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00:00Ongon A's a project with the U.S.A.
00:02歳月の試練を受けた俺は
00:04オンパロスに来た時に自分が死んでいたことに気づき
00:09奪われた未来を取り戻すため
00:11死のタイタンであるタナトスの捜索を急いだ
00:16一方 シンゴの樹底の七賢人であるアナイクスは
00:23錦糸の監視から逃れるように
00:26元老院に被護を求めた
00:28元老院の信頼を得た後彼は体内に宿る理性のタイタンサーシスと共に黎明の崖に登り世を背負うタイタンケファレに一見する
00:41その頃キャストリスは冥界の入り口の情報を得るべくやむを得ず元老院の議題である火を追う旅の中断に賛成し半身であるサフェルの助けの下流害の故障スティコシアへと向かった
00:58キャストリスはその後死竜ボリュクスの連勢に成功しボリュクスを利用して冥界へと戻った
01:06そこで死のタイタンであるタナトスに会った彼女はタイタンの火種と俺の奪われた未来をすべて返しオンパロスに再び輪廻をもたらした
01:19魂状態のアナイクスは冥界でキャストリスに出会い創生の仮説を証明した
01:25また民界で重要な一票を投じ神を冒涜した罪で元老院の野心を打ち砕き火を追う旅の中断を阻止した
01:36サーシスの火種を変換した後アナイクスの肉体は完全に消失した
01:43これにより火を追う旅はまた一歩前進しようやく終わりが見えてきた頃俺たち一行は天空を見上げた
01:53スティコシアの月明かりすごく綺麗ね
02:04静かな川
02:06なんだか今までのことがすべて夢だったみたい
02:11キャスー向こうで元気にしてるかしら
02:16氷流弁でお手紙を出したら届くと思う
02:20ダメダメこんなに暗くなってちゃ
02:23今は感傷に浸ってる場合じゃないわ
02:27ほら下ばかり向いてないで前を見て元気を出しましょう
02:33それより私たちを呼び出しておいてサフェルはどこにいるのかしら
02:40あら
02:42わからないわけどこの気配どこかで
02:48見に行ってみましょう
02:50でも油断は禁物よ
02:53なんだか嫌な予感がするの
02:58ねえあれって何かしら
03:02拾ってみる
03:03そーっとよ
03:06黒い布切れ
03:09どこかで見たことあるような
03:12えどうしてこんなところに
03:18気をつけて
03:21落ち着いて相手の戦い方は覚えてるでしょ
03:29とにかく攻撃をかわしながら隙を探して
03:34歳月の剣能で過去へ逃げましょう
03:36つけくすには
03:44でっかいお魚が隠れてる
03:50骨は少なく
03:53身はプリプリ
03:56死を追う旅を止める
04:07にゃー
04:10にゃー
04:11にゃー
04:15にゃー
04:16命が危ないって時にそんな今更なこと言ってもしょうがないでしょ
04:22ごめんごめん
04:37二人があまりに無防備だったからついからかいたくなっちゃって
04:41待て待て
04:43私は本物
04:45正真正銘サフェルだから
04:47まあまあ
04:49そう睨まないでよ
04:51こんな真似をしたのも
04:53あんたたちの気を引き締めるためだったんだからさ
04:56オンパロスはあちこちに危険が潜んでるし
04:59あの黒衣の剣士がいつ現れてもおかしくないでしょ
05:02だから警戒は常にしておくようにね
05:06ふん
05:07からかっちゃったし
05:09これくらいの助言は当然だよ
05:11じゃあ
05:13さっきのフレイムスティーラーは
05:15サフェルの変装だったの?
05:18それとも
05:18何かの仕掛け?
05:21本物そっくりでびっくりしたわ
05:23あれが鬼術の反省の力なの?
05:27変装?
05:29いやいや
05:29そんな子供騙しの茶々なものじゃないよ
05:32そうだね
05:34なんて言えばいいかな
05:35例えば
05:37さっき拾った布キレが
05:40フレイムスティーラーのものかもって思った瞬間
05:42何を考えた?
05:46えっと
05:47フレイムスティーラーがこの近くにいるとか?
05:51そう
05:52その直後に足音が聞こえた
05:55ま
05:56それは私がわざと出したんだけど
05:58その時
06:00何を考えた?
06:02まずいわ
06:03フレイムスティーラーが近づいてきてる?
06:08うん
06:08だろうね
06:09私は誘導と暗示を使って
06:11現実には起きていないことを信じ込ませた
06:15嘘
06:16これこそザグレウスの真骨頂だよ
06:20相手が真実さえすれば
06:22たとえ嘘でも真実になる
06:25嘘を真実に?
06:28びっくりしすぎて
06:29手が逆立っちゃった
06:31ん?
06:33私のこと疑ってる?
06:35へへへ
06:36そう心配しないで
06:38あの裁縫女があんたを信用してるのには
06:42それなりの理由があるんでしょ?
06:44あんたみたいな正直者には
06:46あたしをはめるなんて
06:48天地がひっくり返っても無理だろうし
06:50話しても問題ないと思ったんだよ
06:53それに
06:55あたしたちって
06:56お宝を探し求める同士でもあるでしょ?
07:00へへ
07:01さあ
07:02おしゃべりはこれくらいにして
07:03出発しよう
07:05ん?
07:07グレッチの伝言の石板が鳴ったみたいだよ
07:10ふーん
07:13人気者なんだ
07:14でも
07:15順番は守ってもらうからね
07:18お宝を手に入れたら
07:20受邸まで送ってあげるよ
07:22どう?
07:23遊ぶ?
07:24まさか
07:25そんなことのために
07:27お金を集めてるわけじゃないよ
07:29ほら
07:31あたしも一応は半信だし
07:34あのくだらない予言をもらってるんだ
07:36汝は貪欲と共に歩み
07:39一握りの罪が口火となって
07:42身を滅ぼすだろうっていう
07:43ふぅ
07:45でも
07:47あたしはそんなの信じてないんだよね
07:49お宝を集めてれば
07:52とっと一握りの罪を負うような
07:54貧乏人にはならないでしょ?
07:56それに
07:57欲望に負けて
07:58人様に迷惑をかけない限り
08:01貪欲ってことにもならないよね
08:03こんなのわけないって
08:05この道を走り続けてる限り
08:08どんな予言も宿命も
08:10あたしには追いつけない
08:12おっと
08:16気づいたら長く喋りすぎちゃってた
08:18ほら
08:20スティコシアのお宝が
08:22水の底であたしたちを待ってるよ
08:24早く
08:25歳月の神の力を見せてよ
08:28グレッチー
08:30こちらがおっしゃっていた
08:33請求列車の車両ですか
08:35私の記憶にまた一つ
08:37興味深い知識が増えました
08:39案内していただき感謝します
08:42炭鉱殿
08:43気にしなくていい
08:46それより
08:48元老院の議員がこんな場所までを思うき
08:50自ら列車の調査をしてくれるとはな
08:53我々奥平魔人は
08:55知識億が旺盛なのです
08:57もし皆がお二人の来歴を知っていたら
09:01今頃ここは
09:03開拓に興味を持つものであふれていたでしょう
09:05ただ残念ながら
09:08天外の世界に関する議論は
09:10今も近畿とされています
09:12ところで
09:15お二人が奥平魔にいらしてから
09:17もう随分と経っているようですね
09:20さぞ長いこと
09:21帰る方法をお探しになっていたことでしょう
09:24ああその通りだ
09:28手がかりを集めては
09:30様々な方法を試している
09:31だが
09:32この世界を知れば知るほど
09:35無力感が増していくが
09:36あまりご自分を責めないでください
09:39このことはオンパロスの学者たちが
09:42長らく頭を抱えてきた難題でもあるので
09:45あなた方が並ならぬ才能の持ち主であろうと
09:48一長一短で答えを得るのは難しいでしょう
09:51樹底に行った際
09:55天空のタイタンに関する多くの研究資料を見つけたが
09:58オンパロスの学者の大半は
10:01天外の世界に関する近畿を
10:03エーグルが下した呪いによるものだと考えているそうだな
10:07その通りです
10:09オンパロスの十二柱のタイタンのうち
10:12エーグルは
10:13最も感情の起伏が激しい一柱ですからね
10:17あの神の軌道は
10:20天候となってこの世に現れます
10:22穏やかな時は晴れ
10:25悲しい時は雨が降り
10:28その息吹は冷たいそよ風を生み
10:31叫びは驚くほど大きな稲妻と数
10:34それから火種を返していない
10:39二柱のうちの一柱でもある
10:41ええ
10:44頭上の空は全市民と深く関わっています
10:48エーグルの討伐を最後にしたのも
10:51アグライア殿が十行の末に決めた戦略なのでしょう
10:55もしエーグルの火種を返すことで
10:59空の呪いが消えるのなら
11:01俺たちも帰る方法ではなく
11:03黄金鋭の協力に専念できるんだな
11:07アンティキシラ人は
11:10すでに帰る故郷を失っているので
11:13あなたが古き友や
11:15故郷を思う気持ちは理解できます
11:17私は先ほど
11:21アンティキシラの技術で
11:23この車両を識別
11:24いえスキャンしました
11:27こちらの言葉の方が
11:29より馴染みがあるでしょう
11:31それで
11:32私の判断が正しければですが
11:35我々の技術で
11:37動力発生装置を直せるかもしれません
11:40本当か
11:43だな
11:44もちろん
11:47炭鉱殿の許しを得られれば
11:49ですが
11:49分かった
11:54よろしく頼む
11:55ただ
11:56列車の推進機はとても繊細な装置なんだ
11:59慎重に扱ってくれ
12:01信用していただき
12:03ありがとうございます
12:04慎重に対応させていただきます
12:07驚いたな
12:11随分詳しいようだが
12:14似たようなものを修理したことがあるのか
12:16いいえ
12:23安定機車人が
12:25特別機械に敏感なだけですよ
12:28ケハレが我々を創造した際
12:31解析や学習に引いてた才能を与えてくれたんです
12:35なので
12:38もう少しお時間をいただければ
12:40この破損した車両を完璧に修復できると思います
12:44安心してください
12:46あなたもあの方も早めに帰れるようになりますよ
12:51列車が直ったとしても
12:55エーグルの方の問題はどうなるんだ
12:58炭鉱殿
13:00もし私が
13:02エーグルの神罰を回避できる上に
13:05オンパロスを離れる手段があると言ったら
13:08火を追う旅への協力を
13:13中止していただけますか
13:15それはどういう意味だ
13:21元老院側に神罰を無効にする手段があると
13:25細かい詮索はやめましょう
13:31私にはそれができる
13:34これだけ分かってくだされば十分です
13:37つまり
13:40元老院の意向とは別に
13:43個人の意思で動くということか
13:45大事なのは
13:49あなたとご友人が
13:51黄金英への協力をやめない限り
13:55一部の人間の利益が
13:56損なわれてしまうかもしれないということです
13:59今から話すことで気を悪くしたらすまないが
14:10黎明の崖を訪れた際
14:12元老院議員に関する資料を
14:14複数読ませてもらった
14:16そのうち
14:18あなたの経歴だけが
14:20ほぼ空白だった
14:22善意はとてもありがたいが
14:24過去と動機が不透明なままでは
14:26警戒せざるを得ないな
14:28さすがは炭鉱殿
14:32あなたの慎重さには感覚します
14:34あなたの慎重さには感覚します
14:36それから
14:42何か
14:44何か
14:46何か
14:47何か
14:48何か
14:49何か
14:50何か
14:51Please, please don't understand. I am a member of the leader of the church.
14:58If you don't have a plan, you don't have a duty to stop.
15:07But, I personally respect you to your friends.
15:12I have a support for you and your friends.
15:18umm
15:22位置体音か
15:25一応確認しておくなぁ
15:27これからもし状況が悪化したら
15:30お前は手を出すのか
15:35先ほど申し上げた通り
15:37私はあくまで中立です
15:41ですが、そう質問したということは
15:44I'll keep my advice and keep my partner.
15:49So...
15:53I'll admit it, Lycos.
15:55I'll return to my friends from the road.
16:01But, with that, I'll be in the two words.
16:04I'll be in the middle of the day of the day of the day of the day.
16:07I'll be in the middle of the day of the day of the day of the day.
16:12I don't know.
16:14I see.
16:16That's what you're saying.
16:18That's what you're saying.
16:20By the way,
16:22the reason I asked you to do it,
16:24is that
16:26that the火星 needs
16:28is because of them.
16:30...
16:32...
16:34...
16:36...
16:38...
16:40...
16:42...
16:44...
16:46...
16:48...
16:50...
16:52...
16:54...
16:56...
16:58...
17:02...
17:04I can't. It's time for now.
17:08Let's go back to the final one.
17:16Are you okay?
17:19I'm okay.
17:22I've already been able to accept that moment.
17:27I've had a few months before.
17:32I'm sorry.
17:34I'm sorry, my brother.
17:36Thank you so much.
17:38I can't wait to fight against the enemy.
17:41I need to continue to fight against the enemy.
17:46But I've always thought about it.
17:50To fight against the enemy of the enemy,
17:54it's like the end of the enemy of the enemy.
18:00I can't wait to fight against the enemy of the enemy of the enemy.
18:06I can't wait to fight against the enemy of the enemy of the enemy.
18:12I can't wait to fight against the enemy of the enemy.
18:18I can't wait to fight against the enemy of the enemy of the enemy of the enemy of the enemy of the enemy of the enemy.
18:24I can't wait to fight against the enemy.
18:26I can't wait to fight against the enemy.
18:28I can't wait to fight against the enemy of the enemy of the enemy of the enemy of the enemy of the enemy.
18:34That's why I told him that he was all for the依頼.
18:38I didn't want to say anything.
18:41Heartless is a part of my life.
18:45He's a part of my life.
18:48I've never thought of him.
18:51I've never thought of him.
18:54I've never thought of him.
18:57I've never thought of him.
19:00There are a lot of people who are currently in this world, but I think it's a weird question.
19:10That's why I was always thinking about it.
19:13But I think it's going to get stronger, but I think it's a big concern.
19:20I'm sure you're going to take care of it.
19:25相棒もニカドリーの試練を経験したからわかると思うけど、過去の影に囚われたままでは決して強くはなれない。
19:35昔と違って、今の僕はこの上なく大事で、とても脆いものを背負ってる。
19:42だから、この剣はオンパロスの明日のために振るう。
19:48もう二度と憎しみに突き動かされたり、責務をおろそかにはしない。
19:54まだまだだよ。
19:56あれと互角に戦えるようになるまで、鍛錬を続けないと。
20:02おかしいな。どうして僕が喋ると話が重くなるんだ。
20:08みんなに暗いやつだと思われてないといいけど。
20:12そうだ。今日はもう出し切ったし、気分転換に友愛の館に行って、面白い読み物でも探してみないか。
20:20やったー!頑張った後はちゃんとご褒美も堪能しないとね。
20:29今日こそは…えへへ。
20:33ないしょ。女の子の秘密よ。
20:37友愛の館のいいところは、いろんなテーマの読み物が見つかるところだ。
20:42いわゆる学術書に興味がない僕たちでも、あそこでなら、一日時間を潰せるからね。
20:49ファイノンとミリオンは何を読んでるんだろう。
20:54様子を見に行ってみよう。
20:58ファイノンとミリオンは、何を読んでるんだろう…。
21:05ファイノンとミリオンは何を読んでるんだろう。
21:08様子を見に行ってみよう。
21:10ファイノンのような気配がすると思ったら、
21:12ファイノンとミリオンは何を読んでるんだろう。
21:13様子を見に行ってみよう。
21:15ん?
21:16あはは。変な気配がすると思ったら、
21:19のぞき見は感心しないな、相棒。
21:21それなら直接聞いてくれるかな。
21:25That's why you can't read it directly.
21:27I don't have to read it yet.
21:30I'm not reading it.
21:32I read it.
21:36I read it.
21:38You didn't know?
21:40It's been a long time.
21:42It's sad.
21:44I have to think about it.
21:49I'm not reading it.
21:59I'm not reading it.
22:05I'm reading it.
22:10I'm reading it.
22:13I'm reading it.
22:21I'm reading it.
22:23I'm reading it.
22:25I'm reading it.
22:30It's the only place to be...
22:33Now, it's true.
22:38and there's some place to be.
22:40I'm shocked.
22:41もう集中してるときに急に声をかけられたらさすがな私でもドキドキしちゃうでしょ
22:50ここには面白いものはなさそうね
22:54他のところに行ってみるわ
22:57これらのカードに書かれた絵すごく綺麗
23:02おお
23:03コロモノ 評価区
23:06キーシー 1枚1枚の解説が長いわねー
23:13全部暗記しないとダメ
23:19またあったわねー 本当にすごい合戦もしかしたら意外と縁があるのかも
23:27それじゃあ あなたも忙しいでしょうから私はもう行くわね
23:32今日も ううん
23:34毎日楽しく過ごせますように
23:38ふん もうそんなに気になるの?
23:43わかったわ王さんよ 本当にあなたにはかなわないわねー
23:49ん? 何を楽しそうに話してるんだ
23:54それは オンパロス占い全書?
23:58ファイノンまで
24:01ははは ごめん
24:03二人が近くで追いかけっこをしてたから つい気になって
24:09にしても ユリオンに占いの趣味があったとはな
24:14でも そこまで隠すようなことか?
24:18こっそり勉強して みんなを驚かせようと思ってたの
24:23途中でバレるのが一番恥ずかしいのに
24:28もう 乙女の心は エーグルの機嫌よりも不安定なんだから
24:34驚かせようとか
24:38昔 似たようなこと言ってた人がいたな
24:42彼女も占いや星の観測が好きで 特にカードを使った占いが得意だった
24:49ちょうど今 ミュリオンが持ってるカードと同じやつだ
24:53ファイノンにそんな友達がいたなんてね
24:56もしかして ファイノンも占いに詳しいの?
25:01いや まったく そもそも カードやアストラガロスで運命を占えるなんて
25:06子供の頃から思ってなかったよ
25:09なんせ 占いに出てくる吉兆が全部本当だったら
25:14僕の故郷 エルシオンは消えてないからね
25:18それに 僕たちにはトリノン先生がいるだろ?
25:22外れたことのない先生の予言と比べたら
25:25占いなんて ただのまやかしか 事前に準備された奇弁に過ぎないよ
25:31占いには 心を導く力があると思う
25:37運命はこの先の未来に影を落として
25:40色々と見えづらくしちゃうから
25:43それらを成り越える勇気を得るために
25:46人々は占いを必要としてるんじゃないかしら
25:50占いには 良い結果と悪い結果がある
25:54だからこそ意味があるの
25:56少なくとも 悪い兆しは注意を促してくれるでしょ
26:02ハルシの導きみたいにね
26:05不思議だな
26:08僕の知ってる彼女も 似たようなことを言っていたよ
26:13思い返せば 彼女がカードの説明をしてくれるたびに
26:17僕はなんとなく不安だったな
26:21占いの類なんて 信じてなかったはずなのに
26:25たぶん 彼女の言い方のせいだ
26:29ヒュレネ
26:31彼女は不確かな夢を まるで現実のように生き生きと語り
26:35子供だった僕を その中へと引き込んでいった
26:39そうだ 彼女が昔使ってたカードを
26:42まだ一枚持ってるから 見てみるかい?
26:47わー 綺麗 私も欲しい
26:51確かに 水晶とか 他の素材に変えてくれたら嬉しいかも
26:57そうだ 相棒
27:01ずっと話せないでいたことが あるんだけど
27:04僕たちが初めて 運命の山荘殿に行ったときのことを
27:07覚えてるかい?
27:09あのとき オロニクスが難題を突きつけてきて
27:14誰だ?
27:19お前たちは…
27:25どうやら悪者みたいね
27:27黒い衣装に 金色の血の装飾が施された含め
27:32祝聖者が
27:34ふっふっ 私たちのことをご存知とは
27:39失われたオンパロスの歴史について 詳しいようですね ファイノン様
27:45ご友人は我々に興味をお持ちのようですね
27:49説明してあげてはどうですか ファイノン様
27:52大事なお客様に 状況をつかめぬまま
27:59退場していただくわけには まいりませんから
28:01黄金戦争時代 黄金鋭に対抗するために
28:06多くの都市国家が 水面下で部隊を編成し
28:10彼ら資格を 祝聖者と名付けた
28:13黄金の血が流れるものを この世から抹殺する
28:18それが祝聖者たちの使命だ
28:21暗殺 毒殺 迫害 どれだけ残虐だろうと
28:28奴らは目的のためなら 手段を厭わない
28:32それらの資料は 少し視点が偏っているようですね
28:36先達たちの偉業に 泥を塗るだけでなく
28:40黄金鋭どもが 神の恩長を乱用し
28:43世に戦乱を 引き起こしたことまで 省かれているとは
28:47よければ 著者の名前を 教えていただけますか
28:51奥平間の天真爛漫な子供たちが
28:54そのようなものに 毒されるのは 耐えがたい
28:59お前たちは 歴史の陣営と共に 去るべきだ
29:03民会は 黄金鋭の使命に
29:06再び正当性を 与えてくれた
29:09だから
29:11影に隠れた処刑人に 投票するような市民など
29:14一人も 現れはしないだろう
29:17それが どうしました?
29:20我々は 理解されることなど
29:22当の昔に 諦めましたよ
29:25彼らは平和になれ 忘れているのです
29:29黄金鋭たちが 権力を握っていた頃
29:33どれだけの 災禍が 降り注いでいたかを
29:36戯言
29:39そんなことを 言うために
29:41わざわざ こんなところまで 来たのか?
29:44まさか
29:46ですが
29:47ファイノン様のような 潔い方と話すのは
29:50嫌いではありませんよ
29:52それに
29:54我々が 皆様の前に 現れた理由なら
29:57すでに 分かっておられるのでは?
29:59落ち着いてくれ 相棒
30:01あいつらが 影から 出てきたということは
30:05僕たちを 牽制できる何かを 持っているということだ
30:09さあ 行ってみろ
30:12一体 どんな手札を 隠し持っているんだ
30:16肩も凝ってるし 剣先も鈍ってるだろうけど
30:22お前たちの舌を 切り落とすくらいなら余裕だ
30:29はぁ
30:33どう? ヒアンシーちゃん
30:35ここなら ぴったりでしょ?
30:37ちょっと狭いかもだけど 日当たりは完璧よね?
30:42ありがとうございます トリビー様
30:45おかげで 金鉱の庭は
30:48奥へいまで 新しく生まれ変わることができそうです
30:52イカルンも ここが好きですか?
30:59へへっ こんなに明るいんだっち
31:02名前も変えてみたらどう?
31:04名鉱の庭 とか
31:07それも いいかもしれませんね
31:10ですが 金鉱の庭 という名前は
31:15天空の末裔の 長い歴史を 引き継いでいますので
31:20やはり このままにしたいです
31:23そっか
31:25あれ 伝説では なんて伝わってるんだっけ?
31:31トリビー様でも 忘れちゃうことがあるんですね
31:35な、長いこと復讐してなかったからね
31:38すぐに思い出すよ
31:46あ、そうだ!
31:48クレムノスと青い空 第3巻 第5節
31:52揚来の騎士セネオスが 神官の目を打ったことにより
31:57ニカドリーとエーゴルの間で 繰り広げられていた
32:01数百年に及ぶ 神々の長き戦いに 幕が下りた
32:07その後 天空の民は 衰退の一途をたどり
32:11多くの天空の城が 廃棄された
32:15彼らの末裔は やがて 大地で根を張り
32:21生きる道を模索し始め
32:24セネオスの血を 継いだ一族が
32:27サンシスの学者に 受け入れられたことで
32:31樹底に 根湖の庭が設立された
32:34うん なんとなく 私たちの記憶と食い違ってるみたいだけど
32:41でも 具体的にどう違うのか
32:44私たちも よく覚えてないんだよね
32:48そうでした
32:50トリビー様にとっての歴史は 師匠に記されているものだけじゃなく
32:56実際に 経験されたものも 含まれてましたね
33:00イカロンは 本当に こういった話が好きですね
33:12あなたも 英雄セネオスが狩る薬獣のように
33:17勇ましくなりたいんですか?
33:20あなたが ちゃんと大きく育てば
33:23きっと そんな日も来ますよ
33:25あ ケラウトルス様?
33:31ヒアンシー
33:35それから トリビー様も
33:38無事で何よりだ
33:40市民から あなたたちが この近くにいると聞いて
33:44様子を見に来たんだ
33:47無事?
33:48何かあったの? ケラウトルス
33:51市場で また悪質な事件が起きたんだ
33:56店舗が襲撃されてな
33:59これで 今週3度目だ
34:03そんな…
34:04アグライア様がいる奥ヘイマは ずっと 平和そのものかと…
34:10昔ならな…
34:13だが最近は…
34:16正直に言うが 彼女の感覚が前より鈍っているのかもしれない
34:23ライアちゃん…
34:24今回の騒動もおそらくだが…
34:28金氏の緩みを感知した者が 柵を練って動いたのだろう
34:34認解が終わったばかりだっていうのに どっちでこう騒ぎばかり?
34:41黄金鋭は一票の差で ギリギリ勝っているからな
34:46多くの戦地を経験してきた者から言わせると…
34:50僅差での勝利というのは 大抵激動が伴う
34:54…
34:57大変です!
34:59ヒアンシーさん 大変なことが…
35:02クレメンタイン…
35:04大丈夫ですから ゆっくり息を整えてください
35:09み…みなさん…
35:11雲石の天狗が 大変なことになってます
35:14大変なこととは?
35:17落ち着いて ゆっくり話してくれ
35:20アグライア様です
35:21大変なのは…
35:22アグライア様です!
35:24大変なのは…
35:25アグライア様です!
35:26大変なのは…
35:27アグライア様です!
35:44確か…
35:46天狗を俯瞰できる このバルネアは…
35:48元老院が900年前に建てたものでしたね…
35:51初の火を追う旅を記念するためと…
35:57オンパロスのために 偉大なる犠牲を払った…
36:01千年前の英雄たちを 忍ぶために…
36:04…
36:06そして…
36:08その頃から規則が定められ…
36:09カナオリが招待した客人以外…
36:12誰一人として 出入りができなくなった…
36:16しかし…
36:18今のあなた方は…
36:19もはやその規則に従う 素振りすら見せるつもりがない…
36:25そうなのですね…
36:26カイニス殿…
36:28アグライア…
36:31ああ…
36:33アグライア…
36:35神を語り人を惑わし…
36:39千年もの時を生きてきた 忌まわしき女よ…
36:44どうやら私たちは…
36:47お前に優しくしすぎたようだ…
36:51優しい…
36:54そんな曖昧な言葉で 繕っているつもりですか…
36:58その無能さを…
37:01アナクサゴラスによって…
37:04あなたたちは 多大な恥を欠かされました…
37:08もし少しでも 羞恥心があり…
37:11最後の尊厳を守りたい というのであれば…
37:15陰徳の時に…
37:17霊明の崖から 飛び降りることをすすめます…
37:21阪神よ…
37:23池の水を見鏡とし…
37:26その醜い顔を よく見てみなさい…
37:30今のお前は…
37:33目だけでなく…
37:35耳も聞こえていない…
37:38祝聖者は この時のために生まれたのだ…
37:44あらゆる秩序や規則…
37:47法がお前たちを 制約できなくなった今…
37:51ナイフのみが 審判を下すことができる…
37:55手段を厭わぬほど 追い詰められているのであれば…
38:02どうぞ試してみてください…
38:04フッ…
38:07フッ…
38:09半身相手に 真正面から挑むと?
38:12私たちは そこまで愚かではない…
38:15ナイフは お前の首元ではなく…
38:19本当ではなく…
38:27フッ…
38:28あなたが私に向けた 最大の非難は…
38:31人間性がつき…
38:33人々への関心が 偽りだと告げたことです…
38:37もし本当に そう考えているのであれば…
38:42何を根拠に…
38:44民たちの命で 私が動じると思うのですか?
38:49いいだろう…
38:51半身である お前の素顔を暴くためにも…
38:55もう少し話しておくとしよう…
38:58さっきも言ったが…
39:00今のお前は…
39:03目だけでなく 耳も聞こえていない…
39:06我々が仕掛けた 窃盗が見えず…
39:10第一銃工房で 交わされていた密談も聞こえず…
39:14目の前で 食わ立てられていたはずの陰謀に対し…
39:19お前は まるで無関心だった…
39:22人間性の喪失と言ったな…
39:26アグライアよ…
39:27お前の誇りにしている禁止で…
39:30私の思考を読んでみるといい…
39:33もしそれができるなら…
39:36私たちが念入りに用意してきた贈り物で…
39:40冷たい半身の心を…
39:43揺るがせてみせようじゃないか…
39:46ふん…
39:48まさか自分の心が冷え切っていないことを悔やむ日が来るとは…
39:58あなたの邪悪な心は…
40:01本当に救いようがないですね…
40:03ようやく思考が読めたのか…
40:08はっ…本当に鈍くなったな…
40:11お前にはっきり見えるよ…
40:13先ほどからずーっと…
40:16あの光景を思い浮かべていたのだぞ…
40:19このアストラガロスのお守り…あげる…
40:23お姉さんが…
40:26毎日幸せで…
40:27誰にもいじめられませんように…
40:29声と音を失ったあの少女が…
40:41うっかり…
40:43目まで失ってしまったら…
40:45どうなるだろうか…
40:48その痛みをお前は誰よりも知っているだろう…
40:53想像してみるといい…
40:56千年前…
40:57若くして視力を失ったお前が…
41:01音と声まで失っていたら…
41:04今のアグライアに慣れていただろうか…
41:09なんと不完全で哀れな眼差しだ…
41:15お前の手腕には期待していたが…
41:19どうやら課題評価だったらしい…
41:22この手が効かない時に備え…
41:24数十通りの素晴らしいプレゼントを用意してきたというのに…
41:31半信用…
41:35一応聞いておくか?
41:37正直…
41:40もう少し時間を稼げると思っていました…
41:44千年という歳月の中…
41:46わたくしは…
41:49十柱のタイタンの死を見届けてきました…
41:53わがままで無知だったあの頃から…
41:55こうして皆を導くようになるまで…
41:58ずっと…
42:01どうやら…
42:02手を離す時が来たようですね…
42:04幸い…
42:05十分に持ちこたえることができました…
42:08今でなら…
42:10私が去ることで…
42:11皆が登るための階段となれるでしょう…
42:13私は十分にやり遂げたでしょうか…
42:19もし…
42:20このまま予言に身を委ね…
42:22まばゆい黄金の中で眠りにつけたら…
42:25旅立つ枷たちは…
42:26私のために足を止めてくれるでしょうか…
42:27みなが登るための階段となれるでしょう…
42:29私は十分にやり遂げたでしょうか…
42:33もし…
42:34このまま予言に身を委ね…
42:36まばゆい黄金の中で眠りにつけたら…
42:40旅立つ枷たちは…
42:42旅立つ枷たちは…
42:47私のために足を止めてくれるでしょうか…
42:49旅立つカセたちは私のために足を止めてくれるでしょうかセバリア。