ビデオ：ウクライナ第43砲兵旅団のPzH 2000が侵略者に対して作戦行動中

今日のビデオでは、世界で最も先進的な自走榴弾砲のひとつとされる強力なPzH 2000が、ウクライナの第43砲兵旅団によって侵略者に対して使用されている様子をご覧いただけます。

PzH 2000は、クラウス＝マッファイ・ヴェクマン、マシーネンバウ・キール、ラインメタル社によって開発され、レオパルト2戦車のコンポーネントを基に設計されており、両方の車両を運用している国々にとってメンテナンスが容易になっています。

PzH 2000の標準射程は通常弾薬で40kmを超え、M982エクスカリバーやM2005 V-LAPのような特殊弾薬を使用すれば50km以上の射程に達することが可能です。口径155mm、砲身長52口径というスペックは、ポーランドのAHSクラブやフランスのCAESARといった他のNATOシステムと肩を並べます。

自動装填システムにより、高い発射速度が可能です。わずか9秒で3発、1分以内で10発の発射が可能であり、砲身の加熱状況によって、実用的な発射速度は毎分10〜13発となります。

現在、PzH 2000はドイツ、オランダ、リトアニア、ギリシャ、イタリア、ハンガリー、そして最近ではウクライナなど、複数のNATO加盟国で運用されています。

情報源：X @DefenceU