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  • 5/24/2025
2009年7月24日 ちい散歩 江の島/昭和の風景を求めて 青梅町おこし Enoshima

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😹
Fun
Transcript
00:00みなさーん、最近歩いてますか?
00:04散歩っていいですよ
00:05さあ、散歩に出かけましょう
00:08今日のおちい散歩は江ノ島です
00:29私は江ノ島といえばですね
00:3250何年前に小学校の修学旅行で来てるんですよね
00:38そんなんでちょっと子供になったような気持ちで
00:41今日は江ノ島を散歩してみたいと思います
00:44力を入れずに行ってね
00:45毎週金曜日はもう一度見たいという声を
00:58多くいただいたお散歩を厳選してお送りする
01:01特選ちい散歩
01:03かつては修学旅行でにぎわったという江ノ島
01:08ちいさんも53年ぶりのお散歩
01:12とれたて新鮮
01:15湘南江ノ島の海の幸に
01:17ちいさん大感動
01:19うまい!
01:25そして昭和の懐かしい風景を求めて
01:29青梅の町おこしを訪ねます
01:32大将は何かに負けるんです
01:35大将の負けるものは何でしょう
01:37どっちから行きましょうか
01:40こっちが海でこっちが陸だっていうか
01:42あえて皆さんは向こう行くんだろうけど
01:44へそ曲がりの僕はこっち行ってみようと思います
01:46おじさん邪魔ですよ
01:48ちいさんにとって53年ぶりとなる江ノ島に行く前に
01:59まずは江ノ田沿線を歩いてみるようです
02:02お魚屋さんですか?
02:14かますかな?
02:16きれいだな
02:18ん これはなぁにこれ
02:22これはうめいわしこんな色してるの綺麗だね 朝取りだから
02:29まだほら多いよ 本当だ
02:32ここから頭を持ってね
02:39ここは手で開いて 前も何手だけでできちゃうの
02:43あとは 頭のほうからカウムくん
02:48猫の頭
02:49えっ
02:53俺何してんのかなと思って いただいていいよ
03:00うまい
03:03思わずガッツポーズって そんなにおいしいんですか
03:08これはね庄内しか取れないから
03:10おめぐめや でも俺よこの番組でいろんな魚朝行ったけど
03:14胸前で手で剥いてくれたり出すこと初めてで ありがとうございます
03:18おいしいでしょ おいしい
03:20やっぱこの辺は 魚は豊富なところですか
03:23そうね どっちだったら三面があるんだよね
03:26地の魚がいっぱい 地の魚がね
03:28今の時期は あとね あと
03:31もういいのよ ごちそうなのに
03:32生シラス 生シラスと あと
03:35自家製のシメサバ
03:36これがね 四浴用なんだけど
03:38これはシラス
03:40朝取れたから
03:42朝取れたから
03:44うーん
03:45生シラス
03:46いいのこれ 走る手付け
03:48これも朝
03:50朝だよなったやつ
03:52うーん
03:54うまいね
03:56酸味はないでしょ
03:57全然ないよ
03:59これは何かの子供?
04:00これはイワシの子供
04:02へぇー イワシの子供 うまいね
04:05口の中で下の上でとろけるみたいに
04:08冷たいやれがはじけるように
04:10というのかな
04:11それと生姜の汁がおいしいんじゃないかな
04:13さっぱりして 夏っぽくて すごくおいしいです
04:17ごちそうになんないでいい? なんて言ってたんですけどね
04:21まあ せっかくですから
04:23自家製のシメサバもいただいちゃいましょう
04:26お店の大人気商品だそうですよ
04:30こういう光物好きなんだよ
04:33うまい
04:37カメラも食べてみな いくよ
04:39はい
04:44うまいだろ
04:46カメラマンになってよかった瞬間だろ
04:48カメラマンが言ってるんじゃない
04:50この輪組だけだよ
04:55こんなことしていいのは
04:58だって こんなことするの
05:01チーさんしかいませんもんね
05:04さて 江ノ島駅から江ノ田沿いを歩いてきたチーさん
05:09実はこの腰越という場所は
05:12とっても珍しい場所でもあるんです
05:15そう 電車が道路を走る唯一の区間
05:20ここだけ路面電車気分を味わえるんですね
05:24これいいねお前
05:26飲んでみませんか
05:28濃い食と美味しい自家製豆乳
05:31おい 豆乳ご損なろう
05:34こんにちは
05:36あそっちに動かす
05:37豆乳いいですか
05:38はいはい いただきません
05:40豆乳飲んでみませんかっていう
05:43豆乳飲んでみます
05:45飲んでみてください
05:46見たことある顔ですねとか言う
05:48飲んでみませんか
05:49おいしいですよ
05:50おいしい
05:51チーさん
05:52チーです
05:53はい
05:54チーじゃなくてチー
05:55どっちでもない
05:56大好きでしたよ
05:57太陽にほえろ
05:59昔ですね
06:00大昔ですね
06:01大昔ですね
06:02暑さが吹き飛びますよ
06:04暑さが吹き飛ぶ
06:05はい
06:06自信の
06:07自信の豆乳です
06:08自信の自家製豆乳
06:11チーさんいかがですか
06:13うん
06:14いかがですか
06:15おいしい
06:16おいしい
06:17ありがとうございます
06:18あらそれだけですか
06:19濃いでしょ
06:20いや濃い
06:21濃い
06:22濃いですよ
06:23もうね100%大豆だけです
06:24ああそう
06:25だから皆さんがね
06:26お豆腐を飲んでるみたいって
06:28みんな言ってくれるんですよ
06:29お豆腐を飲んでみたい
06:31本当に
06:32本当に
06:33いやー嬉しいなー
06:34おいしい
06:35はいありがとうございます
06:36いいですね
06:37江ノ電がこう通って
06:38そうですね
06:39夏の間はね
06:40観光で皆さんいらっしゃいますよ
06:42ああそうですよね
06:44でも江ノ電沿線でこういらっしゃる方
06:46皆さんもう豆乳ですね
06:48そういうことです
06:49江ノ電ね
06:50ここへ来たら
06:51この豆乳飲まなきゃダメだ
06:52そうなんですよ
06:53だからここに書いてあるからね
06:55飲んでみませんか
06:56おいしい
06:58そうです
06:59向こうの道路から
07:01飲んでみませんかって書いてるから
07:02飲みに来ましたって人が多いです
07:04それだったらいいけどね
07:05はい
07:06わざわざ聞かれたからすいません
07:07どなたかいらっしゃいますか
07:08すいません
07:09あの飲みませんって言って
07:11どうするか
07:12それ困りますね
07:13困るよね
07:14そんなご丁寧に迷惑な人いませんよ
07:19さてじいさん
07:21今度はどちらに向かいますか
07:24いい顔してるよほら
07:30立派な顔してるしいい顔だね
07:36あの目がかなりこのゾア寄ってるね
07:44そうですね
07:45やっぱり力強いね
07:48こうしてるからね
07:52ちいさんもなかなかかっこいいですよ
07:54もう終わりですか
07:56きれいだなぁ
08:04失礼します
08:13あの五重の塔がね
08:15立派だよねあれ
08:22やっぱり気になりますよね
08:24ちいさん五重の塔まで行ってみましょう
08:34立派ですよね
08:37立派なぁ
08:38本当にさ一つ一つのその
08:41いつも話すけど
08:43同じ話しかないけど
08:44この宮大工がさ
08:46こう作ったんだろうけどすごいなぁ
08:49こんな本当にすぐそばまで
08:56森がこうあっぱりしてて
09:01これはちょっとすごいよな
09:04うーん
09:05大事に保存したいところだねこれね
09:07こちら流行寺は
09:11鎌倉で囚われのみとなった日蓮商人が
09:14この場所で処刑されようという時
09:17江の島の方から満月のような光が飛び立ち
09:20刑の執行を食い止めたという縁起が残るお寺
09:24どうもちいです
09:27こちらは日蓮さんの
09:29日蓮さんはこちらでもあるけど
09:33千葉の方にも確かあるんですよね
09:37千葉がお生まれになって
09:40千葉で生まれたんですよね
09:42千葉の阿波で
09:44阿波ですよね
09:45はい
09:47こちらには
09:49ここは数々の
09:52法難と迫害にあったわけですけど
09:54その中の一つの霊場になっておりまして
09:57いろいろな事柄から
10:00処刑をされそうになるわけですね
10:02ここで
10:04その処刑をされそうになった時に
10:06奇跡が起こって
10:08その奇跡にゆかりがあるという
10:11ぼたもちクッキー
10:12それにしてもお寺さんにクッキーって意外な組み合わせですね
10:17何が入ってるんですか?
10:18ぼたもちクッキー
10:20ぼたもちクッキーって言うんですか?
10:22ぼたもちに似せたクッキー
10:24へぇー
10:26でもお寺さんでクッキー売ってるのは危ないでしょね
10:28そうですね
10:30どなたが初は思ったんですか?
10:32我々のような若い僧侶と
10:35このお店の店主さんがですね
10:37ただただクッキー置くよりはちょっとお寺っぽくしようよっていう
10:40そもそもこのぼたもちっていうのに意味がありまして
10:44ぼたもちっていうのは
10:46日蓮商人がこの処刑をされる前に
10:50おばあさんにこのぼたもちを供養された
10:54これを最後食べてください
10:56でお商人がもらったことから
10:58このお寺はぼたもちを巻くという
11:00そういう法要を年に一回やる
11:03ただ意味なくやってるわけじゃなくてね
11:05そういう歴史があるからこのぼたもちクッキーになってるわけさ
11:07おぼたもちクッキーになっていただいてます
11:10ぼたもちクッキーになっていただいてます
11:12ぼたもちクッキーだねこれは
11:15ぼたもちクッキーだねこれは
11:17うまい
11:19ごまの味がして
11:21ねっ
11:23うーん
11:25ありがたい
11:26みんなにあげよう
11:28よく働いた人
11:30はいこれだよ
11:32なんでお前手が開いてんじゃねーかよ
11:34なんで手を出さねーんだよ
11:35みんな手が開いてんじゃねーかよ
11:37なんで手を出さねーんだよ
11:39みんなチーさんのご利益にあやかりたいんですよ
11:43みんな手を出さないご利益がありますもんね
11:44おいしいですよ
11:45クッキーおいしいでしょ
11:47ご利益があり
11:49ご利益があり
12:01ご利益があり
12:03チーさんにとって江の島は修学旅行の思い出の地
12:09半世紀の時を経て目の前に広がる江の島の印象いかがですか
12:14昔のもう江の島ってもっとグリーンのだけのこう島だったようなあれがあったけど
12:26今はこんなすごいんだね
12:30ついに53年ぶりの上陸です
12:35こっから先は昔のままだな
12:38こっから先は昔の間に広がる
12:45変わんないねこれは
12:55ではじいさん
12:56半世紀ぶりに見た江の島の印象
12:59一言お願いします
13:02日本にはまだ若者がたくさんいるんですな
13:05あのーちいさん
13:09懐かしくて気持ちが流行るのは分かるんですが
13:12ちいさん早いじゃん
13:15早くないだろ
13:17結構早いじゃん
13:20びっくり
13:22お前も遅いんだよ
13:27江の島って結構高低差が激しいんですよね
13:31ちいさん運動不足のスタッフたちが
13:35ちいさんなんでいいですか
13:37ノートないですけど
13:39足だけですよ
13:40ちええのは
13:4265歳にしてこの見客
13:45見習わなきゃいけないですね
13:48早くないよめぇ
13:51右が出たから左が出る
13:52右が出たから左が出る
13:56いやちいさん
13:57右も左も出ないみたいです
14:00それにしても長い階段ですね
14:02スタッフもお疲れということで
14:16ここでちょっと一息つきましょうか
14:19かつては島全体が聖域とされ
14:23源頼朝をはじめ
14:26洋人たちが参拝をしたという歴史を持つ江の島
14:30江戸時代に入ると
14:32手頃な観光地として
14:34多くの人々が足を運ぶようになりました
14:37そのお目当ては
14:39日本三大弁天の一つに数えられる江の島神社
14:44祀られている弁財天は
14:48財産のご利益のほか
14:50音楽の神様でもあったことから
14:53音楽家や歌舞伎役者も多く参拝したそうです
14:57最近では縁結びにもご利益があるとして
15:04大勢のカップルが訪れるデートスポットにもなっているそうです
15:08そんな江の島の歴史がもっと分かる場所があるそうなので
15:14知事さん行ってみませんか
15:18こんにちは
15:21はいいらっしゃいませ
15:23知事と申します
15:25古い写真があるので見せていただけますか
15:28こんな感じだったんですよね
15:32こういう感じっていうんですか
15:34平和の初期ですから
15:35全部丸太で組んだ
15:38その頃からこちらお住まいですか
15:40はい
15:42台風の9年創業ということで
15:44そうですか
15:46その頃はこういう橋しかなかったんですか
15:48向こうと行ったりしたら
15:50波とか湿気とか台風とか
15:53そういう時は必ず壊れます
15:55壊れて流されます
15:57そうしますとしばらく経って復旧すると
16:00子供の時もそういうことがございました
16:02たくさんあります
16:055年生6年生は片瀬の方
16:08橋の向こうへ行くんですと
16:10文京城
16:12そうしますと5、6年になりますと
16:15橋が壊れますと学校を休めますと
16:19台風が来たりするとどっちかって
16:21嬉しいなってこと
16:22ああそうですか
16:23これなんか江戸中期っていうくらいですから
16:27相当あれでしょうけど
16:28こうやって歩いて渡ったんですかね
16:30そうですね
16:32江ノ島の場合は川人足とかですね
16:35妊婦が担いで渡すということはないんです
16:40全部潮の看板を利用して歩くということが基本だった
16:45なるほどね
16:48江戸時代から続く江ノ島観光の歴史
16:54その歴史を垣間見られる写真館
16:57写真の中の笑顔を見れば
17:00いつの時代も憧れの場所であり続けた江ノ島の魅力が分かるような気がしてきます
17:05江ノ島って素敵な島ですね
17:0853年ぶりにやってきた江ノ島でのお散歩
17:16相模湾を眺めながら一日の思い出を絵手紙に
17:21では完成するまでの間今日のおさらいです
17:25魚屋さんで湘南の海の幸にガッツポーズ
17:31緑の中に佇む五重の塔に魅せられ
17:34半世紀ぶりの江ノ島では懐かしい写真に感動し
17:39最後は展望灯台からの調合に心打たれた
17:443時間25分7,418歩のお散歩でした
17:51今日の地位散歩江ノ島周辺の散歩でしたけども
17:55何年ぶりにこの島に来てみたんですが
17:57表向きの観光地の顔はそうさほど何年ぶりに来ても変わりはないんですが
18:02あえて奥の方に入ってみると
18:05そこには歴史を感じる島だなというのをつくづく感じました
18:10そんなんで今日の一枚の絵は
18:13江ノ島サムエル国旗を描いてみました
18:17この上から見る景色は本当にきれいでしたね
18:22それこそ四方見えて高いところから見合わせて
18:27本当に素敵な景色でしたけど
18:30一度来てみるといいですね
18:32あなたは覚えていますか
18:42記憶の中のあの風景にもう一度出会いたい
18:47さあ、昭和を探しに出かけましょう
18:50かつては、その名を冠した青梅街道有数の宿場町として
18:58多摩地区の中心的役割を担っていた青梅市
19:03しかし、流れゆく時代の中、その役割を終えようとしていました
19:08そんな中、青梅に活気を取り戻そうと始まったのが、昭和をテーマにした町おこし
19:16それは、昔懐かしい映画の看板を立て、再開発されぬまま残されていた町並みを生かし、昭和の風景を再現する試みでした
19:28駅前の近代的なビルの谷間を抜けると、そこは味のある看板が迎えてくれる昭和の小道
19:49どこか懐かしい昭和を感じさせてくれる建物
19:57そして、その当時を思い起こさせる昭和30年代の青梅を写したモノクロ写真
20:04ああ、ギャラリー中通りエレジーだって
20:17ああ、いいね
20:20これはまた、特別購入
20:22お祭りのハッピーとかこういうのが好きだから
20:25素敵だよね
20:27魚屋さんは魚屋さんらしいハッピーがあって
20:30いたべえね、みんなこうでした
20:40穴があって
20:42そう、穴があってこういうとこから覗いたりね、かくれんぼするときに
20:45こう、こっちから鬼が、お兄さんだったやつが来るのをこうやって見ててね
20:50それで、さあ逃げろとか、逃げたりしてね
20:54好奇心をかきたてた小さな穴
20:57記憶の片隅に残る小さな断片の積み重ね
21:03青梅の小道には、昭和の残りががぎっしり詰まっていました
21:09かつての大動脈だったこの道路に、どんな昭和の風景が残されているのでしょうか
21:15昭和レトロ商品博物館という建物があるんですね
21:20この中に入ってみましょうか
21:24昭和は遠くになりにきって
21:28確かにそうかもしれんな
21:31はい、お邪魔します
21:34どうもちーと申します
21:37うわー、懐かしいものがありますね
21:40いやー、懐かしいものがありますね
21:44いやー
21:46昔懐かしい土間作りの館内に並ぶのは
21:50全国のコレクターが持ち寄ったという、昭和を彩った雑貨の数々
21:56その一つ一つから、記憶が呼び起こされてきます
22:00ここはどういう意図でお建てになられたんですか、皆さん
22:06これはね、商店街がね、だんだん傾いてきたんで、なんとかしようやってんでね
22:11この空き店舗を使ってね、施設を作ったんですね
22:15ああー
22:17ですから、町おこしの中心施設っていう形ですから
22:20ああー
22:21佇まいも懐かしい、この昭和レトロ博物館の建物は
22:27昔ながらの家具屋さんの空き店舗を使ったもの
22:31かつてにぎわいを見せていた旧青梅街の商店街
22:36その復興のキーワードとして選んだのが、昭和
22:40しかし、なぜ町おこしに昭和なんでしょうか
22:47町おこしの一つで、いろんな取り組みをしてらっしゃるところがあるんですけど
22:52ここはどうして、昭和をもう一度再現してみようと思われたんですか
22:56えーとね、私どものね、商店街ね、おやじやじいさんがみんな作ったんですが
23:01そうでしょ?
23:03その頃みんな昭和の初めなんです
23:05ですので、私どもも昭和生まれて、昭和で育ってましてね
23:08この町で、私どもが生きてきたんです
23:13改めて昭和の時代に対してのおまいじっていうか、感謝っていうか
23:18祈りに似た思いでね、昭和の時代にすがったんですね
23:23青梅で生まれ育った横川さん
23:28家業の雑貨店を継ぎ、町の繁栄、そして衰退を目の当たりにしてきました
23:35消えゆく町の灯火を守ろうとすがったのは、町が光り輝いていた昭和という時代
23:43しかし、それはただ昔を懐かしむということだけではありませんでした
23:48こういうものを一つ一つに、人間の手を使った、なんかこの温度、温度ですか?
23:54なんかあったかい温度が感じるようなものが、こういう中にはあるんじゃないですかね
24:00ですから、それが私ども、商店街の町おこちですから、それが商店街の匂いでもありね、町の匂いでもあると思う
24:07だからその匂いを大事にしておきたいなと思ってるんですが、今どんどんどんどん日本中でその匂いが消えていくわけ
24:23町に漂っていた昭和の匂い
24:26横川さんはこれを商品にすることにしたのです
24:31昭和の思い出を売る商店街になろうと
24:35懐かしいのがそこにあるんだよ
24:38これはもう、俺、夢中してこれやったんだよ
24:41あ、兵隊
24:44これ、兵隊将棋
24:47軍人将棋とも呼ばれた懐かしいゲームは、日露戦争後に考案され
24:53大将の終わり頃から昭和の初めにかけ、大流行したそうです
24:58普通の将棋とは違うルールなんですが、Cさんも子供の頃、夢中になっていたんですね
25:05こっちが黄色だとしたら、黄色と赤で勝負するんだけどね
25:10ここに大将ってのがある、これが一番偉い
25:13並べ方があるんだけど、この大将は何に負けると思う
25:17はい、テレビをご覧の皆さんで、これは分かるかな
25:20大将は何かに負けるんです
25:23大将の負ける者は何でしょう
25:26はい
25:28どうですか
25:30出てくるかな、大将の負ける者はこの中にあると思うよ
25:33一つだけあるはずなんだけどな
25:36スパイっていうのは
25:38そうなんですよ、さすがですね
25:40さすがです
25:45スパイしか勝てないんです
25:47大将に勝てるのはスパイ
25:52なるほど、という感じもしますね
25:55商店街のですね、町おこしの仲間がね、おりますので、コーヒーでも行かない
25:59あ、そうですか、はい
26:01やってきたのは、古い病院を改装した喫茶店
26:06こういう診療所も、どこにでもありましたね
26:09商店街でね、町おこしを一緒にやってる仲間なんです
26:14そうですか、ちぃです、どうぞ
26:16どうもちぃです
26:18ちぃさん、町を支えてきた商店街の住人たちとの昭和談義
26:24皆さんにとって、昭和って、漠然とでいいんですが、どんな時代だったのか
26:30非常にバラエティに富んだ
26:33振り返るには、まことに味がいのある時代だったのかなと
26:41いい時代でしたよ、昭和が
26:44何が良かった?
26:46私こう思うんですよ
26:48明治は遠くなりにけりっていう言葉があった
26:50明治時代を懐かしくしたんですよ
26:54あれ、有名なフレーズじゃないですか
26:56あれ、昭和11年に詩人が歌ったんですね
27:00ちょうどその頃になると、人間の気持ちっていうのは
27:05過去を振り返る敵的な時期になるんです
27:09理屈じゃないと思うよ、俺
27:11だからこれを理屈、理屈、理屈で持っていったら
27:14間違った方がいいと思う
27:16年寄りを尊敬しないね、若いのは
27:20おっしゃってることはその通りだし、僕もその通りだと思うんだけど
27:24かといって、我々の世代や我々の先輩たちが
27:27それを諦めちゃいけないっていうかね
27:29聞かなくても、聞き目にも持たなくてもいいけど
27:32伝えれば、こういう風にして
27:35年を取った時に伝えてもらえるわけじゃないですか
27:38確かに諦めてるかもしれません
27:40こんなこと言ったって、若い奴は聞いてくんないよ
27:42でも今日見たら、昭和の博物館に若い人がどんどん入ってきて
27:48そうですね
27:50入ってみると、そこの昔のおじいちゃんの話が
27:53感じるものは、あそこの匂いとしてもあるか
27:56多分そうじゃなきゃ、お金あるってことは入らないですよね
27:59と僕は思うんですよ
28:01だから、それはもう皆さん同じように思ってるんじゃないですかね
28:05面白いです
28:07昭和の匂いを伝えてゆく街
28:12青梅の商店街が目指す街おこしは
28:16人々の記憶に残る時代の景色を
28:19未来へと残すタイムカプセルのようなものなのかもしれません
28:26今日の水曜ちー散歩は青梅
28:29街並みも懐かしかったんですが
28:32その昭和を熱く語る方々と話した一つ一つが重みがありました
28:38諦めずにやっぱり若い人に伝えていこうよって
28:42伝えていくうちに何かしら掴んでくれるかもしれないっていう
28:45お話はやっぱりとっても良かったんじゃないでしょうか
28:48そうですよ、昭和人たち
28:50平成の若者にどんどん伝えていきましょうよ
28:54よろしくお願いします
28:55昭和は遠くなりにけり
29:00その言葉が胸に刻まれる青梅の昭和散歩
29:05皆さんも昭和を訪ねてみませんか
29:07皆さんも昭和を訪ねてみませんか
29:10ご視聴ありがとうございました

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