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00:00今回は反響を読んだ耳のトリセツの改定版以前お伝えした内容に新情報を加えてお届けします年を取ると耳が聞こえづらくなると思ったら今若い人にも難聴が急増中へえ怖いなんでWHOは若者のある行動がリスクを高め世界で
00:2911億人が将来難聴になると警告しているのだ難聴が記憶力集中力の低下疲れやすさを加速することも明らかに耳を知り耳を守るためのトリセツだ
00:54若い時よりは何かこう聞こえず何えっ?って聞き返すことが多くなったなって思うんですけどでももうちょっとやっぱり60代とか70代とかの話なのかなっていうだから同世代の友達にもいないですもんね。
01:12実は今耳の専門家たちがこんな警鐘を鳴らしているのをご存じですか?
01:20聞き返し聞き間違いが多くなったらジビカでの聴力検査をお勧めします。
01:36これは今年7月から全国放送されているCM専門家たちが本気で耳の検査を進め始めたんですちゃんと聞こえてるし困ってないなんて人も侮ったらあかんでそう問題視されているのは若いうちから起き始める耳のトラブルいわば
01:58ヒソミナンチョウ
02:05このヒソミナンチョウ特徴は
02:10聞こえているつもりでも聞こえていない
02:14まるで謎かけ一体どういうこっちゃって思うよな
02:20ということで早速その正体に迫りましょう
02:24ご協力いただいたのはこちら
02:26われこそは耳に自信あり!という20人ですおう自信ある人
02:34潜見難聴の正体に迫る大調査こちらの40代から60代の皆さんこれまで聴力検査で引っかかったことはないという周囲が恐れるほどの聴力自慢も。
03:02一番前の廊下側の席に座ったんですよ
03:04一番後ろの一番窓側の人たちがひそひとばなしに
03:08名前呼ばれたらデータに行って
03:10すごいな
03:12そんな皆さんにひそむ難聴を見つけ出すのはこの3人
03:18リーダーは岡山大学の片岡優子さん実験方法は至極単純スピーカーから流れる音声を復唱するだけ例えば唐揚げ意味のある単語やサルンダ意味のないものも全部で15個いざ実験スタート!
04:16一体どんな変化が起きるのか?
04:28どうなの?
04:30ウンデラ。
04:32ウンデラ。
04:34ウンデラ。
05:36えっ?って。
05:37あっそれはあります。
05:38ありますよね。
05:39それはあります。
05:40あれ?
05:41全然聞こえない。
05:42どの程度の雑音。
05:43全然聞こえない。
05:44どの程度の雑音。
05:46皆さんにも実験を体験していただきましょう。
05:50えっ?
06:02せーの。
06:03おにぎり。
06:04全然聞こえなかったです。
06:53ところがどっこい。
06:54気づいてないだけでこんな影響を受けてたんや。
07:00実はさっきの20人にもう一つ別な実験もしとったんやで。
07:05記憶力の検査。
07:0715個の単語を復習した後に覚えているものを確認するよと伝えてあったんやわ。
07:16それと聴力が何が関係あるんですか?
07:20難聴ではなかった人は雑音があってもなくても記憶力に変化はほとんどなかってん。
07:28難聴と指摘されたこちらの方。
07:33雑音がないときは5個記憶できとったんやけど。
07:38うん。
07:39雑音が入ってくると。
07:43うわ!少ない。
07:46ほれ!
07:47あらー、1個だけ?
07:50こちらの方も。
07:53あ、1個?
07:56あれ?
07:57記憶力が低下してしまってん。
08:01でも、なんで記憶力が落ちるのか?
08:05そう、まさにそこなの。
08:06こちらの方にご注目。
08:08これ、身を乗り出してるやろ。
08:14こちらの方は?
08:18険しい表情。
08:19アンテナ。
08:20うんうんうんうん。
08:21確かに。
08:22ああ、ほんまや。
08:23やっぱ集中するから疲れますね。
08:38はい。
08:40ひそみ難聴だった方も雑音がないときは問題なく聞き取れてたやろ。
08:48だから記憶することにも集中できててん。
08:51うん。
08:52ああ、なるほど。
08:53ところがひそみ難聴だと雑音の中で聞き取りが難しくなる。その分単語を聞き取るのに全集中。それに手いっぱいで記憶にまで力が裂けなかったっちゅうわけ。面白い。面白いですね。
09:15言われたことを覚えきれないとかそういうこうあの理解だったり記憶だったりが少し落ちてくるっていうことは入り口として起こりえますね。
09:31いや自覚がないままに集中力や記憶力が低下してたってわけやな実はこのひそみ難聴今回トリセツが名付けたもの正式には軽度難聴
09:50気づきにくい難聴の中でも専門家たちが特に懸念しているのがこの軽度難聴やねん。
10:01これは音の大きさを示した表。
10:05一般的な会話は60dB程度やで。
10:09聴力に問題がない方は小さめの音もしっかり聞こえてるで。
10:17一方難聴の診断基準がこちら例えば40dBから70dBの音が聞こえにくいと中等度の難聴とされるねん。
10:30日常会話も聞き取りづらい状態やなこれはかなりですね一方の軽度難聴実はこういうことなんです25dBから40dBの音が聞こえづらいでもそれってどれくらいの音なのか?
10:55石原ちゃん教えたってOK?まず25dBというのは実際葉っぱがこすれ合う音くらいそして40dBというのはこうしていそいそ話す声くらいみなさんふだんもこういう声聞こえてますか?
11:18ひそひそ声は聞き取りづらいでも日常会話は聞こえてるこれじゃ耳のトラブルに気付きにくいわけや!
11:38確かにねあんまり一人で話すことないもんなだから放置されがち実際に患者さんの一人が実情を語ってくれました小泉啓太さん51歳10年ほど前から聞こえづらさを感じていた自分の中では生活に不自由でもなかったもんで病院行かなきゃっていう気持ちじゃなくて多少こう耳を傾けてくれました。
11:40心の声
12:10まあ会話はできるから大丈夫かなと
12:14ところが
12:17健康指導の時の資料です。この21年の時には特にそこまでは問題なかったんですけど22年になった時に両方とも職権ありになってるんで
12:332年前聴力の異常を指摘された
12:39急いで病院へ
12:42詳しい検査を受けた結果
12:46ちょっと声ちっちゃめとかボソボソはっきりしゃべらない方とかっていうのがよくわかんなくなっちゃうことが多い。
12:52右側の方はギリギリ軽度難聴。
12:56で、左側は中等度に入っています。
13:00へぇ。
13:02知らず知らずのうちに難聴が進行していたのだ。
13:06こちらは正常聴力の人の検査結果。
13:10縦軸が音の大きさ横軸が音の高さを示しているどの高さの音であっても小さな音が聞こえている一方小泉さんは軽度難聴の基準に達しているほんまやなあ
13:34特にこれらの高い音については中等度難聴の基準となる40dB以上でないと聞き取れなくなっていた仕事にも影響が取引先との打ち合わせではあら?
14:02耐久性? 喧嘩よりか耐久性?
14:05聞き返したり。
14:08乗り出してよ。
14:11体を思い切り傾けたり。
14:15なんとか聞き取ろうと精一杯な様子だ。
14:20特に深刻なのがこうした品番の聞き取り。
14:26普段聞かない言葉が出てくるときはすごい聞き取りづらいです。
14:30頻繁を間違えて金額がだいぶ違ったり。
14:35請求が来たらなんでこんな高いの?みたいな。
14:41大変やな。
14:43それはもう大変ですね。
14:46なんかこう人と喋るのが嫌になるときもあります。
14:50笑ってると笑わなきゃいけないのかな。
14:54何喋ってるか分かるんですけど、ちょっととりあえず笑っちゃえみたいな。
14:58精神的にはすごい疲れますね。
15:02放置されやすい難聴にいかに早く気づいてもらうか。
15:10今年7月、学会が啓発活動を開始。
15:17あのCMもその一環。
15:20難聴を甘く見るべきではない。
15:22そんなメッセージを込めたのだ。
15:26大きな問題であるところに気が付いてない。
15:29感化できない結局の課題と私は考えております。
15:33専門家たちにそこまで言わせる理由とは。
15:38難聴が認知症発症の最大のリスクファクターということが明らかになったからです。
15:45認知症?
15:47ええ?
15:49認知症?
15:51は?
15:52それがこちらの論文。
15:54認知症と関連する症状や生活習慣はさまざまだが、予防できるものの中では難聴が最大のリスクを抱えているというのだ。
16:04へえ。
16:06難聴になると認知症のリスクはおよそ2倍に。
16:11そうな。
16:12進行するにつれてリスクが高まると考えられている。
16:15理由として考えられるのが難聴による人との交流の現象言葉を理解してそれを喉の発声して言葉として相手に伝える聴力が悪くなるとそのサイクルが止まってしまいますよねそうすると頭の活性感も鈍ってくるわあさらに聞こえる音が減ることで脳が萎縮するという研究も存在です。
16:44聞こえないだけで気づいたときには結構進行した状況なんですねそういったことにならないようにしていくのが重要ということになります。
16:58難聴に潜むリスクは認知症だけではないねんそう人との会話や外出の機会が減ることでうつや筋力低下などにもつながってしまうと考えられているんです。
17:16そりゃ専門家たちも早めに検査で見つけたいわけやはあこんなリスクあると思わなかったですね認知症?認知症ですって考えたこともなかったっすね本当です別物だと思ってました別物ねえ。
17:36さあここからは耳を元気に保ちたい人必見大切な情報お伝えするでこちらをご覧ください耳の奥にあるこの器官なにこれかぎゅうかぎゅう?実は聴力を守るためにとっても大切なものがこの中にいるんです。
18:03さあご紹介しましょうスペシャルボックスオープンこれは下牛の中にある細胞このひとまとまりが一つの細胞ですへえそうな頭に毛が生えたちょっと変わったやつで片耳に1万2000個ぐらいあんねんへえへへへさあ出ておいで!
18:29ではまず彼らの働きぶりからご覧いただきましょうさあさあ有毛細胞ショーの始まりやでこちらは下牛の中にある小部屋。
18:56有毛細胞くんたちはここに規則正しく並んでんねんでは音を鳴らしてみましょうほれ有毛細胞くんが動き始めたで何や楽しそうやな音を感じると有毛細胞くんは頭を天井に打ちつけるんですへえ。
19:24するとしんどうがしんごうにかわりしんけいをとおってのうにおくられます。
19:39ああうおっ脳に音が伝わったでこれが私たちが音を感じる仕組みなんですへえ有毛細胞くんたちのおかげやんいつもありがとうなすごいねえこちらはモルモットの有毛細胞の一つを捉えた映像音楽を聴いている状況を再現すると。
20:06えぇー。
20:08これバジで実際の映像これ。
20:13アニメーションみたいですよね。
20:15すごい。
20:16すげー。
20:17動いてる。
20:18ほりほり。
20:19ほりほり。
20:20ほりほり。
20:21ほりほり。
20:22踊ってるみたいやろ。
20:23踊ってるみたい。
20:24この動きが音を聴くのに超大切ってわけ。
20:28へえ。
20:29実際いらんこんなんな。
20:33ところがここで図点が。
20:38あらら。
20:39大きな音が耳に鳴り響く。
20:43勇猛細胞くんめちゃくちゃ激しくジャンプしとるで。
20:48頭をバンバン打ちつけて。
20:53そう大きな音による振動で体を激しく揺らすんです。
21:00なるほどね。
21:02この状態が続くとあるとき悲劇が頭のうちつきすぎでダメージが重なりやがてこうして壊れてしまうんです。
21:24激しすぎるとね壊れちゃったあらまあああああででも残った子たちが何とか頑張ってくれてるであらら脳に伝わる信号がちょっと小さくなってしもてるそうか1人足らへんからねああおおそれでも伝わっとる脳は音の信号があるでしょ?
21:54小さくてもこうしてなんとなく理解できてしまうねんなあっそうなの?有毛細胞がちょっと減っても耳の異変に気付きにくいこれが経路難聴の状態なんですなるほどそっかへえそうなんやしかしこれに気付かず大きな音を聞き続けるとあっやばいよやばいやばいあっあら?
22:24頭の打ちつけすぎでもう1人倒れてもんた普通に石原さんが中入ってんのは何なの残った1人が頑張ってくれてるわっ脳への信号もさらに小さくなっとるそっか1人で頑張ってんもんねああっもうもはや脳も理解できてへんこれはまずいぞこちらは実際の有毛細胞すごっ!
22:52有毛細胞は使う時間が長ければ長いほどつまり歳を重ねるほど毛が下手っていくねんところが長い間大きな音を聴きすぎたりするとこちらこうしてボロボロになってしまうねんこんな目に見えてわかんの?
24:52120dBは?
24:54えっ?でも80とか120ってどれくらいの大きさ?ということで調べてみましたはいはい。
25:04さまざまな場所で番組スタッフが音の大きさを調べました例えばドライヤーの音は80dB以上大きな目覚まし時計は95dBほど電車の中は70から80dB
25:34ところが電車の中では80dBに周りが騒がしいと音量上がっちゃいますよね詳しくまとめたチェック表はこちらのQRコードからご覧いただけますぜひご活用ください
26:04まあ目覚ましはねだって大きくなかった意味ないですからね起こさないといけないからねそうなんですよあとライブにもよく行くんです音楽ライブ DJイベントぐらいはあるんじゃないですか2時間とかあるんですよ
26:15でもあれじゃないですかださんだってやばいっすよねまあまあ本気出してちょっといつものやつやってもらってほらほらこれけど嫌ですかいやいやいやいやいやとりあえずやりますか大島さんの耳にどれくらい負担がかかるかねじゃあお願いします
26:33いきますおい!
26:40出ましたほら1日に聞いていいの2秒ですよ
26:50ありがとうございますありがとうございますってないんで俺では専門家に対策を聞いてみましょう
26:57先生先生先生お願いします
27:03よろしくお願いしますお願いします
27:05いや初めて見ました119出せる方なかなか出ないですよ
27:10いやいや分かんないですけどこれはまあただあの耳元でお話あの大きな声を出されてるわけではないんでもちろんそのこれぐらい1メートル離れるだけでもずいぶん
27:20ですよねはい強すぎる音が強烈に入ってしまえばもちろん1回でダメージを受けることはありますけど1回では死なないですから
27:27大丈夫ですよね
27:28あのですね今我々専門家が非常に懸念をしているのがイヤホンやヘッドホンによる難聴です特に今問題になっているのは若い方
27:39音楽を聴くシーンなんかもすごくあのまあやっぱり楽しいですよね
27:45で楽しみたいなと思うんですけど一人で楽しむときに大きな音量で聞いてしまう方っていうのがとっても多いんですね
27:52やってるもんだって
27:53やってます
27:54なのであのイヤホンやヘッドホンを安全に使っていくためにどうすればいいかということなんですが
28:00今あのノイズキャンセリング機能がついている雑音をとってくれるタイプのものは一応その音楽の音量を下げることができるということは言われている
28:10音量を機械の設定の60%以下ぐらいで聴いてくださいねっていうようなことはよくお話をしていますそれからよくお話をするのは大きな音を聞いた後に少し急速を入れてあげることで
28:23ユーモサイボン少し元気になってくるということもあります できるだけ音がない状態でたくさんの血液だったりたくさんの栄養が入ってくることが非常に重要なんです
28:33目安としては1時間何か音を楽しんだ後は必ず10分 耳を休ませてあげてくださいという風な指導をよくすることがあります
28:42できるだけ長持ちさせて年齢が進んでも音が楽しめる音楽が楽しめるようなお耳にしていただくという感じです
28:52あのですね やっぱりどうしてもこの軽度の難聴の場合っていうのはご自身では困ってないという感覚になってしまうケースが多いんですね
29:01なので例えば何でそんなに聞き返すのっていう風にどなたかから何か指摘をされるような場面があった時に
29:09一度やっぱりこの聴力検査をぜひ受けていただきたいですね
29:13ここで補足情報
29:16有毛細胞が衰える原因は大きな音だけではない
29:21食生活や喫煙などの生活習慣
29:25遺伝なども影響する
29:28すでに聞こえづらいという人のための対策は後半でお伝えするぞ
29:33そして聴力検査で問題はないものの
29:39騒音の中などで特に聞き取りが困難になる聞き取り困難症という症状も存在する
29:48こちらの原因は耳ではなく脳での言葉の処理
29:53聞こえてはいても意味を理解しづらいという特徴がある
30:00詳しい情報はこちら
30:04取説特性音の大きさチェックリストも手に入れてほしい
30:12いいですか先生質問
30:13もし自民公課に行って何兆って言われちゃったら
30:17何か対策とかお薬とかあるものなんですか
30:20えっとですね難聴にもいくつか種類がありまして
30:23例えばその年齢に伴う下牛
30:26それから騒音に伴う下牛の障害の場合は
30:29慢性的に起こってしまったものに関しては
30:32残念ながら治療法がないんですね
30:34ただですね急にドンと聴力が悪くなった場合には
30:38実は治療によって治せる可能性があります
30:41エトッパって何兆って言うのですか
30:42そうですねはい
30:43ただしですね
30:45聴力が悪くなって早いタイミングで
30:48受診をしていただかなければいけませんので
30:51できるだけ早いタイミングで
30:53自民公課を受診していただくことが
30:55何より一番いいかなというふうに思います
30:56なるほど
30:58ここからは改定版だけ
31:02今話が出た突発性難聴について
31:05知っておきたい追加情報
31:07実は突発性難聴は年間およそ7万人が発症し
31:15さらに近年増加傾向にあるといいます
31:21突発性難聴としての数は増えている
31:25まずは一体どんな症状なのか
31:30突発性難聴を経験した椿おにやっこさんに聞いてみました
31:403年前ですね
31:4650歳の時に朝寝が覚めたら
31:50右耳があんまり聞こえなくて
31:53こうやって指をカサカサすると近くで聞こえるじゃないですか
31:58それやと全然聞こえないと思って
32:01こちらは年代別の患者数
32:05幅広い世代で起こりますが
32:07多いのが働き盛りの40代から60代
32:11おにやっこさんも忙しいさなか
32:13治療を受けました
32:15今も完全には治っていないといいます
32:21またこちら
32:373年前に発症した岩崎さんの場合
32:39こんな症状が現れました
32:41朝起きたら突然体が動かなくなっていたんですよ
32:48まだこんな時間だから寝ようって思って
32:54寝返りを打とうとしたら動かない
32:56それは後ですごく強いめまいだということが分かったんですけれども
33:02しばらく耳が聞こえないことに気づいていなかったと思います
33:06動けなくなるほどのめまいは珍しいケースだといいますが
33:12聞こえが悪くなることに加えめまいや
33:15耳鳴りや音が響く
33:18こもるといった症状を伴うことも
33:21症状は様々ですが
33:24共通するのは突然起こるということ
33:27全然みたいなものとかってあったんですか
33:32全くないです
33:33前の日も普通に寝てって感じですし
33:36特に普段と変わったということはなかったんですよね
33:42突然です
33:43なぜ突然こんなことが起こるのか
33:48長年研究する神崎さんにとっても
33:53実はまだ謎の病気だといいます
33:56まだに原因不明で
34:00昔からウイルス感染だったり血流障害だったり
34:04そういう疑いの原因はあるんですけれども
34:08突然起こる未開尾の難聴をまとめて
34:10突発性難聴と呼んでいる
34:12鼓膜の奥にある内耳という器官
34:16ここでウイルス感染や血流障害などによって
34:21何らかの異変が起きているはず
34:23でも原因ははっきり特定されていないのです
34:27実は先ほど出てきたあの有毛細胞も
34:32この内耳の中に
34:33ここもダメージを受けているのでしょうか
34:37入毛細胞がおかしくなっている場合が多いと思います
34:43先ほど一度倒れたら元に戻らないと紹介しましたが
34:49一時的に機能が止まっちゃっているけれども
34:55後で血流がすぐに戻って
34:59細胞がまた何と言うでしょうか
35:01働き始めるというような患者さんも
35:04いらっしゃるんじゃないかなと思うので
35:05機能が止まっているだけなら
35:09復活の可能性あり
35:10では
35:14いざという時どうすればいいのでしょうか
35:16やっぱりすぐに受診していただきたいと
35:21結局早く治療することで
35:25その細胞が傷んでいる細胞が
35:27早くこうなっているんですか
35:29立ち直るというか
35:30そういう可能性はあるんだろうと思います
35:33ですので早期に治療するのが
35:35おすすめです
35:37ポイントはいかに早く治療できるか
35:41突然聞こえなくなった場合はもちろん
35:44めまいや耳鳴り音が響く
35:47こもるなどの違和感を感じた場合には
35:49なるべく早く医療機関を受診しましょう
35:52発症して2週間以内に治療しないと
35:58なかなかよくならない
36:00治療を開始したとしても
36:023年に1人しか完全にはならないということで
36:06あと残りの3分の1ずつちょっと治る人と
36:10全然治らない人に分かれます
36:11発症から2週間以内の治療開始で
36:16およそ3分の2の患者さんが
36:18感知するか回復する可能性があるといいます
36:21突然聞こえになる病気が
36:26すべて突破性難聴であるわけではなく
36:28他の病気が隠れていることもありますので
36:32いずれにしても早く診断をして
36:36後で後悔されるようなことも
36:38今まで何人もの患者さんが見てきているので
36:41優先順位を挙げて
36:43何よりも仕事よりも何よりも
36:45治療を守りましょうと
36:47そういうふうに申し上げています
36:48命に関わらないので
36:52後回しにされがちな耳の異変
36:55経験したお二人がこんなメッセージをくれました
37:00自分が片耳難聴になってみて
37:06音がどこから鳴るか分からない
37:10車がどこから来ているのか分からない
37:12という体験をすると
37:14間接的に命に関わると思っています
37:18耳はとにかくスピードが命なのですぐに病院に行ってください
37:23もしですね急にどちらかの耳が聞こえなくなったと感じたら
37:32すぐに病院に行ってください
37:35検査を受けて適切な治療を受けて
37:38そして休んでください
37:41突発性難聴につながるとされるのがストレスや疲労睡眠不足など無理のない生活を心がけてくださいね
37:52〈さあここからは既に聞こえづらくてお困りの方へ耳寄りの情報をお届けしよう〉
38:04皆さんご注目対策の一つがこれ見えますか?補聴器です
38:16実は今補聴器に新世界が広がってんねん
38:22えぇ?
38:22難聴が進行し仕事に支障が出始めていた小泉さん
38:29実は以前医師に補聴器を勧められたが抵抗があったという
38:38しかし今回番組の取材をきっかけに補聴器を試してみることになった
38:53実際小泉さんどういう時が聞き取りづらいとかってありますか?
39:01低い声というかボソボソ声っていうんですかねそういう声はもう一切聞こえない
39:09どんな場面で聞きづらいのかなど状況を伝え補聴器が必要かどうかを相談
39:17そして補聴器を選ぶ
39:21耳にかけるタイプやイヤホンタイプ
39:26おしゃれやなぁ
39:27カラーバリエーションも豊富だ
39:31つけてみると
39:37そうです全然わかんないですね
39:39そうわからない
39:41大丈夫だった方です
39:45こちらは認定補聴器技能者
39:48使う人に合わせた調整をしてくれるプロだ
39:53小泉さんの場合例えば全ての音を大きくすると
39:59聞こえている高さの音も大きくなりうるさく感じてしまう
40:06聞こえづらくなった部分を補うことでより自然で快適な聞こえ方を目指すのだという。
40:14低息はあまり大きくする必要ない。落ちてる分を少し大きくさせていただきまして。
40:22いざ聞こえの方は。
40:25聞こえやすくなってます。
40:27脳に伝わってるような感じがしますね。
40:30うわすごい。
40:322ヶ月後。
40:35聞こえますね。
40:38この上の方に行くような感じがします。
40:41風の音、葉と、葉っぱの音ですね。
40:46うわぁ、素晴らしい音だよな。
40:49補聴器に慣れ、周りの音が自然な形で入ってくるようになったという。
40:56鮮やかですね。今まで聞こえなかったのが、いろんなものが聞こえてくるんで、
41:02困りがこう見えてくるような感じですね。
41:06不安を感じていた仕事にも変化が現れていた。
41:11会議にしても、何にしても、聞こえない分、話せなかったんですけど、聞こえる分、話せるようになったみたいな。踏み出せないことが踏み出せるようになったんで。
41:26さらにこんな方も雑音がなくても聞き間違いをしていた高木さん記憶テストの結果も平均以下だったのだがいざ補聴器の世界へすると。
41:54楽々正解雑音があってもほぼ満点という結果になった。
42:13すごい。
42:16そして記憶力も難聴ではない人の正解率を上回る結果に。
42:23すごい。
42:25これはするべきやな。
42:27うん。
42:28私も大変びっくりしましたけど、できるものならこのままつけて帰りたいんです。はい。補聴器の効果は生活の質の改善だけではないねんで。そう、こうして。補聴器をつけた人たちはつけてない人たちに比べて。
42:52認知症のリスクがおよそ2割低かったっちゅう報告がさらにうつのリスクもおよそ1割低かったって報告もあるねん補聴器をつけるとリスクをこうして遠ざけてくれると考えられるんですあすごい!
43:19ここからは補聴器をお考えの方必見QRコードからは本日お伝えした詳しい情報もまとめてみられるぞまずは何に困っているのかしっかり伝え聴力検査や問診をもとに補聴器が必要かどうか判断してもらおうこのとき学科医の認定する補聴器掃除機をお勧めします。
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