Category
📺
TVTranscript
00:00もうなんてないっていうのに やたらどれがある人生
00:06かさばってく過去と 近い線路の未来
00:11朝まで揺られた力ってるけど
00:14でも人生 グッと経験 団子先生 術または統計
00:20学美より教職 その他参考文献 旅で帰るこの人間
00:24社会で通りも通る 隙間もないような日々だが 気持ちを調節し
00:29I'll live my life
00:33I'll live my life
00:37I'll live my life
00:37I'll live my life
00:39My life's ending
00:41I'll be near you
00:42I'll be near you
00:44I'll be near you
00:46I'll be near you
00:48You can see this
00:50In the past
00:51I love you
00:53Love you
00:54Love you
00:56君が握っててなぜにどうして馬鹿げてるとか思ったりもするけど君に託した神様どうやらの采配万歳
01:11海軍さん校長さんどうぞごゆっくりなさってください
01:19ありがとう
01:21久しぶりに再会した千尋は海軍の士官になっていました
01:29兄貴まあ飲もう
01:39お前酒なんか飲めるのか?
01:49大学で酒の味覚えたこう見えて生きる口だ
01:59大学で酒の味覚えたこう見えて生きる口だ
02:11千尋どういうことだ
02:17俺はてっきり京都帝国大学に行って勉強に励んでるとばかりちゃんと説明しろ卒業が半年繰り上げになって海軍予備学生に志願した志願?
02:47海軍より海軍に志願する
02:49おお!俺もや!
02:51おお!海軍に決めた!
02:53おお!
02:54よし俺たちは日本を守るために戦をするんや!
02:57おお!愛する祖国を守るためや!
02:59おお!
03:01お前はまだ決心がつかんのか?
03:05兄貴もあの場にいればわかる
03:10みんなが行くのに一人だけ行かないわけにはいかなかった
03:17もう少し学生生活を満喫したかったが
03:20まず海兵団に入りそれから対戦学校へ行った
03:25対戦?
03:27対潜水艦作戦のための学校だ
03:31駆逐艦に乗るための訓練を4ヶ月で叩き込まれた
03:37駆逐艦だって?
03:40任務は駆逐艦の一番底で
03:44敵の潜水艦のスクリューを探知して爆雷を投下する
03:51千尋お前どうしちゃったんだよ
03:58何でそんなに落ち着き払っていられるんだ
04:02お前の口から爆雷を投下するなんて
04:06聞きたくなかったよ
04:09お前が耳を澄まして聞きたかったのは
04:12敵のスクリューの音じゃないだろ
04:15弱い者の声を聞いて救うために
04:19放火に行ったんだろ?
04:26お前は家族にとっての誇りなんだよ
04:30おじさんやおばさんにとっても
04:34母さんにとっても自慢の息子で
04:37俺にとっては
04:38世界でたった一人の弟なんだ
04:45兄貴
04:47おじさんがよく言ってたじゃないか
04:50何のために生まれて
04:53何をして生きるがか
04:55敵の潜水艦を
04:59やっつけるためじゃないんだ
05:01もうやめてくれ
05:04兄貴は
05:06わしにどうせえって言うがら
05:09わし
05:14五日後にサセボから駆逐艦に乗るがや
05:17五日後
05:20行き先は
05:23南方や
05:26もう後戻りはできん
05:36わしは
05:38この国の美しい海や
05:41山や
05:42川を守るために
05:44戦う
05:46おばさんや
05:48おしんちゃんを守るため
05:51それから
05:53わしを生んでくれた
05:55あの母さんを守るため
05:59信さんや
06:01国民学校の子どもらを守るため
06:04立派に戦う
06:08そのためやったら
06:10命らを集内
06:14千尋
06:16兄貴もそうやろ
06:20渡したいもんがあるね
06:32渡したいもんがあるね
06:37おじさんの机の引き出しから出てきたがや
06:52わしらの父さん
07:01新聞記者はしおったがやって
07:04ああ
07:05仕事で大陸へ行ったとき
07:09つけちょったにしや
07:11つけちょったにしや
07:13父さんが?
07:16やっぱり
07:18兄貴が持っちゃったほうが駅
07:20お守りに
07:22いや
07:32いいよ
07:34お守りなら千尋が持ってたほうが
07:37わしにはこれがある気
07:42父さんお前そんな写真持ってたのか?
07:52うん小さい頃おじさんの家に来たときからずっと大切に持っちゃったへえへえ知らなかった?お前のことなら。
08:21何でも分かってるつもりでいたけどな。
08:28千尋、最後に何かバカみたいなことしないか。
08:50えっ?
08:53子供の頃よく相撲取ったじゃないか。
08:57お前が得意な柔道でもいいし健闘でもいい。
09:01俺は初年兵のとき殴られてばっかりだったから。どんなにぶん殴られてもビクともしないぞ。
09:08私は兄貴と殴り合いは二度とごめんや。
09:15そうだな。
09:22兄貴と殴り合いは二度とごめんや。
09:29そうだな。
09:31じゃあ何をする?
09:33どんなにバカみたいなことでもいいから千尋がしたいことをやってみろ。
09:40私はもう一遍シーソーに祈りたい。
09:52千尋に祈りたい。
09:59千尋楽しみな。
10:01野部ちゃんもいて楽しかったな。
10:11もう一遍。
10:14野部さんに会いたいにゃ。
10:17お前、もしかして。
10:28そうや。
10:31わしは野部さんが好きや。
10:34子供の頃から。
10:37野部さんを死闘ちょった。
10:40兄貴の嫁さんになるがやったら、諦めもついたのに。
10:46そうだったのか。
10:51何グズグズしよったかな。
10:53贈り物のハンドバッグも渡せんで。
10:56思いも伝えられんで。
10:58お前お前と、野部さんを他の男に取られぜ。
11:03野部さんの言う通り。
11:05兄貴は達水がある。
11:07アホじゃ。
11:08お前。
11:13何にも言えねえ。
11:20わしは生きて帰れたら、もう誰にも遠慮はせん。
11:26今度こそ野部さんを捕まえる。
11:29何言ってんだよ。
11:33彼女は人妻だぞ。
11:34構わん。
11:36おい、千尋。
11:39わしもよく、おじさんが言いよったあの言葉を思い出すがよ。
11:44何のために生まれて、何をして生きるがか。
11:53わからんままわるらあて。
12:00そんながわいやじゃ。
12:04この戦争がなかったら、わしはもっと方角の道をきわめて、腹をすかせた子どもらや、虐げられた女性らを救いたかった。
12:26この戦争がなかったら、いっぺんもやさしい言葉をかけじゃれんかった母さんに、親孝行したかった。
12:41親孝行したかった。
12:48この戦争がなかったら、
12:51兄貴ともっと何べんも、酒を飲んで語り合いたかった。
12:58この戦争さえなかったら、
13:08愛する国のために死ぬより、
13:15わしは、
13:18愛する人のために生きたい!
13:24愛する人のために生きたい!
13:29愛する人のために生きたい!
13:41神代、
13:46生きて帰って来い。
13:50必ず生きて帰れ!
13:55If you want to live and come back,
13:59this time,
14:03you will live your life.
14:12My brother,
14:17you're good.
14:25I'm going to pray for you.
14:38I'm going to go!
14:55おはようございます。