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00:00私の名前は三条弥生。
00:06中学高校と新学校の女子校に通い、
00:10鯖田大学には特大生として入学。
00:13大学生のくせに授業は無遅刻無欠席。
00:17取得単位はほぼ優位。
00:21周囲が就活に勤しむ中、
00:24大学院への進学も決まり、
00:26時間に余裕ができた今。
00:28ふと興味を持ったのが、
00:33キャンプだった。
00:36お昼どうしようか。
00:38いつものカフェのクラス席でいい。
00:40いいね。
00:41虫とかいるしさ。
00:43手んなが良くない?
00:44でも外の方が戸籍もちいいよ。
00:46無理。
00:47でも仲のいい女友達はアウトドアとは無縁。
00:52川口湖行こうよ。
00:54めっちゃいいんだろ。
00:56キャンプサークルにも足を踏み入れようとしたけど、
01:02メンバー同士の恋愛模様が強そうで断念した。
01:08そんな時?
01:12キャンプ場の近くに川があって、
01:16そこにザリガニがうじゃうじゃいたの。
01:18私の耳に飛び込んできた森川君の話。
01:21だからそいつらをラードで揚げて、
01:23塩と胡椒で食ったの。
01:25もうこれがビルに死ぬほどあってさ。
01:28絶対うまいじゃん。
01:29グランピングとかじゃない。
01:31野生みあふれるキャンプ。
01:33それは私の理想。
01:35残ったザリガニ油で油そば作ったの。
01:39これがまた絶品でさ。
01:41食いってぇ。
01:43ちょっと想像してみ。
01:44油そば。
01:46油そば。
01:47油そば。
01:48油そば。
01:49油そば。
01:50油そば。
01:51油そば。
01:52油そば。
01:54一緒に連れてってほしい。
01:56そう思った。
01:57彼らとだったら心細くないし、
02:00異性として意識することもなさそう。
02:09何、三条さん。
02:11いや、別に。
02:13でも、その気持ちを伝える勇気はなく。
02:24青空B!
02:30コンドームボート。
02:32で、俺、それ買ったの?
02:35えっ、マジで?
02:37彼らの溜まり場の近くで、
02:39キャンプ話を盗み聞きする日々が続いた。
02:42ゴムボートで川下りして海までたどり着く。
02:46これ、完全にやり遂げてんだろ。
02:48コンドームボートで川下り。
02:51そんなキラーフレーズを聞いたときは、
02:53心底ついていきたいと思ったけど。
02:56その場合、授業どうなるの?森川くん。
02:59おっ、三条さん。
03:02あっ、聞いてた。
03:04聞いてたんじゃない。聞こえてた。
03:05明日の2弦の西洋紫外論と、
03:073弦の南アメリカ文学の出席ギリギリだよね。
03:09そうそうそう。
03:11三条さん同じ講義だよね。
03:13大変とか。
03:14しない。
03:15それよりさ。
03:16せめて、ノート見せてくれたに。
03:18見せない。
03:19ただ語学のクラスが一緒だっただけの君のために、
03:21私がそこまでするメリットある?
03:23そ、それよりさ。
03:25お土産買ってくるから。
03:26いらない。
03:28ちなみに、どこ行くの?
03:31大沢半島の、
03:34四住川ってとこ。
03:36素直に言いたい。
03:38一緒に連れてってって。
03:41怒ってる?
03:44うん。
03:46一生卒業できなくても知らないから。
03:49でも、彼らの行き先を聞いていた私は、
03:59日帰りでこっそり様子を見に行くことにした。
04:02じゃあ、ここを拭くから、そっさり行けんだろ。
04:05はーい。
04:06匂いが無理っす。ごめんなさい。
04:08ゴムの匂いが無理です。
04:09いや、つべこみがやれよ。
04:11もう、諦めません。
04:14空くなり。
04:15やってからいけ。
04:18今にも川下りは頓挫しそうな雰囲気。
04:22頑張れ。
04:27だから私は。
04:28あれあそこに落ちてるの空気いいんじゃないですか?
04:34そんな都合よくあるわけ。
05:08答えが聞きたいですか?
05:12聞きたいです。
05:14私はドイツ人です。
05:16その翌週のキャンプでも、彼らの近くのバンガローに泊まり。
05:201月、ドイツ人なんです。
05:30あそこにいる女の子は。
05:32怖がらなくても大丈夫ですよ。
05:33そんな悪い子ではないですから。
05:34家の時点で怖いですよ。
05:35そうだ。
05:36あれ何ですか?
05:37あれ何ですか?
05:38梅酒。
05:39これが梅干し。
06:08私が作った時間帯。
06:12そして今週、釣りにも興味津々だった私は、今度こそ一緒に連れてってと言うと決めた。
06:22でも。
06:23三条さん、森川さんとどういうご関係なんですか?
06:26別に学部が一緒なだけですけど。
06:29好きなんすか?森川さんのこと。
06:31は?好きじゃありません。まったく。なんでそう思いました?
06:36興味津々ですよね。
06:38いやいやいやいや。私が興味津々なのは。
06:41あくまでもキャンプ。森川くんじゃない。
06:45なすか。なすか。
06:47反省した。
06:49見ようによっちゃ、森川くんに好意があるような態度になってしまっていた。
06:56一緒に行くのは諦めよう。だから、今までどおり。
07:02今までどおりこっそりついてきてすげえ!気持ちいい!
07:21なんか引っかかっていい?
07:31方針?誰だろう?
07:32一番!
07:33私も!
07:34何とした。逆にすごくな。
07:39ちょっとした。イレージョン?
07:42すごい!
07:43よし!じゃあ、身を守られてそれぞれみんなやってみよう。
07:46はい!
07:48そして、私は森川くんたちと遭遇しない時間帯に狙いをつけ、釣りに挑戦してみた。
07:56そこに彼が現れた。
08:09えっ。
08:13見つからないようにその場を去ろうとしたが。
08:19あっ!
08:20あっ!
08:22鉄線を召喚。
08:25えっ。
08:27あっ!
08:28うわっ!
08:29あっ!
08:30僕、引っ張るんで、巻いてください。
08:33はい。
08:34えっ。
08:36えっ。
08:37えっ。
08:38えっ。
08:39えっ。
08:40えっ。
08:41えっ。
08:42えっ。
08:43えっ。
08:44えっ。
08:45うわっ!
08:46うわっ!
08:47うわっ!
08:49黒鞘だ。
08:51すごいやりましたね。
08:52ありがとうございます。
08:54あっ!
08:56あっ!
08:57あっ!
08:59私がここにいるのは不自然。
09:02森川くんへの行為をこじらせたストーカーだと思われかねない。
09:06どうしよう。
09:07そう思っていると。
09:09あの、どこかでお会いしましたっけ。
09:13えっ。
09:14気づかれてない。
09:16あ、いえ。
09:18メガネもしてないし、いつもと全然違う服装だから。それなら。
09:25あの、お名前は。
09:27ゴジョウです。
09:28ゴジョウサツキです。
09:29ゴジョウサツキです。
09:30ゴジョウサツキさん。
09:31ゴジョウサツキさん。
09:32初めまして。
09:33初めまして。
09:34あの、今日はお一人で。
09:35ええ、まぁ、釣りが好きで。
09:36ゴジョウサツキさん。
09:38初めまして。
09:39初めまして。
09:40初めまして。
09:42あの、今日はお一人で。
09:44ええ、まぁあの、釣りが好きで。
09:46そうなんですか。
09:48あ、渡り来てますよ。
09:53あ、垂れ来てますよ。
09:55えっ。
10:00えあっ。
10:03・ ・ あっ!
10:07・ ・ あっ!
10:08・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ずったぞー!
10:12うっ!
10:13やった!
10:14・ ごじょうさん!
10:18ごじょうさん!
10:20ごじょうさん!
10:21ずっと こういたんですか?
10:22ごじょうさん!
10:23・ こうして、
10:25ごじょうさつきは生まれた。
10:27そして、
10:28And so she's so beautiful to do with her existence.
10:33But she's also another chance to get her.
10:37And I'm going to come back to her.
10:41I'm going to get up to her.
10:45I'm going to get up to her.
10:48What are you doing now?
10:51It's 8時.
10:53I'm going to sleep too late.
10:55I need to sleep.
10:56I was just waiting!
10:58I was going to take a look!
11:00I saw it!
11:01I saw it!
11:02I saw it!
11:03I saw it!
11:04Is it?
11:05Is it something like this?
11:08It's because of the money you'vezoed.
11:10And it's the grew of a girl...
11:12This is...
11:14I was here to tell you!
11:15I said that you were a girl who is suffering from here.
11:19Then I got a friend...
11:20Mr. Tumiya, thanks to you!
11:24Come on! Come on!
11:29Good job!
11:31Good job!
11:32Thank you!
11:34Thank you!
11:36Thank you!
11:41It's a good meal!
11:42I'm so happy!
11:44I'm so happy!
11:46Thank you!
11:48Thank you!
11:50Thank you!
11:54The filling is 1,000g by 1000g
11:58and 1,000g
12:00and 1,000g
12:02and 1,000g
12:04I'm so happy that you can get that
12:07and put a batter with a pan
12:09and put it on the pan
12:11and put it on the pan
12:13and put it on the pan
12:15and put it on the pan
12:16I'm so happy that it's been called
12:18I'm so happy to use my baby
12:21I will use my baby
12:23骨。
12:25これはそのまま。
12:27イン!
12:33質の色になるまで揚げていく。
12:39両方ペーパーで油を取ったら豆味フライトおでせんべい完成!
12:49サイズ感かわいいな。
12:51写真撮ってもいいですか?
12:53もちろん。
12:59マズメ君、撮ったあげる。
13:03お願いします。
13:05じゃあ行くよ。
13:07チーズ。
13:09いいね。
13:11はい、チーズ。
13:13いいね。
13:15じゃあ、釣った本人。
13:17本人煎餅からどうぞ。
13:19そのまま。
13:21うん、そのまま。
13:23塩かけてもうまい。
13:25あさっす。
13:29あっ、うまっ。
13:31香ばしい。
13:33どうぞ。
13:35え、いいの?
13:37うん。
13:39食感パリパリでいいな。
13:41うまい。
13:43味フライもいっちゃって。
13:45よし。
13:47うん。
13:49どう?
13:51うんまっ。
13:53なにね。
13:55どのくらい?
13:57くえこえです。
13:59この味は、一生忘れません。
14:01よかった。
14:03うまっ。
14:05味は味くないですよ。
14:07うん。
14:08なくなっちゃえたら俺にもくれ。
14:10うん。
14:11うん。
14:12やっぱうまいな。
14:14ビールをしゅう。
14:15ダメで運転あるから。
14:18ああ!
14:19うん。
14:20ああ、あの人です。
14:21なに?
14:22釣りの女神、あの人です。
14:24あれが?
14:26五条さん! 五条さん! 五条さん! 五条さん! 五条さん! 待ってください! 僕です! 決定だよ! 五条さん! 僕です! 僕! 五条さん! 待ってください! 五条さん!
14:45五条さつきさんです!
14:47何て言い訳しよう…
14:48ザーリ! ガニ! ザーリ! ザーリ! ザーリ! ザーリ! ザーリ! 俺を… 弟子にしてください!
14:55逆運と言わせたいと思ってた
14:57ザーリガニパーティー?

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