- 2025/5/11
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ニューストランスクリプション
00:00東京渋谷、複合ビルのワンフロアで32人が暮らすある社会実験が行われています
00:08血縁に縛られずに子育てや生活を支え合う新たな家族の模索です
00:30実験してみよう
00:30一方こちらは去年住宅街の空き家が突然駄菓子屋に
00:38この駄菓子屋を生み出したのは地域の子どもたちの声です
00:46昔の昭和の時代は駄菓子屋で人が集まる令和の時代でもちょっとそれがやってみたいな
00:53ハイバスを利用した秘密基地のようなスペースや
01:00子どもが自由に過ごせる一万坪の村
01:05今家庭でも学校でもない子どもたちの居場所づくりが全国各地で広がっています
01:14子どもや若者が生きづらさも抱えている
01:18第三の居場所を作っていくということが求められている
01:23令和の時代に昭和の長屋が求められている
01:27今日は第三の居場所について考えます
01:31家や学校以外に安心できる居場所が欲しい
01:43つまり第三の居場所が欲しい
01:46そう考えている子どもや若者が全国で7割に上ることが
01:51先月発足した子ども家庭庁の調査で分かりました
01:55こうした居場所をどう作るのか
01:58今国を挙げた取り組みが始まっています
02:00こうした中子どもたちの声をきっかけに生まれた第三の居場所があるんです
02:06どんな場所なんでしょうか
02:08東京八王子市の住宅街の一角に
02:15たくさんの子どもたちが詰めかける駄菓子屋がありました
02:19手にしているのは今時の子どもにとっては珍しい駄菓子屋
02:26おまけ付きの9時
02:28下校する子どもに合わせ午後2時に開店
02:43遅い日は夜7時まで営業しています
02:48一見ごく普通の駄菓子屋ですが
03:18なぜ子どもたちの心を引きつけるのか
03:21店の許可を得て日常を定点観測させてもらうことにしました
03:28午後2時開店
03:33学校が終わって子どもや親子連れがやってきます
03:48中にはお菓子に目もくれず奥へ向かう子どもたちも
03:57店の奥には自由に過ごせるスペースもあります
04:04早速宿題に取り掛かりました
04:15夕方4時半
04:23大勢の子どもたちが
04:26始まったのはカードゲーム大会
04:31学年や学校を超えた居場所になっていました
04:35ここでは一人でも自分の好きな時間を過ごすことができます
04:47店を運営するボランティアの大人がサポートします
04:52訪れるのは一日平均30人
05:05毎日通う子どももいます
05:07実はこの駄菓子屋は子どもの声をもとに作られました
05:22八王子市では20年前から子どもが主役の議会を開き
05:30子どもの意見を政策に反映する取り組みを続けてきました
05:35そうした中2年前
05:40子どもたち自身から居場所を求める声が多く上がったのです
05:46本屋がある町とか自習ができる町とか
05:51子どもたちの居場所を求める声というのは
05:55比較的多くあったなというのを感じているところではあります
06:00子どもたちが何気なく過ごせる居場所は急速に減っています
06:06例えば駄菓子屋の場合
06:091972年には13万6千件ありましたが
06:14この50年で20分の1まで減りました
06:20駄菓子屋を通して子どもみんなが交流できるような空間というのが
06:27すごく味方いと思いました
06:29地域の人と話せることがあまりないじゃないですか
06:33こういう話せるフリーダムな場所があるといいと思っています
06:40この駄菓子屋で子どもたちが大きく変わったという人がいました
06:55近所に住む山下陽子さん
07:002人の子どもを育てるシングルマザーです
07:03コロナ禍で親子で家に引きこもるようになり
07:11子どもたちの気持ちも不安定になりました
07:14娘に関しては一緒に心が荒れちゃうんで
07:19なんかぐずるとかそういうことがすごく多かったです
07:23パッと見たら虐待してるんじゃないかっていう
07:27雰囲気が私の身内からも言われるんですけど
07:32今山下さんの子どもたちは毎日のようにこの駄菓子屋に通っています
07:43ここでは集まって遊んだり
08:00楽しいし
08:03全部楽しい
08:04本当に暗い感じでした
08:10本当にこんな感じじゃなかった
08:11今日楽しく過ごせるんだろうなって
08:15このまま大きくなっていけばいいなとか
08:18そういうことを覚えながらちょっと眺めちゃう
08:22心の支えですね
08:25めちゃめちゃそんなにでかいですね
08:27あかん
08:29子どもが家でも学校でもない居場所を求める背景には何があるのか
08:41立命館大学の小田谷さとし教授です
08:45小田谷さんが注目するのはこちらのデータ
08:5410代20代の悩み事の相談相手の国際比較です
08:59親以外の相談相手として選ばれたのは
09:03日本では近所や学校の友達が特に多く
09:07誰にも相談しないという回答も際立っています
09:11これだけその学校とか近所っていうものが
09:19友達自作に影響を与えているっていうのは
09:21友達確認できるかなじゃないですけれども
09:24学級でうまくやるということが非常に強く求められる
09:33その中で人間関係を作っていかないと
09:38生きる場所がないっていうような構造が
09:43強く現れている
09:46さらにこうした傾向は
09:50学校を卒業した後の職場にまで現れています
09:54仕事をする上で大切なものを比較した調査です
10:01他の国では高い賃金や充実した福利構成など
10:07待遇面を重視する一方
10:09日本では良質な職場の人間関係が
10:13最も高くなっているのです
10:16これまで日本社会において
10:22学校であるとか企業であるとかっていうような
10:28場所が強く
10:29私たちを丸が返してきた
10:35一旦外れた子たちはなかなかそこに戻れない
10:38っていうような感覚っていうのが残されていると
10:42社会にどこにもいないというか
10:46そういう存在の人たちが増えてきた
10:50今夜は国の審議会で
10:54子どもの居場所深いの委員も務めていらっしゃいます
10:57青山てっぺんさんをお招きしています
10:59よろしくお願いいたします
10:59お願いいたします
11:00まさに子ども家庭庁でも
11:02子ども若者の居場所づくりっていうのが
11:04重要項目として挙げられているそうですけれど
11:07今彼ら彼女たちの居場所に
11:09何が起きているっていう風に見ていらっしゃいますか
11:11先ほど駄菓子屋の映像もありましたけれども
11:14ああいう地域のつながりがなくなる中で
11:17今データもありましたが
11:18家庭や家族に期待される役割というものが
11:21家庭や家族が学校ですね
11:22に期待される役割というものが
11:24どんどん増えていったというような状況があります
11:26これ子どもの側から見ると
11:28人間関係も居場所も
11:30この2つにしかないというような子どもが
11:33たくさんいるという状況になるわけですね
11:35あるいは大人も家族親とか家族と
11:39学校の先生以外の大人と
11:40普段会わないという人も多いかもしれません
11:42そこで何かうまくいかないことが起きてしまうと
11:45途端に行き場を失ってしまったり
11:47また今のいわゆるいろんな生きづらさにも
11:49つながっているという風に言えると思うんですよね
11:51例えばいわゆる東横キッズなどの
11:54ああいった現象もですね
11:55こういった居場所のなさを反映している
11:57ということも言えるんじゃないかという風に思うんです
11:59なのでやはり社会全体の中でですね
12:01子どもや若者のその余暇ですとか
12:03放課後をどう整えていくか
12:05そんなことが課題になっているかなという風に
12:07言えると思います
12:08その1つがまさに流し屋という風に
12:10言えるわけですけれど
12:11子どもたちが実際にどんな居場所を求めているのか
12:141つ子ども家庭庁のデータを
12:17ご覧いただきたいんですけれども
12:18まず居場所がないと回答した子どもで
12:22じゃあどういった場所だったら利用したいかというのを聞きました
12:25いずれの年代を見てもですね
12:28大きく2つに特徴が分けられました
12:30自分の意見や希望を受け入れてもらえるですとか
12:35悩み事の相談に乗ってもらったり
12:37一緒に遊んでくれる大人がいるという風に
12:40答えた子どもたちよりもですね
12:42一人で過ごせたり何もせずのんびりできる
12:45好きなことをして自由に過ごせると答えた子たちの方が多かった
12:49ここから読み取れることってどうでしょうか
12:52そうですね
12:52居場所といってもですね
12:54大人が場所だけ用意してあげれば
12:56居場所に自動的になるというものではないわけですよね
12:59やっぱりそこが子どもたちにとって
13:01安心できたいですとか
13:02伸び伸びできたいですとか
13:03ここにいたいなと思えるっていう
13:05そういったものとセットで初めて居場所っていう風になると思うんです
13:09そういう意味ではいわゆる居場所づくりっていった時に
13:12大人たちはですね
13:14ついついその成長ですとか
13:15変化ですとか
13:16すごく教育的な期待をいっぱい込めてしまうようなことも
13:20よくあることなんですよね
13:22何かしてあげたいというようなね
13:24そうですね
13:24はい
13:25でもまずは一人でも過ごせるとか
13:27何もしなくてもいいよっていうことも含めてですね
13:30子どもたちにとって安心できて
13:33っていうことがすごく大事になると思うんです
13:35どうしてもこういう成果ですとか
13:38評価が大事にされる社会の中では
13:40居場所につらというか居場所につらいろんな成果を期待してしまう
13:45なんかそんな状況もあるような気がしています
13:47やっぱりいろんな体験とかつながりとか
13:50先ほどの映像にもあったように
13:51いろんな子どもたちの結果として
13:53変化や成長につながることがたくさんあるわけですけれども
13:56もうやっぱりそれを大人が期待し続きたい
13:58なんかそんなことが重要かなっていう気がしますね
14:00そうですね
14:00こうした中でですね
14:02若者たちが中心となって
14:04子どもたちと新たな居場所を作ろうと
14:07ある試みを始めているんです
14:09東京渋谷にある複合ビルの13階
14:16夜7時
14:27夕食会が開かれていました
14:29集まっていたのは20代の会社員や40代のクリエイター
14:3830代の作家など
14:40性別や年齢職業まで多種多様な人たち
14:46大手不動産会社と共同の新たな居場所づくりの社会実験です
14:52実は彼らはこのビルで共同生活を送っています
14:59今は19の部屋で32人が暮らしています
15:05鍵とかもかけてない部屋も多いし
15:13でも多分あんまり変わらないですよね
15:16今だときっと鍵をかけないでお家を開けるのとか
15:20大切にしているのは
15:24血縁関係がなくても家族という意識を持つこと
15:28育児の場合も自分の子供を育てる意識で支え合います
15:35拡張家族と名付けられたこの社会実験
15:43京都にも拠点を広げ
15:46メンバーは総勢100人になります
15:51新しい長屋的な新しい暮らしを実験してみようという
15:56試みの一つとして始まりました
15:58現代の家族というのはどうしても各家族
16:02少数で子育ても介護もないしは
16:06お互いの人生も支え合わなきゃいけないという
16:09そういった状況にいる人が多いと思うんですけれども
16:13拡張家族というのは
16:15家族におけるあらゆる負担を
16:18複数の人たちでシェアできることだと思います
16:223年前から拡張家族の一員として入居している
16:29奥井奈々さんです
16:31フリーランスで働きながら
16:38去年ここで第一子を出産しました
16:43パートナーは今は地元の三重県で働いています
16:47詰め込みすぎないって思ってるけど
16:57詰め込んじゃいますね
16:58もちろん子どもが優先的に最上位ですけど
17:01ママに合ったスタイルが一番
17:04自然な愛情を注げると思うので
17:06私がそれは仕事と育児の両立だった
17:08イベントやネット番組の司会を中心に
17:15仕事をしている奥井さん
17:16仕事の合間を縫って
17:24できる限り子どもとの時間を作ります
17:27イベントの最中
17:39奥井さんは会場にいた女性に子どもを預けました
17:52内田美希さん
17:53共同生活を送っている住民の一人です
17:57この日は奥井さんの子どもの世話を進んで引き受けました
18:08入居して10ヶ月
18:29内田さんは多くの子どもを見てきました
18:33自分のライフワークって感じ
18:43大人がいないと生きていけない命を一緒に育てるみたいな
18:52互いに支え合う暮らしの中で
18:55心地よさを感じるようになったといいます
18:57頼りたいときに頼れるとか
19:03頼ってもらえるから頼りやすい
19:07誰か助けてくれるみたいな
19:10安心感は大きいじゃないですか
19:12夜11時
19:24仕事を終えた奥井さんが帰ってきました
19:28こういう今みたいな第三の家族
19:50第三の居場所っていうところがあると
19:53地域みんなでこの子育てていくみたいな
19:56子育てしてみて
19:59そういうことかっていうのを
20:01実感できたなっていう感じです
20:04これまで15人の子どもが
20:13周りの大人たちとの関わりの中で育ってきました
20:17今では地域の子どもたちも遊びに来るようになり
20:26より多様な人たちが関わり合う居場所になっています
20:30大人でも多様な意見があるんだとか
20:37子どもが自分で気づけるきっかけになるっていうことは
20:41大きいと思いますし
20:42子ども側の視点から見て
20:44自分の親以外にも
20:47例えば何かあったときにSOSが出せるとか
20:50誰かつながりを求められるという環境という
20:54開かれた家族の在り方というのは
20:56この拡張家族のいいところだと思いますね
21:00拡張家族のメンバーのエピソードをまとめた記事は
21:06こちらのQRコードからご覧になります
21:08青山さんは拡張家族の試みって
21:10どんな印象を持ってらっしゃいますか
21:12そうですね
21:12まずは居場所って
21:13大人にとってもまずは大事なものだなっていうことを
21:16まずは実感しますね
21:17その上でいろいろ居場所づくりという話になると
21:20この第三の場所ですよね
21:22ここの話題が多くなることも多いわけですけど
21:25当然これまでの背景を考えれば
21:27この居場所を考えるっていうことは
21:29第一や第二の居場所そのものも捉え直していく
21:33そんな形になるのかなというふうに思うんです
21:35なので今の家族の家族の事例っていうのは
21:38この第一の居場所と第三の居場所を
21:40なんていうか境界線をアップデートするというか
21:42なんか家族自体を捉え直していく試み
21:44というふうにいるのかなというふうに思いました
21:46まさに見ていると子どもにとっては
21:48面倒を見てくれる大人がたくさんいて
21:50まさに私は経験してないですけど
21:52昭和の長屋のイメージを見たような気がしたんですけど
21:55今家族の形ってやっぱり当時とは変わっていますよね
21:59例えば各家族間が進んでいたり
22:02一人親世帯とも働き世帯も増えています
22:04こうした令和の今にどういうことが求められている
22:08というふうに考えますか
22:09こうした家族の変化がさまざまある中で
22:12もう一方でですね
22:13やはり家族に期待される役割というのは
22:16大きい状態がずっと続いてきたんじゃないか
22:18というふうに思うわけです
22:20もう一方で今お話にもあったように
22:22家族の形ってすごく多様ですよね
22:24ですからまずは多様な家族像を
22:27まずは認めていくこと
22:28その上で親や保護者たちが孤立しないような
22:32みんなで社会や地域とつながりながら
22:35子育てがしていけるような環境を
22:36どう作っていくかということが
22:37重要なのかなというふうに思います
22:39具体的に一つ拡張家族のようなものがあるかもしれません
22:42他にどういったものがあるでしょうか
22:44そうですね例えば先ほどの駄菓子屋のケースも
22:46こういった第一と第二と第三の
22:49線引きを変える一つの試みだと思うんですよね
22:52やっぱり地域の大人たちがこうやって
22:55第三の方にああいう拠点を作っていくことで
22:58家族もいろいろ支えられたりとか
23:01生きやすくなったりとか
23:02そういうような試みが第一の場所もそうですし
23:04第三の場所にもあるということが大事ですね
23:07第二もそうだと思いますけれども
23:08地域でいうと地域が持つ特性というのもありますよね
23:12はい例えば日本語が苦手な子どもたちが
23:16多くいる地域であったりとか
23:18貧困家庭が多い地域などもあります
23:20そういう地域ではそういった地域の特性に合わせた
23:23支援というものが必要になってくるでしょうし
23:25あるいは例えば高校生とか大学生が
23:27近くにたくさんいるような地域であれば
23:29彼らがお兄さん役お姉さん役になったりとかしながら
23:32大学生も小学生も両方成長できるとか
23:35そういう循環する仕組みなんかも作っていける
23:38なんていうのも地域によってはできるかもしれません
23:40そうですね今日は駄菓子屋そして各町家族を
23:44ご紹介しましたけれども
23:45青山さんがどちらも大事だなと思った
23:48共通点ってどういうことでしょうか
23:49そうですねやっぱり2つ共通しているのは
23:51当事者の声が届いているというか
23:54よく反映されているということだと思うんですよね
23:57八王子の駄菓子屋のケースも
24:00子どもたちの会議の中から
24:01いろんな声が広がれてきたということもありました
24:04先ほどもありましたがやっぱり大人が
24:06はい居場所だよって言っても居場所になるわけではなくて
24:09これが自分たちの場所だというふうな感覚が
24:12ちゃんと持てることが居場所の大きな条件だと思うんです
24:15その意味では運営するときにも
24:17あるいは立ち上げるときにも
24:19子どもたちや若者たちの声を十分に聞いてですね
24:21それが反映できるような
24:23そういう信頼とか構えがですね
24:26準備する側にできるといいなというふうに思いますよね
24:28そうですねまさに子どもの居場所深いの委員でいらっしゃいますけど
24:31国の議論に参加されていてその本気度ってどうですかどう感じますか
24:36もちろんこれから決まっていくこともあると思うんですけれども
24:394月から子ども基本法が施行されて
24:42子ども真ん中というようなキーワードも今使われるようになってきています
24:46いろいろなものの中に決定プロセスの中に
24:49子どもや若者の声もちゃんと届けようというようなことは
24:52こだわりどころとしてやっぱり大事にされている感覚がありますので
24:56これからいろんな形でそういうのが当たり前になるようなことを期待したいですよね
25:01イメージだけではなくて実行性のあるものを
25:05ぜひ作っていってほしいなと思いますけれども
25:07これから居場所というものを作る上で
25:10どういうものが大事になってくるのか
25:13青山さんにキーワードを挙げていただきました
25:16ユニバーサル型ターゲット型あるのではないかということですね
25:20そうなんです
25:21ターゲット型というのから説明すると
25:24ターゲットのアプローチというのは
25:26特定のニーズや課題
25:27例えば貧困ですとか虐待ですとか障害ですとか
25:31いろいろなラベルがあると思うんですけれども
25:33そういった特定の課題やニーズに向けてアプローチしていくのを
25:37ターゲット型というふうに呼びます
25:39もう一方でユニバーサル型というのは
25:42例えば児童館とか公民館分かりやすいかもしれませんけれども
25:45誰でも来れる
25:46そういったところで行われるサービスのことを
25:49ユニバーサル型というふうに言うんですね
25:50サービスというか居場所なのでサービスという言葉も合わないかもしれませんけれども
25:54居場所ですね
25:55そうですね
25:55もちろんターゲット型の緊急度が高いケースの
25:59支援も大事にしながらですね
26:01もう一方でターゲット型では救えないニーズであったり
26:04みんなにとっての居場所を
26:06ちゃんと大事にしていくということが求められます
26:08例えば誰々のための場所ですよというと
26:11行きにくかったりとかすることもあるので
26:13ユニバーサルな取り組みの中にターゲット型のニーズも
26:17ちゃんと包み込まれながら
26:19地域のいろんな人が巻き込まれて
26:20ユニバーサルな場所が広がっていくということが
26:23一つ両方大事にできるということが重要かなというふうに思いますね
26:27ユニバーサル型が醸成していけば
26:29気づけばそのターゲット型も
26:31包み込むことができるのではない
26:33そういう両方を含む隙間というか
26:36余裕のようなものが
26:37子どもたちの安心にもつながりますし
26:40ただの場所の用意じゃない居場所づくりみたいなものに
26:43つながっていくのかなというふうに思います
26:45隙間って大事なキーワードだなと思います
26:48ありがとうございます
26:48今夜は青山てっぺいさんにお話を伺いました
26:51居場所ってこうだって定義づけるものではないです
26:55みんなが心地よくいられる場所を増えていったらいいなと思います
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