- 7/7/2025
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TVTranscript
00:01Both the template matching model and feature analysis model are based on input stimulus.
00:07More accurately involves our knowledge.
00:10It is also possible to use a processing type top-down model.
00:15This is a report of the Department of the Department of the Department of the Department.
00:33曽田先生はい学生がタイマーを栽培して退学になっただけでこれだけの報告書ですか大学としても誠意ある対応を示したいのでしょうね
01:03大丈夫ですか?
01:24修士隊は初めてだったんで
01:28どうやら単純な事故のようですな 正式には火災原因調査員の判断待ちですが
01:48亡くなったのはこちらの大学の方で社会学部心理学科鶴見研究室の準教授 曽田圭介49歳
01:56農学部が肥料や農機具などを置いていた場所らしいのですが 温室用の燃料としてLPガス すなわち液化石油ガスのボンベも保管してあったそうです
02:06それが何らかの原因で漏れて引火したのでしょうか?
02:09検証の結果 燃え残ったボンベのバルブが緩んでいたことも判明しました
02:15おそらく緩んだバルブからガスが漏れ出して 密閉していた倉庫の中にかなりの濃度で柔軟していたところに
02:26ライターとポケットからタバコも見つかってます
02:29LPガスはガス漏れが感知できるように匂いがつけられています どうして被害者は気づかなかったのでしょう?
02:35玉ねぎが腐ったような匂いというやつですな
02:38肥料の匂いと混ざって分からなかったか?
02:41はたまた風っぴきで鼻が効かなかったか?
02:44そりゃまた何とも不幸な
02:46ただLPガスの取り扱いには国家資格が必要です
02:50もしボンベの管理がずさんだったとすれば
02:53責任者が業務上貸し土地支に問われる可能性もありますね
02:58お忙しいところ どうもありがとう
03:00どうもありがとう
03:02そもそもどうして倉庫の中でタバコを吸おうなどとしたのでしょうね
03:09外が寒いからじゃないですか?
03:11本来いないはずの場所でいないはずの人間が死んだんです
03:15ちょっと調べてみましょう
03:18はい
03:19室井さんご家族への連絡は?
03:30それがご実家の電話とか分からなくて
03:33なら学部事務室に問い合わせて
03:35山下くんたち手分けして受け持ちの学生全員にメールで知らせて
03:39はい
03:40あとOB会にも連絡入れたほうがいいわね
03:43分かりました
03:44陽子、OB会の連絡頼む
03:45お取り込み中失礼いたします
03:52警視庁特命係の杉下と申します
03:55同じく神戸です
03:57准教授の小笠原です
03:59こんな時何なんですが
04:01事故の前の曽田さんの様子を伺いますでしょうか
04:04はい
04:05今日は午後1時から定例会がありました
04:08イエール大学のグレック・バーナード教授の心理学の講演のビデオを見ました
04:13ビデオ自体は1時間40分ほどでしたがその後
04:17講演の内容に関して鶴見教授が補足説明されました
04:2220分ぐらいだったわよね
04:24はい、終わったのは確か3時ごろでしたから
04:28うん、曽田さんはその後どうされました?
04:31いや誰か覚えてる?さあ僕たちは片付けに入っちゃったし私も牧子先生と鶴見教授に質問したりしてましたからそうしたらすぐにドーンってすごい音がところで曽田准教授はどうしてわざわざ農学部の倉庫まで行ってタバコを吸う音などされたのでしょう
04:57A号棟まで行くの面倒だったからじゃないですか
05:00ん?A号棟?
05:02ああ、うちの大学今年に入ってから喫煙にあたりうるさくなって喫煙所以外でのタバコ全面禁止なんです
05:08喫煙所はA号棟とB号棟にしかなくて
05:12ここからだとすっげえ歩かないとならないし
05:14なるほど、裏の倉庫の方がはるかに近いってわけか
05:18曽田先生、半端じゃないヘビースモーカーだったし
05:21でも禁煙したとか言ってなかった?
05:23あれは鶴見教授への坊主
05:26教授は今度学部長になるし大の禁煙家だからご機嫌取ろうとしてタバコやめたふりしてただけ
05:33そっか、じゃないと教授にしてもらえないから
05:36みんなおしゃべりが過ぎるわよ、場をあきまえなさい
05:40すいません
05:42念のため鶴見教授にもお話を伺いたいんですが
05:45教授でしたら教授室にいらっしゃると思います
05:48そうですか、お取り込み中、失礼いたしました
05:53曽田淳教授は教授を目指されていたようですね
06:08ええ、まあ、こんなことをお話ししていいのかどうか
06:15私は曽田君か真彦君のどちらかを教授にと思ってました
06:21どちらかということはまだ決まってないんですか?
06:24まあキャリアから言えば曽田君で決まりなんですが彼の場合若干人間性に問題が人間性に問題あいえいえ人望が少し足りないといいますか学生を教えるのに向いていないようなところがありまして小笠原准教授の方はいかがでしょう?
06:51彼女は優秀です。頭は切れますし、回転も速い。ただ少々若いかなとは思っていました
07:00禁煙が厳格だというのは本当のようですね。吸い殻一つ落ちていません
07:12例のタイマ事件の影響じゃないですか?
07:15なるほど。だから准教授といえどもむやみな場所でタバコを吸っているのを見られたくなかった。
07:21倉庫に隠れてタバコを吸う。高校の時思い出します。
07:25はい。いえ、僕はやっていませんよ。健全な高校生でしたから。
07:30ならば大学生はどうでしょうね。
07:34えっ?
07:36ちょっと。 LPガスのボンベは先月の10日に倉庫内に運び込み。それ以降は誰も手を触れていないんだよね。
07:45はい。一度も使っていませんから。
07:48搬入の際にバルブが緩んだとしたら。
07:51ええ。一月かけて少しずつ漏れ出した可能性は考えられます。
07:55君、タバコをお持ちですよね?
08:01はい。それが何か?
08:04ひょっとして、あの倉庫を喫煙室代わりに使っていたのではありませんか?
08:10あれ、図星だったかな?
08:12でも、僕たちだけじゃありません。
08:14倉庫には常に鍵がかかっていますよね?
08:17鍵は、倉庫の表のプランターの下に置いて。
08:21なるほど。みんなで使いましてたんだ。
08:24夏季厳禁の場所でなんてことを。
08:26最後に、あの倉庫でタバコを吸ったのはいつでしょう?
08:30昨日の夕方です。
08:33実習が終わって、肥料を返しに行ったついでに。
08:39仮に、一月ほど前の時点でボンベのバルブが緩んでいたとしたら、
08:44昨日の時点ではどうなっていたでしょう?
08:47おそらく室内はかなりの高濃度のガスが。
08:50なのに彼らが一服しても何も起こらなかった。
08:53だとすると、バルブが緩められたのは、
08:55土曜日の夕方から日曜の3時までの間ということですね。
09:01事故と断定するのは、総計かもしれませんね。
09:07ねえ、ちょっと君たちいいかな。
09:09何ですか?
09:12定例会は、いつも日曜日に開かれるのでしょうか?
09:16いえ、普通は金曜の午後なんですけど、
09:19牧子先生の都合で、今日にしてほしいって。
09:22もう一つ。
09:25定例会に参加されたのは、亡くなった曽田淳教授を含め、
09:2910人弱でしたよね。
09:31はい。
09:32それにしては、ここはやけに広いですね。
09:35もう少し小さな部屋でもよかったのではありませんか?
09:38A5棟には消費聴覚室もあるんですけど、
09:41ここしか借りれなかったみたいですよ。
09:43じゃあさ、ここを借りたのは誰かな?
09:45岡本です。僕らと同じデミノ。
09:47岡本君。
09:48ほら、もう一人いたでしょ、生徒が。
09:50メガネをかけてた。
09:52あ。
10:01失礼します。
10:03何でしょう?
10:05実は、爆発の起きた倉庫なんですが、
10:07農学部の学生がタバコを吸うために使用していたことが分かりました。
10:11そうだったんですか。
10:13はい。ご存じなかった。
10:15ええ。
10:16あそこは農学部の管理ですから、私たちは。
10:20だとすると、亡くなった曽田さんは、
10:22どうしてあの倉庫が人目につかずに
10:24タバコが吸える場所だと知っていたのでしょうね。
10:27さあ、そう言われても。
10:30あ、ひょっとしたら。
10:33ひょっとしたら。
10:34あ、たとえば、
10:36どうしようもなくタバコが吸いたくなって、
10:38裏庭で隠れて一服しようとしたときに、
10:41農学部の学生が倉庫に出入りするのを目撃してしまった。
10:45なるほど。それで自分もいざというときには、
10:48あの倉庫を使おうと思うようになった。
10:51ええ。そうかもしれませんね。
10:53あ、ちょっと失礼。
10:55あ、室井さん?
11:00うん。ご家族と連絡取れた?
11:02あ、ご苦労さま。
11:04もう戻ってこないのね。
11:06わかった。
11:07あ、こっちも閉めて帰るから。
11:09うん。はい。お疲れさま。
11:11もう、お帰りですか?
11:17ええ。
11:18明日は、おつやとかで忙しくなりそうですから、
11:22早く休もうと思って。
11:24よろしければ、お送りしましょうか。
11:29いえ、電車ですぐですから。
11:32あ、どうかされました?
11:35パソコン落とすの忘れてしまって、ここで失礼します。
11:40ああ、それには及ばないと思いますよ。
11:43先ほど、研究室を出る前に、パソコンの電源はちゃんと切られていましたから。
11:48あ、見てたんだ。
11:51これじゃ、まるで、確認行為のいい見本ですね。
11:54確認行為?
11:56ええ。刑事さんたちもありません?
11:59うちを出た後で、鍵をかけたかどうかが気になって不安になること。
12:03いや、別に僕は。
12:04よくあります。
12:05鍵以外にも、窓を閉め忘れていないか、電気がつけっぱなしではないか、
12:11確かめずにはいられなくなる。
12:13典型的な脅迫症状の一つです。
12:16もちろん、病気と呼ぶほどではなく、
12:19誰もが持っている心理的傾向のようなものです。
12:22なるほど。
12:23僕も些細なことが気になるたちですから、
12:26よく分かります。
12:28刑事さんのおかげで無駄足を踏まずに済みました。
12:31ありがとうございます。
12:32では。
12:33では。
12:35どうぞ。
12:36はい。
12:37どうも。
12:38外さんは一人暮らしだったんでしょうか。
12:40はい。
12:41妹さんが九州の方にいるとか。
12:42うん。
12:43ちょっと、失礼します。
12:44いや、外にいますんで。
12:45はい。
12:46レンタカーの領収書ですね。
12:53それも何枚も。
13:00ここ半月の間ですね、平日のもあります。
13:07大学に行くのに使ったんでしょうか。
13:09借りた時刻は全て夕方ですね。
13:14あっ。
13:16カメラは入ってません。
13:19望遠レンズです。
13:22うん。
13:23うん。
13:24いい。
13:25いい。
13:26いい。
13:29いい。
13:32はい。
13:34いい。
13:37いい。
13:38いい。
13:39いい。
13:40いい。
13:41I don't know.
13:45I can't see here.
13:47There's no information.
13:49There's no information.
13:51I don't know.
13:54I'm not.
13:59It's the history of the general department.
14:02Is there?
14:04It's not.
14:06There's no information.
14:08There's no information.
14:09いや実は昨日軽量大学でガス爆発があったらしくて。
14:14夜のニュースで見たね。
14:16それが事故じゃなくて殺しの可能性が出てきたって。
14:19八王子北署から一家に報告が上がってきたんですよ。
14:21しかも匿名係が猛操作してるって。
14:24全く行くとこ行くとこでなんで事件が起こるんですかね。
14:31望遠レンズにレンタカー。
14:33おそらく亡くなった佐田淳教授は誰かを尾行あるいは監視していた。
14:38そう考えるのが筋でしょうね。
14:41問題はなぜ被害者がそのような得意な行動を取ったか。
14:45心理学的に言えば動機づけ。
14:47それも外発的動機づけを調べるべきだと思います。
14:51おや、君は一夜漬けが得意なタイプだったんですね。
14:55心理学のプロが相手ですからね。念のため。
14:58つまり、外発的動機づけによる行動ならば、その背景には達成すべき目的がある。
15:04そう言いたいのでしょうか。
15:06純教授だった佐田にとって一番の目的は間違いなく次の教授の座です。
15:11だとしたら、ライバルである彼女の弱みを握るための監視と考えるべきでしょう。
15:16自転車をどこに止めたのかという事実についての記憶が、この宣言的記憶でした。
15:22宣言的記憶はさらに区分することができるんですが、この続きは次回にしましょう。
15:28今日はここまで。
15:30来週は教科書117ページから、エピソード記憶と意味記憶、予習を忘れずに。
15:36はい。
15:37外先生のデスクならこちらですけど。
15:48失礼します。
15:58鍵がかかってますね。
16:01大学の備品ならスペアの鍵あるんじゃないですか。
16:05あっ学部事務室に行けば予備の鍵もあるかとお借りしてもよろしいでしょうかあっだったら山下くん学部事務室に行ってきてもらえる?
16:13はいすいませんご即労かけていいえおっん?これって?鶴見教授と助教の室井さん。
16:40返却で。
16:47はい。
16:48結構です。
16:49失礼。
16:50鶴見ゼミの岡本さんですよね。
16:51はい。
16:52助教の室井さん探してるんだけど見なかった?
16:59自習室にいましたけど。
17:00どうも。
17:01おっ。
17:02おっ。
17:03おっ。
17:04おっ。
17:05おっ。
17:06刑事さん。
17:07何か。
17:08うん。
17:09うん。
17:10ちょっと話が聞きましたけど。
17:11話が聞きましたけど。
17:12助教の室井さん探してるんだけど見なかった?
17:13自習室にいましたけど。
17:14どうも。
17:15どうも。
17:16おっ。
17:22刑事さん何か。
17:24うん。
17:25ちょっと話が聞きたくてね。
17:27これの件で。
17:29誰が取ったんです?
17:33ってことは知らないんだ。
17:34知るわけないでしょ。
17:36誰です。
17:37ここだけの話。
17:42亡くなった曽田淳教授です。
17:43最低。
17:47っていうのが知らないんだ。
17:49知るわけないでしょ。
17:50誰です。
17:51ここだけの話。
17:54亡くなった曽田淳教授です。
17:56最低。
17:58It's...
17:59It's...
18:00It's...
18:01You've had that picture of me, you're not a picture of me.
18:06So...
18:07You're just thinking about that.
18:08That's what he's doing...
18:09You're not a judge.
18:10You're not a judge.
18:11He's a judge.
18:13I'm a judge.
18:15You're not a judge.
18:17You're a judge.
18:19You're a judge.
18:21You're a judge.
18:23You're a judge.
18:26Uh...
18:28You've seen me very much because he is married in reality.
18:33You can find the chosen universe.
18:36Because heker isn't.
18:40He's a judge.
18:41He's a judge.
18:47Remember...
18:55Oh my gosh, I'm a fan.
18:59I'm not a fan of the DVD.
19:04I'm a fan of the video.
19:10I'm a fan of the TV.
19:18I'm a fan of the TV.
19:23That's right.
19:53Oh, that's fine.
19:56Do you want to show me what you want?
19:59It's fine.
20:01It doesn't matter.
20:08It's pretty good.
20:10What do you want to see?
20:13If you had a crime in the accident,
20:16the victim of Sota淳教授
20:18私たちは煙草を吸うよう何者かに仕向けられたと考えるべきです。
20:22確かに必ず行くという保証がなければ偶然に頼るしかありませんからね。
20:28そのためには、いくつかの誘導が必要だった。
20:33誘導ですか。
20:35最初の誘導は日時です。
20:37あの倉庫はそもそも農学部の学生が喫煙所代わりに使っていました。
20:42授業のある日なら学生が出入りする可能性も高いですよね。
20:45hmm?
20:46Seekkaoku LPガスを10万円させても
20:48被害者以外の人間が被害に遭ってしまっては
20:50元も子もありません
20:51だからこそ
20:53犯人は定例会を日曜日に変更させた
20:552番目の誘導は場所です
20:59普段定例会が開かれている
21:01消費聴覚室はA合棟にあります
21:03A合棟にはちゃんとした喫煙所があり
21:05あの倉庫を使う必要はない
21:07だから人数に不釣り合いな
21:09大小角室を使った
21:12はい
21:12そして3番目です
21:14The heavy smoke was a hit that the hit was a hit.
21:17The hit was a hit that was followed by the fire to keep the hit.
21:21He was on the hit.
21:27The hit was a hit by the fire.
21:31He was on the door to stop the hit.
21:34He was on the door to get home.
21:38It was a hit.
21:42There was a lot of desire for him to have a lot of desire.
21:46Yes, the answer is not there.
21:50Yes?
21:51The third one was the third one was the小笠原淳教授.
21:56The third one was the third one was the teacher.
22:01Yes, the answer is not there.
22:03It was the小笠原淳教授.
22:07As far as he described, his two of them were held either way.
22:13One person was the one who tore his hand or got them, and it was he.
22:17And to tell him it was the same way.
22:19I guess there was a straight line on.
22:21He's making sense of his viewpoint.
22:24Is there any other than he is?
22:28Yes, the one is more interested.
22:30Yes.
22:31鶴見教授には妻子がいます。女教徒の不倫ともなればスキャンダルは免れません。学部長になるという大事な時には命取りかもしれません。
22:45ええ、だからこそ死んだ外さんはその決定的な証拠を手に入れたんじゃないですか。
22:49手に入れたのにどうして使わなかったのでしょう。写真の日付は先週です。普通ならば一刻も早くこの写真を鶴見教授に見せて自分を教授にするように現地を撮ると思うのですがね。
23:05おや、これは何でしょう。小笠原淳教授のパソコンですね。
23:12研究リポートをわざわざDVDに焼いて牧子先生に提出したり。
23:16まさか、そんなこと。
23:27岡本君のリポート?
23:29ええ、彼がDVDにして提出したと伺ったのですが、拝借することは可能でしょうか。
23:36何のために?
23:38捜査のためとしか、今は。
23:41はい。
23:46これで、コマ送りで見られるはずなんですが。
24:04うん。
24:20あ。
24:20話って何ですか
24:32まあそこ座ってよ
24:34あなたが図書館に返された本の題名をたまたま覚えていました
24:44サブリミナル効果 意識されないレベルで提示された刺激が生体に影響を与える効果のことですね
24:52それってひょっとしてこういうやつかな
24:55あなたが小笠原純教授に提出したリポートには
25:12あなたの写真が何コマも挿入されていました
25:15研究室で撮った写真に偶然一コマが写ってたから分かったんだけどさ
25:20これ普通に見たら全く気づかないよ
25:24サブリミナル効果は実在するんです
25:27それを証明するために僕はわざわざこの大学に入ったっていうのに
25:33誰も僕の話を聞いてくれない
25:36サブリミナル効果は現在の日本ではほとんど研究対象になっていない
25:41そう聞いたことがあります
25:43ああ 研究させてもらえなかったんだ
25:46アメリカでは国家的な機関でも研究が進んでるっていうのに
25:52国内じゃイカ様扱いです
25:55鶴見教授もソタも認めてくれなくて
26:00だけどあの人だけは
26:04いいんじゃない
26:08いいんですか
26:10存在しないと完全に否定されていない以上
26:16研究する余地はあると思う
26:20彼女なら僕のことを理解してくれる
26:23そう思えて
26:24あのさまさかと思うけど
26:27彼女を振り向かせるために
26:30リポートの映像の中に自分の写真を何コマも挿入したっていうこと
26:34映像だけじゃありません
26:37音声も課長範囲以外の周波数で入れたし
26:41ありとあらゆる手法を駆使したんです
26:44定例会の会場を大市長各室にしたのは小笠原准教授に頼まれたからでしょうか
26:51頼まれたって何のために
26:54曽田さんを殺害するためといえばお分かりでしょうか
27:00何笑ってんの
27:13何で僕が牧子先生にそんなこと頼まれなきゃならないんです
27:18だって彼女から添田准教授殺害の協力を依頼されたんじゃないの
27:23違いますよ
27:25計画は僕一人で立てました
27:27彼女のために
27:29サブリミナルを使って彼女を手に入れたんですよ
27:34だったら次は彼女のためにそれを使うのが当然でしょう
27:38サブリミナルってひょっとして
27:40定例会で流した公演の映像にも何か入ってた?
27:43ええ
27:44鶴見教授からプロジェクターの準備のために
27:48公演のビデオを前もって預かりそれを加工しました
27:51煙草に対する欲求が高まるような暗示を
27:54仕込んでおいたということですか
27:56倉庫の映像や鍵のありかも
28:01あれを見れば誰だってあの場所でタバコが吸いたくなるように
28:05定例会の朝倉庫まで行って
28:12曽田先生
28:21はい
28:22はい
28:23まさかそれじゃ
28:41おいおいおい
28:44おいおいおい
28:48えぇぇぇぇぇっ
28:54何やってんだお前
29:01I'm going to kill him.
29:08What is that?
29:12Do you know what you think?
29:15I'm going to kill him.
29:18Why did he come to jail?
29:24Why did he come to jail?
29:29It's fine.
29:33I'm going to kill him.
29:36You're going to kill him.
29:38I'm going to kill him.
29:42I'm going to kill him.
29:45I'll kill him.
29:48I'll kill him.
29:52I'm going to kill him.
29:59片付けるって簡単に言ってましたけど、できるんですかね。
30:03はい?
30:04サブリミナルによる殺人なんて前代未聞ですし、起訴しても公判を維持できるかどうか。
30:11そもそも、彼の計画と被害者の死との因果関係を立証しない限り、未必の恋にすらならない可能性もあります。
30:19君は彼の話を信じたんですか?
30:21え、信じるも何も、嘘をついていたようには見えませんでしたか。
30:25ええ、ですが、彼の信じ込んでいることが真実かどうか、疑ってみる必要はあると思いますよ。
30:33担当直入にお尋ねします。
30:35サブリミナルを使って人を意のままに操ることは可能なんでしょうか。
30:39例えば、特定の場所に行き、タバコを吸うように誘導したりとか。
30:44ふーん、無理だろうね。
30:47それはどうして?
30:49これはあくまで試験なんだからね。
30:54抽象的な心理的傾向に影響を与えることは可能です。
30:59だが、直接的な行動を指示するなんてことはできるはずがない。
31:05参考までにもう一つよろしいでしょうか。
31:10サブリミナル以外に人を誘導する方法というのはあるものでしょうか。
31:15例えば、自分を信奉している相手を暗示にかけて予測していた行動をとらせるとか。
31:22送り手と受け手の間に濃密な関係があるということかねえっ可能性があるとすれば一種のマインドコントロール状態だろうなあっそのことなら彼女に聞いたらいい彼女真希子君を専門だからあっ小笠原准教授
31:31定例会で流した映像を調べてもらえば分かりますあれを見れば誰だって倉庫で煙草が吸いたくなる。
31:38うん?
31:39うんうううううううううぼうううぼうから鈴inceだこんなよ。
31:48渦か腸出 pile
31:51定例会で流した映像を調べてもらえば分かりますあれを見れば誰だって倉庫で煙草が吸いたくなる。
32:00うずわついてなみてだな。
32:02だから余計に厄介なんだよああっ。
32:07Oh, I'm so sorry.
32:10It's a bad thing, so I'll give you 5 minutes.
32:13I'll give you 5 minutes.
32:16Excuse me.
32:24You used to use a subliminal to help you.
32:30You used to use a subliminal to help you.
32:33It's true.
32:43It's true.
32:45You used to use a subliminal, and you used to use your subliminal to help you.
32:53I used to use your subliminal to help you.
32:58彼女がしたことをすべてあげるのは困難ですが推測することは可能です
33:04例えばあなたが曽田淳教授に殺意を抱くようにするためにセクハラ癖のある曽田淳教授が
33:13自分を傷つけた彼女はそんな嘘をついたとしたら
33:19次の教授は曽田先生で決まりみたい
33:24So then, I'll go to another university.
33:28That's what I've heard about her.
33:35Are you familiar with her?
33:38No, I haven't.
33:41She's been drinking wine.
33:44She's drinking wine.
33:46She's drinking wine.
33:47She's drinking wine.
33:50So, this is a way to explain her.
34:01No, she's drinking wine.
34:04She's drinking wine.
34:06She's drinking wine.
34:09She's drinking wine.
34:12She's drinking wine.
34:15She's drinking wine.
34:18リポートに施したサブリミナル効果も最初から見抜いていたのでしょう。それに気づいた上であなたに好意のあるふりをした。
34:28嘘だ。そんなわけない。全ては僕一人でやったんです。真木子先生は関係ありません。
34:35会いにくだけど定例会を日曜に変更するのは君には無理だろ。
34:40悪いわね、私の都合で定例会日曜になっちゃって。
34:44いや、構いませんよ。
34:46映像を流す準備とか任せたから、前にもやったことあるでしょ。
34:51あなたたちなら問題なくできるわよね。
34:55日曜日ならば金曜日よりも犯行が成立する可能性が高い。
35:01曜日の変更は君には天の敗罪に思えたでしょう。
35:07でもそれが彼女からの計画のゴーサインだったとしたら。
35:12違います。全ては僕一人でやったんです。
35:16現に曽田、僕が作った映像に誘導されて死んだんじゃありませんか。
35:21いいえ、曽田准教授を誘導したのはサブリミナル効果ではありません。
35:27小笠原准教授です。
35:30曽田先生、どちらへ。
35:32え? あ、あの、ちょっと外へ。
35:35あの、バナド教授の経歴なんですけど。
35:38曽田准教授に煙草を吸う時間を与えず。
35:42曽田先生。
35:44はい。
35:45農学部の倉庫なら据えますよ。
35:47鍵はプランターの下。
35:49そう囁くだけでいいんです。
35:51一刻も早く一服したい。
35:53そのことで頭がいっぱいだった曽田准教授は。
35:56疑うこともなく、彼女の言葉に従った。
36:00待ってください。
36:02仮に警部殿や警部補殿の言う通りなら。
36:05その小笠原って女、殺人の共同制犯ですよね。
36:09ええ。
36:10だけどその女がやったのって、被害者や彼に何か言っただけでしょ。
36:14サブリミナルとか使ったこいつの殺しを立件するだけでもかなりのハードルなのに。
36:19それを言葉一つで操っていたその女?
36:23どうやったら逮捕できるんです。
36:25確かに証拠はないに等しいですからね。
36:29失礼。
36:37杉下です。
36:40わかりました。
36:42今、取調室ですので、すぐに向かいます。
36:46行きましょう。
36:47はい。
36:48ちょ、ちょっと。
36:52事件の当日に容疑者が入っていたものなんですけども、
36:56大量の液体肥料が付着していることが判明しました。
36:58こちらのこの緑の部分ですね。
37:01液体肥料。
37:03あ、そうか。
37:04現場は農学部の倉庫でした。
37:06うん。
37:07焼け残った床からも同じ成分が発見されております。
37:11かなりの広範囲にわたってこぼれていたようですね。
37:14入り口から一歩足を踏み入れれば、間違いなく靴についたはずです。
37:19完璧か。
37:21はい。
37:22これで、なんとかできるかもしれません。
37:29小笠原先生は。
37:31今日は午後からだと思いますけど。
37:33そうですか。
37:34ちょっと失礼。
37:41何でしょう。
37:42ちょっとお話を。
37:48はい。
38:05お話を。
38:08はい。
38:20お話って何でしょう。
38:22岡本賢治さんが逮捕されたのは、ご存知ですね。
38:25ええ。
38:27驚いています。
38:28あれ、そうですか。
38:31計画通りの間違いでは?
38:33おっしゃってることの意味が分かりません。
38:36あいにくですが、あなたが彼を操って、ソタジュン教授を殺害したことは分かっています。
38:43悪い冗談です。
38:46ずっと気になっていました。
38:49直教授の座をあなたと争っていたソタジュン教授は、
38:53鶴見教授の不倫という格好のネタを手に入れていました。
38:58なのにそれを使って鶴見教授を脅迫しようとはしていなかった。
39:03どうしてか分かります?
39:05さあ、私に分かるわけありません。
39:08ひょっとして、あなたを脅して辞退させる方が得策だと気づいたからではないでしょうか。
39:14何をおっしゃってるのか。
39:16これ以上は時間の無駄です。失礼します。
39:20確認行為。
39:27誰もが持っている心理的傾向です。
39:30あなたの場合、それが肝心な時に出てしまったようですね。
39:35日曜日、あなたが定例会の始まる1時よりずっと早く出勤していたのに、主英さんが目撃しています。
39:43供述によれば、岡本さんは午前10時過ぎに倉庫に入り、LPガスのボンベのバルブを開いた。
39:51あとはただ、研究室に行って、ソタさんが煙草を吸わないよう注意しているだけでよかったはずでした。
39:58ですが、あなたは気になってならなかった。
40:01ひょっとして、岡本さんがボンベのバルブを開け忘れたのではないか。
40:07開けたとしても、万が一完全に開ききっていなければ、計画は失敗に終わるかもしれない。
40:13気になったあなたは、いてもたってもいられず、ボンベのバルブが開いているかどうか確かめるために。
40:22土曜日の夕方、農学部の学生が液体肥料をこぼしていたそうです。
40:28その成分が、岡本さんのスニーカーからも検出されています。
40:33これ、さっき研究室によってお借りしてきました。
40:42あなたのものですよね。
40:44見る限り、肥料の付着した跡が残っています。
40:48検査の結果、肥料と同じ成分が検出されれば、それは確実な証拠になると思いませんか。
40:55岡沢原さん。
41:06そのようですね。
41:10警視庁までご同行願います。
41:13なんであのとき。
41:16はい?
41:18確認行為の話なんかしちゃったのかしら。
41:22でなきゃ、絶対に気づかなかったでしょう。
41:31言いたいことはそれだけですか?
41:33ええ。他に何を言えばいいの?
41:36あなたが今口にするべきは、自分に寄せた行為を逆手に取り、犯罪への片棒を担がせた、岡本さんへの謝罪の言葉ではありませんか。
41:47彼は、あなたに操られていたと知った今も、あなたを構い続けています。
41:53全ては僕一人でやったんです。マキコ先生は関係ありません。
41:57若者を教え導く立場のあなたが、もっともしてはいけない。
42:04卑劣なことをしたんです。
42:07そう。
42:09あの子そんなこと。
42:12さあ、行きましょう。
42:19何か?
42:32もう何もない。
42:39もう何もない。
42:43もう何もない。
42:47もう何もない。
42:57あの子そんなこと。
43:01何でこんなものを万引きするの?
43:07見ちゃったんだよね、昨日。
43:10写真も撮っちゃった。
43:18被害者の曽田さんに万引きを目撃された。
43:23黙ってる代わりに、教授の座を譲れと、心理学に携わっている自分が、そういう衝動もコントロールできないなんて、おかしいですよね。
43:40杉下さんは万引きのことも気づいてたんですか。
43:46いえ、確信はありませんでした。
43:49ただ、彼女の引き出しを見たときに、違和感を覚えました。
43:53消しゴムや文房具を多量にストックしているのは不自然です。
43:59彼女は自分自身をコントロールできなくなってしまっていた。
44:03習性になっていたのでしょうね。
44:05そのことで脅されて、彼女は一度は、教授の座を曽田純教授に譲ると約束した。
44:10しかし、やはり惜しくなって、彼を殺したってわけですか。
44:14いえ、教授の座よりも何よりも、耐えられなかったのかもしれません。
44:18耐えられなかった?
44:20自分自身の秘密を知っている人間が身近にいる。
44:23いつまたそのことを再び口にされるか、不安で不安で、たまらなかったとしたら。
44:28それを取り除くためには、殺すしかなかった。
44:32結局、彼女を追い込んだのは、自分自身の心の中にある、目に見えない不安だったのかもしれません。
44:39うん。
44:41お昼行きませんか?
44:43え? お昼ですよ。
44:46じゃあ、ナポリタン。
44:49おや、君はナポリタンが好きでしたか。
44:58行きましょう。
44:59はい。
45:02実は私、こういうものでございまして。
45:11ノルマノルマとうるさい上司でして。
45:13おっ!
45:14俺もなしかよ。
45:16俺はやるぞ。
45:17え?
45:18どういうことですか?
45:19銃箱の隅に突き上がって。
45:21突き上がって。
45:22銃箱の隅に突き上がって。
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