そ～だったのかンパニー 2025年6月15日 あの大谷選手も！スポーツグッズ制作会社

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00:00彼の姿に広島はいく度勇気をもらってきただろうか骨折してもバットを握り続けた鉄人衣笠幸男連続出場2215試合広島の誇りであり永遠のレジェンドその男がなぜ今Tシャツという形で語り継がれているのかすげえかっこいいな

00:29実はこの偉大な男をたった一人でくどき落とした若者がいましたその人物はアスリートでもデザイナーでもない自らのCDを手売りしていた若いバンドマンとにかく商品化してまあその世の中の皆さんにあのまあ見ていただきたい

00:52相手は国民栄誉賞を受けた球界のレジェンドこれまでグッズ化のハードルが限りなく高かった鉄人です当然最初の返事はNOではどうやって首を縦に振らせたのか?

01:09ヒントはある食べ物そうそれは焼肉この後明かされるのは鉄人の心を動かすまでにかかった焼肉会食の真実新しい切り口

01:24誰も無理だと思っていた交渉劇その裏にあったしつこすぎる説得作戦とは

01:33広島発一枚のTシャツに込められた情熱と執念のそうだったのかに迫ります

01:39スポーツ界にグッズ革命を巻き起こしたカンパニーがあるのは

02:02広島県広島市南区その名はスペースエイジプロ野球やイベントのグッズを次々とヒットさせてきたカンパニーですが実はその始まりは意外すぎるものでした立ち上げたのは吉岡検事社長

02:26かつては音楽に精神を捧げたバンド一筋の男性でした

02:33仲間と共にライブに明け暮れた日

02:39その経験を生かし2004年自らのCDやグッズを作って売るために会社を起こしました

02:47そんなカンパニーに思わぬ転機が訪れたのは2007年舞台は広島で開かれた野外音楽イベントグッズ制作やホームページを担当していた吉岡社長のもとに主催者から突然の相談がせっかく広島でやるんだからカープとコラボできないかな

03:14なんと依頼されたのはプロ野球チーム広島東洋パークと音楽イベントの異色すぎるコラボグッズの開発しかし当時のカープといえば10年以上連続Bクラスに沈みスタンドの空席も目立つような低迷の時代

03:35球団のグッズに積極的に取り組む企業はほとんどありませんでしたそのイベント自体が音楽のイベントだったんですけどその当時カープグッズもそんなにラインナップもなく売れるのかなというような最初は感じを受けたんですけど。

03:57どうせ売れないだろう周囲はそう思っていましたしかし当時の吉岡社長が考えたのはまさかというような前例のない奇抜なアイデアだったのですそれは誰もが驚く大胆なアレンジ球団のキャラクターカーブ坊やになんと世界的ロックスターエルヴィス・プレスリーを組み合わせたのですうんうんまあ実際それが通るか通らないかっていうところがありますね。

04:27そして完成したのがこちらサングラスにマイクロックなポーズを決めたプレスリー風カープ坊や誰も見たことのない大胆かつユーモラスなキャラクターが誕生したのです

04:45完成したデザイン案を手に吉岡社長はいよいよカープ球団との交渉へこれまでコラボグッズには慎重だった球団に対し正直門前払いも覚悟していたといいます

04:58ところが球団担当者の反応はまさかのひと言それまでコラボしたカープ坊やっていうのがなかったので球団さんの反応が面白いねっていうことだったので一安心っていう感じでした。

05:22こうして2007年カンパニーの礎となるグッズが誕生しますそれがこちらの広島東洋カープと音楽イベントのコラボTシャツです会場で販売した結果は誰もが驚く衝撃の展開

05:52そんなに売れると実際は思ってなかったので2日間のイベントで売り切れればいいかなというふうに思ってたんですけどふたを開けてみれば本当にものの10分ぐらいで売れたのでもうただびっくりしたという感じですね。

06:14少年時代から音楽に夢を託しバンド活動に情熱を注いできた吉岡社長しかし時代の波は容赦なく押し寄せていました音楽業界ではインターネット配信が主流となりCDを売ってヒットさせるという夢は静かに終わりを告げつつあったのです。

06:36その変化を、吉岡社長は誰よりも早く感じ取っていました。

06:42音楽だけではもう食べていけないかもしれないそこで吉岡社長が見いだしたのがプロ野球との異色コラボ音楽から飛び出しグッズという新たなステージで生き残る道を選んだのですその決断が思いがけないビッグチャンスを引き寄せますそれは広島東洋カープの新球場建設という1つの建設です。

07:122009年のオープンを前にカンパニーに大量のグッズ制作依頼が舞い込みます。

07:21音楽とスポーツの融合で注目を浴びた彼らに球団から前例のないオファーが届いたのです。

07:29ここで吉岡社長はついに前陣未踏の領域へと足を踏み入れます。

07:36狙うのは誰も手を出せなかった球団の象徴、伝説の男を巻き込んだグッズ開発でした。

07:44その決断がまさか2年に及ぶ壮絶な交渉劇になるとはそして始まるのは誰も予想しなかった鉄人説得作戦その全貌とは?

07:58あのもちろん松田さんもねカープとは縁が深い全球団の中でも面白いものをお作りになるなっていうイメージだからすごいその走りなのかなと思って今日はねワクワクしますねそうですね本日はスペースエイジの吉岡社長とリモートでつながっていますはいどうもこんにちはよろしくお願いします今はどちらにいらっしゃるんですか?

08:26今ですねちょっと明かせないんですけどはいあの遠いところにいます遠いところ遠いところにいる?明かせないわーなるほどなんかちょっとビッグプロジェクトが動いてるとかそんな感じなんでしょうかそうですねあのなんか大きいプロジェクトを動かそうとしてうわーなるほどあのVTRで音楽イベントとカープのコラボグッズを実現したことでそもそもカープとの交渉が始まってっていうのがあるんですけどやっぱ新しい球場ができるってことであの

08:56球団の方も結構こうどんどん作ってくれよっていうなんかこう勢いみたいなのあったんですか?そうですね

09:03グッズのラインナップも本当にあの旧市民球場と比べるとあのもういろんな商品を作ろうみたいなところではい

09:10あのそういった動きはありましたねじゃあそういった中であの広島のレジェンドまあ絹笠さんですけれどその絹笠グッズを企画するっていうねそのレジェンドグッズっていうんですか

09:22なんと2年にも及ぶ交渉劇の全貌とは一体何なのか見ていただきましょうこちらです

09:272009年広島東洋カープの新球場建設に向けた大量のグッズ開発プロジェクトが動き出しました

09:36カンパニーは球団からの本格依頼を受け大きな決断を下します

09:42それは伝説の男を巻き込む壮大なプロジェクト

09:47モリアガッツ

09:48木傘さちようのグッズ化

09:5720年以上にわたり

10:02広島東洋カープひと筋で活躍し

10:04骨折しても出場を続けた姿から

10:07決人と称された名選手

10:10うち立てたのは当時の世界記録

10:132215試合連続出場広島の誇りとして全国のファンに勇気を与えプロ野球史上2人目の国民栄誉賞を受賞記録にも記憶にも刻まれた永遠のレジェンドなのですしかしそのあまりにも偉大な存在ゆえこれまで衣さんをモチーフにしたグッズはほとんど世に出ることはありませんでした

10:43誰も手を出さなかった聖域そこで吉岡社長は考えますならば自分がその扉を開こうこう指定社長は広島のレジェンド衣笠幸雄のオリジナルグッズ開発という先人未到の挑戦に着手したのです

11:04広島の先輩がいるんですけどTシャツのデザインを作ってきてくれてめちゃくちゃかっこよかったんですよこれはもう何としてでもそのデザインがこちら絹笠さんの貫禄あふれる表情にレジェンドの文字をあしらったインパクト抜群のデザイン

11:34これは絹笠さん本人の許諾を得るという高いハードル吉岡社長は覚悟を決め直接本人に会って企画を説明しますところが僕は国民栄誉賞を取ってるんだよみたいなことを何か言われたような記憶がありますねはい

11:52まさかのNG鉄人はガンとして首を縦には振ってくれませんでしたそれでも吉岡社長は諦めません

12:03とにかく商品化して世の中の皆さんに見ていただきたいという気持ちもありましたし若かったというのもあるのでもうとにかく何回でも行こうみたいな必ず鉄人を振り向かせ

12:21その執念を胸に吉岡社長は次なる一手を打ちます目指したのは衣笠幸男という人物を徹底的に知ること球団関係者広告代理店ありとあらゆる地点をたどり情報を集めていきましたすると意外すぎる事実が判明この後鉄人説得の武器となった知られざる素顔が明らかに

12:50必ず鉄人を振り向かせるその執念を胸に吉岡社長が行ったのは衣笠幸男という人物を徹底的に知ること

13:06球団関係者広告代理店ありとあらゆる地点をたどり情報を集めていきましたすると意外すぎる事実が判明

13:18衣笠さんあの方はねとにかく焼き肉が好きなんですよなんと衣笠さんは野菜も魚もほとんど口にせず食事といえば焼き肉一択というほどの筋金入りの肉好きだったのですこれだ!

13:40吉岡社長はある作戦をひらめきます前代未聞の一手その名も鉄人説得焼肉大作戦

13:52名付け方の問題でしょそれ作戦の第一手それは新幹線で広島に戻る衣笠さんを改札で待ち伏せすれ違いざまにお久しぶりですと声をかけそのまま流れるように焼肉へと誘い出したのですテーブル越しに向き合う2人そして社長は満を持して切り出しました何とかTシャツを作らせていただけませんか?

14:20しかしいい返事は聞けませんそれでも吉岡社長は焼肉の席を重ねていきますすると少しずつ鉄人との距離が縮まっていくのです

14:37何か音楽すごく好きな方だったのでこういう音楽聞いてんだよみたいな音楽の話だったりとかそういうところでだんだん距離が縮まっていって何度も説得に説得してみたっていう感じですねはい

14:53鉄人説得焼肉大作戦は続きます3回4回と会食を重ねていきますが首は縦に振られませんそれでも諦めなかった吉岡社長初めての焼肉から2年がたったある日のことついに

15:23いやもう僕むちゃくちゃ嬉しかったですねもう本当に2年かかりましたけど僕のまあ粘りがちというかまあもう毎回毎回そういう話をされるんで木下さんが納得いただいたという感じかなと思いますね

15:37吉岡社長の決して諦めないしつこさがついに実を結びました2014年誕生したレジェンドTシャツ日野笠さんの貫禄とインパクトあるデザインは瞬く間に話題となり全国放送のテレビ番組でも紹介されたことで人気に火がつきましたレジェンドTシャツの売り上げは累計1万5000枚カンパニーの歴史に

16:07さらにその他のカープグッズも順調に売り上げを伸ばしカンパニーの未来はしかし突如会社を揺るがす危機が襲いかかります一体何が起こったのでしょうか?

16:30いや2年焼き肉を食べ続けるっていうことですね。

16:36もうお肉しか召し上がってなかったような印象です。

16:41だけどTシャツ作るって言ったらそれはダメだよと。

16:46そうですね。最後帰り際にダメだと言われて諦めて帰って。

16:51じゃあ吉岡さんもう帰り際までは言わないですね。

16:54そうです。途中で言っちゃうと雰囲気が悪くなっちゃう。

16:58今ここにねありますけれど。

17:00当時の私ですよ。

17:01本当にもうレジェンドTシャツをなんとか商品化したいっていうことしか考えてなかったので。

17:08いやじゃあ嬉しかったですね。これが許諾が出たら。

17:11いやそうですね。もうめちゃくちゃ嬉しかったですね。本当に。

17:14だからどんどんどんどんそうやってなんか今のねこのグッズブームというか。

17:20とにかくいろんなグッズを手に入れたいわけじゃないですか。ファンの方々は。

17:24だからそれいい路線なのかなと思ったんですけれどなんと会社にも危機が訪れたと。

17:31順風満帆だったカンパニーに訪れた事業を揺るがす危機とは広島東洋カープのグッズ開発で成長を遂げたカンパニーそのデザイン力と発想力で多球団からも注目を浴びついには12球団と世界的キャラクターのコラボを実現します

17:562018年度には売り上げ9億円を突破誰もが更なる成長を信じて疑いませんでしたしかし2019年10億円の大台を目の前にして思わぬ試練が襲いかかります新型コロナウイルスのまん延うんうんプロ野球の中止そして向こうの中止は?

18:26頼みの綱だったグッズ売り上げは激減しカンパニーは一気に苦境へと追い込まれました追い討ちをかけたのは社員たちの相次ぐ退職創業から共に走ってきた仲間たちが次々と去り社内には埋まらない空席だけが残されたのです

18:47まあねできないんちゃなあ

18:51それまであんまり思ったことなかったんですけどもなんかやめてしまいたいというかなんかそんなまああとコロナっていうのもあってやっぱねこう閉塞感みたいなものが世の中にあったのでなんかそんなのもあってちょっとこうそうですね気持ち的には落ちてたような感じでしたね

19:07会社の存続すら危険視される中吉岡社長は再起の決断を下します目指したのは社員たちが本当に働きたくなる職場づくり

19:37これ無料めちゃくちゃいいさらに年に一度の海外社員旅行を日々の努力にはしっかりと応えたいという思いがありましたそんな改革が社内に希望の光を灯していきますコロナ禍でも少しずつ新たな仲間たちが集まり始めたのです

20:07まあ利益が出た時はきちんと社員の方に関連してもらえるところもやっぱりありがたいですしすごく魅力を感じているところです

20:20社員旅行でハワイの方に行ってきましたなかなか最近今の時代あんまり社員旅行で海外に行っていうのはあの聞かないと思うんですけど

20:32社内体制を見直しゼロからの再出発を図った寒波に新たな仲間たちが加わったことで業績は徐々に回復プロ野球グッズのバリエーションも広がり事業は勢いを取り戻していきました

20:54そして2022年吉岡社長はさらに大きな挑戦に踏み出します

21:03舞台はアメリカ

21:05目指したのはNHL NFL MLB NBAというアメリカ四大スポーツと呼ばれる巨大市場への参入でした

21:16中でも注目を浴びたのはメジャーリーグドジャース大谷翔平選手のフッズ開発プロジェクト

21:24その挑戦は見事に成果を上げ2024年度は年間売り上げ14億5000万円という過去最高を記録

21:34世界を相手に快進撃を見せたのです

21:41売れないCDから始まった小さなカンパニーの大きな挑戦

21:45その歩みはスポーツビジネスの最前線へと続いています

21:50絶対に諦めない

21:53そのしつこさが広島から世界へと挑む力となりました

21:59雑体一枚のTシャツが生んだ情熱の奇跡

22:03その物語はこれからも走り続けます

22:08すごい

22:09吉岡さん

22:13今アメリカでいらっしゃるんですか

22:16アメリカです

22:16ああなるほど

22:18今アメリカでずっと行きっぱなしってことなんですか

22:23そうですね

22:243ヶ月とか半年にいっぺんは日本に帰っているようにはしてますけど

22:30でも結構長いスパンで行ってらっしゃって

22:32結構アメリカで働きながらやってるっていうのは大変なことじゃないですか

22:37交渉ごとの時は通訳といいますか

22:40肩を入れてしっかり今いろいろ営業活動しております

22:44いろんな意味で日本人の吉岡さんの視線で新しいグッズが生まれるということもあるんでしょうが

22:51今ここにずらっとグッズが並んでるんですけれど

22:56日本だといろんな雑貨も含めて展開があるんですけど

23:00アメリカは本当にキャップだったりユニフォームだったり

23:04Tシャツだったりっていうのが本当にメインといいますか

23:08日本にあるような商品がアメリカにないので

23:12そういった部分でチャンスがあるのではないかなというところで

23:16じゃあもう向こうでペナントね

23:20こういう風習ってアメリカにあるんですか

23:24そうですね日本だとあんまり見ないかもしれないですが

23:28アメリカは割とペナントっていう文化があるように思いますね

23:32今もあるんですか

23:33僕ら子供の頃旅行に行ったらペナント買うみたいな

23:38ありましたけど今の人とかあんまりあれなのかなと思うけど

23:42でも本当にいろんな展開期待しておりますよ

23:45本当に楽しみですね

23:46それでは最後に矢島さん

23:49今日の学びをお願いします

23:51今回は

23:53粘り強さは鉄をも溶かす

23:59一生懸命情熱を持って粘り強くしていると

24:04鉄人の心もだんだん溶けていく

24:09焼肉の油のように網の下に落ちていくということで

24:14吉川さん今後もいろんなグッズ

24:17あとは個人的なご相談も持ってください

24:20ありがとうございます

24:21今日はどうもありがとうございました

24:23ありがとうございました

24:24ありがとうございました

24:25You

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