- 5/15/2025
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00:00ステイシー先生の課題に夢中でした。
00:03冬も終わりに近づく頃、13歳になった私はステイシー先生の課題に夢中でした。
00:15ねえ、プロポーズってどんなものかしら?
00:20マシュはプロポーズしたことある?
00:23うん。ありませんよ。私もマシュも結婚してないんだから。なんなの急に。
00:31学校の宿題で物語を書いてるの。大人のロマンスの話よ。それでプロポーズのシーンを書きたいんだけど。
00:39想像だけでは足りなくて。リンドのおばさんにでも聞いてみようかしら。
00:45物語なんてなんの役に立つというんだい。そんなものに興味を持つのはもっと大人になってからにしておくれ。
00:53あら、私そういつまでも子供ではいなくてよ。
00:58まだまだ、子供です。
01:04作文を提出したばかりなのに。
01:07ステイシー先生ったら、次は自分で考えた物語を書けたなんて。
01:12あら、楽しいじゃない。
01:14私は誰かさんみたいに想像力を持っていないもの。
01:18案の物語は、もう出来上がったの?
01:22あ、あと一歩で完成よ。
01:25それは悲しくも美しい物語なのです。
01:29ああ、それを聞くだけで泣きそうだわ。
01:38私たち、あと2年もすれば本当の大人になるのよ。
01:43まだまだ、子供です。
01:46大人になれば、今よりも自由に自分のやりたいことができるようになるんだわ。
01:52あと4年したら、髪を結い上げるようになるのね。
01:55そうよ。
01:58あっ、森の金融主人!
02:01えっ?
02:02あたしがあの子につけた名前よ。
02:05うん。
02:06あ、あ、待って!
02:08そうだ、あの子をダイアナの物語の主人公にしたら。
02:12なにそれ!
02:13あははは。
02:16未来が読めなくてよかった。
02:25未来が読めなくてよかった。
02:30ありえやしないこと。
02:32でも好きに欠けるから。
02:34心が読めなくてよかった。
02:38息遣いひとつ。
02:40愛しいと気付く。
02:42どしゃべりな草も。
02:45気まぐれな雲も。
02:47生まれた理由とか。
02:49多分知らないけど。
02:52教えてくれた世界が。
02:56面白いこと。
02:58まだこれからも。
03:01ここで待ってるよ。
03:04ねえ待ってるよ。
03:06夢は照れあって。
03:08かくれんぼが上手。
03:10目をつむってるよ。
03:13ああ、まただよ。
03:15あなたにも会わせたいから。
03:18ここで待ってるよ。
03:22ねえ待ってるよ。
03:24楽しみなこと。
03:26ならいくつでも数え。
03:29待ってるよ。
03:31あなたは大将。
03:33迎えに来てくれる。
03:35そんな予感だけをずっと持ってるよ。
03:38よっとっと。
03:53いいぞジミー。
03:58子供ね。
04:00私の物語の登場人物は、
04:03黒髪で黒い瞳のコーデリアと、
04:06ブロンドで紫の瞳を持つジェラルダイン。
04:10美貌の乙女二人は、
04:12同じ村に住む福神の友なのであった。
04:15ちょっと待って。
04:16ジェラルダインは、
04:18青みたいな赤い髪の方がいいんじゃない?
04:21赤毛なんてダメ。
04:22物語の主人公にはふさわしくないもの。
04:25そうかしら。
04:26そうよ。
04:27やっぱりダイアナみたいな黒髪か、
04:30ルビーみたいなブロンドじゃないとね。
04:33それからもう一人の登場人物は、
04:35登場人物は、
04:36ジェラルダイン。
04:37ジェラルダイン。
04:38よし!
04:39ああっ。
04:40あっ。
04:45ぐん。
04:47へったくさばな。
04:50次、俺。
04:51あの人たちに大人になる日は来るのかしら。
04:55もう一人の登場人物は、
04:57久しぶりに故郷へ戻ってきたバートラムである。
05:01題して、
05:02a
05:03恋敵
05:04死しても腹心の友
05:08美目修麗だが貧しいみなりの青年バートラムは16歳になったジェラルダインに一目で恋をするのだった
05:19そんなある日
05:24ジェラルダインを乗せた馬車が暴走を始めるの
05:29どう
05:32ところがそこにバートラムが駆けつけて間一発でジェラルダインを救出
05:38ん
05:41ん
05:47バートラムは気絶したジェラルダインを抱えて3マイルの道のりを送っていくの
05:54それでそれで2人はどうなるの 2人は相思相愛
05:59バートラムはほどなくジェラルダインにプロポーズするのであった
06:04ああ素敵 どんなプロポーズなの
06:07それは
06:08バートラムはどんな どんな風にプロポーズするの
06:12私の想像力をもってしても書けないことはあるのよダイヤナ
06:19そうなの
06:20上手
06:22私もやってみたいな
06:24いいぜ
06:25こうしてやるよ
06:26本当ありがとう
06:28ルービーならお姉さんたちが大勢結婚してるからプロポーズのことも知ってるかも
06:33えっ
06:35そうねー
06:36確か姉さんの恋人のマーカムが農場の後継ぎになったら世帯を持とうじゃねぇか
06:42って言って姉さんはいいわダメどうしよって言って
06:49それで婚約したのよ
06:52そそれだけ
06:53ひざまずかないの
06:55まさか
06:57今は誰もそんなことしないわ
07:01プロポーズの場面はやっぱり想像力で書くことにするわ
07:06プロポーズ
07:09プロポーズ?
07:11アハハハハハ
07:14ごめんごめん
07:17ステイシー先生の宿題だと聞いてますよ
07:20不変わりな授業をする先生のようだけど
07:29貴重な勉強の時間を無駄にしているようで心配でね
07:34アンは楽しそうだよ
07:36そりゃマリラの心配は尽きないでしょうよ
07:41いくら頭と気立てがよくたって
07:43アンは気まぐれに何やりだすか分からない子ですからね
07:48ただいまーす
07:52おかえりアン
07:54リンドのおばさんこんにちは
07:56こんにちは
07:57もう少し静かに帰れないものかね
08:02バートラムはジェラルダインの前でうやうやしくひざまずいてプロポーズするの
08:06ひざまずくのね
08:08バートラムは
08:11バートラムはジェラルダインの前でうやうやしくひざまずいてプロポーズするの
08:20ひざまずくのね
08:21バートラムはあなたの美しさと輝きには遠く及ぶまいがといって
08:28輝く宝石やヨーロッパへの新婚旅行をジェラルダインに捧げるの
08:33バートラムは貧しい青年じゃなかったのね
08:38そうよ実は大金持ちだったの
08:42お待たせ
08:44一方ジェラルダインの婚約を知った黒髪のコーデリアは
08:49怒りに震え長年の友情は憎しみに変わった
08:53えっどうして
08:55なぜならコーデリアも人知れずバートラムに恋をしていたから
08:59コーデリアはジェラルダインの福神の友として振る舞いながら
09:05ある夕暮れ時彼女を誘い出して
09:10ああああああああああ
09:14ああああああああ
09:18ところが偶然その場面を目撃したバートラムが
09:23今助けるぞ我が愛しのジェラルダインと流れに飛び込んで
09:27ああああああああ
09:30ああああああ
09:33ああああ
09:362人は死んでしまったのね
09:40コーデリアは福神の友と初恋が共に眠るそのお墓の前で
09:45後悔のあまり正気を失って嘆き悲しむのであった
09:49ああああああああああ
09:52ああああああああああああ
09:54なんてかわいそうなの
09:56なんて悲しい物語
09:58ああああああ
10:00どうすればそんな素敵なお話が書けるの
10:04私も書いてみたい
10:06私たち今からあなたの生徒よ
10:09ああああ
10:10こうして私たちの物語クラブが結成されたのです
10:19うむ
10:21タイアナのお話の登場人物って出てくるなり次々死んでしまうのね
10:26だってどうやってお話を進めたらいいかわからなくて
10:30だったらいっそ犯人探しのミステリーにしたらどうかしら
10:35森の銀融詩人を名探偵にするの
10:38面白そう
10:41でも私にかけるかしら
10:43大丈夫アイデアならここに山ほどあるわ
10:47ジェーンのお話は真面目すぎるから恋愛の要素を入れたらどうかしら
10:52みんなの前で読み上げるのよ
10:55恥ずかしいわ
10:56じゃあもっと真面目にして何か人のためになる
11:02そう教官を入れてみたらどうかしら
11:05善人が報われて悪人がそれ相応の罰を受ける話にするのよ
11:10なるほど
11:12さてルビー
11:14あなたのお話はプロポーズの場面が多すぎるわ
11:18せめて3回くらいに
11:20ねえちょっと聞いてる?
11:22それでね物語クラブではこれから一週間に一つずつ物語を書いてみんなで読み合うことにしたの
11:33ふん作り話なんてものは読むのも悪いが書くのはもっと悪いよ
11:38でもねマリラ
11:41私たちお話に教訓を盛り込んだりもするのよ
11:45ためになると思わない?
11:47思わないね
11:48こうして森の吟友詩人は
11:59森で起きた恐ろしい連続殺人事件が実は
12:03毒キノコを食べ過ぎた食いしん坊たちへの天罰だったと謎を解き
12:08その時再び森の奥深くへ去って行きました
12:13ありがとうダイアナバーリーとっても面白かったわ
12:28あなたは人を導くことも得意なようねアンシャーリー
12:35それが不思議なの
12:41ダイアナがね気難し屋で読書家のジョセフィンおばさんに物語クラブを代表してこの作文集を送ったんですって
12:50うっ
12:52うっ
12:56うっ
12:58うっ
13:00うっ
13:02うっ
13:04うっ
13:06うっ
13:10そしたらねこんなに笑ったのは久しぶりだっておばさんに言われたそうなの
13:17さぞ面白い話だったんだろう
13:20それが違うのよマシュー
13:23おばさんが読んだのは空前絶後の悲劇なの
13:27ジェンもルビーも大泣き
13:29うっ
13:31うっ
13:33うっ
13:35牧師先生も同じところで笑ってた
13:38一番泣いてほしいところなのにどうして
13:43うっ
13:45うっ
13:47うっ
13:49うっ
13:51うっ
13:53うっ
13:55うっ
13:56うっ
14:02私たちがアンと暮らし始めてからは
14:06火の気のない寒々としたグリーンゲイブルズに帰ることもなくなった
14:10うっ
14:12うっ
14:14うっ
14:16うっ
14:19うっ
14:20うっ
14:21I don't have any time.
14:32I don't want to do anything else.
14:47《いつだったかレーチェルにアンは気まぐれで何をやりだすか知れないなんて言われて私頭に来たんですよ》あの子欠点はあっても一度も言い付けに背いたりしなかったのにアンには本当にがっかりですよ《そうさな》
15:14行き席切ってあの道を走ってくる頃ですよ《カイドウあたりまで迎えに出てみるか》《明かりをとってきます》
15:31ん?アン?いるのかい?
15:42Ahn? Are you there?
15:56Ahn?
16:12Ahn? You were lying? How are you? Are you bad?
16:17No...
16:19Ahn! There's an answer!
16:25Ahn, let's get to dinner!
16:27Don't go! Don't go! Don't go! Don't go! Don't go! Don't go! Don't go! Don't go! Don't go! Don't go!
16:33Ahn? What did you do?
16:35Ahn, what are you doing?
16:36Ahn! I'm at a moment in the waiting room!
16:40Who is the best in class?
16:43I can't even write it!
16:46I can't even go anywhere!
16:49My life is over!
16:53Ah, Shuri!
16:58Ahn?
17:00Marilla...
17:04Look at this...
17:10You, that髪, I'm soon going to happen to something that happened.
17:18What a mess.
17:20You didn't think that it was a bad thing?
17:25That's what I was going to do with a good thing.
17:30If I'm going to dye it, I'm going to dye it better.
17:36Did you know what I was going to say?
17:40I favored, because it was beautiful and does all you see.
17:45I didn't believe it.
17:47Uhum, that's what you're saying.
17:49Who Then went on the plane?
17:50A lot of bought people to sit there.
17:53They're awesome?
17:55I lost the plane?
17:58I was going to tell my friends for
18:04mercy.
18:05.
18:12.
18:28.
18:30.
18:33.
18:34Ah!
18:45もうマリラ髪がこんなに恐ろしい色になったのを見た時私後悔したのよ後悔し続けていたのよその後悔が何かの役に立つといいんだけどね
18:59どう?
19:06ダメだね
19:08行商人がこの毛染めは洗っても絶対に落ちないと言ってたわ
19:14それだけは真実だったようだねせめて見栄を張った結果をその目にしっかりと焼き付けておくことだね
19:23心配しないでね あなたの髪のことは誰にも話してないし これから先も死ぬまで話さないから
19:34私はグリーンゲーブルズの緑の毛のアンよ プリンスエドワード統一不幸せな女の子だわ
19:43覚悟はできてるわ どうかバッサリ切って冷ませてちょうだい
20:01本当にいいんだね
20:03ええっ
20:11マリラ もし邪魔じゃなければ髪を切ってくれている間 泣いててもいい?
20:20ああ いいよ
20:42髪が伸びるまで二度と鏡は見ない!
20:46いいえ 見るわ!
20:48今の自分がどんなに醜いか
20:52想像で紛らわしたりもしない!
21:06これが私
21:09今の私
21:16ダイアナは何か知ってるんじゃない?
21:24アンの親友でしょ?
21:25あ
21:27カカシみたい
21:32デデン!
21:33ずっと赤い髪だけは好きになれないと思っていたけど
21:43本当はそうじゃなかった
21:46赤くて長い髪の毛は
21:49私らしくて悪くなかったわ
21:51あ
21:54うっ
21:56うっ
21:58では授業を始めます
22:00フッ
22:01フッ
22:13大事なものは心の隙間にしまっておくから
22:15I'm going to put my heart in the middle of the space
22:24I'm going to be able to pass away from the city
22:28I'm going to be able to pass away from the city
22:34I'm going to be in the dark night
22:39I'm going to be in the dark night
22:44憧れてた世界を惑ったの 外側にもちゃんと見つけていける
22:56憂鬱が立ち込める 夕立はいつか止むよ
23:06That's what I feel like, that's what I feel like.
23:16My heart is waiting for me to walk away.
23:24You are easy.
23:36¶¶
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