- 2025/6/7
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ショートトランスクリプション
00:00宿命の兄弟 今 対決の時が来た
00:13けいこ 覚悟はいいわね
00:19たとえ何が起ころうと 決着がつくまでやりましょう
00:23時間をあげるわ
00:27その辺の景色をよく眺めておいたら
00:31これがあなたの目に残る この世の最後の景色になるからよ
00:35大した景色でもないけど
00:37いいから早くやりましょう
00:45素手な相手では勝負にならないわ 木刀でいいわよ
00:49あなたが牧師になら 私は橘流の剣法でやるわ
00:53私にとっては刀と比べれば 余儀のようなものだけど
00:57行くわよ
00:59それは単なる余儀ではなかった 右の剣法は
01:11ケイコの創造を上回る 鋭さであった
01:15それはまさに殺人憲法であった
01:19その頃ヒロミは医師の手当により証拠を得ていた
01:35だが絶対安静を命じられていた
01:39ケイコ
01:41あなたは何をしようとしているの
01:45あなたはこの間 見舞いに来てくれたけど
01:48様子がいつもと違っていたわ
01:50ケイコは何も言わなかったけど
01:52私にはわかる
01:54あの時ケイコは 私に別れを追いに来たんじゃない
01:58そうだわ
02:00ケイコはミキさんと命をかけて戦うつもりなんだわ
02:05止めに行かなければ 止めに行かなければ
02:20神様 私の力を
02:24だめだわ
02:26一歩も動けない
02:28私はケイコにもミキさんにも傷ついてほしくない
02:33私はこのまま死ぬにしても
02:36この気持ちを何とか二人に伝えたい
02:40だいたい
03:03ヒロミさん ヒロミさんしっかりして
03:05ヒロミさんしっかりして
03:20実力が違いすぎるわ
03:22どうすればいい どうすれば
03:24そうだ
03:29足だわ
03:30走ることなら私はミキさんに負けない
03:33ここにはリングはないし
03:34フットワークが十分に使える
03:36持っていた
03:54ああああああ
04:02どうなっちゃったよ 主人の先生はヒロミ君はキュアスどうこうなる状態ではないと死んでなさったんでしょ
04:09それがヒロミは絶対安静だというのに自分から 透析のパイプも原的なパイプも外したそうなんです
04:17それじゃまるで自殺行為じゃないですか
04:20音はマッキーも来てくれたのかお姉さん 先生慶子さんは来てないんですか
04:27おかしいな松岡が来ないなんてひょっとして これのせいじゃないでしょうか
04:34その手紙は物質の前に置いてあったんです 秀人くん
04:38戦いに敗れたら私はどうなってしまうかわからないけど 陣さんと仲良くしてください
04:46松岡慶子のお願いです
04:50戦いに敗ляされたら私はトレートをあげてるので 若海の回復を花の後ろに取り付けてください
04:56戦いに敗り分けたら私はあなたの人を見ることがあります
04:57戦いに敗ると私はあなたの座帯を作るのにもどきにあるので 青春が作っているようになったから
05:01私は何を見ることができないと evaluate 私には 自殺します
05:02あなたを見ることがあるので私はあなたの人を嫌っているようになるなら
05:05私たちはあなたの人を呼びしていたops fertilityを入れるようになるのでしょうか
05:09これは私はあなたの人を誕生したのことに masc人を入れているようか
05:14ん
05:21今日よ逃げ回ってばかりいるなんて逃げてなんかいないわ 足を使うのボクシングの堂々たる戦法よ
05:29ん
05:35その時稽古にはミキをノックアウトできるチャンスがあった だが稽古はなぜかそうはせず拳を引いたその一瞬の動きを銀は見逃さなかった
05:54私の勝ちね
05:57ん これぐらい何よ
06:01やめなさい 英語さん
06:05ヒロミさんが帰属です 山地先生が知らせがあったんですよ
06:08そうに行きましょう ビキさん
06:11霧をつけたいけど相場を預けってことにして私これで行かせてもらうわ 逃げるのね
06:18たとえ何が起ころうとこの果たし合いは決着がつくまでやる約束よ もっともあなたが敗北を認めるっていうのが
06:26黙って行かせてあげるけど その腕はかなり痛んでるわ
06:30これ以上戦っても私の勝ちは動かないけど これくらいの傷が何よ
06:35勝負はこれからよ だったら最後までやりましょう
06:40英語さん ヒロミさんが一番相手あってるのは君なんですよ
06:45よじゃん
06:49稽古は無念であった ここで退けば右に紅バラ組を解散させる機会は再びないかもしれない
06:56だがヒロミのために一刻も早くそばに行ってやりたい気持ちが勝った
07:04私の負けよ これでいいでしょ
07:07さあ急いで
07:09え ヒロミが危ないの
07:22そうなんだみんな 病院に行こう
07:25お前たち 勝手な場面を許さん
07:301時間目の授業が始まる時間だぞ
07:32でもヒロミは俺たちのクラスメイトです
07:34じっとしてられないんです
07:35俺は左枝と同じラグビーブです
07:37どうしても行ってやりたいんです
07:39先生お願いします 行かせてください
07:41諸君 見舞いもいいが1時間でも2時間でも
07:45授業をおろそかにすれば進学競争からそれだけ遅れるんだ
07:49そんなことを校長として私は認めるわけにはいかないんだ
07:54さえぬさの病気の回復を祈りつつ
07:57勉学に阻止む
07:59それが学生としての本分じゃないか
08:02そうだろう
08:03ん?
08:04席に戻りなさい
08:06着席!
08:07授業を始めるぞ
08:09じゃあ 早稲先生お願いします
08:12はい お願いします
08:15その頃 容体がますます切迫したヒロミは
08:19集中治療室へ運ばれた
08:21長木さん
08:22ヒロミさん
08:27死ぬなら
08:29死ぬなら
08:31先生 遅くなってすみません
08:33ヒロミに会わせてください
08:34今そんな状態じゃないんだ とても無理だ
08:37正直によ 時間が問題だそうだ
08:44ヒロミは助からないって言うんですか
08:46だが先生方は全力を尽くしてくださってる
08:49まあそうか 奇跡を信じるんだ
08:52ヒロミ
08:54ヒロミ
08:55ヒロミ
09:00彩から聞きました
09:01お前は恵子と果たし合いをしたそうですね
09:04はい
09:05いけなかったでしょうか
09:07いいえ
09:08ただその結果については
09:10私は不満でなりません
09:13なぜです
09:14私は勝ちました
09:16ケイコの腕に相当の打撲症を負わせました
09:20それで悪くです
09:21お前は私の恨みを軽く考えていたからではないのですか
09:28果たし合いをしたからには
09:30なぜケイコの息の根を止めてやらなかったのですか
09:35そうすればキミコの命を奪い
09:38自分だけ生き延びた
09:40憎い松岡家情とその娘を
09:43地獄の底に突き落とせたものを
09:48綾でございます
09:50ただいま松岡和夫が訪ねてまいりました
09:55竹村さん
09:57あなたはこの屋敷の敷居は二度とまたがぬと誓ったはず
10:01よくおめおめと顔が出せましたこと
10:04それはお詫びいたします
10:06しかし緊急事態が発生したんです
10:08ケイコの親友のヒロミさんが
10:10今まさに息を吹き取ろうとしているんです
10:12それはお気の毒に
10:14でもそのことが私に何の関わりがあるというのですか
10:18ヒロミさんはケイコとミキさんが親密になることだけを願ってました
10:23その願いをケイコも私も何とか叶えてあげたい
10:26ですからミキさんにすぐ病院に来てほしいんです
10:29ミキさんが行かれるはずがありません
10:31ミキさんにケイコと共にヒロミさんの前で仲良く振る舞い
10:35ヒロミさんを励ましてほしいんです
10:37たとえ嘘でもいいヒロミさんはどんなに力づけられることでしょう
10:40冗談はおやめなさい
10:42ミキがそんな茶番を承知するとでも思ってるんですか
10:46竹村さん
10:48ちょっとこれをご覧ください
10:51何ですかそれは
10:57表沙汰にしたくはなかったんですが
11:00私は幼い頃手放したミキさんのために
11:03これらの服を買い整えてきました
11:06ミキさんにいつか来てもらえる日が来るかもしれない
11:11いや会うことができたら
11:13ぜひ着せてやりたいそうねんじて
11:15それはあなたの単なる自己満足です
11:19そう思われても構いません
11:21ケイコは先ほどこのトランクのことでこう言ったんです
11:25父さん
11:26父さんは今でもミキさんの服を買い続けているんでしょ
11:30ああ
11:31父さんはこの間も姉さんの洋服を買って
11:35私の部屋に置いてあるトランクに入れたでしょ
11:38ヒロミもそのことは知ってるの
11:40いいの?私が見せてもらっても
11:43あなたは親友だもの
11:46何もかも知ってほしいの
11:48ほら
11:50これが父さんが最近買った洋服よ
11:52きれい
11:54お父さんどこまでもミキさん愛してるのね
11:57来てもらえる相手もないのにね
12:00父さんの気持ちもわかるけど
12:02こんなもの買ったって何にもならないわ
12:04そんなことないよ
12:06あなたと仲良くなればミキさんきっとこれ来てくれるわ
12:10私そんな日がきっと来るって信じてる
12:13お願いします
12:14ミキさんにこれを来てもらってすぐ病院に来てほしいんです
12:18お断りします
12:19そんなことをしたって何の効果も奇跡も起こりはしません
12:23ケイコは我らにもすがる思いなんです
12:26もしヒロミさんが助からないとしても
12:28彼女に悲しい思いを抱かせたまま知らせたくないんです
12:31どうか
12:33ケイコの頼みに聞いてやってください
12:35お願いします
12:36ことあると言ったはずです
12:38帰ってください
12:40時間がありません
12:42ミキさんと直接話をさせてください
12:44何を出されるんです
12:45お礼に押し取ろうつもりなら警察を呼びます
12:48ミキさん私の話を聞いてくれ
12:50ミキさんお願いだ
12:52そんなものさっさと持って帰りなさい
12:54いやおいできます
12:56ミキさん私は信じている
12:59君がこの服を着てケイコやヒロミさんのところに来ることを
13:04私は表で待っている
13:14何妙ほうれんげー卿
13:16何妙ほうれんげー卿
13:19仏さん
13:20ヒロミさんの命を助けてやってください
13:23デバイトをご覧ますぞ
13:25何妙ほうれんげー卿
13:28何妙ほうれんげー卿
13:29何妙ほうれんげー卿
13:30初めは笑ってみてたけど
13:32あんなに本気で祈ってる親父みんな初めてだよ
13:35ヒロミさんのこと
13:37娘にしたいぐらい良い子だって言ってましたからね
13:40Yさん
13:41何妙ほうれんげー卿
13:43何妙ほうれんげー卿
13:45何妙ほうれんげー卿
13:47何妙ほうれんげー卿
13:49何妙ほうれんげー卿
13:50何妙ほうれんげー卿
13:52何妙ほうれんげー卿
13:54ん
13:55ん
13:59ん
14:10ああああああああ お願いしますみさんにこれを来てもらって
14:152病院に来てほしいんです
14:19稽古は憎いけど 広見には何の恨みもないんだもの
14:24広見の命の外際だもの
14:34松岡和夫の言葉に惑わされて 病院へ行く日ではないでしょうねいいえそんなつもりはありません
14:41それにしてはずいぶん愛しげにその服を眺めてらっしゃいましたわ 私への未練のこもったこんな汚らしい服など
14:48見たくもありません それならいいけれど
14:54私を裏切ったりしたら たとえお前でも
14:58しませんよ私はおばあ様と一心同体です 稽古には後で会うつもりでしたけど
15:05それはおばあ様がおっしゃったように 果たし合いの決着をつけるためです
15:10稽古たちの祈りも虚しく 広見の命の灯火は消えようとしていた
15:16ヒロミ ヒロミ死なないで
15:20せんじゃいけないよ
15:22サイサーしっかりしろ 俺たちがついてるぞ
15:25生きるんだ
15:26みんなのためにも生きるんだよ
15:29お入りください
15:32ヒロミ ヒロミ
15:34ヒロミ ヒロミ
15:36ヒロミ
15:41ケッカ
15:43ヒロミ 何 何が痛いの
15:47ケッカ
15:50ヒロミ
16:04ヒロミ
16:08ヒロミ
16:09ヒロミ
16:11ヒロミ
16:12ヒロミ
16:13ヒロミ
16:18ヒロミさん
16:23俺あんたに いつも好きだって 言いたかったのによ
16:28ヒロミ
16:52ネイサー ビタカ
16:56みんなが泣いてるっていうのに 神の奴は涙ひとつこぼさないで
17:03姉さん好きかもしれないけど やっぱりあいつは非人情の奴なんだ
17:10ああああああ 稽古にはまだヒロミの死が信じられなかった
17:24つい今朝方までヒロミは確かにここにいたからである そのヒロミはもういない
17:40ん
17:53て死んだの
17:56あんた私が呼び捨てにできる たった一人の友達だったのに
18:10ああああああああ
18:26その夜ヒロミのツヤがささやかに行われた
18:40遅くなってすいません 授業は大事だって学校に言われて
18:47今は病にも駆けつけられなくて
18:55サイクさ 君は本当に今ねじゃあだった
18:59本当に世話になったな
19:06ん
19:08お前たちも泣くな
19:11サイクさんのために これからもっと練習しなくちゃな
19:16ん
19:23どうさあ
19:25ミキさんとうとう来てくれなかったわね
19:29ん
19:31ヒロミを喜ばせてあげられなかったわ
19:34私
19:36ミキさんは許せない
19:38ミキさんを恨まないでほしい
19:42幼い頃あの子を見捨てた私の頼みなど
19:46ミキさんはどうしても喫気にはなれなかったんだろう
19:50悪いのは全部渡した
19:53父さんがそうしろって言うなら
19:57私ミキさんを恨まないけど
20:00ただ
20:01悔しいの
20:03何がだ
20:05ヒロミは最後に何か言いかけたわ
20:10けっか
20:14ヒロミは何を言いたかったのかしら
20:17それがわからないのが悔しいの
20:21そのことでしたら私にはわかります
20:24これをご覧になってください
20:28これは
20:29ヒロミの日記ですね
20:31ええ
20:32あの子は入院中もそれをつけていました
20:36その中に思いがすべて書かれているはずです
20:39ちょちょちょごめんね
20:41けっこちゃんちょっと
20:43今大事な日記を
20:45ちょっとちょっと
20:47近くにミキさんが来てる
20:49君に会いたいって
20:50ミキさんが
20:52どうする
20:53わかった
20:54行くわ
21:01先生
21:02これは先生が先にお読みになってください
21:04わかった
21:05分かった
21:07いい
21:08私は
21:09私は
21:13やっぱり
21:14し
21:15に
21:17話し
21:19し
21:20ひろみのつやにきてくれたのね
21:21ん
21:24ミキさん 広見のお津屋に来てくれたのね違う
21:29今朝の果たし合いの決着をつけに来たのよ 今夜は戦う気にはとてもなれない
21:35広見のツヤだから そんなにあの子が好きだったのなあなたもあのように行けばいい
21:42今度こそ息の音を止めてみせるわ
21:46やめるんだ 果たし合いの決着なら
21:51くさほどもついている 実は
21:54君は負けたんだ何です 冗談は良して私は稽古の腕を痛めつけた
22:00だがその前に稽古さんには君を打ち倒すチャンスがあったん
22:06あの時稽古さんが拳を引いたのはなぜだと思う 君を傷つけたら
22:12お父さんを悲しませることになる
22:16その思いがあったからに違いない その情を君も分かるべきだ
22:22行こえよ稽古
22:23ミキさん
22:24どう言って
22:26おじいさんは手を出さないで
22:28やーっ
22:30いい気にならないでよ あんたは力が全てだって言うのを
22:49強ければそれでいいの
22:50違うよ あんたは本当に優しい人なのに
22:54どこまで歪んだ気がするのよ あんた分かってくれないのよ
22:58勝負ありですね
23:02なぜ負けたと思います
23:07君の憲法は 殺人憲法です
23:13君には憎しみ以外に戦う目的がない
23:18しかも心におごりがある
23:21だが稽古さんには 君を立ち直らせようとする目的がある
23:26たとえ腕は未熟でも その気迫が
23:31君を倒すという 奇跡を生んだんです
23:34稽古さんの拳は 人を生かそう
23:38愛そうとする 勝人憲なんです
23:41私には愛などいりません 三木姉さん
23:46私は母の命を奪い 私に竹村の後取りになることを強制した
23:51父とあなたが憎い 私の精神を奪った全てが憎い
23:56竹村 ちょっと待つんだ
24:02これは見せてもらった
24:04最後の日付のところを読みたい
24:06竹村 これは西草が書いた日記だ
24:10君にも聞いてほしいな
24:12その必要はないわ
24:13広見の書くことなど 決まりきってる
24:16私と稽古に兄弟らしくしてほしい
24:19そんなところでしょ
24:21その通りだ
24:22だが重要なのは
24:24西草がいつこれを書いたかということだ
24:27西草は絶対安静を命じられてた
24:30それなのに 透析も天敵の装置も外して
24:34最後の力を振り絞ってこれを書いたんだ
24:39稽古 三木さん
24:42私はあなた方に本当に仲良くしてほしいのです
24:47仲良くだなんて
24:49子供にでも言うようなことだと思うかもしれないけど
24:52大人だってなかなかできないことです
24:56いいえ
24:57世界の国と国の間でもできない難しいことです
25:02それをあなた方にはやってほしい
25:07私 私は
25:10稽古も三木さんも信じています
25:14どこまでも
25:17西草
25:19命がけでこれを書いたんだ
25:22この一時一時
25:25刻まれた地を見ると
25:28俺は投げて仕方がなかった
25:31広見
25:38竹村
25:40君も人間なら
25:42西草の最後の願いは聞いてあげるべきじゃないのか
25:47私
25:49果たし合いに破れました
25:51紅原組は近いうちに解散します
25:54どこにちゃ
25:57それが稽古との約束ですか
26:04竹村
26:06分かってくれたんだな
26:08三木さん
26:09私も今までのことは水に流すわ
26:12勘違いしないで
26:14紅原組は解散するけど
26:16別にあなたへの憎しみを捨てたわけではないわ
26:18三木さん
26:19私は一人になってもあなたを憎み続ける
26:22おばあさまの恨みを背負って
26:31竹村
26:32やめろ
26:44かつて何事においても他人に負けたことのない三木であった
26:49それだけに恵子との果たし合いに敗れた衝撃は深かった
26:54僕は二人に負けたことのないといけないといけないといけないのといけないの
27:00顔を持っていないの
27:03私の仲間には
27:14ローストを…
27:16マジで困惑
27:19ご視聴ありがとうございました
27:49ご視聴ありがとうございました
28:19何を言ってる
28:20お前は通夜にも出席したし
28:23それで気が済んだはずだ
28:24いいえ
28:25お葬式に行ってきちんと別れを告げたいんです
28:282時間
28:29いいえ1時間で結構ですから時間をください
28:32お葬式が住み次第戻ってきます
28:34ダメだ
28:35両親兄弟祖父お嬢おばた殿
28:38三振島以内の親族の葬儀を除いて
28:40拘束で響き取ることは厳禁されてるんだ
28:43次につくる
28:45先生俺もヒロミ送りに行きたい
28:48何だと
28:49沢村君
28:50俺は臆病者だけど
28:51これだけは言わせてもらうよ
28:53友達が誰も送らなければ
28:56ヒロミが寂しがるじゃないか
28:58なあみんな
28:58そうだ
28:59俺たちも行こう
29:02どうしよう
29:03待て待て待て待て待て
29:05拘束に違反するものは初末だぞ
29:09先生行かせてやったらどうですか
29:11拘束はあくまでも遵守すべきです
29:15でないと学内秩序は止めてない
29:17その秩序の方が間違ってたらどうなんです
29:19身内の葬儀が気付きが取らないことになってますが
29:23ほとんどの生徒たちにとって
29:24生地の心理よりも自分たちの友達の方が大切だったのは現実です
29:28その友達が亡くなったんですよ
29:31送りたいのが当然じゃないですか
29:32それじゃあ山地君は
29:33授業の方はどうなってもいいっていうのか
29:36いや私はただ
29:37机の上だけが勉強じゃないと言いたいんです
29:39人の死を見送り
29:41命の愛おしさ尊さを知り
29:44人生の悲しみに思い合わせ
29:45その意味を考える
29:47それこそが生徒にとって真の勉強じゃないでしょうか
29:51これは山地先生の方が正しいようですな
29:54校長
29:55何をしてるんですか
29:57どんなことがあっても校則は守るべきだと
30:00そう主張してこられたのは校長先生自身じゃありませんか
30:03いやその通りです
30:04しかし
30:05これを見てください
30:07校則だけあって生徒は誰もいない
30:11これでは学校とは言えませんな
30:15我々も教育者として
30:19心から反省せざるを得ない
30:23では山地先生がいつも言ってたように
30:26私たちも生徒の心に目を向け
30:30校則を再検討して改めるべきだとおっしゃるんですね
30:35とにかく私はこれから最後さひろみの葬儀に列席します
30:40私も行きます
30:42そうすれば生徒たちも喜んでくれるでしょうし
30:45きっと学園が明るくなるきっかけになりますわ
30:47他人として私も行ってやらないわ
30:51皆さんありがとうございます
30:53じゃあ先生
30:55俺たちも行くぜ
30:57なあ
30:58竹村お前は行かないのか
31:09私は校則を守ります
31:10そうか
31:13先生
31:14なぜ叱らないんです
31:16みんなが行ったのに生徒会長の君が来なくては話にならない
31:21先生は本当はそう言って
31:22私を怒鳴りつけたいんでしょ
31:24俺は何も言わないよ
31:27何も言わなくしても
31:29君はきっと来てくれると俺は信じてるからだ
31:32君は顔張ってるが
31:34根は純粋な子だ
31:35だから世界中の誰もが君を信じなくても
31:39俺は君のことを信じきれる
31:41勝手な思い込みです
31:42先生にも私がどんな悪楽な娘か
31:45もう分かってるはずです
31:47それが分からないとしたら先生は
31:49バカと言いたいんだろう
31:50バカと言われるくらい
31:53生徒に対する思い込みがなければ
31:55教師は務まらないよ
31:57竹村
31:59きっと来てくれよ
32:01な
32:01ミキさん
32:21私も今までのことは水に流すわ
32:24ケイコさんの拳には
32:26君に立ち直ってほしいという愛がこもっていたからです
32:29竹村
32:30君も人間なら
32:33サイグサの最後の願いは
32:36聞いてあげるべきじゃないのか
32:37お日は何か
32:39どうぞ
32:40むしげみょうむわ
32:44逆進献絞代教器
32:48即応超日孤悪舟
32:52一切で巻く本部に問診におら行くぜか
32:58では皆さんそろそろ出館の時間でございます
33:09もう少し待っていただけませんか
33:14先生いくら待っても三木さんは来やしませんよ
33:17いや竹村必ず来ます
33:18教師と生徒が心一つにしてここに来てるというのに
33:23竹村だけ来なければ彼女の生き方は深み果てるに違いないんです
33:26だからこそ僕は彼女の真心にかけたいんです
33:29それじゃあ30分伸ばしましょう
33:31どうもありがとうございます
33:34三木さん来るにしては遅すぎるよ
33:40私三木さんを引っ張ってくる
33:44ああしかし無理はしないようにな
33:47何ですかそのやりは
33:51お前はそれを着て葬儀に行くつもりだったんですね
33:54おばあさまのご命令に背くのは初めてです
33:56どうか行かせてください
33:58三木さんそれはなりません
34:00慶子さんの友人であるひろみさんの葬儀に行かれることは
34:04とりも直さず慶子さんやその父
34:07松尾が和夫に屈服することになるんですよ
34:10屈服ではありません
34:11私は私のことを思い続けてくれた
34:15慶子さんや山地先生や他の大勢の人たちの思いやりに応えたいだけなんです
34:21そう
34:22お前は松岡数のよこしたその服を
34:26そんなに着て見せたいのか
34:30こんなものを引き裂いてやる
34:32おばあさま何をなさるんです
34:34ミキー待ちなさい
34:37お待ちなさい
34:38待ちなさい
34:39これほど言い聞かせてもお前は竹村区なはずだ
34:43竹村区なはずだ
34:43竹村区なはずだ
34:47竹村区なはずだ
34:49竹村区ながらにくいのはあたしの父松尾か和夫でしょう
34:56なぜミキーさんを撃つんです
34:58父がにくいのならあたしを撃ってください
35:01これを小娘が
35:02やめて
35:04おばあさま
35:09やめて
35:12やめて
35:13これ以上ケイコさんにひどいことを申し上げます
35:15私はこの家に待つ
35:17何ですって
35:18私はケイコさんと仲良くしたいんです
35:21いいえ
35:22前から心の底ではそうしたかったんです
35:24ミキーさん
35:26おばあさまが怖くてできなかった
35:29でも今日から私は変わります
35:33ケイコさんは
35:35ケイコはあたしの妹です
35:37分かりました
35:41ならば勝手になさい
35:44今日限りお前を孫とは思いません
35:47先生
35:59ご視聴ありがとうございました
36:29その服を着てくれたんだね
36:33はい
36:34ひろみさん
36:52あなたのお見舞いにも
36:54おつやにも行かなくて
36:56ごめんなさい
36:58今更あなたに何もしてあげられないけど
37:03あなたの最後の願いだけは
37:06失効します
37:08けいこと
37:15兄弟と兄弟として
37:18むつまじくすること
37:19あなたの前で誓います
37:22どうかあの夜から
37:24見守っていてください
37:26にきさん
37:27よく言ってくれた
37:29にきって呼んでください
37:33それからあたしにもあなたのことを
37:37父さんって呼ばせてください
37:38父さん
37:43ご視聴ありがとうございました
37:52ああああああ
38:22言わないわね組長も
38:24三木の命によりベニバラ組が解散したのはその世のことである
38:36ああああああああ
38:44じゃあ俺もっと急ぐつくれ
38:48翌日から学園の雰囲気は確実に変わり出し
38:55暗雲は去り明るい青春がよみがえってきたのであ
38:59けいこその手が治るまで私マネージャーの手伝いをするわ
39:08ありがとう
39:09でもおばあさまの方はもういいの
39:12おばあさまはまだ口も聞いてくださらないけど大丈夫よ
39:16時間はかかるかもしれないけどあなたのことも私のことも
39:20いつかきっと血を引いた孫として認めてくださるわ
39:23行くわよ
39:25ファイト
39:27ファイト
39:29ファイト
39:31ファイト
39:33ファイト
39:35ファイト
39:37田舎に帰られるんですか
39:39はい
39:41これから先のことはゆっくり考えます
39:44そうですか
39:47どうぞお元気で
39:50姉さんちょっと待てよ
39:52じいさん
39:53あんたひろみさんが死んだとき涙を流していた
39:57きっと兄貴のためにも十分涙を流してくれたと思う
40:01これからは姉貴を幸せにしてやってくれ
40:05そのほうが天国の兄貴もきっと喜ぶと思う
40:09ありがとう秀人くん
40:13もういいんだ
40:14なーにもういいんだもんへちまんまるか
40:17じいんお前まだ過去にこだわってるのか
40:20いやそうではないんですが
40:21だったらなぜさっさと一緒にならん
40:23尚子さんを見ろ
40:25お前とならばどこまでも行きます
40:27そう言いたい気持ちをじーっと我慢する女心の切断さを
40:30お前わからんのか
40:32親父はすっかりあんたたちの泣こうとする気で
40:35小読みまでめくって大安吉日調べてんだよ
40:37うん
40:38まあたぬきのなことじゃ不足かもしれないけど
40:41たぬきは余計だだめってるお前は
40:43いいかじいんさっさと尚子さんと結婚しろよ
40:46俺は人を殴り倒すことだけに青春をかけてきました
40:51コックとしての腕もまだそれほどじゃない
40:55過去のことは済んだこととしても
40:59これからの生き方を
41:0130にもなってやっと探し始めたとこなんです
41:05お前なぁグズグズしてたらなお子さん一人トライちまうぞ
41:08おじさん
41:10もういいんです
41:12じいさん
41:13お世話になりました
41:16なお子さんどうぞお幸せに
41:19ひでとくん
41:21お姉さんと一緒に頑張れよ
41:23ほんとにこれでいいのか
41:37ええ
41:39俺の役目は終わったんです
41:42俺のような男と一緒になったら
41:44苦労するばっかりですから
41:45あの人は一緒に苦労してもいいつもりなんだぜ
41:48仕事です仕事しましょう
41:50仕事しましょう
41:51私が若ければ一緒になるんだけどな
41:53仕事か
42:06キミコ
42:08思えば長い道のりだった
42:12だが私たちの娘は
42:15ようやく私たちの胸に帰ってきてくれた
42:20キミコ
42:21お前が好きだった花だ
42:25魔物のように襲えられたこの花も
42:29これからは清らかに咲き誇ってくれるだろう
42:33これが
42:37ミキ
42:38これが
42:42これが
42:43けいこ
42:44どうかいつまでも
42:49二人を見守っていてほしい
42:52この時
42:57けいこは思い起こしていた
42:59かつて父和夫が
43:01この街ではきっと素晴らしいことがあるといった言葉を
43:06その希望を信じ苦難を乗り越えた今
43:10歓喜は木に満ち満ちていた
43:13季節は秋
43:15だが二人の少女の心は春であった
43:19さて
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