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00:00〈妻に内緒で530万円で落札した幻の明治紙幣〈しかしまさかの偽物疑惑が〉
00:19ハマるー! 家帰らんようになりますね
00:25敗戦後、極寒のシベリアに抑留され、巣と向き合ったガタ
00:31その主翼の絵に今田感動
00:35ものすごく綺麗は いいなぁ
00:37偽物やったらくれません?
00:41衝撃の鑑定結果が
00:46出張鑑定は下関から鑑定士も圧倒驚くお宝属室
00:53さらに絶望が得意な御長寿も
00:58本日のゲストは元フジテレビアナウンサーの三田パンこと三田ゆりかさん
01:071987年東京日本橋の生まれ
01:12実家は大正元年創業の老舗料亭で
01:16喫水のお嬢様として育ちました
01:19学生時代の趣味はなんと勉強
01:25習い事もピアノ水泳パソコン茶道と多彩で
01:30幼稚園から習い始めた藤間流の日本舞踊は中学3年生で名取りになるほどの腕前
01:39アナウンサーを志したきっかけは高校時代に参加した英語のスピーチコンテスト
01:47たくさんの拍手をもらったことで人に何かを伝える仕事に就きたいと思うようになり
01:542011年フジテレビに入社
01:59新人アナがMCを務めるトークバラエティ番組
02:04通称ファンシリーズの7代目に抜擢され
02:08たちまち人気アナウンサーに
02:11オリンピックの現地キャスターなどを経て
02:162019年からはライブニュースアルファーのメインキャスターに就任
02:21得意の英語を生かしてヒラリー・クリントン元国務長官にインタビューした際は
02:29ガチガチに緊張したものの
02:31とってもいいインタビューだったわと言われ
02:35嬉しくて泣きそうになったそうです
02:38結婚を経て2023年フジテレビを退社
02:43この年に生まれた第一子の育児に奮闘しつつ
02:48昨年からはフリーアナウンサーとして活動を再開しています
02:54依頼人の登場です
02:57オリンピックからお越しのインタビューリカさんです
03:01どうもよろしくお願いします
03:04いやいやいや
03:07日本奉行の?
03:08名取りですか?
03:09名取りです
03:10それを披露したこともあるわけだよね
03:12国立劇場で何度も舞台は踏んでいます
03:16はーい
03:17お嬢様の中のお嬢様ですね
03:20とんでもないです
03:20いやいやいやいや
03:21お宝が実際そうにハードルは上がりますけどよろしいですか
03:26はい
03:26ちょっと待ってください
03:27はいって言いました
03:29普通いやいやいやとかおっしゃるところははいって言いました
03:33さあ拝見しましょうお宝オープン
03:37うわー
03:38おー
03:39尾形降臨作の屏風です
03:42尾形降臨ですか
03:44はい風神雷神で有名な
03:47亡くなった祖父が大切にしていたもので
03:50どういう風なルートで手にしたのかは分からないんですけれども
03:54おじいさん何をされてたんですか
03:56明治座っていう劇場を経営していました
03:59え?
04:00あーそうか
04:01あの日本橋にある
04:03明治座経営してたの?
04:06はい
04:06実はあの何でも鑑定団に出てみませんかってお話いただいた時に
04:11え?
04:12お断りしたんです最初
04:13私なんかの家の宝なんてと思って
04:16いやいやいやいや
04:16闇でございますか
04:17やめてください
04:20あなたの家にお宝が出たらどうすればいいんですか
04:23でもしばらく経った後に親から
04:27そういえばこの間
04:28壺が出てきてね
04:30鑑定団に出て
04:31これいくらか鑑定していただきたいななんて話が出まして
04:36慌ててもう一度
04:37はいご連絡して
04:39そうしたらまた家族会議したところ
04:41いや壺よりもあの病婦の方がもし本物だったら
04:45価値が高いんじゃないか
04:47何の絵を描かれているとか聞いたことないですか
04:50ないんですよ
04:51でもなんか大胆で華やかなんですけど
04:53その中に繊細さっていうのが
04:56やっぱり大型氷のものなんじゃないかなっていう風に
04:59菅ちゃんどうお宝見て
05:01馬の迫力にびっくりしました
05:03首が太くて縦髪とか尻尾もすごく綺麗ですし
05:07高級感しかない
05:09本物だと思います
05:10じゃあ文竹に飲まれてるんじゃない菅ちゃん
05:12これ下手ちゃいますね
05:15こんなもうちょっとなんかこう
05:19皮の中にある感出ませんいわ
05:22自信持って偽物に見えてるんですけど
05:25見たけに初めての挫折を味わせる
05:29あまり自信持ってもちょっとちょっとチャプがあるね
05:36なんかそう言われていれば
05:38バランスがなんか
05:40本人評価額です
05:43おいくらでしょうか
05:45300万円
05:46300万円
05:47大丈夫かな
05:48まいりましょう
05:50オープンザプライス
05:5210万円
05:5310万円
05:53どういうことなんだろう
06:06いやいやいや本物10万のわけないっすよ
06:10そんな笑顔やったかも
06:11氷の作品では残念ながらないです
06:16本物であれば10億以上
06:19えぇっ
06:2010億
06:22尾形光琳というのは江戸時代の前期この作品は江戸時代の末ぐらいですかね顔料も金箔も若いです藤原の帝家の歌を題材としてリンパでは好まれた画題なんですね光琳の描く顔というのはもっとこうふっくらとして柔らかいんですよへぇいやあショックですショックですよねこのまま終わるわけにはいかないでしょリベンジいいですか?
06:27もうリベンジ全然そのツボもねさっきから今さん嬉しそうな顔してしゃべるんですよ
06:57続いては広島県呉市から早速ご自宅にお伺いしました次なる依頼人は飯川松良さん74歳今田さん福沢さんわたしのこと覚えとってかね覚えとったかね?
07:22実はいいかろさん6年前この番組に登場お宝は明治時代の紙幣26点全てネットオークションでコツコツ買い集めたもので費やした金額は100万ちょっとはいっとるとトータルで奥さんの許可は今発表したんですか?
07:48はい今発表させてもらう客席にね広島カープの帽子をかぶったご家族の皆さんがいかがですか?どうせなら私にお金かけてくれともう一歳しばの1本ぐらいなくなると本人評価額は150万円判定結果は何だったっけなこれ?
08:07なんと250万円これはすごい額です明治時代の代表的な紙幣をよくお集めになります立派なコレクションだと思いますところが非常に虫食いがあるんです大幅に評価を下げてますまだまだ上を目指して頑張っていただきたいですねその言葉が私の心に火をつけて
08:37例えばこちら状態が良ければ150万円以上すると言われたボロボロの紙幣で買い直したのがこちら
08:48全然違うでしょ違う確かにちなみにおいくらで98万円でしたこの他にも6年間で14枚を買い直したそうですそんな中
09:06出演したときには持っていなかった幻の紙幣を手に入れたんです判定よろしくお願いいたします果たしてその幻の紙幣とは?
09:18依頼人の登場です
09:27あの時はスタジオで初めて奥さんに値段とか言ったんですけど最近はどうなんですかちゃんと全く内緒です 今も全くないでしょ今日も何を出すか言ってません
09:39客席に今日もそうですよ奥様カープ組んで赤ヘル分だから その後奥様シワの一本でもどうなったんですか
09:46見てくださいなくなってると思うんですそれじゃあお宝オープンさあこれ何でしょう明治の初めに発行されたですね国立銀行券の10円なんです10円札これがなかなか出ないですよこの10円札が今までずっと探しとったんですけどもたまたま出てきたんで何が何でもということで頑張りました購入先はネットオークションそういうことですいかほどで入手されたんですかね
10:165のもう5の530万ですよすいませんすいませんちょっと最初どれぐらいからスタートしたの
10:351000円スタートだったんですけど1000円スタートで最後はね70件ぐらい70人ぐらいで争ってはいはい奥様今の値段聞いていかがですか言葉はございません530万ってもううわしわどころちゃう顔変わりませんよほんまもう竹内先生の一言で人生がちょっと変わったわけでしょよしもっと上を目指すと
11:05いや私もちょっとわからんのですけどこういう状態で出てきたんで保存状態めちゃくちゃきれいです印刷の字いかって黒黒してますからあまりにもきれいな気がしてあまりにもねねえドキドキすんなあ先生よろしくお願いしますよいやいや目合わさないですよ竹内さんが
11:35通称日銀が発行しているもので正式名称を日本銀行券という
11:42日本銀行券が最初に発行されたのは明治18年
11:49今回の依頼品は日銀創立前第15国立銀行なるところから発行されたものである
11:59そもそも我が国において初めて紙幣が誕生したのは明治元年のこと打錠観察という政府が発行したものだがそれまで金銀銅でできた貨幣に慣れ親しんだ人々に額面を印刷しただけの紙切れは全く信用されずほとんど流通しなかった
12:26そこで政府は通貨単位を量から円に改め1円はそれまでの1両と同じ金1.5gに相当すると定め新紙幣明治通報を発行これは打管紙幣すなわち1円紙幣なら1円金貨といつでも引き換えることを約束しています。
12:56紙幣にする予定だったが政府には交換に応じられるだけの金貨がなく絶えなく金貨との交換を保証しない俯瞰紙幣に。そのためこちらも国民の信用を得られなかった。
13:15各なる上和と政府は明治5年資本力のある民間会社に打管紙幣を発行させるべく国立銀行条例を制定。
13:27この国立とは国営ではなく国の認可を受けた民間の銀行という意味で国立銀行を全国各地に設立させそれぞれに紙幣の発行権を与えたのである。
13:45この時東京日本橋に第一国立銀行を創設したのが後に資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一。
13:59依頼品の第15国立銀行は15番目に認可された銀行で有力家族の出資により東京に設立。
14:11世間では家族銀行と呼ばれた。
14:15各市で発行された打管紙幣、国立銀行券は額面1円から20円の5種類で、デザインは中世の武将や神話の市場面を採用。
14:32裏面には額面と同じ金貨も描かれている。
14:38製造は優れた印刷技術を持つアメリカの会社に委託したため、当時のドル紙幣と見比べると売り2つであった。
14:49しかしこれらが世に出回るやすぐに金貨と交換するものが続出そのため政府はわずか3年余りで打管を停止さらに西南戦争の戦費を調達すべく政府と国立銀行それぞれが俯瞰紙幣を乱発したことにより経済は大混乱。
15:17これを受け時の大倉協松方正義は紙幣の価値を安定させるには発行元を統一することが不可欠との考えに至り明治15年日本銀行を設立。
15:36そして通称大黒札を発行しこれ以後紙幣は日本銀行券に統一されていったのであった。
15:48改めて依頼品を見てみよう国立銀行券の10円札である。
15:58デザインは天の岩戸開きすなわち画楽を演奏し天照大神に天の岩戸を開かせた神話に財をとっている。
16:10裏面には日本書紀に登場する神宮皇后や竹之内のすくねの勇ましい姿と10円金貨が描かれている。
16:25さらにこの紙幣を持参すればいつでも10円を渡すという打官を約束する一文や紙幣を偽造した者に厳罰を課すことも明記。
16:38国立銀行券は減損数が少なくマニア衰然の品のため偽物も数多いが果たして鑑定やいかに?
16:54怖っ! さあいかがですか?
16:57信じとるんですけどね。
16:58いや信じたいっすよね。
17:00ちょっと家帰れんようになりますので。
17:02そうですよ。
17:04幻の明治司令 果たして本物か?
17:13うわー!
17:15えぇー!
17:17よいしょ!
17:20このリボはコナンじゃないんですよ。
17:23オークションで手に入れました530でお願いいたします530でまいりましょうオープンザ・プライスさあ大丈夫?
17:50ED Want!
17:53第1・10・edar センマン
17:56頑張らず!
18:00やったきた正解ign!
18:01おめでとうございます。
18:02うわーすご!
18:03よかったっすねー!
18:04いやーすごい!
18:05国立銀行券、本物10円支費ですね。
18:10Yes, it is very good.
18:13PMG, this is the United States of the United States.
18:21It is a total of 70, and it is 25.
18:27It is a total of 153.
18:32However, the銀行 was sold for 10 yen.
18:38当時の10円の値打ちというものはこれは大したものなんですよ。
18:43銀座の4丁目の角、一坪5円の時代なんです。
18:49高額な紙幣ですから。
18:51非常に数が少ない。
18:54もし国立銀行券20円というのが出ればですね、
18:581000万円以上愛します。
19:01一つ頑張ってみてください。
19:04はっきり言うと頑張ってください。
19:07もう10円で打ち止め今回の舞台は山口県下関市古来より本州と九州を結ぶ要衝として栄えたびたび歴史を揺るがす戦いの舞台にもなった最も有名なのが壇ノ浦の合戦で大戦。
19:33最も有名なのが壇ノ浦の合戦で赤間神宮には源氏に敗れわずか8歳で平家一門と共に海に散った安徳天皇がおごそかに祀られている。
19:48下関名物といえばフグ日本で唯一フグ専門の卸売市場があり今年の初競りでは1キロ1万8000円の値がついた。
20:03フグ料理をリーズナブルに楽しめる観光スポットで中でも今大人気なのがタコの代わりにフグの切り身を入れた究極のB級グルメフグ焼き。
20:22そのお味は?
20:29トローリまずはフグが元気の源87歳のべっきさんうわっやってきためちゃめちゃいい体してますねいや何でこんないい体してるんですか鉄棒初めてあって鉄棒小学3年生の時に初めて酒狩りができたのではいそれを思い出していや思い出してできることじゃないでしょ?
20:56日頃の練習の成果をご覧あれお願いします
21:05すごい!
21:15すごい!
21:16すごい!
21:17えぇぇぇぇ!
21:18本当だよもう大の!もう大の!もう大!もう大の!
21:22いっかい!
21:23うわっ!
21:24100回はもう近いうち回ると思いますいやでもさすがに目が回ったのか手は離しませんね
21:4020cmほどのきれいな石である30年ほど前沈没船の引き揚げなどを行うサルベージ会社に勤めていた時のこと
22:01運搬船が座礁したんです荷物を取らないと船が浮かぶんですよハイハイハイクレーンでね荷物を取る時にね私の船にこれから2、3個乗ってくるんですそれを一つ私がもらったんですもちろん運搬船のオーナーの許可は得た特に石に興味はなかったが見ているだけでなぜか心が落ち着き底知れぬパワーを感じた
22:31本人評価額は期待を込めて10万円この晴れ舞台で連続逆上がりを華麗に決められたのも石のパワーのおかげかも果たして結果は?
23:012万円うーん残念
23:04ホタル石またはフローライトと呼ばれているカルシウムとフッ素からできている鉱物なんですね結構量が取れるんですね手に入りやすいものなのでそうは高くならないんですけども非常に透明感があって光よく通すんですね
23:23で微量成分を含むと緑色になったり紫色になったりといろんな色を示すのでパワーストーンの好きな人にとっては人気があります
23:33屈折率が小さいために望遠鏡のレンズなんかにも使われたりするんですね
23:38はい分かりました
23:39イケモンですよ
23:40ホタルイカ
23:41ホタルイカ
23:42ホタルイカじゃないですよ
23:43ホタル石です
23:45竹中さんは歴史ある亀山八幡宮の名誉宮寺
23:50亀山八幡宮僕知ってますよ
23:53関門海峡のすぐ近くの
23:54そうですね
23:55私で53代目になります
23:58創建は平安初期
24:02当時この地は亀の甲羅のような丸い島で亀山と呼ばれ神社のシンボルも亀である
24:12そのため自然と亀に愛着が湧き20年ほど前から亀グッズを集めるように
24:20自宅はご覧のありさま
24:23こんなにいっぱいあるの?
24:242650点ぐらいあります
24:27お宝は自慢の一品
24:31よいしょすごいぞこれは
24:36裏島太郎や
24:38亀や
24:39彩色備前焼の浦島太郎をかたどった航路である釣竿と玉手箱を持った浦島太郎が奇妙な亀の背中に乗っている
24:53この亀もキリンと一緒で霊獣なんですね
24:56ですから耳があるんですね
24:58で
24:59で尻尾が
25:00尻尾がでかいし
25:01で
25:02読めると浦島太郎も結構いかつい顔してますね
25:05もともと武士らしいですね
25:07あっそうなんですか
25:09なかなか立派でしょう
25:10いや立派です
25:117年ほど前
25:13いつも亀グッズを買っているなじみの骨董賞から購入
25:18その額は
25:2080万円です
25:2280
25:24普段は自宅の玄関に飾っているが多くの人に見てほしいので
25:30連絡があればいつでもお金になりますので
25:34ぜひご覧ください
25:36なんで僕に言ってくれないんですか
25:38ういさん
25:39すぐ
25:40ういさんきれいな女性の方に向かって
25:44本人評価額は購入額と同じ80万円
25:51彩色された備前焼きはめったにないはず
25:55しかも浦島太郎という形もユニーク
25:59注目の鑑定結果はCMのあと
26:03亀山八幡優の名誉宮司が手に入れた浦島太郎をかたどったころ
26:105位
26:111
26:125位
26:151
26:16すごい!
26:18亀山八幡優の名誉宮司が手に入れた浦島太郎をかたどったころ果たして結果は?
26:27That's why I like it!
26:57This is a great concept.
27:05商品っていうよりは高級な贈答品とかっていう感じで最初作り出したようで反お抱えの可能派の絵師がこれを作るのに参加したって言われています。
27:23ぜひ大切になさってください。
27:26続いては元税関職員の山崎さん。
27:31どこの税関ですか?
27:33文字です。輸出入してはならない貨物を取り締める。
27:37税関の方に僕に聞きたいことがあって、この歯引っかかりますか?
27:41いや、これ大丈夫でしょう。
27:45趣味は古い書画の収集。全て本物だと自負している。
27:50というのも。
27:51私は税関職員でしたんで、偽物はダメなんです。
27:59お宝は明治時代に活躍した下関出身の日本画家、富田古千の画像である。
28:07タイトルは見解招致で、見解とは関門海峡のこと。
28:12源平合戦の壇の裏や、武蔵と小次郎が戦った岩流島など、海峡周辺の継承地と、そこに暮らす人々の姿が26枚にわたり、生き生きと描かれている。
28:29これ、平家がに怒った顔しています。
28:34確かに。
28:35平家の亡霊が乗り移ったと言われています。
28:38はぁー。
28:39あとは、先ほど、亀山八幡の軍事さんが出てこられました。
28:44え、あるんですか?
28:45ここは。
28:45これ、そうですか。
28:46はい。
28:47昔、亀山八幡さんの下がですね、九州に行く船の乗り場になっていたんです。
28:53はぁー。
28:54はい。
28:55うじさん。
28:56はい。
28:57はぁー。
28:58亀山八幡号が乗ってました。
29:00すごいですね。
29:01馴染みのある風景ばかりで、これぞ地元ならではのお宝と、昨年、定年退職したのを機に、自分へのご褒美として購入した。その額は?
29:1618万。
29:17退職金で?
29:18いえいえ、小遣いです。毎月の小遣い食べてましたね。
29:24しかし初めて購入金額を知った妻は不満顔奥様はそういったものに興味はないですないですああいうためたお金があるんだったら悠々自的に旅に出れると思ってたんですがねえねえ本人評価額は妻の手前これくらいはしてほしいと30万円元税関職員として偽物という結果だよ
29:54何としても避けたい。
29:56でも和泉さん自信ありますもんねはいあれあれあれちょっといいんだ声が果たして結果は35万円よかった奥さんご笑顔がこぼれた富田湖泉の本物に間違いございませんいやーよかった湖泉は当時主流であった難歌を文庫の
30:26絵描きさんに学んでいます。
30:28非常にねえ面白いと思います。
30:30壇ノ浦だったり亀山八幡宮といったその歴史的跡地に加えて風光明媚なむつれ島とか観音崎を大変こう素直な筆使いで描いていらっしゃる。絵もいいですし、当時の空気感が感じられるし、亡くなってしまった血をしのぶのにも本当に貴重な資料。
30:52下関ならではのお宝だなと思いますので地元の美術館そういったところで皆さんに見ていただくっていうのはとてもいいことだと思います。
31:02尾崎さんの夢はNHKののど自慢に出ること。
31:07のど自慢も2回ほど食ったんですけどはがきで落とされたんですよ。
31:12歌番組なのにはがきで落とされる。
31:16鑑定団も1回落とされたことあるんですけどお宝がちょっと力がなかったんですよねだから今日たくさん持ってきましたお宝はこちらわあ出てきた幻の焼物もめ山時代の篠焼ですはあ
31:366点あるがそろいではなく別々に買い求めたそのうち1点には篠焼の人間国宝荒川豊蔵の極め書きもついている実はこれらすべて?
31:53骨董屋とかも行くんですけどなかなか桃山時代の品木って置いてないので幻なんで落札額は1.4万円ほどしかし絵が伸びやかで全て本物と確信している自信がある!
32:13長いこと勉強してきましたから20年ぐらい勉強してそれから買い出したのでというわけで本人評価額は堂々の500万円桃山の篠は偽物が多いがあれだけ勉強したのだから間違うはずがない果たして結果は?
32:36実際の桃山の篠はもっと品もあるし勢いもあるこちら人の顔みたいな絵がポコポコ並んでいるそれないです桃山時代には勉強したっつったじゃないですか?
33:04しかもですねどのお皿にも同じような絵があるんですよ同じ方が偽物を作られたんだそして箱の方ですけれどもはいこちらもしっかり偽物でございます荒川豊三さんが恐らく桃山のものだと思うなんていう描き方するはずないのでもしこれが本物だと2000万ですわっ!
33:28続いては地元の小学校の先生近野さん!
33:34先生!どうも!先生!すごい元気!ちょっと待って待ってさっきまで座ってなかったですよね?
33:43すいません運動会でした
33:45運動会!?
33:46昨日だったのが雨で順延で今日なって終わってすぐに駆けつけました!
33:53うわー!お疲れ様です先生!結構応援されたでしょ!声がカスカスですけども!
34:01さんまさんになりました!
34:03めっかっちゃった!
34:04うわっ!
34:05どうでした?
34:06成績は?
34:07残念!
34:08負けました!
34:09負けた!
34:10今日だからドキドキ!
34:12お宝は江戸空気に活躍した絵師松村経文の掛け軸である敦賀一は画面いっぱいに大きく描かれている実家に代々伝わるもので50年ほど前教師だった父が図書館で経文について調べていた際とんでもない資料を発見したちょっと見せましょう!
34:41じゃじゃじゃーん!
34:46松村経文1500万!
34:51国の重要文化財に近いものだ!
34:57近い!
34:59父は慌ててこの絵の心願を確かめようとしたがその当時は?
35:06まだ探偵団がないので
35:08探偵団じゃ官邸!
35:11何を探偵するんですか!
35:13このリボンはコナンじゃないんですよ!
35:16そこで美術館を巡り同じような作品を探したがついぞ見つからなかった
35:23しかし父曰く…
35:26吉子よう聞けよ!美術館にあったら家にないだろ!
35:30だから本物なんだよ!
35:33じゃあこれ本物だという確信があるんですか?
35:36あります!
35:37どこでそう感じる?
35:38目!
35:40ちょっと周りが充血しそうな赤!
35:42本人評価額は資料には1500万円と書かれていたので最低でもこれくらいはするはず果たして結果は?
36:01じゃあ来い!
36:03ワンゴーズ!
36:04えー!
36:05まさかー!
36:10表彰台がすごいかかってる
36:13ちなみに表彰台おいくらぐらい?
36:16表彰で2回ぐらいやって70万ぐらい
36:22経文の作品ではないです
36:24違う!
36:25はい経文というのは写実を基本としたきれいな課長が風情のある作品がほとんどで1羽の鳥を描き込むっていうのはないんですねおそらくこれ何かもっと大きな絵を切って軸として後から名前を入れたという感じかなとでもあの表具代にお金がかかってるっていうのはよく分かります立派な表具ですもの
36:53判定団は日本全国どこでも出張致します
36:58続いては山口県久田松市のスポーツセンターから次なる依頼人はご夫婦で卓球をしているこの方川野俊明さん何だかとっても楽しそう2人とも運動は全然ダメなんですけども3、4年前に私がすごく落ち込んでた時期がありまして
37:17その時に妻が誘ってくれたんです
37:322021年父が高い以前から介護施設に入居していた母とはコロナ禍で面会もままならず悲しくて知らず知らずのうちに気がどんどんめいてしまったって感じです
37:50いつの間にか全然笑わなくなってしまって何とかしたい一心でした
37:57ゴールを追うだけなんですけれども空振りすると笑ったり感情が動くかなと思って誘ってみたんです
38:06今はすごく元気で毎日楽しく過ごしています
38:11奥様に感謝ですね
38:14ところでお宝は何ですか
38:17地元山口を代表する画家のとっても癒される絵です
38:227年前インターネットを見ているとその画家の絵を100万円で売りたいというブログを発見
38:30妻にその話をしたところ
38:33意外にも買っちゃえばって言ったんで驚いたんです
38:38銀行にお金預けてもちょっと増えないので好きな絵を手にして
38:44もしいつか高くなって売れたらラッキーじゃないかっていうんで
38:50思い切って貯金を崩し購入
38:54すると他にもその画家の絵が欲しくなり
38:58さらに2点を購入してしまったそうです
39:02鑑定どうかよろしくお願いいたします
39:06果たしてそのとっても癒される絵とは
39:10依頼人の登場です
39:13山口県からお越しの川野越八さんです
39:17よろしくお願いします
39:18卓球してる時の川野さんいい顔してますね
39:25その映像を見てる福沢さんもいい顔してましたね
39:28やってる時自然に笑顔は
39:30そうですね
39:31元気になってきたのはありますね
39:33よかった
39:33奥様来てらっしゃいます
39:34もともと卓球はされてたんですか
39:37全然したことないです
39:38なんで卓球に行こうと思ったんですか
39:40他のことを考えずに済むのかなと思ったので
39:43奥様がちょうど押してくれるじゃないですけど背中を
39:46今回のお宝に関しても奥様のも買っちゃえばと
39:50それでは拝見したいと思います
39:52お宝オープン
39:54どなたの作品でしょうか
39:58一木康夫さんの絵です
40:01ものすごくきれいわ
40:03右側が油絵
40:04あれが油ですね
40:05手前の2枚
40:06これは水彩
40:08花はクレヨンだと思う
40:10金額はまずこの2枚が
40:15100円
40:16失ったらいくらぐらいしたんですか
40:20ちょっと高かったですね
40:21100万より高いってことですか
40:232位行ったんですか
40:25近いです
40:262位近く行った
40:27どういうところが好きなんですか
40:28その和樹さんの
40:29和樹さんってシベリアに
40:32抑留されてたことがあるんですよ
40:33暗い絵が多いんですけど
40:35でも本当はすごく優しい人で
40:37牛なんかかわいい
40:39格子の儚げででもかわいらしい表情も
40:44ポーズもなんかいいですね
40:46私は真ん中の黄色がすごくきれいで
40:49控えめだけどとても目を引く
40:52心に寄り添ってくれるような絵だなって
40:54僕はこの花すげえきれいなと思って
40:57暗さはあんまり感じないですね
41:00いいなぁ
41:02偽物やったらくれません?
41:05偽物もらったらしょうがない
41:06彼のアトリエには廃材や空き缶でこしらえたおもちゃがそこかしこに飾られていた
41:19楽しげな人々
41:22愛らしい動物
41:25こんなぬくもりのあるおもちゃを作る一方で
41:30書く絵は壮絶であった
41:33終戦後のシベリア浴流で見た地獄
41:37痩せこけた無数の顔が横たわる遺体にそっと手を合わせている
41:44和木康夫は戦争の残酷を描き訴えた画家である
41:521911年山口県三住村の生まれ
42:00幼い頃両親が相次いで出本
42:03一人取り残された寂しさを紛らわすように
42:08ひたすら絵を描いた
42:10東京美術学校を卒業すると
42:14故郷に戻り教師をしながら美術展に出品
42:19独自の画風を求め
42:22時にナイフで無数の線を刻み質感を変調したり
42:27時に主役を画面の隅に置き
42:32空間の広がりを演出したり
42:35画壇から大きな注目を集める
42:39一方私生活でも憧れ続けた家庭を持ち
42:45善とは明るいと思われた
42:48しかし31歳の時
42:51招集令状が届き人生が一変
42:55満州のハイラルに出征すると
43:00家族へ毎日のようにはがきを送ったが
43:03その際文字は左手で書いた
43:06万が一利き手の右手を失っても
43:10筆を握れるようにと
43:12そして敗戦
43:17やっと家族に会える
43:20自由に絵が描ける
43:22そう思ったのもつかの間
43:25一木を乗せた列車が向かったのは
43:28日本ではなく
43:30極寒のシベリア
43:32待ち受けていたのは
43:34想像を絶するほど過酷な
43:37抑留生活だった
43:39冷下35度の中
43:42骨と皮になるまで働かされ
43:44仲間が次々と死んでいく
43:47その死に顔をせめて遺族に見せたいと
43:52こっそりスケッチしたが
43:54ソ連兵に見つかり取り上げられてしまった
43:581947年5月
44:02命からがら帰還すると
44:05自らの体験を絵にしようと
44:08すぐキャンバスに向かう
44:11シベリアシリーズの始まりである
44:14収容所で亡くなった仲間を
44:17そっと土に埋める男は
44:19一木自身か
44:21しかし悪夢のような記憶と向き合うのは
44:26あまりにつらい作業で
44:27今の自分には到底表現できないと
44:312年でシリーズを中断してしまう
44:35代わりに描いたのは
44:39日常のありふれた光景
44:41地獄を見てきた人間にとって
44:45全てのものが
44:47ただ平凡に存在するだけで
44:49愛おしかった
44:50祭祀と共に暮らせる幸せ
44:55生まれ育ち
44:58帰ってきたふるさとを
45:00私の地球と呼び
45:02こよなく慈しんだ
45:03再びシベリアを描き始めたのは
45:08中断から10年後のこと
45:10独特の黒と褐色で描いたのは
45:14絶望の中で見た太陽
45:17地の底から仰いだ空
45:22死と隣り合わせの恐怖
45:26そして亡くなった戦友への
45:30愛跡と鎮魂
45:31これで最後と思っても筆は止まらず
45:36シリーズは57点にも及んだ
45:39終止符が撃たれたのは
45:431974年
45:45アトリエのイーゼルにかかっていたのは
45:49帰国のための船に乗った港町
45:52ナホトカの絵だった
45:54改めて依頼品を見てみよう
46:01和木康夫の絵3点である
46:04油彩画は明るい黄色を背景に
46:09茶色の拳がのんびり寝そべっている
46:12裏に記された年号からすると
46:16福音から2年後
46:18ちょうどシベリアシリーズを中断した頃か
46:22水彩画は花瓶にいけた矢車草と
46:26ガラスコップに刺した菜の花
46:29いずれも色彩は控えめながら
46:34ガラスの質感まで描き分けるデッサン力は
46:37見事というほかない
46:39果たして鑑定やいかに
46:43いやすごい作家さんでしたね
46:51いやこれは俺は本物だと思うな
46:55本人評価格です
46:58お幾らでしょう
46:59買った価格の400万円で
47:01400万円
47:02はい
47:02参ります
47:03オープンザプライス
47:051,000万円
47:151,000万円
47:181,000万円
47:19うわー
47:20すごい
47:24すごい
47:24全て本物です
47:26うわー
47:27子牛これが600万円
47:30うわー
47:31シベリアで本当に大変だった
47:33それを伝えなきゃいけない
47:35でも書けなくなっちゃったのが
47:37この1949年なんですよね
47:39褐色で描かれた子牛と原色の背景のコントラスト
47:44温かみの感じる1枚
47:47菜の花
47:48これが300万円
47:50300万
47:50シベリアっていうのをもう一度描けるようになった時代のもの
47:54ただ置いてあるコップに積んできた菜の花を刺して
47:58クレオン水彩
48:00木炭で描いている
48:01描けることの楽しさっていうものを感じ取れる1枚だと思います
48:06矢車草
48:08和樹としては色を多用して描くっていうのは結構珍しい
48:11その花の後ろに黒く薄澄みでぼかすことによって
48:15花をより際立たせる
48:17大切に飾ってくださったらと思います
48:20いかがですか
48:21いや嬉しいですね
48:22ね
48:22貴重なものありがとうございました
48:24ありがとうございました
48:25依頼人大募集お宝鑑定希望の方お宝を売りたい方はお宝の写真とエピソードを添えてご覧の宛先までどしどしご応募ください
48:39お待ちしています
48:41詳しくは番組ホームページをご覧ください
48:44官邸団はTVerUnextで配信中見てね
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