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재미
트랜스크립트
00:00Lad testimon Rachana
00:02Ladiders
00:03Lad wspól
00:07Let's go!
00:11で今のわたしじゃ危険すぎるってことで
00:14今度はゲンさんと二人でソロキャンプに行くんだけど
00:19な、なに?
00:20な、なに考えてんだお前は
00:23あぶねーだろう女の子が一人でさ
00:26何かあったらどうするんだよ
00:28え?
00:29そうだよ!
00:30雫は可愛いんだから、そういうとこ自覚しなきゃダメ!
00:34ええ!
00:35まあ、こうして無事だったからよかったけどさ。
00:39に?
00:40その助けてくれたおっさんとはなんなの?
00:42う、す、す、好きなの?
00:44うん?
00:46うーん、好きとかそういうのはないかな。
00:51お前にソロはまだ早い。
00:54むしろちょっとムカつくし。
00:57いやいや、それじゃ理屈通んないじゃん。
01:00今度のキャンプ、あんたから誘ったんでしょ?
01:03そうそう、片仏な雫がさ、男の人にそんな頼み事するなんて。
01:09別に片仏じゃ…
01:11絶対なんかあんでしょ。
01:13なんかって…
01:16うん…
01:18そがんと、あるはずのか?
01:28眠れない夜の隙間に落ちないように。
01:40眠れない夜の隙間に落ちないように。
01:52注意深く歩く。
02:01枯れた木の揺れる音や、一面の星空や。
02:11眠る煙の向こう側に、何かがあるはずだ。
02:21手を伸ばそうよ。
02:26明かりは遠くこの夜の向こうに、たどり着いたい。
02:43音楽
03:08・ おい。
03:09・ えっっ?
03:10・ 何ぼーっとしてんだ。
03:12瑞希と鞘のせいで変に意識しちゃうじゃん。
03:17ぼーっとして、また落ちられちゃ可能よ。
03:20またって。
03:25わー、飛び石で渡ってくんだ。
03:29魚がいるのかな、ここ。
03:32あ、ちょっと。
03:34まったく、本来俺にとってキャンプとは、ソロであることが重要なのだ。
03:40都会の喧騒を離れ、自然の中に身を投じる。
03:44静けさと火だけが俺を癒してくれる。
03:47ちょっと。
03:48これは魂の上巻なのだ。
03:50つまり。
03:51ちょっと。
03:56気に入らないからって無視しないでくださいよ。
03:58子供じゃないんだから。
04:00えっ。
04:01今日は私の師匠として、一緒にキャンプしてくれる約束でしょ。
04:05つまり、こんなよくわからん小娘に邪魔されていいものではない。
04:11会話くらいしてくれたっていいでしょ。
04:13この煩わしい小娘との関係も、この一度きり。
04:18ガタ、ガキ、エスト曲がり、子供!
04:21ガマンだ、ガマン!
04:23えっ。
04:29い、い、すぎたかなあ。
04:32あ、あとどれぐらいでキャンプ場着くんですかね?
04:37あと10分そこらだな。
04:40も、もうすぐですね。
04:42さ、さっきのとことかで遊ぶ人もいるんですかね?
04:46ここは釣りができる。
04:48ええぇ〜。
04:50祭りをするなら別料金ってところは多いがな。
04:55ただ泊まるだけではなく、いろいろなアクティビティを楽しむことができるのもキャンプの醍醐味の一つだ。
05:03わー、楽しそう。
05:05まあ俺はやらんが。
05:07え、なんでやらないんですか。
05:09俺みたいな徒歩キャンパーじゃ大きな荷物は持っていけんし、俺のキャンプの醍醐味はそこじゃないからな。
05:16な、なるほど。
05:18うん、俺だって質問されれば答える。子供じゃないからな。
05:23子供だな。
05:25ちょっと気になってたんですけど、ゲンさんっていつも徒歩なんですか?
05:29別にいいだ。
05:31いや、否定してるんじゃなくて。キャンプってただでさえ荷物も多いし、大変じゃないのかなって。
05:38まあ、重いもの持って歩かなきゃいけないのは、当キャンプのデメリットだな。
05:44だが移動に関しては電車やバスが整備されてやそれほど苦じゃねえ。
05:49場所は選ぶだな。それに近くまで迎えに来てくれるところだってある。
05:54へぇー。でもやっぱり車とかのほうが、好きなものいろいろ持っていけるじゃないですか。
06:01まあ確かにそうだが、代わりに厳選する楽しみがある。
06:06厳選!?
06:07持っていけるギリギリを見極め、選びに選んだベストギア。
06:12あれじゃないこれじゃないと、これはこう改良しようって、一つずつピースをはめていく。
06:19そうやって選んだ荷物を一つのザックに詰めるとな。
06:22まあ、俺は自由だ。このザック一つでどこにだっていける。そんな気持ちになるんだ。
06:31自由?
06:33そう思うと、徒歩も悪くねえだろ。
06:37ついたー!
06:40なーにこれ、おもしろーい!
06:42うわー!
06:43うわー!
06:45やっほー!
06:46いつまでやってんだ!先に受付するぞ!
06:52お二人ですか?
06:53はい、二人です。
06:54いえ、別々です。
06:56車やバイクの乗り入れなどで料金が変わるキャンプ場も多い。
07:01駐車場利用や別料金がかからない分、当キャンパーは格安で利用できるというメリットがある。
07:08乗り入れがないようでしたら、入場料と持ち込みテントでお一人1170円ですね。
07:14あのー、私テントとかもレンタルしたいんですけど。
07:18レンタルですね。今日は大丈夫ですけど、次からは事前に予約してくださいね。
07:24あ、そうなんですね。すみません。
07:28じゃあ、テントレンタルの申し込み用紙はこちらに。
07:31あ、ちょ、ちょっとゲンさん!先に行っちゃうんですか!?
07:38あれ、ちょっとどこ行くんですか?
07:40あっちの方楽しそうだったのに。
07:43人がいる。
07:44え?
07:45楽しそうとか知らん。
07:48なるべく他に人がいるところは避ける。それが俺のソロキャンドルだ。
07:57あ、頭硬すぎですよ。
07:59あ、早い。もうテント張ったんですか?
08:09張り終わったなら、あたしの手伝ってくださいよ。
08:12何言ってんだ。ソロやるために来てんだろうが。自分のことは自分でやれ。
08:19え?
08:20まずは、一人でテントくらい張ってみろ。
08:23そんな。
08:24それに。
08:25俺は最も重要なギアを開けねばならん。今日は暑かったからな。もう我慢できん。
08:32ま、まさか。
08:34車やバイクで来る奴らとは一味違うぞ。長らく歩いて汗をかけば格別って奴だ。もう体がこいつを欲しがってたまらん。
08:45焚き火と並ぶ。キャンプの醍醐味。そりゃあ。
08:55酒だ!
08:56す、すごい。
08:58何やったんだ。早くテント張れよ。
09:02ケンさんのアホー!
09:04何だよ!
09:07やっぱこのおじさんムカつくばい。
09:15キャンプにおける最初の難関がテントの設営だろう。
09:27不慣れなファミリーキャンパーのお父さんが何時間も格闘している。
09:32なんて光景もキャンプ場ではザラである。
09:36お前もグループキャンプには行ったことあるんだろうが。
09:40なんでそうなるんだよ。
09:42だって今までは管理人さんがやってくれるとこだったり。
09:47私は料理担当だったから、なんだかんだと。
09:50よくそんなんでソロをやろうとしたな。
09:53えへへへへへへへへへへ。
09:55褒めてねえよ。
09:57このタイプのテントは、ペグはもっと後でいい。
10:01ついてすぐテントを開けて組み立てるのはいいが、
10:05お前本当にこの場所でいいのか?
10:08えっ?
10:09こういうのは後から動かすこともできるが、
10:12まずは軽くレイアウトを決める。
10:14座る場所、調理する場所、テントの出入口をどこに向けるか。
10:20水はけがよく、風の通りが弱いところにするんだ。
10:24テントは水気や強風に弱いからな。
10:27テントの向きに関しては、寝心地も重視する必要がある。
10:31なるべく平坦なほうがいいが、
10:33多少の傾斜は仕方ないから、
10:35頭に血が昇らないようにだけ気を配る。
10:38あとは。
10:40貼る前にこういうのも取り除いておく。
10:44寝心地の問題もあるが、テントを傷つけるからな。
10:48な、なるほど。全然見てなかった。
10:52そして大事なのが、テントからどんな景色を見たいかだ。
10:57テントを含めた景色が決まってると、
11:00一日が気持ちよくなるわけだ。
11:03景色、こだわりたいです。
11:06よいしょ、あとは頑張れ。
11:08手伝ってくれるんじゃないんですか?
11:11忠告はしても手助けなんかするかよ。
11:14甘えんなよ。
11:16ソロになっても、そうやって誰かにずっと助けてもらうつもりか。
11:20うん。
11:21説明書はちゃんと読んだか?
11:23わかんなくてもここはネットが繋がるんだ。
11:26いくらでも調べられんだろ。
11:28くっ。
11:29でも、それじゃあいつ終わるか。
11:32それがなんだよ。
11:34自分のせいだからな。
11:36どうしようもねえだろ。
11:38ソロってのはそういうことだ。
11:40手探りでやって、自分のものにしていく。
11:43甘えず、投げ出さず、自分だけで何とかするんだよ。
11:48ソロを楽しめ。
11:50不便を楽しみ、そして自然を楽しむんだ。
11:55自然の中で自分がどれだけのことができるのか、それを楽しむんだよ。
12:02それがソロキャンプだ。
12:05自分がどれくらいできるか。
12:09分かりました!
12:11完璧に仕上げて、ゲンさんをギャフと言わせますよ!
12:14ふふぅ。
12:16いいから早くやれ。
12:21暗くなるとしんどいぞ。
12:23ああ、たまらそう!
12:25ドローンのファイルを上回せるから、どれくらいだ。
12:39出荷でした!
12:43どうです?
12:44ちょっとかかりましたが、完璧でしょ?
12:48まあ、悪くないんじゃないか。
12:50わぁ!
12:52せっしょ!
12:54恋はあたしが貼ったとですよ!
12:56うっせぇな!
12:58してろよ!
13:00よくもまあ
13:02テント貼っただけでここまで楽しそうにしやがって
13:06えっ?
13:08次は何だ?
13:10うっ、不本意です
13:12もう遅いし暗いし
13:14何よりお腹が限界です
13:16ちょっと凝ったキャンプ料理したいって思ってたのに
13:20忙しい奴だな
13:22お手軽ですが、おつまみくらいは作ります!
13:26ゴロゴロソーセージとキノコのガーリック炒め
13:30そして手作りサルサソースの生ハムとチーズのおつまみです
13:34ほら、食べてください
13:36お、俺の分もあんのかよ
13:39当たり前ですよ
13:41これくらいしかゲンさんに返せないですから
13:44それに、誰かに食べてもらうの好きですし
13:48うーん、そうか
13:50ソロもいいと思いますよ、もちろん
13:52でも、誰かと食べる食事だって負けないくらいいいですから
13:56ほらほら、一緒に!
14:05うわー!
14:07ほらほら、こっちも!
14:08うわー!
14:10うわー!
14:12うわー!
14:14うわー!
14:16うん、我ながらいい出来!
14:18お酒が進む!
14:20俺はいつも焼いて食うくらいのもんだし
14:24新鮮かもしれん
14:26うまいな、こいつの飯…
14:29うわー!
14:30うわー!
14:31な、なにしてんだよ!
14:33えへっ、おいしそうに食べてくれるなーと思って!
14:37ほら、そうやってゲンさんっていつもしかめっ面で、眉間にシワがよった顔してるから、余計に喜んでもらえてるのが伝わってくるというか、作りがいがありますよ!
14:51うわ、別に俺は…
14:56ほらほら、食べましょう、飲みましょう!
15:02かんぱーい!
15:03うん、こいつ、俺の2倍は飲んでるぞ!
15:15九州の人間はやっぱ酒が強いのか?
15:18うわー!うまとー!
15:21ゲンさんも食べてみんねー!
15:23九州だよな、にじみ出てる方言的に…
15:28うん…
15:30私、どうしたかっちゃろ…
15:36いや、好きとかはなかけど、ゲンさんといるとは別に嫌じゃなか?
15:43まあムカつくこともあるけど、なんだかんだでいろいろ教えてくれるし、ご飯はおいしそうに食べてくれるし…
15:51それに…
15:53ちゃんと叱ってくれる男の人、久しぶりだから…
15:58うん…
16:00あ、あの、ゲンさん?
16:03うん?
16:04と、とりあえず一度…なんて言いましたけど…
16:08もう少し続けませんか?
16:102人ソロキャンプ…
16:12全部についていくとは言いません…
16:15自分のことは自分でやりますし…
16:18ただ、ちょっとアドバイスとかもらえたらなーくらいで…
16:22今日みたいに料理とかならお礼できますし…
16:25断る…
16:27なんでですか!迷惑かけませんから!
16:29料理だっておいしそうに食べてくれとったじゃなかですか!
16:33うるせーな!関係ねーよ!
16:37もう十分迷惑かけてんだよ…
16:39何度も言うが、俺は一人が好きなんだ…
16:43ソロキャンプがやりたいんだよ…
16:45だ、タケン…恋は二人ソロキャンプで…
16:49二人だなんだって…ただの言葉遊びだろ…
16:52こんなもん、ソロキャンプじゃねーよ…
16:55や、やっぱりそう思います?
17:00当たり前だ!
17:02揃ってキャンプ場まで来て、揃って受付までして…
17:06テントは隣り合わせ、飯も一緒…
17:09こんなものの、どこがソロキャンプだと言えるんだ!
17:14な、何してるんですか?
17:18一度は一度だ…
17:20二人ソロキャンプとかってのは、今回で終わりだ…
17:25約束は守ったんだ…
17:27もう勘弁してくれ…
17:29そんなにダメですか?
17:31もっと勉強しますし、一人でできるように頑張りますから…
17:34そういう問題じゃねーんだよ…
17:38俺は、誰かと何かをやるってのが苦手なんだ…
17:42一人の方が気が楽だ…
17:44だから、これで終わりだ…
17:48もう十分だろ…
17:53少しくらいソロにさせろ…
17:57うっ…
17:59お前なら、誰か他にアドバイスしてくれる奴がすぐ見つかるよ…
18:04お前だってその方がいいだろ…
18:06俺といてもつまんなかったろ?
18:08そ、そんなこと…
18:10そんなこと…
18:11せじはいらねー…
18:13そういうのは…
18:15いいんだよ…
18:17目の届くところにはいるから安心しろ…
18:21あ、そうだ…
18:23飯はうまかったぜ、ごっそさん…
18:26じゃな…
18:27な、なんそい…
18:32こっちの話も聞かんし…
18:34なんかあったか知らんけど…
18:36卑屈すぎじゃなか?
18:37分かっとるよ…
18:38私だってちっとわがままやったかなって…
18:41でもダケンって…
18:43コガンタイミングでわざわざ離れることなかんじゃない?
18:48俺といてもつまんなかったろ…だって…
18:51ソガンと…
18:53ソガンと…
18:55スムacc ネット
19:14あったまいて…
19:16昨日はちょっと飲みすぎたか?
19:19帰りも時間かかると思ったんで起きてすぐ畳みました。
19:31そんなに驚かなくてもいいでしょう。朝ごはんのお裾分けです。チーズポテトパンケーキです。
19:40ゲンさんの分の材料を持ってきちゃったんで食べてください。
19:49うまい。
19:56二人ソロキャンプルール!
20:00お前、まだそんなこと言って。
20:03ルールその1、現地集合、現地解散。
20:06ルールその2、テントはそれなりに話すこと。
20:10ルールその3、やれることは自分だけでやること。
20:14ルールその4、一人になりたい時間を邪魔しないこと。
20:18なんて、あたしなりに考えてみたんです。
20:23何かいい方法はないかなって。
20:26ゲンさんがこんなのソロキャンプじゃないって言ってたときのこと思い出したりして、
20:32ちゃんとした線引きができたら、もう少し違うのかなって。
20:37ゲンさんには迷惑ばかりかけてただろうし、あたしもわがままだったなって。
20:43でも、やっぱり何かあったときにアドバイスもらえたら嬉しいし、
20:47ちょっと離れてても、知ってる人が近くにいてくれたら、今は安心できるというか。
20:54あ、あと…
20:56まだ何かあんのかよ。
20:58で、できれば、ご飯は一緒したいなって。
21:04食べてもらうのが好きだって言ったのもそうですけど、
21:07今あたしがお返しできるのはこれくらいなので。
21:11これがあたしからのお願いです。
21:142人ソロキャンプ続けるかどうかは、ゲンさんにお任せします!
21:19だから、それは別に俺以外のやつと。
21:23確かにゲンさんは融通きかないし、不愛想だし、口は悪いし、ひげはボウボウだし。
21:29でもあたしは、ゲンさんと2人ソロキャンプがしたいんです。
21:34あたしだってよくわかんないけど、ゲンさんとかいいんです。
21:40ゲンさんといるの、つまんなくなんかないですから。
21:44ということで帰ります。
21:46ルール1、現地集合・現地解散。
21:49ご検知解散。
21:50えっ、れんらく待ってますかー!
21:52えっ、お、おい!
21:53えっ!
21:54あっ…
21:55えっ!
21:56えっ!!
21:57えっ!
21:58えっ!!
21:59えっ!!
22:00えっ!!
22:01えーっ!!
22:02新しいことを始めよう 二人キャンプに出かけよう
22:12灯したこの感情に薪を込めるのさ ずっと消えないように
22:21きっかけなんてしょうもなくて 笑ってしまうくらいに
22:32運命とは後付けみたい 退屈な日々を蹴飛ばして
22:39目に飛び込む景色が 自分をめぐる地図になってゆく
22:47いつだって会いないって そのくせに優しくて
22:55近づけば遠ざかる そんな距離感がちょうどいい
23:03新しいことを始めよう 二人キャンプに出かけよう
23:11気づいてしまった感情に 蓋をすることはないでしょう
23:18何もないがあるこの世界 君の存在が濃くなって
23:25危なそうな星空に 薪を込めるのさ ずっと消えないように
23:33ケンさんと一緒にキャンプギア調達 ってさやもみずきも体なんでよ
23:44第3話 ギア沼にご用心
23:48ご視聴ありがとうございました
23:49チャンネル登録よろしくお願いします

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