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02:50The teacher was really fun.
02:54What kind of things are you waiting for?
03:04It's cold.
03:06Well...
03:08Let's see...
03:10Excuse me.
03:11Aren't you?
03:13Yes.
03:14My name is Mr. Gragham.
03:20My name is Mr. Gragham.
03:22My name is Mr. Gragham.
03:24Hello.
03:25Hello.
03:26Hello.
03:28Let's go.
03:31Here we go.
03:34Sorry, I'm a little short.
03:37Are you okay?
03:41That's not bad.
03:43You can't see it.
03:44You can see it.
03:45You can see it.
03:46You can see it.
03:48I don't have to worry about it.
03:50You can see it.
03:51You can see it.
03:53You can see it.
03:59I'm sorry.
04:00I'm sorry.
04:02I'm sorry.
04:06This girl?
04:11There's some rain at the end.
04:16There's some rain in the night.
04:18This goes down late.
04:19I think it's too cold.
04:21It's new.
04:22When anything, it will be close to the start of the night.
04:24If it's looking for winter, it's time for winter.
04:26It will be a great winter...
04:27Yes?
04:28That's not bad.
04:29It's cold now, right?
04:32It's cold.
04:33It's cold here.
04:34It's cold here.
04:35But if you're too cold, it'll be cold...
04:39Yes?
04:40Is it magic?
04:42It doesn't matter.
04:44Let's go.
04:58It's amazing.
05:00It's just so easy.
05:02If you don't touch it, it's not a difficult magic.
05:06Thank you very much.
05:10You've been so busy.
05:12I'm a coward.
05:14I'm a coward.
05:16Please.
05:20I'll take care of you.
05:22I'll take care of you.
05:30I don't want to tell you.
05:34Kou-jo殿下
05:36あ!
05:40あの、その、いつから気付いて!
05:44駅でお会いした時からですね
05:46…どうしてわかったんですか!
05:48…メイドさんには見えませんでしたから…
05:52ホワイトブリムもつけていませんし、服のサイズも合っていません。
05:56あわてて誰かから借りたのかなと…
05:58A little bit of a previous ring on the ring.
06:00A nice ring on the ring.
06:04This is the best of a brand that I used to call.
06:09But if I was to check it out, I would like to see it.
06:14I will find it in my case.
06:15Ah, that's all of you.
06:17Ah!
06:20Ah!
06:21Oh, I'm sorry!
06:25A little...
06:27I'mgack
06:31No.
06:34Elsie
06:38Welcome to the
06:47Hey, there's a customer.
06:49Come on.
06:51Come on.
06:52Come on.
06:57Okay?
07:01I've never said that I can't do it.
07:05I don't know.
07:07When are you talking to me?
07:09I'm sorry.
07:11No, I didn't have a problem.
07:13I didn't have a problem.
07:15What?
07:17Oh...
07:19Oh...
07:21Oh...
07:23Oh...
07:25Oh...
07:26Oh...
07:27Oh...
07:28Uh...
07:29Ahren様は本当に教授殿がおっしゃっていた通りの方でございますね。
07:34Ah...
07:35教授は僕のことをなんと...
07:38天聖の年下殺し...
07:41と...
07:43い、人気が悪い。少しだけ年下の扱いに慣れているだけです。
07:48さようでございますか。さあこちらへ。旦那様がお待ちです。
07:53全く信じていませんね。
07:56エンロハルバル、ご苦労だった。
07:59いえ、ご招待いただきありがとうございます。
08:03アレンです。公爵殿下。
08:06うん。
08:07ワルターハワードだ。
08:09ワルタで構わん。
08:11教授に娘のことを相談したら、君しかいないと強い推薦を受けてね。
08:17話は聞いていると思うが、よろしく頼む。
08:20はい。ただ、教授から聞いているのは、王立学校の進学を希望しているティナ公助殿下の家庭教師を務めるように、ということだけです。
08:30はぁ、あや罪。
08:34何か事情が異なるのでしょうか。
08:37家庭教師を務めてほしいというのは本当だ。
08:40しかし、君に任せたいのは、入学を諦めさせることだ。
08:47諦めさせる…ですか。
08:51まずは、我がハワード家について話した方がいいだろう。
08:56四大公爵権については知っているな?
09:00もちろんです。
09:01建国にあたり多大な功績を挙げたことで、東西南北に広大な領地を与えられ、各地を守護していらっしゃいます。
09:09王家との関係も深く、故に損傷も、閣下ではなく殿下と。
09:16そうだ。
09:17ハワード家は代々、王家からこの北方を任されてきた。
09:22部門としての自負もある。
09:24だが…
09:27それも私の代で終わる。
09:30ティナが幼い頃、妻に先立たれ、私の子供は娘二人だけだ。
09:37長女のステラは王立学校に進学したが、魔法の差異があるとは言えないし、我が一族が受け継いできた極地魔法を使いこなせるようにはならないだろう。
09:49末娘のティナには魔法の差異が全くない。
09:54全く?
09:55魔力はあるのだが、初級魔法すら使うことができないのだ。
10:00何人もの有名な魔法の差異をもらったが、原因はわからん。
10:05聞いたことがない事例ですね。
10:07ティナは責任感の強い子だ。
10:10うちに生まれた以上、王立学校へ入学し、魔法や剣術を学ぶことが当然だと考えている。
10:15他にも道はあるというのに。
10:18どう、言いますと?
10:21見てもらった方が早いだろう。
10:24これは…。
10:27あの子が育てている植物だ。
10:34この土地でどうすれば育つのか。
10:36妻の残した本を読み、研究を始めたのだ。
10:40ティナの研究は我が領地にとって価値あるものだ。
10:44ここに残り、研究を続けて欲しいと私は思っている。
10:49これはまた思った以上の難題だ。教授め。
10:56お気持ちはわかりました。
10:58しかし、僕個人の意見としては、ご本人がお勧めになられたい道へ行くべきだと思います。
11:05もしも魔法を使えるようになり、それが王立学校入学に十分な水準であった場合、
11:12皇女殿下ご自身が望むならば、入学を許可していただけないでしょうか。
11:17分かった。その時は許可しよう。約束する。
11:22分かった。その時は許可しよう。約束する。
11:26ありがとうございます。
11:28魔力があるのに魔法が使えない女の子か。
11:32難題ではあるけれど、なかなかやりがいがありそうだ。
11:37遠方からの客人に、乾杯!
11:42乾杯!
11:44王との食事と違って賑やかだろう。
11:49ここでは、使用人たちも一緒に食事をするのが習わしなのだ。
11:53賑やかなのは大歓迎です。
11:56失礼します。
11:59王、ティナ、エリーもこちらへ来なさい。
12:03はい、お父様。
12:05は、はい。
12:08紹介しよう。娘のティナだ。
12:11ティナ、この方が新しい家庭教師のアレン君だ。
12:15初めまして。ティナ・ハワードです。
12:20大噂はカネガネ。
12:22これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
12:25こちらこそ、よろしくお願いします。
12:28エリーさんは先ほどお会いしましたね。
12:30車の中は寒くなかったですか?
12:32ん?
12:33く、車ですか?
12:35アレン先生、いろいろとお話を聞かせてくださいませんか?
12:41えへ、いいですよ。
12:46アレン君、君にもう一つ頼みたいことがある。
12:50ん?
12:51エリー。
12:52あ、エリー。
12:53この子はグラハムの孫でね。
12:56ハワード家を長きに渡り支えてくれている、
12:59ウォーカー家唯一の後継ぎなのだ。
13:01アレン君。
13:03はい。
13:04この子も君に預けたい。
13:06グラハムもすでに了承済みだ。
13:09それは、エリーさんも王立学校へという意味でしょうか?
13:13うん。
13:14そうなれば万々歳だが。
13:17すみません。
13:19私、魔法はそんなにで、
13:22ご迷惑をおかけするかと思いますが。
13:25エリーさん、一つ質問いいですか?
13:28は、はい。
13:29あなたはどうしたいのですか?
13:32私は言われた通りに。
13:35そうではなくてですね。
13:37ティナ様と一緒に王立学校へ行きたいですか?
13:41も、もちろんです。
13:43私はティナお嬢様のことが大好きで、専属メイドですから。
13:50それを聞いて安心しました。
13:52エリーさん、これからよろしくお願いしますね。
13:56あ、はい。
13:57あ、あの、アレー先生。
13:59私のことは、エリーと呼び捨てにしてください。
14:03では、私もティナとお呼びください。
14:05了解しました。
14:07黒猫さん。
14:09来ていたんですね、アンコさん。
14:13僕を紹介してくれた教授の使い魔です。
14:17あ、か、かわいい。
14:19音室の中に部屋があるとは。
14:20あ、どうぞ。開いてます。
14:22おは、おはようございます。
14:25今日はメイド服ではないのですね。
14:29先生は、ちょっと意地悪ですね。
14:34申し訳ありません。
14:36おはようございます。
14:38今日はメイド服ではないのですね。
14:41先生はちょっと意地悪ですね。
14:46あはは。申し訳ありません。
14:49は、はじめに言っておきます。
14:51初めて言っておきます。昨晩も言いましたが、私を殿下とか様付けで呼ぶのは禁止です!
14:57わかりました。
14:59次に嘘は禁止です。告げるのが辛い内容でも覚悟はできています。
15:06わかりました。遠慮はしません。 だいぶ気にしているみたいだな。
15:12魔法が使えないことで今まで散々傷ついてきたんだろう…
15:17I'm not going to do any of that. I'm going to take a piece in the paper.
15:20What?
15:22The exam is a piece to teach.
15:24You know, you know, magic and magic.
15:27Yes, of course.
15:29I should be taking time.
15:33I want to know how to be done.
15:37But the exam is always going to be done, so it's hard to take it.
15:43That's a lie.
15:45I don't think it's going to be able to study problems.
15:49But it's been made for a few years, 100 years, so it's been made for a few years.
15:55So, it's possible to be able to...
15:58Yes.
16:00This is a sample.
16:03Today, I'm going to study this.
16:10Oh...
16:12I can't believe this...
16:15This is Lidia's mother.
16:18I'm a master of my own,
16:20and I'm a master of the Lidia.
16:24She's known as a teacher, but she's also a teacher.
16:28She's a teacher, and she's a teacher.
16:31She's a teacher.
16:33She's a high school, and she's a master of the火炎鳥.
16:37出入される。
16:41そのリディアと学問に関しては合格。
16:50昨日はお疲れ様でした。
16:53早速試験を返します。
16:54どうぞ。
16:56はい。
16:59現時点でティナは筆記試験を合格。
17:03いえ、主席で合格できると思います。
17:05是非能批判。 特に論文が素晴らしかったです。
17:09わ、ありがとうございます!
17:11筆記の対策は最低限にして、 今日から実技、魔法の練習をしようと思います。
17:17はい。
17:18元気を出してください。 やってみないことには……
17:22何度やってもダメでした。 今まで何人もの先生について頂いて、
17:28その度に先生方を楽嘆させてしまって……
17:32落胆させた経験なら僕にもあります。それこそ、つい最近のことですが…
17:39え?でも、とても優秀だと教授が…
17:43元気の頭脳として、リディアさんだけじゃなく、アレン先生だって有名ですし…
17:50リディアの無茶振りに耐え忍べる唯一の人間として話題に上っているだけですよ。
17:56魔力は平均よりずっと下ですし、大学校まで行けたのは…
18:01リディアのおめつけ役としての能力を買われたからだと思っています。
18:05だからこそ、王立学校の厳しさも知っています。
18:09授業は難解かつ過酷で、約半数が無事に卒業できません。
18:14授業を始める前に一つだけ聞かせてください。
18:17王立学校へ本当に行きたいのですか? 義務感からではなく…
18:22私は王立学校へ行きたいです。義務感からではありません。
18:29植物の研究を続けるという選択肢もありますが…
18:34植物は大好きです。
18:37でも…笑わないですか?
18:40え?
18:43小さい頃、お母様が絵本を読んでくれました。
18:47その中で英雄の方々が使っていた大魔法に憧れているんです。
18:52いつか私もあんな風に魔法を使いこなしてみたいって…
18:57大魔法ですか。今はもう使える人はいませんが…
19:01だ、だから笑わないでくださいと!
19:04笑ったりしませんよ。できる限りのことはしてみましょう。
19:08あなたに意思があり、前に進もうとしているなら、必ず道はあります。
19:14おっ…ありがとうございます!
19:16ありがとうございます!
19:17ドドドドドドドドドドドドドドド…
19:19失礼します。
19:21よいしょ。
19:22よし、よいしょ。
19:25アレイ先生、言われた通りに…
19:27あぁー!
19:28あー!
19:29あー!
19:30あっ!
19:31あっ!
19:32あっ!
19:33あっ!
19:34あっ!
19:37ふぅ…
19:38I don't think so again....
19:45Elion- folder!
19:47Sorry....
19:49kurgu...
19:50Keni are removed.
19:53Now,
20:08魔法は基本属性として炎、水、風、土、雷、光、闇に分かれます
20:18人は生まれながらにこれら7属性のどれかに対別され得意不得意が決まります
20:25その通りですではハワード家は?
20:30水、風の魔法を得意としそれらを組み合わせることで氷属性の魔法を発動させることができます
20:38半分正解です
20:40半分ですか
20:42では得意不得意とは何でしょう
20:45えっと
20:47昨日僕は車の中で温度調節の魔法を使いました
20:52あれは炎、水、風、3つの属性を合わせたものです
20:58炎と水は対立しますから得意不得意という考えからは外れると思うんです
21:05これは僕の考えですが自分に合った属性というものは存在しないのではないでしょうか
21:13頭をまっさらにしていろいろな属性を試してほしいんです
21:17で、でも
21:18まずは実践あるのみです
21:21ここにある8本のロウソクに基本の7属性と氷属性を使って魔法をかけてもらいます
21:28エリーどんな魔法を使えますか
21:31えっと炎と風の魔法を少しだけ
21:35ではロウソクに火を灯してください
21:37は、はい
21:38気楽に、気楽に
21:48はい
21:49よくできました
21:52では次に風を起こしてみてください
21:55は、わかりました
21:56最初から2つの魔法を使えるなんて将来有望ですね
22:08あ、ありがとうございます
22:10でも私なんてダメダメで
22:13そんなことないですよ
22:15これなら入学試験には十分間に合うでしょう
22:18目指すは上位合格ですね
22:20ちょ、上位!?
22:22さて、次はティナの番ですよ
22:25やってみてください
22:26ん…
22:28わかりました
22:37魔力の動きを感じる
22:42魔法式も綺麗だ
22:44真面目で模範的で
22:50ごめんなさい
22:51謝ることはありません
22:53魔力はあるのですから
22:55あとはどうして発動しないのか
22:57突き止めるだけです
22:58では、模範霊を見せましょう
23:012人にもできるようになってもらいますから
23:04そのつもりでいてくださいね
23:08初級魔法を使うだけじゃ面白みに欠ける
23:11多少見栄えを良くしよう
23:13焦がれの中に一筋の光
23:17少しだけ自分を好きになれる気がした
23:23不思議なの
23:24こんなに世界が綺麗なんだと
23:28星を見つけた
23:30その日まで知らなかったよ
23:33祈るだけじゃ
23:36叶わないよ
23:38コツさえ掴めば難しくない
23:40なぜなら
23:41かつて無能と呼ばれた
23:43僕にできるのだから
23:45何十回何百回伝えたって
23:50まだまだ足りないくらい
23:52というわけで
23:53春までハバード公爵記に
23:55滞在することになりました
23:58無事に勤めを果たせるよう
24:00祈っていてください
24:02はぁ…
24:03追伸
24:05今は昇進だから
24:06今度会う時は
24:07多少手加減してくれると嬉しい
24:10いきなり火炎町の挨拶はやめよう
24:13怖いから
24:15私に断りもなく
24:17許さないんだから
24:19…
24:23…するなら
24:24彼らにとって属性は
24:26あまり意味を持っていないんじゃないか
24:28と
24:29ですが
24:30今使われている魔法式のほとんどが
24:32一つの属性を発動…
24:39ジョジョ…
24:40ジョジョ…
24:45もう一つの属性を発動…
24:49…
24:53…
24:54…
24:55…
24:56…
24:57…
24:58…
24:58…
24:59…
24:59…
24:59…
25:00…
25:00…
25:00…
25:01…
25:02…
25:02…
25:03…
25:03…
25:03…
25:04…
25:35何十回何百回伝えたってまだまだ足りないから
25:40何十回何百回伝えたってまだまだ足りないから
25:45何十回何百回伝えたってまだまだ足りないから
25:51何十回何百回伝えたってまだまだ足りないから
25:54I don't know.
26:24なぜなら 未来じゃ叶わないこと
26:27あなたがいればもう怖くない きっと
26:35何十回 何百回 伝えたってまだまだ足りないくらい
26:41もう戻れないの
26:43ときめきに溢れてる毎日だから
26:47何千回 何万回 今が過去になってく
26:51その前に ねぇ
26:53聞いて欲しいことがあるんだ
26:57もうちゃんと心から言えるの
27:02大好きだよ
27:13さて質問です
27:15どうして人は魔法を使えるのでしょうか?
27:18えっと…
27:19はい! 人が魔力を持っていて 使いこなすために研究や努力を重ねてきたからです
27:26確かに研究は進み 魔法を使えるものは増えましたが 一方で上級魔法の使い手は年々減ってきています
27:34各公爵家を象徴する極地魔法 火炎鳥 季節炉 暴風流 雷王子の使い手はもうわずか
27:44その威力も弱体化しているのです
27:47では先生は200年前の魔王戦争以降 各国が行ってきた魔法の研究や改良は
27:54無駄だとおっしゃるのですか?
27:56無駄だとは言いません けれど結果として質の低下を招いてしまっています
28:02僕は人が魔法を使えるのは目に見えない精霊が 力を貸してくれているからだと考えています
28:09せ、精霊が?
28:11その説は実験で否定されたはずです
28:15精霊の力が強いはずの火山でも 炎属性魔法の威力は変わらず
28:21逆に水属性魔法の威力が強まった例もあったとか
28:26よく勉強なさってますね ですが精霊の力を証明できないのに
28:31実験が正しいとどうやって証明を?
28:33そ、その質問は反則です
28:36すみません ティナが優秀なのでつい
28:40やっぱり先生はちょっぴり意地悪です
28:43さて僕はこう考えました 精霊が存在するなら
28:48彼らにとって属性はあまり意味を持っていないんじゃないかと
28:52ですが今使われている魔法式のほとんどが
28:56一つの属性を発動するように作られています
28:59彼らの立場で考えると
29:01毎回一つのことしか注文してこず
29:04魔法を強制しようとする人間に 心よく力を貸すでしょうか
29:09貸さないと思います
29:11ま、私もそう思います
29:13だから僕は魔法式を改良して
29:15白紙の部分を増やすようにしています
29:18お二人にも新しい魔法式を試してほしいんです
29:21ああ
29:23エリーは炎と風の魔法を使いますので
29:26それ以外の魔法を使ってみてください
29:28わ、わかりました
29:30い、いきます
29:37ご、ごめんなさい
29:39わ、私がダメダメなせいで
29:42そんなことはありませんよ
29:44もう一度落ち着いてやってみてください
29:47は、はい
29:49い、出来ましたー!
29:54ほ、ほんのちょっとだけですけど
29:59お見事です
30:01次はティナ
30:03はい
30:04あっ
30:05あっ
30:11大丈夫ですよ
30:13I'm fine. Let's try to challenge.
30:16Yes.
30:31Wow!
30:32What kind of buildings like this...
30:35I don't know what I'm going to do with Tina.
30:40But it's something that I'm going to do with magic.
30:44There's something that I'm going to use.
30:54It's late, so I can't wait for a long time.
30:58I know.
31:00魔法学大全は…
31:07あった!
31:10お嬢様は本当に奥様そっくりでございますね 本がお好きで勉強家でいらして
31:17お母様と違って、私は魔法を使えないけどね
31:22今回の家庭教師の先生はどのようなお方ですか?
31:26先生はとっても意地悪よ…だけど…
31:31その服では寒いでしょ、これを…
31:35とてもとても優しい方よ
31:38さあお嬢様、先にお戻りください 私は戸締まりをしてから戻ります
31:46えっ…
31:49いらっしゃるのでしょ?
31:52バレてましたか…
31:54私、東家メイド長を務めております シェリー・ウォーカーと申します
32:00物質家ではございますが、どうしてもお願いしたいことがございまして…
32:05アーレンです。お願いというのは?
32:08ティナお嬢様のことでございます
32:11お嬢様はとても聡明で、努力家でいらっしゃいます
32:17しかしこれまでの先生方は、魔法が使えないというだけで、すべてを否定して去っていかれました
32:25その度にお嬢様は傷つき、こっそりと泣いていらっしゃいましたが、王立学校への進学を諦めることはありませんでした
32:36そして、あなた様がやって来られることになった
32:40あの時のお嬢様の…
32:42聞いて、シェリー! あの健気の頭脳と呼ばれるアーレン様が来てくださるの!
32:53アーレン様、あなた様とリリア様はお嬢様にとって憧れだったのです
33:00どうかお嬢様をお救いください
33:03ご安心ください、シェリーさん。僕はそのためにここにいるのですから
33:09ありがとうございます
33:11それと…
33:12ん?
33:13僕からも一つ、お願いが…
33:18納得がいきません!
33:21ご説明をお願いします
33:23えっと…説明って何について?
33:27今朝、二人でお散歩なさっていたことについてです
33:31いや…あれは…
33:34野菜の収穫を手伝っていただけです
33:40ティナお嬢様、お顔が怖いです
33:43エリー、あなた先生のことをどう思ってるのですか?
33:47ん?
33:48す、好きでもないのに、早朝から二人きりになるだなんて…
33:52そんなの!
33:53そんなの!
33:54アレイ先生のことは、好きですよ
33:57えっ?
34:00そ、そ、そ、そうなの?
34:02はい!
34:03おじいちゃんとおばあちゃんと、ティナお嬢様の次に好きです
34:07そ、そう…って…
34:10な、なんですか?
34:12仲が良くて姉妹のようですね
34:15ど、どっちが姉に見えますか?
34:17それは…
34:19ティナでしょうか?
34:20ふふぅ…
34:21ち、違いますよ!
34:23私の方が一つ年上なんですから!
34:26エリーがお姉ちゃんらしかったことなんて記憶にないですけどね
34:30ティナお嬢様!
34:32ふ、ほんと…
34:34そういう風に言われるんでしたら…
34:36今度雷が鳴っても、一緒に寝てあげません!
34:39あっ…
34:40卑怯よエリー!自分なんて怖いくせに!
34:43笑い事じゃありません!
34:46笑い事じゃありません!
34:48すみません…
34:49続きは授業の後にしましょう…
34:56どうですか?感じますか?
34:58思っていたより温かいです…
35:01魔力の流れもはっきりと感じます…
35:04よくできました…
35:06さあ、今のでアンコさんが持っている闇の魔力を体感できたと思います…
35:11まずはエリー…
35:13は、はい!
35:14は、はい!
35:24大丈夫ですよ…
35:26すぐにできたら、僕がいる意味がありません…
35:29次はティナ、やってみましょう…
35:32はい…
35:33はぁ…
35:34はぁ…
35:35はぁ…
35:36はぁ…
35:37はぁ…
35:38いきます…
35:39ハァ…
35:41ハァ…
35:42ハァ…
35:43ハァ…
35:44ハァ…
35:45ハァ…
35:46ハァ…
35:47ハァ…
35:48気を落とさないでください…
35:50いろいろと試していきましょう…
35:51ハ…
35:55はい…
35:56では、僕がお手本を…
35:59はい…
36:00ハァ…
36:01ハァ…
36:02ハァ…
36:03アレン先生!
36:04私にも抱かせてください!
36:06ズルいエリー!
36:07私も!
36:09喧嘩しないでください!
36:11ほら、こちらにも!
36:12はい!
36:13あっ!
36:14一匹ずつどうぞ!
36:15あっ!
36:16すごい!
36:17本物みたい!
36:19完成度が高いのは、
36:21アンコさんがお手本になってくれたからです!
36:25モグモグです!
36:26モアオ!
36:27かわいい!
36:30アレン様、こちらが届いておりました。
36:35リディアか。
36:38早かったな。
36:40逃亡中の誰かさんへ。
36:43報告の手紙、確かに受け取ったわ。
36:47どう、知って!
36:49ハワード家なのよ!
36:50働くなら、うちに来ればよかったでしょ!
36:54ティナとは何回か会ったことがあるし、 事情も知ってる。
36:59いくら、あなたでも難しいんじゃないかしら。
37:03もちろん、あの手を使えば、 うまくいくかもしれないけど。
37:08アレは禁じて、 私以外に使うのはやめておきなさい。
37:13それと、応急魔法師の試験のことで、 報告してないことがあるでしょ?
37:19ご主人様に隠し事をするなんて、 大層なご身分になったわね。
37:25まあ、いいわ。
37:27王立学校の入学試験の時に会いましょう。
37:30逃げたら地の果てまで追いかけて、 切って燃やすからそのつもりで。
37:36追跡者兼、ご主人様のリディアより。
37:39追伸、手紙は毎日とは言わないけど、 毎週は書くこと、いいわね!
37:46ふぅ…
37:48先生、リディア様はなんて…
37:51いえ、マメに手紙を書けと怒られただけです。
37:55そんなにアレイ先生を思われて…
37:58離れ離れなのが寂しくて仕方ないんですね。
38:01いや、そんな可愛い理由じゃないと思いますけどね。
38:13新しい魔法式の成果は出ている。
38:16主にエリィさんにだけど…
38:18あっ…
38:28ん?
38:30これは…
38:32氷の…かけら?
38:37間違いない。
38:39魔法発動の一歩手前までは来ているんだ。
38:43現代の魔法学で原因がわからないなら…
38:46もっと古い情報を調べてみるか…
38:48ん?
38:51これは…
38:54アレイ先生…
38:55こんばんは…
38:58あ、あの…
38:59ん?
39:02お待たせしました。
39:05ありがとう、エリィさん。
39:06ですが…
39:08待ってください!
39:11どうしてエリィさんなんですか?
39:13え?
39:14いつもは呼び捨てなのに…
39:16もしかして…
39:17あの場だけだったんですか?
39:19いや…
39:21そんなことは…
39:24酷いです!
39:25アレイ先生にとって私は…
39:27その程度だったんですね!
39:29わかりました、エリィ…
39:31うーん…
39:32はい!
39:33常にそれで…
39:34お願いします!
39:37それより…
39:38こんな夜更けに…
39:39部屋に男の人を入れてはいけませんよ…
39:42こういうことは…
39:43心に決めた人だけにしてください…
39:45など問題は…
39:48何かを言いましたか?
39:50い、いえ…
39:51わかりました!
39:52では、要件を聞きましょうか?
39:54あ、は、はい!
39:56アレイ先生…
39:57あの…
39:58ありがとうございました!
40:00え?
40:01この前のことです…
40:03おじいちゃんとおばあちゃんに呼び出されて…
40:06エリィ…
40:07あなたを誰よりも愛してるわ…
40:10娘夫婦の忘れられることだけが理由じゃない…
40:14家族として愛している…
40:17そう言って、私のことを抱きしめてくれました…
40:21急にどうしたのかと思って聞いたら…
40:24私のことでアレイ先生と話をしたって…
40:27よかったですね…
40:29僕は少し助言をしただけです…
40:32それと、僕からも一つお願いが…
40:35なんでございましょう…
40:37エリィさんのことです…
40:39もしや、何かご無礼を…
40:41いえ、そうではなくて…
40:43彼女は十分に才能があるのに力を発揮しきれていません…
40:47自信を持って前に進むためにも…
40:50どれだけ大切に思ってるか…
40:52伝えてあげてほしいんです…
40:54ご家族の愛情は心の支えになりますから…
40:57あ…
40:59僕も家族に支えられてきたので…
41:02私は小さい時に両親を亡くしました…
41:07残された私は…
41:09ハワード家に引き取られて…
41:11ここに来ました…
41:12そうでしたか…
41:14初めてお屋敷にやってきた日のことを…
41:17今でも覚えています…
41:19雪の白さと寒さ…
41:21それと…
41:22私の後を一生懸命くっついてくる小さな女の子…
41:27ティナオ嬢様もお母様を亡くされたばかりで…
41:31不安だったんでしょうね…
41:33似ているんです、私たち…
41:36私、怖かったんです…
41:39大川家の後継ぎなのに…
41:40何をやっても全然ダメで…
41:43ティナオ嬢様には学問であっという間に追い抜かれて…
41:47私の居場所なんて…
41:48もうどこにもないんじゃないかって…
41:51だから今回…
41:52勇気を振り絞って旦那様にお願いしたんです…
41:56私も王立学校に進学したいって…
42:00すごいですね…
42:01あなたは自分の意志で、自分の道を切り開いた…
42:05とても勇気がある女の子です…
42:07そ、そんな…
42:09エリーには十分な才能がありますし…
42:12あなたは一人じゃありません…
42:14自信を持ってください…
42:16はいっ!
42:19行きます!
42:20あっ…
42:21素晴らしい!
42:26あ、ありがとうございます!
42:28他の魔法はどうですか?
42:30あ…
42:31えっと…
42:32雷と光はちょっとだけ怖くて…
42:36闇属性はアンコさんに手伝ってもらっているので…
42:39もう少しだと思います…
42:42エリーは順調だ…
42:45そろそろ実践形式の訓練にしてもいいかもしれない…
42:49その前に…
42:51さあ、ティナ…
42:53あなたの番ですよ…
42:54はい…
43:05どうして…
43:06どうしてダメなんですか…
43:09お嬢様…
43:11まだ時間はあります
43:13違う魔法式で試してみましょう
43:16はい…
43:17推測と実践を繰り返すしかない…
43:20だけど…
43:21悩んでいるこの子を見ると…
43:23考えが揺らぐ…
43:25いざとなったら…
43:27ふっ…
43:28それで、どう思う?
43:30殿下の魔力は膨大です…
43:33ですが、入学試験までに間に合うかどうかは…
43:36では…
43:37諦めさせる方向に進むのかね?
43:40いえ…
43:41ご本人が望まれるのであれば…
43:43信頼させるべきだと思います…
43:46ふぅ…
43:48魔法を使えなくても…
43:50学問などの引い出た才能がある場合…
43:53特例として入学を許可してもらえます…
43:56それは知っている…
43:58しかし、君とて経験していよう…
44:01貴族社会とは面倒なものなのだ…
44:05ハワード家の娘が…
44:07魔法を使えないのに入学すれば…
44:09馬鹿な連中に目をつけられる…
44:12これ以上、ティナに傷ついて欲しくないのだよ…
44:16状況が変わらないなら…
44:18要望通りにしてくれ…
44:20ですが…
44:22この通りだ…
44:24頼む…
44:25ん…
44:27はい…
44:29もう一度…
44:43練習なら付き合いますよ…
44:45先生…
44:48いいんですか?
44:49もちろんです…
44:50続けてください…
44:51うっ…
44:53いくらなんでもおかしい…
44:56最近は魔法式すら確認する間もなく消えてしまう…
45:00まるで何かが拒絶するかのように…
45:04うっ…
45:06見た限り…
45:07魔法式は問題ないはずだ…
45:09なのになぜうまく発動しないのか…
45:12何か…
45:14緩和できる方法は…
45:16もう朝…
45:31さすがに疲労が溜まってきてるな…
45:34いけない…
45:35こんなことじゃ二人に迷惑をかけてしまう…
45:45おはようございます…
45:51遅くまで練習していたのか…
45:58うっ…
45:59先生…
46:01起こしてしまいましたか?
46:03申し訳ない…
46:04いえ…
46:06あ…
46:07その本…
46:09私のためですか?
46:10違いますよ…
46:12これは僕の趣味で…
46:13嘘です…
46:14え…
46:15先生が夜遅くまで本を読まれてるのを知ってます…
46:19今朝だって食堂にお姿がありませんでしたし…
46:22それは…
46:23このひと月で何百冊と本を読まれて…
46:27私のために…
46:29毎日毎日新しい魔法式も考えてくださって…
46:33夜の練習にも付き合わされて…
46:35気にしないでください…
46:37本を読むのは好きですし…
46:39魔法式を改良するのもそうです…
46:42今朝は珍しく寝坊してしまいました…
46:44お恥ずかしい…
46:46え…
46:47もっと怒ってください…
46:49もっと責めてください…
46:51魔法が使えないのは…
46:54私に…
46:55私に才能がないからなんです…
46:59ごめんなさい…
47:00君にそんなことを言わせるなんて…
47:02教師失格ですね…
47:04ですが…
47:05あっ…
47:06はっ…
47:07はっ…
47:08はっ…
47:10もう…
47:11もう…
47:12もう…
47:12嫌なんです…
47:14先生のことを尊敬していて大好きなのに…
47:18エリーのことも大好きなのに…
47:20これは…
47:21先生がエリーを褒めるたびに…
47:24日に日に成長していくあの子を見るたびに…
47:28汚い感情が含んでくるんです…
47:31だから…
47:36ディナー!
47:40アリー先生!
47:43来るな!
47:43エリー!
47:45ディナー!
47:58ディナー!
47:59ディナー!
48:00ディナー!
48:01ディナー!
48:02ディナー!
48:03ディナー!
48:04ディナー!
48:05ディナー!
48:06ディナー!
48:07ディナー!
48:08ディナー!
48:09ディナー!
48:10ディナー!
48:11駆け出し少女!
48:13裸足でかけろ!
48:15一瞬のプロローブル!
48:19ファレリアン!
48:20ファレリアン!
48:21一世時代の出会いで育つ!
48:25夢と希望!
48:27エコンセトラ!
48:30スキリスキリスキリスキリ!
48:32剣だけ散った心を合う
48:34その顔に、渦かせた未開のままで
48:39願いは口に出して
48:42見て!見て!
48:43成長勝負!
48:45強気で進め!
48:48演奴にはまだ早い
48:517-12夜分に進め
48:53自分自身の可能性に
48:58行こうすふりはまだ早い
49:01我がまま模様でさえも
49:03それらは後に 行ってみたい方さ
49:08君が行け見て!
49:11ご覧よ!
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