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  • 6/16/2025

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00:00The End
00:30No dead
00:32Go ahead
00:34Go ahead
00:36Go ahead
00:39Go ahead
00:43No
00:50Ah
01:00The end of the year
01:05I don't know
01:10I don't know
01:11I don't know
01:13I don't know
01:16What?
01:18This is
01:20いや、これは認知科学の分野で注目すべき論文をいくつも発表している栄光大学の宇佐見教授でしょうか。
01:37ああ、昨日心臓麻痺で亡くなったと新聞で呼びましたが。
01:41さすが杉下さん。その宇佐見教授単なる心臓麻痺ではなく呪い殺されたんじゃないかって栄光大の学生の間で噂になってるんです。
01:52大学生にもなってそんな噂流して喜んでるなんて知的レベル低すぎ。
01:57そんな非科学的な嘘に引っかかるお前も相当なもんだけどな。
02:01呪いが非科学的だとは一概には言えませんよ。我々がまだ科学的根拠を発見していないに過ぎないかもしれません。
02:09この噂、気になります?
02:12気になりますね。それにこのような噂が立つにはそれ相応の理由があるはずです。
02:20お前、わざとだろ。
02:24え、行くんですか?前にもあったけど結局は。
02:28君を誘ってはいませんよ。
02:30分かりました。行きますよ。
02:31杉下さんのがっかりするかを拝めるチャンスですからね。
02:35そういう形。
02:36来たぞ。
02:36ご視聴ありがとうございました。
02:42ご視聴ありがとうございました。
03:18警視庁特命係の杉下と申します。
03:21警視庁特命係の杉下です。
03:23昨日亡くなられた宇佐美教授の件で少しお話を伺いたいのですが。
03:29教授の。
03:31何でしょう。
03:33宇佐美教授は心臓麻痺ではなく呪い殺された。
03:37そんな噂が流れているのご存知ですか?
03:41見たいですね。
03:46この呪い殺したというのがあなたのことだということも。
03:51まさか本気でこんな書き込み信じて?
03:54実は先ほど噂の出どころの学生と会って話を伺いました。それによるとあなたは宇佐美教授が亡くなる前日。
04:05いやあなかなかの交換職だったよ。この分だと来月後も掲載されるかもねえ。えすごいじゃないですか。ということはこのまま行けば来月にでもニューヨークの学会とか呼ばれちゃうんじゃないですか。しない。
04:22いやそんなこと言ってまだ。さすがです。ごめんなさい。そしてその日の帰り。
04:32あなた、悪い霊に取り憑かれているようだ。
04:38え?
04:39ああ、良くないなあ。
04:43まさかとは思いましたが、この頃研究もうまくいかないし、なんだか気持ちも沈んでいたので、
04:50いい機会だと思ってお祓いをしていただいただけです。
04:54お祓いですか。
04:56ところで、なぜ大学に霊能者が?
05:00僕がお呼びしたんです。
05:07緊急にちょっとご協力願ったんで。
05:10あなた方。
05:12准教授の猪瀬です。
05:15同じく准教授の高野です。
05:18警察の方です。
05:22教授のことで。
05:24ああ、高野先生は宇佐見教授と何冊か、教長を出されていましたね。
05:31ええ、以前は宇佐見先生と共同で研究をしていましたから。
05:37では、宇佐見教授のこともよくご存知で。
05:40誰よりも研究熱心な方でした。
05:44こんなことになってとても残念です。
05:48大丈夫。
05:50あの、これは捜査ですか。
05:54宇佐見教授は病死だと聞いたんですが。
05:57ああ、この人の個人的興味です。
06:02宇佐見教授の死に関して今のところ事件性はないと見られてますからご安心。
06:06そうですか。
06:08大変ですね。
06:10では、我々はこれで。
06:20あ、宇佐見教授、先ほど霊能者を呼んだのはあなただとおっしゃいましたね。
06:29ええ。
06:30ぜひ、その方にお目にかかりたいのですがね。
06:35呪い殺す。ええ、私がその気になればたやすいことです。
06:44あなたは霊能など信じていないいやむしろ恐れているというくらいかなあいや言えるあなたの後ろに女の生き量があなた
07:13だった。
07:15過去に女性をひどく悲しませたことがある。
07:20ええ。
07:21そんなことは。
07:24では、あなたが今思い浮かべた瞳の美しい女性は誰ですかな。
07:34カントジョバ。
07:39あ、誰も思い浮かべてません。
07:46すべてお見通しのようですね。
07:49勝手に。
07:50霊の力を借りれば、これぐらいのことは朝飯前です。
07:56よろしければ除霊をして差し上げるわ。
08:00結構です。
08:02では、そろそろよろしいですか。
08:05ああ、これはお忙しいところ。
08:07すみません。ご迷惑をかけてしまったみたいな。
08:10構いません。
08:12呪い殺したと疑われるのは、霊能者にとってある意味、名誉なことですからな。
08:20言っとくけど、身にも分かりませんからね。
08:27どうでしょうかね。
08:29あ、ちょっと。
08:32あ、ちょっと。
08:34あの人、本当に。
08:37人の心、読めるんですか。
08:39私っぽですよね。
08:41彼の能力は科学的に証明されています。
08:45今、あなたは心に不安を抱えておるな。
08:51ええ、まあ。
08:53それは異性関係、それとも金銭問題。
08:59このように質問しながら、相手の顔のいろいろな部分を注意深く見ています。
09:05顔に現れるわずかな変化を見逃さないためです。
09:08エアジア、ボットだ。
09:11と、あなたの守護霊が私に伝えておる。
09:15この時、視線が瞳に集中しているのは、
09:19瞳孔が開いているか確かめています。
09:21その借金の原因は?
09:23それと、声にも注目している。
09:26人は嘘をつく時、瞳孔が開き、声が高くなるんです。
09:31なるほど。
09:33これは、コールドリーディングと呼ばれるテクニックです。
09:38これと、バーナム効果を使って、あなたの心を読んだんです。
09:42バーナム効果。
09:44誰にでも当てはまること、さも見抜かれたかのように思ってしまう効果ですね。
09:49まず、コールドリーディングで君の表情を読み、霊能を信じていないことを言い当てる。
09:55そして、君の容姿から女性にモテるであろうこと。
09:58結婚指輪をしていないことから、独身であることを見抜き、女性関係のトラブルがあったと連想した。
10:05女性をひどく悲しませたことがあるさらに誰かを思い浮かべる君の表情から瞳のきれいなあの女性と表現した瞳の美しい女性は誰ですかな?
10:18人々の嫌いなというのは主観ですからね、誰にでも当てはまることです。
10:23ということです。杉下さんもその辺りの才能がありそうだ。
10:27恐れ入ります。
10:29最初からそんなことだろうと思ってましたよ。
10:33要するに彼の特殊能力には科学的根拠があり決してオカルト的なものではない。
10:40したがって人を呪い殺すなんて彼には不可能。
10:44そうなりますね。
10:46だそうです。
10:47ところで認知科学の研究者がオカルトの研究ということに興味を引かれるのですが、よろしいですか?
10:55どうぞ。
10:57こちらです。
11:08どうもありがとう。
11:16宇佐見教授が倒れていたのはこの辺りですね。
11:22死亡推定時刻は昨日の正午から2時間。
11:26マウスをペットにしてたみたいですね。
11:31あっお借り気になれもなさそうですねはい教授は出勤前に大学前のカフェカーでテイクアウトのコーヒーを買うのが日課だったようですねあおや昨日もなくなる前に買っているようですよそれがいやそのコーヒーですがね現場写真には写っていませんね飲み終えってゴミ箱に捨てたんじゃないですか?
11:59なるほど。
12:03じゃあ結局はその教授の方は呪いじゃなかったってわけなんですね。
12:09あっ右京さんにとっては残念でしたか。
12:12うん。
12:13おかみさん。
12:14あっはいかしこまりました。
12:19ですが君気づきませんでしたか?
12:23何おじさん?
12:24助教の河村さとみさんですよ。
12:28あの時彼女はなぜ微笑んだのでしょう。
12:32教授が亡くなり警察が話を聞きに来ているあの状況で。
12:38そんな風に見えただけなんじゃないですか?
12:42あくびを噛み殺してたとか。
12:45栄光大学には確か農学部がありましたね。
12:48ええ。ありましたけどそれが。
12:50教授は毎朝コーヒーを買うのを日課にしていました。
12:56あっそれが。
12:58拍子でも呪いでもない第三の可能性ですよ。
13:04はい芹沢です。
13:06なんだ青木か。
13:09ええ?
13:10ああ栄光大の宇佐見気味?
13:12はあ?
13:14毒殺の可能性が出てきた?
13:16お前それ間違いないんだろうな。
13:21それを確かめるために今すぐ火葬を止めて解剖に回してください。とのことですじゃ。なんでこの僕が伝言係しなくちゃならないんだよ!
13:35これが劇物のリストです。
13:42拝見します。
13:44あの、これ何かの捜査ですか?
13:52いや、それはこれから。
13:54アズリチンがありますね。
13:56アズリチン?
13:58アズリチンは心臓麻痺を引き起こす上に遺体の外見上には痕跡が残りにくい特徴があります。これをコーヒーに入れて飲ませれば検視官が見逃す可能性もゼロではありませんね。お手数ですがアズリチンの使用記録拝見できますかね。
14:212週間前でした。学生らと昼食から帰ってきたら。
14:28鍵はかけたんだよな。
14:34はい、かけました。
14:36調べたところ、劇物のアズリチンがなくなっていて。
14:42つまり盗難事件があった。しかし、被害届は出ていませんね。
14:49本当に盗難があったかどうか、もう少し内部で調査してからと思いまして。
14:56劇物には厳重な保管義務が焦られています。盗難事件を隠蔽したとなると大問題です。
15:04隠蔽なんて、その通りは。
15:08ところで、昼食に行く前、おかんこの鍵をかけたのは君だよね。
15:15はい。
15:17君、本当に鍵かけた?
15:20えっ。
15:22さっきからちょくちょく髪や首触ってるよね。人は不安なこと隠し事があるときよくそういうことをする。
15:29欠けました私。
15:32あっ、瞳孔も開いてる声も高くなった。それは人が嘘をつくときの特徴なんです。
15:38まあ、江田君。
15:44すいません、私、つい。
15:48コールドリーディング、君も転んでもただでは起きませんね。
15:55すいません、本当に。
15:57あの日、みんなで学食に行って、とっさにかけ忘れたって言えなくて。
16:03前田君、保管庫の鍵は大丈夫だよね。
16:06ああ、はい、かけてきました。
16:09ああ、ところで。
16:11そのとき。
16:12近くに誰かいたというようなことは。
16:15あっ。
16:17女の人が。
16:24この人だったりします?
16:26そうです、この人です。
16:28いただきます。
16:30いただきます。
16:39あっ。
16:44匿名係の青木敏夫。
16:49見つかったぞ。
16:51宇佐見教授の遺体からアズリチン。
16:53コーヒーに混ぜられてた。
16:56あっ。
16:57というわけで、あとはうちがやるんで、
17:00他の二人にも、この件からは手を引くように伝えといてくれる?
17:05分かったな。
17:06だそうです呪いじゃなくて残念でしたね杉下さん。
17:23礼ぐらい言えよ。
17:26学職で?
17:29いいえ、記憶にありません。
17:32すみません。
17:33授業の準備がありますので。
17:34お忙しいところ。
17:38宇佐見教授が亡くなったのは正午から午後2時までの間だと聞きました。
17:53その時間帯なら私ずっと研究室にいました教授室には行っていません学生たちに聞いてもらえれば分かるはずです失礼しますなぜ学職でのことを聞くのかと聞きませんでしたねにもかかわらず先回りして自らアリバイを主張したやましいことがあるからかもしれませんねえ
18:22右京さん今の彼女のアリバイ確認してきてくださいはいよ僕の見立てだと彼女なら恋人の一人や二人いるはずですそれを探し出して今の彼女の裏の顔探ってみますじゃあ祝夜一応僕が上司なんですがねえ
18:46ええその時間なら河村さんはずっとここになはいだから呪いなのかなってそうですかどうもありがとう失礼します失礼します失礼します
19:00悪いなのかなってそうです
19:04悪いなのかなってそうです
19:08悪いなのかなってそうです
19:14里見さん宇佐見教授のことなんか話してなかった宇佐見いえ何もちなみに別れた原因は彼女に嫌われたみたいで
19:44嫌われた なんとなくそう感じて
19:502人でいるときも突然怒り出したりして
19:57いい加減にして 理由を聞いても教えてくれなくて
20:05いろいろ不思議なところのある女性のようですね でも
20:10アリバイの方は確かだったんですよね
20:14宇佐見教授は大学前のカフェカーでコーヒーを買い そのまま教授室に入っていますからね
20:21劇物を入れるチャンスは
20:23教授室に入った正午から発見された午後2時までの間ということになりますが その間彼女は研究室を出ていなかったそうです
20:32となると
20:37少なくとも
20:38実行犯ではなかった
20:41しかし一方で彼女は宇佐見教授を恨んでいたようです
20:46考えられるのは共犯者がいたという線ですね
20:49誰か思い当たる人物でも?
20:52元彼の話では
20:54彼女には電話で相談してた相手がいたみたいです
20:59ええ 確かに河村君からは相談を受けていました
21:06どんな相談を?
21:11彼女を高野先生の助手を辞めたいと
21:16助手を辞めたい
21:22高野先生は研究熱心ですからね
21:29河村君にかかる負担も大きかったんでしょう
21:32まあせっかく転席してきたんだからと
21:36なんとか説得はしましたが
21:38河村さんはなぜ先生に相談を?
21:41ああ 彼女はこの春うちの研究室に転席を希望してきて
21:48その時面接をしたのが僕だったんです
21:51そうですか
21:53今の話を聞く限り
21:57河村さんと一番多く時間を過ごしているのは
22:00高野准教授ということになりますね
22:02そのようですね
22:03お世話になりました
22:08ありがとうございました
22:10ありがとうございました
22:13美羽ちゃん
22:16元気でね
22:18はい
22:19さよなら
22:40女子の河村さんなんですが
22:46誰か個人的に親しくしてる人とかいませんでしたか?
22:50さあ、そういったプライベートなことは
22:54まだ彼女のことを疑ってるんですか?
22:57じゃあ、あなた自身はどうです?
23:00個人的に付き合いがあったというのは?
23:02ありません
23:03彼女とはあくまで準教授と助教の関係です
23:07何がおっしゃりたいですか?
23:12ちなみに先ほどの親子はどなたでしょう?
23:15ああ
23:17宇佐美教授の研究に協力してもらっていたんです
23:21研究に?
23:24あの子、IQが140以上あるんです
23:29天才少女ですか
23:33宇佐美教授はあの子に
23:35さまざまな条件下で問題を解かせたり
23:38質問したりして
23:40その思考のメカニズムを調べていました
23:43なるほど
23:44宇佐美教授のテーマは天才
23:48猪瀬純教授はオカルト
23:50そして、あなたのテーマは?
23:54共感です
23:57共感って、あの主人公の生き方に共感を覚えるっていう…
24:02何?
24:03ええ、どうぞ
24:07共感は認知科学の大きなテーマの一つですから
24:13人が他人の苦労話に涙したり、成功話に心を躍らせたりするのはなぜか
24:20それを知ることが人間を知ることにつながると考えています
24:24では、河村さとみさんのテーマも共感ですね
24:28猪瀬純教授にお聞きしました
24:30あなたとテーマが共通しているから助手になってもらっても
24:34ええ、もう、彼女の場合は、教官に障害を持つ人々に興味があるようですか
24:40失礼します
24:44はい
24:46先生
24:48あっ、すいません
24:50先生、この間の授業で中止になった実験、来週やることにしていいですか?
24:56あの、準備があるので
24:58ああ、そうね
25:00じゃあ、来週の木曜の3限に入れといてくれる?
25:05分かりました、失礼しました
25:08中止になった実験というのは、マウスを使った実験だったのでしょうか?
25:25ええ、なかなか面白い実験だったんですけどね
25:28その面白い実験はいつやる予定だったのでしょう?
25:32こないだの、火曜の3限の授業でした
25:36それが、なぜ中止に?
25:38いや、分かりません
25:40教室に入ってくるなり、高野先生がいきなり中止にすると言い出して
25:44理由もなしにですか?
25:48ああ、お世話になってます
25:50はい
25:52あの、マウスを…
25:54火曜の3限というと、午後1時から
25:59ちょうど、宇佐美教授の遺体が発見される直前ですね
26:04僕が犯人ならば、殺人現場で目にしたマウスをその直後に見たくないでしょうね
26:12その気持ち、君だけとは限りませんよ
26:16おい
26:20読書か?
26:22相変わらず暇だね
26:24認知って、あの、愛人の子供認知するってあれだろ?
26:28穴が科学になるのか?
26:30なわけないでしょ?
26:31冗談だよ
26:33えぇ?
26:35天才少女を調べたりするのか?
26:38認知科学っていうのは
26:47ちょっと、失礼
26:48うん
27:01冠井君
27:02はい
27:06高校
27:08同じですね
27:09以前、お二人で協調を出していましたが、なるほど、4年前のこの本が最後なんですね。
27:254年前に何かがあった。
27:28そのようですね。
27:32そうでしたか。
27:38葵ちゃんは自ら命を。
27:42はい。
27:43失礼ですが葵ちゃんに何か思い当たることなどは分かりません少し精神が不安定なところがある子でしたからただ後から考えればあの研究もストレスになっていたのかなって研究室の方もその可能性を認めて何度も謝りにいらしてましたからそうですか?
28:12おそらく犯人は宇佐美教授が出勤後、この部屋を訪ね、隙を見てコーヒーの中にアズリチンを混入させた。
28:29教授はそれを飲み、心臓麻痺を固執しんだ。
28:32その時、犯人はまだこの部屋にいたはずです。
28:35教授の死を確かめるために。
28:37それもありますが何よりコップに残っているアズリチンを処理しなければなりませんからねそのためには水道水で洗い流すかカップごと持ち去るかですか見てのとおりこの部屋には水道もトイレもありません。
28:51したがって犯人はカップごと持ち去ったということになります。
28:55しかしもし去ってどこかにしてたならもう確かめようがありますよね。
29:00いやいやまだ可能性はありますよ。
29:12たびたび恐縮です。
29:14宇佐美教授殺害の犯人がわかりましたのでそのご報告にと。
29:19犯人がわかった。
29:20ねえ犯人はあの日出勤してすぐの宇佐美教授を訪ね。
29:31教授がいつも買っているコーヒーの中に激物を入れて教授を殺害しました。
29:38その際激物が発見されないように逃げました。
29:40犯人はあの日出勤してすぐの宇佐美教授を訪ね。
29:51教授がいつも買っているコーヒーの中に激物を入れて教授を殺害しました。
29:57その際激物が発見されないようにするためにコップを持ち去った。
30:10その時間帯の大学校内の防犯カメラをくまなく調べたところ。
30:16面白いものが映ってました。
30:20これ、あなたですよね。
30:23そして、あなたが捨てたカップ。
30:26教授がいつも買っている店のものです。
30:33それが何だと言うんですか。
30:36私も同じ店で買ったそれだけのことですいいえ違いますあなたが持っていたのは間違いなく教授が買ったカップですよ
30:51この部分にAHNX%って書いてます。
30:58これ、注文するときの記号だそうです。
31:02で、教授は毎日同じ注文したそうです。
31:05ナッツシロップ低脂肪に。
31:07はいどうぞ。
31:08はいどうも。
31:09お待たせしました。
31:10嬉しいと。
31:11おう。
31:12ありがとう。
31:13そして、店の記録によると、教授以外にこのような注文した結果はいなかった。
31:19もし犯人が大学以外の場所にカップを捨てていたら防犯カメラに映ることはなかったでしょうしかし授業のため教室へ向かわなければならなかったあなたはどうしても途中で捨てる必要があったんですよ
31:36仕方がなかったんですあの子を守るためにはあの子というのは田川美優ちゃんでしょうかああ全部分かってるみたいですねあなたは4年前まで宇佐見教授と共同でIQの高い
32:05小芝葵ちゃんの研究をしていましたところが葵ちゃんは研究終了後自ら命を絶った認知科学を研究していながら私は葵ちゃんのSOSの際に気づいてやれなかったいえ本当は研究を優先して見て見ぬふりをしていただけだったんですだから美優ちゃんだけは
32:34絶対に助けなければならなかった
32:37美優ちゃんの手の傷に気づかないですかこのままだと4年前と同じことが起こるそれが分からないんですか
32:46小芝葵は自分の研究が認められることしか考えていなかったんです
32:52関係がない
32:53はいいえ私たちが葵ちゃんを
32:57とにかく
33:00だが美優のことは両親から承諾を得ている私はねこの研究にかけている
33:08少女の命など何とも何とも思っていなかったんですだから私はあいつを心底軽蔑し憎みました
33:21劇物は協力者から入手したんですよね
33:29アズリチンは自分で用意しました
33:32その2週間ほど前農学部で劇物が盗まれたという噂が耳に入ってきました
33:43そんな劇物盗んでどうするの
33:46ああいう劇物って闇サイトで高値で売り買いされてるんですよ
33:51これ
33:53闇サイトで同じ劇物を買い
33:56今日中に飲ませれば心臓麻痺として事件にならない可能性が高い
34:01万が一事件になったとしても使用された劇物は農学部から盗まれたものだと判断される
34:07盗難のあった日学会で大学にいなかった自分は疑われることはない
34:13そう考えたのですね
34:16しかしそうはいかなかった
34:18そこまでで結構です
34:20あとは我々が
34:24高野真理子さん
34:25詳しいことは書でお聞きします
34:28さあ
34:35後悔はしていません
34:39一人の少女の命を救ったんですから
34:44ああ
34:45最後にもう一つだけ
34:51初めてお会いしたあの時
34:55あの時
34:56宇佐美教授の死に関して今のところ事件性はないと見られてますからご安心を
35:01あなたは心の中で安堂の笑みを浮かべていたのではありませんか
35:07英武殿
35:08英武殿
35:09あなたの心の中がもう一つの真相の重要な鍵なんです
35:13いかがでしょう
35:14ええ
35:15きっと心の中では笑みを浮かべていたんでしょうね
35:19そうですか
35:21どうもありがとう
35:23さあ
35:24探してんのはこれかな?
35:25すでに起きました
35:26探してんのはこれかな?
35:27すでにお聞きになったと思いますが
35:31宇佐美教授を殺害した犯人は高野准教授でした
35:37ええ 聞きました
35:39しかしどうやら彼女は何もお知らせしてお知らせしていたのに
35:43何もお知らせしていたのに
35:44何が間違えていたのに
35:45さあ
35:46探してんのはこれかな
35:50すでにお聞きになったと思いますが
35:53宇佐美教授を殺害した犯人は高野准教授でした
35:57ええ
35:59聞きました
36:04But he was also a man who was instructed to be in a crime.
36:10He was by the teacher's house of the courtes' murder,
36:15the law department of the保管庫 from the police department.
36:18And he was also a guy that was a man who was killed.
36:24He was a man who was killed by the police department.
36:29That's what I'm saying.
36:31Who is it?
36:33I'm your friend.
36:37I'm not sure what you're saying.
36:39Why are you?
36:41I'm not sure.
36:43I'm not sure.
36:45I'm not sure.
36:47I'm not sure.
36:49I'm not sure.
36:51I'm not sure.
36:53Okay.
36:55I was looking forward to the scene.
36:57I'm using it.
36:59I found a handbag.
37:01I saw a handbag.
37:03I saw the handbag.
37:05I was using it.
37:07I was using it.
37:09I saw it.
37:11That's how you're using it.
37:13You're using it.
37:15You're using it.
37:17You're using it.
37:19You're using it.
37:21凄いんですね警察ってでもなぜ私が高野先生にそんなことをしたのか動機をどこにあるっていうんですかええそれが謎でしたしかしその答えはあなたの微笑みにありましたあなたが微笑んだあの時高野准教授も心の中で安堵の笑みを浮かべていたそうです
37:51河村さんあなたは人の感情がまるで自分の感情のように感じられてしまうんですね波外れた共感力を持っている人々は共感する人エンパスと呼ばれているそうですねもし君がエンパスならこれまで君の周囲で起こった不思議な現状の全てが説明できる
38:20そんなあなたが宇佐美教授に殺意を抱く高野准教授のそばに四六時中いたらどうなるか彼女のむき出しの像を常に感じていたのではないでしょうか
38:36早く死なよ
38:38死ね
38:39死ね
38:40いやいやすいんだよ
38:42死ねきっとりだろ
38:45私は高野先生の憎しみの感情に耐えられなくてどうしても流れたかったこのままだと殺意に塗りつぶされそうでだから高野先生が宇佐美教授を殺せたら全てが終わるんだと思って
39:09どうしてこんな能力持っちゃったんだろう
39:16子供の頃から訳もわからず悲しくなったり突然腹が立ったり
39:25はいはいはいそちらの資料につきましてはですね
39:32初心乗ってんじゃねえぞこの野郎
39:34何様のつもりだバカ野郎
39:37頭悪いんだよおめえはよ
39:39グダグダ喋りゃやってよ
39:41一生やってろ
39:43死にたい
39:45死にたい
39:47誰か殺して
39:51話が違うんだろ
39:53死ぬよ
39:55バカ
39:57暗いんですけど
39:59もうやだ
40:01ちゃんと喋りやろ
40:03一斉だけやろ
40:05どこに行っても逃げられなかった
40:17あなた方にこの苦しさがわかりますか
40:24あなたの抱えている苦しみは僕などにはわかりません
40:29しかし
40:35憎しみで満ち溢れていた彼女の心を
40:39別のやり方で
40:41解き放ってあげることはできませんでしたかね
40:44いや
40:45特別な能力をお持ちのあなたならば
40:48それができたのではないかと
40:50僕などは思ってしまうのですが
40:53最悪の道を選んでしまったことが
40:57残念です
40:59そうです
41:14そうです
41:16ああ
41:17これです
41:18あなたは以前からエンパスの存在に注目していました
41:22河村さんがエンパスであることに気づいても何の不思議もありません
41:28いや気づいていたからこそ
41:31河村さんを高野准教授の助手にしたのではないか
41:35そう考えていくと
41:37そう考えていくと
41:38今回の事件すべては
41:40あなたの壮大な実験だったのではないか
41:42そう思えてきましてね
41:44つまりあなたは
41:45エンパスを強い憎悪のそばに置いたらどうなるか
41:48どうなるか
41:49そう思えてきましてね
41:50つまりあなたは
41:51エンパスを強い憎悪のそばに置いたら
41:53どうなるか
41:54そう思えてきましてね
41:56そう思えてきましてね
41:59つまりあなたは
42:01エンパスを強い憎悪のそばに置いたらどうなるか
42:04観察しようとした
42:06彼女たちを実験用のマウスにしたんです
42:09あなた
42:11タカノマリコの
42:13宇佐美教授への憎悪を知っていたんですね
42:16彼女自身に確認しました
42:18あなた
42:19タカノマリコの
42:20宇佐美教授への憎悪を知っていたんですね
42:23彼女自身に確認しました
42:25教授と言い争ってんの
42:28あなたに見られてしまったことがあったって
42:31そして事件は起きた
42:34殺人として
42:36あなたにとって実験は成功
42:39ということになるのでしょうか
42:41もしそうだとして
42:44それは罪に問えますか
42:47今ある材料ではおそらく無理でしょうね
42:53でしょうね
42:58でしょうね
43:04僕がオカルトの研究をしているというだけで
43:09返事が扱いされるくらいですから
43:12頭の固い奴らがそんなの認めるはずがない
43:16しかし実際に事件は起こった
43:18人が人を操り
43:20殺人を犯させる
43:22それがどれほどハードルが高いことか分かりますか
43:25だとしてもあなたはそれを誇ることはできませんよ
43:30その成果が認知科学を発展させることもありません
43:36なぜならば実験があなたの手によるものだと公表した時点で
43:42あなたは倫理問題で世に晒されてしまうからですよ
43:46たとえ
43:51法的に罪は問えなくても
43:54決して社会は許さない
43:56間違いなくあなたは学者としての命を絶たれる
44:01人は実験用のマウスではありません
44:04そんなことにも気づかないあなたに
44:08研究者を名乗る資格などありませんよ
44:12いや
44:14人を名乗る資格すらない
44:21カブレイ君
44:23行きましょう
44:25はい
44:34なんでこんなことになったんですか
44:43頼んだ意味ないじゃないですか
44:45警察はまともに動かない
44:47叱るべき処分をしてもらう
44:48伊丹さんが生き残る目を
44:50ありえないということだ
44:51決定的な証拠です
44:53僕たちでいいのですか?
44:55おうの
44:58オイン
45:00本日は
45:014位
45:05スプレイ
45:125位
45:152位
45:164位
45:203位
45:212位

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