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トランスクリプション
00:00me
00:07よし すっかり落ち着いたら
00:11どうだい 気分転換に散歩でもしてみないかい
00:14散歩そうだは純子行ってらっしゃい
00:19me
00:29このあたりだ
00:33初めて君と出会った
00:49me
00:52あの時のキュア セーラー服がよく似合う
00:56可愛い少女だった あらっ
00:59じゃあ今は可愛くないんですか いや可愛いさ
01:04すっかり大人の雰囲気が出てきた
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01:49お前を迎えに来た
01:56俺の作る映画の主役はお前以外にはいない
02:00お前が必要だ
02:02俺にはどうしてもお前が必要なんだ
02:05無理です
02:06私にはできません
02:08できる
02:10先生
02:12純子さん
02:13君は自分から生きる権利を捨てようとしているんだ
02:16自分から人生の敗北者になろうとしているんだよ
02:20敗北者
02:21君はこれまで数多くの試練に耐えてきた
02:25その緊張の糸が切れかかっていることも確かだ
02:30だが切れちゃいない
02:32まだ切れちゃいないんだよ
02:35先生
02:36最後の一本を君は自分の手で切るつもりか
02:40輝いて生き
02:42輝いて死ぬ権利を
02:44自分から放棄するつもりなのか
02:47純子
02:51この場所覚えてるか
02:55ここだよ
02:58ほら
03:00ここだよ
03:03何をするんですか
03:12ちょっと毎日にだけ出てほしい
03:14お断りします
03:16断る
03:18
03:20あなたのドラマに協力する気もありません
03:23待て
03:24いい時計をしてるな
03:34気に入ったぞ
03:35あの時のお前の目は
03:44キラキラと輝いていた
03:46俺はあの目の輝きを今でも決して忘れていない
03:50純子
03:54頼む
03:56もう一度あの目の輝きを俺に見せてくれ
03:59もう一度スターの道に挑戦しろ
04:04先生
04:16純子
04:20みんな
04:26純子
04:28もう一度私たちやらない
04:30やろうぜ純子
04:31私たちにはあなたが必要なのよ
04:33一緒にやりましょう
04:34そうだよ純子
04:36純子
04:36頑張ろうよ
04:38頑張ろう
04:41純子
04:43お母さん
04:46純子
04:48やりなさい
04:49お父さん
04:51前にも言ったはずだ
04:54精一杯ぶつかって倒れたら
04:57骨は必ず拾ってやる
04:59やるな
05:20やるな
05:22もう一度
05:24挑戦してみるな
05:27はい
05:29よっしゃー
05:31よっしゃー
05:33よっしゃー
05:34よっしゃー
05:35よっしゃー
05:43お父さん
05:45純子の心に最後の投資の日が灯った
05:49ラストチャンスへの挑戦が始まったのだ
05:53先生
05:55ああ
05:56いよいよ今日からレッスン再開ですね
06:14ああああ
06:21いよいよ今日からレッスン再開ですね 薄い
06:26ちょっと確かめておきたいんだろう 純子さんのことですね
06:32ええええええ
06:42あとどのくらいなんです
06:49長くないことわかっています 正直言ってほしい
06:55長くて半年 場合によっては
07:02もっと早くなることも
07:08先生 お願いします
07:12一日でも長く純子の命を
07:16いろいろとして 輝いて死なせるためにいってるんだ
07:22
07:24お願いします
07:37できるだけのこと
07:39
07:42さあ
07:43ええええええええ
07:46ええええええ
07:48おはよう
07:51久しぶりだなことレッスンするの何年かぶりで帰ってきたいな気がします 旅先でいろんなことがあったからなぁ
08:00おはよう
08:02おはよう
08:04おはよう
08:06皆さんお邪魔かもしれないけど
08:08今日から私もお仲間に出ていただくわ
08:11どういうことですか
08:13皆さんと一緒に三上の
08:16あいえ
08:18三上先生のレッスンを受けたいの
08:22いいでしょ
08:24だって一からで直す決心したんですもの新人に戻ったつもりでレッスンしたっていいはずよ
08:30少々歳はとってますけど
08:33まだまだあなたたちには負けないわよ
08:36ほら
08:38よろしくね
08:40強力なライバルあらわる
08:42どうしよう
08:48よし
08:49始めよう
08:50はい
09:02あもしもし
09:03
09:04お父さんどうです東京の方は
09:07映画の資金看板うまくいってます
09:10それがなかなか難しくてね
09:13どこでもパンフレットを読んで
09:16わしらの気持ちや意欲は理解してくれるんだが
09:19資金協力の話となると
09:22途端に冷たくなるんだよな
09:24なかなか思うようにはいかないな
09:27お父さん弱気はダメですよ
09:29そこを粘って何とか協力する気になってもらわなくちゃ
09:33おいおいお母さんずいぶん張り切ってるようだな
09:38当たり前ですよ
09:40純子の最後の
09:43本当に最後のチャンスなんですよ
09:46あの子の命はと
09:48分かった分かった分かってるよ
09:51ところでお母さんそっちの方はどうだね
09:54うまくいってますよ
09:56反抗協会も
09:58漆器協力組合も協力してくれるそうです
10:01よく聞いてくれいいか
10:08このパンフレットを読んでもらって
10:10切符を買ってもらうんだ
10:121枚1500円
10:141人30枚ずつ売ってもらうと
10:1630枚?そんなに売れねえよ
10:18何言ってんだよ
10:20売れない時は自分で被るぐらいの覚悟で売るんだよ
10:25純子はな
10:27純子は
10:30あと半年しか生きられないんだぞ
10:33どうしてもこの映画に出してやりたいんだよ
10:36な?頼むよな?
10:39協力してくれよ
10:41頼むからさ
10:42今やよしとも必死であった
10:45頼むよ
10:46だが、一高校生にとって巨額の製作資金を集めるという仕事は
10:52気の遠くなるような大仕事だった
11:09始めた
11:18こんにちは
11:19かおりさん
11:21運んでちょうだい
11:22はい
11:27かおりさん
11:28これいったい何ですか
11:30私の荷物よ
11:31今日からここに住むの
11:33そりゃいけない
11:35僕達はまだ完全に結婚したわけじゃないんだから
11:38いいえ、私たちは神に誓った夫婦よ。一緒に住むのが当たり前だわ。
11:47あ、運送屋さん、それ、右の部屋に置いてください。
11:50はい。
11:56そこです。はい、どうも。
11:58かおりさん、このこと、お父さんはご存知なのかな?
12:03知らないわ、今のところ。でもすぐ鍵付けて飛んでくるでしょうけど。
12:09のびいきさん、私、どんなことがあっても帰らないつもりよ。
12:16いいでしょ?
12:27引っ越しか。
12:33ごめんください。
12:38ごめんください。
12:40はい。
12:43あ、あら。
12:45ああ、たしか、あなたは。
12:48広沢かおりです。
12:50やっぱり、チュンコの、基礎の父親でございます。
12:55このたびはチュンコが、とんでもないご迷惑をおかけいたしまして。
13:01あれはお式が終わってからのことでしたから。
13:05まことに申し訳ございません。
13:09ところで、あの、ひもさん先生は。
13:13おりますわ。
13:14散らかってますけど、どうぞお上がりになって。
13:16のびいきさん、のびいきさん。
13:25そうですか。
13:27どうぞ。
13:28あ、どうぞ。おかわりなく。
13:30おかわりなく。
13:31何もありませんけど。
13:38何ですの?
13:40純子さんの映画の資金協力のことなんだが。
13:44協力してあげたらどう?
13:46私は構わないのよ。
13:47あなたは純子さんの主治医、医者としても協力してあげるべきよ。
13:54また、この間のようなことがあっても、私の夫としてなら大学病院も利用できるわ。
14:01与沢くん。
14:03かおり、いるのか。
14:05入るぞ。
14:07もう鍵付けてきたわ。
14:08はい。
14:13教授。
14:15いったい、何の真似だね、これは。
14:18説明しなさい、説明よ。
14:20お父様、やめて。
14:22お客様が見えてるのよ。
14:26純子さんの、既存のお父さんです。
14:29川田でございます。
14:31ああ、どうも。
14:33純子さんの、映画の資金カンパのことで、お見えになってるんですが。
14:36映画?
14:38はい。
14:39つい先生。
14:42広沢先生やお嬢様には、純子のことで、大変ご迷惑をおかけいたしておきながら、誠に身勝手ではございますか。
14:52純子の姿を、生きている純子の姿を永遠に残すには、映画を作るしかありません。
14:59愚かな親の、愚かな願いではございますか。
15:03どうか、ご理解の上、ご協力をいただければと。
15:08この通りでございます。
15:13川田さん、手をあげてください。
15:17いえいえいえ、こうしませんと、私の気持ちが。
15:21どうか、どうか、ご協力を。
15:27分かりました。
15:28何ができるか分かりませんが、協力させていただきます。
15:32広沢君。
15:35この後に及んで君はまだ加賀純子のこと。
15:37お父様、それは違うわ。
15:39それは違うわ。
15:40違う?
15:41ええ、違います。
15:43のびゆきさんは、川田さんの娘さんを思う気持ちにゆたれたから協力するのよ。
15:48そばらへいくついいんじゃない。
15:58お父様も協力してあげたら?
16:01お父様が腰をあげれば、当愛大も一つにまとまって応援できるかもしれなくてよ。
16:05香織。
16:16全之助は、香織が信之に協力する形で、信之の気持ちを追い込もうとしていることを感じ取っていた。
16:25広沢先生、申し訳ありません。
16:34またまた、純子のために苦しいお立場に。
16:37この償いは、川田全之助。
16:43後日、異界王にしましても必ず。
16:46広沢君、香織のお婿になるということは、私の後継者になるということだよ。
17:01ということは、すなわち、東亜大学医学部第二心臓外科を背負って立つということなんだよ。
17:06大学に責のなくなった君と香織との結婚は絶対に認めないからね。
17:13いやです、そんなの。
17:14何?
17:15お父様、私は信之さんが好きなのよ。
17:19大学病院とか大学教授の椅子なんかどうだっていいの。
17:23何になろうと、私は信之さんの妻でいたいのよ。
17:29私、純子さんが羨ましいわ。
17:32血は繋がっていないのに、欲得抜きで心配してくださる川田さんのようなお父さんがいるんですもの。
17:38香織。
17:42お前ってやつは。
17:45もう、娘とは思わん。
17:50勝手にしろさい。
17:53教授、待ってください。
18:01とうとうここしかいるところがなくなってしまったわ。
18:04追い出さないでね。
18:07ただいま。
18:08おお。
18:10服部先生、いらっしゃいませ。
18:12純子ちゃん、今日は服部先生がとってもいい知らせを持ってきてくださったんだよ。
18:17こちらね。
18:18長野県警の吉田部長刑事さんだ。
18:22吉田です。
18:24それじゃ、服部先生、中川邦子さんは。
18:28やっぱり殺されたんだよ。
18:30犯人もわかったんですって。
18:31誰が中川さんも。
18:43言いにくいんだが、我々の同僚だったんだ。
18:46やっぱり、あの平井刑事が。
18:50吉田さんがね、目撃者を見つけてくれたんだよ。
18:53平井が中川邦子の首を絞めているところを見たと言う人はね。
18:56ああ。
18:57ああ。
18:58ああ。
18:59ああ。
19:00ああ。
19:01ああ。
19:02ああ。
19:03ああ。
19:04ああ。
19:05ああ。
19:06ああ。
19:07ああ。
19:08ああ。
19:09ああ。
19:10ああ。
19:11ああ。
19:13ああ。
19:14ああ。
19:15ああ。
19:16ああ。
19:17あの辺はよく安倍君が入り込むんだね。
19:19どうせまたつまらんことで揉めているんだろうぐらいに思って、黙ってたんですけど。
19:31確かに平井に間違いないそうです。
19:34それじゃ服部先生、お父さんは。
19:36うん。
19:37これで中川邦子の残した手紙の内容が全て真実だと証明されたようなもんだ。
19:43またこの前のようなことが。
19:45どうして嘘をつくんだ。
19:47なんで本当のことを話してくれなかった。
19:48行って!
19:49裁判所!
19:50頼む!
19:51本当のことを話してくれ!
19:53頼むような側が!
19:54中川さん!
19:55中川さん!
19:56そんなことありませんよね?
20:01まあ、そうならんように頑張るがね。
20:06しかし、今度の場合は十中八九。
20:10ね、吉田さん。
20:12これで、川さんの面材が晴れなかったら、世の中は真っ暗ですからね。
20:24果たして、生あるうちに、父の疑いが晴れる日が来るのだろうか。
20:29お父さん、お父さん、ここ見てくださいよ。
20:44お母さん、お母さん。
20:59クニ子の奴、手紙を残してたのか。
21:10余計なことを。
21:14あいつだ。
21:16あの小娘がクニ子を追い込んで欠かしたんだ。
21:29お母さん、お母さん。
21:31お母さん、お母さん。
21:33お母さん、お母さん。
21:35お母さん。
21:37お母さん。
21:38お母さん。
21:39すみません。
21:40お母さん。
21:42お母さん。
21:44お母さん。
21:45脚本の第二項が出来上がった。
21:47まだまだ不満があるので、
21:50脚本家に無理を言って、もう一度手直ししてもらうつもりだが、
21:53ドラマの腰は変わらない。
21:56そこで今日からこの台本を使ってレッスンを始める。いいな。
22:07なはんだよ、純子。そんなにガチガチになっちゃったよ。
22:10気を楽にして、リラックス、リラックス。
22:12リラックス、リラックス、純子。
22:14お母さん。
22:22禁じられた婚の概略を説明しておこう。
22:25このドラマの主人公は、
22:27一人の若い看護婦だ。
22:31ただいま。
22:32まあ、ヒロミさん。
22:34ヒロミ、おかえりなさい。
22:36おかえり、ヒロミ。
22:39京都の仕事終わったのか。
22:40はい。
22:41おかげさまで監督さんにも気に入っていただけて、
22:44すごく自信がつきました。
22:46先生、映画の制作が決まったそうで、おめでとうございます。
22:50ああ。
22:51私、実績も積んだし、自信もついたし、主役として頑張ります。
22:56ん?
23:03あら、純子まだいたの。
23:06もうとっくに諦めて病院のベッドだと思ってたのに。
23:09ねえ、みんな。
23:13どうしたのよ、みんな。
23:16純子の主演で、制作が決定したのよ。
23:26俺たちみんな、まっとくして協力することにしたんだよ。
23:29まあ。
23:31そういうこと。
23:33ああ、そう。
23:34一人残らず純子の魔力に取り憑かれたってわけ。
23:38馬鹿馬鹿しい。
23:39純子、これで安心するのはまだ早いわよ。
23:42みんながどうであろうと、あたしだけは変わりませんからね。
23:46ヒロミ。
23:49馬鹿なこと言うな。
23:51お前には別の役で出てもらう。
23:54そうよ。
23:56脚本家は、純子さんのキャラクターで第三項を書いてるのよ。
24:00でも。
24:01彼女じゃないと三上は映画をやめるわ。
24:12ヒロミさん、ごめんなさいね。
24:14三上先生が、どうしてもっとおっしゃるし、私もぜひやりたいし。
24:18主役をやらせていただきます。
24:22本当にごめんなさい。
24:27ヒロミさん、なんとか言って。
24:33ヒロミさん、純子もいいわよ。そこまで気を使うことはないわ。
24:38純子。
24:39いか、純子。
24:40いこう、いこう。
24:41いか。
24:52ヒロミ、一言言っとくけど、純子って本当に純粋な子なのよ。
24:56しかも、命を懸けて今度の映画をやろうとしてるわ。
25:01純子はな、あと半年しか行けられないんだ。
25:04邪魔する奴は俺たちが許さないからな。
25:07何ですか?
25:17お前は加賀純子が憎いんだろ。
25:19どうしたの?
25:30さっき、スタジオの前で妙な男に会ったんだよ。
25:33馬鹿みたいな顔なんだよな。
25:35ああ。
25:43純子。ずっと前、純子が偉い賢幕で何か話してた人だよ。
25:48ずっと前。
25:54確かにこの男だね。
25:57間違いありません。この人です。
26:00あの人がスタジオの表にいたなんて。
26:03どうも、ご苦労さんでした。
26:06課長、平井が現れました。弥生町です。
26:10安はまだ、拳銃を所持したままです。緊急手配願願います。
26:26ひろみさん。
26:30どうしたんですか、こんなところで。
26:33映画のお話だったら、さっきもお話したように、私。
26:49近づいていこう。
26:50拳銃を使ってにくい!
27:01trouserさん。
27:03いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい 拳銃を捨てるお相相
27:18早くおよだけ
27:24医者さん 一緒
27:26お仕掛けありません
27:29やめてください ひろみさんに当たったらどうするんですか
27:34しかし 私にやらせてください
27:37いかん 危険だ
27:39そうだよ 純子ちゃん おまわりさんの言う通りにした方がいいよ
27:43でも 私のために ひろみさんが
27:46そうだ その通りだ
27:48俺をこんな羽目に追い込んだのは 加賀公平党前だ
27:53純子来い 貴様を殺してやる
27:56純子 行くんじゃないよ 行っていけないよ
28:01行くんじゃない 純子来ないで 純子ちゃん
28:06そうだ もっと来い 持ってくるんだ
28:11平井さん 乱暴はやめてください
28:14ひろみさん 私の大切な友達です
28:17話してあげてください この娘を助けたかったらもっとこっちへ来るんだ
28:22平井さん あなたにも
28:25優しい 温かい気持ちがあるはずだわ
28:30死んだ私のお母さんを好きになった時の気持ちは 純粋な気持ちだったんでしょ
28:39その時の 温かい気持ちを思い出してください
28:44平井さん お願いします
28:47死んだお母さんを好きになったときの気持ちに帰ってください
28:51平井さん 行けないわ
29:07その娘さんを離してあげて
29:11お願いします
29:14平井さん 話してあげて
29:18平井さんの台ひろみさん
29:23平井さん 行けないわ
29:24平井さんの台ひろみさん
29:27他にも 프랑ンドに越えてから って어나 Pakおい
29:32平井さんの台ひろみさん
29:35平井さんに成功するなわ
29:38議題ひどわ
29:38ぼわ
29:40ああああああ
29:42ヒロミさん
29:44ヒロミさん
29:48大丈夫
29:50ヒロミさん
29:52ジュンコ
29:56ありがとう
29:58怪我がなくてよかったわ
30:06ジュンコ
30:08映画
30:12頑張ってね
30:14ヒロミさん
30:32ヒロミさん
30:34逮捕自白により
30:36公平の裁判の様相は一変
30:38やがて判決の日が来た
30:40ああ
30:44ああ
30:46ああ
30:48どうも
30:50わざわざ来てくれたの
30:52本日の身になるのを一目見たいと思って
30:54遠いところありがとうございます
30:56さあ行きましょう行きましょう
30:58出てくる時にはここにお父さんがいるのね
31:00そうなるといいんだけど
31:02信じよう信じよう
31:04さあさあ
31:06お父さん
31:08お父さん
31:10お父さん
31:12お父さん
31:14お父さん
31:16お父さん
31:18お父さん
31:20お父さん
31:22ただいまより
31:24大きい新宿警察署捜査か
31:26西垣武
31:28殺害の件について
31:30判決を言い渡します
31:32被告人は起立しなさい
31:34被告人は起立しなさい
31:48主文
31:52被告人加賀公平は
31:56無罪
31:58待ちに待った一瞬はついにやってきた
32:04公平の周囲につきまとっていた暗雲は
32:07一気に晴らされたのである
32:12当時同人が勤務していた
32:14東京都新宿区
32:16高田馬場5丁目4番地1号
32:18鳥寿市において
32:20百の中川邦子に絡み
32:22止めに入った
32:24公務出港中の
32:26西新宿区
32:28遺書捜査か
32:30西垣武市刑事を
32:32手羽工町に出る
32:34左は熊野が突き刺し
32:36西垣武市刑事を
32:38左は東京の
32:40東京都
32:42東京都
32:44東京都
32:46東京都
32:48東京都
32:52東京都
32:54東京都
32:56東京都
32:58東京都
33:00東京都
33:02東京都
33:04東京都
33:06東京都
33:08東京都
33:10東京都
33:12東京都
33:14東京都
33:16東京都
33:18東京都
33:20東京都
33:22ねえお父さん
33:25工兵さんに一言お祝いを言わなくてよかったんですかね
33:30それが当然なんだろうが
33:34わしはあの場にいたたまれなかったんだよ
33:38どうしてです
33:39工兵さんの冤罪が晴れたことよりも
33:43これで純子の心の負担が軽くなり
33:46ひょっとしたらあの子の心臓が
33:49どうしても気持ちがそっちの方に行ってしまって
33:53不純というか何というか
33:56わかります
33:57わかりますよお父さんの気持ち
34:02さあお父さん入って
34:05ここが我が家よ
34:07これが我が家か
34:11ごめんなさいね
34:14もう少しマシなところに迎えられるとよかったんだけど
34:17十分だよこれで
34:19お前がいて純子がいて
34:22これ以上の我が家がどこにあるもんか
34:25たかこ
34:36純子
34:38苦労をかけて
34:44すまなかった
34:45ちょっとあんた何すんの
34:48よしとくれんそんな他人行儀が
34:51いや
34:51こうでもしなきゃ俺の気持ちはすまねえ
34:53本当にすまなかった
34:56よしてお父さん
34:57そんな時代劇みたいな真似
34:59時代劇か
35:04純子
35:06ちょっとの間に
35:08お前口が達者になったな
35:10そりゃそうよ
35:11口ぐらい達者でなきゃ
35:13女優は務まりませんもの
35:14私に映画に出るのよ
35:18そうだってな
35:19よかったじゃないか
35:22はい
35:24花ですがお届け物です
35:29どうも
35:30ありがとうございました
35:31どうしたの純子ちゃん
35:40
35:40広瀬先生がお祝い下さったわ
35:45こりゃ綺麗だ
35:47そうか
35:49広瀬先生結婚なさったんだな
35:52
35:53さて
35:59そろそろお祝いの支度でも始めるか
36:01すまね
36:06高知町ポケってやつかな
36:09はい
36:18コーヒー
36:19ありがとう
36:20お砂糖は?
36:212杯を濡らせるよ
36:22はい
36:31はいどうぞ
36:32加賀さんにお祝いの花束送ってきましたわ
36:42それどうもありがとう
36:44そこまで気が回らなかったよ
36:46それは妻の仕事よ
36:48野美雪さんと私の2人の名前で送ったの
36:51当然のことでしょ
36:55けど世の中って不思議だね
37:00映画の話
37:02加賀さんの無罪
37:03運命が純子さんにいいようにいいように動き出したみたい
37:07だがしかし
37:12純子に良いようにならない宿命もある
37:15そうつぶやきかけて
37:16信之は言葉を飲んだ
37:18ご視聴ありがとうございました
37:48純子ちゃんに電話ですよ
37:50はい
37:51すいません
37:51よし
37:53もし
37:55純子
37:56俺俺よっちゃん
37:58加賀のじさん無罪でよかったな
38:00おめでとう
38:01ありがとう
38:02今お祝いしてたの
38:04あーお祝いしてたのか
38:06邪魔して悪かったな
38:08いいなよ
38:09今どこにいるの
38:11
38:12そんなに近くに
38:14すぐ行くから待ってて
38:15あんた
38:23もう一人にしちゃ嫌だよ
38:29嫌だよ
38:31しやしねえ
38:32するもんか
38:34これから俺が頑張って
38:36お前と純子が幸せにするんだ
38:39けど
38:43純子じゃその時間が
38:46あと半年
38:51もしかすると
38:59もっと早いかも
39:01さてこれでいよいよ
39:05あとは映画だな
39:06うん
39:06資金集まってるの
39:08それがいまいちなんだよ
39:10そう
39:11三上さんは8000万あればって言ってるんだけど
39:14俺の調べたところによると
39:171億2000万はかかりそうなんだ
39:191億2000万
39:20うん
39:21いやけどお前は心配することないからな
39:23資金カンパ俺たちがやるから
39:25お前芝居のことだけ考えてりゃいいんだよ
39:28うん
39:28でもほんと言うと
39:31もう一つだけ気になることがあるの
39:33また
39:34お前くだらないことでくよくよ悩んでんじゃねえだろうな
39:37殺された
39:39中川邦子さんのことなの
39:42ああ
39:43あの
39:44おじさんの無実を証明する手紙を書いたっていう
39:47あの人だろ
39:48ええ
39:49おかげでお父様助かったけど
39:52私が中川さんを追い詰めたために
39:54殺されたんじゃないかって気になるの
40:04そうよ
40:08そうに違いないわ
40:10だって中川さんが殺されたのはあの近くだったもん
40:13純子
40:13いい加減にしろよ
40:16
40:17お前ってほんとにどこまでお人石なんだよ
40:21中川邦子が17年前偽証したために
40:24お前の家さんはよけな苦労したんだ
40:27お前産んだお袋さんだって
40:30そのために死んだようなもんじゃないか
40:32すべてはあの人から始まってんだぞ
40:36そんなやつ
40:41自業自得だよ
40:43お前が心配する必要はこれっぽっちもないんだ
40:46でもよっちゃん
40:48あの人も平井に脅迫されて
40:50バカ
40:51お前だってもうすぐ
41:02その通りだ
41:06先生
41:09よっちゃんの言う通りだぞ
41:15半年後にはこの世にいないんだよ
41:21映画の方が動き出す前にお父さんのことが片付いたんだよ
41:25神様のお導きだよ
41:29これは神様がお前に
41:33映画に打ち込め
41:36女優として羽ばたけと命じてるんだ
41:39お前は素直にそれに従えばいい
41:42従うべきだ
41:45お父さんの無実が証明される
41:51お前の心の重荷は一ついった
41:54はい
41:56だからそれと油断するな
41:59女優として輝いて生き
42:03輝いて死ぬってことは
42:06大変な心の重荷だ
42:08お前はこれから
42:11その重荷に耐えなければな
42:15耐え抜かねばな
42:17耐え抜いて初めて女優として輝く
42:26やれるんだ
42:29はい
42:30よし
42:33よっちゃん
42:36純子はやる気だ
42:38チキンのお前頼むな
42:41はい
42:56映画制作にはまだまだ克服しなければならない難問が散席していた
43:03しかし残り少ない命の中で純子は寸次の平安を味わっていたのである
43:26ご視聴ありがとうございました
43:28ご視聴ありがとうございました
43:30ご視聴ありがとうございました