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00:00In the middle of the building, it's a hospital for children's children.
00:10It's a hospital for the health care center.
00:21It's a hospital in the middle of the hospital.
00:26日本では数少ない小児患者のための集中治療室、PICU。
00:350歳から15歳の子供が命の危機と戦っています。
00:44急に脈が乱れて深刻な状態に陥った少年。
00:50薬剤を使って止まりかけた心臓に働きかけます。
00:56胸痛い?
00:58痛くない?
01:00ピトレシンを吸ってもらっていい?
01:03今脈。
01:05脈伸びてる。
01:07熟練したスタッフの連携と迅速な措置で少年は危機を脱しました。
01:15うまくいってるからね。もうちょっとだよ。
01:24おはようございます。それでは朝の開始に始めていきます。
01:28PICUを担うのは小児集中治療医。全身のあらゆる症状に対応できる知識と経験を持ちチームワークで治療にあたります。
01:45子どもたちの命をどう守るのか。不安を募らせる家族にどう向き合うのか。
01:58葛藤し、模索する現場を半年にわたり見つめた記録です。
02:07毎日正午前国立生育医療研究センターにバイクで通ってくる夫妻がいます。
02:31寒かった今日は。寒かったです。
02:37風が強い。横風がすごくて。
02:41太郎です。太郎のところに飛んでくるために。
02:45ここにね、太郎ってこことかにね。
02:47太郎入れたいんだけどね。
02:49うん。
02:512人には病気と戦うたった1人の子どもがいます。
03:03太郎ちゃん。生後4日目からPICUに入院しています。
03:11お花が乾いてるね。
03:15最初はもうやっぱりすごいびっくりするんですけれども。
03:20もうどんな姿でもこの可愛さは消せないですよね。
03:30太郎ちゃんはアンモニアを分解する肝臓の機能に大きな問題を抱えていました。
03:39毒性のあるアンモニアが体に回ると、さまざまな臓器を痛めてしまいます。
03:50太郎ちゃんの治療方針を取りまとめるPICUのリーダー、松本翔太郎医師。
03:59根本的な治療はですね、肝臓の移植なんです。
04:03で、肝臓がアンモニアを排泄できるようにするっていうのが、治療法の主眼になります。
04:14しかし、生後3週間の太郎ちゃんの体格では、移植を行うことはできません。
04:22病気を抑え込みながら成長を促す難しい治療が続いていました。
04:29で、今下血。
04:33今も下血。
04:37そんな時、太郎ちゃんの容体に大きな変化が起きます。
04:47先生、こっちです。
04:50呼ばれたのは、外科の下島直樹医師。
04:55PICUでは、患者の疾患に応じた専門医と連携して、治療が行われます。
05:02おー、結構張ってますね。
05:06えー、すげー張ってる。
05:12張り裂けそうなほど膨張した腹部。
05:17国立生育力研究センターICUの松本です。
05:21直ちに父親に連絡を取ります。
05:25なんですけれども、緊急での治療、すなわち手術を行ったほうがいいだろうというふうに考えてます。
05:40腸はもともとが腸が問題そうなんですけど、パンパンだし、腎臓のほうも、おしっこの量が減ってきているので、すでにその臓器の機能障害が出てきていて、お腹の圧も経時的に上がってきているので、その圧を下げるということが今できることとしてあるので、それをやったほうがいいと思います。
06:05っていう手術っていうのは結構やっぱりリスクが高いんですか。
06:10それをしなきゃいけないという状況がすごくリスクの高いというか、状況がかなり追い込まれていると考えざるを得なくて。
06:20分かりました。
06:22分かりました。
06:25Es
06:50いやー、うーん。
06:59小腸の半分が餌死していました。
07:18小腸の岸部は大丈夫です。
07:26あと数時間遅れていたら、失われていたかもしれない命。
07:32懸命な対応に支えられ、太郎ちゃんは命をつなぎました。
07:39頑張ってくれました。
07:45とりあえず、一晩生き延びた。
07:47頑張ってやろう、頑張ったろうだ。
07:54お前、すごいな。
07:57先生と太郎、すごいな。
08:02頑張ったな。
08:12やった。
08:16肝臓移植を目指す中で起きた想定外の事態。
08:23移植外科の医師を呼び、今後の治療方針が議論されました。
08:30肝臓移植に行く適切なタイミングとか、大まかな見通しがあれば教えていただければなと思うんですけれども。
08:433キロ台、4キロ台のこういった患者には、ちょっとなかなか移植の適応っていうところにはならないかなっていうところで。
08:51病院はしっかり入って、体重が6キロに近づくっていうところが、やっぱり最低の条件かなっていうふうに思ったことなんです。
08:59頑張ってるね。
09:02この時、太郎ちゃんの体重はわずか2.5キロ。
09:08腸に大きな問題を抱えながら、6キロの体重を目指さなければなりません。
09:24つらい治療に耐える子どもの心に向き合うのも、BICUの重要な役割です。
09:33愛媛県から搬送されてきたユウセイくん。
09:381週間前に母親からの肝臓移植手術を受けました。
09:43長い闘病生活で肺を動かす筋肉が衰え、人工呼吸器が外せなくなっていました。
09:53それな、今それが一番か。
10:00今一番言いたいのは、この管取ってほしいってこと?
10:05そうか。
10:06このチューブがね。
10:08今、引っ張らない、引っ張らない。
10:11引っ張らないよ。
10:12ごめんね。
10:13ごめんね、ユウちゃん。
10:14ユウちゃん、お手手離してごらん。
10:17はい、ごめんね。
10:18これ絶対引っ張ったらだめ、これ。
10:20約束してほしいな、これは。
10:22取りたいんだね。
10:24うん。
10:25こっちが上。
10:28口に入れられた酸素を送る管は、肺の近くまで達しています。
10:35でもユウセイ、呼吸はあれやろ。
10:38なかったらしんどいんやろ。
10:41絶え間なく続く喉の違和感。
10:44ユウセイくんのストレスは限界状態でした。
10:49すみません、お願いします。
10:56本人の苦痛感によって、今、とっても気持ちが落ちているような状態なんです。
11:06ちょっと。
11:08はい、どうぞ。
11:09ユウセイ、ちょっとさ、診察してもいい、もしもししてもいいですか、これで。
11:14駆けつけたのは、緩和ケア科の与谷信行医師。
11:21治療に伴う痛みやつらさに対処する専門医です。
11:27ユウセイ、味方の健康にお尻があったりします。
11:33ゆうたみ先生にお願い。
11:35はい、このとき、寝。
11:36寝。
11:38寝。
11:40寝?
11:41ムー。
11:43ムー。
11:45眠る薬がいいんだな。眠れないの?
11:50そうなんだね。
11:52夜寝てて嫌な夢見たりすることある?
11:57あるんだね。
12:02湯谷医師は処方されている薬の種類と量を確認します。
12:10でももう5分ぐらいで眠れちゃう。
12:14寝ない。寝ないっていうかね。
12:17ちょっと抗生神病が入った方がいい感じですよね。
12:21薬の種類によっては、かえって眠れなくなる場合があります。
12:28湯谷医師は薬の処方を変えることを提案しました。
12:34眠くなるお薬いく?
12:37行くよ。
12:391時間後、湯谷医師は眠りにつくことができました。
12:491時間後、湯谷医師は眠りにつくことができました。
12:56湯谷医師は眠りにつくことができました。
13:06湯谷医師はrossig contrary thereofschild with the D Reverend
13:07湯谷医師はい boleh burnt it out.
13:08行きたくなった?
13:09アテューやってきたい。
13:10行きたい。
13:11行きたいね。
13:12もうひんどいよね。
13:14湯谷医師の将近髄医師は眠りにつくことができました。
13:22湯谷医師は高齢医師の relaxer of the day up to the day and out here.
13:27to think about it.
13:301,2,3.
13:33The breathing is the body of the body,
13:35and the body of the body of the body of the body.
13:39The body of the body is necessary to recover the recovery of the body.
13:47Oh, so, so, so, so, so.
13:49Mama, you can see it, Mama, you can see it.
13:52You can see it.
13:54You can see it.
13:56ママに、ほら。
13:58ママにタッチしようか。
14:00ママ、タッチできる?
14:02左手ターチ。
14:03右手。
14:05また。
14:06大丈夫。ごめんね。
14:10坪井医師は、ユセ君を車いすに座らせたまま、
14:15病院内を回ることにしました。
14:18Rehabiliをしながら気分を晴らすことにもなると考えたからです
14:26歩くよ、1、2、足動かしてもらう
14:32手離します
14:34ラインも大丈夫ですね
14:38立ったね
14:40おーすごい
14:40姉ちゃん立ったね
14:41あのさ、これこうやってるからさ、お散歩行けんだよ、頑張ったら
14:49お散歩行く?
14:50行く?
14:51やったー、マジ目標達成だ
14:59出てきた
14:59そして
15:00医療機器をつけたままの散歩は6人がかり
15:07ここらへんかな
15:10よいしょ
15:12見えた?
15:16どう?ちょっと、ちょっと見えた?
15:18お外いかが?
15:19見れたね
15:21うん、分かったね
15:24頑張ったじゃん
15:27すごいよ、ゆうちゃん、結構な距離来たね
15:30以後、このリハビリは日課となります
15:35窓の向こうのひときわ大きな木を見ることが
15:41ゆうせくんの目標になりました
15:49体力が回復してきたとみた医師たちは、この日、呼吸器を外す決断をしました
15:59抜きますか
16:02はい
16:02ちゃんといるから大丈夫よ
16:06抜きます
16:09はい
16:10はい、はい、はい、お口吸おうか
16:14じゃあね
16:14唾吸っとくよ
16:16ちょっと待って
16:18深呼吸、深呼吸
16:19しっかり吸えてるよ、えらいえらい
16:21大丈夫よ、ゆうくん
16:24オッケー、オッケー、一回マスクつけてみようか、じゃあ
16:27はい
16:28手を握り、不安を和らげるため声をかけるのは
16:33子どもの心理ケアを担う専門スタッフです
16:38ゆっくり呼吸していいよ
16:40ふーん
16:42ふーん
16:42ふーん
16:44息吸えるでしょ
16:45ちょっと頭触るよ
16:47よいしょ
16:48あのー、まあ、1日、2日、乗りこえられたら
16:51大丈夫だと思うんですけど
16:52お、いいね
16:56づわさあ、ぺって出せる、口から
16:59はい
16:59自分で手でできる?
17:01ペ
17:02そうそうそうそう
17:04りーちゃんいいな
17:04お、お、おせる
17:05Yes.
17:11So, so, so.
17:16It's great.
17:17It's great.
17:18It's great.
17:20Okay.
17:22You can't get anything from other people.
17:29You can't get anything about the immune system.
17:35It's great.
17:39The PICU-HC-U kids to do so well in The PICU-C-U.
17:49The PICU-HC-U's focus was the same as the PICU-C-U.
17:55The Lines were focused on the PICU-C-U.
18:04専門医の不足が壁となり、地方での設置は進んでいません。
18:14近年、地方の患者を医療用ジェットで大都市のPICUへ運ぶ取り組みが始まっています。
18:27しかし、事業を担う団体は資金難で需要に応じきれていません。
18:34Dr. Car道の真ん中通ります
18:38北海道から搬送されてきた重傷の子供
18:47PICU自体も赤字の施設が多く
18:54このドクターカーは民間の寄付によるものです
18:59肝臓が機能を失い一刻を争う状態だった子供は
19:07緊急の移植手術で一命を取り留めました
19:11大人にならなかったらどうしようとか思ってたから
19:36ちょっと安心しました
19:37よかった
19:42国内最大の生育医療研究センターのPICU
19:51患者の3分の1は地方からの子供です
19:55国内に2機しかない医療用ジェットで運ばれ
20:02辛うじて守られた命
20:05日本のPICUを牽引してきた一人
20:12黒沢博史医師
20:14小児医療に対する政府や社会の向き合い方に疑問を持っています
20:21子供の命については決して優しくない向き合い方なんじゃないかと
20:30僕は重症小児を見る立場としては思いますね
20:36小児にかかる医療費っていうのはもうそれは国の財産なんだから
20:41もうどんだけ継ぎ込んでも惜しくないんじゃないかと僕は思ってしまうんですけれど
20:47こういう立場なので
20:48そういう意味では何か印象としては優しくないなというふうには感じています
20:56BICUで命が救われても厳しい状況が続く場合もあります
21:07重い心筋症で危険な状態に陥っている2歳の少女
21:15リンちゃん
21:16その子の元に医師が次々と駆けつけました
21:25心臓が止まったリンちゃんに懸命な蘇生処置が続きました
21:333、2、1、入れ
21:36入れていいですか
21:39ここから先リズムチェックなし
21:41一命は取り留めたものの
21:50バドと呼ばれる心臓を補助する装置をつけることになったリンちゃん
21:56一旦バドをつけると病院を出るには心臓移植を受けるしか選択肢がなくなります
22:11子供には体の大きさに合った同年齢の心臓しか移植できません
22:18臓器提供者、ドナーを待つ間
22:24リンちゃんは家に帰ることができなくなりました
22:27今後、両親のどちらかが病院に泊まり込み
22:48リンちゃんに24時間付き添わなければなりません
22:57そのことをリンちゃんの姉にどう話せばいいのか
23:05伊藤麻衣さん
23:06患者と家族、双方の心のケアを行う専門家です
23:11トトやカカが病院にいる間はさ
23:15ココちゃんを忘れちゃってることは絶対ありません
23:18大丈夫、見てここ書いたよ
23:20ココちゃんのことも大好き
23:22リンちゃんのことも大好き
23:24リンマさん、ママのお腹に
23:26カカのお腹の中に赤ちゃんいるでしょ
23:28赤ちゃんのことも大好き
23:303人ともトトとカカの大事な宝物です
23:35これ赤ちゃん
23:36赤ちゃん
23:37うん、これココちゃん
23:39これ、ママに決めてないけど
23:41まだね、そうだから赤ちゃんってしといたよ
23:44リンちゃんね、まだ病院にお泊まりするよ
23:47ちょっとお泊まりかな
23:50みんな、みんな大好きでね、ながってるよって
23:53みんな大好きだよって
23:55日本では、2010年から家族の承諾があれば
24:02子どもの臓器提供が可能になりました
24:05しかし、同意する親は少なく
24:10心臓移植では3年前後の待機が必要です
24:14ドナーも国民全体として
24:20自分が亡くなったら臓器提供しようっていう意識が
24:24あんまない国だから
24:25だから子どもだけドナーを増やすっていうよりも
24:28日本全体で大人が自分が亡くなった時に
24:32ドナーになりますっていう仕組みをきちんと作らないと
24:35ただ、飲食は進まないと思います
24:37飲食は進まないと思います
24:39お父ちゃんの家族の家族の家族は
25:09肝臓の移植を目指すには
25:19体重を増やさなければならない太郎ちゃん
25:22ごめん、ごめん、仲いいんだよ
25:24そうだよ、それで
25:26大丈夫だよ
25:27太郎ちゃんのこと考えててやるんだよ
25:29今
25:30太郎ちゃん、太郎ちゃん
25:32もう目の中によくも痛くない
25:39圧をかけすぎたのよ
25:41圧を
25:42目の中に入れてる
25:43ちょっとソフトにどうぞ
25:44ほら
25:45すみません
25:46ちょっと今、目の中に入れてる
25:49痛くない
25:50入らない
25:51入ってない
25:52入ってない
25:53痛くねえわ
25:55ありがとうございます
25:56よろしくお願いします
25:57妻が来れますね
26:00分かりました
26:01お預かりします
26:02よろしくお願いします
26:03気をつけてお帰りください
26:03優しい
26:13田郎ちゃんの父、辰 滅里さんです
26:23シンプルに、起きて、一緒に遊んで
26:28うーん、馬鹿なことを言って笑って
26:32いやもうそうですね一緒に生活したい生きてほしいですねうん。
26:42宣伝とともにゲームを披露するちんどにゃ竜さんは大学卒業後師匠について修業を重ねてきました。
26:55さあかわいいお嬢ちゃんはさらにかわいくなっちゃうそんな無声映画今日は見るしかないぞ月にたった2回のそのチャンスを逃しちゃいけないよえっさあお嬢ちゃんこんばんはこんばんは!
27:19いつかこの姿を太郎に見せたいそれが父である竜さんの夢ですよいしょよっ!
27:37太郎ちゃんの腸の手術をした下島医師は肝臓移植につなげようと手を尽くしていました。
27:49めっちゃいううんちが出てるんですよ。
27:53今までよりうんちの色がよくなりましたよね。
27:58小腸の半分を失った太郎ちゃん。
28:03下島医師は残された腸に直接チューブをつなぎ可能な限り栄養を取れるようにしました。
28:12で、まっすぐ入れて。
28:16こんぐらい入りますよね。
28:18で、結構ちゃんと入っていくので。
28:21ここからやっていきますね。
28:24はい。
28:25太郎ちゃん。
28:27収入完了。
28:30一方で、PICUの医師たちは、太郎ちゃんに残された時間は少ないかもしれないと見ていました。
28:48細菌感染を繰り返し、腎臓の機能も失って、尿が出なくなっていたからです。
28:572時間で5ccです。
29:00それ落としたの何?
29:010時。
29:020時前。
29:030時の部分で5ccね。
29:04はい。
29:05じゃあ、その後どうかだね。
29:07こっからの2時間だな。
29:09こっからの2時間で、どれくらい出てるか。
29:13早くちょっと取れてるみたいですね。
29:15十分かどうかっていうのを、もうちょっと1時間だけで評価しようと思います。
29:20回復を目指した治療を続けるのか。
29:27残された時間を穏やかにすることを重視するのか。
29:32医師の間で議論が行われました。
29:35かなり本人の状況としては、1つ共有したのは、追い込まれてきているような状況かなと思うんですよ。
29:42うちの空腸ストマからイウンチがよく出てます。
29:46で、昨日、一昨日くらいから、こっちから成長剤入れ始めて、
29:49昨日は5cc入れたらここからピュッと出たので、
29:52使えるだけの腸を使うことにはなるので、
29:55それをやっていけたらなっていうのが、お腹の事情、現状です。
30:01今後の内分泌化的なところでの調整としては、
30:05可能な限り投与カロリーを上げつつ、
30:09ちょっと検討して調整できればなと思います。
30:12生きていける道が極めて細い感じがしていて、
30:18現実的にちょっと、本当にその道あるのかな、
30:22例えばこの子が1歳になっている道があるのかなって言われると、
30:26結構、実は疑問で僕は、
30:30悲観的になっているつもりもないんですけど、
30:32そこをどう家族に伝えるかで、
30:34頑張りましょう頑張りましょうってもちろん言うと、
30:36前向きな親御さんなので、もちろん頑張りまして頑張りたいですって言ってくださると思うんですけど、
30:40現実的には結構厳しい状況でなっていうのは印象があるので、
30:46そのあたりに関して、どの程度どうお伝えするかとか、
30:49場合によってその緩和ケアっていうのもやっぱり十分もう、
30:52実はでも今の時点でも考えてもいいかもしれない状況かなと、
30:56個人的には思っていて、
30:58治療をやめたいと思っているわけではないんですけど、
31:00親御さんとか考え方によってはあるのかなと、私は個人的には思います。
31:05先生のおっしゃるのには、ちょっと僕は同意できなくて、
31:102週間前は今よりはるかに悪かったと思うんですよ。
31:14今は良いと思うんですよ、その時より。
31:17ですので、せっかく腸が今注入できるような状況になったわけだから、
31:22そこをみんなで頑張って、とにかく栄養炉できたので、
31:27つながってはいないけれども、
31:29使える腸の長さとしては一緒なので、
31:32だからそこを頑張って注入して栄養確立しながら、
31:37少しでも透析離脱とか目指していくっていうところであって、
31:422週間前に比べると今の方が希望は少しあると、僕は思ってるんですけど。
31:49今みたいな話を家族と共有してもいいかもしれないなと思うけど、
31:56例えば、うがいが悪くなった時、
31:58やっぱり医療者としても、
32:00少しこれはそういうふうに思う場面があるかもしれないので、
32:03っていうことについて、
32:04今ご家族がどのように捉えているのかとか、
32:07それは決して諦めるということではないんだけど、
32:09やっぱりっていう部分。
32:11医師たちは、議論した内容を率直に両親に伝えることにしました。
32:23どうしても本人の状況が具合が悪くなった時には、
32:27そこの時間を優先するっていうフェーズが、
32:30あまり今の人体は考えたくはないですけども、
32:32どうしてもそういうこともあります。
32:34なので、本人の状態が治療として、
32:37我々ができる治療限界を迎えてしまって、
32:40なかなか救命が難しいってお話になった時には、
32:44ご家族の時間、逆にと兄弟に会ってもらう時間っていうのを、
32:47の方が優先順位が高いと判断した場合には、
32:50ICUでも面会をしてもらうことはあります。
32:55PICUの医師の言葉から、
32:58状況の厳しさを悟った両親。
33:02これまで、さまざまな相談に乗ってきたソーシャルワーカーの佐藤さんが、
33:132人に声をかけました。
33:15生きてるから。
33:18生きてるからね。
33:19本当に頑張って。
33:22すごいと思います。
33:24ありがとうございます。
33:25ありがとうございます。
33:26ありがとうございます。
33:28なんかもう前向きばっかり言うのも、
33:30嫌になってきちゃうな。
33:31そうだね。
33:32嫌になってきちゃうな。
33:33いや、別に太郎が嫌いってわけじゃなくて。
33:35悲しいんだよな。
33:37悲しいんだよっていうことは、
33:39言いたくなっちゃうよね。
33:41やっぱね。
33:42もちろん、普通に毎日送るのはだし、
33:49目の前のことを一つずつやって、
33:52それに生きてるのは当然なんだけれども。
33:55だから、別に誰に言う必要もないんだけど。
34:00悲しいし辛いよね。
34:03悲しいし辛い。
34:05悲しいし辛い。
34:07本当に。
34:08本当に。
34:09皆さんもね。
34:10お父さんもお母さんもね。
34:12一生懸命、一緒に頑張ってくださってるから。
34:16うん。
34:17まあ、本当に。
34:18アホだから。
34:19あの、ほら。
34:20うん。
34:21感情だけなんだけどね。
34:23うん。
34:24うん。
34:25うん。
34:27ね。
34:28そういうことです。
34:30うん。
34:31うん。
34:33いや、もう本当に。
34:35うん。
34:36うん。
34:37ありがとうございます。
34:38うん。
34:39うん。
34:40うん。
34:41うん。
34:42うん。
34:43うん。
34:44うん。
34:45うん。
34:46うん。
34:47うん。
34:48うん。
34:49うん。
34:50うん。
34:51うん。
34:52うん。
34:53うん。
34:54うん。
34:55うん。
34:56うん。
34:57うん。
34:58うん。
34:59うん。
35:00うん。
35:01うん。
35:02うん。
35:03うん。
35:04うん。
35:05うん。
35:06うん。
35:07うん。
35:08うん。
35:10うん。
35:11うん。
35:12うん。
35:13うん。
35:14うん。
35:15うん。
35:16うん。
35:17うん。
35:18うん。
35:19うん。
35:20うん。
35:21うん。
35:22うん。
35:23うん。
35:24うん。
35:25うん。
35:26うん。
35:27うん。
35:28うん。
35:29うん。
35:30うん。
35:31うん。
35:32うん。
35:33うん。
35:34うん。
35:35うん。
35:36うん。
35:37うん。
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35:39うん。
35:40うん。
35:41うん。
35:42うん。
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35:50うん。
35:51うん。
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35:53うん。
35:54うん。
35:55うん。
35:56うん。
35:57うん。
35:58うん。
35:59うん。
36:00うん。
36:01うん。
36:02うん。
36:03うん。
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36:05うん。
36:06うん。
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36:10うん。
36:11うん。
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36:23うん.
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36:25うん。
36:26うん。
36:27うん。
36:28うん。
36:31うん。
36:32うん。
36:33うん。
36:35それから3か月後のことです。
36:44太郎ちゃんの父親は多くの参加者が芸を競うコンクールのため富山に出かけていました。
37:09この日、太郎ちゃんは血圧が下がって回復せず、既得状態に陥りました。
37:19ねえ、ねえ。
37:23太郎ちゃん。
37:25下島先生が来てくれたよ。
37:28あれ、お父さんか。
37:30そう、今カメラで。
37:31あ、お父さん。
37:32そう、今富山にいるんで。
37:33うん、聞いた。
37:34太郎ちゃん。
37:36本当に焼いていろいろありがとうございます。
37:42ええ。
37:43肌の色とかがね、やっぱもうどんどん悪くなってきてるなとかね。
37:49そうですね。
37:50もうちょっと、親御さんと少し最後どういうふうにお見取りするかとか、ちょっとそういうところを少し話してこようかなと思うので。
37:59やっぱ太郎ちゃん。
38:00やっぱ太郎ちゃんがちょっとしんどくなってきたんだったら、もし私たちと一緒にいたいと思って頑張ってくれているんであれば、
38:14本当にありがとうって思うし、嬉しいけど、それで自分がしんどいのは私たちは嫌だ。
38:29だから、コショコショコショコショコショコショコショコショ言ってる。耳元で最近に支えてるんだけど、いいようにしていいよってずっと言ってる。
38:46ねえ、悲しい。それはもちろん、そうなっちゃったら悲しいけど。
38:56ねえ、太郎ちゃん。すごいんじゃね。
39:01BICUの一角に太郎ちゃんの個室が用意されました。
39:20医師たちはモニターを据え付け、富山からのライブ配信をつなぎました。
39:31目の前の患者さんが最後一番いい姿で、一番いい家族の時間が作れるようにっていうのを大切にしたいなと思いますからね。
39:45特に集中治療、ICUって精子を預かってるところなんで、患者さんの人生そのものを預かってると思うので、
39:55病気だけを愛犬してるわけじゃないので、人間を愛犬してるので、そもそも人生に関わらせてもらってるみたいな感じですかね。
40:07お、来た。お父ちゃん始まったよ。お父ちゃん出てるよ。どこだろうね。
40:13太郎ちゃんの治療に携わった医師や看護師が集まりました。
40:20それでは、どうぞ。
40:23舞台に立つのは、太郎ちゃんの父、たつるさんです。
40:35赤城の山も今宵の限り、生まれ故郷の国定村や、国を捨て縄張りを捨て、かわいい子分の奴ら今どうなっちゃってるか。
40:49おや、もう俺っち、歩けない。もう疲れちっさ。
40:56あ、そこのお姉さん。
40:58息子に自分の芸を見せることが夢だった父親。
41:03万年だめの雪水に入って、お風呂になって、俺の体を清めてくれるのか。
41:10行け!
41:11映画館もあるんだよ。そこに行けば面白いけど、一緒に泣くんだ。
41:15お二人さん、入った、入った。
41:17えー、ここまだ、山の中じゃねえかよ。
41:20完成!
41:24頑張れ!
41:28OK!
41:33東川に行って、何をしようかなー!
41:43おわ、危ない、危ない。
41:48It's okay?
41:50Okay, thank you.
42:02I was so good.
42:04I was so good.
42:06I was so good.
42:08I got it.
42:10I was so good.
42:12I was so good.
42:18The day, the late evening,
42:23He was slowly holding away.
42:28He ran away.
42:34He was able to recover.
42:38太郎ちゃんの回復を願い、力を尽くしてきた外科の下島医師です。
42:51綺麗にお化粧してもらった。
42:54よく頑張ったよね。
42:59どうしても直すことばっかり考えちゃってたんですけど、そうすることで、本人に辛い思いをもしさせてたとしたら、それは考えなきゃいけない。
43:15直さなきゃいけないのかなって、今回すごく思いました。
43:22その辺が外科医の立場での思うところと、ICUの先生たちがすごく厳しい症例をいっぱい見てきているICUの先生たちが思うところと、やっぱりちょっと最初は少しずれもあったかなと思うんですけど、
43:45その最後の方を一緒に関わらせていただけたのかなと思って、その点ではすごく良かったと思います。
43:55それが一番、太郎ちゃんから学ばせていただいたことかなって思います。
44:024ヶ月間すごくよく頑張って、みんなに時間をくれました。
44:09本当にお父さんお母さんもお父さんお母さんに、やっぱり生まれてその瞬間からじゃないですもんね。
44:14時間が経っていって徐々にお父さんお母さんになっていくんで、その時間をくれたんじゃないかなと思いますね。
44:21息子を亡くした母親に声をかけたのは、緩和ケア科の与谷医師です。
44:31日常の時間をバーッと流れるのと、自分の時間がずれたりすることがどうしても出てくると思うんですけど、
44:38なんかそれは、ちょっといろんな気持ちが出てくるのは自然なことなので。
44:45波みたいな感じで、ちょっとこうバーッと来たり、でもまたスッとヒッって感じなので。
44:53そこはもうなんか波だなと思って手もらったらいいと思いますけど。
44:58ふたり思いましたね。
45:08つまり、最高ですね。
45:13本当に皆さんありがとうございました。
45:18本当にいろいろ助けていただいて、ハローみたいなおめでとうございます。
45:23I'm very happy to help you.
45:31I'm so sad that I can't wait for you.
45:34I can't wait for everyone to take care of your body.
45:38I'm sorry.
45:53出場
46:10人工呼吸器に苦しみ続けた雄生くんに、退院の日が訪れました。
46:23I'm so excited!
46:25How are you?
46:27How are you?
46:29I'm so excited!
46:31We're going to come back!
46:33We're going to come back!
46:35We're going to come back!
46:37I'm so excited!
46:39Thank you!
46:41Thank you!
46:47There are no other people who are here.
46:49...
46:53company...
46:55...
46:57Jimиًs for the doctor's dissertation.
47:11...
47:15Wherever they see it...
47:17...
47:19頑張った年生くんね。おめでとう。
47:29日本の小児集中治療医は現在200人余り、必要な数の半分にも達していません。
47:40厳しいPICUの現場で医師たちは今日も患者一人一人に向け合っています。
47:54救命できるようなプロフェッショナルな部分は最重要な課題だと思うんですけど、
48:04そこにそれだけでは救いきれない情とか、息とか、
48:14目に見えない、尺度では測れない感情の繋がりみたいなのを大事にしていければ、
48:22患者さんとか親御さんとか、そういう人たちとの関わりの中で、
48:27そういうのも大事にしていきたい。
48:29日本語字を読み出していきたいと思います。
48:45予算ld 471年63年3月11月11日
48:52祝福音系統
48:55演奏連お金
48:59イーロン・マスク氏が始めた改革、その知られざる狙いとは?27日日曜夜9時。
49:27メジャーを舞台に戦う日本選手たちの前半戦の活躍をたっぷり振り返ります。
49:57横綱豪昇牛。
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50:02横綱豪昇牛。
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