- 今天
類別
🦄
創意文字稿
00:00今東京に来てる
00:01ちょっと会えないか
00:04取材か
00:06繋がるもんだな
00:08実はな
00:09今調べてることがあって
00:12第三次派内閣が発足しました
00:16今回の人事について総理周辺は
00:19初入閣や女性閣僚を増やし
00:22若返り感を打ち出した形だと話しています
00:25中でも43歳の若さで
00:30厚生労働大臣として初入閣した
00:33政家一郎議員は
00:34印象的な笑顔と
00:36与党の中では珍しい
00:38リベラルな言動で
00:40多くの人々に支持され
00:42将来の総理候補とも言われています
00:45今回は若返りを図ったということですが
00:48やはり注目は政家大臣でしょうか
00:5043歳と若いですが
00:53実力の知名度も抜群ですからね
00:56やはり
00:58ハブ総理はこの政家人気に
01:00あやかったということなんでしょうか
01:01そうだと思います
01:02私もそちらの悲願読みましたが
01:05かなり売れてるみたいですね
01:07そうですね
01:08最近出版された政家大臣の事情でですね
01:11読みました
01:12すごく良かったです
01:13なんかとても
01:14親近感が湧くというか
01:16悲願の中で
01:18昨年病気で亡くなった
01:20和田島義孝元官房長官が
01:22実は父親だと告白しましたよね
01:25そうですね
01:25サプライズでしたよね
01:27全然捕まらないです
01:28なんでこのタイミングで公表したんですかね
01:31社会部で政治家を出た道上さんなら
01:34分かるもんですか
01:35そんな簡単じゃないって
01:37青山くん早く
01:38さすが名門子
01:40遠路はるばる
01:42ようお越しくださいました
01:43東都新聞文芸部の道上と申します
01:47学園長の一式です
01:48文化難で
01:50悲願の特集を組まれるということやったですね
01:53はい
01:54政家大臣を担任されていた
01:56当時のお話をお伺いできればと
01:58これが
02:00政家くんです
02:02佐々木さんって悲願に出てきた人ですよね
02:05今は後援会長も
02:07昔から政家くんとは仲が良かったですよ
02:11政家くんが生徒会長で
02:13佐々木くんが副会長やっとったし
02:16あのー
02:18この人は
02:19初期の鈴木くんです
02:21お、あった
02:22鈴木敏夫
02:24鈴木くんは学年一の秀才で
02:26性格も大人びとったけん
02:28政家くんが生徒会長選挙の申し込みに来たときは
02:31てっきり
02:32隣にいた彼が立候するのかと思ったくらいです
02:35鈴木さんのことは悲願には書かれてないよね
02:40そこまで親しくなかったんですかね
02:43いや、そんなことないですよ
02:46二人はいつも一緒やったし
02:49政家くんが生徒会長選に勝てたんも
02:52鈴木くんの指導のおかげやと思います
02:54それに、今も彼は秘書として
02:57ずっと政家くんを支えとりますし
03:00秘書?
03:01秘書?
03:02初登庁した後、記者会見を開きます
03:05分かった
03:06ここからですね、先生
03:09ありがとう
03:10本当に鈴木には、高校の時から感謝してもしきれないよ
03:14なんで鈴木敏夫のこと、悲願には書かれてないんだろう
03:18裏方だからじゃないですか?
03:20けど今、政務秘書官だよね
03:22高校の時からずっと一番近くにいるんだから
03:26佐々木よりも鈴木のことを書きそうなもんだけど
03:29そうですか?
03:32同級生にも話聞いてみよう
03:35え?
03:36ちょ、ちょ、取材主し変わってますって
03:39取材は生物なの
03:41気になったらとことん掘ってみる
03:43お父さん?
03:44どうしたの珍しい
03:46今、東京に来てる
03:48ちょっと、会えないか?
03:50こっちは今愛媛
03:52取材か?
03:54うん、正規一郎の自助伝の取材で
03:57繋がるもんだな
03:59え?何?
04:00実はな
04:01今、調べてることがあって
04:03お父さん?もしもし?
04:05お父さん?
04:07やりきれないね
04:09何年も前に別れたとい
04:13こちらが所持品になります
04:15これだけですか?
04:17実はな
04:18今、調べてることがあって
04:21事故の原因ですが
04:23相手の運転手が
04:24過労で居眠りをしてしまった
04:26ということのようです
04:28手続きが終わるまで
04:30もう少しお待ちください
04:32貸金庫?
04:35貸金庫?
04:36早い!早い!早い!早い!早い!
04:39待て待て!
04:40捕まえた
04:41じゃあ今度にない?
04:42分かった
04:43次僕はお兄!
04:45先生
04:46マスコミが
04:47私たちの所感を求めています
04:49アパッ
04:50アパッ
04:51お待たせいたしました
04:53今回
04:54児童養護施設で子どもたちと触れ合ってみて
04:57この子どもたちが大人になったときも
05:00安心して生きていける社会を作らねばならないと
05:04改めて痛感いたしました
05:07彼ら彼女たちが大人になったとき
05:10BC株事件
05:1228年前に発覚した不動産の利権が絡んだ増収賄事件
05:17不動産開発会社ビッグガリバー社の未公開株が賄賂としてばらまかれた
05:23政治家の関与が疑われたが
05:26結局
05:27起訴されたのは官僚とビッグガリバー社の社長
05:31宇野浩介だけだった
05:33当時この事件をスクープしたのが新聞記者の父だった
05:38事件に関与した政治家の黒幕を突き止めようとしたけど
05:42BC株事件で造話容疑で逮捕
05:45起訴されていた宇野浩介被告が
05:47補釈中に自宅で死亡しているのが見つかりました
05:52警察は自殺とみて調べています
05:55そんな
05:56結局事件の真相は闇の中に葬られた
06:01父は政治家を突き止められず
06:05一人罪をかぶった宇野を自殺させてしまったことを長年悔やんでいた
06:10その悔しさが今の私にはよく分かる
06:15実はな今調べてることがあって
06:19BG株事件のことを調べ直してたんだ
06:23このリストって当時汚職に関与してた政治家?
06:27今の総理と外務大臣も?
06:30宇野浩介の息子は
06:33鈴木敏也って
06:35政治家を恨んでいてもおかしくないのに
06:38どうして一緒に?
06:40鈴木に取材?
06:42お父さんが死んだ日?
06:44この場所って
06:46ただいま
06:47お母さん
06:48出戻り
06:49帰ってきた
06:50もうお店再開したの?
06:52お帰り出戻り
06:54お腹空いてんでしょ?
06:55忘れ置いて
06:56ねっ一緒に食べ
06:58ドッキーただいま
06:59鈴木さん
07:00東都新聞の道上と申します
07:02鈴木俊也さんですよね?
07:04ええ
07:05何か?
07:06道上兼高をご存知ですか?
07:09いえ
07:10存じ上げません
07:11失礼します
07:12急いでる
07:13私の父なんです
07:14先日12日
07:15父が事故で亡くなったんです
07:17その日
07:18鈴木さんは
07:19父と会う約束をしていましたよね
07:21鈴木さん
07:22もしもし
07:24頼まれてた鈴木俊也のことを調べましたよ
07:27福音学園を卒業した後
07:28東大に現役合格して
07:30卒業後は経済産業省に入ったそうです
07:33その後
07:34政家大臣が大議士になる前に
07:36鈴木も秘書に転身したようですね
07:39官僚を辞めてまで秘書に?
07:41経産省の友人に聞いてもらったんですが
07:44悪い技とかないみたいですよ
07:46本
07:47つも
07:49万々
07:5024,000
07:51お久しぶりです
07:53一上
07:54何しに来た?
07:56新内閣が発足したばっかりなのに
07:59社会部がこんなところで油ってていいんですか?
08:01仕事だよ
08:02今席立った男はネタ元だ
08:05うせろ
08:06教えて欲しいことがあるんです
08:08見返りは
08:09急だったんでありません
08:11じゃあうせろ
08:13これで決めません?
08:17私に負けるのが悔しいんですか?
08:20え?何だよ教えて欲しいことって
08:23ビッグガリバーシャの元社員の連絡先を知りたいんです
08:27BG株事件か
08:28キャン
08:29キャン
08:30大事さん事故に遭ったんだってな
08:31気の男だったな
08:33山中さんも駆け出しの頃BGの事件を打ってたんですよね
08:38リッチ
08:39ロン
08:40とりあえず売慢です
08:41マジか
08:43私の勝ちですね
08:44教えてください
08:46勝ちかよお前
08:47昔はそんなさ
08:50でかいて
08:52作るやつじゃなかったのによ
08:55喂
08:56佐古田?
08:57この人は?
08:58宇野が会社を立ち上げた時からの古株だ
09:01なお
09:03今更あの事件の何掘ってんだよ
09:06文芸部の仕事じゃねえよな
09:08ありがとうございました
09:09道上さん
09:10僕の書いた悲願の記事
09:12部長に褒められちゃいましたよ
09:14読んだよ
09:15よくかけてた
09:16ありがとうございます
09:17政家大臣もきっと喜んでくれると思う
09:19鈴木さんは父と会う約束をしていましたよね
09:22著者インタビュー申し込んでみたら?
09:24大臣受けてくれるんじゃない?
09:25いけますかね?
09:26いけるいける
09:27アップ取ってみよっから
09:28はい
09:29この後、東都新聞との悲願の取材なんですが
09:31事前に質問事項を出させておきましょうので
09:33こちらをお答えください
09:34ありがとう
09:35行ってきます
09:36お疲れ様です
09:37今から政家大臣の取材だよね
09:39はい
09:40この後、東都新聞との悲願の取材なんですが
09:42事前に質問事項を出させておきましょうので
09:44こちらをお答えください
09:46ありがとう
09:47行ってきます
09:48お疲れ様です
09:49今から政家大臣の取材だよね
09:51はい
09:52一緒に行くつもりですか?
09:54ダメですよ、僕一人しか申請してないし
09:56一人ぐらい増えても大丈夫だよ
09:58嫌ですよ、永田町出勤の人と永田町行くとか
10:03最初から一緒に行くつもりで僕を利用したんですか?
10:07政家一郎に会いに行くんだって
10:09その時期はスケジュール調整が難しいので
10:12またまた来月に入ったところで
10:15改めて日程の調整を
10:17東都新聞の道上と申します
10:19道上さん
10:20青山が体調を崩しまして急遽代理で
10:23ええ
10:24先生、この度は取材を受けていただきありがとうございます
10:27東都新聞文芸部の道上と申します
10:30政家一郎です
10:32今日は私のためにありがとうございます
10:34はい
10:35どうぞ
10:36失礼いたします
10:37先生
10:38山中と申します
10:39社会部の方がどうして
10:40今日は
10:41今日は
10:42カメラマンとして伺いました
10:43こちらよかったら
10:45どうぞ
10:46どうしました
10:47あの人形
10:48先生のお顔にそっくりですね
10:51どこがだよ
10:52笑った顔が
10:55そうですか
10:56取材は15分です
10:58時間減少でお願いします
10:59悲願を読ませていただき
11:01とても感銘を受けました
11:03先日
11:04福音学園の一式学園長にお会いして
11:07先生が
11:08公園会長の佐々木さんと特に親しかったとお聞きしました
11:12クラスのヘイラルキーに一切とんちゃくしない奇策なやつでね
11:15すぐに打ちときましたよ
11:16そうですか
11:17先生のお父様が和田島さんだということを打ち明けたのは
11:21確か砂の器を一緒に見ていたときでしたよね
11:26厳しい差別を受け
11:28運命に翻弄された父と息子の物語に触れ
11:32不意に涙がこみ上げてきた
11:34僕は佐々木にならばと自分の父について初めて明かした
11:39このとき佐々木さんのほかに鈴木秘書官も一緒にいたんですか
11:45リストにないご質問はご遠慮ください
11:47ここには書かれていませんけど
11:49鈴木秘書官も高校時代からのご友人ですよね
11:53石木先生に聞いたんですか
11:55はい
11:56そうです
11:57鈴木もその場にいました
11:59どうして本に書かなかったんですか
12:02ちょっと近すぎると思って
12:04自分の秘書を自慢してるみたいでしょ
12:07では先生は鈴木秘書官が
12:1028年前のBG株事件で逮捕された
12:14宇野耕介氏の息子だということも知っていたんですか
12:17この写真を元ビッグガリバー社に勤めていた
12:21迫田さんという方に見てもらいました
12:23この人です
12:24おっちゃんだ
12:26宇野社長の一人息子だよ
12:28間違いないですか
12:29あっ
12:30社長が逮捕されて
12:32家庭がめちゃくちゃになってね
12:34お父様の逮捕後
12:36名字を母方の鈴木に変えて
12:39自分のことを誰も知らない松山に移り住んだんですよね
12:42それと
12:44父のスマホを修理したら
12:46留守電にこんなものが入っていました
12:48もしもし鈴木です
12:50取材の件ですが
12:514月12日
12:53私は
12:54湖南城水上建設予定地の入り口でお願いします
12:57近くなったらまたご連絡します
12:59静かですね
13:01父はBG株事件の取材を再開していました
13:05あなたが宇野耕介氏の息子だということを掴み
13:08何らかの情報を持っていると思い取材を申し込んだ
13:11なぜ
13:13私の父を知らないと嘘をついたんですか
13:16なぜ
13:17あの日あの場所で
13:19父と会う約束をしていたんですか
13:22答えていただけませんか鈴木俊也さん
13:24お父様のことで政治家を恨んでいてもおかしくないあなたが
13:28わざわざ秘書に転身したのはなぜですか
13:31鈴木
13:32大丈夫です
13:33確かに私は
13:35あなたのお父様のことを知ってましたし
13:38連絡もしました
13:40ですが
13:42何も答えようがありませんよ
13:44ただ取材を申し込まれただけなんで
13:47この本からあなたの名前を消したのは
13:49あなた自身の指示ですか
13:51ええ
13:52それが何か
13:54世間に知られたらまずいことでもあるんですか
13:56世間体ですよ
13:57何一つ後ろめたいことがなくても
13:59私が犯罪者の息子だと分かれば
14:01あなた方マスコミは
14:03あることないことをいやらしく書き立て
14:06世間はあたかも問題があるかのように私にレッテルを張る
14:09それによって
14:11先生にご迷惑がかかると思ったんです
14:14それはマスコミへの偏見です
14:17そうでしょうか
14:18マスコミの本質だと思いますが
14:20いずれにせい私は
14:22先生の政治家としての才能に深刻を惚れ込んでいます
14:25それこそ高校時代から
14:27清久一郎は
14:28将来の総理になるべき人物であり
14:31清久一郎は
14:32彼を総理にするためなら
14:33私は自分のもてる力を全て捧げようと誓ったんですよ
14:37その邪魔を抑えたくなかったんで
14:41筋を表に出すことはばかったにすぎません
14:43それだけですか
14:44あなたがどんな詮索をしようとは
14:46それはね
14:48ただの妄想ですよ
14:50そうでしょうか
14:51この父の取材ノートには
14:53他にも色々と書いてあります
14:55例えば
14:56それはいずれお話しする機会があると思います
14:58私の妄想じゃないことが分かったら
15:01また伺います
15:02鈴木が道上さんのお父さんの事故を敷くんだ
15:06その可能性があるってのがこいつの見立てだ
15:09株総理と諸橋大臣がBG株事件に関わってたとしたら
15:13それが世にバレたら
15:15聖家も一緒に失脚してしまう
15:17それを鈴木は何としても避けたかった
15:20そういうことじゃないか
15:22まるでAIと話してるみたいだった
15:25えっ
15:26聖家です
15:27名刺の渡し方
15:29話し方まで完璧すぎるところが
15:32逆に不自然っていうか
15:34でも
15:35私が鈴木のことで切り込んだとき
15:38AIがバグったのか
15:40一瞬
15:41鈴木に助けを求めるような顔をしたんですよ
15:45そうだった
15:47聖家一郎には主体性がないって言われても
15:51しっくりきちゃうっていうか
15:53それじゃあ中身空っぽみたいじゃないですか
15:56けどほら学園長も言ってたじゃない
15:59彼が生徒会長選挙で勝てたのは
16:02鈴木の指導のおかげだって
16:04もう
16:05逆に鈴木の方は
16:07いろんな感情や思いを
16:10あのポーカーフェイスの下に隠し持ってる作詞って感じだった
16:14AIと作詞か
16:16これまでずっと
16:18鈴木が聖家のお膳立てをしてきたとしたら
16:21鈴木俊也が秘書になった狙いは
16:24聖家一郎を裏でコントロールして操るためとか
16:28そもそも中身空っぽの人間が大臣にまで出世することじゃありえねえって
16:34それはそうなんですけど
16:36いずれにしても
16:37鈴木が聖家を操って何をしようとしてるのか
16:41それが分かれば父の事故の真相も見えてくると思うんです
16:45な鈴木お前が無礼になって
16:48聖家を政治家にすればいいんやねえか
16:51ああこいつを利用して
16:53親父の仇を取ってやるよ
16:55聖家は本当に主体性がないの
17:00鈴木が父を殺したとしたら
17:03そこまでして聖家を総理にさせたい理由って
17:07はい
17:08聖家です
17:09聖家一郎です
17:11突然も電話して驚かせちゃいましたよね
17:13すいません
17:14あのー
17:15このこと鈴木秘書官には
17:17話してません
17:19話しても止められるの目に見えてるんで
17:22どうぞ
17:23あのー先生
17:25名前だけでいいですよ
17:26先生ってなんか偉そうですし
17:29未だになれなくて
17:31あ、じゃあ
17:32あのー
17:33聖家さんにとって鈴木秘書官とはどういう存在なんですか
17:37なくてはならない存在ですよ
17:39そうですか
17:40非常に有能な方だと思うんですけど
17:43有能すぎて
17:44かえってやりづらかったりなんてことはない
17:47それはないですよ
17:48高校時代からの親友ですし
17:50あの鈴木をあそこまで追い詰めたのは
17:53僕が知っている限りあなたが初めてです
17:55それで
17:57是非未知恵さんと話をしたいと思ったんです
18:00未知恵さんは
18:01どうして記者になったんですか
18:03お父様の影響ですか
18:04そうですね
18:05けど
18:06昔から何か気になると
18:09自分が納得するまで調べずにはいられない立ちで
18:12なんか怖いな
18:14あと
18:15返事して
18:17やっぱ
18:18柏木さん
18:19あなたの手
18:21あなたの手
18:22報道の力を信じたいんです
18:25鳴ってますよ
18:26いえいえ大丈夫です
18:28はい出てください
18:29逆
18:30逆に
18:31気になるじゃないですか
18:33失礼します
18:35嬉しそうですね
18:36息子からなんです
18:38じゃあ
18:40あんまり遅くまで付き合わせちゃ悪いかな
18:42離婚?
18:43今は
18:44いろいろあって息子と離れて暮らしてます
18:47また一緒に暮らせるといいですね
18:49また
18:50息子はどう思ってるのか
18:52仕事をしてると
18:54つい
18:55子供との時間を削ってしまって
18:58全然いい母親じゃなかったんで
19:00怖くて聞けないんですよ
19:02一緒に暮らしたいかって
19:04子供を育てるって
19:06大変なことですよね
19:08今
19:10児童養護施設で親と暮らせない子供たちと向き合っているところなので
19:14子供たちが大人になるまで
19:16しっかり見守る責任があると思っています
19:19以前
19:21児童福祉の取材をしたんです
19:23アメリカでは
19:25施設よりも里親のもとで暮らす子供が圧倒的に多くて
19:29中でも祖父母やおじおばが里親になる
19:32親族里親が半数以上なんです
19:35でも
19:36日本の親族里親の制度はあんまり知られてなくて
19:40親を亡くした孫を育てたいっておばあさんが
19:43制度を知らずに
19:45生活が苦しいから諦めたっていう話を聞いたりして
19:49そういう現状を知ってもらいたくて記事を書いたんですけど
19:52なかなか反響が広がらず
19:54そうだったんですね
19:56本当に必要としている人に情報が届いて
19:59支援にしっかり予算かけて欲しいなって思います
20:02理想ですけど
20:03その理想が大事なんですよ
20:05道江さんだからこその素晴らしい意見だと思います
20:09母親としては失格なんですけど
20:12僕の母は父の和田島と出会った時ホステスをしていました
20:16だから母は僕を一人で産んで
20:19一人で育ててくれました
20:21それでも僕は十分幸せでしたよ
20:25親子は一緒に過ごすことだけが全てじゃないですから
20:31息子さんもきっと
20:34あなたのこと応援してるはずです
20:38道江さんこれからも僕を見ていてくださいね
20:43おやすみなさい
20:44道江さん
20:46政家大臣から上層部に直接電話があったのは
20:49あなたに特別に密着取材を許可するって
20:52どんな手使ったのよ
20:54いや
20:56道江さんこれ届いてましたよ
20:59ありがとう
21:00ありがとう
21:01ナチズム?
21:03政家さんの?
21:04お疲れ
21:05お疲れ様です
21:06なんだこりゃ
21:08道江
21:09道上
21:10山中さんいたんですか?
21:12不死したんですかって
21:14苦手だわお前のそういうとこ
21:16天才っぽくて
21:17まあまあ
21:18まあまあ
21:19これ
21:20本当に政権の論文なのか?
21:22まだ分かりません
21:24けど
21:25これを書いた人はヒトラーの政治手法を称賛してる
21:28ヒトラーを称賛って
21:30これが本物だったらやばいなんてもんじゃねえぞ
21:32将来の総理候補と言われてる男が
21:34実は危険質を持ってたってことになる
21:37でも政権大臣とヒトラーって
21:39どうやっても結びつかないですよ
21:41ハヌッセン
21:42この論文は権力の二重構造
21:45つまり
21:46ヒトラーとハヌッセンについて書かれたものです
21:49誰だ?
21:50方眼の二重の戦士か?
21:51なーで
21:52なーでないでしょ
21:53わかってるやん
21:54エリック・ヤン・ハヌッセン
21:55諸説ありますが
21:56ナチスドイツで暗訳したヒトラーのブレーンであり
21:59今で言うメンタリスト
22:01ヒトラーを一時期裏で操っていたとされる重要人物です
22:05この論文の一番のポイントは
22:07このハヌッセンを肯定している
22:09そこだと思います
22:10どういうことだ?
22:11前に
22:12聖家さんには主体性がないって私言いましたよね
22:15まあ
22:16ありえないと思うけどな
22:18もしこれが
22:20聖家さん本人が書いたものだとしたら
22:23彼にとってのハヌッセンは
22:25鈴木俊也ってことなんじゃ
22:27マジで?
22:29ってことはあれか?
22:30ヒトラーの危険質を持ってるのは
22:32聖家じゃなくて鈴木の方だってのか?
22:34大学時代の鈴木が
22:37聖家さんにこの論文を書かせた?
22:40いくら主体性がないからって
22:43大…大臣にまで上り詰めた男を
22:46一秘書が自分の思うがままにコントロールするなんて
22:48無理だろ?
22:49道上さん
22:50聖家大臣の定例会見始まりますよ
22:53本日は社会的擁護に関して
22:56新たな提言をお伝えしたいと思います
22:58現状
22:59なかなか進んでいない
23:01里親制度の拡充を図り
23:03支援の増額を検討し
23:05中でも
23:07親族里親の制度の周知を
23:09徹底したいと考えております
23:11親族里…
23:12日本の親族里…
23:13親族里親…
23:15日本の親族里親の制度はあんまり知られてなくて
23:20私が言ったこと…
23:22社会的擁護を本当に必要としている人に
23:25必要な情報がしっかりと届き
23:28本当に必要としている人に情報が届いて
23:31利用者に有益な選択肢が増える環境を
23:35まずは届いたいと思います
23:38そして手厚いケアを受けられるよう
23:42必要な予算をしっかりと加工するために
23:44支援にしっかり予算かけて欲しいなって思います
23:47最大限の努力をしていくしそうです
23:52もしも…
23:54正規一郎という人間が
23:56強い意志を持たない代わりに
23:59他人の意見を真綿のように吸収して
24:02理想の人物を完璧に演じ切る
24:05その才能に気づいた者は
24:07裏で他人の意見を真綿のように吸収して
24:11理想の人物を完璧に演じ切る
24:13特別な才能を持っていたとしたら
24:16その才能に気づいた者は
24:19裏で彼を思いのままに操り
24:21自分の野望を叶えようとするかもしれない
24:25鈴木俊也の野望って?
24:28彼を総理にするためなら
24:30私は自分の持てる力を全て捧げようと誓ったんですよ
24:35もしこのまま正規一郎が強大な権力を手にしたら…
24:41でもこの論文誰が何のために送ってきたんですかね?
24:44誰が送ったかは分からんな
24:47狙いは正規を潰すためだろうな
24:50それなら普通社会部に送ってきません?
24:53なんで道上さん個人に?
24:55正規大臣から上層部に直接電話があったら
24:58あなたに特別に密着取材を許可するって
25:02これからも僕を見ていてくださいね
25:06もしかして…SOSってこと?
25:09だとすると…
25:10これを送ってきたのは正規一郎本人?
25:13おい、どこくんだ道上
25:16私に助けを求めてる
25:18もしもし?
25:19かなえ…
25:20大変…
25:22すぐに帰ってきて…
推薦
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接下來
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