忍さんたちはついこの間お母さんを亡くされた気の毒の身の上だ
15:46優しくしてあげるのは当然じゃない
15:49いえ千鶴子はいい子ですがそれでも女です
15:53女性は嫉妬深いものです
15:55僕でさえお父さんの忍さんたちへの接し方がなんだか普通じゃないような気がしますからね
16:00まるで自分の娘のように優しくなさるんだ
16:04馬鹿は言いなさい
16:06私のすることが迷惑かね
16:10迷惑だなんて
16:11でもお嬢様の気持ちを傷つけたくありません
16:15お食事に呼んでいただくのも今日限りにしていただきたいんですけど
16:19そう
16:21君はそう言うならそうしよう
16:26翌日豪蔵は多忙な会議の合間に千鶴子を柴増上寺に誘った
16:45この時豪蔵はまだ千鶴子を血のつながった娘であると信じようとしていた
16:52境内の一宮にある子育て地蔵村の日
16:561200体に及ぶこの地蔵村は
17:00我が子よ健やかに育てとの祈りを込めて
17:03信者が寄陣したものである
17:05お父様
17:15なぜ私をこんなところに
17:17お母さんの願いを伝えたくてね
17:20お母様の
17:21お前はここへ来るのは初めてだと思うかもしれんが
17:27そうではないんだ
17:28実は18年前にもここへ来たことがある
17:32あれはお母さんが亡くなって間もなくだったが
17:36男で一つでお前を育てていけるだろうか
17:42心細くて私は観音様にすがらずにはいられなかった
17:47頼みます
17:49どうかこの子を健やかに大きくと
17:52私には観音様のお顔が
17:56お母さんの顔に見えたよ
17:58お前は無事に成長してくれた
18:02私は観音様になったお母さんの魂が
18:07お前を守ってくれたんだと思って
18:09お母さんはよく言ってたよ
18:13もし女の子が生まれたら
18:15誰にでも思いやりのある
18:18優しい娘になってほしいと
18:21それがお母さんの願いだったんだな
18:24そう
18:26お父様は私が忍さんに思いやりがないとおっしゃりたいんだね
18:31残念ながらな
18:33お前の気にさわるなら今後忍さんを
18:38お手伝いさん以上に
18:41扱うのはやめると約束しよう
18:43だからお前も
18:45忍さんにもっと
18:47至りを持ってあげなさい
18:49考えてもほら
18:52忍さんが来たことでお前が失ったものが
18:55何か一つでもあったから
18:57お前は日本でも最上流の家庭の娘だ
19:03人の手本にならなければならない身だ
19:07そのお前が
19:09心を広く持てないのは
19:11もしお母さんがどこかで見ていたら
19:14果たして喜んだだろうか
19:16お母様
19:25お父様のおっしゃる通りだ
19:40忍さんが来たからといって
19:42お父様が私をないがしろにしたことは一度もない
19:46私が失ったものは何一つない
19:50どうして今までそれに気がつかなかったのだろう
19:54忍さんたちは哀れな身の上なのだ
19:58なのにつまらない焼きもちを焼くなんて
20:01お母様
20:13私はお母様が見てらっしゃっても恥ずかしくない娘になります
20:19毎日欠かさずに気をつけることで
20:23もっと厳しく自分を見つめ直していきます
20:25ねえあなた本当に千鶴子さんとき兄弟なの
20:38そう聞いてます
20:39納得できないわ
20:41たったそれだけの縁で大丸家があなたを拭き取るなんて
20:45あなた実は大丸報道士が昔どこかの女に生ませた託し子じゃないの
20:50失礼します
20:52どうでしょう
20:56あなたの今の発言は父を侮辱したのも同然よ
21:01取り消しなさい
21:02取り消さなければ親友のあなたとでも絶好よ
21:08取り消すわごめんなさい
21:10しのぶさんの身の親をかぎ回るのもいい加減になさい
21:14しのぶさん
21:18今日から一緒に帰りましょ
21:20お嬢様
21:22お嬢様はおかしいわ
21:24学校では千鶴子さんでよくせよ
21:27ああ
21:28しのぶさんは真鶴から出てきたばかりで
21:31まだ町をよく知らないでしょ
21:33案内してあげるわ
21:34はいお願いします
21:35行きましょ
21:36驚き
21:38どうしたったのかしら
21:39ねえ何か裏があるんじゃない
21:50そんなこと言うもんじゃないわ
21:51ねえあそこのパーラーで冷たいものでも飲みましょ
21:57はい
21:58ああそれは高校に入学したとき記念にとったの
22:10美しかった
22:13姿が美しい人は心も美しいに違いない
22:17しのぶはそう思った
22:20やあ大丸様のお嬢様
22:24ねえもう二年も飾りっぱなしよ
22:26いい加減外してもらえない
22:28それがお嬢様以上にお気に入りな方がなかなかおりません
22:31私は見たものじゃないんだけど
22:34ねえ行きましょ
22:35はい
22:36ドレス
22:40ドレスがどうかして
22:42しのぶたちが晴れに一つ持っていないことを知った千鶴子は
22:47直ちに一流の洋裁店を呼び寄せた
22:50しのぶたんはこれ
22:52太鼓さんにはこれがかわいいんじゃない
22:54はい
22:55でもいいんでしょうか
22:57太鼓さんのパーティーにはまだ間があるけど
22:59私が早く見たいの
23:01いつできるかしら
23:03ああ
23:03徹夜で頑張りましても
23:054日はいただきたいんですが
23:07お金はいくらかかってもかまわないわ
23:08いつできて
23:09そして翌日
23:11お姉ちゃん
23:18私パーティーに出れる
23:19よかったね
23:20本当にありがとうございます
23:23ありがとうございます
23:23俺はもういいわよ
23:26お嬢様
23:26いつでもお取りできますが
23:28じゃあしのぶさんからね
23:29そこに座って
23:30はい
23:37私の妹のような子だから
23:40きれいに取ってあげてね
23:42はい
23:42お父様
23:48私お小遣い使いすぎたかしら
23:50いやいや
23:52たまにはいいさ
23:53わかってくれたんだね
23:57では参りますよ
23:59ここをご覧ください
24:01はい参りますよ
24:04しのぶさん
24:05チーズ
24:05はーい
24:07あ、おはよう
24:20あ、おはようございます
24:22ずいぶん早いんだね
24:24癖なんです
24:25千分配達してた頃の
24:27おー
24:29勉強しながらは仕事じゃ大変だね
24:32あ、これは勉強の本じゃありません
24:35ダンス?
24:39いえ
24:39ドレスは作っていただいたんですけど
24:41妹はダンスを知らないもので
24:43友達のパーティーどうしようかって言ってるんです
24:45それでこれをお嬢様にお借りして
24:48私が終わらせでも覚えて教えてやろうかと思ったんですけど
24:51本だけじゃ難しくて
24:52あんなもんなのアレだよ
24:54私が教えてあげる
24:56旦那様が?
24:57そう
24:57君が先に覚えて
24:59太鼓さんに教えてあげればいい
25:01さあ、手を貸してほら?
25:04じゃあ右回りでやってみよう
25:05はい
25:07ワン、ツー、スピーター
25:09ワン、ツー、スピーターマ they are
25:11おねじのワン、ツー、スピーターフ이트ル
25:16ワン、ツー、スピーターファー
25:18そうそう攻打する
25:19はい、ワン、ツー、スピーターファー
25:25なかなか筋がよいぞ
25:26うん
25:27ワン、ツー、スピーターファー
25:29そう、足も لل
25:30あさと
25:33しのぶさん
25:34マークをちょっと散歩に連れてってください
25:37お父さん
25:46僕でよかった
25:49今見てたのが千鶴子だったらお父さん
25:52どうしました
25:53どうもしやせんさ
25:54千鶴子だって私の気持ちは分かってくれているはずだ
25:58それにこの頃はしのぶさんにも優しくしてくれてるしな
26:04それはお父さんがしのぶさんをただのお手伝いさんとして扱っているからです
26:08お父さんの愛情を独占したいという千鶴子の気持ちには変わりないはずです
26:12もしお父さんが今みたいに優しくしているところを見たら
26:16千鶴子はまたしのぶさんに冷たく当たるのではないでしょうか
26:20しかしたかがダンスを教えるくらいどうということもないと思うが
26:23でしたら千鶴子の目に絶対に触れないようにお願いします
26:27そうでないとしのぶさんが傷つきます
26:31わかったか
26:34そうしよう
26:57ご視聴ありがとうございました
27:01ご視聴ありがとうございました
27:05ご視聴ありがとうございました
27:35ご視聴ありがとうございました
28:05ご視聴ありがとうございました
28:35いつか会ったな
28:37俺は渡り鳥連合会長田辺道夫だ
28:40こいつで神経を魚でして呼び出したかったのはあんたじゃね
28:45静子だ
28:46お嬢様のお嬢様のピュアナの稽古の邪魔をしないでください
28:54お願いします
28:55お願いします
28:56お前引っ込んだろよ
28:58俺は大丸家を滅ぼす
29:08あんたも巻き添えを食いたくなかったら
29:11こんなとこはさっさと出てった方がいいぜ
29:13また来るって千鶴子に伝えとけ
29:17ご視聴ありがとうございました
29:26ご視聴ありがとうございました
29:30忍さんダメじゃないか
29:37一人で飛び出すなんて無茶をしては
29:39すいませんご心配かけて
29:40怪我をしたんじゃないのかね
29:45いえ大丈夫です
29:46あこれは怪我じゃありません
29:51ちっちゃい時やけどした後だって母が言ってました
29:54やけど
29:54豪像は静子が言い残した18年前の話を思い起こした
30:01いらしいとなんだこの馬が
30:03その子こそ豪像の真の娘である
30:13静子はそう言い残したのである
30:16その話が事実だとすれば
30:19目の前の忍こそ紛れもなく我が娘ではないか
30:23豪像の胸は切なく高鳴った
30:27それでお母さんはどうして火傷をしたんだと言ってた
30:33さあそこまではどうしてそんなことを聞きになるんですか
30:38いや
30:39お父さん
30:41トランペット吹いてたのは誰だった
30:46さあすぐ逃げたので分かりませんでした
30:48ほんのいたずらだと思いますけど
30:50そうどうもありがとう
30:51千鶴子に不安を与えてはならない
30:58忍はまた来ると言った道をの言葉を伝える気にはなれなかった
31:03いらっしゃいませ
31:08いらっしゃいませ
31:10どうぞ
31:11じゃあお願いね
31:13いらっしゃいませ
31:16おお
31:18出て行けという
31:20高級クラブなんでねここは
31:23貧乏牧師が来るような店じゃねんだ
31:25あんた
31:26先生私が呼んだのよ
31:28出て行かないと津波です神よ
31:31このあわれなヤクザ野郎の暴言を許したまえ
31:35なに
31:37エス様は右の方を打たれたら左の方も出せと押せられたが
31:42私は人間ができていないから喧嘩は大好きだ
31:46しかし
31:49開店早々のこの店で3位を起こしたら
31:52客が寄りすらなく何度ではないのかね
32:02すいません
32:03いやいや
32:04ああ
32:05若山
32:06ああ大丸
32:07教会に電話したらここだと言うんでな
32:10実は降り入って聞いてもらいたいことがあるんだ
32:14うん
32:15それじゃあ優子さん
32:16これで失礼する
32:17またいらしてください
32:19大丸公造様ですね
32:22辻優子と申します
32:25はい
32:26よろしく
32:29大丸公造ってやこの大丸大罰
32:33ええ
32:34若山先生は大丸様と古いお友達なの
32:39なに
32:40忍さんがお前の子供だというのか
32:44やけどの後ぐらいでは
32:46確証にならんと思うかもしれんが
32:49もう一つ思い当たることがあるんだ
32:53俺は近頃
32:54まるで千鶴子の目を盗むようにして
32:58わずかな暇に
33:00あの子にワルツを教えているんだが
33:10その時俺はいつも思い出す
33:12妻の慶子とよく踊った日々のことを
33:16Billy
33:24hen
33:27yeah
33:30しのぶの踊り方
33:37踊り方、棚心から伝わってくる感触が、ケイコと全く同じなんだ。
33:44気のせいだ、俺はそう思い込もうとした。
33:48だが、あの子への愛しさが日に日に募る。
33:53俺は今、あの子をお手伝いさん以上には扱っていない。
33:58だが、骨身を押しまず働いている姿を見るたびに、そのか細い肩を抱きしめて、一言だけ言ってやりたくなる。
34:12苦労をかけたね。私がお父さんかも。
34:18いや、たぶんお父さんなんだよ。
34:23だがそれがどうしても言えるのだ。
34:25血の繋がりはどうであろうと、千鶴子だって、18年、鉄塩にかけて育てた愛しい娘が、絶対に傷つけたくない。
34:41こんな俺の苦しみを、わかってもらえるだろうか。
34:47若山、俺はどうしたらいいんだ。
34:51あの子を引き取ったのが間違いだったんだろうか。
34:53俺がお前の立場でも、同じことをしただろうと思う。
35:00しかしそれでも、罪は生まれる。
35:05罪、罪は悪意によって生まれるだけではない。
35:10良かれと善意を尽くしても、それが他人に悲しみや苦しみをもたらす場合がある。
35:15それが所詮は、神にはなれぬ人間の宿命だ。
35:21人間にできることは、最後に祈るだけだ。
35:24私は、お前と、お前の家族の心の平安のために、
35:34マリアさんに祈ろうと思う。
35:37一緒にどうだ?
35:37いや、俺は、やそではないからな。
35:43そうか。
35:44聖霊道見てるマリア。
36:02おんみは神とともにましです。
36:05おんみはおみなのうちにて祝せられ。
36:08ミハの御子イエズスキリストを祝せられた。
36:12天使の御子が、聖霊道に。
36:15我々のために、今も命を持てず。
36:18この時ゴーゾーは宗教の違いを超え
36:32マリアもカンゼオンも母の愛の象徴と思えた
36:37何者をも安らかに包み込む母の愛を
36:42シノブもチズコも守れ
36:44ゴーゾーは心で祈っていた
36:47ご視聴ありがとうございました
37:17はい
37:18マークどうしたのこんなところで
37:35何やってるのチズちゃん花積みに行こうよ
37:47花?兄さんは花なんかに興味ないでしょ
37:49いや向こうの花があんまり綺麗なもんだから家中に飾ったらいいと思うんだよ
37:53いこいこ
37:55お父さんは青花
38:11よーあんたの部屋から拝借したぜ
38:19いつかの泥棒ね
38:20今日こそ大丸豪造に会おうと思いやってきたんだ
38:27てっきりこの部屋に嫌がると思ったのにどこにもいれんし
38:30何かもらおったって金持ちってのは玄南を手元に置いてねえしな
38:34まったくもう
38:36何をする
38:42お前父親を殺しちゃう
38:44父親?
38:45いや俺は本当にお前の
38:49おだまり
38:52お父様は
39:11お父様
39:13お父様
39:15お嬢様
39:31静子
39:41実は今しのぶさんにちょっとダンスを教えて
39:45ダンスを教えたって構わないわ
39:47でも
39:48なんで私の目を避けてなさるの
39:51お父様
39:56私に何か隠し事をしてらっしゃる
39:58それは何なの
40:00答えていただけないのね
40:05私の目を避けて
40:35私の目を避けて
41:05お写真でした
41:09いつどや外せと言われたもんですから
41:13お気にさありましたな
41:16お嬢様のお写真に
41:18いいえ結構よ
41:19今日限り出入りはさっさめます
41:21お嬢様
41:23その日の夕方
41:33千鶴子は帰宅したが家族には一言も口を聞かず
41:37実質に引きこもった
41:38これくらいのことで
41:41しのぶさんに嫉妬してはならない
41:43嫉妬は最も非生産的な常年だ
41:47私は大丸家の霊嬢なのだ
41:51もっと誇り高く
41:53思いやりを持たねば
41:55ご視聴ありがとうございました
42:25お母様
42:31お母様が願われた
42:35優しい娘には
42:39誰は
42:41申し訳ありません
42:56私が無理にダンスを教えていただいたばかりに
43:00いや
43:00私の責任だよ
43:03私は千鶴子を
43:06隠し事だけはするなと言って育ててきた
43:09その私が隠し事を
43:14千鶴子に
43:15詫びなければなるまい
43:18すいません
43:23妹はこの騒ぎを知らないもので
43:26これからパーティーに出かける支度をするんだと言って
43:28はしゃいでるんです
43:29すみません
43:34すみません
43:36すみません
43:37さあちゃんどうしたの
43:50ドレスが
43:51ドレスがないの
43:52ここに吊るしとれたのに
43:55お姉ちゃんのもないの
43:57どうしよう
43:58泥棒が入るわけないしな
44:01パーティー行けないよ
44:05夢を寝れないくらい楽しみだったよね
44:09なんちゃん泣かないで
44:12なんちゃん
44:13すみちゃん
44:16私が
44:20私が持ち出しました
44:22君もドレスが欲しかったのか
44:27お嬢様が先ほど
44:31持ってきなさいっておっしゃるもんで
44:33千鶴子は
44:35ドレスを渡したら
44:37お嬢様は
44:38それを持って
44:40裏口へ出て行かれば
44:57ご視聴ありがとうございました
45:27ご視聴ありがとうございました
45:57ご視聴ありがとうございました
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