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  • 2 days ago

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00:00新しい人生を選ぼう家の中の無駄を断ち必要なもの以外は捨て物への執着から離れる自らの決断で新たな暮らしと生き方を選ぶそれが断捨離
00:25決断を後押しするのは断捨離の提唱者山下秀子さん数えきれない人々を導いてきた断捨離と人生の達人です片づけのできないダメな子って言ってはならないと思ってるんだよね完璧なんてないよね完璧を求めたら苦しいだけ選び抜こう自分らしい生き方を
00:54人生の扉が今開きます寝ててもスッキリしないしそれがだんだんいつの間にか被害者意識になって夫も病気だからとか何か家が狭いからとか難病の夫のために奮闘する看護師のママがいます再婚してわずか3か月後
01:22難病ですねっていうので難病を抱えた夫はがんになり体も弱って車いす生活に物があふれていた家の中を介護しやすいようにと徹底的に断捨離したんですところが
01:48何のためにここまできれいにしてスッキリするのってなった時に多分私やっぱり不安なんですねその悩みを山下さんにぶつけますああいう行政なので不自由なので私がやっぱりカバーしてあげないといけないすると意外なアドバイスが
02:14離れるっていうのはとても大事で離れるって拒絶じゃないんだよね段でもなく車でもないんだよね捨てることでもなく
02:24介護が必要な夫と距離を取るともすれば冷たく聞こえるそのアドバイスが行き詰った夫婦関係に劇的な変化をもたらすことになるのです
02:40豊かな自然に囲まれたのどかな町の一軒家に
02:46うちに断捨離しました難病の夫と看護師ママ頑張りすぎない支え方石川県白山市豊かな自然に囲まれたのどかな町の一軒家に悩める看護師ママが暮らしていました
03:14あっこんにちはこんにちはよろしくお願いします
03:21奈美さん47歳
03:25玄関を入ってすぐ左手がリビング
03:31あっこんにちはこんにちは
03:35そこにいたのは夫の栄治さん55歳 3年前から車いすで生活をしています
03:45仕事しとったんですけど今はちょっと療養療養っていう形でいつかお仕事に戻りたい
03:55お互い再婚同士結婚したのは7年前
04:05栄治さんはジムの仕事をしていましたが去年右腕の骨や筋肉などにできたがんの手術をして給食しています
04:17奈美さんは看護師歴26年のベテラン
04:22平日は病院に勤めています
04:27夫婦のほかに奈美さんの子供である2人の娘と4人暮らし
04:35家は2階建てのサンネルDK 1階にはリビングとキッチン そして栄治さんの寝室があります
04:47夫が車いすでなった時は本当に通るのにぶつかりながら移動するっていうぐらいですねもう本当に段ボールがいろんな隙間に挟まっていたりとか私のものも多かったですし
05:03以前キッチンやリビングには物が大量にあったんですしかし3年前栄治さんが車いすになり奈美さんは夫が動きやすく自分も介護しやすい環境を目指して断捨離に取り組んだんです今やキッチンはまるでモデルルームのよう
05:30引き出しの中も見事に整ってるねー
05:37やっぱり風通しが声も通るしそういうのは居心地はいいなって思う
05:45でも1階には唯一断捨離できない場所があるといいます それは栄治さんの寝室 ここは確かに物が多いねー
06:00体のケアに必要なものといろんなのが混じってたり こういうのも私は危ないかなと思うんですよ落ちてきたりするとやっぱり震災もあったのでとかねやっぱり動けないのでとっさに膝が立てられないんですよねなんか立ち上がって少し動けたりそれもできないので
06:20物が床に落ちたら車椅子で動けなくなると奈美さんは心配しています でも栄治さんは
06:32断捨離されるって時あれですか 賛成だったんですか 反対 反対だったんですか
06:41触るなって 触るなって
06:45できるならば分かるところに自分の物を置いていきたい 置いていきたい
06:52使えるものももちろん使わなくても取っておくタイプだったそこでやっぱり圧力がすごく出てきてうん 今日離婚問題出ました
07:05栄治さんは物を残しておくタイプ3年前奈美さんが断捨離を始めた頃捨てる捨てないで大喧嘩離婚寸前にまでなったといいますそれでも奈美さんが断捨離を続けたのは栄治さんのためでした
07:28体の老化現象が早く進んじゃう病気なので見た目も体の中も体の機能的に関節だったりもどんどんと進んじゃってっていう病気珍しい病気ですね
07:45栄治さんはウェルナー症候群という急速に老化が進む難病を抱えています 40代前半に体調不良で入院したとき精密検査で判明しました
08:04でも奈美さんと出会った頃はとても元気だったんです奈美さんは難病と承知の上で7年前結婚を決意しましたところが
08:21がんになり何になりって結局切らんといつかんがんなって手を切って手も2回切ってるんですよね最初はひじありで切ってそこから変ながんのブチブチとしたものが出てきてそれが去年それを切って今なんとか
08:47結婚してわずか3か月後にがんになり右腕を切断3年後には足も弱り車いすにそして去年は命が危険な状態で右腕の再手術に臨んだんです
09:08何ももういつなくなってもおかしくないって言われている状態ででもう私も覚悟できないですけどでしないとと思ってた矢先にちょっと緊急でその腫瘍を取り除く切断手術しませんかっていう提案をしていただいて無事に帰って来て
09:30右腕のがんを切り落とし生還して1年現在エイジさんは週6日訪問介護を受けています
09:47身体は不自由でも気持ちよく暮らすには部屋の中のものを減らしてもっと動きやすくした方が良いとなみました。
10:15マスクした方が良いとなみさんは考えているんです。
10:222階には長女と次女それぞれの部屋があります。
10:32そしてもう一部屋が。
10:39本当にもう本当にもう納期の難度って感じなの。
10:503畳にも満たないこの部屋がナミさんの寝室。
10:57コロナになった時にコロナ禍で家族同士接触を避けねばいけないっていうちょっと医療業界なので。
11:07もともとここは難度物を処分して寝室にしましたナミさんは夕方病院の仕事から戻って洗濯や掃除などの家事を片づけます。
11:34休む間もなく夕飯の準備。
11:41トマト食べれる?
11:43トマトどれぐらい食べれる?
11:483つ。
11:493つ?
11:503つほど。
11:51実はナミさんの2人の娘とエイジさんの関係はあまりよくありません長女は夜はバイト思春期の次女は一緒に食卓を囲もうとはしないのです。
12:18再婚してから闘病が続き家族関係をつくる余裕がありませんでした。
12:25しかもナミさん介護が必要な家族が他にも。
12:32実家の母ががんになったりとかやっぱりいろんな病気でちょっと認知症に始まったりしてきて。
12:39奈美さんの母親は近所で一人で暮らしています。
12:46奈美さんは週に3回ほど介護をしに行っているんです。
12:53奈美さんは大学病院に通院するっていうので1日がかりでそこでお休みを使う。
13:00あとは子どもの学校のことだったりいろいろだったり。
13:07母親のことで時間を使うっていうことで。
13:14何か寝ててもすっきりしないしそれがだんだんいつの間にか被害者意識になってコロナのせいだとか夫も病気だからとか何か家が狭いからとか。
13:23家族のためにがむしゃらに頑張ってきたでも何のため頑張っているのか最近分からなくなるといいます。
13:48何のためにここまできれいにしてすっきりするのってなったときにたぶん私やっぱり不安なんですね。
13:58夫がこう今こうして言ってくれるんだけどまたどうなるかなとかやっぱり経済的な悩みだったりとかなんかやっぱり自分で頑張らなきゃ。
14:10胸には収まりきらない不安を抱え苦しんでいたのですそんな深い悩みに向き合おうと山下さんが北陸の町へやってきました。
14:34よろしくお願いします。
14:40よろしくお願いします。
14:42はい。
14:43はい。
14:44はい。
14:45はい。
14:46はい。
14:47はい。
14:48はい。
14:49はい。
14:50ありがとうございます。
14:51よろしくお願いします。
14:52はい。
14:53お願いします。
14:56よろしくお願いします。
14:59そうなんだろう。
15:00別に……ね、ね、ドキドキするの。
15:04ドキドキ・・・
15:06別にお家が散らかってるってわけでもなし。
15:13まずは自分なりに頑張った断捨離の成果を見てもらいます。
15:43私は絶対できないと思っていたんですが、とりあえずおままごとでもいいからやってみようと思った時に、すごく嬉しかったです。
16:01きれいに整理されたキッチンは山下さんも感心するほど。
16:23問題は栄治さんの部屋です。
17:00この部屋は栄治さん専用にしようとのことですが、奈美さんの服をどこに持っていくかが悩ましいんだよね。
17:12ここは私が普段寝たり、一休み。ここは何度だったんですけど。
17:21新鮮だった。
17:33新鮮。コロナになった時に私が看護師なので、感染対策上、家族と別に食事も寝ることの頃もできたらおトイレまでっていう暗黙のルールがなってきたんです。
17:48そういうのにしつかった。
17:50しつかったです。
17:52狭すぎて、洋服をかけるスペースがありません。
17:59そっか。
18:01これは山下さんも計算外。
18:06今世時のご病気はいつ発症?
18:09病気自体はもともと難病のウェルナー症候群っていうのもあるんですね。
18:15難病が分かって結婚になったんですね。
18:18そうですね。そのころはまだ歩いてて、5体普通に満足というか、そんなに不自由を感じていなかったんです。
18:28再婚して3ヶ月ぐらいで診断が出てっていう。
18:34状況を確認して1階へ戻ります。
18:39どうしたいという。
18:41えっとですね。
18:43ちょっと座りましょうか。
18:45奈美さんの気持ちをじっくりと聞くことにしました。
18:51夫は本当に反対派なんですね。私が触ることに対してもすごく怒られたりもうもうもう触れるなっていうパートルも何回も今も時々あるぐらいなんです。第三者の方に来ていただかないと私だったらけんかになっちゃうんですよ。
19:18夫の部屋を快適な場所にしてあげたい。でも悩みはそれだけじゃありません。
19:25なんかやっぱりああいう病状なので不自由なので私がやっぱりカバーしてあげないといけないとか子どもに対してもサイコンでこういう形態になっちゃって。
19:40ああ私のせいでっていうね。看護師をしてよその方のお世話をしてて罪悪感もあってなんか自分の家が家族が病気なのにとかもうぐちゃぐちゃになっちゃってたんで。
19:57家庭に対すると山下さんは優しく切り出します。
20:11奈美さんの場合自分を褒めてない。
20:18こんな状況の中にねえ何とかしのぎならここまでやってきたってすごく偉くない?何回圧力があるとそこがやっぱりああやっぱり私のせいっていう風に言っちゃう癖があって。自分で褒めてもう一つくつるぐことかな。ぼーっとしようよ。ぼーっとしていけないと思ってたので。いやいやぼーっとしなくちゃ。
20:46奈美さんに必要なのは自分を褒めて心を休めること。言うなれば頑張りすぎないってこと。
20:57男性の理だね。離れるっていうのはとても大事。
21:02離れるって拒絶じゃないんだよね。断でもなく車でもないんだよね。することでもなく。だからはっきょりを取る。
21:12夫の体を考えれば手を差し伸びるのが当然ですが、山下さんはあえて距離を取ろうと言い出しました。
21:23あのご主人はね。あそこがご自身のテリトリー。
21:30踏み込んでいっちゃう。自分のものをね。
21:34やるぐらいの気持ちでちょっと場所がないからね今ね。そうなんですね。普通はお勧めしないんだけどベッドの下。あなるほど。
21:46進めないんだよ。でもこの状況ではね今このここの限られた空間で仕舞いればしょっと。あそこあそこだよね。奈美さんの寝室には確かにベッドの下に空間があります。ここへ奈美さんの服を移そうっていうんです。
22:13普通はあそこに押し込んで忘れちゃうっていらないものを押し込んで忘れちゃうわけだけど奈美さんの場合は今必要なものをちゃんとあそこに収めて毎日出したり入れたりすることが可能だから。
22:35それではエイジさんと少し距離を取るための断捨離を始めましょう まずはエイジさんの部屋から奈美さんの服をリビングへ
22:49エイジさん黙っているけど何を思っているんだろう?
23:07はいじゃあこれでちょっと減らしてみようかうんこれで減らせるものをベッド下の限られたスペースに収めるために断捨離開始来てないですね来てないですこれはいらないさすが慣れているだけあって選別が早いしかしその手が止まったのは?
23:35ああなるほど。
24:04そうか奈美さん洋服にも遠慮してたんだ罪悪感を感じてしまう癖。
24:44いらない服があると言い出したんです。
24:48断捨離嫌いのエイジさんに一体何が起きたのか。
24:50じゃあご指示で判断していただきましょう。
24:56断捨離嫌いのエイジさんに一体何が起きたのか。
25:06エイジさんが突然自分の服を断捨離すると言い出しました。
25:16反対派のはずがどういうことなのか。
25:52その白も汚いし捨て。
25:57まるで人が変わったように次々と処分していきます。
26:04エイジさん捨てたくないっておっしゃってましたもんね。
26:10急な変化に奈美さんもびっくり。
26:26基本は触られたくないやっぱりそこをどうにもならないかな私の力ではもう無理かなって限界かなっていう。
26:36ある日仕方なかったといえ侵略してたわけだから奈美さんが。
26:46ちゃんと自分のねこう名張りを尊重してくれたんだなっていうのが伝わるわけ。
26:55より心地よくあるためにはここが自分のテリトリーだ尊重されたってことが心地いいわけ。
27:05自分のテリトリーを持つことで人は自分の意思で動くようになる山下さんが距離を置こうと言っていたのはこうした変化を期待してのことだったんだねえ
27:23ここをご主人に見ていただければいいかなここに持っていきますかはいそれで終わりかな洋服以外のものも断捨離することになりました自分の手で選別していきます
27:42おやスマートフォンが何台も出てきたぞ多分無茶よ使うかな分かんないねもう使おうもんな古いスマホは処分しようと決断今度はイヤホンがいくつもどうしてこんなにあるのかな?
28:12入院するたび買って増えたとのことですが本当にものを貯め込んできたタイプなんだねえ
28:26イヤホンも一つだけを残して他は処分
28:32若い頃自分で作った陶器も出てきましたもともとはドライブが大好きでいろんな所に出かけ活発に暮らしていたのだそうです
29:00靴下はもういらないいらないいらないわけないわけないわけないわけないわあら
29:07今の自分にいらないものは本当は分かっているでもこれまでは手放そうという気持ちになれなかったんです山下さんは棚の断捨離をお手伝い
29:29ゴムってそっち使うんだよね看護師のナギさんに確認してもらいながら医薬品などを整理していきますこうして実に3時間も断捨離が続きました
29:51山盛りだったものがきれいになくなりました余裕初めて見ましたこの部屋でこのすっきりな思えばこの部屋は断捨離されないようにと栄治さんが物をため込んでいた砦でした
30:17でも気持ちが切り替わり過ごしやすさを大事にした部屋に生まれ変わったんです
30:31介護も気持ちよくできそうだねえ
30:43難航不楽と思われていた栄治さんの部屋から多くのものを吐き出して初日の断捨離は終わりました
30:53私はもう限界だと思っていたからだのと自分の洋服が侵略を教えたのかってそう言われたらあそうなのかってやっぱり自分の中でぐるぐる思考が巡っていると続かないことがいっぱいあったのでこれだけ過ごしやすくなったら嬉しいです
31:17ここで山下さん奈美さんに話したいことがあると言って2階へ
31:33福島さんは病気の人が一日中いるという環境はやっぱりつらいことでそれをなんとかして家族関係を修復してなんて思うのもすごく無理があんまりもないなって verzくña
32:01何かすると奈美さんは去年栄治さんが右腕のがんの再発で精子をさまよった時のことを話し始めました。
32:31帰ってこれた時に山下さんは改めて大切な言葉を伝えます
33:16うん。
33:18うん。
33:20うん。
33:48思いがけない変化を見せた栄治さんそしてこのあとなぜ奈美さんは難病と知りながら再婚したのかその本当の理由が分かってきます断捨離開始から2週間後。
34:14何が何があったのかな。
34:24How are you doing?
34:26How are you doing?
34:28How are you doing?
34:30Oya?
34:32Eiji-sanが何だか嬉しそう
34:36何があったのかな?
34:40職場でちょっといろいろ相談して
34:44来週から仕事復帰が決まったんです
34:48そういやえいじさん職場に戻りたいって言ってたもんねえ
34:56ジムの仕事に復帰して徐々にリモートでの作業を増やす話になっているんだとか
35:06テレワークになっていればこの机使ってパソコン持ってきて
35:12Eiji-sanにやる気が出てきて奈美さんも嬉しそう
35:20その後洋服の移動はどうなったのかな?
35:26今ベッドを折りたたんで掃除機をかけて
35:30寝室を改造している真っ最中だとか
35:36お気に入りの今このランプをつけて夜中でですねこれこうやってやると夜はすごい心地よく寝られる
35:46くつろげる寝室を目指すとともにベッドの下に収納する洋服の量をさらに減らしていました
35:58少ない方がやっぱりどんな時だって何事にも真面目に取り組む奈美さん一体どんな人生を歩んできたんだろう
36:15私も看護師しかしたことない資格取って働き続けてきててそうなんですよあの気づいたら20何年ですよねだから看護学校を卒業して看護師になったのが21歳25歳で最初の結婚をして2人の娘に恵まれました
36:43でもその結婚生活は過酷なものだったのです
36:51前の夫がギャンブルに ハマってしまって借金をすごくものすごい金額の借金をして大変だったんですよね
37:03ギャンブルの借金を返すのとちょっと暴力に出るようになってきたのでもうダメだということで離れたんです
37:152人の娘を連れてシングルマザーに 看護師の仕事をしながら育児に家事に奔走
37:25そんな生活が5年近く続き疲れ切った時出会ったのが栄治さんでした奈美さんにとっては初めての頼れる存在だったといいます
37:41学校でトラブルあったりしてなんかこういう相談したら学校とやり取りしてくれたりとか結局なんか私はすごいそういうところをしてもらった経験がなかったんですよね前の夫にしても自分で解決してきたっていうか自分でなんかしてきたっていうことがずっとあったからそういうのをいろいろやってくれたことに対してすごいなんか頼りがいがあるっていうかうん
38:09なんかこうやってやってもらった一人じゃないんだって思ったんですよね
38:14経済的にしっかりした環境で育ててあげたいというか成長させてあげたい思いがあったのと
38:23もうこの家がそのままあったんですねもう一人で先に夫が家を建てて入ってて
38:30頼れる場所もできるし頼れる人もできる子供とゆっくりできるかなとかいろんな期待が入ってましたね
38:37幸せな家庭を築こうと真剣に向き合ってくれた
38:46だからこそ難病とわかっていても再婚に踏み切ったのです
38:53思春期の次女からの手紙
39:00そこには
39:03離婚したとか再婚したとか
39:08パパのこととかでママのせいだなんて思ったこと一度もないと書かれていました
39:17そして
39:19大変なことがあったら一人ぼっちだと思わずにって
39:23うん
39:25そうかそんなこと思ってくれてたんだとか
39:28子供たちとの時間って少なかったので
39:31在庫感もあるんですけど
39:33はい
39:34見てくれてたなと思って
39:37えいじさんと娘たちがあまりうまくいっていないと気にしていたけど
39:46そんな心配はいらなかったのかもねぇ
39:52けれどえいじさんの口からはこんな言葉が
39:57あとはどうやって終焉を迎えるかだけよ
40:06断捨離が間もなく終わろうとしていた時のことでした
40:16えいじさんがうちに秘めた思いを打ち明けてくれたんです
40:22あと何年生きるかや
40:27夢は思うとなのよ
40:30まだ生きると思うとなのよ
40:33あとはどうやって終焉を迎えるかだけよ
40:40通帳の整理とか
40:44県の整理とかしていられるなと
40:48この家や貯金などの財産を
40:54奈美さんとその娘たちに使ってほしいと
40:57考え始めているんです
41:01そんなもんかな人生って
41:09ついに寝室が出来上がりました
41:24毎日疲れ切って寝るだけだった場所を
41:30くつろげる空間にしようと一工夫
41:36サイドテーブルにCDプレーヤーと
41:39お気に入りのライトを置きました
41:43ここでゆっくりちょっとこのランプをつけて
41:47ラジオを聴いて
41:49そのまま寝ちゃってもいいでしょうって
41:51そうですね
41:52思って
41:53そういう時間が出来たらいいな
41:56そのくらい力を抜いた方がいいよね
42:03ベッドの下に衣類もきれいに収まりました
42:10心地よく過ごせる場所に仕上がったみたいだね
42:17奈美さんは今回
42:19断捨離しながら日記をつけていました
42:24もうこれでいこう
42:25私の言葉
42:28最後のページに書かれていたのは
42:34私もそうだし夫もそうだし娘たちもそうだし
42:38それぞれが唯一無二だねっていうことを思ったら
42:43世間的にはこうしないととか
42:46そんなのどうでもいいなっていう
42:49なんか自分は自分でオリジナルでいいっていう
42:53反対に思ってたんでオリジナルすぎてダメだって
42:57そこをこれでいいんだって思えた感じです
43:02高校にはなかなか思えなかったんですよね
43:05本当に
43:07すごい肩の荷が軽くなったら
43:10夫の病気も自分の生き様も唯一無二
43:19それでいいと受け入れることができました
43:25要介護の人がいるっていうのは
43:29介護される側も介護する側もまずつらいんですよね
43:34両方ともつらいんですよね
43:36自分は介護される人よりも強い立場にいるから
43:43頑張らなきゃって追い込んでしまうんですよね
43:46自分が本当に頑張ってきたことも認めてないし
43:50自分のせいでこんなになってるんじゃないかっていうね
43:53罪悪感でいっぱいだから
43:55それでなおかつ頑張ろうとして
43:58休んでいいんだよ楽になっていいんだよって
44:00すごく言ってあげたかったですね
44:05相手の人生ね
44:08自分から見たら
44:10たとえ家族でも他者の人生ですね
44:13他者の人生を被る必要がないんだ
44:17もうその
44:19唯一無二なんだってことが分かったっていうね
44:22それぞれがそれぞれの人生を歩んでるんだっていう
44:26そこにたどり着いたっていうのはね
44:29すごいですよね
44:31うん
44:32えいじさんは職場へ車で通勤することにしました
44:51楽しい
44:52楽しい
44:53片手になっても楽しい
44:56楽しい
44:57あんま助手席って好きじゃない
44:59ああそう
45:006年前腕を手術した時に
45:05片手で運転できるように改造した愛車
45:10通勤に向けて運転の練習です
45:14ディズニーランドに入り口で寝させてくれる
45:26時間になったら授業に起こしてくれる
45:291台ずつ
45:31そんなこともしてくれる
45:33ディズニーランドしてくれるって
45:35ドライブをしていると会話も弾む
45:45夕方もこっちの道は混むのさあ唯一無二の人生を生きていこう
46:02ご視聴ありがとうございました
46:15ご視聴ありがとうございました

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