02 - video Dailymotion

Transcript

00:00So, I got you to go to the palace of the Parna-Colta.

00:07I was really going to let you go.

00:12The angel of Phineas, you arrived!

00:26Welcome!

00:30It's time to go to Parna-corda.

00:38Yes.

00:51I see.

00:52I bought a lot of money for my money.

00:55I've got a lot of money for my money.

00:58If you're going to go to the church, I'm going to go to the church now, and it might be the end of the last time I'm going to go to the church.

01:17Father, Filia!

01:20Enro, Haru-baru, welcome to the church.

01:23I am the responsibility of the church, Yolun.

01:27Really? Really?

01:29I've been waiting for you!

01:32Thank you so much for coming to the country!

01:35I thank you for your heart!

01:38I thank you!

01:41That...

01:42What's your job?

01:44Of course!

01:47We will come to the party party!

01:50Let's eat more!

01:52Here we go!

01:54Thank you!

01:57Thank you...

02:01If you want to live with the world, you don't have anything to me.

02:09So, just a little bit, just a little bit.

02:15If you want to live with that, what do you think?

02:21You can...

02:23Like you're excited!

02:24Thank you for joining us!

02:25I hope you enjoyed this video!

02:27Thank you!

02:29Oh, oh, oh, oh, oh, oh.

02:59分からないまま過ごしていた

03:03小さな光が今は大きくなって

03:08辛いとか怖いとか

03:13一人じゃ何もできないことも

03:18一緒だから強くなれる

03:20君が大丈夫にしてくれる

03:29ついついこういう時って端っこに来ちゃうんですよね

03:40おいしい

03:45そのサラダどうだおいしいだろ

03:50この方

03:53護衛隊長を務めていらした

03:56その野菜全部俺が育てたんだけど

03:59今年は雨が降らないから苦労したんだ

04:02農家の方

04:03それでしたら

04:06オスバルト殿下

04:07え?

04:09殿下?

04:10こちらにいましたか殿下

04:11ライハルト殿下が探して

04:13もしかして何もおっしゃってないのですか

04:19うん

04:21フィリア様

04:23ご紹介が遅れて申し訳ありません

04:26この方は我が国の第二王子

04:28オスバルト殿下でございます

04:30よろしくな

04:32聖女フィリア殿

04:33この方が第二王子?

04:37では今ライハルト殿下を呼んでまいります

04:40実はどうしても直接言いたいことがあったんだ

04:47まずは

04:52つまなかった

04:54聖女殿を金で買うなんて

04:57あなたの尊厳を傷つけたと思う

04:59俺も国民たちの聖女を失ってしまってさ

05:04ジルトニア王国から打診があった時

05:06渡りに船だと思ってしまったんだ

05:09故郷に残してきた家族や

05:11大切な人たちがいるだろう

05:13俺は決して

05:15あなたに不自由をさせないって誓っているが

05:17それだけで埋め合わせができるなんて思っちゃいない

05:21都合のいい言い方しかできないが

05:24いつかこの国を愛してもらえるように努力する

05:27フィリア殿がここに来てくれた心意気に

05:30応えられるように

05:31この国を愛してほしい

05:35それがオスバルト殿下の願い

05:38愛する

05:42あれ

05:43愛するってどういうことだっけ

05:47あ、すまない勝手に熱くなってしまって

05:51い、いえ

05:52ところで先ほど野菜の話で何か言いかけてなかったか

05:57あ、はい

05:58雨の量を増やすくらいでしたら

06:02数日いただければ可能ですが

06:05また余計なこと

06:08本当か、それはありがたいな

06:12え

06:13おや、にぎわっているね

06:16私のことも紹介してくれるかい

06:20こちら、パルナコルタの第一王子

06:22ライハルト

06:23俺の兄上だ

06:25キダイの聖女様にお会いできて嬉しいです

06:30どうかこの国のことをよろしくお願いしますね

06:34あ、はい

06:35こちらこそよろしくお願いいたします

06:39王子殿下が揃ってご挨拶に来るなんて

06:43責任の重大さを物語っていて

06:47プレッシャーがすごいです

06:49こうして

06:51故郷に売られた少女フィリアの

06:54パルナコルタの聖女としての生活が始まったのでした

06:58ちょっと、また寝上がりしたのかい?

07:07悪いね

07:07街道にまた魔物が出たみたいで

07:10うちもトントシなものが入ってこなくてな

07:14聖女様がいらした時は

07:16こんなことなかったってのに

07:18まだ信じられないよ

07:20エリザベス様がお亡くなりになるなんて

07:23ああ、あんなにお優しい方他にいないよ

07:28そうや、新しい聖女様がいらっしゃったらしいぞ

07:31ああ、見た見た

07:33今日街に着いた人だろ

07:35しかしな

07:37そうだね

07:38なんか冷たい感じの人だったよね

07:58ここは…

08:07ここが聖女様の邸宅になります

08:11実家の場合はある

08:14そうでした

08:18昨日、パルナコルタに着いたんでした

08:23いつかこの国を愛してほしい

08:25愛してほしい

08:29今まで以上に頑張らなくては

08:36フィリア様

08:46こんな朝早くからどうしたんですか?

08:49まだお休みいただいても良い時間ですが

08:52はい、聖女のお勤めですけれど

08:56あ、すみません

08:59用意していただきたいものが

09:01うん?

09:09パルナコルタ王国

09:11大陸の真ん中に位置する国で

09:13五つの国と隣接しており

09:16森と山に囲まれた緑豊かな国土が特徴で

09:20中心地に王とアルムブルクを構えている

09:24しかし

09:25森が深く山々が連なるほど

09:28魔物の巣は多いため

09:30パルナコルタは常に魔物への対応を求められていた

09:36パルナコルタは盆地

09:39どこもかしこも山と森ですが

09:41特に急がないといけないのは

09:44地図をご覧になって何をなさるのですか?

09:49どうかされましたか?

09:51いえ

09:53というか

09:54あの…

09:55どうしてお二人まで?

09:57私たちはフィリア様の生活全般のお世話を仰せつかっていますので

10:02もちろんお勤めもサポートいたしますよ

10:05もうびっくりしましたよ

10:07フィリア様朝早すぎです

10:09ん?

10:11初日とはいえ気合が入っておりますな

10:14え?

10:14毎日?

10:24はい

10:25聖女としての務めを完璧にこなすためには

10:28朝早くに動き出さないと間に合わないんですよ

10:32ジルトニアではそうだったんですね

10:36それで地図を広げて何をなさっているんですか?

10:39あ、はい

10:41地図で魔物の出現ポイントを絞ろうと思いまして

10:44地形からある程度分かりますし

10:47ほほう

10:48では、この馬車の行き先は?

10:51え、まずは…

10:54北にあるデトロホルン山脈へ

10:58暗く曇った空

11:07息苦しいほどの淀んだ空気

11:10大量の魔物の気配

11:19これは…

11:19処置があと少し遅れたら大変なことになっていたでしょう

11:23思っていた以上に大きな魔物の巣があるみたいです

11:28危険ですので下がってください

11:31いえ

11:32私たちはフィリア様の新編敬語をいたします

11:37ですから、どうぞ結界の展開だけに集中なさってください

11:42え?

11:45あ、はい

11:46私がちゃんと仕事をするか監視しているってことなんでしょうけど

11:53お勤めで誰かと一緒にいるなんて初めてなので

11:57少し調子が狂いますね

12:02そういえば、レオナルドさんって

12:04先代聖女であるエリザベス様の護衛もされてましたよね?

12:08はい

12:09先代様と先々代様の護衛を務めたことがありますね

12:13私、先代様のお勤めを見たことがないんですけど

12:17そもそも結界って、具体的にどうやってはるんですか?

12:21うん

12:28この辺でいいでしょう

12:30始めます

12:35聖女が神に祈りを捧げることで

12:38結界の支柱となる聖なる光の柱を複数作ります

12:44光の柱で囲まれた領域は

12:47結界が発動し

12:49その内部は

12:51魔物が弱体化する聖域となります

12:55柱の本数を増やせば増やすほど

12:58強力な結界になりますが

13:01通常、光の柱を一本作るのに

13:05数時間から十数時間かかるとされています

13:09精神力、体力、魔力をごっそり使うので

13:14光の柱を一日一本作れればおんの字です

13:18ですから

13:20ここでフィリア様を守る人が必要なのですよ

13:23なるほど

13:28一本目

13:30終わりました

13:33は?

13:36いや、まだ30分しか経ってませんが

13:39はい

13:40あと7本

13:42移動時間も考えれば

13:44お昼過ぎまでかかるでしょうか

13:46一日一本作れればおんの字なのでは?

13:49ええ

13:51光の柱を30分でなど聞いたことがない

13:55これは…

13:58オスバルト殿下…

14:00どうやらとんでもない人を引き抜いたようですよ

14:08ああ、すごい!

14:10空気が一気に変わりました!

14:12結界の発動、お疲れ様でした

14:15それでは、すぐに屋敷に戻り…

14:17いいえ

14:18このまま周辺の生態系と植生を調べます

14:21は?

14:22今後に役立つ情報ですので

14:26その後は最西端の山にも同様の結界を張ります

14:30フィリア様!

14:31待ってくださーい!

14:37すみません

14:38夜遅くまで付き合っていただいて

14:41いいえ、初日のお勤めお疲れ様です

14:45いやー、もう本当に…

14:48フィリア様、全然休んでくれない!

14:54本当はもう少し結界を張った後

14:56オスバルト殿下のために

14:58雨を降らせる前準備もしたかったのですが…

15:01うぅぅぅぅぅ…

15:04まさか泣いて止められるとは思っていませんでした

15:07フィリア様、まだ何が…

15:09とっくにオーバーワークですよ!

15:11過労で倒れたら申し訳が立ちません!

15:15はぁ…もうすでに歴代聖女様の軽く3倍は働いておられます

15:22通りがかりの街で聞き込みをして

15:24移動中に薬の調合方法を作ったり

15:27ダムの設計図まで作ったり…

15:29凄かったですねぇ…

15:32でもそれって聖女のお仕事じゃないですよね?

15:36えっ…そうなのですか?

15:39はい、そう聞いてますけど…

15:43聖女は国に降りかかる薬剤全般を排除するための存在…

15:49医学、薬学、農学、建築学など

15:52何にでも対応できるよう叩き込まれてきましたが…

15:55そういえば、新薬を作り続けていたら…

15:59ユリウス殿下が…

16:01国一番の屈指に嫌味を言われたと…

16:04医局から苦情が来ていた…

16:07デシャバルナ…

16:09そういうところが可愛げがないんだよ…

16:13とにかく明日は休みましょう

16:17このままだとフィリア様が大変なことになってしまいます

16:21休む…ですか?

16:24初めて聞いた言葉みたいな反応!

16:28しかし…聖女が休むのは国益を損ねるのでは?

16:33いいえ!国益よりもフィリア様のお体です!

16:37無理しちゃダメですよ!

16:38ただでさえ慣れない環境なんですから!

16:40お二人は…

16:44お母様と真逆のことを言いますね…

16:48ですが、この国の状況は危険です…

16:51せめて明日…

16:53東と南に結界だけは張らせていただきます…

16:56聖女として…

16:58これは譲れません…

16:59今日一日見てどう思いましたか?

17:07フィリア様のことですか?

17:09真面目でひたむきで…

17:10でもどこか不器用でほっとけなくて…

17:13なおかつ可愛い…

17:14私、フィリア様のこと大好きになっちゃいました!

17:21でも、なんかおかしいんですよね…

17:24フィリア様、単独行動したがるっていうか…

17:28オスバルト殿下は、フィリア様が入国の際…

17:33従者どころか、護衛すら一人も連れていなかったと言ってましたね…

17:39でも、それってやっぱりおかしいですよね…

17:42だって聖女様ですよ…

17:45聖女様は国の中人、貴族のはずです…

17:48フィリア様、ジルトニアで一体どんな扱いを受けてきたんでしょう…

17:55私、フィリア様にご自分を大切にしていただきたいです!

18:00え?

18:02だから目いっぱいお世話して甘やかしちゃいます!

18:05フィリア様は私たちの大切な人なんだって…

18:10早く気づいてほしいですね…

18:12フィリア様…

18:15あ、フィリア様…

18:17フィリア様…

18:18聞いたかい新しい聖女様の働きっぷり

18:23ああおかげで久しぶりに品物が入ってきたよ

18:26聞いた話じゃ朝早くから日が暮れるまで身を子にして働いてくれたそうじゃないか

18:33エリザベス様に続いてこんなに素晴らしい聖女様が来てくださるなんて私たちはなんて幸せなんだろうね

18:41フィリア姉さんはいつでも完璧だった聖女の力量もおよそその年齢では用えないような知識量も

18:55真面目で優しいところも心の底から尊敬していた

18:59大好きな姉さんの背中を追いかけていれば大丈夫だと思っていた

19:11シルバーアイスティメント

19:41その背中が消えてしまったらどうしたらいいの

19:51大変です殿下殿下

19:58国内各所で急に魔物が増え始め討伐が追いつきません

20:03なんでいきなり

20:07定期的に出してた討伐部隊は何してたんだ

20:10そそれがそもそも言ってすらいなかったと

20:15どうせフィリア様がやってくれるからと

20:19バカどもがせっかくあいつを追い出して生成したというのに

20:24金はあるんだ何をしてでも討伐しろ

20:29大人には近づけるなよ

20:32フィリア様がいなくなって騒がしくなったもんだね

20:36私は仕入れの約束してた行商が来なくて暇だよ心配いらないさどうせミヤ様が何とかしてくれるって

20:46おかしいやっぱりおかしいわ現状がじゃなくてこうなってしまったことがおかしい

20:55だって姉さんが私に一言も告げずに隣国に行ってしまった

21:03お父様どうして姉さんがバルナコルタに行かなくてはならなかったのですか

21:08聖女が必要ならまず婚約者のいない私に話が来るはずですよね

21:13ミヤ何度も言わせないでくれ

21:18フィリアは自ら隣国に行くことを決めたのだよ

21:24聖女として完璧な姉さんが相談や引き継ぎもなしに去るなんてありえない

21:30それがなかったってことはよほど急な話だったか

21:36何もかも許されなかったか

21:41そんなひどいことをしたのは誰なのかしらね

21:47私から姉さんを奪うなんて許さないんだから

21:55春風が頬をくすぐるみたいに笑って欲しくて

22:01僕ら花道だけを歩いていこう

22:06たとえ離れてしまっても心が覚えていたらいいと

22:11祈って祈って祈っている

22:16また明日が来るってあなたとの明日へ

22:22何千回瞳閉じて星を流すよ

22:27まだ暖かい日々をそっと隠してしまったところ

22:34あるべき場所

22:37今宵

22:38今宵

22:39ありえないありえない数の星を見せるよ

22:43まるで夢みたい夢みたいなんて笑って欲しいから

22:48それはおばあじないあなたを思う

22:52星の数よりもっと瞬く感情

23:01今宵

23:02ありえないありえない数の星を見せるよ

23:06まるで夢みたい夢みたいなんて笑って欲しいから

23:11これはおばあじないあなたを想う

23:15星の数よりもっと瞬く

23:19あなたに溶ける願い

23:27完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる

23:33次回第3話初めてのデート

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