- 2025/6/1
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ショートトランスクリプション
00:01幼女なんかじゃなかったんだ 私は父さんの血を分けた娘だった
00:06徹夜兄さんの本当の妹だったんだ
00:10それじゃあ 陽子は
00:13陽子は僕の本当の妹なんですね そうなんですね
00:20だったらどうして 陽子を幼女なんてことにしたんですか
00:25どうしてそんな動いかと すまん
00:28徹夜 陽子
00:31すべては私の優柔不断な行動が お前たちに災いを残すことになってしまったんだ
00:38ふざけんじゃねーよ そんな名も優しい言い訳でことが済むと思ってるのか
00:43あんたたち 反対の母さんを殺したんだ
00:48なんという意外な事実だったのだろう
00:54今の今まで徹夜の義理の妹だと思っていた陽子が
00:59実は血を分けた徹夜の真実の妹だったのである
01:04だがその時の証拠には その事実を喜ぶ余裕などみじんもなかった
01:10お父さん
01:14長澤誠さんのことを 初めから話してくれますか
01:20そうしよう
01:2322年前 城南大学
01:27中国文学科の助教授だった私は
01:30私のゼミの生徒だった 長澤誠を
01:35助手として私の研究室に残した
01:49彼女は美しく全てにわたって控えめな女性だった
01:54そんな彼女に私はいつしか愛を感じ始めていた
01:59私はその頃すでに恩師の一人娘である信子と結婚して
02:04徹夜を設けていた 肌から見れば私たちや幸せな家族に見えたろう
02:11だが私の心は少しも満たされていなかった
02:15この世で父親を一番崇拝する信子にとって
02:18私の仕事など眼中になく 鼻であしらうようなところがあったからだ
02:24男は誰でも心の中で自分の妻に自分の仕事を一番認めて欲しいと望んでいるものだ
02:33彼女は誰よりも私の学問を評価してくれて協力を惜しまなかった
02:40私たちはいつしか一目を忍んで愛し合うようになっていた
02:45それは学問一筋に生きてきた私にとって
02:49初めてで最後の恋だった 先生
02:54私 先生の赤ちゃん
02:58えっ
03:00先生には決してご迷惑おかけしません
03:07ですから私に先生の赤ちゃんを産ませてください
03:10しかし
03:12産ませてください
03:13私は先生の赤ちゃんが産みたいんです
03:16誠
03:18彼女から妊娠を知らされた時には
03:23私は信子と離婚する決意を固めていた
03:26あなた
03:38誠さんのことはお父様の耳にも入ってますよ
03:42恥を知りなさい恥を
03:44信子
03:46私は
03:47道安官
03:47君は学問をしてるのかね
03:51先生
03:53誠さん
04:01このお金で
04:03お腹の子供を始末していただきます
04:06奥様
04:07道安が愛人に子供を産ませたなんてことが
04:09世間に知られたらどうなると思ってるの
04:11教授になれないばかりか
04:14大学からも追われることになるんですよ
04:16嫌です
04:17私は嫌です
04:18私は
04:28なんて卑怯な男だったんだろう
04:30教授の椅子に未練があって
04:33あれほど愛した彼女の後を追うことができなかった
04:37勝手なことを言うんじゃないよ
04:40男の一生の仕事がどれほどのもんなのさ
04:43たかが見えじゃないか
04:45それじゃあたいの母さんはどうなるんだい
04:48裏切られて捨てられた母さんの悲しみはどうなるんだい
04:53陽子さん
04:54その時正子は誠の怒りに共感していた
05:01そして誠に対して
05:03友情に似た感情すらも抱いていたのである
05:07なんだ
05:08あたいの母さんがどうして死ぬことになったのか
05:11それを話してもらおうか
05:13誠が
05:15お前を産んだと知ったのはそれからだいぶたってからだった
05:20私にできることは
05:22お前を私のことして認知することだけだった
05:27あなた
05:27もうやめてください
05:29これ以上話したら私はもう生きてはいけません
05:32やめてください
05:33信子
05:34お母さん
05:37あんたたちに話せないんだったら
05:39私が話そうじゃないか
05:45私はおばあちゃんから何もかも聞いて知ってるんだ
05:59私を産んだ母さんは
06:04父から送られてきた認知書を
06:06愛の証として喜んでいたそうだ
06:09誠
06:12奥様ですよ
06:13奥様
06:21この子が
06:24この子が道安の子なのね
06:28はい
06:29さようでございます
06:31先生や奥様には決してご迷惑おかけしません
06:34私一人でこの子を育ててまいります
06:37ですからどうぞよろしく
06:40誰を言ってるの
06:41この子は私を預かりまして奥様何をなせるんですか
06:45夫の子供が外にいるなんて我慢できるわけはないでしょ
06:48それくらいだったら私が養女として育てます
06:51奥様それだけを許しください
06:52奥様子供なんでしょ
06:53だと妻の私が育てるのが当たり前でしょ
06:56奥様
06:58奥様その子を救えてください
07:00奥様
07:02奥様
07:06奥様
07:08奥様
07:10奥様
07:12奥様
07:14奥様
07:16奥様
07:18奥様
07:20奥様
07:22奥様
07:24奥様
07:26奥様
07:28奥様
07:30奥様
07:32奥様
07:34奥様
07:36奥様
07:38奥様
07:40奥様
07:42ん
07:55無慈悲なことをなさったものですわね 私はその時
08:02教授コースを約束されていた夫を守ろうと それだけを考えていたのでございます
08:09あらそれだけかしら 誠さんに対する嫉妬や憎しみもあったんじゃございませんの
08:18確かに おっしゃる通りでございます
08:24私はどうしたらよかったのでしょう奥様 奥様なら
08:30どうなさったでしょう私ですか 私なら
08:35夫の愛人に子供を産ませるようなヘマはしません私はよそに愛人を作ったり 子供を産ませたりはせん
08:43そんなことをする者は我が部学会には一人もおらん 万が一
08:49そのようなことになったら 私は何よりも仕事を優先する
08:54それが男の務めだ それを理解するのは女の務めでしょ
08:59私は奥さんの取った行動は間違っていないと思いますよ お父様
09:04家を守るためには当然のことだ そうでしょうか
09:11私は 神社としての格式を重んじるあまりに娘を傷つけ
09:16飛行に走らせてしまった父親です 今にして思えば
09:22家の格式などよりも 娘との交流を大切に
09:26人間としての優しい交わりを優先するべきだったと 反省することばかりなのです
09:33見解の総意ですな 私が家紋をしっかり守ってきたからこそ
09:38私の家族は人様に対して恥ずかしくない生き方をしているんです
09:42私は家なんていらないね 格式が何だってのさ
09:47そんなもののために母さんが殺されたなんて我慢できるもんか
09:51陽子 私は
09:55誠の死を知った時 体中の力が
10:00すべて抜け落ちてしまったよ 私の人生は終わった
10:06これからは お前と徹夜のために生きよう
10:10そう思って今まで生きてきた
10:12陽子 私だってお前を実の子供以上に可愛がってきたつもりよ
10:17ハタイの母さんを殺したのはあんたたちだ
10:23母さんがどんな悲しい思いの中で死んでいったのか あんたたちにわかるのか
10:29私は 私は
10:32母さんの死を知った時に 福岡湖という名前を捨てることにしたのさ
10:37母さん 私は今日から長沢誠と名乗ります
10:47母さんは私 私は母さん
10:51母さんは私 私は母さんよ
10:55二度と飛行に走らないと誓った私だが 母さんの悲しみがそんな枷を打ち砕いてしまった
11:08私はカミソリマコと異名を取る不良少女になっていた
11:13二度と飛行に走らないと誓った私だが
11:17母さんの悲しみが そんな枷を打ち砕いてしまった
11:20私はカミソリマコと異名を取る不良少女になっていた
11:25ジョージのお秋を知ったのもそんな時だった
11:29てつや兄さん 私がなぜ長沢誠と名乗っているかこれで分かったろうね
11:44母さんの恨みを晴らすために私は人を殺すような悪い女に落ちてやったのさ
11:50陽子 殺人を陽子さんを殺人まで犯していたんですか
11:55タカコ 私たちはこれで引き上げよう
11:59これ以上久喜さんの家族の問題に立ち入りたくない
12:02さあ京子 お父様待ってください
12:04もう何も言うな
12:07てつやくん
12:10京子との婚約は今日この場限りで解消する
12:14それから部学会へ推薦したのはこの私だ
12:17私の立場を考えて君はしばらく謹慎したまえ
12:22お父様
12:28てつやさん
12:31私は今のお話をとても悲しく胸が裂けるような思い出をお聞きしました
12:39どうぞ
12:40陽子さんのお力になってあげてください
12:44京子さん
12:52さあて私も引き上げようか
12:57陽子 待ってくれ
13:00お前に何を言われても私には返す言葉はない
13:04しかし私のこれからの人生はお前に対する償いをすることだと思ってる
13:10いまさら償ってもらってもどうにもならないね
13:13ふくすいぼんにかえらず
13:16一度ぼんからこぼれた水は二度ともとにもどらないと言うじゃないか
13:20陽子
13:21それは違うよ
13:24ぼんからこぼれ落ちた水は水蒸気となり天にのぼり
13:29そしていつか 雨となって再び盆を満たすことだってあるんだ
13:34僕たちはそれを信じよう
13:36それを信じなきゃ人間は生きていけないじゃないか
13:41今すぐ父や母を許してくれとは言わない
13:46だが今日は
13:48君のお母さんの冥福を祈ってあげようじゃないか
13:52陽子さん 私からもお願いよ
13:56てつやさん さよなら
14:11陽子
14:13し 式不意 空不意
14:16式 式即是 空即是
14:21四十相行 四十相行 四十相行
14:27お母さんが… 母さんが悪かったのを 許して
14:33向上不動… 母さん… 信子… よく言ってくれた
14:44あなた…
15:03私もあなたのお母さんに… この花を捧げさせてもらうわ
15:29私は全員の船を捧げてたら 少し 空無い
15:35岩手の車が乗っている 岩手の権手から占いを狂う
15:40岩手の駅よ 岩手が乗っている
15:45岩手の駅よ と天気が降る
15:48岩手の駅よ と天気が少なく行わり
15:51岩手の駅よ 岩手の駅よ 岩手の駅よ
15:55お父さん
16:10僕は今日のお父さんに感動しました
16:14お父さんは本当に勇気があったと思います
16:18徹夜
16:21徹夜さん
16:26私たちも深く心にしみました
16:30お話をお聞きして私は証拠のことを思い
16:33涙が止まりませんでした
16:36親のちょっとした不注意な言動が
16:38どれほど子供に傷を与えるか
16:41私たちは考えてもみない親でした
16:44次の世代を担う子供を
16:47しっかり育てることが親の義務だという
16:49私も自分のことのように思われ
16:54反省ばかりでございました
16:56私もかつて
16:59心ない仕打ちを証拠にしてしまったんです
17:03子供は親の言動を
17:08実に注意深く見守っているものなんです
17:10親の一言一言に喜んだり傷ついたり
17:14そんなことにも気づかず
17:18私たち
17:19とても心にしみる一日でございました
17:27ご招待いただいたことを
17:30深く感謝いたします
17:31ありがとうございました
17:34ご招待いただきありがとうございました
17:35ご招待いただきありがとうございました
18:04ヤオコさんの母親に捧げさせてもらうぜ
18:08アサオ ありがとう
18:15ショウゴ
18:16今日は黙って引き上げる
18:18アサオ
18:19今度はお前奪いに行くぜ
18:22今日は母さんの命日だから
18:36おとなしくしてるけど
18:37私が許したと思ったら大間違いだよ
18:40ショウゴ
18:41私とテツヤ兄さんが本当の兄弟だとわかった
18:44これで遠慮することはなくなったね
18:47もっともこれからは私の方も容赦しないからね
18:51ママ先生
18:52引き上げる時間じゃないのか
18:54ヤオコ
18:55ノブコ
18:56ショウゴさん
19:02ショウゴさん
19:03ヨーコを頼みます
19:05力になってやってください
19:07はい
19:08はい
19:09ショウゴ
19:18お父さん
19:19お母さん
19:20ショウゴ
19:22体に気をつけるのよ
19:24はい
19:25私のことは心配しないで
19:27ショウゴさん
19:29ヨーコを頼みます
19:31はい
19:35はい
20:01ヤマブキマリだ
20:03ヤマブキマリだ
20:12マリ
20:13ダメ系じゃねえか
20:15マリ
20:16こんなとこにいたのか
20:22マリ
20:23マリ
20:24また
20:25あ
20:26君たちはここにが動くな
20:31マリ
20:32マリ
20:33マリ
20:34どこだ
20:35いい加減に馬鹿なことやめろ
20:38おい
20:39マリ
20:48ダメ系
20:49あんたに恨みはないんだ
20:50そこでおとなしくしてな
20:55きたね
21:01マリ
21:02マリ
21:03あたしたちと戻ろ
21:04やかましい
21:06与えはもう生きる望みなんて何もないんだ
21:09親にもあさおにも捨てられちまったしよ
21:12どこにも帰るとこなんてありゃしない
21:16ショウゴ
21:17マコト
21:19あんたら二人を地獄の道連れにしてやるよ
21:23ほい
21:31マリー そんなもの捨てなうるせえな
21:44てめえらとの片付けねえと死んでもしに切れねえんだよ
21:48やろう
21:49マコトてめえだけは息の根止めてやるよ
22:02白百合組とか抜かしやがって
22:05でけっつらするんじゃねえよ
22:08マリー
22:08おまえにあたしがさせるのかい
22:12なんだって
22:14おまえはもう負け犬さ
22:16わたしはねえ 負け犬がわめくのは好きじゃないんだ
22:20しねえ
22:21まぜ
22:29マリーやめるだよ
22:32やめるだよ
22:46うっそ 離せろ
22:47そんなに死にたいなら止めやしないよ
22:51どうした
23:00死ぬのが怖いのかい
23:02ほら ここから飛び降りたらどうなのさ
23:05マコト 勝負はついたわ
23:09それでもう十分でしょ
23:10やめて
23:11ショウコ わたしに命令するのか
23:13命令なんかじゃないわ
23:15マリーとの勝負はもうついたの
23:17さ 離して
23:19お話
23:20離すもんか
23:22うっ
23:23ショウコ
23:27ちょうどいい
23:28あたしとここで対マンで蹴りをつけようか
23:30やめてよ
23:40あたしはあたとはたたかいたくないんだ
23:42ショウコ
23:43おまえも悪流界の頭をつとめた女だ
23:46カミソリマコが対マンを申し込んでるんだ
23:48逃げるのかい
23:49あたしはやらない
23:51あたしはあたとはできないんだ
23:53ふざけるな
23:54陽子 やめたまえ
23:56ショウコさんと争うのだけはやめてくれ
24:00陽子
24:01うるさいね
24:02あたしのかたきの女からけりをつけてやるよ
24:04陽子
24:18余計なことをするからか
24:20陽子 やめるんだ
24:22マコト
24:24あたしはこの前
24:25テツヤさんを傷つけるようなことをしたら
24:27許さないといたはずだ
24:28対マンを受けてたとうじゃないか
24:30行きな
24:31なに
24:32ショウコ
24:33ショウコ
24:34陽子 やめとくれ
24:35陽子さずけんかしていけないわ
24:37ショウコ やめなさい
24:38大人は黙ってみてな
24:39陽子 やめたちよな
24:41あんたら大人があたしたちをこうしたんだ
24:44自分たちのやったことを目を向いてよく見るんだね
24:47陽子 おねがい
24:49おねがい
24:51あん
24:52あん
24:53あん
24:54あん
24:55あん
24:56あん
24:57あん
24:58あん
24:59あん
25:00あん
25:01あん
25:02あん
25:03あたしがお前の母親の法要に
25:05ショウコさんを呼んだのは
25:06お前とショウコさんが何もかもわかった上で
25:10あたらしい友情が生まれることを目あったからなんだ
25:13お前とショウコさんなら
25:15誰よりもわかりあえると思ったからなんだ
25:20すみません
25:22あん
25:23あん
25:24あん
25:25あん
25:26あん
25:27あん
25:28あん
25:29あの
25:35あん
25:37もう一緒に帰るぞ
25:38いいな
25:40あさお
25:41あさお
25:43あさお
25:45あさお
25:46あさゆ她と決めてよ
25:48一緒の頼みだよ アタイも一緒に連れてってよ
25:51なんで黙ってんだよ
25:53アタイの言ってることが分かってるのかよ
26:18朝尾に見捨てられた山吹真理は 見るも無残に打ちひしがれていた
26:26突っ張っていた時の生還さはみじんもなく
26:30月物が落ちてしまったかのような真理の姿に
26:34しょうこは痛々しいものを感じていた
26:37そしてしょうこはその時 誠が真理を見て浮かべた謎の微笑に
26:43背筋が凍るような不吉なものを感じていた
26:46しょうこのその不安は
26:49マリさん
27:13よくおとなしく10日間辛抱しましたね
27:18今日からみんなと一緒に生活をしてもいいと
27:22園長先生のお許しが出ましたよ
27:24自分がどれぐらいバカなことをしたかと 十分反省したようだな
27:29それでいいんだ お前はこれから本当に公正の道を歩んでいるんだ
27:35頑張れ
27:47来た来た
27:50皆さん
27:56山吹真理さんは 今日からみなさんと一緒に生活をします
28:03マリさんは自分のこれまでを心から反省し
28:08これからは真っ当に生きると
28:11誓いました
28:13皆さんも
28:14温かく迎えて
28:16いいお友達になりなさい
28:19みんな 拍手で迎えてやってくれ
28:21お前は
28:51証拠の不吉な予感は現実のものとなった
28:55マリが流星会を除名になったと知った生徒たちは
28:59ここぞとばかりマリをいじめ始めた
29:02そしてそれには園内を仕切る
29:05白百合組の暗黙の了解があったのである
29:08私は今まで哲也君が舞楽会に残れるように
29:13極力努力をしてきたつもりではあるが
29:15もはや弁護の何者もない
29:18彼は舞楽会には不適当な人物であると
29:21今私は結論を下したい
29:24それでは早速総務部の方々と相談いたしまして
29:29あなたあなた
29:30京子が京子が
29:33京子がどうした
29:34これを残して
29:36お父様お母様
29:41私は家を出ます
29:43しばらく一人になって
29:46今までのこと
29:47これからのことをじっくり考えてみたいのです
29:50私は今まで
29:53お父様やお母様の愛情に包まれて幸せでございました
29:58この幸せがいつまでも続くものと信じて疑わない私でした
30:04でも今
30:07私は
30:09私は哲也さんや翔子さん
30:11陽子さんの悲しみを知ってしまいました
30:14もう
30:15私は今までのようには生きていけません
30:18人間というものの奥深さを知るためには
30:23私は一人の旅に出たいのです
30:26どうぞ私を信じて
30:29お探しになりませんように
30:31それからこれは
30:34私の最後のお願いです
30:36てつやさんを武学会から追放するようなことは決してなさいませんように
30:43もしそんなことをなさったら
30:46私はお父様を
30:48お恨み申し上げます
30:50あなた
30:52このことすぐてつやさんに
30:54ああ
30:54あの男はもう早負けとは何の関係もない男だ
30:57だってあなた
30:58あなた
30:59京子はてつやさんのことを忘れるために
31:01この家を出てったんですよ
31:02京子はどうであろうと
31:04娘を犠牲にしてても
31:05早負けの家紋は守らなければならんのだ
31:08あなた
31:13小谷先生
31:14京子から何か連絡はなかったでしょうか
31:17あ
31:17あの主人は放っておけと言っているんですけれども
31:21私はそうはいきません
31:23京子はどこにいるんでしょう
31:25知ってたら教えてください
31:28先ほど京子さんからしばらく旅に出ると
31:31電話がありました
31:32しかしどこに行くとは
31:35小谷先生
31:36どうかこの手紙をお読みください
31:39あっ
31:40私は大学を辞めることにしたよ
31:45私は大学を辞めることにしたよ
31:52これからの時間は
31:54陽子のためにあると思ってる
31:57お父さん
31:58行ってきます
31:59徹夜
32:00行ってきます
32:01徹夜
32:02行ってきます
32:03徹夜
32:04徹夜
32:30徹夜
32:31徹夜
32:33徹夜
32:34徹夜
32:35徹夜
32:36徹夜
32:37徹夜
32:38徹夜
32:39徹夜
32:40秘密が全て明らかになり
32:42そして自分のような不良少女を愛していることが分かってしまった今
32:47徹夜
32:48徹夜
32:49徹夜
32:50徹夜
32:51太�
32:53徹夜
32:54徹夜
32:56徹夜
32:57徹夜
32:59徹夜
33:00x
33:03try
33:06くなり
33:07今までさ威張り腐ってたからだよ ほんと唾吐いてあいたいよ
33:12ああああああ
33:15ほらほらどこ座ってんだよ
33:17俺もすぐ違うんだよ 座りばそりゃ
33:20あっ
33:21あっ
33:22いなくてんだよ
33:25お前なんでスネッコに吸い込まってるのが 文壮ってもんだよな
33:28うーん
33:31なんだよそもつわ 流星かいつバックがあったからあたりたち
33:35おとなしくしてたんだよ
33:38あれ お前の荷物は今日から隅に打ち出してもらうよ
33:42あっ
33:44ええええええええええ
33:47ええええええええ 同期後までなんだいだってさ
33:54マリは今まで流星会バックにやりたい放題だったんだよ 証拠3号室のものが1号室のうちわに口出しするんじゃないよ
34:02そうはいかないよ 私はみんなで寄ってたかってっていうのが好きじゃないんだ
34:06ああそうか だったらマリー
34:10おたいととえまはるかい
34:17マリーあんたに話があるんだ おいで
34:22ときこ ここをおとなしく出たかったら 証拠に力を貸すんじゃないよなに
34:29白百合組を敵に回すことになるんだよ
34:31はあなせよ おたいをやるんならやったらいいじゃねえかよ
34:36バカ言ってるよ 2回マリー
34:38あんたも私もバカやってきたからね まともになろうとしたらはねっかりは必ず来るんだ
34:44それくらいの覚悟はあるんだろ しかしなんて
34:48平気だよ だったらいいさ
34:52何をされてもしばらくは辛抱するんだ そうすれば連中だってすぐ忘れちまうさ
34:58そうか 値のことならほっといてよ
35:02あんたの力だけは借りたくないんだ
35:07マリー23日の辛抱だよ
35:11これがありました 今だよ
35:14だしね
35:17ん
35:21ん
35:23ん
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35:39ん
35:40ん
35:41ん
35:42マリー泣いちゃダメ 泣いたら負けだよ
35:45その拷問私も受けてるんだ
35:51ん
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36:41ん
36:42寄ってたかってマリをいじめるのがそんなに楽しいのか こんなことをしていたらみんなの心が癒やしくなるだけじゃないか
36:57水の民子さん私と一緒に園中室いらっしゃい
37:02皆さんはそのまま静かに作業を続けているように ああああああ
37:12ああああああ
37:22そうこう 愛の子だときねー
37:25これ以上味方すると知られるのできますことになっちゃう 白百合組
37:31商工が腹を決めるんだったら私も腹を決めるけどさ
37:42ああああああああ
37:49あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
37:56小成田マリを痛めつけるのはもうやめてほしいの 変なことを言うじゃないか何のことなんて私は知らないね
38:04マリいじめは白百合組が命令を出したんじゃないの バーカ言ってるよ
38:10私がそんなくだらない命令を出すわけがないじゃないか マリのことは私は関係ないよ
38:17本当に関係ないのくどいねー だったら私も好きにさせてもらうよ
38:24勝手にしたらいいです 証拠マリはほっといても潰れるよ
38:29負け犬に時間を割くより徹夜の心配でもしていたらどうなんだよ 徹夜さん
38:37今頃徹夜は あの葉山という男に部学会を追放されているはずさ
38:44ざまぁねーや 待って
38:48それが血を分けた兄さんに対する言葉なの 私は長澤誠
38:53久喜哲也は私の敵 落ちるところまで落ちるがいいさ
39:02いいかい 証拠 私がなぜ白百合組を作ったか教えてやろうか
39:07とことん悪くなってやるためだよ それが私の久喜一家に対する復讐さ
39:14証拠 徹夜の恋人のお前も私の敵だ
39:18おなりさ あなたまだそんな悲しいこと
39:22お父様の気持ちはもう十分分かったはずなのに お黙り
39:26いいかい 証拠
39:28私の邪魔をする奴は容赦しない 覚えときな
39:32徹夜さん
39:51お世話になりました
39:53今日 私の意志で 自食メガエを出してまいりました
40:01早山さんに ご推挙いただき 楽人になりましたが
40:08ご期待に沿えず 申し訳ないと思っております
40:11数々の教え ありがとうございました
40:17徹夜さん 京子 京子を助けてください
40:21あの子が今どんなに悲しい思いをしているか
40:23高子 みっともない
40:25だってあなた
40:26親を捨てて家を出るような娘 放っておけばいいんだ
40:29早山家の一人娘に生まれながら
40:31なんという情けない娘だ
40:33家紋を汚すようなことをしたら感動だ
40:35あなた
40:36徹夜君 君の顔は二度と見たくない 生きたまえ
40:40君の顔は二度と見たくない 生きたまえ
40:56京子さん
41:10マリー
41:21マリー
41:23マリー
41:25マリー
41:27ここを抜けてどこに行くきさん
41:30外の世界に生きる場所がないから ここに戻ってきたんじゃないのか
41:35ショウコ
41:37あたいを抜けさせて
41:38バカ
41:40少しぐらいいびられたからって何さ
41:42すっぽを巻いて逃げ出すなんてマリーらしくないよ
41:45すっぱってキラキラ燃えていたマリーはどこに行ったんだい
41:48寝たしたって
41:49迫力あったじゃないか
41:52もう
41:53マサイもうダメなんだよ
41:55ダメなんだよ
41:57バカ
41:57泣きを入れてどうするんだよ
42:00私たちは悪かったかもしれないけどさ
42:03いつだって魂を満たすものを求めて燃えていたんだ
42:06そのエネルギーを別のことにもどうじゃないか
42:11マリー
42:13埋められて泣きを入れたら一生巻き犬で終わっちまうんだ
42:17根性を決めてここで踏ん張ったらどうなんだ
42:20マリー
42:36この塀は飛び越えたらなくなるもんじゃないよ
42:39私たちの心がしっかり決まらなければ
42:42どこに行っても私たちの前に立ちゅう下がるんだ
42:45マリー
42:48昔のことは忘れよ
42:49私たちこれからやり直す
42:52マリーに対する集団いじめはまだ始まったばかりだ
43:04そればかりではない
43:06白百合組の証拠いびりが誠の命令で始まろうとしていた
43:12その時証拠は次に来る戦いを予感して
43:16潮が赤く燃えるのを感じていた
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