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00:002019
00:122019
00:14The World Cup
00:17逆小といわれていた日本がアジア初決勝トーナメント進出の快挙を成し遂げた。
00:34すっごいゲームだったよねそうですねいや6万7000人の人が埋め尽くしたこのスタジアムですよ選手の皆さんからはこの景色どう見えてたんですかね本当ですねまさにここで日本ラグビーの歴史が変わったんですよね
00:59その正義の一戦にも出場されていたあの方に今日はお越しいただいていますお願いします
01:07ナイスパスです本当にありがとうございます元ラグビー日本代表の田中文明さんですよろしくお願いします田中さんここに立つと僕たちもあの興奮がよみがえってくるんですけどいやもう思い出しますねこの会場がファンの皆さんで埋め尽くされてそして国歌戦勝がもう涙もんでしたねもう鳥肌
01:29もう本当に立ってます思い出しただけで思い出しただけであの皆さんの応援というのが本当に僕たちをサポートしてくれましたね
01:37大躍進を遂げた日本ラグビーだったんですけれどもかつては世界の足元にも及ばない存在だったんですよね
01:45今日の新プロジェクトXはそれまでの常識を覆しどん底から世界に挑んだ者たちの物語です
01:53ハ Porqueプロジェクト怎樣
01:55Cause you
02:00Or are there people
02:04風の中のスバル
02:13In the sky, the銀河
02:18Everyone, where are they?
02:22I can't wait for you to see
02:27The sun is shining in the sky
02:32The Venus of the街角
02:37Everyone, where are they?
02:41They cannot be taken by
02:44The sky in the sky
02:47The sky that we can't remember
02:51The people who are at the sky
02:53Are they watching the sky?
02:57The sun is shining in the sky
02:58The sun is shining in the sky
03:01The sky in the sky
03:02You can tell me the sky
03:04Your stars are shining in the sky
03:06The sky in the sky
03:07The sun is shining in the sky
03:09地上の星は今どこにあるのだろう 日本中がラグビーに熱狂していた80年代ひときわ輝きを放つ選手がいた
03:36さあ平尾は行った オーンのステップとどめのトライ
03:43平尾誠二 さすがに日本を代表する平尾
03:51軽やかなステップ 天才的なテクニック
03:59そのプレーは見るものを魅了した
04:05平尾と同じ伏見工業高校出身の田中文明
04:13平尾のプレーに憧れた
04:18いやもうラグビー界の神ですね 本当に やっぱり何かこう運命を感じるというか
04:26まあ伏見だったから そして平尾さんの後輩だったからこそ やっぱり世界を目指せたのかなと思います
04:34中学でラグビーと出会った平尾自分がボール持ってどこ走ってもいいし当たるのもOKだしタックルしてもいいと僕がどっちかというとこう押しつけられてやるのがものすごく嫌いな性格なんですよ結構そういうものに魅力感じて僕がラグビー始めたんですけど
04:55高校大学社会人すべてで日本一を達成ミスターラグビーカリスマだった
05:14次は世界に打って出る望んだラグビーワールドカップ相手は強豪ニュージーランドジェイミー・ジョセフを擁するオール・ブラックス圧倒的なパワースピードで日本を振り返し
05:44日本を相手に練習をしているような感じです
05:51得点差実に128点試合にならなかった
05:59全部足りなかったよこれっていうことはないと思いますよ技術的なものだとか体力的な面ですねあとはもちろん精神的な面っていう
06:13歴史的な大敗をきっかけに国内のラグビー人気も超楽 スタンドから人影が消えていった
06:28折しも90年代半ばバブルが崩壊
06:35多くの日本人が自信を失い肩を落としていた
06:42世界に勝てなくても仕方ない
06:45だが平尾は前を向いた
06:52いつか必ず雪辱を果たす
06:57同じ悔しさを抱く男がいた
07:04日本ラグビー協会の職員
07:08徳増工事
07:10128点差の大敗を目の前で見ていた
07:16あの時日本代表が残敗して日本が未来英語海外の競合チームに勝つことなんかあるんだろうかっていう気持ちで
07:28日本ラグビーがどうすれば変われるのか
07:33大会期間中平尾と語り合っていた
07:40今までの常識を破る何か破ってやろう
07:44違ったことをやろうっていうのは平尾さんもあるみたいで
07:47それ面白いねって話になって
07:49ラグビーっていうのはいろんな可能性があるっていう
07:52人気衰退を憂えたラグビー協会は切り札として平尾にすがった
08:05代表チームの監督を任せたい
08:09何年かかってもいい
08:11日本代表を変えてくれ
08:16最年少34歳での代表監督就任
08:22自分の持ってる最大のですね
08:26能力といいますか
08:28力を出してぶつけていきたいというふうに思います
08:33目指すはワールドカップ
08:36決勝トーナメント進出
08:42日本に何が足りないのか
08:47平尾はある男に電話をかけた
08:52相手は
08:56日本が128点差で大敗したニュージーランドのジェイミー・ジョセフ
09:03あなたの強さや経験を生かして日本代表を助けてほしい
09:13それまで日本ラグビーで重視されてきたのは組織と規律
09:20選手に求められたのは
09:27監督の指示のもと決められた役割を確実にこなすこと
09:29そのやり方をジェイミーたちと変えたかった
09:44そのやり方をジェイミーたちと変えたかった
09:48一人一人が考え自ら判断して動く
09:59それがこれからの時代に必要だ
10:05当時代表でコーチを務めた土田雅人
10:15僕の信念は肩にはめてサインプレー重視でこうやっていくパターンもあるし
10:22でも平尾は全く違って
10:24もう選手が考えて発想しないとチームは強くならない
10:29平尾はさらに外国人選手を招集
10:36先発メンバー15人のうち6人が外国人となった
10:43平尾は外国人選手一人一人に手紙で思いを伝えた
10:58だがその改革はすぐに反発を勝った
11:18だがその改革はすぐに反発を勝った
11:26日本代表はまるでオールブラックスならぬチェリーブラックスと揶揄された
11:33さらに社会人チームは代表メンバーに主力の選手を出すことをしぶった
11:45なかなかその代表チームにも選手は集まってこない
11:51社会人大会で優勝してた方が気持ちいいですしそっちの方が目立つ
11:572年後監督となって初めて迎えたワールドカップ
12:04チームは1次リーグ全敗
12:12さらに育成を兼ねて若手主体のチームで海外でのテストマッチに挑むが
12:27またしても連敗
12:34苦渋の決断を迫られた
12:40ここで一つ責任を取るというような形でですね
12:44ナショナルチームの強化に関しましてですね
12:47一度また白紙に戻すということを
12:50今日お伝えさせていただいたわけです
12:53就任から3年9ヶ月
12:56失意の中で監督辞任を決意した
13:04ワールドカップで決勝トーナメントに進出する
13:09はるかな夢が遠ざかっていった
13:15ゲストにお越しいただいています
13:21田中文明さんと日本ラグビー協会で
13:24ワールドカップ招致事務局長をなさっていた
13:27徳増浩二さんです
13:28よろしくお願いします
13:30よろしくお願いします
13:31ニュージーランドとの一戦で
13:34128点差で敗れるっていう
13:37この点差の大きさ
13:39私はちょっとよく分からないんですけど
13:41100点取られることっていうのが
13:43基本ラグビーではそこまでないので
13:46それがまた世界の代表クラスでなってしまうと
13:50やっぱりプライドも
13:52ずたずたになってしまうと思いますね
13:55なるほど
13:56日本ラグビーと世界のラグビーっていうのは
13:59どんな違いがあったんですか?
14:01そうですね日本のラグビーは練習が大事なんですね
14:04練習で型を決めてそのとおりに試合に出すっていう
14:08一人一人にも役割が決められていて
14:11それを集団で出していくっていう
14:13だからそれが一貫このシナリオが崩れてしまうとですね
14:16どうしていくか分からなくなると思うんですよ
14:18一方でじゃあ外国人の選手たちっていうのは
14:21どういうふうなプレーなんですか?
14:23そうですね
14:24形にはめるんじゃなくて個人を大事にしていく
14:27個人を大事にするか集団を大事にするかっていうところが
14:30大きな違いだと思います
14:31平尾さんは世界にチャレンジできる日本ラグビーにする
14:37世界と肩を並べる日本ラグビーにするっていう
14:40改革だったわけですよね
14:42平尾さんの意思ってどこにあったんでしょうか?
14:45ラグビーそのものをやはり変えていきたいっていうのが
14:47あると思うんですけど
14:48世界にチャレンジするために
14:50それまでのやっぱ日本のラグビーが
14:52上から言われたとおりになっていく
14:54そういうラグビーから自分たちが考えるラグビーに乗って
14:57さらに強くなっていく
14:58平尾さんがやろうとした
15:00個人の判断を大事にするラグビーってやっぱり時間がかかるんですね
15:05それをですから2年間ちょっとでそれを変えていくっていうことは
15:09かなり難しいものがあったと思います
15:11強い外国人を呼んできたからといって
15:14すぐに勝てたわけじゃないんですね
15:17それがラグビーですね
15:181人がすごくても絶対勝てないです
15:20やっぱりまとまらないと勝てないですし
15:23だから1人違う考えを持ってる人がいると
15:25そこからつけ込まれて負けるっていうのもラグビーですね
15:292002年
15:34国内はサッカー一色に染まっていた
15:40その熱狂を
15:47じくじたる思いで見る者がいた
15:50128点差で大敗したニュージーランド戦を
15:58悔しい思いで見つめていた
16:00トクマス・コウジ
16:05改革半ばで身を引いた平尾の悔しさを痛いほど感じていた
16:15大学でラグビーを始めたトクマス
16:20目の前で見た本場
16:23ウェールズのラグビーに心をつかまれた
16:29もう一人一人がボールを展開して
16:31ある時が飛ばしていく
16:32ステップでいく
16:33グラウンド全体を使って
16:34自由を無尽にプレーをするんです
16:36もう個性の塊なんですね
16:40大学卒業後は新聞社に就職
16:45だが、どうしてもラグビーを忘れられず
16:503年で退社
16:54単身ウェールズに留学し
16:56住み込みで掃除人をしながら
16:59本場で学んだ
17:05その後、高校ラグビーで監督となり
17:09ウェールズ仕込みのプレーで
17:11チームを日本一に導く
17:14次は、日本ラグビーを盛り上げたい
17:24ラグビー協会の職員となったトクマス
17:29とてつもないことを提案した
17:34日本でラグビーのワールドカップをやりましょう
17:40ワールドカップが日本に来たら
17:42みんなが試合を見るし、生で見るし
17:44ラグビーと面白いなと思って
17:46始める人も増えてくるし
17:48ただ、国内の試合ももうガラガラの状態で
17:51とてもワールドカップを呼べる状態ではなかったんですね
17:54それから、夢のまた夢
17:58同僚はあっけにとられた
18:04だが、ウェールズに留学経験もあるトクマス
18:11英語での交渉には自信があった
18:16各国のラグビー協会にも顔がきく
18:22同じ思いを持った理事たちも立ち上がり
18:28招致運動が始まる
18:31そして、あの男を招致の顔に据えた
18:39オールジャパン体制となった
18:48しかし、これまでワールドカップは
18:51競合国でしか開催されていない
18:57日本が勝ったのは一勝のみ
19:01弱勝だった
19:09攻撃、開始
19:13自分がやるしかない
19:18トクマスはプレゼン資料を5ヶ月かけて準備
19:27海外へ飛び、面会を申し込んだ
19:34しかし、競合国に働きかけると
19:38こんな言葉を浴びせられた
19:43100点差で負ける国で
19:46ワールドカップはできない
19:51光明を見つけては失望する毎日
19:57それでも下を向くことはなかった
20:04国際ラグビー評議会の役員に
20:08泥だらけで練習する高校生の姿を見せた
20:12This is crazy
20:17こんなところでラグビーやってるよと
20:19初めて見た光景ですよね
20:21ラグビーは普通芝生でやるもんですから
20:23日本の高校生はこういうところでもラグビーやるぐらい
20:26ラグビーに熱心なんです
20:27情熱があるんですって言って
20:29とっさに思いついた言葉で言いました
20:31そして
20:382009年、6年にわたるトクマスたちの招致活動が実り
20:51日本がワールドカップ開催を見事勝ち取った
20:57一方の平尾は選手を強化する構想を練っていた
21:05日本大会こそ決勝トーナメントに進める最大のチャンス
21:13日本を強くしなければならない
21:22そして全国の12チームが競い合う
21:26新しいラグビーリーグが誕生
21:30試合数が大幅に増えた
21:33世界トップクラスの外国人選手も相次いでやってきた
21:46その中で頭角を表した者がいる
21:51田中文明
21:52外国人選手にもまれ実力をつけていった
22:01日本人として南半球のプロリーグ
22:08スーパーラグビーに参加した第1号となった
22:12身長166センチと小柄ながらも
22:25自ら考え瞬時に突破口を見出す司令塔に成長した
22:36そして教会も世界の名称をヘッドコーチに招く
22:42エディ・ジョーンズ
22:49地へどを履くようなトレーニング
22:55世界と戦う肉体と戦略を作り上げていった
23:07そして日本の進化が問われる大会が
23:12やってきた
23:15前半の40分です
23:182015年イングランド大会
23:22初戦は優勝候補の南アフリカ
23:26またクリエル相手のほうがいいタッキルだ
23:292人で止めます
23:33そして田中が折り出す
23:35いいタイミングで出る
23:37田中のパスから数少ないチャンスを生かし
23:41日本は南アフリカに追いすがい
23:44日本が3点差を追う
23:52終了間際
23:54南アフリカがスクラムでの反則
23:57ペナルティだ
23:58ここで時計は80分を回った
24:02日本どうするかですね
24:07ラストチャンス
24:09キックで同点の引き分け
24:11スクリーム選択肢を選びました
24:17日本あくまで勝利を目指します
24:20勝つか負けるか
24:23リスクの高い勝負を賭けた
24:26広いスペースにボールを運ぶ
24:32マフィー外2人数的には余った
24:35行け!行け!
24:371トライ!
24:391トライ!
24:40日本逆転!
24:46この瞬間を平尾は病院のベッドで見守っていた
24:521週間前に
24:57マッキガオン告知されていた
25:04周囲には病を隠していた平尾
25:08長年の友人山中信也には打ち明けた
25:15いやーもうなんて
25:17どうして
25:19彼なんだっていう思いは
25:20すごいありました
25:25だが平尾はうなだれてなど
25:29いなかった
25:31理不尽で当たり前だっていうことを
25:34よく言っていて
25:36でもラグビーがそもそもそんなもんだと
25:40ものすごいナイスキックしたつもりが
25:43どっちに入れるかわからないので
25:45相手の有利な方に転がってしまって
25:47トライされてしまったりすることもあるのがラグビーで
25:52それをいちいちこう
25:55投げても仕方ないと
25:57彼はそういう時はもう笑いっていうんですね
25:59理不尽な時は
26:01理不尽を嘆くんじゃなくて
26:03笑い飛ばそうみたいなところがあったので
26:051次リーグで3勝した日本代表
26:11しかしスコットランドに敗れ
26:15決勝トーナメント進出は
26:18またもかなわなかった
26:21とりあえず
26:24とりあえず
26:26とりあえず
26:28とりあえず
26:30南アフリカに大金星
26:33こみ上げてくるものがやっぱりありますか?
26:35はい
26:37見てないんですよねこの映像
26:39なんでその
26:41録画された試合を見ないんですか?
26:43見てしまっても別にそこで僕たちが強くなるわけじゃないので
26:47次に向かって
26:49ベスト8に向かって
26:51やらないといけないって思いがあるので
26:52見ないようにしてます
26:54そうなんですね
26:56もう終わった瞬間
26:58あの携帯でのが鳴り始め
27:00ガンガンになって
27:02このアジアの国々にやっぱり応援してくれたんですね
27:04おめでとうおめでとうっていうことで
27:06お祝いの電話対応で
27:08これ夢だったら困るので早く今日寝てしまおうと思って
27:11寝て
27:13次の日朝新聞出てたら本当に勝ったんだって
27:14そういうくらいの衝撃でした
27:18やっぱり自国で開催することによって責任感が出て
27:22今まで以上にやっぱり強くならないといけないっていうみんなの思いがあるので
27:27だからこそやっぱりしっかりした結果を残さないといけないなと思ってみんな全力で頑張ってました
27:30じゃないとチヘド履くほどの練習ももう見てられないっていうって見たくないっておっしゃってましたけど
27:38本当にしんどかったです本当に妻にももうやめていいっていうのも何回も言いましたしやっぱり日本代表だからこんだけしんどいことをしないと勝てないっていうのも分かってたのでひと言妻がもうちょっと頑張ろうって言ってくれたんでずっと続けてこれましたね
27:54本当にやめていいよって言われたらすぐありがとうございましたって言ってたかもしれないですそれぐらい本当にきつかったですへえまさにその転換点ともいえる南アフリカ戦ですけどそもそもですねワールドカップを日本で開催しようって考えた時の最大の目的っていうのは何だったんですか?
28:16日本のラグビーはもう4年に1回ワールドカップに出て負けて帰ってくるっていうそういうサイクルを繰り返したのでもう今日本にワールドカップを持ってくるっていうことを決めることでやはり日本代表も頑張らなきゃいけないと思って頑張って努力をしていくってそういうことを考えると何かを根本的に変えないと変わらないなと思って
28:34しかし高校生の練習見てクレイジーってなんかうるさいって感じするんですけどそのあれは情熱ですっていうそのアピールは通じたんですか?
28:46いや通じました日本人のラグビーに対する情熱を訴えるしか訴えるものがなかったんですね
28:53だから日本でやらせてくださいやらせてくれたら必ず成功しますって言うしかなかったんです
29:00言うしかなかったなんと正直
29:03このラグビーというスポーツがもっと世界に広がるためにはぜひ日本やりましょうっていう今日の皆さんの一票はラグビーの将来のための一票だということを訴えたんですね
29:14しかしスコットランドには負けたあの時あのあと代表選手たちは田中さんは何をこう思ってたんですか?
29:25シンプルにベスト8を日本チームでもできるんだっていう自信を持てるような言葉をずっとお互いにかけてましたね。
29:35末期がんで入退院を繰り返す平尾抗がん剤の治療を受けながらも考えていたのはラグビーのことばかりだった。
29:50次が大切だと次が日本の進化相手いろんな競合国が南アフリカの二の前になってはいけないということで今度は本気で
30:01来るからっていうことで次が本当に日本の進化ですわって言って
30:08課題は日本大会を率いる代表のヘッドコーチを誰に託すか
30:17当時 教会の理事となった土田平尾に意見を求めた。
30:29平尾は迷わず一人の男の名を挙げた。
30:36ジェイミー・ジョセフ
30:43かつて日本を128点差で叩きのめしたニュージーランド代表
30:51平尾のもと日本代表にも名を連ねたあの男だ
30:59彼ならやってくれる。俺は絶対に譲らへんで。
31:08一人一人が考え自ら動くラグビー。
31:12ジェイミーになら託せるという確信があった。
31:19dj
31:402016年 動き出したジェイミー・ジャ・パン
31:46He wanted to take advantage of the sport in the league in the league.
31:55He wanted to make the sport of rugby.
32:03He was able to implement the練習 menu.
32:09He was able to compete with four groups.
32:12How do you win?
32:14How do you win?
32:16They decided to compete with the group, and decided to decide.
32:24I feel that I'm getting the autonomy with the key players.
32:32Basically seeing the same picture.
32:36更に、これまで禁じていたプレーも取り入れた。
32:42タックルを受けた時、すかさずボールをつなぐオフロードパス。
32:53成功すれば攻撃が続くビッグプレーとなるが、ボールを失うリスクも高い。
33:01選手自らの判断が最も重要となる。
33:06しかし、戸惑いの声が上がった。
33:13監督とあまりうまくいったわけで、実は15年でプロセスがあって勝った。
33:21じゃあ同じようなプロセスやれば、当然勝てると思ってた。
33:27そこで、ちょっと慣れる時間が必要でした。
33:31ジェイミーと選手たちの溝。
33:38心配した土田は病床の平尾を訪ね、相談した。
33:45ジェイミーに僕はもう少し肩にはめろって、でも平尾は逆に、いやそれじゃジェイミーらしくないと。
33:52ジェイミーに任せて、選手たちが考えないと一つ上にいけないっていうことを、やっぱり信じろっていうことを言い続けてましたね。
34:03選手たちが考えてやんなきゃいけないっていうことを、彼は信じてたんでしょうね。
34:10それはジェイミーができる。
34:12ジェイミーなら決勝トーナメント進出を成し遂げてくれる。
34:27最後まで信じ続け、平尾は旅立っていった。
34:34チームを一つにする。
34:48チームを一つにする。
34:50動いたのは田中文明らベテランたち。
34:55海外経験を生かし、率先して、対話を重ねていった。
35:05周りの人とのコミュニケーションが取れなくて、チームとして全然成り立ってなかったんですけども、そこを日本人、外国人関係なく、自分がしゃべったことない人と常に毎日違う席で、コミュニケーションの部分から帰ってきましたね。
35:21日本人も外国人も関係ない。
35:25ただ、日本が世界で勝つために一つになった。
35:32変化を恐れず、ぶつかり合い、たどり着いた。
35:37自ら考えて動くラグビー。
35:42ジェイミーがワンチームと名付けた。
35:46新たな姿だった。
35:512019年9月。
35:58日本大会の幕が開けた。
36:03世界トップレベルが国内12会場に集結。
36:10日本中がラグビーに熱狂した。
36:16日本代表は快進撃を見せる。
36:23初戦、ロシアを圧倒。
36:26さらに、アイルランド。
36:29サモアを倒し、史上初の決勝トーナメント進出に、王手をかけた。
36:391次リーグ最後の相手は、強豪スコットランド。
36:46前回、日本の決勝トーナメント進出を阻んだ。
36:51因縁の相手だ。
36:54日本は勝つか、引き分けでも決勝トーナメントに進める。
37:00その時。
37:06記録的な大雨や暴風で、大雨の特別警報が発表され、甚大な被害が発生する恐れがあります。
37:13大型台風が日本列島を直撃。
37:19スコットランド戦は、中止の可能性が高くなった。
37:24中止になれば、1次リーグ敗退となるスコットランド。
37:30激しく反発した。
37:33一方、日本は中止なら、悲願の決勝トーナメント進出となる。
37:51戦って負ければ、1次リーグ敗退となる。
37:56だが、中止を願う者は1人もいなかった。
38:05スコットランドをぼこりたいので、自分から盛り上げて頑張りたいと思います。
38:11勝って決勝トーナメントへ。
38:16それは平尾の悲願でもあった。
38:21試合会場には、台風で増水した河川の水が流れ込み、至る所が水浸しの状態だった。
38:42しかし、復旧作業にあたるスタッフからは。
38:49できます。
38:52大丈夫です。
38:55熱のこもった声が、相次いだ。
39:01絶対に中止にはさせない。
39:08徹夜で泥水をかき出し続けた。
39:12ピッチを超えた、ワンチームの姿がそこにはあった。
39:20みんなが一つになって、絶対にやってのけるんだというプライドというか、気概を感じました。
39:29みんなで水をすくい出して、早朝から徹夜でできるようにしたという話を聞いて、そしてあの舞台ができたんですね。
39:39午前10時45分、試合実施、決定。
39:49スタジアマー、67,000人の監修で埋め尽くされた。
40:03日本のキックオフ、前半の40分です。
40:09前半18分。
40:22リスクを恐れずに挑んだオフロードパスからの得点。
40:30更に26分。
40:32逃げてくるんだよ。
40:33逃げてくる。
40:34逃げてくる。
40:35逃げてくる。
40:36逃げてくる。
40:37繋がった。
40:38飛び込んだ。
40:40最後はプロップの稲垣。
40:45ゴール中央を突破したのは、守りの要。
40:49プロップの稲垣啓太。
40:52自らの判断で攻撃に参加し、オフロードパスで繋いだボールを最後に受けた。
41:01代表、初トライだった。
41:07全体の手、手、ボール。
41:11逃げてくる。
41:27しかし、競合国のプライドがかかるスコットランド。
41:32猛攻でわずか1トライ差まで食い下がる。
41:36リーチが。
41:40そして、途中出場した田中が。
41:45体を張る。
41:49みんなよく耐えて。
41:51とにかくタックル、タックルして。
41:53守って守って。
41:55このチームと絶対に勝ってベスト8に組んで。
41:58ずっと頭の中にありました。
42:02そして。
42:03今村後半40分。
42:07合図が鳴った。
42:12ノローサイダー。
42:15日本ワードカップ史上初めての決勝トーナメント進出。
42:21日本のラグビーが世界に肩を並べた歴史的瞬間だった。
42:30それは平尾が狙っていた。
42:36日本代表の姿だった。
42:45よく勝ちましたね。
42:57本当に勝ちましたね。
42:59向こう思います。
43:00最高でしたね。
43:03鳥肌立ってますね。
43:04やっぱり。
43:06オフロードパスの稲垣選手のトライ。
43:09あの試合、私は何かすごく美しいものを見た気がしたんですね。
43:15これが、やっぱり私たちが求めていく姿なんじゃないかなと。
43:20すごくこう、新しいチームっていう感じがしたんですね。
43:23今までに見たことがないようなチームっていうか。
43:26私の後ろにいたラグビー協会の幹部も、みんな空いてましたね。
43:32もう、なんて言ってるのかな、言葉に出ない時間を過ごしました。
43:39いい景色だったでしょうね。
43:40最高の期間でした。
43:42ラグビーって美しいスポーツですけど、やっぱりパス。
43:46選手と選手のアイコンタクトで、最後の瞬間にパスをつなぐっていうところがやっぱりなけませんね。
43:54そうですね。
43:55あそこに稲垣選手がいるっていうのもまたかっこいいですね。
43:58稲垣選手の勝ちたいっていう気持ちがあそこに現れたんだと思いますね。
44:04基本的にはプロップはあそこにはいないです。
44:07昔はああいう危ないリスクのあるプレーは全然しなかったですし、そこをやっぱりチャレンジする精神というのが、
44:14精神というのがジェイミーがしっかり持ってきてくれましたね。
44:17それをみんなで努力してしっかり体得して試合で使えるっていう本当に進化しましたね。
44:23なるほど。もし平尾さんがあの試合をご覧になってたらってやっぱり思うんですけれど。
44:32はい。いや本当に褒めてくれはると思いますね。
44:35平尾さんがやったからこそこの結果が得られたっていうことなので、僕たちもやっぱりありがとうございましたってしっかり伝えたいと思いますね。
44:44なんか日本人やればできるじゃんってこう思いました。
44:49組織と規律から自ら考えて自ら動くって大変化じゃないですか。
44:57初めからできないって思ってやってるからできないだけでもっとチャレンジしてほしいですしもっと自分たちの可能性を大きく持ってほしいなと思いますね。
45:09もう泣けますなんか。
45:12田中さんより泣いちゃうよね。
45:17日本中が熱狂したラグビーワールドカップ。
45:23その大会は東北の町岩手県釜石でも開催されていた。
45:34震災で大きな被害に遭った釜石にワールドカップを呼ぶ。
45:43それは阪神淡路大震災を経験した平尾さんの願いだった。
45:53試合が実現したスタジアムには歓声が湧き。
46:02街には笑顔があふれた。
46:11田中文明さんありがとう。
46:20田中文明さんはおととし現役を引退。
46:29どんな体格でもラグビーはできるその魅力を伝えている。
46:38楽しい。
46:47どんなとこが。
46:48トライとか。
46:50友達と一緒に日本と一緒になる。
47:02おはようございます。
47:03徳松浩二さんは日本人と外国人がラグビーを一緒に楽しむインターナショナルクラブを開講。
47:15自ら考え動くラグビーを教えている。
47:21パスはこれからも繋がれていく。
47:34次回の新プロジェクトXは冤罪との戦い。
47:50獄中からの声を聞いた者たちの物語どうして孤独死を吸うことになったのか?
48:35王様ペンギン。
48:37でもそこには新たな厄介者が波乱万丈の帰還に密着します。
48:42大河ドラマべらぼう。
48:47日本橋の主に俺はそぐいません。
48:49でもそう長くはないかもしれません。
48:53毎週日曜。
48:55NHKスペシャルフジテレビの一連の問題を機に注目集める物言う株主。その知られざる思惑。そして私たちの会社への影響は29日日曜夜9時。30日のプロフェッショナルは石川祐希。
49:21やっぱり世界一のプレーヤーになりたいから、ただそこに向かって。
49:25歴史的偉業。知られざる孤高の戦い。
49:30歌コンは火曜夜。
49:33出演は石川さゆり。
49:35チューブ。
49:37ビギン。
49:38モーニング娘。25。
49:407月1日夜7時30分生放送。
49:45歴史探偵。テーマは江戸グルメ。
49:49絵画ドラマに登場した幻の高級料亭の味とは一体。
49:53これはうまいわ。
49:55日本料理の魅力の原点に迫ります。
50:00ドラマ。
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