- 2025/6/15
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教育トランスクリプション
00:00:00おはようございます
00:00:126月15日サンデーモーニング 全場高子です
00:00:16今朝にかけて各地でバイオ前線の影響で大雨のところがありましたけれども
00:00:21一転して明日にかけては記録的な暑さとなっていく見込みです
00:00:27体調を崩さないように気をつけましょう
00:00:30ではまずは緊迫化する中途情勢です
00:00:33金曜日 イスラエルはイラン各地の核関連施設を先制攻撃しました
00:00:40そして軍のトップラを殺害しました
00:00:43イランは即座に報復攻撃を開始し 一気に緊張が高まっています
00:00:54次々と飛び立っていく戦闘機
00:00:56金曜日 イスラエルが200機もの戦闘機を投入して攻撃したのは
00:01:04宿敵のイランでした
00:01:05首都テヘランの集合住宅も標的に
00:01:10こうした攻撃で軍の参謀総長や核開発の科学者らが死亡
00:01:17イラン全土で子どもを含む100人以上が死亡したとみられています
00:01:24今回の攻撃についてイスラエルがこだわったのが
00:01:37イランの核関連施設です
00:01:39イラン最大とされる核関連施設からも黒煙が上がっていました
00:01:52第一段階の攻撃だけで100カ所以上が標的にされたという
00:01:57今回の奇襲攻撃にイラン側では
00:02:00最高指導者ハメネイ氏も即座に報復を宣言
00:02:11中東の軍事大国イスラエルとイランの欧州は
00:02:32特にこの1年激しさを増してきました
00:02:35去年4月イスラエルがシリアにあるイラン大使館を空爆すると
00:02:42イランはドローン攻撃などで報復
00:02:46ただこの時は人口密集地を避けるなど抑制的なものでした
00:02:527月にはイランに招いていたハマスの指導者ハニヤ氏が
00:02:58暗殺された際にもイスラエルに報復
00:03:00弾道ミサイルを撃ち込みましたが
00:03:05軍事施設などに限られていました
00:03:07しかし今回
00:03:09ついにイスラエル最大の都市テルアビブにも攻撃が
00:03:17事実上の交戦状態となったイスラエルとイラン
00:03:25かつてない規模の攻撃を受けたイランは
00:03:27すぐさま反撃に出ました
00:03:29国営テレビによればイスラエルの最大都市テルアビブなどへ向け
00:03:43100発以上の弾道ミサイルを発射したといいます
00:03:46イスラエルではこれまでに3人が死亡し
00:04:07170人が負傷
00:04:09イスラエルの中心部から西の方向に向けて今空に赤い光が確認できます
00:04:29イランの最高指導者ハメネイ氏は
00:04:33イスラエルを無力化する中途半端な対応はしないと宣言していて
00:04:38各保有国イスラエルとの間でさらなるエスカレートが懸念されています
00:04:44このタイミングでのイスラエルによるイラン攻撃
00:04:50どんな背景の中で起きたのか
00:04:52直近のトランプ政権との駆け引きなどをさらに詳しく見ていきたいと思います
00:04:58今回の攻撃はトランプ政権がイランとの交渉を続けてきた最中に起きました
00:05:04そもそもイランは長年核兵器の開発を疑われ
00:05:08経済制裁を受けながらアメリカと交渉を続けてきた歴史があります
00:05:13オバマ政権時代にはアメリカなど6カ国との間でいわゆる核合意を結び
00:05:19核兵器の開発につながるウラン濃縮活動の制限などを受け入れる代わりに
00:05:25経済制裁が一部解除されてきました
00:05:27しかしその後トランプ大統領が第一次政権時代に
00:05:33この核合意から一方的に離脱したんですね
00:05:38再びイランの核開発に警戒が強まる中
00:05:41第二次政権ではトランプ大統領は新たな核合意に向けた交渉を重ねていました
00:05:48当初15日にも6回目の交渉が予定されていたんですが
00:05:54これが中止になったんです
00:05:56その原因となったのも直前に起きたイスラエルによる攻撃です
00:06:01トランプ氏は攻撃があった後
00:06:04SNSでイスラエルが計画している次の攻撃を思いとどまらせる時間はまだある
00:06:11イランは取引をしなければならないなどと発言していますが
00:06:15本当に危機が高まっているなと感じるんですけど
00:06:21矢部中さんにまず伺いたいのは
00:06:23これはいわゆる全面戦争になっていると思っていいんでしょうか
00:06:27全面戦争を絶対回避しなきゃいけないと
00:06:31今ギリギリのところだと思います
00:06:33でも事実上抗戦状態ですよね
00:06:35抗戦状態でお互いにミサイルを打ち合っているわけですけれども
00:06:38私何度かこの番組でも
00:06:42次はイランが危ないんだと
00:06:43心配だということを申し上げてきたんですけど
00:06:46今回何が起きたかというと
00:06:49今までのイランの核合意というのは
00:06:50今ありましたですね
00:06:512015年
00:06:53濃縮乱というのは分かりにくいんですけれども
00:06:55濃度が日本もやっているんですよ
00:06:573%というのは電力
00:06:59それが20%になると危ないよねということで
00:07:02ちょうど2015年のときに合意があったんですね
00:07:06あのときは3.67%まで落としますと
00:07:08そのあとなんなら中途半端だということで
00:07:11ネタネクさんはずっと反対していたと
00:07:14トランプさんも離脱したというのがあって
00:07:17その後結局イランは再開発を進めて
00:07:2160%まで来ているんです
00:07:23濃度がですね
00:07:24これ90%になると核兵器化されると
00:07:27だからネタネク首相からすると
00:07:29今がやらなきゃいけないと
00:07:31しかも全体としてはチャンスだと
00:07:33だいぶ弱まっているよねと
00:07:34イランのいろいろ支援をしていた
00:07:37ヒズボラとか何とかがだいぶ弱まってきたと
00:07:40だから今がチャンスだと
00:07:42もう一つのチャンスというか
00:07:44アメリカとイランが交渉していると
00:07:46あれがどうなるかよく分からないなということで
00:07:48潰しにかかるというところもあったと思うんですね
00:07:51今回私注目してますのは
00:07:53アメリカがどういう格好で
00:07:55これに加わったかということで
00:07:57自分たちはこれ関与してないんだと言っています
00:08:00ただトランプさんは
00:08:01そうは言っても自分は聞いていたということをはっきりして
00:08:04止めなかったんですね
00:08:05止めなかったというのは非常に問題だと思いますけれどもね
00:08:08今後なんですけれども
00:08:10これがどうなっていくかということでいえば
00:08:12全面戦争ではまだないんです
00:08:14あれだけやってますけれどもね
00:08:16しかしイランとイスラエルの間には他の国がありますからね
00:08:20全然しっかりアメリカがまだ関与していないと
00:08:23希望はですね
00:08:24アメリカとイランともに
00:08:27まだもう1回交渉しようということは言っているんですね
00:08:31僕は非常におかしいなと思いますが
00:08:33プーティンさんなんかがね
00:08:34プーティン大統領は自分が仲裁してもいいよというのは
00:08:37僕はG7こそですね
00:08:39しっかりと
00:08:39今回日本が
00:08:41イスラエルの攻撃がおかしいということを
00:08:43言ったのは評価しているんですけれども
00:08:44そうですね
00:08:45直後に言いましたね
00:08:46その上でG7の方も声を上げて
00:08:50やっぱりアメリカに引き続き交渉してくれと
00:08:52なんとかそこをまとめてくれよというような動きをしなきゃいけないというふうに思います
00:08:57イランとアメリカの交渉って引き続き行われますかね
00:09:01多分ね
00:09:01両方ともそこをやめてしまうと
00:09:04イランもですね
00:09:04次は本当に全面的な戦争になるということもありますしね
00:09:09そこはなんとか踏みとどまってほしいと
00:09:11イランの外務大臣は私よく知っている
00:09:14荒口さんという人なんですけど恩恵派
00:09:16難しいですよ
00:09:17国内はやっぱり非常に厳しい状況にあるよねと
00:09:20イスラエルにあんなにやられてと
00:09:22まだやるのかということはありますけれども
00:09:24なんとかそこを踏みとどまって
00:09:26アメリカと話をすると
00:09:28そういう方向にぜひ持っていっていただきたいというふうに思います
00:09:31また動きがありましたら
00:09:34番組の中でもお伝えします
00:09:35キャンベルさんいかがでしょう
00:09:37そうですね
00:09:37外国交渉で解決することは
00:09:41多分世界の望むところだと思うんですけれども
00:09:44ただ一方では先ほどイスラエルの国防省が
00:09:47反撃を止めなければ
00:09:49テーハンが燃え尽きるであろうという
00:09:52非常に挑発的なことを言っていますし
00:09:54すでにイランの南部にある最大の
00:09:58ガス電の攻撃が始まっているということを
00:10:00先ほど報道されたわけですね
00:10:02ですから軍事核施設だけではなくて
00:10:06民間のインフラの攻撃が始まっているということで
00:10:11そもそもネタニアフ氏が20年前から
00:10:15イランをやっぱり叩きたい
00:10:17交渉はもう無理だということを言っているところから考えると
00:10:22外交これから取引
00:10:24トランプ氏が望んでいたものが
00:10:27私はちょっとあまり楽観視できないんじゃないかなというふうに思います
00:10:31ここで忘れたくないのが
00:10:33飢餓に苦しみ
00:10:34平均寿命が半分までこの1年間下がったと言われている
00:10:39ガザの市民たちですね
00:10:41ハマスを徹底的に潰すというふうに言いながら
00:10:45それには失敗をしていて
00:10:47ただイランを弱体化させることによって
00:10:50今がタイミングだということを
00:10:52先ほど山中さんがおっしゃった通りでして
00:10:55そう考えるとこれからイランに対して
00:10:58全面的なやはり今ここがチャンスだということで
00:11:01イスラエルのネタニアフの極右の政府内の能力
00:11:07勢力ということが止められないんじゃないかということが
00:11:10懸念されますね
00:11:12その鍵を握ってくるのも
00:11:14トランプ大統領になるんでしょうけど
00:11:16そのトランプ大統領
00:11:1714日79歳の誕生日となっていまして
00:11:22まさにアメリカ時間だと今ですね
00:11:24ワシントンで軍事パレードが行われているようなんです
00:11:28小間田さん今どうなってますか
00:11:29そうですね
00:11:30まさにワシントンの現在の映像なんですが
00:11:32トランプ大統領そしてヘグセス国防長官の姿も見えましたが
00:11:36日本時間の午前7時過ぎから
00:11:39ワシントンで軍事パレードが始まっているんですね
00:11:426月14日というのは陸軍創設の記念日でもあるんですが
00:11:47トランプ大統領の誕生日でもあるということで
00:11:50それに合わせてこの軍事パレードが行われているんです
00:11:53この軍事パレードがワシントンで行われるというのは
00:11:561991年以来34年ぶりで
00:11:596700人の兵士
00:12:01そして今ご覧になっているような戦車などの車両
00:12:04150台
00:12:05さらには航空機50機が加わっているということで
00:12:08これにかかる費用が最大日本円でおよそ65億円とも言われています
00:12:13トランプさんの演説も予定されているということで
00:12:17この時間帯同時期にですね
00:12:19全米で抗議デモも行われている
00:12:22ドーキングスであったり
00:12:23それから軍を私物化しているという批判もあったりとか
00:12:26そういった状況なんですよね
00:12:27その大規模な抗議活動についても見ていきましょう
00:12:32杉浦さんお願いします
00:12:33トランプ政権が行う不法移民の摘発に対し
00:12:38抗議デモが各地に拡大する中
00:12:41トランプ大統領はこれに対し
00:12:43衆兵などを派遣
00:12:45抗議の声はさらに高まっています
00:12:47ロサンゼルスで広がった
00:12:55トランプ政権の移民政策に対する抗議デモ
00:12:58一部が暴徒化し500人以上が逮捕される事態となっています
00:13:05デモの発端は6日に行われた不法移民の摘発でした
00:13:26アイス・移民税関捜査局が40人以上を一斉に逮捕したのです
00:13:32アイスはトランプ政権下で活動を強化
00:13:36親族を突然拘束されたという人は
00:13:42洗車場で働いていた父親が
00:13:55勤務中にアイスに連行されたという女性も
00:13:59地域に根差して暮らしていた人たちが
00:14:10突然アイスに拘束される恐怖は
00:14:13トランプ政権下で全米に広がっていました
00:14:16これは先月ボストン近郊の住宅街で
00:14:26娘たちの目の前で女性が連行された場面
00:14:29先月ボストン近郊の住宅街で
00:14:39突然ブラジル出身の女性が
00:14:41アイス・移民税関捜査局に連行されていきました
00:14:45赤ちゃんを抱いているのは女性の娘
00:14:53そしてもう一人
00:14:5917歳の娘は母親が乗せられた車に取りすがりますが
00:15:04アイスによるこうした突然の拘束が
00:15:22全米各地で強行される中
00:15:24住民らの怒りが今回ロサンゼルスで紛失したのです
00:15:29そして世界を驚かせたのが
00:15:32抗議デモが起きた翌日
00:15:36トランプ政権はすぐさま州兵の派遣を発表
00:15:40大統領権限で州兵を動員することは
00:15:45反乱などの特殊な事態で認められていますが
00:15:48現場の州知事が反対する中での動員は
00:15:51実に60年ぶりです
00:15:54月曜にはさらに海兵隊の派遣も発表
00:15:59これは60人以上が死亡した
00:16:0292年のロス暴動以来のことです
00:16:06反乱法が発動されれば海兵隊による逮捕なども可能になります
00:16:17今回のデモも一部は過激化し
00:16:22警官隊との衝突も起きていましたが
00:16:25平和に続いているデモも多いのです
00:16:28カリフォルニア州のニューサム知事は
00:16:33そもそも強硬に抑え込む必要はなかったと批判しています
00:16:37異例の州兵派遣や軍の投入などによって
00:17:00さらにデモ参加者の反発をあおったという指摘
00:17:03強権化するトランプ政権に対する抗議デモは
00:17:14ロサンゼルスに端を発し
00:17:16この事態ですけど
00:17:21ことの発端がなぜカリフォルニア州だったのかに注目しますと
00:17:25いろんなことが見えてきます
00:17:27カリフォルニア州のデモの参加者には
00:17:31こんな旗を持つ人もいます
00:17:34トランプ大統領は
00:17:36外国の旗を掲げているなどと批判していますが
00:17:40実はこれメキシコ国旗で
00:17:43カリフォルニアと歴史的に深いつながりがあるんです
00:17:46こちらは19世紀頃のアメリカ
00:17:53現在のカリフォルニア州はメキシコ領でした
00:17:57その後メキシコがアメリカとの戦争に負け
00:18:021848年にアメリカに割上されたのです
00:18:07ちょうどその年この地で起きたのが
00:18:11ゴールドラッシュ
00:18:12大規模な金鉱が発見され
00:18:15一攫千金を夢見た人々が
00:18:18陸続きの中南米などから押し寄せ
00:18:201万人程度に過ぎなかった人口は
00:18:2410年ほどで38万人まで激増しました
00:18:29そんな歴史から
00:18:30移民が作った州とも呼ばれているんです
00:18:34現在も州政府のホームページでは
00:18:38ウェルカムと文字通り移民を歓迎
00:18:43トランプ大統領は不法移民は犯罪者だと主張しますが
00:18:48カリフォルニア州政府は
00:18:50アンドキュメンティッドイミグランツ
00:18:54書類のない移民と呼び
00:18:56ビザなど正式な滞在資格を持っていない移民という認識なんです
00:19:01カリフォルニアは移民希望者の基本的な権利を保障する
00:19:06正規州とも呼ばれていて
00:19:09書類のない移民でも差別なく安全な環境で働く権利や
00:19:15会社を経営する権利も保障
00:19:17また州として連邦政府の強制総監にも協力しないとしています
00:19:23こうした政策を背景に
00:19:26外国生まれの人は実に人口の3割近くの1000万人を超えていて
00:19:36そのうち227万人は書類を持たない移民なんです
00:19:41そして移民全体の労働力は
00:19:44カリフォルニアの経済を支えていて
00:19:47農業では6割以上
00:19:50製造業や建設業でも4割以上を占めています
00:19:55こうした中
00:19:57不法移民の一斉的発に反発した抗議デモが広がったわけですが
00:20:04これに対しトランプ氏が州兵を動員したことが
00:20:09さらなる反発を招いています
00:20:10州兵は本来州知事の指揮下にあり
00:20:15緊急事態のみ大統領に指揮権が移されます
00:20:19ですが今回トランプ氏は反乱の一種だとして派遣を強行
00:20:25これは実に60年ぶりとなる異例の対応です
00:20:29ただ60年前は州兵派遣の目的が真逆だったんですね
00:20:35黒人差別の根強かった南部アラバマ州で公民権運動のリーダーキング牧師が呼びかけたデモ行進があったのですが
00:20:47州知事の指令を受けた警官隊などがデモ隊に暴行
00:20:51このため当時のジョンソン大統領がデモ行進を護衛させるために州兵を派遣したのです
00:20:59今回トランプ氏が州兵を動員したことについて
00:21:04カリフォルニア州のニューサム知事は
00:21:06トランプ氏が干渉してくるまでは問題はなかった
00:21:10見せ物が欲しくて事態を意図的に煽っていると批判しています
00:21:15ではトランプ氏にはどんな思惑があるのでしょうか
00:21:19ニューサム知事は次の大統領選で民主党の最有力候補の1人で
00:21:26ニューヨークタイムズはトランプ氏は民主党の最大基盤のカリフォルニア州で
00:21:32ニューサム知事との対決を望んでいたと指摘しています
00:21:36政治利用される移民問題
00:21:39アメリカ社会の分断はより一層深まりそうです
00:21:46以上です
00:21:47トランプ氏の移民政策
00:21:51ここにきて一段とフェーズが上がったような気がしますし
00:21:54それに対する反対運動も拡大しています
00:21:57矢部中さん今回の動き一言でどうご覧になっていますか
00:22:01一言で言えば嫌なアメリカになったなということですね
00:22:04アメリカの中で本当に分断が進んでいると
00:22:07そこでトランプ政権というのは力でもって
00:22:09いろんなものを圧殺していこうという感じですね
00:22:14ですからデモなんていうのは絶対認められないんだと
00:22:17アイスって言ってましたですね
00:22:18移民税関捜査局
00:22:201日3000人という目標で逮捕するんだとやって
00:22:23それがデモが起きたわけですけれども
00:22:25デモをたたきつぶすと
00:22:27これトランプさんの看板政策なんですね
00:22:29不法移民をやっつけるんだと
00:22:31それに加えてニューサムさんというのを
00:22:33カリフォルナ州の知事を
00:22:35これが弱いんだということを見せつけようとしています
00:22:38しかもミネスタでは政治暗殺のようなものが起きていると
00:22:43きょうそういうニュースも入ってきました
00:22:44いろんな格好で非常に困った状況
00:22:48その中でトランプさんは軍事パレードで
00:22:51俺はキングだとやっていると
00:22:52どうもアメリカというのは
00:22:54我々が知っていたアメリカというのは
00:22:55いろいろ多様性があって
00:22:57いろんな言論の自由もあるよねと
00:22:59それが本当に今なくなってきているなという感じがしますね
00:23:02移民の国移民に寛大な国だったんですけど
00:23:06本当に変わった
00:23:07矢部中さんおっしゃるとおり
00:23:08嫌なアメリカになったなというのは
00:23:10どうしても思わざるを得ないですよね
00:23:12キャンベルさんいかがでしょうか
00:23:14今ハッシュタグノーキングズという言葉が
00:23:17すぐアメリカで流行っていまして
00:23:192000か所以上に手こぎれですね
00:23:23カリフォルニアの周辺の派遣
00:23:25それから行き過ぎた強権的な
00:23:28トランプ政治に反対するデモが
00:23:31今まさに起きているわけですね
00:23:34これはニューヨークやカリフォルニアだけではなくて
00:23:36ダラスで
00:23:37たくさんの人が今実際に
00:23:39街の中にいるわけですね
00:23:41一昨日イギリスで
00:23:44チャールズ国王の誕生日を祝う
00:23:47トルーピング・ザ・カラーズという
00:23:49空軍が飛行パフォーマンスをするような
00:23:51大きな軍事パレードがあったわけですけれども
00:23:53アメリカ人は見慣れていないんですね
00:23:56つまり軍事を
00:23:57パレードそのものは折々に行うわけですけれども
00:24:02戦車を走らせたり
00:24:04つまり軍事というのは
00:24:06軍隊というものは海外に派遣するものであって
00:24:09その維持する
00:24:12公安を維持するためには
00:24:15やはり周辺もあり
00:24:16自治体の警備隊というものが
00:24:20保障されているわけですね
00:24:22ですからその軍事を
00:24:23特に戦車というものを
00:24:26誕生日にですね
00:24:27大統領の誕生日に走らせるということが
00:24:30今カリフォーニアで
00:24:31強行していることと
00:24:33やはり重なるものとして
00:24:35ここでこれが一つの集約点として
00:24:38アメリカの中で反対をする
00:24:40いよいよトランプ政権に対する
00:24:43一つのこの固まった
00:24:45世論というものが
00:24:47形になっていくのではないかというふうに
00:24:51見ています
00:24:52さて次は米をめぐる動きです
00:24:57中西さんお願いします
00:24:58米の価格を下げるため
00:25:02火曜日小泉大臣は
00:25:04市場に米をジャブジャブに流す
00:25:07などと述べました
00:25:08ただ農家からは
00:25:10懸念の声が上がっています
00:25:12鹿児島市の一家
00:25:15この日初めて
00:25:17備蓄米を炊いてみました
00:25:19いつもよりかは
00:25:29若干甘い匂いが
00:25:312人の息子は
00:25:342杯ずつ完食
00:25:35おいしいです
00:25:38子どもたちもやっぱり食べますので
00:25:40高くても
00:25:42もうそこは買わないといけないな
00:25:43というところだったので
00:25:45今回ちょっと助かります
00:25:46だいぶ
00:25:46金曜日30度を超える暑さの中
00:25:51沖縄のスーパーにできた行列
00:25:53県内で初めて販売された
00:25:57随意契約の備蓄米は
00:25:5915分で完売
00:26:00これですべての都道府県で
00:26:03随意契約の備蓄米が
00:26:05出回り始めたことになります
00:26:07火曜日小泉大臣は
00:26:12新たに20万トン分の放出を決定
00:26:15米が増えすぎて
00:26:17需給バランスが崩れないのかと問われると
00:26:20かなりジャブジャブにあふれて危険な手法な気もするんですが
00:26:25私たちとしてはこれはジャブジャブにしていかなきゃいけないんだと
00:26:30それじゃなかったら価格は下がらないと
00:26:32緊急輸入の必要性にも言及している小泉氏
00:26:37まずは毎年輸入が義務付けられている米について
00:26:42今年は時期を前倒しすることを決めました
00:26:45できることは何でもやると
00:26:46スピードを緩める段階には全くないと思います
00:26:49なりふり構わず市場価格を下げる姿勢
00:26:53実際に米の卸売価格は
00:26:57急に値段下がりましたよね
00:27:00大量にお米をジャブジャブにしていただいて
00:27:03市場を落ち着かせることはとても大事なことだと思います
00:27:06卸売業者間の取引で
00:27:09先月下旬には玄米60キロで5万円だった銘柄米が
00:27:14木曜には3万7500円まで急落したといいます
00:27:19値下げの動きは小売店でも
00:27:24安い備蓄米に押されて銘柄米の売れ行きが落ち
00:27:2810%の値引きを余儀なくされた店もあります
00:27:39市場をジャブジャブにという小泉大臣の
00:27:44思惑通りの効果が出ているのでしょうか
00:27:46こうした中
00:27:49農水省の前で行われた抗議デモでは
00:27:59小泉農政に対する不満の声が
00:28:02こちらは栃木県で先進的な米作りに取り組む農家
00:28:28東京ドーム5個分の水田を2人で管理していて
00:28:33新たにトラクターの自動運転を導入するといいます
00:28:37GPSを受信して
00:28:43GPSがハンドル操作をしてくれるんですね
00:28:46自動運転装置ですね
00:28:49人件費を削って生産コストを下げる努力
00:28:54米市場をジャブジャブにして
00:28:57価格を下げる小泉大臣に対しては
00:29:00そもそも米はジャブジャブあったんですよね
00:29:04それを減炭によって抑えてきたのに
00:29:07一体どういうことを考えているのかが
00:29:10我々にはもう理解できないです
00:29:12農機具が高騰する中
00:29:16抱えた借金は1億円
00:29:19これが10年前ですと定価で1200万円程度だったんですよ
00:29:26今ですと定価2200万円するんですよ
00:29:30機材などの高騰で心配なのが
00:29:34米の価格が再び下がりすぎることです
00:29:37価格が下がった時には
00:29:41政府は何もしてくれなかったわけですよ
00:29:43ここに来て価格が上がった途端
00:29:45備蓄前放出とか
00:29:47そういった対応をされるわけで
00:29:49もうちょっと生産者に目を向けて
00:29:51制度を設計していただきたい
00:29:54米の消費者と生産者
00:29:59共に納得できる対策が求められています
00:30:02米をジャブジャブにするという小泉大臣の発言に対して
00:30:09生産者さんは長期的な面からも不安を訴えています
00:30:13さらに詳しく見ていきましょう
00:30:15小泉農水大臣は
00:30:19この1週間で新たに3枚のカードを切りました
00:30:23まずはこちら
00:30:26ココココ米と呼ばれる
00:30:282020年産の備蓄前の放出の決定です
00:30:32そして例年11月頃から入ってくる
00:30:36ミニマムアクセス米という輸入米について
00:30:389月に前倒しして市場に出すことを表明しました
00:30:42さらに安く手に入れた備蓄米など
00:30:46小売から買った全ての米について
00:30:48転売を禁止することを閣議決定しています
00:30:52一方小泉大臣の思惑通りに動かないのが
00:30:56江藤前大臣の時に入札で放出された備蓄米です
00:31:013月から4月にかけて落札された31万トンのうち
00:31:06小売や外食などに届いていたのは
00:31:10先月25日の時点で依然2割ほどにとどまっています
00:31:14小泉大臣はあらゆる手段を駆使して
00:31:18早く出していただける環境を作っていきたいと強調しています
00:31:22米の価格を下げるため
00:31:24あの手この手で供給量を増やそうという小泉大臣ですが
00:31:27今回取材した米農家の岡田さんは
00:31:30消費者だけでなく生産者にも目を向けてほしい
00:31:34政府主導で価格を下げるなら
00:31:37農家にも所得補償をしてほしいと訴えています
00:31:41消費者そして生産者どちらにどうしたらいいのか
00:31:46政府は難しい舵取りを迫られているわけですけれども
00:31:49浜田さんどうご覧になっていますか
00:31:51毎日のように小泉さんがテレビに出て
00:31:53小泉劇場と言われて
00:31:55今自民党の支持率が下げ止まって
00:31:57少し回復傾向にあるんですよね
00:31:58でも私が忘れちゃいけないのは
00:32:00そもそもの原因を作ったのは自民党ですよねと
00:32:03備蓄米の放出が遅れて
00:32:05後手ごてに対策が回っただけじゃなくて
00:32:07これまでの農政の政策のツケが回ってきているわけですよね
00:32:10これまでって作りたいという農家さんがいても
00:32:13生産量を抑制してやっぱり価格調整をしていた
00:32:15これの限界が来ていると思います
00:32:17ギリギリのやっぱり生産量でやってきたので
00:32:20例えばその猛暑とかインバウンドみたいなことで
00:32:23需要が増えた途端に米が不足すると
00:32:26これをとにかく大きく見直していかなきゃいけない時期になっているんですが
00:32:30それでもやっぱりまだ自民党の農林族の中には
00:32:33やっぱり増産に対して非常にやっぱり反対することが根強いんですよね
00:32:37今いろんな事実上の減炭政策にかなり補助金ついてますけども
00:32:41何にお金を払うのか
00:32:43これって例えば先ほどの岡田さんのような大規模投資をして
00:32:47生産コストを落としてやっぱりそうやって持続的にやっていこうと
00:32:50こういうところにやっぱり私補助金をつけたりとか
00:32:52もっと言えば猛暑に強い品種改良がどんどんできていて
00:32:56そこへのやっぱり品種を変えていく
00:32:59そういった農家さんにつけていく
00:33:01こういったことをやっぱりお金の使い方っていうのを変えることによって
00:33:06生産者も守りそして消費者も安定した価格でやっぱり食べられるようにする
00:33:10これ特に参院選で私たちこういうところを見ていかなきゃいけないなと思います
00:33:15本当に今行われているのってどうしても目先のことばかりっていう風に映りますよね
00:33:19松原さんはどうご覧になってますか
00:33:21そうですよね我々が今見せられている風景っていうのはどういう風景なのかと
00:33:25それはその確かに備蓄米が安い備蓄米になることは助かる人もいるのでいいことだと思うんですよね
00:33:30ただ元を立たせば浜田さんも指摘されたように
00:33:34自民党の米政策が招いた状況っていうのはまず忘れちゃいけない
00:33:37そして10年前に小泉大臣が自民党の部会長として農協改革を取り組んだ
00:33:42本当に結局骨抜きにされたんですが
00:33:45この取り組みを終えた時に農水大臣だったのが
00:33:48今の森山幹事長で農水族のゾンと言われる方なんですね
00:33:52まさに10年経ってまた因縁の2人なんですが
00:33:56立場が全く違うわけですね
00:33:57ただ今は参議院選挙に向けて
00:34:00とにかく米の安値を演出しようということで
00:34:05恐らく一時的に同じ大小を見ているだけなんだと思うんですよね
00:34:09でも我々が本当に見なきゃいけないのは
00:34:11備蓄米の先にあるまさに農業政策であって
00:34:14結局これがこれを本気でやろうとすると
00:34:19血を見るかもしれないというふうに
00:34:21自民党の議員たちからも聞こえてくるんですよね
00:34:24いろんな指標が今出ていて
00:34:26秋に出てくる新米もかなり値段が高くなりそうです
00:34:29もう備蓄米もだいぶ底を突きかけていますので
00:34:32我々はその備蓄米だけに目をとられずに
00:34:34この先の政策をどうするのかというのを
00:34:37今同時に始めとかないと
00:34:39また同じことを繰り返しになるというふうに思います
00:34:42おっしゃるとおりですね
00:34:43それでは1週間を振り返っていきましょう
00:34:466月11日水曜日です
00:34:48この日行われたのは
00:34:55今国会で最後の党首討論
00:34:57夏の参院選をにらみ
00:34:59物価高対策をめぐっては
00:35:01食料品については消費税今8%でありますけれども
00:35:07それを0%にすると
00:35:10食料品の消費税ゼロを掲げる立憲民主党に対し
00:35:15石破総理は
00:35:17そうすると社会保障はどうなるんだ
00:35:21この大切な消費税というものを
00:35:25そんなに軽々しく扱っていいと私は思いません
00:35:27課題は分かってるけど先送り感無策ずっと一貫してるのは批判ばっかりじゃないですか
00:35:34どっちが野党か分かんないですよこれ
00:35:36立憲以外の野党もそれぞれ消費税減税を訴える中
00:35:43自民・公明の与党が打ち出したのは
00:35:461人当たり2万円の現金給付ですが
00:35:50選挙の時はやっぱり現金配るんですかね
00:35:55その上振れた税収は自民党のものでも公明党のものでもないですよ
00:36:00税収が自民党与党のものだなぞと思ったことは
00:36:04一度もございませんそのような侮辱はやめていただきたい
00:36:08一方日本維新の会がアピールしたのは
00:36:14社会保険料を下げて手取りを増やす
00:36:17子ども子育て支援金制度というものがあります
00:36:22いいんだけどもその財源が医療費を上げるっていうのは
00:36:26筋違いじゃありませんか
00:36:28いろいろなものはみんなで負担していかねばならない
00:36:32これが社会の在り方だと私どもは思っております
00:36:36歳出改革は1兆円規模で行います
00:36:40社会保険料の上昇も抑えます
00:36:43効果と財源がセットで示されているか
00:36:48また財政規律も含めて見ていかないと
00:36:52各党の主張を見ていかないといけないわけですが
00:36:54キャンベルさん物価高対策の議論どこに注目していますか
00:36:57財政規律のことから考えると
00:37:02一つは国民への給付金というものを
00:37:05所得制限ですとかそういうことを抜きにして
00:37:08考慮するということをやっぱり
00:37:10選挙対策というふうに
00:37:13ちょっと見えすぎているような気がするんですよね
00:37:17物価高ということは本当に国民を我々等しく
00:37:21圧迫しているというか問題だというふうに思いますので
00:37:26雇用をどういうふうに促進できるかとか
00:37:29もっと根本のところでやっぱり
00:37:31先ほど農業の話もありましたけれども
00:37:34政策をそこから根本のところからやっぱり見直して
00:37:38選挙の前にきちんとそれを出していただくということが
00:37:42むしろ求められているんじゃないかと思います
00:37:45では同じく11日水曜日です
00:37:49大河原加工機の冤罪事件をめぐり
00:38:06この日警視庁と東京地検が大河原社長らに
00:38:11直接謝罪する意向を表明
00:38:13都と国におよそ1億6600万円の賠償を命じた
00:38:20交際の判決についても上告を断念しました
00:38:24大河原社長とともに逮捕起訴された
00:38:29会社の元顧問の愛島静雄さんは
00:38:32交流中に末期の遺願が見つかりましたが
00:38:35保釈申請は却下され
00:38:3811か月の交流の末に亡くなっていました
00:38:41刑事被告人であることを理由に
00:38:45複数の病院に診療を拒否され
00:38:48入院先が見つかるまでにも
00:38:492か月を要したといいます
00:38:51相島さんの長男は
00:38:55結果が出てうれしい部分もあるんですけど
00:39:00かえってむなしい部分もありまして
00:39:02時間たってもなかなか怒りは消えないですし
00:39:06なぜこのような冤罪事件が起きたのか
00:39:20原告側は第三者による検証を求めています
00:39:24貢献力がこれだけ大きな過ちを犯したわけですから
00:39:29検証は不可欠だと思うんですけれども
00:39:31濱田さんは冤罪取材の中で
00:39:34メディアの責任についても考えていらっしゃると伺っています
00:39:38警察の検証
00:39:40もちろん外部有識者を入れた検証というのはもちろんだと思います
00:39:43でも今回先ほどの会見で
00:39:45相島さんの長男の方は
00:39:47メディアの検証も必要だとおっしゃっているんですね
00:39:50今回逮捕人の報道を検証していたのは
00:39:52朝日新聞はちゃんと言っていました
00:39:54でも他見てないです私
00:39:55テレビ局も本当になぜ
00:39:57ずっとこの冤罪報道
00:40:00冤罪に関わるような形で続いてしまったのか
00:40:04朝日新聞なんかは例えば
00:40:06逮捕人に警察情報を鵜呑みにして
00:40:09自分たちを報じてしまった
00:40:11そして独自報道として
00:40:13実は会社側の否定のコメントも取っていたんだけど
00:40:15それを掲載しなかったという検証をしているんですよね
00:40:18各社もやっぱりそういうことが必要だと思います
00:40:21なんでこういうことが起きるのかというと
00:40:23やはり警察とか警察の取材をするときにですね
00:40:26やっぱりバンキシャ
00:40:27記者クラブがあってバンキシャ制度というのがあり
00:40:30当局からの発表によってそれをいち早く書く
00:40:34それが得なでね
00:40:35社内でも評価される
00:40:36こういった仕組みがあるわけですね
00:40:38そうするとどうしても
00:40:39警察や警察と緊密な関係を作って
00:40:42やっぱりそこに対しての批判的な目線というのが
00:40:44弱くなってしまうと思います
00:40:45そして事件に対しての独自報道というのをしないで
00:40:48やはりどうしても当局報道に寄りかかってしまう
00:40:51これが非常に私は冤罪事件につながるものだと思っていて
00:40:55雑誌新聞の取材に対して
00:40:57愛嶋さんの長男はですね
00:40:58警視庁のメディアはですね
00:41:00警視庁のやっぱり道具にされたことを恥じるとともに
00:41:04冤罪事件に加担した自覚を持ってほしいと
00:41:07言われていて
00:41:08私はすごく重い言葉だと思っています
00:41:09同じく11日水曜日です
00:41:14安倍政権時の森友学園問題で
00:41:30公文書の改ざんを命じられたことを
00:41:33区に自殺した財務省職員の赤木敏夫さん
00:41:36一連の問題の経緯を記したとみられる財務省の文書などが
00:41:44石場政権になってから開示が認められ
00:41:47この日新たに9000ページ分が開示されました
00:41:50その中には赤木さん自室のノートも
00:41:56森友学園問題が発覚する端緒となった
00:42:00国有地の破格の値引きについて
00:42:03疑念を記した部分もありました
00:42:058億は引きすぎ
00:42:118億の減額は損害賠償に近い
00:42:16ようやく赤木さんの妻のもとへ返されたノートに
00:42:22弁護士は
00:42:23このノートを見たらいろんなことが分かる
00:42:29という判断があったのか知らないですけど
00:42:31私物ずっと持っていたということです
00:42:33財務省は17万ページに及ぶ文書の開示を
00:42:38来年3月をめどに終えたいとしています
00:42:41ようやく文書の開示が始まったわけですけれども
00:42:45真相解明はまだこれからということで
00:42:47増原さんどうご覧になりますか
00:42:49赤木さんの直筆で8億円は値引きすぎだと
00:42:54あるいは公務員の告発義務を定めた刑法について直筆で書いているという文字を見ると
00:43:00本当に赤木さんは苦悩されたんだなということを本当に感じますね
00:43:05そして同時に感じるのはやっぱり赤木さんは改ざんを強要されて自殺に追い込まれ改ざんを主導した当時の佐川局長はその後国税庁長官に出世しているんですね
00:43:16そのあまりの理不尽さというのを改めて私感じます
00:43:204月の開示文書では70箇所ぐらい欠落しているんですよね
00:43:25これがほとんどが多くが安倍や経営さんなんかの絡みの政治などの政治絡みの文書なんですね
00:43:33これ全部廃棄本当にしたのかという
00:43:36これ財務省のそれもとんでもないことなんですけど
00:43:39本当にそうなのかということもどうもはっきり説明がしないんですね
00:43:43じゃあ政治絡みの文書のこれ欠落廃棄で何を隠そうとしたのかと
00:43:48これ今後も全てをこれを明らかにしてほしい赤木さんのためにも明らかにしてほしいと思います
00:43:54はい1週間続けます6月12日木曜日です
00:43:58この日インド西部のアーメダバードでエアインディアの旅客機が空港から離陸した直後に墜落
00:44:10乗客乗員合わせて241人が死亡し
00:44:16さらに墜落現場となった医科大学の宿舎で学生24人が死亡しました
00:44:22旅客機の乗客でただ1人の生存者となった男性は事故の状況について
00:45:02ボーイング車の787型現場ではブラックボックスなどが回収され
00:45:07墜落の原因究明が進められています
00:45:10まだ原因明らかになっていないんですけれども
00:45:14松原さん一言おっしゃっておきたいことがあると
00:45:16そうですねあのものすごく信頼性の高い機種だったんで
00:45:19両方のエンジンがなぜ止まったのかってものすごくこれ業界としてはショッキングだと思います
00:45:24しかもこれここ数年見ただけでもですね
00:45:26鳥が両方のエンジンに衝突して墜落したんじゃないかという
00:45:31ワードストライクだった
00:45:32それをまだ乗り越えられないんじゃないかという事故がやっぱりあったり
00:45:34あるいは感性の取り違いというアナログの世界ですよね
00:45:37あれが今でも取り違いで日本でも世界でも起きているわけですよね
00:45:41今年はその日光ジャンボ機40年という年
00:45:43安全性は確かにですねこの数十年劇的に高まっているんです航空機は
00:45:48ただそれでも安全にやっぱり終わりはないんだなということ
00:45:52やっぱり残された課題というのはここ数年を見るだけでも
00:45:55突きつけられているんだなということを改めて感じますね
00:45:58同じく12日木曜日です
00:46:02この日発表されたのは世界148か国の男女平等の度合いを分析したジェンダーギャップ報告
00:46:13上位には北欧の国々が並んでいて日本は118位と韓国や中国よりも下に位置づけられました
00:46:23経済分野で去年より女性管理職の割合が増加したものの依然水準は低いまま政治分野では女性閣僚や議員の割合が低いことも評価を落としています
00:46:40G7でも最下位なんですけれども浜田さんこれ本当に嫌なんですけれども
00:46:45何だろうこう慣れてしまうというのも本当に嫌だなと感じてしまうところです
00:46:50この順位にちょっと驚きがないというか
00:46:52そうなんですよね
00:46:52ニュースにすらならなくなるほど毎年最下位と言われています
00:46:56先進国の中では最下位と言われています
00:46:58やっぱり企業の中では少しずつ取り組み始まっているんですけれども
00:47:01非常に限定的で政府が目標とする女性管理職比率30%にほど遠い今12%程度なんですよね
00:47:08あと男女の賃金格差も大きくやっぱり働いている女性の半分が非正規雇用というのが日本の実態です
00:47:14もちろん政治も非常に女性の進出が遅れています
00:47:16にもかかわらず日本で例えば取り組みをジェンダー平等についての取り組みをするとですね
00:47:22今女性優遇とか男性に対する逆差別というような行為があります
00:47:26そして世界で見るとトランプ政権反DIとか
00:47:29先日韓国大統領選に取材に行くとですね
00:47:32非常に若い世代で男女の分断が激しくなっていて
00:47:35若い男性はやっぱりその味噌辞に女性嫌悪的な発言をする候補者にやっぱり入れるんですよね
00:47:41でも考えなきゃいけないのはやっぱり長い間
00:47:43特にそのマジョリティである男性が作ってきた仕組みの中で
00:47:47構造的な差別があるということなんです
00:47:49やっぱりこれは女性優遇じゃなくて
00:47:51差別の解消であり格差の解消であるということ
00:47:54これを本当に私たちはずっと耐え続けなければいけないなとは思います
00:47:59この状況に慣れちゃいけないなと我ながら思いました
00:48:03では6月13日金曜日です
00:48:06非常に突っ込んだやり取りを行い合意の可能性を探りました
00:48:14前回の協議を踏まえさらに議論を深めたところであります
00:48:19この日トランプ関税をめぐって行われた6回目の日米協議
00:48:25赤澤大臣は進捗状況について具体的に明らかにしていませんが
00:48:31この前日トランプ大統領は
00:48:35自動車関税の効果を強調し
00:48:52現在の25%の関税について
00:48:55さらなる引き上げにも言及したのです
00:48:58日本政府は今週開かれるG7サミットに合わせた
00:49:04日米首脳会談で一定の合意を得ることを視野に入れているようですが
00:49:09山中さんどうなんでしょうか
00:49:11何らかの合意がまとまるんでしょうかね
00:49:13日本だけを特例扱いすると
00:49:16日本にはやっぱり自動車いろいろとあるから
00:49:19自動車関税引き下げてあげようと
00:49:22そうはならないと思いますね
00:49:24はじめは第一回目というのは
00:49:27いろんな格好で国と交渉しなきゃいけない
00:49:29日本が最初だという格好で
00:49:31向こうも優先的な扱いをしていたんですけど
00:49:34これを見てますと毎週のように大臣言ってますよね
00:49:37そこで本当にこちら側も戦略があるのかどうかと
00:49:41我々が聞くのは
00:49:43それは当然全部完全見直しを求めてますということなんですけれども
00:49:47ちょっと戦略が僕はないんじゃないかなと
00:49:51バラバラですからね
00:49:52消費長官財務長官別々に合ってますからね
00:49:55中国とこの間アメリカのやり取りを見ていると
00:49:583人が揃える意味でのお互い
00:50:00あれやっぱりこれとまとめなきゃいけないというのがあったんですね
00:50:03今その感じがトランプ政権
00:50:06タイミングをよく見ないというかそろそろ何かまとめなきゃいけないという段階がもうちょっとしたら来ると思うんですがそこで本格的にやるということでないといけないと思いますですね。
00:50:20政権の発足以来少数与党として厳しい国会運営を強いられてきました石破政権ところがここにきまして与野党の対決姿勢が少し弱まった感があります参院選挙を前に一体何が起きているのでしょうか?
00:50:40予算案通過に誰よりも長々とお辞儀協力してくれた野党には深く感謝
00:50:5629年ぶりの教育の無償化を根太に入れるそして社会保険料を下げる改革実績を作れるちょっと私の話聞いております
00:51:12思わず浮かぶ安どの表情野党の顔色をうかがいながらの国会運営を強いられた少数与党の石破政権その上少数与党の石破政権は野党が一致して不信任案に賛成すれば総辞職か衆議院解散を迫られます
00:51:39そして水曜、国会会期末を前に迎えた党首討論、厳しい展開も予想される中、いざふたを開けてみると
00:51:53議論は淡々と進み、会期末の焦点とされた内閣不信任案についても触れられませんでした。
00:52:53全く活用できないままですね、つまり目先の自己利益を先に追及してしまった、そこを巧みに自民党が吸い取ってですね。
00:53:03実はかつて小沢氏も関わった前回31年前の少数与党の政権は野党から不信任案を突きつけられました。
00:53:17畑勤さんを内閣総理大臣に指名することに決まりました。
00:53:231994年、総理に指名された畑氏でしたが、指名直後に社会党が連立を離脱。不信任案を提出され、わずか64日という短命政権に終わったのです。
00:53:42小水王党の上に乗る政権ということを考えましたときに、新しい安定した政権を作ることが大事であろうと。
00:53:55あれから31年、今回の石破政権は今のところ不信任案は出されず、支持率もやや回復しています。
00:54:06後藤さんはその背景について石破さんがあるまでラッキーなのは、天友といったらちょっと語弊ありますけれども、急に追い風が吹いてきたと。
00:54:19では、その追い風とは。
00:54:24現在、農水大臣を務める小泉慎二郎氏。石破政権発足当時は、自民党で政治と金の問題を担当し、野党の厳しい追及にさらされました。
00:54:54防戦一方の小泉氏。ところが、その矢先、国難と評されたトランプ関税によって、政治と金の問題は置き去りに。さらに。
00:55:22今、最も力を入れなければならないのは米。とにかくもう米に尽きると思っています。
00:55:29米価格高騰が問題になる中、小泉氏は突然、農水大臣に就任。世間の注目は一気にこの問題に集中したのです。この状況に小澤一郎氏はSNSにこう投稿しました。
00:56:18対局的に日本の政治をどうやって持っていくんだという協議がほとんど行われてこなかったです。
00:57:25石破政権の今後はどうなるのかその行方を占う参議院選挙が来月行われます。
00:57:37少数与党体制で、与野党の緊張感の中、国民が共有していた課題がどんどん進んでいくのかな、議論が深まるのかなと思ったらどうもそうではない。対決姿勢が失われていった国会だったわけですけど、矢部中さんはどうご覧になりますか。
00:57:59与党どうなるかっていうことはあったんですけど、緊張感は全くなかったという感じですよね。
00:58:04おのおの野党が自分のペットアイデア、それを一生懸命やると。
00:58:09やるときには与党と一緒になってやるということになって、だからもうバラバラっていう感じなんですよね。
00:58:15じゃあということで、さっきのお父さんの話もありましたけど、じゃあ今日本にとって一番大きな問題は何なのか。
00:58:21国難は何かって言って、私にとってみれば、例えばこの何ヶ月間を見ますとね、出生数、2024年度の出生数がですよ。
00:58:3170万。
00:58:3268万人になったっていうんですね。これ2年ごとに10万人減っていってるんですよ。
00:58:38これどうなるんだろうというふうなことですよね。だからそれに対しての本格的な対策っていうのを超党派でやってほしいということで。
00:58:46昔は思い出すんですけど、フランス、白区大統領と小泉さんとの間で、フランスはこうやったんだよっていうのをやったときにですね、超党派で3つの対策を取ったといって、お金、財政負担はしない、あるいは駅受賞、きちん国が得ると。
00:59:023年後はちゃんと職に戻ってですね、きちんとできるんだと。これ超党派でやったというのがポイントだったと思います。そういう議論を本当にやらなきゃいけないなというふうに私は思いますですね。
00:59:14浜田さん、この国会どう見ていましたか。
00:59:18さっきの総選挙で自民党以外に入れた人たちっていうのは、やっぱりもちろん政治と金に対する批判票もあったと思いますし、やっぱり長年の懸案事項で自民党がブレーキになって進んでこなかった問題、これを進めてほしいという、そういった願いを込めて一票を投じた人も多かったと思います。
00:59:33その一つ私は選択的不別姓制度の導入だったと思っていて、少数与党になったことで28年ぶりに国会審議にはこぎつけたんですけども、今国会での採決まで行くのすら難しいかもしれないと今言われているんですね。
00:59:46自民党はもっと議論が必要だと言って、本当に引き延ばしているし、もっとひどいことには国会議員の間から別姓制度を導入すると戸籍制度が崩壊するとするというデマすら流して、徹底抗戦のような形になっています。
01:00:03野党も一本化すれば通すことができたんだけども、結局自分たちの支持層だけを見て、野党はバラバラ、国民と立憲は近いですけども、維新が別の案を出しているということでまとまれなかったということで、
01:00:19少数与党になっても通らないのかという、なかなか厳しいというので、こうなると何が起きるかというと、結局選挙では一票を投じても少数与党になってもということで、
01:00:29私は政治に対する不信だったりとか、失望というのがますます広がるんじゃないかなというふうに思っています。
01:00:36キャンベルさん、いかがでしょう。
01:00:38後藤さんが言うように、基盤が弱いゆえに大きなテーマに取り組むことはできないかもしれませんけど、
01:00:45少数与党の国民にとっての良さといいますか、メリットもあるんじゃないかなというふうに思うんですね。
01:00:51安倍さん時代から岸田時代、去年までは、例えば年金制度の改革ですとか、
01:00:57授業料の無償化ができたかというと、おそらくできなかった、
01:01:01こういう、それぞれペットプロジェクトに見えるかもしれませんけど、
01:01:05一つずつ積み上げていくと、国民にとってはこれはかなり重要なことが、
01:01:10少数だからこそできるというところがあるように思います。
01:01:14浜田さんと同じように、選択肢、夫婦別姓でありますとか、
01:01:20それが同性婚のことに関しても、
01:01:23これからちょっと何とか核価創用的な状況を打ち破って、
01:01:28それを一瞬にして選挙に向かっていってもらいたいなというふうには思います。
01:01:34国会会期末迫っています。
01:01:36この少数与党だった今国会、松原さんどう見ていますか。
01:01:39やっぱり政治がますます小さくなってしまったような気がしますね。
01:01:44その野党は後藤さんのおっしゃったように、
01:01:46目の前の手柄を競い合って、自民党は迂回の無償のような役割を果たしたという。
01:01:51選挙が近づくと、もう揃って消費減税、
01:01:55そして自民党に至っては一律に現金配ると言っているわけですよね。
01:01:59ある世論調査では、社会保障の財源、税率をですね、
01:02:03社会保障の財源のために、
01:02:05消費税の税率を維持すべきかという問いに対して、
01:02:08多数が維持すべきだと答えているんですね。
01:02:12これは物価高は本当に苦しいとみんな。
01:02:14でもそれでも将来の社会保障は大丈夫なのかと、
01:02:18そっちの強い不安というのを、
01:02:20悲鳴のようにも私、この数字から感じました。
01:02:23だからそこにこそ向き合うべきだし、
01:02:26一つ付け加えておくと、
01:02:28もう各党、その税制の上振れ分も、
01:02:30税支の上振れ分もここに還元すると口を恐れるんだけど、
01:02:34その財政健全化の最低限の支障、
01:02:37プライバリーバランスも実は削り送りしたんですよ。
01:02:40こういう状況だということは、
01:02:41私はぜひ付け加えておきたいというふうに思います。
01:02:43サンデーモーニング、
01:02:46今朝はこの辺りで失礼します。
01:02:47いい一日を。
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