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00:00こんにちは。
00:10今日は地域でさまざまな活躍をしている千葉県の袖ヶ浦なんですけれども、元レスリングの日本チャンピオン、これが3人そろって、タッグを組んで、町おこしにチャレンジしているという話なんですが、レスリング界から引退したあとですね、新たなこの情熱を燃やせる場所を見つけたり、こういう人たちに、
00:40まずは目次からご覧いただきます今回の噂のあの人は元レスリング日本一オリンピックを目指す中突然の契約解除キャリアも含めてこう失ったっていうかニシキゴイどういうことですか?
01:00それは子どもたちを世界一に育てるためだった元レスリング日本一が燃える驚きのセカンドチャレンジを追う
01:30ご覧ください
01:32東京湾アクアラインがすぐそばに通る千葉県袖ヶ浦市
01:39都心へのアクセスもよく子育て世代にも人気の街です さあどんな人なんでしょうか
01:47ちょっと楽しみです 深澤邦幸が会いに行く噂のあの人
01:54こんにちは
01:56佐藤さんはどなたでしょう 佐藤さんですか
02:01佐藤さん早稲田大学レスリング部出身で全日本大学選手権3連覇 卒業後もプロアスリートとして活動し全日本選手権など14回タイトルを獲得しました
02:173年前袖ヶ浦市にレスリング教室を開き子どもたちにレスリングを通して礼儀や挑戦する喜びを教えています
02:31始めた時は数人だった生徒も50人の定員に達しました
02:38そしてお二方は こちらのお二人も元レスリング日本一
02:45大坂さん 田保島です
02:48田保島さん
02:49大坂さんは佐藤さんの後輩で全日本選手権などのタイトルを12回獲得
02:56そんな2人の後輩の凧島さんも全日本選手権などのタイトルを8回獲得しています3人とも秋田出身の早稲田レスリング部OBレスリングは何で始めようと思ったんですか?
03:17レスリングは私の場合は父親がレスリング道場で教えてたっていうので。
03:25佐藤さんは小さな頃からお父さんの道場でレスリングを見ていて気がついたら始めていたそうです
03:34僕の高校の今の恩師からレスリングやらないかっていうお話いただいてですね。
03:41大坂さんはレスリングの名門秋田商業出身。
03:45柔道をやっていましたが誘われてレスリングを始めました。
03:50何でレスリングを僕は体が弱かったっていうのがあって小学生の時始めてそんな本気でやる気がなかったんですけどやってみたら結構センスあったっていう感じで自ら言うみんな日本チャンピオン?
04:10はい。
04:12怖っ。
04:15元レスリング日本一が燃える驚きのセカンドチャレンジ。
04:22基本的には大学卒業後レスリングを続ける方は大半はオリンピックを目指す方々が例えばスポンサーを付けたりスポンサーさんについていただいたりとかあとは働きながらオリンピックを目指したりとかあとは。
04:38ちょっと待ってオリンピック目指すのそういう自分で生活は考えなきゃいけないの?
04:43もちろんいろんなパターンがあって大学時代からもう世界選手権上位になってればレスリング部があるところからお話しいただいたりとかするんですけどそんなに所属の数が野球とかサッカーみたいに多くないので基本的には自分で探す人の方が多いかなっていう。
05:01特にレスリングにおいてはまあオリンピックのあの2週間ぐらいだけガッと注目されてでメダルとってで年末の総決算みたいなやつで大体終わるみたいなそれが大体レスリングの流れなんですけど。
05:20悲しい報告ですよね。
05:21なんでそれでガッとこうスポンサーとかが見つかったとしてもまあやっぱり1年2年入れ替わり激しいので。
05:29次から次へ新しい選手出てくるし要するに皆さん実績を残していかなきゃいけない。
05:38そうですね。
05:39単年でも残していかないといけないっていうようなまあ競技の特性があるというか。
05:47その中で我々はそういうふうなことでスポンサーもついてもらってたんですけど。
05:52まあいろんなあれ事情で私は戦力外通告を受けて。
05:59で田子島は。
06:01僕もけがで。
06:02そう、けがで。
06:03戦力外通告みたいな形で。
06:04みんなそんな感じで今のキャリアを作ったっていう形があるんで。
06:11あまりこう例えば全日本優勝してるとか学生何連覇してるって言っててもすごいように見えてあんますごくないっていうような認識で我々いるっていうのがあるんで。
06:27オリンピックを目指していた佐藤さんは試合に負けた1週間後に契約解除。
06:34突然収入面が立たれ路頭に迷ったといいます。
06:40大阪さんはオリンピック予選の試合中に顔面からマットに落ちて首と腰がヘルニアに。
06:48その治療が長引いて引退しました。
06:53田子島さんは東京オリンピックを目指す練習中に網膜剥離のけがを負い契約が解除。
07:01社会保障もないので生活が成り立たなくなりました。
07:08日本一から転落した3人。
07:11このまま終われないと佐藤さんは起業を決意しました。
07:16この会社の意味合いとか理念とかそういうのはどういうのになるんですか?
07:22現役時代が一番人生の中で一番輝いているっていうのがアスリートの人たちの一般的なアスリートですもんね。
07:35人生の曲線でいくとこれであともう落ちていくだけみたいな。
07:40そういうのがこう腑に落ちなかったんで。
07:44なんで現役じゃなくてそれ終わった時も現役の時ぐらい燃えれるようなものを我々が見つける手伝いをするみたいな。
07:55そういうところで一応創業したっていうのはあります。
08:00私が大学のコーチと監督やってたんですけど。
08:06その時にコーチとして一緒にやろうっていうふうに声をかけたっていうのがここの始まりっていう形になります。
08:17佐藤さんは同じ境遇の後輩2人に声をかけ、アスリートのセカンドキャリアをサポートする会社を立ち上げたのです。
08:26その手始めが子どもたちのレスリング教室でした。
08:302022年に教室を開き、50人の子どもを教えています。
08:45元日本一三人衆の目標は自分たちが果たせなかった世界一を育てること。
08:54子どもたちに教えるというセカンドキャリアでアスリート時代の燃える気持ちを取り戻したといいます。
09:05最初はどんな感じだったんですか?
09:07最初は木更津市の廃校の体育館を曲がりしてスタートしました。
09:17その時は本当にこれを2つ、ロールになってるんですけど、これを2つだけ出して、一番少ないと1人対僕とかでやってましたね。
09:26コーチ1人に子ども1人だけで始まった教室が今では東京など地元以外の子どもも通う千葉県で2番目の大きなレスリング教室になりました。
09:45関東や東日本の大会で多数の金メダルも獲得しています。
09:54レスリングの魅力は何ですか?
09:56やっぱり努力と結果が比例してくるっていうのが最大の特徴かなと思います。
10:01自分の体しか使わないっていうところが一番面白い。
10:06体しか使わない。
10:08例えば僕も現役自体、ただ同じ掴む動きでもこれが2ミリくらい内側に入るだけで、この骨の引っかかり方が違う。
10:18ええええええ。
10:20この筋にどう引っ掛けるかとか。
10:23ええええ。
10:24だから腕って言ってもこことここで全く別物なんですよ。
10:28ちょっと言ってる意味が。
10:31だからその腕の中でもどこをつかむのが最適なのかっていうのが考えたりとか。
10:37もう攻めの一つになるわけですか。
10:39あのレスリングはこういう状態が多いんですよ。
10:41がぶり、がぶられっていう状態が結構多いんですけど。
10:44今そこの練習をしてます。
10:47がぶられ?
10:48がぶりの練習という。
10:50はい、やるやつが。
10:55じゃあ本当に恐縮なんですけど。
11:01ちょっとレスリングの雰囲気っていうのをちょっと見たいんで。
11:04ちょっとレスリングのちょっと。
11:08ちょっとレスリングのちょっと。
11:10なんかイテテテみたいな感じのなんか。
11:12ちょっと見せてもらっていいですか。
11:14体重ですカットですよこれ。
11:17いやカットじゃない。
11:18ちょっと俺ちょっと調子が。
11:21どうすればいいですか。
11:22いや立ってればいいですか。
11:23立ってればいいですか。
11:24お願いします。
11:25おー!
11:26おー!
11:27すげえ!
11:29いやだって体重何キロ?
11:3270ですね。
11:3470だよ。
11:35軽々だよ。
11:37えっ?
11:38こうやって構えてるだけでつらいんですよ。
11:43中腰がつらいんで。
11:46それが僕これをずっと触る。
11:49立ってるのと全然違うんだよ。
11:55まずこれが結構レスリングが疲れるっていうのがまずありますね。
11:58じゃあそこから行く。
12:00あっ!
12:02あっ!
12:03あっ!
12:04恥ずかしい!
12:06やられ方が恥ずかしい!
12:09建物を仲介した不動産屋さんに聞きました。
12:14まあレスリング教室をやりたいっていうようなお話だったんです。
12:20でその時に一番最初にお聞きした時はびっくりしちゃってで大江さんの方にもお聞きしたらえーレスリング教室をこの辺りでやるの?なんてびっくりされて私たちはそのほんとの昔見てるプロレスのあれしか分からなくって力道山から。
12:43あのジャイアントババとかね猪木とかそういった時代ですもんね。
12:49だからびっくりしちゃってでもオリンピックなんかで結構目にするからじゃあそういうことで頑張って小さい子どもさんたちがオリンピックにね将来出てもらえればすごくいいんじゃないかねっていうことで私たちも楽しみにしてるんですけどね。
13:11佐藤さんは契約解除された後先輩の会社に勤めながらレスリング部のコーチを続けました。
13:19その後結婚して奥さんの親のとんかつ屋で働きました。
13:25あの妻の親あのお父さんお母さんがあのとんかつ屋と焼肉屋としゃぶしゃぶ屋その中でとんかつ屋をやるってことになりまして。
13:39そしてとうがねに1年間ぐらい進んで。
13:43でなんもわかんないなんかとんかつ1日多いときに1000枚ぐらい叩いてました。
13:49奥さんは今佐藤さんの会社の社員として教室を手伝っています。
13:57レスリングをやめてとんかつ屋で働いていた当時の佐藤さんの様子を聞くと。
14:05でもその時の様子が一緒に今までいた中でなんか一番元気がなかったというか。
14:14本当は自分で自分の会社をやりたいという思いと私の両親の会社を手伝わないといけないという思いとの葛藤があったのかなと。
14:28その姿を見て自分のやりたいことをやるって決意したときには後押ししようと思ってここまで来たという感じです。
14:41子供たちをメダルを取るまでに育てた3人種。
14:46教室に通う子供たちに聞きました。
14:50どうしてレスリングを始めたの?
14:53あんまり力がなかったから力をつけるためにレスリングをやった。
14:59僕がレスリングをやるきっかけは小さい頃からすごい活発で動きたがる子だったので
15:09メダルか何かを取ったんですか?
15:11金メダルは2回取って金メダルは2回です。
15:17取った時どう思いました?
15:19すごい嬉しかったです。本当。
15:21楽しい時もあるし、辛い時もある。
15:26先生、教え方が良くて、すごくすぐ分かりやすくて。
15:32オリンピック目指したりするの?
15:34はい。
15:35おお、すごい。
15:37子供たちの保護者にも聞きました。
15:42習い事という感覚を超えて、私生活でも自分のことを自らするようになったり、トレーニングをするようになったり、練習や技術以外の部分も良くなってきているなと思います。
16:01そうで、何て言うんですかね、何だろう、商売気がないというか、本当にすごい、子供たちをすごく伸ばしたいとか、成長させてあげたいっていうのを思ってくれてるっていうのは感じるので、掛け声一つもそうですけど、そこが一番大きいと思います。
16:22いつも、全国大会、去年初めてこの教室でみんな出たんですけど、その時も、じゃあどうやって目標を立てて、どういうふうにモチベーションを自分で上げて、じゃあそのためには何をしなきゃいけなくて、っていうのを子供たち自身にそれを説明して、一緒に考えて、親子で考えてやるっていう取り組みをしてくださっているので、本当にただ競技を習っているだけじゃないっていうか、
16:48精神的にも子供たちはすごく成長させていただいているんじゃないかなとは思っています。
16:543人の目標は、オリンピックで世界一を目指せる子供たちを育てること。
17:02今のアカデミーの子供たちには、入るためには日本一になることがまず最低条件だって伝えている。
17:12厳しい、厳しいけど目標になるよね。
17:15そうですね。こんなに具体的な目標はないと思う。
17:19本当に入所条件が。
17:20我々3人はアスリートを続けて、結果、いろいろ時間だったり、そういうキャリアも含めて、失ったっていうか、何くそっていうのがやっぱり、たぶん心の奥底にあると思うんで、それがこう、ふつくつと燃えてるんじゃないですかね。
17:44佐藤さんたちの会社は、さらに新しい事業にも取り組んでいます。
17:51お隣の木更津市にある施設に案内してもらいました。
17:58レスリングの教室も会社としてやってるけど、これもやってるってことですか?
18:03そうですね。どちらもメインで。
18:05どちらもメインです。
18:08西キゴイ?
18:10そうですね。西キゴイと、あと高麗人参、同時に栽培しているっていう形になります。
18:18どういうことですか?
18:20西キゴイと高麗人参を同時に育てる事業とは?
18:25魚を飼って、そこの飼育水で植物を育てるっていう、これがアクアポニックスっていうことになります。
18:36アクアポニックスとは、魚の養殖と水耕栽培を掛け合わせた循環型農業システムのこと。
18:45一応、ここの水槽に、さっきの井戸水が入るように、最初に入ります。
18:53で、ちょっと糞の量が多いので、これだけで独立して、糞をこし取ってるみたいな、ちょっとあります。
19:01これが、糞をろ過してる装置です。
19:06養殖の水槽の水を、ろ過装置に通します。
19:10この時、魚の排泄物を微生物が植物の栄養分に変え、その水を水耕栽培の水槽に流します。
19:22そして、植物が栄養分を吸収して浄化された水を、養殖の水槽に戻して循環させるのです。
19:33魚を育てた水が肥料となるので、肥料代もかかりません。
19:40持続可能な農業として注目されるシステムで、電力も太陽光パネルで賄います。
19:49甲来人参も土で育てるよりも成長が早く、生産性がいいといいます。
19:55これ、甲来人参を9回蒸して9回乾燥させると、こういう真っ黒になるんですけど、9回蒸して9回乾燥?
20:09はい。
20:10なんだよ。
20:11香ばしいな。
20:12そうなんですよ。
20:12ちょっと甘いんですよ。
20:14甘い香りがする。
20:16収穫した甲来人参を50日かけて蒸しと乾燥を9回繰り返します。
20:23それを粉末にしてサプリメントやお茶として販売しているのです。
20:29それにしても、なぜ甲来人参にしたのでしょう?
20:33なんでレスリングからここに来るの?
20:37先ほどお話ししたような、競技に代わる熱量を持った仕事を探さないといけない、したいというところがあった中で、
20:45日本の結構いいものを使ってくれみたいな時期がありまして、
20:50使ってくれっていっていろんな健康商品だとか、
20:53その中の一つが甲来人参のサプリメント、
20:57その甲来人参を育てられたのがこのアクアポニクスだったという、
21:00結構たまたまな巡り合わせで。
21:02そうなんで?これ、ニシキゴイである意味あるんですか?
21:07結構他の魚でもやっているところはあるんですけど、
21:11いろんな魚を試した中で甲来人参に相性が合うのがニシキゴイだったというのが、
21:15まずはそもそもあるのと。
21:17あとは環境適応に強いので、他の魚よりも、
21:19我々もずっとレスリングやっていたので、専門家ではないので、
21:23初心者でも始めやすいというのも特徴にあるというところですね。
21:27さらにこのニシキゴイと甲来人参は子どもたちの生態系の学習にも活用されています
21:35よかったら、エサを開けてください。エサをどうぞ。
21:42すっごい可愛いんですよね、これでニシキゴイ。
21:54まあ、レスリングやっているとき甲来人参会って、その良さが分かったとしても、
21:57このアクアポニクスっていうのは未知じゃないですか。
22:02それはどうだったんですか、自分の中で。
22:04そうですね、まず小学校の頃、釣りが好きで。
22:09その延長線上で、大人になってからは、
22:15レスリングでなかなか遠出とか旅行とか行けないので、
22:20一番手っ取り早い趣味が、生き物を飼って、
22:24そこで植物を植えて、それをベランダでやっていったというのが、
22:30ベランダでメダカとローズマリーとバジルやってました。
22:35それを拡大したら、こうなったという。
22:37じゃあ抵抗なかったんだこれね全く無抵抗ですねはいむしろこれはもうもう趣味の延長でこうできてるぐらいのこういうのめり込みさなんでまた育つの見るのも楽しいんですよ
22:57ちょっといろんな情報がいろんな方向から入っている感じだと思うんですけどもね佐藤さん面白いね面白い方でしたね味があるよな話に味がありますねでも本当にアスリートとしてピークを迎えたあとの下り坂が嫌で嫌でアスリートになるために全部を注いできたとそれがゼロになるところかマイナスになっていくのがもう腹立たしくてしょうがない分かりますよね
23:27これをなんとかしたいということからすべてはつながっていってるって感じなんですけどね
23:32アスリートのねピークの時期ってまだ若い頃だから人生長いからその後が全部無駄になっちゃうような気分になるんだろうな
23:41それはもう許せないわけだろうな
23:43こんだけ頑張ってきたのにゼロ?いやいやマイナスっていうのが本当に腹立たことだったっていう
23:50そうでしょ
23:51すごい説得力を感じましたね
23:54子どもたちとレスリングをやるといっても最初は木更津の廃校の体育館を使って1対1で教えていた。
24:01毎日マンツーマンで子どもたまったもんじゃないですよ日本一とマンツーマンでやるんですからそれが3年足らずで50人やっぱりなんですか評判が立ったんですかそうなんですやっぱり日本一の方が3人いて指導するレベルが高い結局強くなる子どもたちもほかのとこでやってた子たちも通ったり東京からわざわざ通ってる方もいるぐらいやっぱり指導に評価があるというかもしれませんね。
24:36いいインタビューでもありましたね生活面でも変わったと。
24:38いやいいインタビューだったねあれね。
24:40信頼を持ってましたよね親御さんたちもね。
24:43最低の条件が日本一になる。
24:46日本一になる。
24:47そう。田越島さん厳しいんですよ。
24:51いやでも各クラスであそこ出身の子たちが全員にね。
24:56すごいよね。
24:57すごいことです。
24:58もう実際メダル取ってる子とか出てきてますので。
25:00本当に期待できると思います。
25:02そんで一方でレスニングと同時にやってるのがアクアポニックスという。
25:06全然また違う世界じゃない。
25:08違う世界なんですよね。
25:10あの栽培ってさ、栄養が戻ってくるわけですよ。
25:15そうなんですよ。
25:16すごく考えてますよね。
25:17だからあの水耕栽培でアクアポニックスでやると年に数回収穫できます。
25:22すごい。
25:23すごいですよね。
25:24効率いいわ。
25:25はい。
25:26でも9回蒸して9回乾燥させるって手間あるんですけど。
25:29あれ本当に嗅がせてもらったんですけど。
25:31香ばしいんですよ。
25:33すごく香ばしくて。
25:34だからサプリにしてるわけ?
25:35サプリにして、販売して。
25:38で、高麗人参がいいっていうのは自分たちの中で何か頭にあったんです。
25:42なるほど。
25:43それが自分たちが何かやるときに出会いがあって。
25:46じゃあこれ、高麗人参やろうじゃないかと。
25:49水耕じゃなくて、ああいう循環型。
25:51あれにたどり着くのは、そう簡単にはたどり着かないでしょう。
25:55そうですよね。
25:56で、高麗人参がいいって。
25:58高麗人参どうやって販売してるところにこうやって作るんですかって言ったら、作ってる人紹介してくれて。
26:03その作ってる方がたまたまあのアクアポリックスのやり方をやってる。
26:08で、僕たち教えてもらいたいんですけどって言ったら、普通はお金とか、あと教えないよとか言いそうじゃないですか。
26:13あの人たちの情熱とキャラクターで、いいよ、いいよ、教えてやるよって。
26:18全部教えてもらったんですって。
26:21いい話だな。
26:23そうなんですよ。
26:24そこで魚の養殖も兼ねているということですけど、彼らは錦鯉を販売する予定は別にないんですよ。
26:30鑑賞用として価値がある魚に見えますよね。
26:33錦鯉だからね。
26:34価値がない錦鯉なんですよ。
26:36あの模様がどうのこうのって、そういうんじゃないんだ。
26:39そういうんじゃないです。もう悲しい錦鯉なんですよ。
26:41そうなの?
26:42はい。
26:43でも、悲しい錦鯉も役に立ってるわけだからいいよね。
26:45今は役に立ってるんですよ。
26:47いいよね。
26:48排泄するだけですごい役に立ってるんですよ。
26:51ねえ。
26:52そんなことあるんだね。
26:53あるんですよ。
26:54本当に巡り合わせがすごくいい形で巡ってるなと思ったんですが、
26:59元レスリング日本一の3人が新事業として取り組んだアクアポニックスが更なる広がりを見せているんです。
27:09素晴らしいな。
27:11食べてるだけじゃ、一生悪くてる。
27:16元レスリング日本一が取り組んだアクアポニックスから新しい福祉の支援も生まれました。ご覧ください。
27:26佐藤さんたちは、アクアポニックスで福祉活動にも取り組むことになりました。
27:33そのきっかけとなったのが、この土地の持ち主でした。
27:38福祉の方とずっと関わりをされてたんですか。
27:41そうですね。もうずっと福祉で障害を持った方、あと高齢の方の支援なんかもやっていて、ケアマネの仕事なんかもやっていました。
27:50山口さんは20年以上も福祉事業に携わってきました。
27:57そんな山口さんと土地を探していた佐藤さんとの出会いで生まれたのが、障害者の就労支援でした。
28:06去年4月、障害者の就労を支援するワクポニを開設。
28:12レスリング教室に併設した就労継続支援B型事業所。
28:18雇用契約での就労が困難な人を対象に、作業に応じた高賃を支払います。
28:26お金のご縁っていうのはどうだったんですか。
28:29月の高賃皆さんもらっているんですけど、全国平均で大体2万円ぐらいなんですよね。
28:37なので2万円でアパート借りて生活できるかって言ってちょっと厳しいので。
28:42年金もらったとしても10万円いかないぐらいなので、
28:47そこをしっかりと高賃もらえるような仕組み。
28:51それこそ高麗人参、単価が高いので、
28:54商品化できているってところが大きかったですね。
28:57今、皆さんにお配りしている高賃は平均で4万5千円以上お渡しできていて、
29:03多い方は5万円を超えているというところですね。
29:06まだ1年なので、今後2年、3年とやっていくと、さらに高賃もしっかり皆さんに行き渡ると。
29:13どうなんですか実際働いてる感じというのは様子を見ていて世代的にはウエール作業ですとかあとは恋の病気の発見とかも早いんですよねなのでそういったところで非常に戦力っていう形づけ。
29:31そうですね。
29:32間違い探してるのが大好きなので。
29:35利用者に聞きました。
29:38お仕事は楽しいですか?
29:40楽しく。
29:41楽しくできてますか?
29:43楽しくできてますか?
29:44楽しくできてますか?
29:46利用者に作業してもらう前は、元レスリング日本一の3人衆が自ら植え付けをしていました。
29:55どうでした自分たちで植えてる時は?
29:57全身動かすのは得意なんですけどここだけ動かすのは結構不慣れだったものでそことの戦いでした戦いね障害者の就労支援にも一役買うアクアポニックスですが元レスリング日本一の3人はこの活動を広げて地域活性化にも役立てようとしていますご覧ください
30:22アクアポニックスによる障害者支援の場を広げようと今、新しいプロジェクトに挑んでいます
30:32佐々さん。
30:33はい。
30:34これはどこに今度来たわけですか?
30:36えーと、これはですね、袖川浦市から今お借りしている廃坑になりますね。
30:43市の地域活性化事業のプランが採用されて、今年4月から廃坑の校舎を借りています。
30:52今こういう形で、はい。
30:55ほんとだー。
30:56今もう作って、ほやほやで、今ちょっと配置決めて、これから配管をやるって形ですかね。
31:06はい。
31:097教室に30台のアクアポニックスを設置して、年間1500キロの甲来人参を生産する計画。
31:19図書館は障害者就労支援のワクポニの作業場として活用します。
31:26体育館はレスリング教室。災害時には避難所として使う計画です。
31:34防災とか災害対策の時に、何かあった時にすぐアクアポニックスやっていれば、魚が食べれたりとか、あと野菜が食べれたりということができれば、さらに防災の拠点としても役に立てるかなというふうには考えています。
31:53あとは夏以降にもう1個の君津市の廃校は優先交渉権をいただいて、地域住民説明会も終わって、最後の段階という形ですかね。
32:08廃校を利用するということも自分の中で大事なことなのかなと。
32:11なのでそこの利活用という部分とあとは2036年に今レスニングに関わっているアカデミーの子たちがオリンピックに絡んでくる年になるので年齢的にそうですねそこでしっかりと甲羅人参とアクアポニックスで収益を上げてその子たちを応援できるように今頑張っているというところです。
32:37つながってますね。
32:39最初がアスリートのキャリアってところからつながった3人なので、何かしらアスリートのキャリアシーンやらなきゃいけないよねってずっと話してますけど、やっぱりちゃんと収益を出してその収益で自分たちの指導した子どもたちをオリンピック行くときは自分で所属見つけろじゃなくて支援して引退後のキャリアを見れれば、当時僕たちが欲しかったサービスというか支援体制が出来上がるよねっていうのが1個の構想なので、こういうやったことない事業も熱持ってできるっていうのが、
33:06いつもと出来るっていうのが、うちの特徴かなと思います。
33:08ちょっとかっこいいですな。
33:10聞こえはいいですけど、毎日手探りで貼ってますよね。
33:16でも最初、セカンドキャリアのアスリートをサポートしたいって言って、このイグニッションを3人で立ち上げて、どれぐらいサポートできたんですか?
33:28売り上げとかどうやって思われたんですか?
33:32でもやっぱりこういうアクアポニックスを導入したいっていう方も、中にいらっしゃったりするので、導入支援したりとか、あとコーラニージンのサプリメントでしたりとか、そういう部分を含めて、今も模索中ですけど。
33:44なので、これが我々の完成形ではないと思うんで、まだいろいろ改良の余地はあるかなというふうに思ってます。力の配分どうします?レスリングキッズと仕事と配分。配分は100、100ですね。すいませんでした。全力投球だね。全力投球。いや、面白かったですね。そう。そう。
34:00聞こえがいいけどということです。正直に素直で、全力で毎日頑張っているというのは、よく伝わると思うんですけどね。
34:07だから、地道にやろう、地道にやろうっていうね、その気持ちがああいう言葉になるんでしょうね。
34:13そうですね。
34:14それがもういいふうにつながっていって、今の形になっているというのは、なんかあったと。
34:31縁の不思議、両縁っていいなっていうのを感じましたけど。
34:38未来しかない感じがするよね。
34:41そうなんですよね。
34:42でも、正直、聞こえがいいだけで、もう手探りで頑張っていると思うんですけどね。
34:46いや、でも、誰これ考えるよりも、まず動くって大事なんだなと思うね。
34:49いや、すごいことだと思いますね。
34:50で、体育館でレスリングをやって、その避難所になった時に、レスリングマットっていうのが結構厚みがあって、
34:55あったかくて、その場で寝てもすごく寝心地がいいし、高齢者の方が避難してきても、コロア使えるんじゃないかっていうのは、そうか、そうか、なるほどね。
35:09なんかいろんなことを考えながら、本当、ワクワクしながら、前進してるっていう感じでしたね。なっちゃん、どうでしたか、見てて。いや、一つのことを、レスリングっていう枠だけじゃないことをね、やっぱりパラレルでやっていくっていうね、もう今の時代、やっぱり一つ、二つ、三つっていうことを、同じ力でやっていくって、なんか参考になりますね、これから。ね、50、50って言わないとこまで。そうなんですよ。100と100ですね。100、100でしたよ。
35:38で、行政の方、市の方も体育館を再利用していただけること、そしてもしかしたら、袖川浦市からオリンピアが出るかもしれないってことで、期待してますからね。
35:52本当、なんかウィンウィンでいい状態だなと思いますね。
35:56話聞いてると、今の時代にすごくね、フィットしてるなと思うんですよね。
36:02ああいう栽培方法も、非常に環境にいい栽培方法だし、それから廃坑利用っていうのも、自治体が非常に苦しんでるじゃないですか。
36:11そういうところがね、ああいう活性化になると。それから、やっぱり障害者とか高齢者を支援する。これは今の時代に一番求められていることですから、それを実践するっていうことで言うと、
36:27着せずって言うけど、やっぱり考えたんだと思うんだな。
36:32それをね、着実に進めているところが素晴らしいなと思いましたね。
36:36本当ですね。全国で廃坑って、やっぱりどうしても活用が決まらないっていうところがあって、
36:401503校ほどやっぱ活用の用途が決まってないところがあるんですって。
36:44そう思うと佐藤さんの活動なんていうのは大きいですし、
36:48アクアポニックスをやりたいという人がいれば、全然支援しますからねっていう、すごい広い心を持ってて、
36:55みんなでやっていきましょうみたいなところもあるんですよね。
36:59なんですか、キイレイさん。
37:01いやいや、なんかついこう、私利私欲に走ってしまいがちですけど、世のため。
37:05そうなの!?そんな人だと思わなかったな。
37:07そんな人だと思わなかったな。
37:09もちろん世のため、人のためと思いつつも、なかなか行動にはできないですけど。
37:12自分のこと考えるもんね。
37:14でも、そういう人たちのところにいいご縁が巡ってくるんだなっていう。
37:17本当にいろいろ学ぶことたくさんありました。
37:20佐藤さんたちの事業が成功して、
37:22オリンピック選手になる子どもたちが育ってアスリートのセカンドキャリア支援や福祉サービスの場も広がるといいなと思った。
37:28以上、噂のあの人でした。
37:35Bullet horasかね!
37:37本当にいい日はぁんね!
37:39やはりはぇっしゃきゃず。
37:44なんだぞ!
37:45ありがとうございます。
37:47Beta Free Sports
37:54音 kimいきO
37:55チェンカンドキャンプ
37:58ロスト!
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