- 2 days ago
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00:00北田岳くん
00:02武蔵さん
00:04娘を知ってるのか
00:07春賀祝以来だね
00:09銀メダルおめでとう
00:10武蔵金
00:12武蔵神楽
00:13苗字が一緒だ
00:15で
00:16そうか
00:18数学オリンピックの同期だったか
00:20こんな偶然が
00:22話だろ
00:23とんでもない高校生シェフがいるって
00:26それが彼だ
00:27ちょっ待ってください
00:29料理を作るなんて聞かされてない
00:31またまたご謙遜を
00:33あれほどのナポリタンを作り上げた人だ
00:36できないなんてことないだろ
00:38しかも偶然とはいえ
00:40相手は数学オリンピックの同期
00:43君の数学的思考で料理を作る相手にふさわしい
00:47数学的思考で料理?
00:51数学者の道は諦めたということですか?
00:55北田くん
00:57メイラーズ
00:59メイラーズ
01:00恋っ子がれ
01:01恋愛になっても
01:03最終点さえ
01:06飲み込んで
01:07ペンを転がした
01:12白石のまま
01:14線の上で動けない僕だ
01:20蓋をしないでって叫んだ
01:24君の言葉が穴をくすぐった
01:28花色で描ける
01:30嫉妬の予約を
01:32飲み込んで
01:34探そう
01:36またいつか
01:37僕ら
01:38メイラーズ
01:39恋っ子がれ
01:40戦場を駆け出した
01:43君のヒーローになるため
01:47僕ら
01:48メイラーズ
01:49恋っ子がれ
01:50愛になっても
01:52最終点さえ
01:56飲み込んで
01:58メイラーズ
01:59恋っ子がれ
02:00愛情に奏れ出した
02:03意味もないような
02:06日々でもバカな
02:08メイラーズ
02:09恋っ子がれ
02:10愛になっても
02:13破れた髪ひとつ
02:16切って
02:18最終点さえ
02:21飲み込んで
02:28興味ないのか?
02:29ガク君が数学的なアプローチで
02:31どのような料理を作るのか?
02:33興味はありましたよ
02:35北田ガク君の数学には
02:38子供の頃からとても興味がありました
02:42初めて会った
02:45ジュニアオリンピックの時
02:47想い切って質問した
02:51点CGEHを通る円をこうやって書いたら
02:55宝壁の定理を使えるんだよ
02:57どう?
03:00小学生とは思えない独創的なアイデアを
03:03次から次へと
03:05とても楽しそうに
03:07でも今の彼には全く興味ありません
03:11久しぶりに再会した彼の数学は
03:14ひどくつまらないものになり下がって
03:17数学者の道は挫折したということでよろしいんですね
03:21北田君
03:23今そういう人と話すことは
03:25私の脳に害悪でしかない
03:27私は成長したいので
03:29ひどい
03:31加えて私は職に興味がない
03:34興味がないものが二つ揃っている
03:37故にとどまる理由がない
03:39帰らせていただきます
03:41お、おいカグラ
03:43成長したいとは
03:45数学者の道でということですよね
03:47お嬢様
03:49なのに数学的思考で料理を作ることがどういうものか
03:55見ずに帰ると
03:57不勉強の極みではありませんか
04:01うん
04:03やっぱり食べていって 武蔵さん
04:05いやーへこんだ
04:09ずどんと胸に来た
04:11さすがだね 武蔵さん
04:13そんな武蔵さんに料理を作っておいしいと言わせろとか
04:17もう無茶苦茶だよ
04:19でもそんな無茶苦茶なことが待ってるって
04:23心で準備してたのかもしれない
04:25カイさんのことだからって
04:27食べてって 武蔵さん
04:31ぜひ
04:33へっ
04:37さすがに時間をやろう
04:39コース開始を一時間後にした
04:43待ってやれるか?
04:45平気です
04:46ふーん
04:48自由に使っていいって豪華だよな
04:51うんっ
04:53おてい!
04:54スーシェフのくせに時間にルーズ
04:56ワインの買い付けに行ってたんだ
04:59スーシェフがわざわざ行くなんて
05:02ワインの知識は俺じゃなきゃダメだろ
05:05メドックの東急ワインだからって
05:07ねえふっかけて来やがって
05:09こっちが若いと見るやこれだ
05:11分かったから準備入って
05:13ふーん
05:15あっ
05:16ども
05:20みろは
05:22自家栽培の方で手一杯だって。
05:24アイツこそサボってんじゃねえか、まったく。
05:27厨房は洗浄って本当なんだな。質問できる雰囲気じゃない。
05:35帆。俺はガクの助手をやる。店の準備を頼む。
05:40食材の扱いは素人だもんな。ガクは。
05:43カイさん。
05:45アイディアに口出しはしないが、それ以外の事は申し付けてくれ。
05:49食材の解説もする。お前の最大限の力が見たい。当然さ。
05:56なら適そうです。赤松さんのアイディアを是非僕もやってみたい。
06:03カイさん。
06:04切ろって言われたら切るし、にろって言われたら延々グツグツ煮てやるよ。
06:09食材一つ一つの旨味成分値を教えてくれますか?
06:13ここのホワイトボードに書いていこう。
06:15ぜ、全部覚えてるんですか?
06:18おおよその数値なら。
06:20今ではネットなどで気軽に見れるが、扱う食材の特性は把握しておきたくてね。
06:27すごい。
06:29どうぞ。
06:30さっきのランナのひと品は、豚肉の持つイノシン酸とカニの持つグルタミン酸。
06:36これが相乗効果で跳ね上がり、旨味のあふれた料理となった。
06:40数値が高い食材同士を組み合わせれば、ランナのアイディアを踏襲できる。
06:46あれ?
06:48あ…
06:49あの…旨味成分って2種類しかないんですか?
06:55あっ…
06:56赤松さんはイノシン酸とグルタミン酸で相乗効果をもたらし、1たす1は2以上の式を完成させました。
07:05でも僕はこれ以外の旨味も使いたいんです。
07:081、イノシン酸。
07:092、グルタミン酸。
07:113、3つ目の旨味成分。
07:131たす1たす1は3以上。
07:16計算式ですでに赤松さんのひと品を超えられる。
07:20これが僕が試したい計算式です。
07:23ここを立ち入り禁止ですよ。
07:26お手洗いが見つからなくて。
07:28ご案内します。
07:29素晴らしい額!
07:31旨味の種類は2つだけじゃない。
07:34他にもグアニル酸、琥珀酸などがある。
07:37わざと書かなかったのさ。
07:38お前を引っ掛けるためにね。
07:40引っ掛ける?
07:41この数値だけ見て食材を選んでいたらアウトだった。
07:46だってそうだろ?
07:48旦那のアイディアをそのまんまやるだけ。
07:51ご退場願うところだった。
07:55だがお前は当たり前のように、旨味成分はまだあり、それを掛け合わせたいと。
08:01相乗効果のある旨味成分は、イノシン酸とグルタミン酸だけとカイ酸は限定してなかった。
08:07じゃあ他にもあると思うのが普通です。
08:10料理とは目に見えない旨味の数値をいかにして高くしていくか。
08:14赤松さんの料理がそれを教えてくれました。
08:17目から鱗が落ちた気分です。
08:19数値というのならお手の物です。
08:22あの…
08:28さっきのあまりに、琥珀酸を多く含む牡蠣の出汁を注いでみた。
08:33旨味が3つ入ってるわ。味見して。
08:36旦那…
08:39貝の二重トラップに引っかかる寸前だったわね。
08:46何でも数値にすればいいって。
08:49数学能ってそんな浅いものなの?
08:52この味、豚肉とカニの相乗効果はある。
08:56でも琥珀酸の出汁、旨味は足されてるけど全然跳ねてない。
09:01相乗効果という点では全く意味がない味だ。
09:04これは…
09:05ああ、なんで教えるかなぁ…
09:09旨味の相乗効果は基本2つまでなんだよ。
09:13旨味の種類は数多くあれど、グルタミン酸とイノシン酸の間でしか相乗効果は起きない。
09:20これは科学的に証明されてることなんだ。
09:23ただ一つの例外がグアニル酸だが、それを多く含む食材は少なくてね。
09:28ここにはない。
09:30当てが外れたなぁ、学。
09:32数学能ならではの発想は素晴らしかった。
09:36だがその式は成立しない。
09:39さてどうする?
09:41時間ないぜ。
09:43終わったわね。
09:58え?
09:59料理のことはよくわからないけれど、凡庸な数学能が陥りやすい現象だわ。
10:05哀れな人。
10:10甘ったい…
10:12その年で知ってるのか。高級食材なんだがね。
10:16やっぱり高級なんですか?
10:18ああ。
10:20ただ一度だけ食べたことがあります。
10:23あのベルスゴ県中東部に主席合格とはな!
10:27今日は祝いだ!
10:28綺麗なピンク色。
10:30はははは、これは甘鯛。
10:33鯛?鯛が甘いの?
10:39お、おいしい!
10:41でも実は前の日に電話してるのを聞いてた。
10:44明日が合格発表よ。
10:47よくやったよ、あいつは。
10:49うかるよ。落ちてたって祝うぜ。
10:52だから頼むよ。あの魚で祝ってやりてぇ。
10:56勉強頑張るなんて俺にはできなかったことだからよ。
10:59最高の息子だ。
11:01あの日の甘鯛は、特別おいしいものに思えました。
11:05身がツヤツヤして、名前の通り甘みが強くて、
11:09とても上品で洗練された味だった。
11:12生涯たった一度の。
11:15あっ。
11:22あっ。
11:23ふん、そうだな。
11:25俺はトラップも仕掛けたが、
11:27伝えるべきヒントも全て伝えてやる。
11:29今自分で言ったまさにそれだ。
11:32あっ。
11:34…
11:38海鯛。
11:41そっ。
11:42雨台。
11:43ほしかい柱。
11:44生ハムを選びます。
11:46目指はこれです。
11:48やります!
11:50そろそろ副裁に取りかかってくださーい。
11:54あっ。
11:58Oh
12:04Oh
12:17Hmm
12:20Oh
12:28Amadai, first of all, let's eat.
12:30Yes.
12:33Hmm?
12:34There's something in the soup.
12:38I didn't see the oil in the soup.
12:41What is this?
12:42Amadai, you're together.
12:58What is this?
13:08What is this?
13:10That's the same thing!
13:13Amadai's sweet,
13:15the quality of the food,
13:17the quality of the food,
13:19and the flavor of Amadai.
13:21It's an amazing taste of Amadai.
13:23That's what it is!
13:25This is the Amadai.
13:27How much of Amadai?
13:29The flavor and flavor of the flavor with the sweet taste of the soup,
13:33Amadai and the taste of the mouth,
13:35and it's made up for the mouth.
13:36It's the addition of the flavor of Amadai and the good vitamin of Amadai.
13:40What?
13:42Do you have an art and a unique taste,
13:44the flavor of the taste of the taste.
13:47This is what I've made for the idea of Amadai.
13:51That's enough.
13:54But I am sure that the truth is here.
13:57It's the truth that the soup in the depths of the soup.
14:00What is the...
14:01The...
14:02The...
14:03The...
14:05The...
14:07The...
14:08The...
14:11The...
14:14The...
14:16The...
14:17The...
14:18The...
14:19The...
14:20The...
14:21This...
14:22This is...
14:24It's...
14:26When I was a kid, I had to make the food for my father.
14:32When I was talking to him, I had to eat the tea.
14:37And I had to eat that day.
14:40The end is...
14:42It's...
14:43I...
14:44I...
14:45I...
14:46I...
14:47I...
14:49I...
14:51But, but...
14:52It's not a lie.
14:53That's...
14:54I...
14:55My family, I had to eat that day.
14:57I'd never let alone eat.
15:00My family's making tea is, my heart.
15:04My job is busy, and I had to make the food for every day.
15:10So I had to mix it up, and it was...
15:15I was very good at this.
15:18カイさんは全てのヒントを僕にくれてました。
15:21美味しいは主観的な言葉、うまいは客観的な言葉。
15:26僕は主観的という言葉を無意識に切り離しました。
15:29そんな曖昧なものは無駄であると、
15:32数値化できる旨味こそ唯一信じられるものなのだと。
15:37主観は必要だわ。
15:39数式に挑むとき、理屈や常識ばかりに囚われると、
15:44文様な答えばかりにたどり着く。
15:46武蔵さん、君ならわかってくれると思ってた。
15:50君の言う通りだった。
15:52子供の頃は自由に数学をしていた。
15:55楽しかったからだ。
15:57楽しいなんて主観をいつしか僕は信じなくなった。
16:00僕はそこに気づいた。
16:02楽は思い出のあるお茶漬けにヒントを得た。
16:06数値に裏付けされた理論的アプローチ。
16:09人間の主観に頼った感覚的な発想。
16:12このどちらをも理想的なバランスで結合、
16:16消化させたひと品です。
16:18お茶漬けだと言っても全く安っぽくない。
16:21高級料理店にもふさわしい。
16:24理論と感覚、どちらが正しいというわけではない。
16:28両方の偉大なバランスをもって完成へと向かう。
16:32確かに。
16:34数学と料理は似ている。
16:36はい。
16:38ただ料理における主観とは作り手じゃなく、
16:42あくまでお客様の主観だぞ。
16:44そこを勘違いしては…
16:46だったら聞きますけど、
16:48お茶漬け嫌いな日本人なんています?
16:50その通りだ!
16:53日本人誰しもが持ち合わせてる主観だ!
16:56北田くんの完全勝利だ!
17:00北田くんはやはりすごい!
17:02これ…
17:04あ、武蔵さん待って!
17:06テーブルに手帳忘れてるよ!
17:08信じられないくらい美味しかった。
17:14そしてどういった考えで料理を作ったか聞いて、
17:18久しぶりにあなたの数式に感銘を受けました。
17:21ごちそうさまでした。
17:24神楽、わざわざ手帳を持ってきてくれたのにあんな態度。
17:29もっと素直りだな!
17:32まったく…
17:37カイさん、高校を出たら僕をこの店に置いてください。
17:42夢中で数学をやっていた頃、
17:44子供の時に置いてきてしまったもの、
17:46それを取り戻せてる自分がいるんです。
17:49僕はどこまで行けるのか、
17:51わくわくする気持ちが止まらない!
17:53数学の道を歩ませることが父親の夢では?
17:57父さんは説得します!
17:59東大は入ろうと思ったらいつでも入れるんです!
18:03でもこの衝動は今ここにしか…
18:06止められない!
18:07カイさんの言う真理の扉を開けたい!
18:11そこに何があるのか見たい!
18:13この気持ちを胸の高鳴りを信じたい!
18:17ついてこれるか?
18:19はい!
18:21ガク、俺たちの挑むべきは数学と同じ、
18:25真理の世界だ。
18:28客を相手にするだけではたどり着けない。
18:31そう、俺たちは…
18:34料理をもって神に挑む!
18:36東大合格者だけ前に座らせて表彰か…
18:42それはいいんだけど…
18:45ねぇ、聞いた?
18:46あの北高くって人のこと…
18:48ふぅ、聞いた聞いた…
18:50合格したっきりで、すぐ入学を辞退するんだとよ…
18:54え?何それ?
18:55せっかく合格したのに、東大いける人なんている?
18:59望んでいます。
19:00北田…
19:02いえ…
19:03ウェルス学園最優秀卒業生、北田学君を表彰します。
19:09どこまでも私をコキャにしよって…
19:13どういうつもりだ!?
19:15合格はしたので、この学校の実績に加算できますよね。
19:20お世話になりました。
19:24北田!
19:25料理人目指すって本当かよ!?
19:30うん。
19:31む、むちゃくちゃだ、お前…
19:34うん。
19:36私も東京なんだ!スポーツ進学でさ!
19:39しんどい時、連絡して来い!
19:42話聞いてやる!なっ!
19:47ありがとう、魚美さん。
19:55なんて美味さだ、こりゃ。
20:12What's that?
20:14With just your own tea and something like that.
20:16It's a good taste.
20:18The scent of cheese.
20:20It's not the taste of the taste.
20:23It's a good taste.
20:25What's that?
20:27With natural cheese and tomato juice,
20:29I just add a little taste.
20:31I just add a little taste of cheese and tomato.
20:34I add a little taste of cheese.
20:36It's a good taste.
20:38.
20:40.
20:44.
20:48.
20:58.
21:04.
21:06.
21:07.
21:08Don't forget it. It's really hard to run into the world without any idea.
21:14It's something that you can't escape from想像.
21:17You'll never be alone.
21:19You'll never be alone.
21:21There's a place where you can go.
21:23Don't eat me.
21:26I'm my father.
21:27My father is such a thing.
21:30Come on, let me tell you.
21:33Please, please.
21:36Yes.
21:40I was a dream of having me at the university.
21:44I wanted to say that my father was at the university.
21:49But I'm sorry.
21:51I'm sorry, my father.
21:54I'm sorry.
21:56I can't see what I can see in this world.
22:00I'll never be able to see you.
22:04いつか…
22:06You and I
22:08共に高め合うバレ
22:10ずっとmore and more
22:12追いかけてゆくDream
22:14Yeah…
22:20Yeah…
22:22What do you like?
22:23What do you like?
22:24ただ知りたくて
22:26その背中いつだって眩しいままで
22:30この出会いは忘れちゃいけない
22:34プニラプニラプニラプニラプニラ
22:37僕たちの世界
22:38うーラララ
22:40奏でようあるがまま
22:42うーラララ
22:44感じようこの時を
22:46絆を強めてゆこう
22:50プニラプニラプニラプニラ
22:52輝いた世界
22:54今すぐにFly high
22:56もはや言葉なんていらない
23:01ここからチェンジオーバー
23:03Lookin' feelin'
23:04Dancing
23:05響きオンスマス
23:06なんて素敵なGood time
23:08Don't keep me now you want it
23:10Don't lie oh yeah yeah
23:11Hit you standing calling
23:13どこまでもトライ
23:15ほらありのままに
23:16楽しい世界へ
23:19Head dream 心奏でて
23:23熱い鼓動もっと
23:27Baby
23:28Lookin' feelin' dance
23:29まだまだ終わらないさ
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