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olaoemanga

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00:00アカデミー

00:30やっと会えて嬉しいわアーサー・レイウィン

00:34ヴィンセントの言葉が大げさかどうか確かめるとしましょうか

00:40はい

00:41いいわ始めましょう

01:00アカデミー

01:29アカデミー

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04:16アカデミー

04:17教えたくなったほどよ。

04:19それに地のエレメントも使いこなしていたわね。

04:24それ以外にも使えるのね。

04:27さすがに鋭いな。

04:29はい。水を。

04:32あなた、私に話したいことがあるのよね。

04:36それでわざわざここへ来て力を見せた。

04:40そこまで見抜いていたか。

04:42おっしゃるとおりです。

04:44なぜなら、僕が必要としている権力と影響力を持っているからです。

04:50その二つで、僕の家族を守ってほしいんです。

04:55それを受け入れてもらえるなら、アカデミーに入学し、あなたを恩師として仰ぎます。

05:03サピンの国王夫婦ですら、そんな一方的な取引は持ちかけないわよ。

05:09大した自信ね。

05:11はい。

05:13自分にはその価値があると思っています。

05:15それに、あなたもそう考えているはずだ。

05:19あっほほ。

05:20ただ、アカデミーに入るのは、他の子供たちと同じ年齢になってからにしたいんです。

05:263年も先よ。

05:28今から勉強すればもっと強くなれるのに。

05:32理由を教えてちょうだい。

05:34自分の人生を精一杯生きたいと思っているからです。

05:37アドベンチャラーになって、いろいろこの世界のことを学びたい。

05:41アカデミーはそれからでも遅くないと思っています。

05:44そう、もう決めているのね。

05:47で、家族にはもう話したの?

05:50いえ、これからです。

05:52ま、いいわ。

05:55説得できたら契約成立としましょう。

06:00ダメ、絶対許さない。ありえないわ。

06:04あれからヴィンセントを通じて、私の能力のこと、アドベンチャラーになりたいと思っていることが、レイノルズとアリスに伝わってしまった。

06:14自分の口から話すべきだったのだが。

06:21アリス、せめて本人の言い分も聞いてやろうじゃないか。

06:28ここへ来るまでどれだけ大変な思いしたか知ってるくせに、よくそんなこと言えたわね。

06:33あなただって同じ思いでしょ。

06:37で、考えたんだが、もしアーサーの身を守ってくれる人が一緒だったら、どうかな。

06:44アーサー!あなたまさか、許そうなんて考えてないでしょうね。

06:49また息子を旅に出すなんて認めません!

06:52旅じゃないよ。ちゃんと数ヶ月おきに戻るつもりだし。

06:57なんなら、もっと頻繁に戻るからさ。

07:00いや、いや、本当に?

07:03本当さ。約束する。

07:06リータ、すぐに行っちゃうの?

07:10そんなことないよ。まだしばらくいるよ。

07:13ならいいけど。

07:15母さん、すぐに行こうとは思ってないよ。

07:19僕だってここに帰ってくることをすごく楽しみに思ってたんだ。

07:23だったら…。

07:25でもね、リカゼン大陸をもっと見たくなったんだ。

07:29僕には知らないことが多すぎる。

07:31それに…。

07:33うん?

08:04アリスの言葉に胸が痛んだ。

08:07隠し事がないと断言できたら、どんなに良かったか?

08:11だけど、母さんが心配するのも当然だ。

08:18アドベンチャラーには危険がつきものだからね。

08:20さっき母さんに止められちゃったんだけど、実は父さんはこう思ってるんだ。

08:26アーサーを任せられる人物と一緒だったらどうかなって。

08:33それで、誰がやってくれる?

08:35残念だけど、俺はパスさせてもらう。

08:39子守は性に合わないし。

08:41いつか寝てる間に、アーサーに殺されるかも。

08:45わかるわかる。あんた独舌だから。

08:49あー、うん。

08:51確かに。

08:52うん。

08:53まあね、気に触るもんね。

08:56たまに。

08:57な、なんだよ!

08:59自分で言ったんじゃない。

09:00そんなことしないよ。

09:02正直な話、お礼はあまりできない。

09:08けど、引き受けてくれたらできるだけのことは考える。

09:12水臭いこと言うなよ。

09:14アーサーの成長を見守ることは、俺たちにとっても楽しみなんだから。

09:18ダーデンの言う通りよ。

09:20そうよ。

09:22立候補する。

09:23えっ?

09:25ジャスミン?

09:27同行の仕事はアダム以上に嫌いなはずじゃ。

09:32アーサーのためだもん。

09:34そうか。

09:36実は俺としては、ヘレンかダーデンが引き受けてくれたらなって思ってたんだが。

09:41でもよく考えたら戦力的には、ジャスミンが一番向いてるかもな。

09:46ダーデンが得意とするのは、大勢を広範囲で守る呪文だし。

09:50私も敬語はそんなに得意じゃないからね。

09:55ジャスミン、ねえ、本当に構わないの?

09:59じゃあ、彼女で決まりってことで。

10:02なんたって元素を使えるオーグメンターだからな。

10:06うん。

10:07去年淡いオレンジのステージを突破したし、風の魔術も使えるから一番いい気がする。

10:12賛成。オレも同行したかったから残念だけど。

10:17次があるよ。

10:18だね。

10:19どうも、レイノルズ。

10:21よろしく頼むね。

10:23いやあ、これで一安心だな。

10:32リリア、一人で修練するなんてずるいよ。

10:37え?

10:38リリアは、私がマナを吹き込まなくても、瞑想できるようになったらしい。

10:43もう、ごめんごめん。

10:46エレナはおそらく、7歳か8歳で目覚めるはずだ。

10:50ただし、忍耐力があればの話だが。

10:54じゃあ、一緒にやる。今日はいい。

10:57もっとも、早く目覚めないほうがいい。

11:01注目されたら心配だ。

11:03あ、父さん、オークションハウスにちょっと行っていい?

11:08剣を選びたいんだ。

11:10ああ、もちろん。

11:12そうか、冒険者ギルドの入団試験に使う剣か。

11:17自由に探していいよ。

11:19ありがとうございます。

11:21結局、アドベンチャラの道を選ぶことにしたんだね。

11:24はい。

11:26アーサー遅いわね。迎えに行こうかしら。

11:28一生懸命選んでいるんだ。待っててやろう。

11:31待っててやろう、ママ。

11:33それもそうね。

11:35アーサー遅いわね。迎えに行こうかしら。

11:40一生懸命選んでいるんだ。待っててやろう。

11:44待っててやろう、ママ。

11:46それもそうね。

11:49アーサー遅いわね。

11:54こんなのありえない。

11:56これだけいろんな種類の剣があるのに、欲しいものが一つもないなんて。

12:01これも違う。これも。

12:04この世界では、兵士のほとんどがオーグメンターだからか。

12:08あるのは両手剣か、でかい片手剣ばかりだな。

12:13この小さな体で使えるような剣。

12:17なかなか見つからない。

12:19キュウ!

12:20シルビー?何か見つけたの?

12:22キュウ!

12:25棒?僕が探しているのはそれじゃないよ。

12:29キュウ!

12:30分かったよ。

12:32うやっ!重っ!

12:35棒にしては重心が偏りすぎる。

12:38これじゃまるで剣。

12:44エレメントを使う必要があるというのか。

12:47まさか。

12:50試してみる価値はあるか。

12:54まさか。

12:55試してみる価値はあるか。

13:02まさか。

13:05ありえない。

13:07何という美しい武器だろう。

13:18とても武器とは思えないほどの美しさだ。

13:25まだまだ使いこなすには重すぎる。

13:28だが。

13:30すみません、ヘルスティアさん。

13:41この剣。

13:43夜明けのバラード。

13:47WK4。

13:50意味は何なんだ?

13:53キュウ!

13:56キュウ!

13:57大丈夫だ。何でもない。

13:59重さとバランスが変わった。

14:02重さとバランスが変わった。

14:08だけでなく、絵と刃の長さが、この体にぴったりと合うようになっている。

14:13キュウ!

14:15はいはい。シルビーのおかげだよ。

14:20かつて私は数々の名刀を手にしたが、これほどまで完璧に自分に合うと感じたことはなかった。

14:35そういえば、かつてこんな話を聞いたことがある。

14:39匠の職人が、一人の持ち主だけと一体化する杖を作ったと。

14:45だが、それは持ち主がマナを調節するものだ。

14:49剣が自ら持ち主に合わせることができるなど、聞いたことがない。

14:54WK4。

14:57一体誰なんだ?

14:59アーサー、帰るぞ。

15:02アリスが夕食を作って待ってる。

15:04ちょっと待って!

15:09これにします。

15:11へえ、気に入るものが見つかったんだ。

15:14他の件と比べておしゃれじゃないけど、何度か振ったら好きになったんだ。

15:19うん、重心が少しずれてる。職人が軽くしたんだろう。

15:27けど、アーサーが使うにはちょうどいいな。

15:30どうだ、ヴィンセント。

15:33アーサーが気に入ったのなら、いいと思うよ。

15:36ありがとうございます。

15:38うん?

15:39腰に刺してるその棒は何だ?

15:42おやおや?

15:43冷静に振る舞わなくちゃ。

15:47床に転がってたのを手にしてみたら、かなり頑丈でそれなりに重いから、なんか練習用にいいかなって思って。

15:55へえ、そんなのあったかな。

15:57ジェームソン、記録を調べてくれ。

15:59あー、それなら覚えてます。

16:02ボケたじいさんがいきなり、ふさわしいものがおらんって投げつけてきたかと思ったら、さっさと言ってしまって。

16:10一応何人かの鑑定士に見せたら、みんな同じように、ただの頑丈で固い杖だろうって。

16:17捨てるのには忍びないので、ここに保管していたんです。

16:21そうか。

16:22もう少しランクが上の鑑定士に依頼してみますか。

16:25あ、あのー、もし貴重なものならごめんなさい。

16:30これも気に入って、あればいいなーって思って。

16:35ヴィンセントおじちゃん。

16:37あー、謝ることなんてないよ。

16:40どうせほこりをかぶってたんだし。

16:43持って行きな。

16:45ありがとう、ヴィンセントおじちゃん。

16:47はーん、だってアーサーがおじちゃんって呼ぶんだもん。

16:51大成功。

16:55それからしばらくの間、私は、アリス、レイノル、そしてエレナ。

17:01ヘルステア家の人々と共に、幸せなひとときを過ごした。

17:06もちろんその間、冒険者になるための準備も、着々と進めていった。

17:12私がこの世界に来てから、9年の年月が流れた。

17:19お誕生日おめでとう、アーサー。

17:23お誕生日おめでとう、アーサー。

17:27ありがとう。

17:28あなたがもう9歳だなんて、信じられないわ。

17:36うん、うん。

17:38ほらほら、アリス。思い出話はお祝いが済んでからにして。

17:45さあ、みんな、遠慮しないでどんどん食べてね。

17:52さあ、夕食も済んだし、次はプレゼントを。

18:00まずは、私たちからだ。

18:04上についてる宝石は、私がヒーリングの呪文を吹き込んでおいたから。

18:08ありがとう、お母さん。

18:11えっ。

18:14上についてる宝石は、私がヒーリングの呪文を吹き込んでおいたから。

18:19ありがとう、お母さん。

18:20次は私たちから。

18:24アーサー、結婚してくれ。

18:27うそ。

18:29アーサーをからかわないで。

18:32アーサー、これを君に。

18:35そして、こっちは君にだ。アリス。

18:38その指輪はね、アーサーがつけている限り、彼のマナが危険レベルに陥ったとき、アリスの方の宝石が光るようになってるの。

18:46これは俺たちからだ。

18:49そいつは音を送れる巻物でな。

18:53ぶっちゃけ、目玉が飛び出るほどかけた。

18:57アーサーが巻物にマナを吹き込んでメッセージを残す。

19:01それを受け取ったアリスが、一度だけ返信できるんだぜ。

19:06すげーな。

19:08ありがとう。

19:10みんな、素敵なプレゼント、本当にありがとう。

19:14明日いよいよここを立つけれど、父さん、母さん、エリナ、それにヴィンセントおじさんやタビサおばさん、リリアやツインホーンズのみんなに心配かけないように努めます。

19:26よく言った、アーサー。

19:29気をつけてね。偉くなるとかお金儲けとか、そんなのどうだっていいから。

19:35とのかく、無事でいてね。

19:38もちろんだよ。

19:42前々から感じていたことが、確信に変わった。

19:47今の私には、家族と、愛してくれる仲間がいる。

19:52その安心感は決して手放したくない。

19:55彼らのことを、何よりも大切に思う。

19:59もし失いそうになれば、全身全霊をかけて戦い、彼らを守り抜くだろう。

20:06そのために、もっと力が必要だ。

20:11私が前世で王だった時以上に。

20:19立派な姿だ。

20:21まるでSランクのアドベンチャラーみたいだぞ。

20:24そうかな。

20:26お前は強い子だ。

20:28だが、決してうぬぼれるな。

20:30全部自分で解決しようとせず、ジャスミンに頼るんだぞ。

20:34分かった。

20:37心配しないで。

20:39母さんは平気だから。

20:41みんな大丈夫さ。

20:43シルビーも、いい子にしなきゃダメだよ。

20:46キュー!

20:47さあ、もう行って。

20:49指輪、つけるのを忘れないでね。

20:52うん。

20:53アーサ、みんな応援してるからな。

20:56行ってらっしゃい。

20:57行ってきます。

20:59準備はいい。

21:00行ってきます。

21:10準備はいい。

21:12寒い。

21:14心配しない。

21:15いや、失敗した。

21:16さあ、失敗した。

21:20満天の水着のにぽつりと浮かんでる。

21:25真っ白な三日月にふと気づいた。

21:30How far away from you, when you live in the city,

21:37It's like you're in the sky.

21:43I'm going to travel to you,

21:50小さな願いを作って

21:59終わりになるように

22:03あなたの旅路がありふれたものであろうと

22:11穏やかであればいい

22:16I don't forget the rest of my life

22:23The smile of your world

22:32I'm so sad to see you

22:36I'm so sad to see you

22:43Gouve-n-e-n-te

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