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  • 6/20/2025
2009年7月31日 ちい散歩 特選ちい散歩 葉山 昭和の風景を求めて 手描きの映画看板
era Showa

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00:00みなさーん、最近歩いてますか?
00:04散歩っていいですよ
00:05さあ、散歩に出かけましょう
00:08はい、今日の地位散歩、東京を離れて葉山に来ています
00:32ここは葉山港ですね、これをご覧ください
00:35はい、葉山港、日本ヨット発祥の地というね
00:40今日はリッチな散歩になりそうですね
00:44お家でいい?
00:54毎週金曜日はもう一度見たいという声を多くいただいたお散歩を
01:00厳選してお送りする特選地位散歩
01:03今日は湘南の東の端、海風が香る葉山をお散歩
01:10日本におけるヨット発祥の地のマリーナ
01:16ちいさんが出会ったものとは?
01:21湘南の風を当てないと?
01:22そうか、湘南の風か
01:26遅かったな、ちょっとな
01:28葉山の絶景を楽しめる喫茶店
01:32そこで感じたのは、湘南の時の流れ
01:37こんな綺麗な景色のところでコーヒーを飲むなんて
01:42この番組で今までなかったんじゃないですかね
01:45そして昭和の風景を求めて映画看板を訪ねます
01:51なんで顔は似てくるんですか?
01:54マス目通りにすると顔って似るもんですか?
01:56それがこれなんでしょ?
01:57それがこれなんで
01:58これなんで?
02:01本当にそうだと思うんですよ
02:04小さな街に様々な憧れが詰まった葉山
02:08さて、ちいさん、まずはどこに向かいましょうか?
02:13こちらは葉山マリーナですよね
02:21どこに行きましょうか?
02:24ラジオのオンエア中ですよ
02:26FM放送ですかね、ちょっと出演したいですね
02:29ちょっと開かしてみましょうか
02:32オンエア
02:34オンエア
02:40コミュニティFMのスタジオも併設する葉山マリーナは
02:52日本有数の名門ヨットハーバー
02:56外洋にも出て行けるクルーザーから
02:58マリンスポーツに使われるディンギーまで
03:01数多くのヨットがここに計量されています
03:04こんにちは、お邪魔します
03:08どうも、ちいと申します
03:10僕ら若い子の車もまだままならない時に
03:14ヨットなんていうのは夢の夢の夢みたいな時代だったと思うんですが
03:18当時はどう、当時からそういう、この辺にはそういう方がたくさんいらっしゃったんですか?
03:23ここが1960年にできた時に100セス近くの夢が
03:31ここは東京オリンピックの時にできたんですけども、実はホテルがありましてね
03:35当時は珍しかったんですけど、ホテルプールがあって
03:40歌手とかですね、女優の方がですね、皆さんここに来られて
03:44ここから大きく育った人がいっぱいいるんですね
03:48例えばね、松戸が有意味するとか、ワイルドワンズとか
03:52ハヤマンから育つんですかね?やっぱりこういう生活しなきゃダメですかね?
03:57え?湘南の風を当てないと?
03:59風を当たらんじゃん
04:00そうかぁ
04:01湘南の風かぁ
04:03遅かったなぁちょっとなぁ
04:0565年、湘南の風は
04:08紫外線の設計するのが良くないしなぁ
04:12私もハヤマッコですけど
04:14ハヤマッコ?生にいたなぁ
04:17湘南の風を当てて
04:20しょうがねぇやつだなぁ
04:23僕はやったことないんですけど、ヨットって何が面白いんですか?
04:26まさに自然相手ですから
04:31いろんな海の条件、風の条件の中で
04:34安全に速くどうやって走らせるかっていうのを
04:37いつも考えながら走ってるわけですよ
04:39それがやっぱり面白いんですね
04:41またもう一つの楽しみはですね
04:43ヨットでまた生活するのが面白いんですね
04:46例えば、ここから出て
04:48いろんな港、港をずっと回ってですね
04:51そこで人と触れ合い、美味しいものを食べて
04:54ヨット仲間と談義しながら日本一周するとかね
04:57どこの辺まで行くんですか?
04:59えっとね、今…
05:01このくらいの人だったらもう世界中行けますよ
05:04世界中行ってる人?
05:06いや、世界中行ってる人いるんですか?
05:07いますよ
05:08浅野さんってご夫婦ですけど
05:10リタイアされて世界中行けられてましてね
05:13今確かイギリスにいますけども
05:16多いんですよ今
05:17それでイギリスどのくらいかかるんですかね?
05:192年くらいもかかるんですね
05:21まあ、私の年では無理ですね
05:23その方はね、60でリタイアされて
05:26で、60以降のダイスのね
05:29それ
05:30船で奥さんと二人で行かれましたけど
05:33リタイアしてヨット暮らし
05:36ちぃさんも時には海のお散歩なんていかがですか?
05:41いいですよね、お話伺ってみたけど
05:44余裕があるというか
05:46冗談もなんかこう軽やかでね
05:49早間ですよ早間
05:52さあ、散歩に行きましょう
05:54ちぃさんご機嫌ですね
06:00この付近、海抜6.5メートル
06:06海の方へ出ましょう
06:08ね、せっかくこっち来たんだから
06:15ほら、いいですね海は
06:20ほら、こんな所でカンナガ咲いてます
06:22ほら、真っ赤なカンナガほら
06:25いいね、ブルーの海に
06:28この赤すごくない?
06:30真っ赤だな
06:32すごい真っ赤ってこういう色だろうな
06:36綺麗だな
06:40ああ、いいね
06:45ほら、ほら、風が吹いてるだろう
06:47わかる?カメラマン
06:48これ、この左から右に吹いてる風
06:50ねえ、わかる?写ってる?
06:53風が、しょうなんの風だよ
07:03面白いな、こういうの
07:06いや、子供の頃こういう所で遊ぶのは好きだったな
07:10いやー、こういう所でほら、海の中にいろんなものがいるじゃないですか
07:15ねえ、行くの見ると面白いよ、ほら
07:27海の匂いがしますよ、ほら
07:32少しずつ、こう、潮が満ちてきてるね、さっきよりね
07:37找う
07:40採取り
07:42いいな?
07:43はい、こんにちは
07:45今日は釣りですか?
07:46あ!釣り?
07:47うん、釣り
07:48タコだろ
07:49タコ
07:50で、飯だこをねサイザとさっとかぐってたの
07:53これもううまいね
07:54あ、おいしいよ、これもう
07:56やっぱりこの辺の海はいい釣りするのに
07:57いいですね
07:58どうして、穏やかだから?
08:00穏やかだから、今日朝、午前中雨、バーッと雨降ったんですけど
08:04ちょうど今、なぎっちゃってるでしょ
08:06そういう時はいいんだ
08:08キス美容ですね
08:10キス美容だね
08:12そうだよ
08:14違うキスだよ
08:16他のキスもあるけど
08:18どうもありがとう
08:20はいどうも
08:22いつ放送するのこれ
08:24これ今係のものがいますわ
08:26ただいま放送中です
08:28ご覧いただけてますか
08:30いいですね
08:32ああいう船に乗って
08:34釣りに行くっていいだろうね
08:38そこになんか素敵な
08:40なんかお店がありますよ
08:42ちょっと寄ってきましょうか
08:44海を見ながら
08:46コーヒーでも飲みますか
08:48サザエのつぶやきなんかないから
08:52なんかおじんくさい
08:54そう聞くことがおじんくさいんでは
08:58素敵なお店だね
09:00下が
09:02下行って大きいっていうのは見たことあるけど
09:04下が小さいっていうのが
09:06面白いねこう
09:08建築的にこうあるのかね
09:10こういう上が大きくて下が小さくなるっていうのは
09:12反対のものはあるけどね
09:14ピラミッドみたいなものはね
09:16そんなことはどうでもいいかさ
09:20お邪魔しまーす
09:22お邪魔しまーす
09:24お邪魔しまーす
09:26お邪魔しまーす
09:28お邪魔しまーす
09:30はいどうぞ
09:32いやーいいなー
09:34素敵なお店ですね
09:36いやいやいや
09:38もともとは別荘として建てたものの
09:42あまりにも景観がいいので
09:44自宅として住むようになり
09:46さらにはたくさんの人にも
09:48その風景を見てもらいたいと
09:50カフェにしてしまったという
09:52こちらのお店
09:54その自慢の絶景がこちら
09:58その気持ちわかる気がします
10:02冬になると富士山が見えて
10:04ちょうど
10:06ほんとだ
10:07ちょうど
10:08あそこの辺りに富士山が見えてきて
10:10見えました見えました
10:14富士山が見えました
10:16春と秋に夕日がちょうど富士山の真上に
10:20落ちるときが年に2回ぐらいあるそうで
10:23最初は同じ所へいつも沈むのかなと思ってたら
10:28あれあれって言ってるうちに
10:30大量がどんどん変わっていくんで
10:32そうですよね
10:33結構早いあれで変わってきます
10:36でもいいですねこれは優雅ですね
10:38いやいや
10:39ここにいるともう1日時間がある
10:42素敵だな
10:44おい僕
10:46君はさあ
10:48落ちないでね
10:50ここら落ちないでね
10:54ねえ
10:55ここら落ちないでね
10:56ポンと
10:57落ちないでくださいね
10:59いいね
11:01季節の移ろいを肌で感じる海辺の暮らし
11:05ゆったりとした独特の時間が流れていくようです
11:11もう森戸海岸だ
11:17はい
11:18昔よく海水浴に来たな
11:20そうなんだ
11:21うん
11:22本当に海岸ですか
11:23うん
11:24うん
11:35いっぱい魚がいるよ
11:37フグみたいなのが
11:39なんだこれフグか
11:42フグの稚業みたいなのがいっぱいいるな
11:46ああ
11:48まだでも海水浴してますよみんな
11:52行きます
11:54行きます
11:56うん
11:58うん
11:59うん
12:00うん
12:02うん
12:04うん
12:06うん
12:08うん
12:10うん
12:12うん
12:14うん
12:18うん
12:20うん
12:22うん
12:24うん
12:26いいですね海のこのカウント
12:36先に出てる人はキシッとしてて
12:39これ何サイズが書いてあるビーチサウンドって
12:55あんまり見ないけど
12:56サイズはだいたいほぼ1センチ刻みになります
12:59あるの
13:25どうですか美味しい食べらしいよね
13:37さっきまでの曇り空が嘘みたいに晴れてきましたね
13:59ユージョーさんですよね
14:06夢は遠く白い方に乗って消えてゆく
14:14消えてゆく水の彼方に
14:19って歌ですよこれは
14:21この歌はユージョーさんの歌にもあるけど
14:25すごくいいですよね
14:26ユージョーさんが亡くなった時に
14:28セットコックがあるんですか?
14:30僕はちょうど亡くなる時にずっと
14:35同じ仕事してた時だったからね
14:38ショックというかもう亡くなる頃
14:41亡くなりになる頃大体僕らもなんか
14:44路線はおかしいなっていうのは知ってたからね
14:49葉山に吹く自由な風の中で生まれた石原裕次郎という輝き
14:57兄慎太郎はこの日にこんな言葉を残しています
15:02太陽の季節に実る狂った果実たちの先達
15:09石原裕次郎をしのんで
15:13本当に気さくでどんなに偉い人でも
15:18どんなに若いスタッフでもみんな同じように
15:22口利いてくれてね
15:25本当に素敵な人でしたお世話になりました
15:30平成元年三海域に建てられた灯台は
15:35裕次郎さんが愛してやまなかった海を今も見つめています
15:45葉山の風を肌で感じながら歩いた一日の思い出を
15:50いつものように絵手紙に綴ります
15:53では完成するまで今日の散歩のおさらいです
15:58葉山マリーナでヨットの魅力を聞いたちぃさん
16:03海岸では釣りの楽しさを教えてもらい
16:06海辺のカフェでは葉山の風に思わずのんびり
16:10最後は灯台を見つめながら憧れの人石原裕次郎さんに思いを馳せた
16:162時間15分2843歩のお散歩でした
16:21今日の散歩は東京を離れて葉山に来てみました
16:27出会った人々は皆さん大らかで穏やかで
16:33この海のように大きなものに包まれるような
16:37街の感じがありました
16:40たまには東京を離れて散歩するのもいいですね
16:44まずはやもの風が始めますね
16:48そんな中で今日の一枚の絵は
16:50僕も思い出深い石原裕次郎さんの日のある
16:54ここでこの絵を描いてみました
16:56ここに出てらっしゃる裕次郎さんの顔は
16:59若い時だと思いますが
17:01本当に素敵だった裕次郎さんを思い出します
17:05あなたは覚えていますか
17:11記憶の中のあの風景にもう一度出会いたい
17:16さあ昭和を探しに出かけましょう
17:21今日のテーマは映画の看板です
17:26昔どの街にもこういう看板が
17:30僕ら子供の頃かかっていて
17:32来週はどんな映画が来るのかな
17:34どんなスターさんの映画が来るのかなって
17:35楽しみにしていたもんですよね
17:37遠くから見ても
17:38なんて俳優さんだスターだっていうことは
17:40分かるくらいはっきりと
17:42スター同士の顔がこう描かれていたのを覚えていますが
17:45そんな今日は映画の看板を描いていた方に
17:49昭和を訪ねてみたいと思います
17:53ここにもほら映画の看板があります
17:57懐かしいですよね
17:59なんかねこういうのがね
18:02実はこれは青梅なんですが
18:05青梅のこの辺りはこの古い映画の看板をたくさんこう
18:09逆に飾ることによって
18:11昭和を忍んでみようという街並みなんですね
18:15昭和の時代
18:17娯楽の王様といえば映画でした
18:21劇場に掲げられた大きな映画看板
18:24その下には開演を待ちわびる人々の長蛇の列が
18:30誰もが胸をときめかせながら見上げていた
18:34手書きの映画看板は
18:36昭和の風景に描くことのできないものの一つ
18:40そんな思い出の詰まった映画の看板を
18:44街おこしの一環として復活させているのが
18:46青梅市
18:48市街地のメインストリートとなる
18:51旧青梅街道は
18:53およそ30枚もの名画の看板が並ぶ
18:55ノスタルジックな通り
18:59過ぎ去り市昭和の風景が
19:01懐かしい映画の思い出とともに
19:03よみがえってきます
19:07最寄りとなるJR青梅駅構内も
19:10レトロな予想
19:13そしてここにも映画看板が
19:17マリニンモンロー
19:21これを見たらすぐマリニンモンローだって分かるってことを
19:25よく今日は見ておいていただきたい
19:27これは普通の人じゃないよ
19:29これを見ると僕らするなら誰でも
19:31マリニンモンローが書いてあるって
19:33これがすごいよね
19:35チーさんが足を運んだのは
19:37昭和幻灯館
19:39今となってはほとんど見かけなくなった
19:43懐かしい手書きの映画看板たちに
19:45ついつい見とれてしまいます
19:49写真や活字では表現できない躍動感
19:53そしてどこかぬくもりを感じる手書きのポスターが
19:57街にあふれていた昭和の時代
20:01禁じられた遊びってこれはもう名作でね
20:05僕らも何回も見たんですが
20:07これがそのそのポスターとそっくりなんですが
20:11これは誰かが書いてるわけですから
20:13この目がちょっと違ってしまったら似てなくなっちゃうんだけど
20:15それをちゃんとこういうふうに
20:17まさしくこういう感じでした
20:19凱旋門ね
20:21イングリット・バーマン
20:23綺麗でしたな
20:25こんな綺麗な人が世の中にいるのかと思ったね
20:29地下人の世の中に
20:31アランドロン
20:33これだって誰かが描いたんでしょう
20:35このアランドロンのね
20:37顔とジャンギャバンがね
20:39まさしくそうですよ
20:41青梅キネマカンがあったわけですね
20:45こういう映画館が
20:47まさしくこういう感じでしたよ
20:49ああいうとこに必ず看板がかかっててね
20:55青梅に3つあった映画館の一つ
20:57青梅キネマ
20:59映画黄金時代
21:01地元の人々でいつもにぎわっていたこの劇場
21:05街角には映画の看板があふれ
21:09映画館への道筋はキネマ通りと名付けられました
21:13食べるだけで精一杯だった時代
21:17それでも映画館だけは夢であふれていました
21:21その夢の入り口が大きな看板だったのです
21:27そんな映画の看板を今も描き続けている職人さんがいました
21:31どんなお話が聞けるんでしょうか
21:35ここは青梅の街中からちょっと入ったところですが
21:39このようにきれいな小川にきれいな水が流れていまして
21:45東京というか本当に田舎の景色のようなところですが
21:50ここに看板があります
21:52ご覧ください
21:54久保看板店
21:56開けてもいいですか?
21:58知事と申します
22:00どうも
22:02知事です
22:04どうもよろしくお願いします
22:06久保晩館さんは青梅の映画看板の全てを手がけたという映画看板誌
22:16現在日本中探してもこの仕事をされている方はほとんどいらっしゃらないそうです
22:24この顔がここの顔とぴったりなのはどうしてなんですか?
22:28今みたくいろんな機会があって
22:30縮小とか拡大とかってものが簡単にできる時代なら
22:34そんなに難しくはないと思いますよ
22:36マス目で絵を描いたわけです
22:38これもマス目を引いたわけですよ
22:40この横と縦の線がマス目なんですか?
22:42そうです
22:43これが例えば5センチだと
22:45こっちを10センチにすれば倍になるわけですよね
22:49なんで顔は似てくんですか?
22:51マス目通りにすると顔って似るもんですか?
22:53似ないです
22:54似ないでしょ?
22:56それがこれなんでしょ?
22:58それがこれなんです
23:00本当にそうだと思うんですよ
23:04元になるポスターにマス目を引いて
23:08それを目安に描き上げていくというのですが
23:12さすが熟練の技です
23:15昔は映画館に行くのがすごく楽しみだった
23:18集めるとこなかったの
23:21だから150メートル離れてる映画館があって
23:25昔はネオンっていうのも少し当時あったんです
23:28そこの中にスチール写真がベンドの中に入ってた
23:32それを見るのが楽しみだと
23:34映画スターっていいなって
23:36しょっちゅうそのスチール写真を見ているうちに
23:39ふと映画館の入り口を見ると
23:42手書きの看板があるわけです
23:44これがあるわけです
23:46それに見せられちゃって
23:48もうなんていうかな
23:51映画よりもこれ映画スターの顔が描きたい
23:55魅力を感じてたわけです
23:57映画スターの魅力を自分の手で再現したい
24:03そんな思いが込められた手書きの看板
24:07写真には写らない久保さんの心の中だけに写し出されたスターの顔
24:14それがこの表情なのかもしれません
24:18いくつぐらいの時からじゃあ看板描き正確に勉強しようと思われたんですか?
24:2213歳です
24:2413、14、15、中学卒業する時はもうすでに1枚絵が出来上がってたんです
24:30出来上がってたっていうこと?映画の看板の描き?
24:33自分のうちでね
24:34自分のうちに看板作ったの?
24:36それは結構子供ながら描いてると大人たちが見てですね
24:42似てるねって褒められました?
24:44親が褒めたな
24:46まず
24:47親が一番最初褒めてくれて
24:49それからだんだんだんだん他人が褒めるようになって
24:52俺はもしかしたら
24:54うめえのかなって
24:56プロになれるかもしれない
24:58そこから始まっちゃってもう
25:00これは親が偉いね
25:03そんな勉強もろくにしねえでね
25:06映画スターの顔ばっかり描いてる息子をちょっと褒めてくれたって
25:09これは親が偉いんだよ
25:1116歳で弟子入り
25:14材料費だけで看板を描かせてもらえるよう
25:17映画館に掛け合ったという久保さん
25:21念願の映画看板師になった後はその腕を認められ
25:26当時3巻あった青梅の映画館すべてを手がけるようになったそうです
25:31映画スターよりもその姿を描いたものに見せられた少年時代
25:37久保さんにとって手書きの映画看板の魅力とは何だったのでしょうか
25:43これがまたポスターにしちゃって飾ったって
25:47ちっとも伝わってくるものはないんですよね
25:50なんでですかねあのポスターの紙と同じ紙じゃないですかこれも
25:55触ったら紙で同じようなものなんで
25:58なんでこっちにはぬくもりがあるのかね
26:00スターさんだってなんでこんな身近に感じられるのかね
26:03平凡だとかなんかで見るスターさんと雑誌のね
26:06違うじゃないですか映画館の上にあったり
26:09うちの町に来てくれたっていうようなスターさんが来てくれたっていうようなイメージがあります
26:15僕らどんなにこの映画のポスターによって
26:19若い時に活力をもらいこの映画を見てまた元気をもらい
26:23映画が僕らの青春だって本当に覚えた時代を過ごしたからなんですけど
26:28みんなこういうものを懐かしいって気持ちはあるんですよ
26:31ある程度のご高齢の方でなくても
26:34こういうものに対するこうあったかさだとか懐かしさってあると思うの
26:38これからはバンガンさん頑張らなきゃダメだね
26:40私が言うのもおかしいけど
26:42いやこれすごい必要な
26:44例えばテレビでこれが映ってこのことがね
26:47相当これに対して関心持ってる人いると思いますよ
26:52やっぱりもう一つさもう一回頑張らなきゃダメだね
26:56まだですか
26:57何を言ってるんだよ
26:59もう一回一花咲かせなきゃさ
27:02いかんよこれは
27:08映画の看板に魅了された少年は職人となった今も
27:13当時の思いを忘れないよう自らをこう名乗っています
27:20バンガン看板を見つめてほしいと
27:25ありがとうございました
27:28いやー
27:30私ね久しぶりに興奮して話しちゃいました
27:35やっぱり自分が青春時代に心を動かされた映画館
27:41映画スター映画の看板の話っていうのは
27:45やっぱり私俳優になっちゃったからってこともあるけども
27:48一番こう興味のある話でもあるし
27:52久しぶりに興奮して話したんですけども
27:54やっぱり当時映画館の看板からこう夢を抱いて
27:58そこから勇気をもらったり元気が出たりした
28:02我々の世代のこの青春の時代が蘇ってきて
28:05本当にいい時間でした
28:07皆さんももう一度昔の映画看板を思い出してみてください
28:12そこに描かれたスターの顔をもう一度思い出してみてください
28:17あー
28:22よかった
28:24薄らいでゆく映画看板があった昭和の街並みの記憶
28:32しかしこの街ではまだその思い出は色あせぬまま
28:39青梅の街角には心ときめかせたあの頃の風景が残っていました

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