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00:00〈さあ新しい人生を選ぼう〉〈家の中の無駄を断ち必要なもの以外は捨て物への執着から離れる〉〈自らの決断で新たな暮らしと生き方を選ぶ〉〈それが断捨離〉〈決断を後押しするのは断捨離の提唱者〉〈
00:29数え切れない人々を導いてきた断捨離と人生の達人です片づけのできないダメな子って言ってはならないと思ってるんだよね完璧なんてないよね完璧を求めたら苦しいだけ選び抜こう自分らしい生き方を人生の扉が今開きます
00:59母がちょっとここ開けるのがちょっと危ないので急を擁する事態が実家で起きていました両親共に体を痛め日々の暮らしもままならないしかも
01:29今は何していいか浮かば全然浮かばないのこの窮地から救い出そうと娘が立ち上がりますところが
01:41父親とぶつかり揺れる心老後ってもっとすごいもんだって輝かしいもんだじゃんと思ってたけど輝かしい老後を取り戻してあげたいその断捨離の行方は?
02:08両親に輝かしい老後を頑張り屋の娘涙の恩返し埼玉県ののどかな町の一軒家からそのSOSは届きました。
02:36ここは両親が住む実家です間取りは2階建ての7LDKこちらが台所になるんですが私の母です。おはようございます。
03:03マキコさん家はもともと5人家族お兄さんは仕事でマキコさんは結婚して実家を離れ今この家にはお父さんお母さんそして弟さんが暮らしています
03:33片づけるっていうのがちょっといまいち得意じゃないくてこのような状態になってます。
04:11これとかもコップとかお椀とかが作り付けの大きな壁面収納その中には長年使っていないものが押し込まれているんですこれは大量だ。
04:33さらに流しの上の収納にも調理器具がぎっしり詰まっている整理しなくてはいけないところが多くてはいちょっとどこからやっていいのか分からずに問題は他にもありました。
04:55そうですねこっちが冷蔵庫と電子レンジとかなんですけどここが土間に出入りができるようになってここが段差があるんですねなのでちょっとまああの母がちょっとここを開けるのがちょっと危ないので今ちょっと危ないっていうところがはい。
05:17冷蔵庫の前の床が狭くお母さんが扉を開けるたびに後ろの土間に落ちそうになってしまうんです確かにこれは危ないなあそうですねここにいるかあとは一番おくりの自分のベッドのあるとこですねそっちになっちゃいます。
05:40そのベッドがある部屋というのはお母さんは一日の大半を寝室のベッドで過ごしているそうです向かいにはお母さんの部屋があるとのことですがあら!
06:08物置状態だお客さんが来る時とかに一時退避置き場になってしまってそのままどこにも移動されずに残っていたりなので一体なぜこんなことになっているのかそれはマキ子さんが断捨離を決意した理由と関わっていました。
06:34ことしの1月に母が部屋の中で2回ちょっと転んだりけがをしたことがありましてでというのとあとそのあとわりとすぐに父が家の中ではないんですけどちょっと仕事で背骨をちょっと骨折してしまいましてででもちょっとその2つでそういうのがあるんですよ。
06:36ことしの1月に母が部屋の中で2回ちょっと転んだりけがをしたことがありましてというのとあとそのあとわりとすぐに父が家の中ではないんですけどちょっと仕事で背骨をちょっと骨折してしまいまして
07:06もうちょっとこのまま家が散らかっている状態だとさらに次のけがだったり起こしかねないのでちょっと少しでも安全で楽しく暮らせるようにちょっとどうにかしたくてはい。
07:25お父さんは77歳今日でも治療をやめたんだけど農業の仕事中に背骨を骨折前のようには体が動かなくなっているといいます
07:48そして75歳のお母さんデイサービスを利用して体を動かしていますが最近元気がないと真希子さんは感じています
08:07ちょっと来るだんびに何か歩き方がちょこちょこちょこみたいな前はスッスーだったのがちょっと表情顔色も少し悪くなったりしてるような感じがしたので。
08:22ちょっと母自身も何か今は全然できないんだよみたいにちょっと言うことが多くなって転んでケガをしてから寝室のベッドで過ごすことが増えたといいます自分の部屋を片づける気力もなくなってしまったんです
08:41私もほら自分で便利になるようにって言うよりみんな知ってもらっちゃうからさああしてくれこうしてくれっては何か言えないね
08:57真希子さんは平日は会社勤めしかも実家から電車で2時間ほど離れたところに家族と暮らしており早々通っては来られません
09:15一緒に住んでいる弟さんもお父さんの分まで農業の仕事を引き受け手いっぱい
09:27それでも懸命に両親の面倒を見てくれています
09:37今はお母さん食事を作る元気も湧いてこないって言うんです
09:43老後ってもっとすごいもんだ輝かしいもんだと思ってたけど老後ってこんな感じなんか自分の体力がまず落ちちゃうもんね
10:03今は何していいか浮かばないの
10:07輝かしい老後は夢のまた夢そう諦めかけている両親に真希子さんは段差りで希望の光を取り戻してあげたいと考えているんです
10:29山下さん力になってあげてくださいごめんくださーい
10:47まず向かったのはお母さんの部屋
10:51広いお家だね
10:53広いお家だね
10:57ちょっと今物置き場になってしまっている
10:59これはでも出すゴミなんですね
11:01そうですねここは出すゴミでちょっとそれ以外がまだちょっとちゃんと決まっていないのでここにも古い布団だとか古い布団とかがいっぱい入っちゃってる
11:07前田氏ではいここがお母さんとはい父と母の室でですね
11:17We have no clothes.
11:21We have a lot of clothes.
11:25We also have a lot of clothes.
11:33We have 2,000 kids.
11:37We have a hard time here.
11:40We have a house.
11:42We have a house.
11:45介護ベートになっちゃってる、母は。
11:49私も安心して寝れるようにしたいよね。
11:53そして問題の多いキッチンへ入ってすぐ目につくのが物だらけのテーブルです。
12:04常に忙しくて。
12:06Yes, so
12:36This is the one that I'm thinking about.
12:41This is the one that I'm thinking about.
12:54〈どうやらお母さん全部捨てられちゃうんじゃないかと心配しているみたいだそこでお母さんに確認しながらキッチンの断捨離を進めていくことになりましたそれでは始めましょう
13:15じゃあマイッコさんそれをまずゴミってなってるのでね
13:31おやおや収納棚の扉を外しちゃうんだ
13:39どれだけいらないものがね詰まりきってるからねこれがもう
13:45結局見えないからゴミ突っ込み場になっちゃう
13:53すごいでしょ
13:57いやー全部扉を外すと改めてその物量に驚かされるな
14:06流しの上の調理器具も大変な量だ。
14:14まずあの上だけ空っぽにしてみよう一緒にやろうで私が下ろすので下でもういいと思うのは袋に入れてください一箇所空っぽにすると気持ちがいいから
14:34お母さんの意思を確認するのはマキコさんの役目です
14:41なんかもし残したいものがあったら見たら言ってくれるこれはいらんかな
14:49うん
14:50うん
14:51うん
14:52うん
14:53うん
14:54うん
14:55蒸し木
14:56いるかな
14:57うん
14:58いるかな
14:59流しの上に入っていたのは今は使っていないものばかり
15:06すごいです
15:08お母さん特に残したいものはないようです
15:18どうですか 一旦空っぽになったのを見ると
15:23お母さん空っぽ上が
15:26びっくりした
15:30最終的に残したのはこの鍋一つ煮物に使うんだそうですあっこんにちはそこへ帰ってきたお父さんキッチンの代わり用にびっくりした様子扉も外してもうどこに何があるか分かるようにしたいなと思ったんですねここもすごい量がありますね
15:59ここもすごい量今空っぽにしたんだけどとりあえずじゃあそこを片づければそうお父さんがいるいらないのあとはこちらでこれはゴミって判断できるんで娘さんと奥様が分かりましたね
16:17状況を理解したお父さん早速分別を開始悩む者は自分の部屋に持っていって分別することに二十二円倍のウーロン茶はいいよねはいもちろんですえぇぇぇっ?えぇぇっ?えぇっ?えぇぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?えぇっ?
16:4722年前、随分長いこと入れっぱなしのものがあるようですが
17:04お母さん、ほったらかしすぎですよ。 この家は50年ほど前に建てたとのことですが、ずーっと売れたまんまのものがあるってことだよね。
17:24なんかもう身はなさそうな感じですね。 うん、そのクッキーは? うわ、中身が入っている。 もはや危険物だ。
17:46なんかバターがありなのかな。 あ、そうかもうバターが腐っちゃってるのかな。 うん。 じゃあ。
17:52長い間放置されていた棚の中は当然いらないものばかり。 ところが、マキ子さんは。
18:02これはもうさすがにいいよね。 私もそう思うんですけど、こないだ父が洗って使いたい。
18:09はい、お父さん。 お父さん。 お父さん、今日も同じ気持ちでしょうか。
18:13これも処分でもいい気がするんですけれども、どうでしょうか。
18:17いいよ。 はい。
18:21お父さん、これ何にいる?
18:23一つ一つ捨てていいかと確認していきます。
18:28っていうかそのあの本当にここの下からこの下から出てきたのもう聞くまでもないです。
18:40マキ子さんが手にしていたのは壊れたほこりまみれのホチキス。
18:48確認しなくても処分できそうなものなのに、どうして躊躇しているんだろう。
18:55もう非常事態宣言出てると思って。 非常事態宣言ですね。
18:59何か言われるのが嫌なの。
19:01そうそう。
19:02そんなものの恐れを一番手放さなきゃ。
19:05でしょ。
19:06だって一番の目的は健康と安全を取り戻すことだよ。
19:10後でこれ一つに文句を言われたってそんなことね。
19:13そうかマキ子さん後で文句を言われるのが嫌でいちいち確認していたんだね。
19:26何のために、何のためにこの番組に応募した?
19:30あの家をきれいにして。
19:33そうでしょ。
19:34人派がきれいに暮らしてるために。
19:36そうでしょ。そっちがそれが一番大事。
19:38分かりました。
19:39これはどうでもいい。
19:40分かりました。
19:41で、後で何回言われたっていい。
19:47両親を守るためなら悪者になったっていい。
19:52それくらい覚悟を決める必要があると山下さんは伝えたんです残したものが一目で何があるか分かるように並べていきますさああとはテーブルの上調味料や飲みかけのペットボトルがおきっぱいです。
20:22冷蔵庫に置きっぱなしになるのは冷蔵庫に行きづらいから。
20:24今後、改善が必要です。
20:26冷蔵庫に置きっぱなしになるのは冷蔵庫に行きづらいから。
20:28今後、改善が必要です。
20:30ですね。
20:32あらないよだってね。
20:34これから夏場になったら。
20:37こういうものが、特にこれがあるから行く気がしなくなる。
20:42ホントに。
20:44ホントに。
20:45ホントに。
20:46すごい。
20:47すごい。
20:48すごい。
20:49すごい。
20:50すごい。
20:51すごい。
20:52すごい。
20:53すごい。
20:54すごい。
20:55ああ、びっくりでしょ。
20:59で、これもうちょっとこっちやればいいのね。
21:01はい。
21:02はい。
21:03お父さん登場。
21:04すごい。
21:05すごい。
21:06すごい。
21:07お父さんも目を丸くしています。
21:13断捨離前は物があふれ、圧迫感のあったキッチンが。
21:21いやあ、これはこれは。
21:27収納の扉を取り外したことで開放感が生まれ。
21:32しかも何がどこにあるか一目瞭然となったんです。
21:42この日断捨離した物は燃えるゴミだけで軽トラ1台分。
21:49燃えないゴミは一部屋埋め尽くすほどになりました。
21:55こんなに綺麗になったのお父さん。
22:00なんか初めて見た。
22:02聞きます。
22:03そんな気がってるな。
22:05はい。
22:06何年か、何年か盛りてるから。
22:08何年か盛りてるから。
22:09初めて見た。
22:10初めて見た。
22:12そうするとこうなると、
22:14お箸もちょっと多すぎるなとかね。
22:16これが傷んでるなとか見えてくるわけ。
22:18今までは見てるようで見えてなかった。
22:22それがもうやって探して。
22:24そうそう。
22:25合わない合わないって言ってね。
22:27こんなにいらないよねどうしたってね。
22:29そういう人って少しずつ自分の発見できる目になるから、
22:33いらない物を発見できる目ができるってことは、
22:37言い方を変えると必要な物がちゃんと目に見えてくるっていう。
22:41こうして実家の断捨離は順調にスタートした蚊に見えたのですがこのあと思わぬ抵抗勢力が現れるんですマキコさんふんばってくださいねえ。
23:10断捨離開始から1週間後。
23:17断捨離開始から1週間後。
23:22断捨離開始から1週間後。
23:29断捨離開始から1週間後。
23:36こんにちは。
23:38こんにちは。
23:39こんにちは。
23:40ちょっと何かあの寝た時に何か右手をこう潰して寝たがためにすごい圧迫しちゃったみたいで何かここに曲がらなくなってしまってお医者さんで見てもらったらちょっとあの。
23:57腕を下敷きにしたまま寝ちゃうなんてよっぽど疲れてたんだね。それでも断捨離を進めようと左手だけで作業を開始。
24:15これは不便だ今日は大量にある食器を減らします痛くはないと平気な顔をしていますが
24:45しかも後から後から食器が出てくるあっという間に日が暮れてしまいましたするとお母さんからこんな言葉があっここなんかまだねいっぱい入ってるんですよね。
25:15そういうのもおっしゃらなくちゃしょうがないなと思うんだけどね。
25:20まあ見えてるからいろいろなことを考えることはあるかもしれない。
25:25前はね見えなかったからねそれ以上のことは考えられなかったけど。
25:28やりたいことが思い浮かばないと嘆いていたのにお母さん大きな前進だ。
25:39帰り自宅を済ませた時には夜8時近くここから真希子さんは2時間かけて自宅に戻ります。
25:49でもさ廊下のトイレのところがさゴミがちょっとまだ置いてあるんであそこ取るとき気をつけて。
25:57はい。
25:58じゃあまた。
25:59はい。
26:00実家を出た途端夫から電話が入りました。
26:08うん。
26:09ごめんね転落しなくて夕飯とか食べてる。
26:13あっごめんました。
26:15はい。
26:16先休んじゃって大丈夫なんで。
26:17はいすいません。
26:18はいじゃあね。
26:19はい。
26:20はい。
26:21はい。
26:22はい。
26:23バイバーイ。
26:25ご家族。
26:26ご家族。
26:27あっご家族。
26:28ご家族。
26:29もう帰ってくるの。
26:30明日からまた会社勤め。
26:35これじゃ疲れるのも当然だ。
26:44朝6時。
26:46朝食の準備に取り掛かります。
26:53普段ですね。
26:54手が。
26:55あっそうですね。
26:56そこへ夫の正則さんがお手伝いに。
27:08怪我してから結構夫が作っていつも朝ご飯作ってくれて。
27:12あっそうなんです。
27:13はい。
27:14結婚してからずっと共働きで力を合わせ家庭を築いてきました。
27:21マキ子さんが実家の断捨離をしていること、正則さんはどう見ているんだろう。
27:36頑張り屋さんでいろいろ他の人も含めて心配してやっちゃうんで。
27:43逆にこうやりすぎたりハードル上げすぎたりとかしちゃってどんどん大変なっちゃうっていう感じですね。
27:52そこはいたわってもらって自分をちゃんと節度をわきまえてやってもらえるといいんですけどね。
27:59まあでもずっとやりたいって言ってたんでそれはなぜこんなにも実家の断捨離を頑張っているのかそこにはマキ子さんなりの理由がありました。
28:06男兄弟に挟まれかわいがられて育ったマキ子さん。
28:15実は高校卒業後に心配をかけたことがあったんです。
28:24恥ずかしいんですけど。
28:33若気のいたりでちょっと声優とかを目指したりとかしてなんかちょっとそういうプロダクションに週1回通いつつ。
28:48そうですねそのころはあの私も結構あのあまり親の言うこととかも聞かないであのなんか自分で決めた道をなんか間違っていても一生懸命行っちゃうみたいなところがあって。
29:03高校を卒業と同時に家を飛び出し東京へ声優を目指してがむしゃらに頑張りましたが夢はかないませんでした傷ついて家に戻った時に何も言わず迎え入れてくれたのが両親でした。
29:26自分が親の立場に立つとなるとああ何か私もだいぶ親に迷惑かけたなんて思いますね何かずっと自分が支えてもらう側だったんでまあちょっとできる時にやりたいなというふうに。
29:47恩返しをしたいと思うからこそ前のめりになっているんだなしかしそこにブレーキをかける出来事が起こりますそれはお母さんの部屋の断捨離に取りかかった時のことこの10枚もいるかね?
30:16真木子さんが気になったのは押入れの奥にあるもっと数を減らして取り出しやすい場所に置いた方がいいと思っているのですが使うために残すじゃんうんうんだから使いやすい場所にあった方がいいと思う座布団は何の時に使うん?え何の時にお父さんを逆に使いたいですか?
30:45ここに住んでる人が使うことを考えてください。
30:49お客さんが来た時に出したりするんでしょ?さっと出せるのがいいよね。その時に私もいない可能性もすごい高いじゃないですか。
31:01いや今この間の布団をこんだけ残してさ残したいってものを入れると結構もうここがいっぱいなんだよ。で何かもう一度改めてさもし出したいものがあるんだったらあのもう一回。
31:19あらら機嫌が悪くなっちゃいました。まだ使えるものを捨てることに抵抗がある世代。このやり取りがきっかけでお父さんのもったいないスイッチが入ってしまったんです。
31:41あら新しいやつになったよ。これも。
31:47やぶけてね。だから2、3回来たっきりだった。
31:50はいそうですか。
31:51これも取っておいて。
31:58どうするんだ。
32:00なんじゃな。
32:02これも取って。
32:03なんか、コンコンコンって5回叩いて。
32:08今度はあのことにしられてくれ。
32:10いいんだったら、物が少ない方が管理が自分がしやすいと思う。
32:16娘の言葉に耳を貸さずムキになっているみたいそれにしてもどうしてお父さんの服大量にあるんだろう?
32:39うちのお父さんのさ引き出しが何かいまいちだから入れ替えができねえんだよいやいや向こうの場所のみんななくてみんななくて買ってきてこんなにあるんだうん。
32:59実はお父さん背中を痛めて衣替えができなくなっていたんです冬服が見つからずやむなく新たに買ってここに置いていたのが実情でした
33:18同じような服も全て残しておくと頑固に主張マキ子さんはお父さんに何も言えなくなってしまいました。
33:40マキ子さんお父さんとぶつかってしまいました。
33:47すいませんちょっと今日。
33:54少し自分がやっていることが正しいのかどうなのかが何か少しちょっと思ったりする時がちょっとあったりして。
34:09もう家を出た嫁に出て家を出た目だからあまりでしゃばらないようにと思ってずっとそんなにしてなかったのでまあこれをもうこれでしょうがないってずっと思ってたので。
34:24なんですけど今回ちょっと自分の思いがあるとやっぱりぶつかるところが出てきてそれでまあ言われるとちょっと泣いたりもあったんですけど。
34:39でもまあ親子なんだっていうのをよく感じました改めて。
34:44そのなんかいいとこも嫌なとこも含めて。
34:48そうかマキ子さん両親に遠慮してきたんだね。
34:54断捨離中にやたらと気を使うのもでしゃばっちゃいけないという思いが根底にあるからかもしれない。
35:11はい。
35:19悩んでいるところへふらりとやって来たのは夫の正徳さんお父さん思わぬ人が現れて戸惑っているみたい実はこの時一度しか着ていないコートをしまおうとしていたのですが。
35:48あれあれそれ処分しちゃっていいの?どうやら娘の夫の前でスパッと断捨離できないのはかっこ悪いと思ったようです。
36:07男をやってこういうところあるよねさらに助っ人がマキ子さんの小学校時代からの親友キムさんが手伝いに来てくれましたよろしくお願いします。
37:04スッキリとした和室に大変身。
37:09母さんの居場所ができたね。
37:16キッチンもだいぶ整ってきました。
37:19中でもお母さんが喜んだのは冷蔵庫。
37:23中でもお母さんが喜んだのは冷蔵庫。
37:30この冷蔵庫はもともとキッチンの奥にあったもの。
37:40扉を開けるたびお母さん、後ろの土間に落ちそうになっていました。
37:47それを手前に移動してお母さんが開けやすい場所に置きました。
37:55自分で開けられますね。
37:58開けられますね。
38:00卵を開くとき2つだけでまたね、移動して。
38:05本当におっかなかった。
38:07いやー、本当に嬉しそうだ。
38:22最近笑ったことがないんです。
38:24この笑顔がマキコさんの背中を押すことになります。
38:31向かったのは2階。
38:37以前、両親が使っていた部屋です。
38:41今はもう階段を上るのが大変なため、部屋は使っていませんが、ここにお母さんのタンスがあります。
38:56マキコさんはお母さんからこんな相談を受けていました。
39:03まあお母さんもさおろしてもらえればおろしてもらいたいだけどちょっときついからねおろすのがうんまあうちの人でねおろすんだったらちょっときついよねうんうんただ問題はお父さん業者を入れてまでタンスをおろすことを心よく思っていません
39:33それでもマキコさんはもう一度お父さんを説得することにしたんです。
39:43眠くなっちゃったよ。
39:45よいしょ。
39:46前、お母さんのさ、タンスの話をちょっとしたんだけどさ。
39:59お母さんもできれば自分のタンスを使いたいんだって。
40:06でそれであの一番四畳半のそれで持ってきたいと思っているんですよタンス。
40:18四畳半へ?
40:20いや、業者は別にあれだよ。あのマヒコに任せるよ。別に。
40:27おっとオッケーだ。
40:37お父さんちょっとへそを曲げたけどマキコさんが自分たちのために頑張っていることはよーくわかっているんです。
40:47マキコさん、お父さんはちょっとへそを曲げたけどマキコさんが自分たちのために頑張っていることはよーくわかっているんです。
41:01牧子さん、出しゃばってみてよかったじゃない。
41:09さあ、いよいよ仕上げだ。
41:16業者に頼んで2階からお母さんのタンスを下ろしてもらいます。
41:311階のお母さんの部屋にぴったり収まりました。
42:117歳でこの家に嫁ぎ農業の仕事を手伝いながら家事に育児にと走り続けた。
42:21その人生の傍らにいつもあったのが自慢の嫁入りダンスだったんだね。
42:31だからこそもう一度手元に置いておきたかったんだ。
42:41そしてお母さんがキッチンに戻ってきました。
42:53久しぶりの手料理はお父さんの大好物カレーです。
43:03カレーもね、研修生の作り方を教わるほど、うまかったカレーも。
43:10さらに地元で採れたうどの炒め物。
43:13うんおいしそう輝かしい老後はお母さん夢なんかじゃないよ。
43:32母もできることって結構あったっていうことに今回を通じて結構いろいろ気づくきっかけがあったのかなと思っていて。
43:43なんですかね。
43:44やっぱり自分が見て気持ちいいと感じるのが一番自分を動かせるんですよね。きっとね。
43:55実家の断捨離ほど難しいものがないんですよね。
43:59まず価値観の違い。
44:02そしてその価値観自体も人によってどれだけ強固なものかってわからないわけじゃないですか。
44:08ただ単にね、こんな安倍様だから物を捨てようとか片付けようっていう話じゃないんですよね。
44:14やっぱりマイクーさんも頑張れたけど、お父さんもね。
44:19お父さんもなんだかんだにすごくね、参加してくださいましたよね。
44:25物を溜め込んでしまうと、気持ちがどんどん諦めに向かっちゃう環境をね、自分に作ってるんですよね。
44:36手に負えない自分、つまり自分は何もできない自分っていう思い込みに変わっていくんですよね。
44:43だから環境から支えかけられているような状態ですよね。
44:47それを一つ一つね、クリアしていったことによって、自分でもまだまだできることがあるし、
44:55いや、できること以上にまだこういうことをやりたかったんだっていう気持ちがよみがえってくるんですよね。
45:01断捨離っていうのはそういう力がありますよね。諦めから希望にこの心も体もそんな姿勢にね整っていくそんな力がありますね。
45:14輝かしい老後は一体どこにあるのかもしそう悩んだら自分が好きなことを思い出してみるのが大切なのかもしれないなあ。
45:38希望の光はきっとすぐ目の前にあるんです。
45:57光はきっとすぐ目の前にあるんですよね。
46:18光はきっとすぐ目の前にあるんですよね。
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