- 5/8/2025
Category
🎮️
GamingTranscript
00:00I received a message from the Lord from the Holy Spirit.
00:04The contents are like this.
00:08In the sky of the sea, the Savior of the Holy Spirit
00:13has the指先 of his hand,
00:17and in the past,
00:20the永遠's farewell will be seen.
00:24If I hear that, I'm not surprised at all.
00:31I'm not sure that I was a lie to say,
00:36but I didn't think that I was in my life.
00:42It's not a lie to me,
00:48私の両手は、別れを告げることしかできません。
00:56あの時の私には、
01:00宿命からは一生逃れられないと信じるに足る理由がありました。
01:07ですが今、天気が訪れようとしています。
01:14タナトスに越見できれば、
01:17定められた予言に、
01:19自分なりの解釈を追記する機会があるかもしれません。
01:24ですから私は、
01:27必ず全力を尽くします。
01:31あなたのためにも、
01:33そして、
01:35私自身のためにも、
01:38ええ、悔いを残さないと決めましたので。
01:44さて、
01:56この話は一旦ここまでにしましょう。
02:00着きました。
02:02一緒に取りに行って欲しかったものは、
02:06私が用意したささやかなプレゼントなんです。
02:12以前、
02:14アリアン様にも送ったことのあるような手作りの小物で。
02:19心ばかりの品ではありますが。
02:23死のタイタンに越見する旅で待ち受けるのは。
02:28きっと、
02:30予想のできないことばかりでしょう。
02:34ですから、
02:36出発前の時間を大切にし、
02:40悔いのないよう過ごしたいと思ったのです。
02:44いえ、
02:46見てからのお楽しみです。
02:49さあ、
02:50こちらです。
02:52あら、
02:54プレゼントが、
02:57見当たりません。
02:59どういうことでしょう。
03:02ど、
03:04どういう意味でしょう。
03:06あら、
03:08これは、
03:09ザグレウスのコイン。
03:12それに、
03:14この石板。
03:16やはり、
03:18彼女でしたか。
03:20間違いありません。
03:22これは、
03:24彼女が使っているシンボルです。
03:27犯人は、
03:29アグライア様が話していたサフェル様。
03:32ザグレウスの剣能を継いだ半身で、
03:37オンパロスのあちこちに伝説を残す盗賊です。
03:42はぁ、
03:44久しく会っていませんでしたが、
03:47相変わらず、
03:49悪趣味な登場をしますね。
03:52とりあえず、
03:54石板の内容に従って、
03:57彼女を探しましょう。
03:59さあ、
04:00サフェル様、
04:01出て来てください。
04:02もう、
04:03相変わらず、
04:04防犯意識がからっきしなんだから。
04:07大事なプレゼントなんでしょう?
04:09肌見放さず持っておかないと。
04:11プレゼントだと分かっているのですね。
04:13プレゼントだと分かっているのなら、
04:28返してください。
04:30そうやって、
04:31遠くから話しかけるのではなく。
04:35うーん、
04:37プレゼントなんだし。
04:38ここは高値で買い取ってもらわないと。
04:41風の民は一つの場所に長くとどまらないよ。
04:44でも、
04:45正義があれば話は別。
04:47どうする?
04:49いいでしょう。
04:50いいでしょう。
04:51いいねで買います。
04:52いくらですか。
04:53もしとこ。
04:55どうする?
04:57いいでしょう。
04:58いいねで買います。
05:00いくらですか。
05:02もしとこ。
05:04うっ。
05:06引きこもり姫ってあだ名は伊達じゃないね。
05:12それじゃあ、二人とも家に来てくれる?
05:16商談はもうちょっとまともな場所でやるべきだしね。
05:20あたしが撒いた風を追えばつくから。
05:23問題ないでしょ。
05:26あなたの魂の気配を探れれば十分。
05:31たやすいことです。
05:33いいね。
05:35じゃ、そういうことで。
05:37あ、そうそう。
05:39商談が成立する前に、
05:43マイキンをもらっておきたいんだけど。
05:46いいかな。
05:47ほいほいと。
05:49俺の心血のミツロが。
05:56全く困った方です。
06:00行きましょう。
06:02どこ見てんの?
06:07こっちこっち。
06:10本当に隠れるつもりなら、わざわざ目の前に現れるわけないでしょ。
06:17あらら、怒った猫ちゃんみたいになっちゃった。
06:21あたしって、そんなに怖いかにゃ。
06:25あはっ、そんなわけないでしょ。
06:29千年前ならともかく、今時そんな語尾流行らないしね。
06:34さてさて、肩の力を抜いて、そろそろ本題に入ろっか。
06:43先にアクセサリーを返してください。
06:46それまでお話することはありません。
06:49まあ、そうかっかしないで、リラックスリラックス。
06:54ほら、ここからの眺め、なかなかでしょ。
06:59誰が何をしてて、どこに行こうとしてるのかまるわかり。
07:04それに、バレる心配もない。
07:08と、まあ、場も温まってきたことだし、
07:12さっきまでのおふざけはちょっとしたご愛嬌ってことで、
07:16こうして呼んだのは、二人に話したいことが三つあったからでね。
07:22一つ、裁縫女から、あんたたちをスティコシアまで連れて行って、
07:27死のタイタンを探すのに協力するよう頼まれたこと。
07:32二つ、
07:34元老院から、タナトスの火種を手に入れて、
07:39それを渡すよう頼まれたこと。
07:42そして、三つ目は、
07:46あたしはどっちの依頼も受ける気はない。
07:49二人にそれを伝えたかったの。
07:52死のタイタンを探すなんて、やめたほうがいいよ。
07:56いいよ。
07:57えいしょ。
08:04ほへー!
08:06小屋また純度の高い女王者だね。
08:09こんなのが部屋いっぱいにあるなんて、
08:13売ったらいくらになるんだろう。
08:15全部、採送機を口実にかき集めたの?
08:21一部は一族の財産から、他はラプティスとしての収入からです。
08:29あなたがいつもしている古俗ななりわいと、
08:33火を追う旅を一緒にしないでください。
08:36ああ、こんなに持ってるって知ってたら、ここを狙っておくんだった。
08:42そうすれば、あちこち逃げ回って、ちびちび盗むこともなかったのに。
08:48で、こんなに積んでくれた理由は?
08:52お願いがあるのです。
08:55あなたの協力には、それに見合うだけの価値があります。
09:00あれー、忘れちゃった。
09:03あたしの立場ははっきり伝えたはずだけど。
09:07ええ、わかっています。
09:10あなたは逃げている。
09:12責任から、信託から、そして運命からも。
09:19汝は貪欲と共に歩み、
09:22一握りの財が口火となって、身を滅ぼすだろう。
09:27もちろん、その予言があなたにとって、
09:31どれほど重いものであるかも理解しています。
09:35鬼術の半身であるあなたの逃避を、
09:38非難するつもりもありません。
09:41ですが、それでも今は、あなたの力が必要なのです。
09:47どうか断らないでください。
09:50ふん。
09:52ねえ、アグライア。
09:54あんたのその喉だけど、
09:56神が禁止で締め付けてたりしない?
09:59なんかいまいち響かないんだよね。
10:02その高貴な頭を下げる理由があるんじゃないの?
10:08トリアンを失いました。
10:14門と道の神の力は、もうほとんど残されていません。
10:20ですが、キャストリスの生涯の願いを叶えるには、
10:25他の半身の力を借りる必要があります。
10:29ふーん。
10:31だいたいわかったよ。
10:33キャストリスを無駄死にさせて、
10:35ついでにあたしにも死んでこいってことでしょ?
10:39これは、キャストリスが自ら望んだことです。
10:44あれほど強い意志を持った彼女を初めて見ました。
10:49うそ?キャストリスが…自分から言い出したの?
10:55彼女は、霧に包まれた過去から抜け出すことを決心したのです。
11:02サフェル。
11:04あなたも迷いを捨てられた時には、同じ選択をするでしょう。
11:10そう言い切ってばかりなのはどうかと思うよ。
11:14月日を重ねるうちに、あたしたちは本心を隠すようになったけど、
11:20彼女は今も、鼻のつぼみのように純粋なんだから。
11:25何か選択をしなきゃいけない場面で、
11:28亡くなったトリアンや、命を落とした多くの黄金兵たち、
11:33そして、半分死んでるあんたのことを思い出すかもしれないでしょう。
11:39キャストリスが本当に何をしたいかは、
11:42最後の瞬間まで誰にも分からないと思うけど…
11:46そう楽観的にはなれないな、あたしは…
11:51そうだ!
11:53この部屋のお宝を、ひとまずあたしが預かってさ、賭けでもしない?
11:59どのような賭けですか?
12:02キャストリスが死のタイタンへの越見を諦めるかどうかを賭けるの。
12:07あたしはあきらめるほうね。
12:09もし賭けに負けたら依頼も受けるし、
12:12この部屋いっぱいのお宝をなんと倍にして返してあげる。
12:16どうかな?
12:18まるで勝ちを確信しているかのように、
12:22目を輝かせながら話しますね。
12:25わかりました。契約を結びましょう。
12:29無惨に敗北する覚悟があることを心から願っています。
12:36要するに、あたしは勝ちたい。
12:40だから、二人にはスティコシアのことなんて忘れてほしい。
12:44もちろん、ただでとは言わないよ。
12:47賭けで買ったお宝を、二人にも分けてあげる。
12:52それをどう分配するかは二人の自由。
12:56どう?悪くない話でしょ。
12:59ウレッチ、ちょっと勘違いしてるみたいだね。
13:03二人に分けるお宝は、
13:06何千年も昔の魚を買うときに使ってたボロ貝とかじゃなくって。
13:13黄金、それも黄巡殿。
13:17つまり、世界共通の通貨だよ。
13:21それくらいは知ってるよね。
13:24そもそも、これはお金の問題ではありません。
13:30死のタイタンを見つけられなければ、
13:33彼の魂は…
13:35へぇ…
13:37詳しい事情は説明いたしかねますが、
13:41私たちは、どうしてもスティコシアに行かなければならないのです。
13:48へへ…ちょっと分からないなぁ…
13:53引きこもり姫は、タナトスを見つけて呪いを解くこと以外、何にも興味はないってずっと言ってたよね。
14:03けどさぁ…
14:06一日でも自分のために生きたことはある?
14:11何が言いたいのですか?
14:14アグライアがあんたを拾ってきたのは、最早期の理念を背負わせて、無駄死にさせるためじゃないってこと。
14:23火を追うたびには、犠牲がつきものです。
14:27そうでなければ、あなたもアグライア様から逃げ回る必要などないでしょう。
14:34ふぅ…
14:36まあいいや、みんなそれぞれ理由があるわけだしね。
14:40私はこれ以上口を出さないでおくよ。
14:43どうせあいつとの駆け寄りちきに守るつもりもないし…
14:50でも、最後に一つだけ忠告しとくよ。
14:54スティコシアは決して観光地なんかじゃない。
14:57あそこにはアグライアの財産の10倍…いや、50倍でも届かないくらいのお宝が生まれてる。
15:06なのにあたしは一度も行ったことがない。
15:09どうしてか分かる。
15:11それはね、腐っても半身であるあたしですら、無事に帰ってこれる保証がないからだよ。
15:20そこに連れてけって。
15:26だったら、追加料金もしもしだからね。
15:31ええ、よく知ってるね。
15:34でも、ぼったくりはあくまで仕事の一部ってとこかな。
15:39はぁ、釈然としませんか。
15:44他の多くの人たちよりも長く生きてきましたので、
15:48アグライア様ほどの詳細はなくとも、いくらかの蓄えがあります。
15:57それらを全てお渡ししても構いません。
16:01そんなことしたら、その後食べていけないんじゃない?
16:06では、9割…いえ、8割にしましょうか。
16:12うふふふ。
16:15じゃあ、お言葉に甘えて。
16:17キャストリスの貯金の8割。
16:20プラス、心血の蜜路1本でいいよ。
16:23へへへ。
16:25悪くない取引だね。
16:27悪くない取引だね。
16:28笑うことがなってるってぇ。
16:29グレッジって意外とね、ちっこいね。
16:34ふわぁー!
16:36あっ!
16:37えっ!
16:38ああそうそう明日はバルネアじゃなくて奥平馬の門に集合ね
16:50なぜですか
16:51別にただ単に裁縫女のあの無表情な顔を見たくないってだけ
17:01できれば一秒でも早く奥平馬を出たいんだ
17:04よしこれで取引終了っついでに二人を送ってあげる
17:12長旅になるからきちんと休んどくんだよ
17:18ここは俺の部屋
17:31どうやって帰ってきたんだ
17:35コイン サフェルのか
17:39布団までかけてくれてる
17:42はぁ
17:46まあいいか そろそろ時間だし出発しよう
17:52んー おしさまぽっかぽかー
18:00旅立ちにはちょうどいい時間だね
18:04お待ちしておりました
18:06うん 3人一組は戦場を勝ち抜く上でベストな編成だからね
18:13安心してちゃんと伝えといたから問題ないってさ
18:18んー キャストリスと一緒に行動するとなるとなかなか骨が折れるよね
18:24連れて行かなきゃいけないのに触れたらダメだなんてほんと大変
18:33ごめんなさい
18:35冗談冗談気にしないで
18:39ねえ知ってる?
18:41神話によると
18:43死者が無事にステクスを渡って冥界へ行くには
18:46口の中や目の上にオーブロスを置かなきゃいけないんだって
18:51いわゆる私チンってやつだね
18:56二人の分もあたしが特別に立て替えておくから
19:00原価次ってことでやっとかない?
19:03それはそれ これはこれだよ
19:10ちょっとした雰囲気づくりのためにもさ
19:15さーて いそ冥界直通の新作の旅へ
19:22さ 力を使うからコインを渡して
19:26あ そうそう
19:28出発の前に最後の忠告
19:31特に引きこもり姫はしっかり聞いてね
19:36待ってるだけじゃ風は来ないよ
19:40せっかくの人生を無駄にしちゃダメだからね
19:43じゃ 行くよー
19:50さ あんたの番を
19:56緊張しないで
20:00だって
20:01だって
20:03一瞬だからね
20:05だって
20:07うっ
20:08うっ
20:10うっ
20:11うっ
20:12うっ
20:13うっ
20:14うっ
20:15うっ
20:19あ
20:20うっ
20:21うっ
20:39彼女はもう帰ったのでしょう。
20:43サフェル様は一秒たりともこの場所に居たくなかったようですので、
20:50ここから先は自身の足を頼るしかありません。
20:55私も頼ってくれていいのよ。
21:00可愛いだけじゃなく、実力だって兼ね備えてるんだから。
21:07巨竜と波の都市国家、スティコシア。
21:11先生の推測が正しければ、
21:14行方を眩ませているタナトスはこの廃墟のどこかにいるはずです。
21:21ここが、かの神が誕生した地であり、永遠の眠りについた地。
21:29聖は錬金術の秘宝を用いて、
21:33一時的に自身の魂をサーシスとケファレに融合させました。
21:41また、今はの際にタナトスに導かれ、
21:45流れるスティクスを目にしています。
21:49特診の行為と呼ばれる錬金術には、
21:53人間の魂とタイタンを引き寄せる何かがあるのではないでしょうか。
21:59ここ千年、タナトスの情報はほぼなく、
22:05信者がその行方を掴んだという記録も皆無です。
22:11しかし、その引き寄せる力を利用すれば、
22:16タナトスをここに呼ぶことができるかもしれません。
22:22わかった! つまり、賢者の石を使って、
22:26タイタンを召喚するってことかしら。
22:31その通りです。
22:33ただ、今のところ、
22:36私たちの持つ手がかりは、
22:39この都市国家の名前と、
22:41巨竜にまつわる童話しかありません。
22:45タナトスって、私より謎だらけなのね。
22:50ええ、先生の知恵をもってしても、
22:54照らせるのは、私たちが立っているこの場所だけです。
22:59一歩でも踏み出せば、
23:02その先は、濃い霧に包まれた未知なる地。
23:07長い旅の中で、このような状況は、
23:11何も初めてではありませんが、
23:14私は信じています。
23:18ためらって足を止めるのではなく、
23:22旅に出たほうがいい。
23:25もしかすると、
23:27今にも運命が哀れみを示し、
23:31ささやかな慈悲を授けてくれるかもしれません。
23:36綺麗な蝶々ね。
23:39私たちに話しかけてるのかしら。
23:43これは、有名蝶といって、
23:46死者の多いところで見られるものです。
23:51エイジリアでは、
23:53タナトスの慈悲と思われています。
23:57まるで、
23:58命の標本を作るかのように、
24:02タイタンが、
24:03死者の心残りを長に変えているのだと。
24:08また、
24:09タナトスの死者であり、
24:12亡者の魂を冥界に導いているという説もあります。
24:18冥界の死者のほうが信憑性ありそうね。
24:22だって、
24:23言ってることがそれっぽいし。
24:28そうかもしれませんね。
24:31そして、
24:32そのささやきが聞こえるということは、
24:36死者の世界に近づいている証拠でもあります。
24:41力を抜いてください。
24:44温かな花畑の中で、
24:47どうか、
24:49安らかな眠りを。
24:51はぁ…
24:53これは…
24:56やはり、
24:58ここの人たちは幻影などではなく、
25:02死者の魂のようです。
25:05本来、
25:07スティクスを下って、
25:09西風の果てへと向かうはずですが、
25:12座礁してしまい、
25:14この地をさまよう存在となったのでしょう。
25:17たなとすが、
25:19たなとすが、
25:20彼らを拒んだ。
25:22それとも、
25:24彼らはまだ、
25:26本当の意味で死んではいないのでしょうか。
25:29は、
25:31私にも分かりません。
25:34このようなことは、
25:36前代未聞のはず。
25:39いえ、
25:40待ってください。
25:42彼は先ほど、
25:45また生きてる人、
25:47と言っていましたよね。
25:49つまり、
25:51私たち以外の聖者に、
25:54あったということ。
25:56まさか、
25:58亡霊がここに留まっているのは、
26:01何者かに騙されたから。
26:05でも、
26:06それが善意によるものだったら、
26:08別に騙したとは言えないよね。
26:12善意…
26:13そんなのき…
26:16あっ、
26:17サフェル様?
26:20そう、
26:21私だよ。
26:22と、
26:23まだグレッチみたいにはなってないかな?
26:29まさか、
26:31亡霊たちがあった聖者というのは、
26:33ふぅ…
26:36だって、
26:37ここの人たち見てられないんだもん。
26:40だから、
26:41とったり、
26:42だましたりして、
26:43少しでも希望を与えてあげようかなって思って。
26:47あなたみたいな、
26:49たちの悪い人がいるせいで、
26:51あたしたちまで誤解されちゃったじゃない!
26:56まあまあ、
26:57ここの惨状はあんたたちも見たでしょ?
27:00あの人たちは明快に拒まれ、
27:03生前のある一幕に囚われて、
27:06身動きが取れなくなってる。
27:11途中で火事士の二人に会わなかった?
27:13いつからあそこにいるのか分からないけど、
27:16盾をずっと作り続けててね。
27:20ふぅ…
27:22スティコシアってほんと恐ろしいとこだよ。
27:25それで、
27:27サフェル様は、
27:28なぜお戻りになられたのですか?
27:31あ、
27:32誤解しないでよ。
27:34別に手伝いに来たわけじゃないから。
27:37それに、
27:38水は大嫌いだし、
27:40悪臭を放つスティコスならなおさらね。
27:43ゴホン…
27:45実は帰る前に、
27:48一つ気づいたことがあって伝えておこうと思ったの。
27:52あの死を拒む子、
27:55ここで彼の足跡を見かけたよ。
27:59モーティス様…ですか?
28:02そうそう、
28:04そんな名前だったね。
28:05とにかく、
28:07伝えたから。
28:08役に立つかは分かんないけど。
28:14じゃあ、
28:15引きこもり姫、
28:16グレッチ、
28:17またねー!
28:21えっ?
28:22もう行っちゃったの?
28:25サフェル様は奔放な方ですので。
28:29ですが、
28:30彼女のおかげで、
28:32価値ある情報が手に入りました。
28:36さまよっている亡霊と違って、
28:39モーティス様なら、
28:40死者の世界でも方角を見失いません。
28:46もし、
28:47この地にいるのであれば、
28:50きっと、
28:51私たちに道を示してくれるでしょう。
28:55任せて!
28:56ここは私の出番よ!
28:58近くにオロニクスの、
29:01追憶のルーンがあるわ!
29:03祈り事を唱えて、
29:05川を判断前の状態に戻しましょう!
29:08死を、
29:11まだ知らない世界。
29:14どうやら、
29:15この人たちは、
29:17最悪のタイタンが降臨する前の、
29:20黄金期を生きていたようです。
29:22ああ、
29:24彼の地で、
29:25悪竜の影を見たという。
29:27それは、
29:28巨大な口を開けて全てを飲み込み、
29:31死というものを、
29:32スティコシアにもたらした。
29:34スティコシア、
29:36死をもたらす悪竜。
29:41これって、
29:43あの童話と同じよね?
29:46もう一つ、
29:50お尋ねしたいのですが、
29:52女王様とお姫様は、
29:55今、
29:56どうされていますか?
29:58女王陛下?
30:02おや、
30:03その身なりは、
30:05女王陛下がおっしゃっていた、
30:07違法の勇士だろうか?
30:09この人、
30:11現実を受け入れられないみたいね。
30:18私は、
30:19女王陛下が使わした、
30:21特選の聖女です。
30:25私の祝福を受ければ、
30:28必ずや勝利を掴み取れるでしょう。
30:32聖女?
30:33そのような話は聞いたことないが、
30:36時間がない、
30:37手短に頼めるか?
30:38ご安心ください。
30:41私も、
30:44長引くことを望んでおりません。
30:49もう、
30:50終わったのか?
30:53私たちは、
30:55勝ったのだな。
31:01キャンさん、
31:03大丈夫?
31:05ええ、
31:06大丈夫です。
31:08ただ、
31:09死者の世界でも、
31:11脳幹を取り行うことになるとは思いませんでしたが…
31:15おや?
31:17これは、
31:18魂の残留物でしょうか?
31:21どういうことでしょうか?
31:27では、
31:28私はどのようにしてあなたを信頼すればいいのでしょうか?
31:32どういうことでしょうか?
31:33縁路はるばる訪れた聖女様?
31:35どういうことでしょう?
31:38どういうことでしょう?
31:41これは…
31:42申し訳ありません。
31:44あなたの言葉の意味が分かりません。
31:47申し訳があなたの名前を示しました。
31:54死の黄金へ。
31:56おくへいまは、
31:58おくへいまは霊を尽くして、
31:59あなたを迎えるつもりです。
32:03しかし、
32:04あなたは元老院と接触したことを、
32:07隠す気がないようですね。
32:09私と元老院の圧力は、
32:12誰もが知るところだと思うのですが…
32:17ええ。
32:18彼らとやりとりがあったことは否定しません。
32:23この小屋を与えてくれたのも、
32:26彼らですから。
32:28ただ、元老院が望んだのは一つ。
32:33あなたが望むように、
32:36この死の呪いが使われることです。
32:42そして私は、
32:44それを受け入れました。
32:48もう少し詳しく説明していただいても?
32:53生まれもっての呪いを渡すことはできませんが…
32:57しかし、約束しましょう。
33:02これより先、
33:04私はあなたが思うように呪いを奮い、
33:09決して、
33:11余計な行動はしないと…
33:15なるほど。
33:17彼らは死を授ける重大な責任を、
33:20私に押し付けることで、
33:22間接的に火を追うたびを掌握しようと、
33:26企んでいるのですね。
33:29もし私があなたの力を乱用したら、
33:33彼らは黄金への旅路を断ち切る理由を得られると…
33:35見たところ、
33:46全く動揺されていませんね。
33:49少し意外です。
33:52ええ、恐れる必要などありません。
33:56なぜなら、私たちが背負っている宿命は、
34:01個人の命よりも、はるかに重いものだからです。
34:06そして、私が運命に織り込んだ予言にないものは、
34:13他にもあるのですから。
34:16では、荷物をまとめ、共に参りましょう。
34:20奥ヘイマはあなたを歓迎します。
34:23キャストリス。
34:27まさか、ここでも記憶の残像が見つかるなんて…
34:31やっぱり、オロニクスのルーンが関係してるのよね?
34:37そうかもしれませんね。
34:40ですが、こういうふうに思い出させる必要なんてありません。
34:47この記憶は、永遠に忘れることなどないのですから。
34:53その信頼に応えたいのです。
34:57しかし、なぜこのタイミングで記憶が現れたのでしょう。
35:04本当に、オロニクスの影響でしょうか。
35:09死者の世界には、安寧が必要です。
35:14不協和音は、取り除かねばなりません。
35:19お下がりを、私が退所いたします。
35:26ああ、サーシスよ。
35:29生と死を共に恐れるとは、人はどれほど臆病なのでしょうか。
35:38すみません。その質問の答えを、私は知りません。
35:44構いません、聖女様。少なくとも、あなたは私の望みに答えてくださる。
35:53どうか、私に死を授けてください。
35:59サーシスよ。これは、最後の瞬間まで考え続けたと、言えるでしょうか。
36:12数の別れを見届けてきましたが、彼女のような悩みを持つ者も、決して珍しくありませんでした。
36:22一見、些細な苦悩であっても、そのせいで、命を投げ捨てる人もいるのです。
36:31一部の人は、この呪いの力を、むしろ祝福として見ています。
36:38ですが、私はそのような考えを受け入れたことは、一度もありません。
36:48キャズはやっぱり、死のない世界を作りたいの?
36:53はい。
36:55無限とも言える時間があれば、言えない悩みなどありませんから。
37:02これは、千年もの間、この胸にあった祝願です。
37:08私の考えを、もう少しで変えられそうだった人もいましたが。
37:15ですが、あなたが死に瀕していると知って、より一層確信したのです。
37:25世界から死をなくすことが、私の使命なのだと。
37:32ああ、広いわね。ここって、王国の宝物庫かしら。
37:39どんどは構わないけど、過去に戻って盗みを働くなんて、めっよ。
37:48上に行くには、あそこの扉からかしら。
37:53でも、人に、ううん、魂に守られてるみたい。
38:00ここに、怖い人なんていませんよ。
38:04はぁ…はぁ…
38:09言われてみると、そうっぽいな。
38:15い、いいか?
38:19確かにここは、王家の宝物庫だったが、
38:22今はもう、財宝なんか残っちゃいない。
38:25ということで、帰ってくれ。
38:29何か、誤解されているようですね。
38:36私たちは、あなたの叫び声を聞いて、様子を見に来ただけですよ。
38:43私が、叫んでた。
38:47あ、これは、とんな失態よ。
38:50その、心配をかけてすまなかった。
38:56実は、さっきとある亡霊の勇士を見かけてね。
39:00敵こそないようだったが、そのパンチが化け物地見てたから。
39:05勇士…それは、まさか…
39:12ん?
39:14君たち、彼とは何かが違うな。
39:19まさか、生きてるのか?
39:21どうして生きたままこの地を歩けてる?
39:24話すと長くなるのですが、
39:31端的に言うと、私たちは、タナトスに越見しに来たのです。
39:37タナトス…何だ、それは…
39:44もしかして、彼も死が訪れる前の時代を生きてたのかしら?
39:51死…まさか、悪竜ボリュクスを討伐しに来たのか?
39:59ボリュクス…それがタナ…
40:03いえ、死の決心なのですか?
40:08いや、百人隊長のとこの勇士たちから聞いた話じゃ、
40:13その悪竜はとっくに死んでるそうだから、
40:16人を死にいたらしめる呪いは、奴のせいじゃないらしい。
40:22彼らは、竜の腕の中に少女がいるのを見たそうだ。
40:27その子こそが、本当の死神だったよ。
40:31その少女は、今どこにいるのでしょうか?
40:38なんでも、女王が財も兵も惜しまずつぎ込んで、少女を城に連れてくるよう命じたとか。
40:46その異様な力で、オンパロス全域を征服しようとしてるって噂が流れてる。
40:53まあ、実際どうかは誰にもわからんけどね。
41:00そうですか。貴重な情報に感謝いたします。
41:04この手は、お礼です。
41:11どうか、お受け取りください。
41:14ああ、まさか、君が…
41:21ありがとう。
41:26どうか、お礼です。
41:33だから、彼に死をもたらしたのですか?
41:35あなたらしくありませんね。
41:38たとえそれが私の命令であったとしても、あなたなら断っていたはず。
41:45私にも、わからないのです。
41:52同情の気持ちから取った行動でしたが、こんなにも苦しむことになるとは思っていませんでした。
42:01今もなお、心がざわついています。
42:07同情?
42:09あの無敗の少年に同情していたのですか?
42:14タレンタムの恩情を受けて、神から秘権を学んだあの少年は、
42:21その技をもって、常に一撃で勝利を収め、無敗の境地へと至りました。
42:30黄金期では、ただの上昇の剣術に過ぎません。
42:35ですが、死が世界に降臨した今。
42:41それは思うままに、人を殺める力となります。
42:46つまり…
42:48自分に似ていると?
42:52はい。
42:54その現実は、神がかったものです。
42:59彼が手を出せば、相手は必ず死ぬでしょう。
43:05だから彼は、私の元を訪れ、全てを終わらせて欲しいと願ったのです。
43:14もしかすると、死との突然すぎる和解が、あなたを困惑させているのかもしれません。
43:25いえ、私は、まだ和解などできていません。
43:32エイジリアの人々は、胸を張って死を迎えます。
43:38運命に定められた結末が訪れる前に、彼らは満足するのです。
43:47自分の命が築き上げてきた全てに。
43:52その誇らしげな表情を見ると、ついこのように思ってしまいます。
43:59もし、死が、本当に神の気まぐれにより授けられた責務ならば、
44:07それは、人々の尊厳を侮辱していると。
44:13この世には、死も、私も、存在すべきではないのかもしれません。
44:24あなたの考えを軽々しく否定するつもりはありませんが、
44:30そうですね。一つ、物語を聞かせてあげましょう。
44:37これは異国に伝わる童話です。
44:42あの表現の中で、あなたを私のもとに連れてきた人。
44:49そう、スティコシアの女王から聞いたお話。
44:55えっ、ちょ、ちょっと待って。
45:00ということは、竜の中から生まれた少女、
45:05亡霊たちが言ってた死の化身って、キャスのことだったの?
45:11先ほどから、うすうす予感はしていましたが。
45:16ですが、スティコシアについては、何も知りません。
45:22私の記憶は、アミュネッタ様が私をエイジリアに連れて行った時から始まっています。
45:31ます。
45:32はい。
Recommended
42:14
|
Up next
31:09
17:35
31:30
37:56
5:28
41:26
11:15
56:09