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00:00年少3億円地域の食を支えてきた製麺会社が突如として倒産夢を絶たれた3代目はそれでも顔を上げました守りたかったのは家そして父と母父親がいろんな人の保証人で自分たちの手持ちがなくなっている
00:28会社の再建は厳しい道のりさぬきうどんに出雲そば名だたる麺文化に埋もれまいと彼が選んだのはしかもただのラーメンではありません地元広島県福山市の名を冠したご当地の福山ラーメンおいしそう地元企業と組みしょうゆスープを一から開発
00:58全ては福山にしかない味のためしかし完成したラーメンは期待に反して売れませんでした立ちはだかったのは全国的な知名度を誇る尾道ラーメンという高い壁一生懸命作ったのに簡単には売れなかった
01:28それでも奇跡は起きました逆転ののろしが上がったのはまさかの香港
01:35香港
01:37なぜ地元で売れなかったラーメンが世界で愛されたのか 絶望の淵から世界の食卓へ一杯のラーメンに人生の全てをかけた男がいました
01:50知られざる逆転劇その舞台裏にあるそうだったのかに迫ります
01:58人口45万人
02:21広島市に次ぐ規模を誇る福山市に今世界中の食卓を支える製麺会社がありますその名はこのカンパニーでは飲食店や一般家庭向けに1日におよそ4万食もの麺を作り続けています
02:411日 そんだけ食べてんだな
02:44こちらがカンパニーの社長倉田康彦さん
02:48製麺業は祖父の代から続いており 康彦さんはその3代目にあたります
02:54パスタそうめん焼きそばとあらゆるニーズに応えるカンパニー
03:02中でも主力となるのは中華麺 作ることのできる種類は100を優に超えるといいます
03:12父の代から継いだ時って僕が覚えている限り3種類ぐらいしか麺がなかったような気がします
03:21それまでは普通の麺 中華そばのようなストレートな麺しかなかったのが
03:26この地域の平麺も店によって幅が違うんです
03:31厚みも違う
03:32で いろんな商品を作り始めていったきっかけで
03:37いつの間にかこんなことになったっていう形になる
03:40数種類のサンプル麺を用意し飲食店に選んでもらう
03:48そして選ばれた麺を安定した品質で届け続ける
03:53それが製麺業者としての大切な仕事なのです
03:58しかし麺というものは非常に奥が深い
04:02基本となるのはそう小麦粉です
04:05そこに麺の伸びやコシ 滑らかさを左右する寒水
04:11さらに太さや形といった要素が加わります
04:15それらの組み合わせはまさに無限
04:19そうですね
04:20カンパニーは培ってきた経験をもとに食感やスープとの辛みまで計算し
04:26そのお店に最適な麺を生み出しているのです
04:30実は安彦さんにはそのお店にベストな一杯を導き出す
04:36ある特別な感覚が備わっていたのです
04:42子供の時から自分が経験したものが
04:48動画のように自分の体験の中に残っている
04:54特にあの時のあのタイミングをっていうのが
04:59音香りまでイメージできるように
05:02自分の記憶の中からスルッと出てくるっていう
05:06おいしいと思った料理を味はもちろん香りも映像も一緒に記憶するそんな特別な感覚が備わっていました北は北海道から南は九州、沖縄まで製麺所として生き残るため全国の飲食店を巡りおいしいラーメンを探して食べ続けてきたのです
05:34だって一日ね毎日麺食ったら350、60杯は食べてることは多々あったんでもうもっともっと500杯とかね本当にそういう感じが毎年続いてましたからうん
05:50飲食店にとってこれほど心強い相談相手はいませんその背景には家庭環境の影響が大きくあったといいます
05:59創業は1961年長年にわたり多くの食卓においしいを届けてきたカンパニー
06:11実は当時の主力製品はラーメンではなくイロンでした
06:17父がよく料理を日曜日にしてたんですねで父がしてた部分でいろんな麺料理とかいろんなものを食べたり母よりもその創作料理は父親の方が非常にいろんなものを作ってましたし夜は反対に外に食べに行ってたうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう
06:47祖父が立ち上げた会社は父の代で大きく成長し地域一番の製麺会社に
06:55安彦さんも小学生の頃から仕事を手伝っていたといいます
07:02順風満帆に見えた人生そのまま3代目かと思いきや心に決めた別の夢があったのです
07:12脚本をどう作っていって原作が大体あるでしょその原作からどういう絵を描いてどういう絵を撮るっていうとにかく映画の世界がすごい好きでしたね家業を継がない宣言を親にしたっていうのはもうよく覚えています
07:32しかし安彦さんが大学生の頃父が複数の友人の債務保証人になったことをきっかけに資金繰りは一気に悪化
07:44会社は不渡りを出しさらには父が失踪してしまいます
07:50自分が立ち上がるしか道は残されていない
07:56そう心に決めた背景には母も親戚もみんなが父の会社で働いていたという現実があったのです
08:04そして大学卒業から半年後社長としてゼロからの再出発を決意します
08:141987年社名を倉田製麺から倉田食品へその名前には新たな覚悟が込められていました
08:29世界にものを売れるように何でも売れるようにワールドフーズっていう会社名にしようとしたの
08:40ただやっぱり家業する以上倉田をあえて名乗った方が潔いよなと思って最後の最後に倉田食品でカタカネ技として倉田食品有限会社という株式会社から有限会社で名前を変えました
08:57麺と共に育ち名に不自由ない学生生活を送りながら将来の夢も描いていましたしかし突然背負うことになった多額の夫妻この後彼が選んだある挑戦から逆転劇の幕が開きます
09:20いやーちょっとなんか最初っからセンセーショナルなちょっとドキドキをしてますけれどもまあ確かに今まあまた麺そのもののねブームみたいなものもあるからその中ではどういうふうに生き残っていってVTRの最初のフォローにはねどうやら海外みたいなそんな驚きの展開まで楽しみですというわけでスタジオには倉田食品の倉田社長にお越しいただきましたよろしくお願い致しますよろしくお願い致します
09:48まあVTR最初っからちょっとセンセーショナルにご実家が製麺所で倒産をされたということで実は全く僕が知らないままちょうど大学3回生でいとこから電話があったんですなんか相当危ないからこれ大変じゃないかと思って電話したんだって言ったら私は全然知らないんで何のことと驚いたのがそのタイミング
10:14ちょっとVTR見ていて気になったんですけど味とか香りとかを映像で記憶するその特殊能力っていうのがこれはいつ頃身についたんですか?
10:25取引先がいっぱいあるんでそういうところばっかりうちの父と一緒に家族で行ってたところちゃんと取引先のところに家族でご飯を外食で行ってっていうことなんですねへえそう言ってしまえばハンバーグはどこエビフライはどこそういうような一つ一つが今言っててもすぐこう出てくる出てくるんですよ映像でっていうことですよねそんな社長が選んだある挑戦どういうものなのか見ていただきましょうこちらです
10:53社長が選んだある挑戦うどんでは香川に勝てないそばでは出雲にかなわないでは福山には何があるのか?
11:12このころはまだスーパーマーケット量販店には特質的な地域の特産品のラーメンっていうのはありませんでしたそれでいうちはそっちにチャレンジしようというふうに思ったんです福山には地域ブランドとして知られるラーメンが存在していませんでした
11:42その時脳裏にふとよみがえったのはかつて父によく連れて行ってもらったラーメン屋の味その記憶がまるで映像のように鮮やかに流れ出したのです
11:59おいしそう福山でいうとそこが一番好きだっていうような個性的な店をもともとよく知ってたんでそこの店の味をまねてみようと福山で福山のための福山人による福山ラーメンを作ろうと地元福山で作られたしょうゆと背脂を使いスープを作り上げました
12:25味はしっかり再現できているあとはこのスープを調味料小袋にパッキングするだけだ手応えを感じた安彦さんは完成への一歩手前までたどりついていたのですしかしその矢先思いも寄らない問題が発生します製造ラインのセンサーが冷え固まった背脂を異物と判定しスープを小袋に詰められなかったです
12:55固形のものは普通は通さないっていうのがスープ充填器の仕組みだったのでそれをあえて粒を入れちゃうわけだからそれを外して要は改造しないといけなかった精油がないとこの地域のラーメンにならないから改造できないかっていうのをしつこくお願いして全部情熱ですしつこくお願いするネゴシエーション
13:22粘り抜いた末カンパニーはスープの充填器を新たに開発してもらうことに成功します試練を乗り越えついに福山ラーメンを完成させたのですしかしその先にはまたしても想定外の壁が待っていました
13:46あの私もねラーメンが好きでねいろんなのを食べ歩いてて精油を入れるっていうのは全国的にもいくつかは特徴としてありますけれどそれを異物だと言われるとちょっとびっくりしますよね。
14:03背脂は広島のエリアは背脂のラーメンって本当に少ないんです県東部はもうそれが当たり前なぐらい醤油ばっかりしかも平麺も多いし背脂も量が入ってる店がとっても多いです全国区で言った時に僕らのエリアっていうのは尾道ラーメンというカテゴリーにもう広島県東部だったら尾道ラーメンっていう名前が先に出てきているという地域的にも入ってるんですねはい。
14:30我が福山っていうのをやっぱりPRしたかったっていうのが福山ラーメンっていう形なんです最終的に商品は出したけれども福山ラーメンの認知度上げないといけないから店を駅前に作りましたおーあっラーメン屋さん?はい評判は良かったですか?
14:48認知度上げるためにはやっぱり駅前の倒りが多いところなおかつ中学校高校生たちがその通るところで彼らにとって福山にああこういう店があったねっていうのをやっぱり大学で外に出たり地域から離れても帰ってきた時にもそういう店があってほしいっていうんで今はなくなってます。
15:18でもまあまあ長いですね。
15:23学生の頃食べた味ってやっぱり地元に帰ってきた時にやっぱあれ食べてえなみたいな何か思い出の味みたいな倉沢さんが小さい頃食べてたあれの感じにしたいっていうのと同じですもんねその気持ちっていうのはね。
15:40福山ラーメンに新たな展開。
15:48ついに完成した福山ラーメン。
15:53しかし待っていたのは予想外の苦戦でした。
15:57一生懸命作ったのに簡単には売れなかった。
16:01福山って言われてねやっぱり広島に売りに市場が大きいから広島に売ったら尾道じゃないよってもうストレートに言われるぐらい。
16:13悔しさはありましたが立ち止まっているわけにはいきません。
16:18やれることは全てやろう。
16:20安彦さんは会社を立て直したあの日の覚悟を思い出したのです。
16:27よーしわかった。
16:29広島のラーメンチクッチやるわーと。
16:32で作ったのが2段目に2番目に作ったのが広島ラー。
16:36その後順番に順番に毎年毎年その広島岡山のラーメンを作り続けていったのが今の瀬戸内麺巡りのスタートです。
16:48みそ豚骨塩瀬戸内の個性を詰め込んだラーメンシリーズですそしてまさかの天気が訪れますその商品に目を止めたのは遠く香港のバイヤーでした当時香港では日本のラーメンが偶然のブーム豊富なラインナップとこだわりの味づくりが日本のラーメンのラーメンのラーメンです。
17:07当時香港では豊富なラインナップとこだわりの味づくりが香港のバイヤーに強く引いたのです。
17:22おいしくても高いからねっていうのがこの辺だけどおいしかったら欲しいっていうのが向こうだったのがびっくりしたところでしたね。
17:34走り続けて16年カンパニーはついに見事な復活を遂げました今ではメイドインジャパンの誇りを掲げ日本企業としての信頼と技術を世界に発信しています国内はもちろん視線の先には常に世界の食卓があるのです
17:58そしてこの日
18:08海外からのバイヤーがはるばる福山を訪れていました
18:18その目的とは一体何なのでしょうか
18:23お目当ては動物性や魚介のエキスを一切使わない完全菜食主義者向けのビーガンラーメンでした
18:35これは野菜だけでこういう。
18:39求められているのは、主義や思考の違いを超える商品だけではありません。
18:47近年では鳥や豚のインフルエンザの影響により検疫や輸入に関する規制も厳しさを増しています。
18:57だからこそ味だけでなくどのように作られているかも重要なのです。
19:03海外のバイヤーたちは製品の信頼性を高めるため工場内の隅々まで視察していました。
19:15おいしさ、手軽さ、そして豊富なバリエーション。それだけではありません。世界各国の厳しい食品規制をもしっかりとクリアする。そんな強い思いで開発されたのが福山から世界へ届けるこのラーメンです。ではその味と品質は海外のバイヤーにどう移ったのでしょうか。
19:41おいしさをお聞かせください。
20:03Let's go.
20:07It was a difficult time.
20:11It was a lot of talking.
20:13It was a lot of time.
20:15It was a lot of time.
20:17It was a lot of fun.
20:19It was a lot of fun.
20:23It was a lot of fun.
20:25It was a lot of fun.
20:35The event of Chicago's event is also held by the event of the event.
20:41The event of the event is also held by the event of the event.
20:50It is a delicious food that has been made by the people of the country.
20:56The event of the event is made by the people of the country.
21:00それがそうこの味が世界をつないでいる福山から生まれた逆転のラーメン物語です
21:17すごいですねすごいですよどんどんどんどん世界に広がってっていうことをああやって目の当たりで見るとちょっとびっくりするなという感じはしますがそれはどうなんですかそのいわゆる倉田さんの特殊能力を生かしていろいろ再現されてるわけですけど
21:36食べてそこのポイントをまねていくっていうところですね麺は自分の会社で当然作るんですがスープはこれが難しいやっぱり何からできてるかっていうところの味を盗むっていう形でまねていくんで何回も何回もブラシアップしてスープが作られてその地域の商品をっていう形で作っていったんです
22:00空前の世界中でラーメンブームだとは思うんですがそんな中やっぱり文化もね考え方も違ったりするとやっぱり海外っていうのはやっぱり今ねビーガンラーメンっていうのはここにありますけれども実際にベジタリアンの人からのオファーを受けて作ったのがこのラーメンなんですがなるほどさあそしてスタジオにはですね今日カンパニーのビーガンラーメンをご用意しましたやったー!
22:25今回はベジポタージーということなんですけどなるほどなるほどじゃあいただきます
22:31ん?これ何にも動物性のものが入ってないですか?入ってないです
22:40味も食べ応えがある結果ラーメンを食べてるっていう感じですね
22:46やっぱりどうしてもベジタブル系だとあっさりしすぎちゃうイメージがあるんですけどこのラーメンを食べたからこそ感じられるこの満足感がありますね
22:57世界的には何カ国ぐらいで売られてるんですか?今40カ国40?すごいでも40もあったら本当にその多様性っていうか文化の違いみたいなものもやっぱり少しずつちゃんと調整したり話し合ったりして作らないと問題が起きますもんねやっぱりね倉さんおっしゃるみたいにそれは多様性としていいものを出していくっていうのはもちろんそうなんですけどまずおいしくなきゃいけないっていうこれがすごいなと思いますねはい
23:26さあそれでは八嶋さん最後に今日の学びをお願いしますはい今回は戦わずして制するなんとなんかいろんなことを思いましたけれどその倉田さんのまあそのピンチから始まったその逆転の発想からいろいろこうチャレンジをしていくっていう時に福山ラーメンっていうのを作ってそれが今日尾道と何が違うのって言われちゃったりとかしてる
23:56じゃあもう広島も岡山も尾道もそれをこうなんか全部適当見なさずねもう面で世界を幸せにしようというその思いがどんどん単純に広がっていってると倉田さんがいてくださってうんなんか僕はよかったなっていうのは今日はそういう気になれたんで世界中の人を楽しめますのであげてください
24:26少しずつの人を楽しめますね
24:28少しずつの人を楽しめますね
24:30少しずつの人を楽しめますね
24:32少しずつの人を楽しめますね
24:34少しずつの人を楽しめますね
24:36少しずつの人を楽しめますね
24:38少しずつの人を楽しめますね
24:40少しずつの人を楽しめますね
24:42少しずつの人を楽しめますね
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24:46少しずつの人を楽しめますね
24:48少しずつの人を楽しめますね

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