Betrothed to My Sister's Ex  Episode 2 English Subtitle - video Dailymotion

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Transcript

00:00一目見て、言葉が出なかった

00:05磨かれた彼女は、生まれ変わったように美しくて

00:19フレイを帯びた瞳は、まるで星のように瞬いて

00:24綺麗だ

00:30現実投票はおよしなさいませ

00:37マリー様は旦那様との婚約を拒否なされたのです

00:40私、私無理だぞ

00:43現実を突きつけるな、ミオ

00:48いつもいつもお前は鬼か

00:51これが私の役目ですから

00:53それにしても、まさか姉妹を取り違えて急婚していたとは

00:58だって仕方がないだろう

01:01あの夜はマリーの誕生日だったんだ

01:04暗闇に一人で佇んでいたあの娘が

01:08パーティーの主役だったなんて思わないだろう

01:12光を見て、夢描いて

01:17私は月に手を伸ばした

01:21あなたと輝ける未来だから

01:26誰にも見つけられない宝石

01:40岩かける月から取り戻す

01:44沈む夜に光は消えない

01:48その瞬間を待っていた

01:51その瞬間を待っていた

01:53私は月に手を伸ばした

01:54私は月に手を伸ばした

01:58あなたと輝きる未来だから

02:02塞いで、塞いで、塞いで、塞いで

02:14何度でも影を裂いて

02:17私を覚えて欲しいの

02:21輝く月のように照らして

02:25波に包まれても

02:28光を放つ花

02:32結晶

02:34俺の父、アルフレッド・グラノド公爵の妻は二人いた

02:48猫がゴミのように転がっていればゴミになる

02:53ゴミがニャーと泣いだら猫になる

02:55そして私と

02:57ふざけないで!

02:59自分の立場が分かってるの?

03:03身の程をわきまえなさい!

03:07公爵家と並ぶ家柄で

03:09父アルフレッドの性質であるローラ夫人

03:13イプサンドロスの旅芸人から召し上げられた側室である

03:23俺の生みの親、リュウリュウ

03:26ハァー

03:29ハァー

03:34ハァー

03:35ハァー

03:37ハァー

03:39ハァー

03:40ハァー

03:41ハァー

03:49騒がしいと思えば

03:51これでも食べて静かになさい

03:54野菜

04:00私が焼いたものなのに

04:02ずいぶん素直に口をつけるのね

04:05だって、おいしいぞこれ

04:08大好きだ

04:12そう、他には何が好き?

04:15えっと、ケーキとクリームと

04:18それにチョコレートクッキー

04:21お菓子大好き

04:23私もお菓子は好きよ

04:25お菓子を作ってる間は

04:27嫌なことを考えずに済むもの

04:29ほぉ

04:36今度はチョコレートクッキーを作ってあげるわ

04:49確かにローラは性質だ

04:51しかし、女子は皆女の子だ

04:55よって、我が公爵家は

04:59キュロスに相続させる

05:01早く

05:13早く…

05:15ヤーン

05:17ヘイヤー

05:19ヘイヘイ!

05:21ヘイヘイ!

05:23ヘイヘイ!

05:25ヘイヘイ!

05:27お母様!

05:32どうして、どうしてのくだって

05:34優しくしてくれたあの女性は

05:38なぜ自ら死を選んだのか

05:42性質に繰り上げされたリュウリュウは

05:51自分が側室に過ぎないと

05:53俺を連れて公職家を出た

05:57俺もこの国で生きていくため

06:00自力で伯爵の地位を手に入れた

06:03だが社交界の集まりは嫌い

06:10貴族娘との縁談は逃げ続けた

06:14やあ、我が殿

06:27やっと顔を出してくれたね

06:29お前に呼ばれたのなら仕方がない

06:33君にも届いたかい?

06:35田舎男爵からの招待以上

06:37ルイフォン、お前にもか

06:40金持ちか大貴族の独身男なら

06:43片っ端からって感じだね

06:45シャデラン男爵家の困窮っぷりは

06:48貴族界隈でも知れ渡ってる

06:50この誕生日パーティーを名目に

06:53娘を売り込みたいってのが見え見えだよ

06:56まったく、怪しいことだ

06:59でも、噂によるとかなりの美女らしいよ

07:03僕は婚約者がいるから無理だけど

07:06キュロス君は行ってきたら?

07:08興味ない

07:09グラナド白色

07:12あの、よかったらこちらを

07:16まあ、ありがとう

07:23やっぱりモテるね

07:36モテる?

07:37地位と金しか見てないだろ

07:39内心では俺の羊を忌み嫌う女たちだぞ

07:43まあ、普通の貴族娘は

07:46イプサンドロスを野蛮な地だと

07:48嫌ってるからね

07:49気持ちはわかるけど

07:59君に生涯独身という選択肢はないだろ

08:02白爵という地位にあり

08:05皇爵家唯一の男児

08:07独身のままでは皇爵の地位を告げないからね

08:11わかってる

08:12君の心を射止める女性がどんな人か

08:20僕はとっても楽しみだよ

08:22そんな日が来るものか

08:25いや、そうだな

08:34困窮する男爵家の娘ならちょうどいいのかもしれない

08:38所詮、勢力結婚の相手なら

08:42魚しやすい方がいい

08:45恋など

08:51一生しなくていい

08:55そう思っていたはずなのに

09:04私、イプサンドロスの物語が大好きなんです

09:09俺は彼女に恋をしたのだ

09:12もっと話をしてみたかった

09:14だが彼女は俺の手をすり抜けていってしまった

09:18ところで、今年はほぼ

09:27失礼

09:28シャデラン男爵か

09:30ご霊状は今どちらに?

09:32本日の主役なら

09:33あっちにいますよ

09:34どうぞさ

09:35うちの娘を嫁にもらっちゃってください

09:38あらやだ

09:39恋すぎよ

09:40シャデラン家の霊状は

09:43姉のアナスタジアと妹のマリーだと聞いた

09:46本日の主役?

09:49彼女が誕生日の妹マリーなら

09:52俺が出会ったのは姉のアナスタジアか?

09:57俺は彼女を探し回った

10:09でも、どれだけ探しても

10:15彼女は見つからなかった

10:19俺は手紙を出すことにした

10:23妹のマリーではなく

10:25姉のアナスタジアを妻に迎えたいと

10:28やった!返事が来たぞ!

10:31それからは大忙しだった

10:34大切な婚約者をもてなすために

10:36ドレスや宝石、新たな住者なども手配した

10:40俺は抱き枕まで購入して

10:43眠れぬ夜を過ごした

10:45大きい

10:55大きい

10:57はっ…

10:59はっ…

11:05馬車が…

11:07転落…

11:13そんな失意の中やってきたのが…

11:17俺がその名をアナスタジアだと思い込んでいた女性

11:21マリー・シャデランだった

11:25まったく、旦那様は大間抜けです

11:29私も認識不足でしたわ

11:34俺は…振られたのか?

11:36事実を事実として認められたのは素晴らしいことですね

11:40ミオ、そこはこう…もっとオブラートにだな

11:44だって旦那様…何ですあれ?

11:47磨き上げたマリー様に黙って背を向けて

11:51それに、マリー・シャデランを追い返せ

11:54男性…はまずかったですね

11:56マリー様はきっと…

11:58ご自分が旦那様に嫌われていると思っておられるのです

12:01その誤解を解けば…

12:03彼女は喜んで妻になってくれると…

12:05分かりません

12:07はぁ…

12:08はぁ…

12:09でも頑張るしかないでしょう

12:11今は旦那様が片思いしている側なんですから

12:15まぁ…そうだな…

12:17マリーの所へ行こう…

12:22俺が見たいのは…

12:24彼女の笑顔だ…

12:26スリキレたズタボロの服…

12:33手垢のついた大好きな本…

12:36私がこの世界から与えられたものは…

12:39それだけのはずなのに…

12:41これは…誰…

12:48はい…どうぞ…

12:52あっ…

12:54ミオト…キュロス様…

12:57さ、先ほどは…大変な失礼を致しました

13:01…

13:02失礼…何の話だ…

13:05土地戦の事で取り乱してしまい…

13:07申し訳ございませんでした…

13:09いや…謝るのはこちらだ…

13:11顔を上げてくれ…

13:25どうやら…

13:26俺達には大きな誤解があったようだ…

13:30まず第一に…

13:32俺はマリーを嫌ってなどいない…

13:34第二に俺は…

13:36君が自分の意思でこの城に来たと思い込んでいた…

13:39勝手に決めつけてすまなかった…

13:42俺は本当に君を妻に迎えたいと思っている…

13:45はい…よろしくお願いいたします…

13:47え?

13:48え?

13:49こ…婚約が無理だという言葉は…

13:53驚きのあまり口をついて出ただけです…

13:55そ…そうなのか…

13:57はい…拒否する意思などございません…

14:01私も伯爵様のご事情はそれとなく存じております…

14:06公爵の位を継ぐために…

14:08貴族の娘と結婚しなくてはいけない…

14:11けれど…

14:12嫁探しには難航していると…

14:14それはその通りだな…

14:16出なければ…

14:17さあほどの方が…

14:18貧乏男爵家のパーティーになど来られませんもの…

14:22そうして…

14:23勢略結婚の相手として…

14:25見染められたのがお姉様…

14:27美しい…

14:29アナスタジアだった…

14:31こ…

14:32言葉が過ぎました…

14:37申し訳ございません…

14:38不良の事故により…

14:40出来損ないの妹が参りましたが…

14:42身の程はわきまえております…

14:44私のことはどうぞ…

14:46どうぞ…

14:47伯爵様の良いように扱ってくださいませ…

14:50待て…

14:51待ってくれ…

14:52確かに俺は…

14:53勢略結婚を受け入れるつもりでパーティーへ行った…

14:56だがあの夜…

14:57気持ちを改めたんだ…

14:59旧婚の手紙も建前なんかじゃない…

15:01本心だ…

15:02ええ…

15:03分かっています…

15:04伯爵様のアナスタジアへの思いが伝わってきました…

15:07違う…

15:08そこが間違いなんだ…

15:10意味が分からない…

15:16お二人とも…

15:18そろそろ夕食の時間です…

15:20召し上がりながらお話すればよろしいかと…

15:27そうだな…

15:28俺も空腹で死にそうだ…

15:39どれも美味しい…

15:40うちのご飯と単違い…

15:46マリ…

15:47これは勢略結婚なんかじゃない…

15:50アナスタジアに送った旧婚の手紙は…

15:53あの夜中庭で出会った君と…

15:55ただ名前を取り違えていただけなんだ…

15:58俺が結婚したいのは君だ…

16:00マリ…

16:01あ…

16:03光栄でございます…

16:04信じていないな…

16:06キュロス様はお優しい方ですのね…

16:09お気遣いなくとも大丈夫ですよ…

16:11やっぱり信じてないじゃないか…

16:14貴族の家に生まれた以上…

16:17婚姻は責務…

16:19それはキュロス様だって同じ…

16:21いや…

16:22その責任は比べようもない…

16:25きっと側室だって取られるだろうし…

16:27私はまた…

16:28ボロをまとって働くかもしれない…

16:34それで構わない…

16:35今までと何も変わらないのだから…

16:39あの…

16:40他に何か…

16:45俺は…

16:46マリーが好きだ…

16:51好き…?

16:52誰が…?

16:53誰を…?

16:54今までで一番意味が分からない…

16:57今までで一番意味が分からない…

17:00とにかく…

17:07婚約は成立した…

17:09婚約式は3ヶ月後だ…

17:11全てこちらで用意する…

17:13君は心配しなくていい…

17:15はい…

17:16かしこまりました…

17:17それまでは…

17:18ここでの暮らしを楽しんでくれ…

17:20あ…あの…

17:21一度…

17:22家に帰りたいのですが…

17:23シャデラン家に…

17:25なぜだ…

17:26その…

17:27父も婚約が成立するとは思っておらず…

17:30一夜だけ伯爵様をお慰めして…

17:33公演ができたら追い出されて来いと…

17:35強く言われていて…

17:37はぁぁぁぁぁぁぁ…

17:40わ…私も想定外の展開で…

17:42一度家に帰って指示を仰がないと…

17:45はぁ…

17:46みよう…

17:47はい…

17:48マリー様…

17:49少々お待ちください…

17:56な…

17:57何か失礼なこと…

17:59いや…

18:00失礼なことばかりね…

18:02あっ…

18:07恐れ入りますが…

18:08マリー様…

18:09ご実家への帰省は禁止させていただきます…

18:12えっ…

18:13ど、どうして…

18:14旦那様からの指示です…

18:16もしシャデラン夫妻が訪ねて来られる…

18:18も…

18:19面会は必ず旦那様の許可のもとお願いします…

18:23はぁ…

18:24マリー様…

18:25マリー様…

18:27一つお尋ねしてもよろしいでしょうか…

18:31あなたはなぜ…

18:33自分がブサイクだなんて思い込んでいるのですか?

18:36そ…

18:38それは…

18:39お父様とお母様が…

18:42毛玉だらけの髪と…

18:44そばかすと…

18:45ズダフォロの私が…

18:46いつも鏡に…

18:47いつも鏡に…

18:56お言葉ですが、マリー様…

18:58その中で今ここにあるのは鏡だけです…

19:02どうぞ存分に向き合ってくださいませ…

19:07鏡と向き合う…

19:09それが…

19:10何になるというの…

19:12本当の私は…

19:15こんな見知らぬ誰かじゃないもの…

19:18本当の私は…

19:19こんな見知らぬ誰かじゃないもの…

19:21全然現実味がないわ…

19:23な、なにこれ…

19:24あぁ…

19:25顔から温かい…

19:26はぁ…

19:27まるでおとぎ話の世界みたいな…

19:29荘厚な白亜の城…

19:31綺麗でキラキラした衣装…

19:32素敵な次女の方々…

19:33そして…

19:34美しい緑の瞳の伯爵様…

19:35本当に…

19:36夢みたいな…

19:37はぁ…

19:38はぁ…

19:40まるでおとぎ話の世界みたい…

19:44荘厚な白亜の城…

19:46綺麗でキラキラした衣装…

19:48素敵な次女の方々…

19:50そして…

19:51美しい緑の瞳の伯爵様…

19:54本当に…

19:57夢みたいな…

19:59はぁ…

20:08そうよね…

20:10きっと目が覚めれば魔法は解けて…

20:13ズタボロの私がいるだけ…

20:18俺はマリーが好きだ…

20:20はぁ…

20:21はぁ…

20:22はぁ…

20:23はぁ…

20:24はぁ…

20:25私ったら恥ずかしい…

20:27こんな夢を見るなんて…

20:29はぁ…

20:32でも…

20:33夢ならまだ覚めて欲しくないな…

20:36だって…

20:38夢ならば…

20:40素直に嬉しいって思えるもの…

20:42う…

20:43う…

20:44う…

20:45う…

20:46う…

20:47う…

20:48う…

20:49う…

20:50う…

20:51う…

20:52う…

20:53う…

20:54う…

20:55う…

20:56う…

20:57う…

20:58う…

20:59う…

21:00昨日はなんだか不思議な夢を見たわ…

21:02さて…

21:03かまどに火を…

21:04さて…

21:05かまどに火を入れて…

21:07家族のみんなを起こして…

21:09あれ?

21:16はぁ…

21:17まだ夢の中なのね…

21:20あら…もう少し楽しんでも…

21:26マリー様、もうお目覚めでしょうか?

21:28はぁ…

21:29はぁ…

21:30はぁ…起きてます!

21:31失礼いたします…

21:38おはようございます、マリー様

21:40う…あっ…

21:41う…あ…

21:42おはようございます!

21:43何をしてるんですか?

21:44マリー様…

21:45あ…

21:46丁寧にお辞儀をしてくださったから…

21:48それより下に這わなければと…

21:51なんでですか?

21:53楽になさってください…

21:55あの、そちらの方々は

22:01マリー様は正式に旦那様の婚約者となられました

22:05今後は三人で身の回りのお世話をさせていただきます

22:09紹介いたします

22:12ハンナとイルザです

22:17イルザと申します

22:19ハンナと申します

22:25世界は美しいね

22:42傷跡忘れるほどに

22:48生まれた意味とか

22:54考えてしまう

22:57まずは手を動かせ

23:01生きてゆくために

23:04いつかこの汚れた手も

23:07好きになるかな

23:09覚えていて

23:16あなたは美しい

23:20そう気づくまで

23:22私は歌ってよ

23:25たとえ全て

23:28分からなくなっても

23:30鼓動だけが

23:34そんなことを知ってる

23:36忘れないで

23:39あなたは美しい

23:42世界がそう

23:44一体いる

23:46この心が

23:49一体いるから

23:53ご視聴ありがとうございました

24:14少しでも心を開いてほしい

24:16次回

24:18夢見ていた暮らしと夢のような暮らし

24:22絶対に見てくれ

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