- 前天
類別
🦄
創意文字稿
00:00Aになってくれませんか
00:03そばにいてくれませんか
00:04ブレーンとして近くにいれば
00:06ハヌッセンが誰なのか
00:08突き止めることができると思ったんです
00:09可能性が高いハヌッセン候補は
00:12ハブ総理ですよね
00:13ハブは東アジアを中心に活動する
00:16宗教団体から寄付を受けているという
00:18噂があったよな
00:19総理という立場からでは言いづらい
00:21他国を利するような策を
00:24政権を利用して実現しようとしているのかもしれない
00:27で道上
00:28証拠はどうするんだ
00:29それを世に出せば
00:32ハブを失脚させることができる
00:33でもハブが失脚すれば
00:35政権さんもただじゃ済まない
00:37私のブレーンの話も立ち消えになるはずです
00:40今はこのブレーンという立場を利用して
00:43ハヌッセンが誰なのか突き止めたい
00:45中小企業の半分以上は
00:47女性管理職5%以下というのが現状です
00:50民間企業において
00:51女性取締役の割合を増やしていくために
00:55クオータ制の導入を促していく
00:56ということになります
00:58道上さんはこの件に関してどう思いますか
01:02はい
01:03例えばですが
01:04企業に導入を促すためにも
01:07まずは官僚のキャリア採用における
01:10女性の割合を50%まで引き上げるというのはどうでしょうか
01:13なるほど
01:14長官そろそろお時間です
01:16中小企業支援について
01:18総合的な取り組みを
01:20全力で進めていきたいと考えております
01:22次に企業における女性取締役の割合を増やす
01:27クオータ制の導入を進めていきたいと考えております
01:30このためにまずは官僚のキャリア採用における女性の割合を50%に引き上げたいと思っております
01:39これ私の意見
01:42女性幹部が増えていくことが期待されます
01:45今日は皆様にお伝えしたいことがあり急遽お伺いしました
01:50進めておりました佐藤屋制度の改革が
01:54ついに実現する運びとなりました
01:57日本の親族佐藤屋の制度はあんまり知られてなくて
02:03支援にしっかり予算かけてほしいなって思います
02:05ありがとうございます
02:06ありがとう
02:07ありがとうございます
02:08皆さん喜んでましたね
02:10ありがとうございます本当に
02:11長官この後官邸会議になります
02:14分かった
02:15政家さん明日の憲法改正推進本部の会議の件なんですが
02:21はい
02:21進められている司法公先生の導入は
02:25総理大臣が独裁的に権力を握り
02:28暴走した時に歯止めが効かなくなる危険性があります
02:31そして何より憲法改正には多大な政治的エネルギーが必要となります
02:37国民が生活に苦しんでいる中
02:40優先すべき課題ではないと思います
02:43分かりました
02:44道江さん
02:45はい
02:46やっと信頼できる同志を見つけた気がします
02:49道江さんがいればなれるかもしれません
02:52この国のトップに
02:54この国をより良い国にしていきましょう
02:57これからもよろしくお願いします
03:00主将公先生の導入
03:02憲法改正に関しましては
03:04総理のご意向も踏まえ
03:06現在の方針を見直し
03:09今後慎重に議論を進めていきたいと考えております
03:12生活に苦しんでいる国民がいる現状を考えますと
03:15最優先すべき課題ではないという判断に至りました
03:19これお前の意見を聞き入れたってことなのか
03:22はい
03:23私も驚きました
03:25羽生は何も言ってこないのか
03:27それがどうやら主将公先生は聖家さんの発案で
03:31羽生は消極的な立場だったらしいんです
03:34羽生は話せんじゃないかもしれません
03:36他に怪しい奴は
03:39やっぱりBG株事件の証拠を公開した方がいいんじゃないか
03:42羽生ともろはしをこのまま野放しにしておいていいとは思えない
03:46証拠を発表するなら
03:48聖家さんのブレを下りなければなりません
03:51もしこのまま彼のそばにいられたら
03:54間違った方向に行こうとする彼を止められると思うんです
03:58お前は政治家のブレーンである前に
04:02一ジャーナリストだろ
04:03やっと信頼できる同志を見つけた気がします
04:06ただいまーす
04:08おかえりー
04:09おかえりー
04:10あれ?え、どうしたの?
04:12ママ、ママ、見てこれ
04:14学級新聞の下書きらしい
04:16変なところがないかママにチェックしてもらいたいって
04:20すごいじゃん、結城
04:24結城、ちゃんと見てんだな、ママのこと
04:28言ってたよ
04:29仕事頑張ってるママも好きだって
04:31それ見て思ったんだ
04:33カナエもちゃんと
04:35勇気のママなんだって
04:37まあ、よそのママとは全然違うけどね
04:40まあ、よそのママとは全然違うけど
04:42一緒に考えていこう
04:433人で
04:45ありがとう
04:46あんたもよくこんなことやってたわよね
04:48お父さんの真似して
04:50そうだったね
04:51そんなあんたがさ
04:53お父さんの背中を折って
04:56同じ道に進むなんて
04:58嬉しかっただろうね
05:01みんなが知るべきことをちゃんと知ることができたら
05:05世の中はもっと良くなるって
05:07おじいちゃんが言ってた
05:09お前は政治家のブレーンである前に
05:12ブレーンである前に
05:13一、ジャーナリストだもん
05:15あなたも
05:16彼を操ろうとするんじゃないか
05:18あなたは私とは違う
05:21申し訳ありません
05:23清家さんのブレーンを
05:25やめさせてください
05:26どうしてですか?
05:27これから
05:29ある記事を書きます
05:30政権にダメージを与える内容です
05:32待って、待ってください
05:34僕には
05:36あなたが必要です
05:37私はジャーナリストです
05:38あなたのブレーンでいれば
05:40私が思う
05:42より良い社会にできるかもしれない
05:44そう思ってしまった
05:46これじゃ
05:48あなたを利用してきた人と同じ
05:50報道の力を信じたい
05:53清家さん
05:55私に言ってくれましたよね
05:57真実を明らかにすることで
06:00誰かを傷つけることもあるでしょう
06:02でも
06:03その先に必ず救われる人がいる
06:06その思いは
06:08今も変わっていません
06:10ブレーンとしてではなく
06:12ジャーナリストとして
06:14あなたと
06:16この社会と向き合っていきたいと思っています
06:18あなたには
06:19僕を見続けていて欲しかった
06:24申し訳ありません
06:25失礼します
06:26見た見た
06:27ヤバいよね
06:28ヤバいよね
06:29完全にヤバいな
06:30これで
06:31平等に終わりたいなこれ
06:33はい
06:34警視庁が
06:36安倍総理及び
06:38諸橋前外務大臣を
06:39元秘書や
06:41ジャーナリストらへの
06:42殺人強さの容疑で
06:44任意で事情聴取していたことが分かりました
06:47証拠を公表したんだね
06:49道上さん
06:51ああ
06:53ブレーンも降りたらしい
06:54やっぱり俺とは違うよ
06:56あなたはどうするの
06:58田舎院でも引っ越すか
06:59これからは二人で
07:01ゆっくり過ごすのはどうかな
07:04それでいいの
07:05本当はやりたかったこと
07:08あるんじゃないの
07:09ハブがBG株事件の関与を認めたらしい
07:13これで辞任は確実
07:14内閣は総辞職
07:16ハブ派も解体だ
07:18お前のペンが全て動かしたんだ
07:21はい
07:22ハブの秘書です
07:23はい
07:24君に
07:25記事にしてほしいことがあってね
07:28実は去年亡くなった清家君の父
07:31和田島義孝も
07:33BG株事件に関わっていたんだ
07:36我々の関与を揉み消してくれたのも
07:39和田島先生だよ
07:41揉み消した?
07:42道を切り開くためには
07:45時には思い切った方法が必要だ
07:49それが彼の口癖でね
07:51私は
07:52君のお父さんの仕事は関係ない
07:55あれは
07:56室橋がトガシを使って勝手にやったことだ
08:00そしてこのことは
08:02清家君も知っていたはずだよ
08:04彼は大義士になった直後から
08:08和田島先生の自宅に出入りしていたからね
08:11でも
08:12被害には一切交流がなかったって
08:15清家君は
08:16和田島先生の裏の部分を知っていたから
08:20清家君も知っていたはずだよ
08:23警視庁は
08:25ジャーナリストの道上金隆さんを交通事故を装い殺害するよう指示したとして
08:33前外部大臣の諸橋育夫容疑者を逮捕しました
08:37はい 道上さんがお見えになりました
08:40どうぞ
08:41まさか会ってくれるとは思いませんでした
08:44あなたはやるべきことやっただけですよ
08:47今日は生身の清家さんと話をしに来ました
08:51生身の私とはどういう私でしょう
08:55少なくとも楽しくもないのに笑う必要はないと思います
08:59それで何を聞きたいんですか
09:01全部ご存知だったんですね
09:03あなたは
09:05父である和田島義孝と交流を持っていた
09:09大義士になってから去年彼が亡くなるまでの間ずっと
09:14BG株事件の真相についても聞かされていた
09:19和田島は清家義一さんを交通事故と装って殺害しています
09:26そして同じ手口で諸橋が私の父を
09:32父を殺したのが諸橋ということも知っていたんですよね
09:36BG株事件の証拠の存在もあなたは知っていた
09:39証拠が世に出ればハブ派は失脚する
09:43だからあなたは自身の身を守るために私に近づき
09:48僕を見ていてくださいね
09:50私を取り込み証拠を探させた
09:54ブレンにしたのも
09:56手に入れた証拠を発表させないため
10:00あなたはずっと
10:03和田島の意思に従っていた
10:05ハヌッセンは和田島義孝
10:08そうですよね
10:09彼もまた
10:11首相交戦制の導入を目指していた
10:14あなたは今も亡くなった父親に縛られている
10:20確かに大義士になってすぐ
10:23僕は父と再会しました
10:26そこで色々なことを話しました
10:28でも父がこれまで出会った人とは違ったんです
10:31僕をコントロールしようとしなかったんです
10:34父も僕と同じ特性を持った人間だったから
10:38普段の勇ましい顔とは違って
10:41本当は主体性のない男だって
10:46父は僕に言いました
10:48一郎
10:49お前は私によく似ている
10:52まるで自分を見ているようだ
10:54これからも様々な人間が
10:57お前を操ろうと群がってくるだろう
11:00それはそれで利用すればいいんだ
11:04でもな、お前には見つけて欲しいんだ
11:07父はハヌッセンなんかじゃありません
11:09唯一の理解者であり
11:11僕の目を覚ましてくれた同志です
11:15じゃあ今、あなたを操っているハヌッセンは?
11:22いませんよ
11:24僕は誰にも操られていません
11:26僕は誰よりも自分のことを分かっているつもりです
11:31でも未だに理解できていないんです
11:35本当の自分が分からないんです
11:40だからあなたに近づいたんです
11:42あなたなら余談を持たず
11:45それこそ
11:47生身の私を
11:49曇りのない目で
11:50僕を見極めてくれると思ったから
11:53BG株事件の証拠
11:55そんなもの僕にはどうでもいいんです
11:57あなたは僕のブレーンを下りた
12:00人を思うがままに操れるという欲望に打ち勝ち
12:03ジャーナリストであろうとした
12:05やはりあなたを選んでよかった
12:10そう思いました
12:12でもそんなあなたですら
12:15僕を見誤った
12:19僕にはハヌッセンがいて
12:21僕はその人のために日々職務に当たっている
12:24そう決めつけた
12:27ハヌッセンがいないなら
12:30なぜ有沙さんや鈴木さんを切り捨てたんですか
12:33ヒトラーがハヌッセンを切った時
12:36何を持っていたか分かりますか
12:38見くびるな
12:40ですよ
12:42おそらくね
12:44見くびるな
12:47見くびられていると初めて感じたのは
12:50大学生の頃でした
12:52僕の初めての恋愛を必死に阻止しようとしてきた
12:55二人の人間が
12:56愛欲に溺れていたと知った時です
12:59ゆっくりしてってね
13:01としやくん
13:02ねえ
13:03一郎くん
13:04あなた
13:05あなたのお母さんと
13:07としやく
13:08できてると思う
13:10え
13:11母により20年の洗脳時
13:14その
13:15見くびるなという視点を教えてくれた恋人も
13:19結局は僕を軽んじていた
13:21僕を27歳で政治家にするために
13:24僕が尊敬してやまなかった竹地和弘先生と不定関係になり
13:29手をかけたんだ
13:31だから彼らにとって最悪のタイミングで
13:35別れを与えたんです
13:38母とは
13:39議員バッジを付けさせたのを最後に
13:43一切顔を合わせなかった
13:45長く結婚せがまれていた有沙に対しては
13:4840歳の時
13:50副大臣に任命され
13:53政治家としての将来が見え始めたタイミングで
13:56竹地先生との件を伝え
13:59別れを告げた
14:01じゃあ鈴木さんの事故
14:04有沙さんに罪を着せる形で
14:07あなた自身の意思
14:08有沙さんに罪を着せる形で
14:10あなたが
14:11あなた自身の意思で
14:13僕はもう二度と
14:16大切な人を失いたくないんだ
14:19事故が失敗したから
14:21鈴木さんが囚われ続けてきたBG株事件を理由に
14:24最も屈辱的な形で首を切ったんですか
14:28僕はこの国のトップに立つところ
14:31君に見届けて欲しかった
14:35鈴木はBG株事件をもみ消して
14:39父を自殺に追いやった超本人が渡島だとは知らずに
14:43その最も憎むべき男の息子に長年使えていたんです
14:49この書は
14:51私の知り合いの書簡に頼んで書いてもらったものです
14:55生きる者は必ず死に
14:58出会った者は
15:00離れることが定め
15:03まさに
15:06私の人生を表している
15:09憎びるな
15:11それが彼らを切った理由ですか
15:13ヒトラーのように
15:15ヒトラーへの肩入れって
15:17今にして思えば
15:19あれが初めて芽生えた自我だったのかもしれません
15:22彼の孤独を理解することができたんです
15:25彼の
15:26怒りに寄り添うこともできた
15:28あなたはヒトラーのように権力を握り
15:31この国をコントロールしようとしてるんですか
15:34彼のしたことは絶対に容認することはできない
15:37ただ
15:38認められないのは彼のしたことだけです
15:41彼が権力を持ったこと自体は問題じゃない
15:43ヒトラーは
15:45国民の上に立ち
15:46扇動しようとした
15:47眠っている人たちを叩き起こそうとした
15:50それって
15:51無関心が満員している今のこの国に必要なリーダー像そのものじゃないですか
15:56実際
15:57みんな
15:58僕のことなんか知りもせず
16:00素人もせず
16:02ただただ僕を持ち上げている
16:05あなたはヒトラーに傾倒している
16:08だけどその一方で
16:10ひろこさんや祖母から受け継いだマイノリティに寄り添う姿勢を貫いてきた
16:15それは一体どういうことですか
16:17分からないからですよ
16:19僕自身
16:20何がしたくて
16:22何をすべきなのか
16:24僕には
16:26心からやりたいことなど何もないんです
16:29でも
16:31政治家には成し遂げたい政策というものがあるでしょう
16:34それで
16:35かつて誰かが教えてくれたことをこなしていただけです
16:39僕は
16:40何か指針が欲しいんです
16:42だからあなたがブレインでいてくれれば
16:45それに従うつもりでした
16:48僕には
16:50明確な意思など
16:52何もないから
16:55そんなはずない
16:57鈴木さんが言ってました
16:59あなたは何度か
17:00本当の気持ちを見せたことがあるって
17:03英語見せてくれってだけじゃねえかよ
17:06おい!
17:07本当に返せよ
17:08謝ってよ
17:09は?
17:10なんで謝んなきゃ
17:11宮子ちゃんに謝って
17:13あの時こそ極めて冷静でしたよ
17:15冷静だったからこそ
17:17冷静
17:18声を荒らげることができたんです
17:20どういうこと?
17:22そういうふうに母から教わったんです
17:25普段
17:27大人しい僕は興奮した姿を見せることは重要なカードになる
17:32ここぞという時に切りなさいって
17:35小さい頃から
17:37それさえも
17:40演技だったってこと
17:42残念ながら
17:43あなたが追いかけた
17:44成家一郎の正体こそ
17:46僕にしてみれば
17:48はっきりと演じられた成家一郎なんですよ
17:51この一番小さい人形の顔を
17:54皆さんはよく
17:55不気味だって言います
17:57でも僕の目には
17:59怒りに駆られているように見えるんです
18:02僕には僕が分からない
18:04でもだからといって
18:06見くびられたくないんですよ
18:08そのために
18:10この国のトップに立とうと
18:13でも最近分かってきたことがあります
18:15権力は
18:16密の味がするってことは
18:18これだけは断言できます
18:20偽物がここまで出世することは
18:22絶対ありませんよ
18:24今の僕は
18:26国民からの人気も高く信頼も厚い
18:28総理になれば
18:30政権は万弱でしょう
18:32その時は
18:34僕の力をより発揮したものを
18:37お見せできると思っています
18:39楽しみにしていてください
18:41怖いですか?
18:43僕のことか?
18:45今日はありがとうございました
18:47お引き取りください
18:48お引き取りを
18:49私には泣いているように見えます
18:52その人形
18:54あなたの本質を理解することはできません
18:57でも分かったことがあります
18:59僕を見ていてください
19:01その言葉を聞いた時
19:03私は
19:04あなたが助けを求めているんだと感じていました
19:07それが間違ってなかったってことです
19:10あなたも怖いんじゃないですか
19:12自分のことが
19:13分からないことが
19:15聖家さん
19:16私は
19:18あなたを知ろうとすることを諦めません
19:21それが
19:23あなたを救うことになると信じて
19:26失礼します
19:27見くびる中
19:29これでようやく
19:34終われる気がします
19:36道上さん
19:37本当に
19:38ありがとうございました
19:39もう一度彼を見つめ直します
19:42そして分かったことを
19:43この国の人たちに伝えます
19:45みんなに考えて欲しいんです
19:46彼がどういう人間なのか
19:48彼を信じていいのか
19:50それができるのは
19:51あなたしかいない
19:53勇気来れない?
19:55どうして急に
19:57それがさ
19:58なんか予定があるらしいんだよ
19:59え?何予定って
20:01俺の勘だけど
20:02多分
20:03デートだと思う
20:04え?
20:05ちょっと待って
20:06勇気が?
20:07はい
20:08総理
20:09会見用の原稿です
20:11ありがとう
20:12ようやくここまで来ましたね
20:14君のおかげだよ
20:15失礼します
20:16憲法が改正され
20:18国の緊急時に総理大臣に権力を集約できる
20:22緊急事態条項が創設された
20:25権力が乱用される危険性が高いものであるからこそ
20:29国のトップに立つ人間によっては
20:32暴走した時には歯止めが利かず
20:35独裁に傾く恐れがある
20:37聖家一郎という人間の本質は何なのか
20:43私が知る聖家一郎を描いた本は
20:46多くの人に読まれた
20:48だが人々は結局
20:51聖家一郎を選んだ
20:53彼の言う通り
20:55人々は何も分からず
20:57分かろうともせず
20:59ただただ彼を持ち上げた
21:01お疲れ様
21:02鑑定に直行する
21:04頼んでた憲法改正に関する資料
21:06メールで送ってくれる?
21:07はい
21:08あと
21:09昨日取材した憲法学者のインタビューも
21:11書き起こして送って
21:13聖家本人にぶつけてみる
21:15はい、分かりました
21:16それでも私は
21:18私ができることをする
21:20彼を見つめ
21:22知り得た事実を人々に伝え続ける
21:25今はまだ無力でも
21:27すいません
21:28東都新聞社会部の青山です
21:30お話よろしい?
21:31話すことなんてねーよ
21:33待ってください
21:35決して
21:36決して
21:37無駄ではないはずだ
21:39よろしくお願いします
21:41皆様こんにちは
21:42よろしくお願いします
21:43区議会議員選に立候補いたします
21:45よろしくお願いします
21:46宇野俊也でございます
21:48よろしくお願いします
21:49BG株事件で
21:51逮捕起訴された
21:53宇野浩介の息子です
21:55犯罪者の息子であることから
21:58私は
21:59政治家になるという夢を
22:02ずっと諦めて生きてきました
22:05ですが
22:06ですが
22:07この世の中を良くしたいという強い思いは
22:10今も
22:11この世の中を良くしたいという強い思いは
22:15今も
22:16ずっと変わっておりません
22:18あれは
22:19高校の生徒会長選挙の当日だった
22:23これが緊張ってことなのか
22:25お前まさか
22:26生まれて初めて緊張してるとかじゃないだろうな
22:28いやそうかも
22:30まままじで
22:31初めてできた友達だった
22:34いや
22:36そもそも友達が何なのかさえ
22:39僕にはよく分からない
22:41小学校に入る前は
22:43絵本も与えられなかった
22:45当然
22:46家にテレビもなかった
22:49母と祖母は
22:50僕が同世代の子供たちと接触することも禁じた
22:54とにかく
22:55僕は笑っていた
22:57そうすれば
22:59母や祖母が喜んでくれるから
23:02小学校に入るときに
23:05母に言われた
23:07学校で会う先生も
23:09クラスメイトも
23:11誰も一郎君を幸せにしてくれない
23:14自分
23:15自分のいる場所から追い出される恐怖に怯えるくらいなら
23:19そんなの最初から拒めばいい
23:22あなたのお父さんは
23:24政治家なの
23:26総理大臣だってなれる人なの
23:31あなたの体には
23:33その人の血が流れているの
23:36あなたも大人になったら政治家になりなさい
23:40分かった
23:42僕の人生が決定づけられた瞬間だった
23:45母が政治家を目指せと言うなら
23:48ただ
23:49それを目指すだけだった
23:52福音学園入学を前に
23:54母は思わぬことを言った
23:57高校では友達を作りなさい
24:00友達?
24:02お母さんが認めた子だったら
24:05あなたのお父さんのこと話していい
24:08いいわね
24:09母の言いつきを無視し
24:11僕は
24:12ありのままを二人に話した
24:15この二人以外には
24:17考えられなかったから
24:19お母さん
24:20いつものようにぶたれるだろうと
24:23覚悟を決めた
24:25完璧だと思う
24:28あの利也君という子
24:30きっとあの子が
24:33私たちの願いを叶えてくれる
24:36ずっと見くびられてきた
24:39それが許せなくて
24:42みんなを切り捨てだ
24:44大抵の願望を叶えてきた今でさえ
24:47思うことがある
24:49戻れるなら
24:51あの頃に戻りたい
24:53これが本当の僕なんでしょうか
24:56いつかまた
24:58そんな話を
25:00あなたとしたい
25:02こんな僕を
25:04理解しようと
25:06立ち向かってきてくれるのは
25:08あなたしかいないから
25:10国民投票の結果
25:12憲法が
25:14改正されることになりました
25:16国民の皆様の
25:18信託を得まして
25:20これから
25:22新たな日本を作っていくために
25:25全力を尽くしてまいりたいと
25:28思っております
25:30憲法改正を実現した総理大臣としての
25:33感想を教えてください
25:36感想を教えてください
25:38これからも
25:40国民の皆様のために
25:42政策を実現していくだけです
25:46後列の3番目の方
25:48方針者の道上です
25:50方針者の道上です
25:53私はこれからも
25:55あなたを見続ける
25:58それでは
26:00質問させていただきます
26:02ご視聴ありがとうございました
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