- 2025/5/11
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ニューストランスクリプション
00:00お一人お一人の生活を応援させていただくようなことということをやるのであれば
00:11やっぱり減税が経済効果としても
00:14あとその使ったお金に対する財政の悪化度にしても
00:18圧倒的に少ないので減税が基本だと
00:302でも足らなければ増やさなければいけないし
00:35なんで金額の問題じゃないですよね
00:37おはようございます
00:43日経2調査論です
00:46本日のゲストは公明党政務調査会長の岡本光成さんです
00:52よろしくお願いします
00:53岡本さんアメリカでMBA取られて
00:57実際あちらでゴールドマンサックスでも執行役員ですか最後
01:01なぜ国会議員になろうと思われたんですか
01:042つ理由があって
01:061つはセプテンバーイレブン
01:092001年の9月11日のドイツターゼロ
01:12世界貿易センタービルに飛行機突っ込んでいったんですが
01:16ゴールドマンの本社って本当数ブロックしか離れていなくて
01:19僕の目の前で飛行機突っ込んでいったんですね
01:23それでビルが倒壊をして
01:25いまだに走って逃げる映像をたまに流れるんですが
01:29私はあの中の一人でして
01:30あの中でやっぱり大きな衝撃を受けて
01:35たった一度の人生であれば
01:37人生のどこかの期間は
01:39公約のために働きたいという気持ちが
01:41ものすごくあったというのが1つ大きくて
01:43ただもう1つはずっと国際金融の世界で
01:46ニューヨークとかロンドンとかで働いてまして
01:49外から見る日本の強みとか
01:53外から見るこそ分かる日本の課題とかっていうのがあって
01:57圧倒的にもったいないなと思ってたんですね
02:00っていうのは
02:00例えば人材力も一流
02:03チームワークも一流なのに
02:05ある1つのものが機能していないので
02:08僕は日本が成長できてないってずっと思っていて
02:11それがですね
02:12お金なんですね
02:14お金が働いてない日本は
02:16海外はお金を徹底的に働かせるので
02:20働く方々のちゃんと付加価値になり
02:23賃金になっているんですが
02:25日本は人は働くんですが
02:27お金は休んでるんですよね
02:28なので財政金融等も含めて
02:31もっと日本が豊かになれるって思いがあったので
02:35お声掛けいただいた時に
02:37その1つのことがバックグラウンドとあって
02:40挑戦したいなと思いました
02:41政策の話は後でじっくりお伺いしますけど
02:44外資の証券会社ってやっぱり非常に実力主義だと思うんですが
02:47日本の国会って私の印象だとやっぱり
02:50前例投資主義で当選回収主義で
02:52だいぶ風と違うと思うんですけど
02:54違和感なかったですか
02:55違和感ありまくりです
02:57全く良い悪いじゃなくて違ってですね
03:01やっぱり一番の違和感というのは
03:04民間にいるとスピード感を最後判断をする
03:08実行する結果を出すまでスピード感を求められるので
03:11どうやったら効率よく効果的にって考えるんですが
03:14国会に行くといろんなものが時間がかかるんですね
03:18ただ私ですね
03:19これこそが必要な民主主義のコストだと思っていて
03:23民主主義のコストって
03:25金銭的なものよりも時間的なものだと思ってるんですね
03:28これもし誰か一人が決めたら
03:30みんな行くとなったら
03:31そんな独裁主義じゃないですか
03:33民主主義だからプロセスを経て
03:35ちゃんと合意形成をして採決をすると
03:39時間はかかるんだけれども
03:40これがなければ
03:41多様な意見が反映したような政策にならないじゃないですか
03:44アメリカなんかちょっとトランプ制限そんな感じがありますからね
03:47ですから大統領令の乱発というのは
03:50ある意味議会無視でもありますので
03:52あんまり健全ではないなと思ってるんですね
03:54一方では日本の国会さすがに遅すぎじゃないかと
03:57私は個人的には思いますけど
03:58それも後できます
03:59番組ではゲストの方のこだわりの一票を伺ってるんですが
04:03岡本さんは何でしょうか
04:05今日実はですね
04:06持ってこようと思って
04:07私地下鉄で国会には通勤してるんですけれども
04:11紙袋に入れたのを千代田線に置いてきちゃいまして
04:14後で写真で
04:16電話したら残ってましたので
04:19これはですね
04:21私が大好きなAちゃん
04:23矢沢英吉さんのタオルでして
04:27私コンサートにたくさん行ってるので
04:30タオルいっぱい持ってるんですが
04:31とりわけですね
04:322022年の8月28日
04:35国立競技場の2日連続の2日目
04:39これは矢沢英吉さんがデビューされて
04:41キャドリでデビューされて
04:4350周年のマイウェイというツアーで
04:46そこで買ったタオルでして
04:48タオルいっぱいあるんですが
04:50それをですね
04:50Aちゃんが大好きなんで
04:52今日お持ちしました
04:53あの後で写真家なんかで入れてください
04:55こうやってやるよね
04:56こうやってやって
04:56で最後アンコールになったら
04:58みんなでこうあげるっていうあれですね
04:59昔カラオル好きなんですか
05:01大好きですね
05:02自分で歌ったりもされますか
05:03カラオケにあんまり行かないんですけれども
05:06ただカラオケに行ったら必ず歌います
05:08はい
05:09それではここから個別のテーマに沿って
05:13お話を伺っていきます
05:14アメリカでの勤務経験もある
05:16岡本さんから見てですね
05:18第2期のトランプ政権の誕生ですとか
05:22交換税政策などなど
05:25これまでの政権運営はどのようにご覧になってますか
05:28やはり第1期政権と比べますと
05:31いろんなものが準備周到で
05:34スタートダッシュがものすごく
05:35うまく機能しているなというふうに思います
05:37やっぱり1期目の時は
05:39様々なことが手探りだったと思うんですが
05:42就任されて100日ちょっとで
05:45いいか悪いかは別にして
05:47大統領令をものすごく多くして
05:51関税政策等も含めて
05:54ご自分が練ってらっしゃったプランに関して
05:57どんどんどんどん
05:59実現が最終的にできてないものを含めて
06:02アクションも取り始めていらっしゃるのは
06:04さすがやっぱり
06:05トランプ政権というのは
06:072期目というのはこういうことなのかなと思います
06:09私大変尊敬する安倍総理もですね
06:12やはり2期目の時に大きな成果を上げられたということは
06:17やはり経験がものを言ってらっしゃるところが多いんじゃないかなと思います
06:21ただ関税政策に関しては
06:23日本のように自由貿易の価値が
06:28私たちも信頼をしているし
06:30それがより多くなることが日本の国益にするし
06:34地域に世界の利益にすると思っているので
06:37基本的な価値観はその辺は違うところが多いです
06:41正面から自由貿易が大事だと言っても
06:44なかなか効くような人ではない
06:45一方でやっぱり自動車をはじめ
06:47総合関税的なものをコントロールしないといけない
06:49今アメリカとイギリスは一定の合意に達しては
06:54多分日本は2番目か3番目に来るような体制なのかなと見えますけど
06:59どうしていくべきですこのバランスは
07:01これは2つ大切なことがあって
07:03アメリカはですね
07:04もちろん日本にとって唯一の同盟国でありますし
07:07世界最大のGDP28兆ドル
07:11今の為替でも4000兆円ぐらいあるんですね
07:14日本の6、7倍あるわけですから
07:16日本の経済成長のためにもやっぱり切っても切れないパートナーですから
07:22倍で向こうが仕掛けてきたときには
07:24適切な合意点を見つけるために
07:27もちろん日本の国益を最大化をして
07:29また一緒に成長していかなければいけませんので
07:33今赤澤大臣を中心に全力で取り組んでいただいてますけれども
07:38向こうがテーブルに載せたこと以外
07:40こっちがやりたいもの
07:41交渉なのでこちらの優先順位が高くて
07:45向こうが低いものをゲットして
07:47こちらの優先順位が高いけれども
07:49優先順位が低くて向こうが高ければ
07:52それはギブアップしてもいいということと同情に
07:55ゼロサムじゃない
07:57つまりアメリカが損をするときには日本も損する
08:01日本が豊かになるときにはアメリカも豊かになるような
08:04共通のプロジェクトをやっていくことも
08:06今後同じような課題で
08:09変に現場でギスギスしなくていいようにやることが大事だと思っていて
08:13それは今すごく交渉をやっています
08:15ただもう一つですね
08:16やはり自由貿易の価値を最大化していくことが
08:22日本の国権にとって重要ですし
08:25以前のブロック経済みたいなことに
08:29戻らないためにも必要だと思っていますので
08:31今こそ自由貿易の価値を
08:34こわだかに叫びながら大きくしていくような
08:38同志国とのネットワークをつなげていくことが大切だと思っているんですね
08:42特にCPTPPこれ今イギリスも加盟したので12カ国でやってるんですけれども
08:50発行した後ですね
08:52日本の貿易もやはり加盟国の中ではかなり増えています
08:56そこでEUも含めてそこに入っていきたいという
09:01そういう国がありますので
09:03これを大きく広げていくことっていうのはすごく大切だと思っていまして
09:07私は今年できれば日本でCPTPPの定約国の首脳会議
09:15日本主導でやって
09:16そしていずれはアメリカも入ってくるような
09:19そういう土俵を作っておくことが大事じゃないかなと思っています
09:21アメリカで第二期トランプ政権を生んだ
09:25やっぱりアメリカ国内の経済的な不満
09:27かつてのように圧倒的に強くはない中国方へとして
09:31そういうものもベースにあるとすると
09:33なかなか今こういう空気が変わらないとすれば
09:36日本はどうしていくべきでしょう
09:37例えば中国貿易開いていくことでは最大ですね
09:40だから中国との関係はある程度
09:42先ほどのCPTPPもそうですけど
09:46中国に入れるかどうかって問題もありますけど
09:48どうですか
09:48中国は今でこそ何か中国が自由貿易のリーダーだみたいな空気感を出して
09:55WTAに提訴するって
09:56今までの歴史を忘れさせようとしているような
10:01ただ私は中国に対してはぜぜひひで
10:06慎重であるべきだしけれども実際に経済的にもつながっているところも多いので
10:11慎重でありたいというふうに思ってますけれども
10:13関係は維持しなきゃいけないと思っているんですね
10:15忘れられないことがあって
10:172022年にアメリカ民主党政権の時の会員議長
10:23ナンシー・ペロシさんが最後レガシー作りかどうかは分かりませんが
10:28台湾に行かれました
10:29中国はものすごい反発したんですね
10:31その後に日本に寄られまして
10:34私ペロシさんと同行していた会員議員が昔からの友人なんで
10:39日本に来た時お目にかかったんですね
10:41ペロシさんというのは多分最もアメリカの中でも
10:44中国に厳しいしかも会員議長ですから
10:48という方があった時に私言われたことはですね
10:52日米同盟のそれぞれの役割があって
10:56中国に対峙する日本の役割をちゃんとお願いしたいと
11:01それはですね
11:02常に台湾のチャンネルをキープをしながら
11:07何かあれば交渉できるような
11:09そういう関係性を築くことだと
11:11アメリカがものすごく厳しいことを
11:14中国に行ってなかなかコミュニケーションができなくなった時でも
11:18日本を通せば中国とコミュニケーションできるという役割を演じてもらわないと
11:23日本までもただ単に中国に強く当たって
11:26日本を通していた際も中国と対話できなくなると
11:30大きな損失につながるというふうに言われて
11:32あのペロシさんでもそういうふうなバランス感覚の中で
11:36日本に対する期待も大きかったので
11:38そういう役割も含めて
11:40日米同盟の中の日本の役割
11:43あとは日本の経済的な利益を最大化するためでの
11:47日本と中国の関係についてもバランスよくやっていきたいなと思っています
11:51この番組は日本経済新聞社の提供でお送りします
11:57安全保障に関して無関心ということであったり
12:00ということではもちろんありませんし
12:02防衛費についても消極的ということでも全くないんですね
12:06もう一つお伺いした安全保障ですね
12:09今まず通商問題から日米交渉していますが
12:13安全保障についてもっと日本の今も中国という問題もありますけど
12:17もっと防衛費を積みますべきだという空気が伝わってきていて
12:21どこかで焦点になるかもしれません
12:23公明党はもともと平和の党としてかなり
12:26平和重視してこられたわけですけど
12:28ここ25年強ですかもう30年近く
12:31自公の政権の中で安全保障の政策の見直しもですね
12:34一緒にやってこられましたね
12:36今はGDPの1から2というところの途上にあると思いますけど
12:40これどうするべきでしょうか
12:41公明党は過去も今も平和の党ですけれども
12:45平和の党というのは平和を維持するために
12:50最大の努力をするということですから
12:52安全保障に関して無関心ということであったり
12:56ということではもちろんありませんし
12:58防衛費についても消極的ということでも全くないんですね
13:01今1%から2%に向かって43兆円を積み増しているところですけれども
13:07私大切なのは防衛費ではなくて防衛力なんだと思っているんです
13:13だからどの防衛力を維持そこまで拡大することが
13:18抑止力になり均衡を保って
13:21結果的にですね平和を維持できるかというところまで
13:24挙げなければいけないので今そのプロセスをたどっていて
13:27特にですね装備品の中でも新しく平和を守るために必要になったような
13:34例えば無人のアセットとかドローンとかものすごくやってますし
13:38加えて自衛隊員の皆さんの処遇についても
13:42この新しい2%を目指す中で大きく改善してきているので
13:46そこはやっていかなければいけないし
13:49中期防衛計画等の中で決めたですねレベルまでしっかりと達するというところには
13:55財政的な手当てというのは当然必要だと思っています
13:58なんかGDPの1が良くて2が悪いとか2が良くて3は悪いとか
14:03そういうなんか水準的なものでは考えていらっしゃる
14:05だって仮にですね1でも十分に抑止力が効いて安全を担保できるんだったら1でもいいし
14:13かつてはそうだったんですよね
14:142でも足らなければ増やさなければいけないし
14:17なんで金額の問題じゃないですよね
14:18平和を維持するために必要な自衛隊の力というのを
14:24どの辺にちゃんと置くかということを決めて
14:27そこに対して手当てをするということだと思います
14:29アメリカに言われる前に主体的に日本として考えるべき
14:32なんでアメリカに何を言われても同盟国ですからもちろん
14:36ちゃんとしたコミュニケーションを取りますけれども
14:38日本は独立国家ですから我が国の平和を守るために
14:41どの水準が必要かということを独自に決めていくということが重要だと思います
14:45去年の衆院選だと国民民主とか中心に年始の壁いましたね
14:50やっぱり一般的にですねやっぱり与党に対する批判は
14:53これだけやっぱり物価高になってデフレ経済からインフレ経済に変わっているのに
14:58あの野党の要求がなければ
15:02実際この103万円の壁を主体的に昨年の暮れに見直したのかと
15:06やっぱり与党は財源問題とかをいろいろ抱えながら
15:09なかなか機備に対応していないかないかという不問案
15:11これやっぱり対応していかないといけないと思います
15:13一方でやっぱり減税をしてですね給付をしてガソリンも貯償金
15:18その都度ですねこのお金を配ればいいのかというばらまき批判もありますよね
15:24ここのバランスですねどうも見てるとやっぱりその与党も野党側に
15:28まあこう引っ張られてですねこのやっぱり手柄争いみたいな空気があるように思うんですけど
15:32ここはどうされていくんですか
15:34これ一番初めこの番組の初めに議員を志した理由の一つに
15:39日本はこんなに人が頑張っているのにお金を休ませてしまっているのがもったいないと
15:44なので人の努力というのが企業収益や賃金に跳ね返ってこないということを申し上げたんですが
15:51私財源というのは非常に大切ですけれども
15:54やはり政府与党が政府を司ってますので財務省の方ともよく議論するんですが
16:02まずファイナンスミニストリーファイナンスですから財務省は
16:05ファイナンスをまずちゃんとやっていこうと
16:07ファイナンスって何かっていうと何かやるべきことが企業でもあって
16:11それで今手持ちのお金でできればそれをやるし
16:15手持ちのお金で足らなければ借りてくる当然のことですよね
16:18ただ借りてくることをあまりにも怖がってしまうと
16:23やるべきことができなくなってしまうので本末転倒じゃないですか
16:27その意味で財政政策金融政策がすごく大事だと思って
16:322010年に議員になった時に日銀と政府のアコードも含めて
16:37いろんなところでお金にしっかり仕事をさせることによって
16:41国民の努力が経済的なリターンとして返ってくるような
16:45仕組みづくりをしたいとずっと思っていたんですけれども
16:47やっぱり全体的な流れとしては経済のパイを大きくしていくような形
16:52その結果として賃金が上がっていくような形を作っていく
16:55一つ一つも対応していきますけれども
16:58もうちょっと腰の座ったような経済提出策はやっていきたいなというふうに思っています
17:02やっぱり物価高になって生活困っている方
17:05そのピンポイントである程度生活を保障していくという考え方は必要ですね
17:10今見ているとそこの議論を結構与党とともにやっている感じがするので
17:13もう一個の経済を伸ばしていくような
17:16これは何ですか
17:17公明党として成長会長としてこういうものって何かあるんですか
17:21まず今議論になっているのって
17:23なかなかそう言っても経済成長が高い伸びをまだ示しきれていないので
17:28そうであれば足元のことに対応するようなのも
17:32これも現実の政策ですから
17:33やっぱり現実と理想のバランスの中で
17:35政治って行政も少し育てていくわけなので
17:38減税か給付かという議論が今足元すごくあります
17:43私たちはですね
17:45両方とも大切だと思っているんですね
17:47役割があると
17:48減税はいろんな減税
17:51それが例えば
17:52130万円は所得税減税
17:54ガソリン代は暫定税率という税金をなくしていく
17:59今後消費税についてもいろんな議論があると思いますけれども
18:04減税って給付に対すると圧倒的に上数効果って大きいんですよ
18:11っていうのは
18:12例えば消費税でいうと
18:14実際に消費行動が起きて初めて減税が実現されますので
18:18常に消費行動が起きるお金が回る
18:21そうするとそのお金が売り上げとなり賃金となり使われると
18:25これ給付だと全てが消費されるわけではないので
18:30やっぱり上数効果少ないので経済効果悪いんですね
18:32なのでもし
18:34物価高対策として
18:37お一人お一人の生活を応援させていただくようなことということをやるのであれば
18:42やっぱり減税が経済効果としても
18:45あとその使ったお金に対する財政の悪化度にしても圧倒的に少ないので
18:51減税が基本だと
18:52ただ法改正しなきゃいけないので時間がかかります
18:56その間をつなぐ意味では
18:58給付も全く否定されるべきではないし
19:00やるべき給付に関してはやっていかなきゃいけないと思っているんですね
19:03ただ一律10万円をコロナ禍でやったときに
19:07学んだことが2つありまして
19:091つはお金持ち優遇と言われないような適切な給付の形であること
19:16もう1つはオペレーションコスト
19:18ものすごくお金かかりますから
19:21それに対してオペレーションコストをどう下げていくかということは
19:24担保しながら減税と給付の可能性
19:26定額減税はあんまり評価が良くなかったですね
19:27自治体にも負担かけたしね
19:29しかも1回だけだと
19:31作ったシステムを次使い回せないのかということになりますからね
19:34ということが足元
19:36実質賃金が安定的にプラスではないわけですから
19:39やっていくことが必要だと思っています
19:41ただ与党なので
19:43財源はそれこそさっき言ったファイナンスということも含めてですね
19:49しっかりと提示をした上で
19:51つまり社会保障が不安になるということは
19:55お一人お一人の将来不安が増してしまうことになりますので
19:58ただ単にですね
20:00減税しろ減税しろと言うだけの
20:02そんなですね
20:03値なし不足みたいな対話にはしたくなくて
20:05ちゃんとバランスを取ったような提案をして
20:10それを国民の皆さんにもちゃんとご理解をいただく中で
20:13信任を得て実現していきたいなと思っているんですね
20:15ただもうちょっと
20:17緊急避難的なそういう経済対策とは別に
20:20どうやって経済のパイを大きくしていき
20:23お一人お一人が自分の働き方をすることでも
20:26十分政策が成り立つかというのは
20:28もう一つの片方の車輪として回していかないとですね
20:32その場しのぐの政策ばっかりになってしまうので
20:34こちらも今大事だと思って
20:36党内でも議論してますし
20:38自民党や他の野党の方とも議論を進めているところです
20:41立憲民主党は
20:438%のマシコ医療品の軽減税率をゼロにすると
20:48これは将来のですね
20:50給付金税額控除への過渡的な措置だというのを
20:52打ち出していますけれども
20:53こういう議論を与党側もぜひですね
20:55していただいて
20:57社会保障も含めたね
20:58そういうところで争ってほしいですね
21:00これ我が党内ではもう
21:02カンカンが暗くやっていて
21:04自民党ともちょっと擦れ合わせを始めているようなところが
21:07ありますけれども
21:07もともと軽減税率って
21:10逆進性の対策として
21:12公明党が提案をしていれたんですね
21:14その時に軽減税率はもう本当に
21:17天下の愚策だとおっしゃったような
21:18野党の方もいらっしゃいましたけれども
21:20私はこういう時のために
21:22比較的柔軟に
21:24使うような手段の一つとして
21:26軽減税率というのは考えるべきだというふうに
21:28思っていますので
21:29例えば
21:31例えばですね
21:32今8%の軽減税率をゼロにすると
21:37年間の消費税額としては
21:394兆8千億円ぐらい
21:40大変大きなお金ですけれども
21:42消費税全体の中における割合としては
21:45必ずしも大きくないわけです
21:46そうすると今
21:47インフレが若干進んでいき
21:50賃金も上がってますので
21:51当然自然に
21:53税収が上がってくることもあります
21:55そうすると本当に必要な財源というのは
21:58この消費税の軽減税率を
22:00仮にゼロにしても
22:01そんなに大きいものではないということも含めて
22:04ここは柔軟に対応していくような議論が
22:07ただ将来不安につながってはいけないので
22:09ちゃんとした財源を
22:10私どもの中で今議論してますので
22:13消費税の
22:14パーセンテージの議論をするときには
22:17財源も一緒にお示しして議論をして
22:19野党の方とも議論していきたいと思っています
22:21それでは最後に岡本さんの好きなお言葉
22:24座右の銘を教えていただけます
22:26はいありがとうございます
22:27いろんなことを考えたんですが
22:30今日はこれを書かせていただきました
22:33たくましき楽観主義です
22:36私楽観主義という言葉がすごく好きで
22:41やはり未来を信じる力って大切だと思うんですね
22:46それは楽観的にただ信じるだけではなくて
22:49たくましきとつかせていただいたのは
22:52あえて心を強くして
22:54未来を信じるがゆえに
22:57さまざまなことにチャレンジできるという
22:59そういうふうに自分を鼓舞しているんですけれども
23:02たくましき楽観主義という言葉を
23:04今日は紹介させていただきたいなと思って
23:06書かせていただきました
23:07はい
23:08岡本さん本日はありがとうございました
23:11ありがとうございました
23:11北村さん
23:16岡本政調会長の話はいかがでしたか
23:18まずAちゃん好きというのは結構びっくりしましたね
23:22そして政府与党としてですね
23:25岡本さんの経歴を生かして
23:26お金を休ませない働かせる政策というのを
23:30ビシッと打ち出してほしいなというふうに思いました
23:32今回どうしても給付とか減税の話ばかりが
23:35表に出ますけれども
23:36本当に日本の経済をどう伸ばすか
23:38いろんなアイデアをお持ちだと思うので
23:39今後の動きを見てやると思います
23:41さて日経日曜サロン
23:44次回のゲストは
23:45千葉県知事の熊谷俊人さんです
23:47熊谷知事は3月に知事選で再選されたばかりです
23:51千葉県はそのままもちろん県政の話もお伺いしますし
23:55日本の玄関口成田空港の活用方法とか
23:57そこらへんの話をですね
23:59幅広くお伺いしたいと思います
24:00来週もぜひご覧ください
24:02この番組は日本経済新聞社の提供でお送りしました
24:08平和を維持するために必要な自衛隊の力というのを
24:13どの辺にちゃんと置くかということを決めて
24:16そこに対して手当てをするということだと思う
24:18ご視聴ありがとうございました
お勧め
27:03
|
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