Skip to playerSkip to main contentSkip to footer
  • 4/22/2025
Like the Clouds, Like the Wind | Full Movie (English Sub)

Enjoy the full animated classic "Like the Clouds, Like the Wind" – a beautifully crafted Japanese historical fantasy film. Follow the story of Ginga, a spirited country girl who is chosen to become one of the emperor’s wives. Set in ancient China, this Studio Pierrot production blends humor, adventure, and heartwarming drama.

Originally released in 1990, this hidden gem features stunning animation and a unique storyline that stands out among traditional anime films.

Genres: Anime, Historical, Fantasy, Romance
Language: Japanese (with English subtitles)
Duration: ~80 minutes

Don’t forget to like, comment, and share if you enjoyed the film!
Transcript
00:00:00ご視聴ありがとうございました
00:00:30ご視聴ありがとうございました
00:01:00ご視聴ありがとうございました
00:01:30ご視聴ありがとうございました
00:01:59ご視聴ありがとうございました
00:02:29皇帝には550人に及ぶ妻たちがいて
00:02:34宮殿の裏手にある高級と呼ばれる建物に居住していたが
00:02:39皇帝が亡くなった今
00:02:41ここは取り壊されることになる
00:02:43当然のように
00:02:45今後皇太后となる聖妃以外の妻は
00:02:49ここを出ていかなければならない
00:02:51それが決まりであった
00:02:53泣く妻諦める妻
00:02:56さっさとふるさとへの帰り自宅を始める妻
00:03:01誠に様々な女人群像を見ることができるのであったが
00:03:06次の皇帝が即位するわずかな空白期間
00:03:11高級はまた大陰謀の倉屈ともなるのであった
00:03:15皇太子の即位式を早める動きがあると
00:03:19どうせ非礼閣あたりが福神の勘案を集めて
00:03:23格索しておるのであろう
00:03:25食えない狸どもだ
00:03:26次期皇帝には我が子平徹こそがふさわしい
00:03:30聖殿
00:03:31平徹のために早々に後位への道を開くがよい
00:03:36はあ
00:03:36分からぬのか
00:03:38皇太子を
00:03:39見せよ
00:03:42はあはあ
00:03:44何しろ相手はナウテロメイスでじゃ
00:03:46殺球の手段が必要ですぞ
00:03:48さよう
00:03:49さきの皇后の病死も実は毒殺されたのではないかという噂が
00:03:53依然として消えておらん
00:03:55その疑惑の中心にあのメギツネがおる
00:03:58ぐずぐずしておれば皇太子までが何をされるかわかったものではない
00:04:02この際一刻も早く即位式を
00:04:05そのためには次期皇帝の聖秘を決めねばならん
00:04:08聖秘を決めるには花嫁候補生を集めねばならん
00:04:12救助だ
00:04:13救助狩りです
00:04:15各指定は新皇帝の花嫁候補を見つけるべく
00:04:20官官と呼ばれる皇旧の役人たちが
00:04:23それぞれの生まれ故郷を目指して全国へ散っていった
00:04:27救助候補のよう
00:04:30先頃皇帝法事国家安泰ここに救す
00:04:34思えらく万民より幼兆たる宿女を募り
00:04:39皇后を立てんと欲す
00:04:40国家千年の安慶
00:04:42この地織田県より礎とせん
00:04:45世はことに計りてこの地
00:04:47ねえねえずいぶん難しそうなこと書いてるらしいけど
00:04:50どういうこと?
00:04:51つまりさ天使様が亡くなったんで次の天使様になられるお方の救助を募集するんだってさ
00:04:58救助?
00:04:59救助って何?
00:05:01皇帝の花嫁候補のことさ
00:05:04全国からたくさんの美女が集められて皇帝の聖費となるための学問を受けるんだよ
00:05:09へえ
00:05:10救助って勉強できるんだ
00:05:12それでめでたく正義になってごらんよ
00:05:15綺麗な着物が着れて三色昼寝付き
00:05:19三色昼寝付き?
00:05:21皇太子が生まれれば栄養映画は思いのまま
00:05:24あたしが若い頃にこういうチャンスがあったらね
00:05:27こんな天使なんかとくっつけはしなかったよ
00:05:30父ちゃん
00:05:41おほう
00:05:42銀河か
00:05:44あたし
00:05:45天使様の嫁さんになる
00:05:47んはん
00:05:51勘案の間のであ
00:05:54救助募集の命を受けて
00:05:56この織田県に派遣されてきた
00:05:58あたりは
00:05:59シー
00:06:00あのー
00:06:11黙って
00:06:12顔は正面に向けたままでよろしい
00:06:35こう
00:06:38立って
00:06:41名前は
00:06:43銀河
00:06:45母さんが生きていたらきっと止めたろうな
00:06:55どうして
00:06:56救助になったってお前が幸せになれるとは思えんからな
00:07:01それじゃ父ちゃん
00:07:02この田舎にいて必ずあたいし幸せになれる
00:07:06あたい
00:07:08そんなに幸せにならなくたっていい
00:07:11にぎやかな都を見て
00:07:13いろんな人たちに会って話をして
00:07:15それから
00:07:17それから
00:07:18うん
00:07:21なんつったって
00:07:233食昼寝付きだもんね
00:07:25父ちゃん
00:07:29あたえがいなくなったら
00:07:33お嫁さんもらいなさいよ
00:07:34あのな
00:07:35がんばれよ父ちゃん
00:07:37はい
00:07:48銀河
00:08:00なに?
00:08:01おじさん
00:08:03おじさん?
00:08:04わたしはカンガンのマノである
00:08:07うん
00:08:08わかってる
00:08:08それで?
00:08:09お前も腰に乗りなさい
00:08:12やや
00:08:13腰の中からじゃ景色が見えないもん
00:08:16花嫁候補がひんやけて真っ黒になっては困るのだ
00:08:20ふーん
00:08:22天使様は
00:08:23生っ白い女性がお好きなの?
00:08:26それは
00:08:27ん?
00:08:28そういや
00:08:29皇太子様の好みは聞いてなかったな
00:08:32しかし
00:08:33女の肌は白い方がいいに決まっておる
00:08:36そんなこと誰が決めたの?
00:08:38天使様?
00:08:39それともおじさん?
00:08:40誰も決めやせえんそんなこと
00:08:43それにわたしはおじさんではない
00:08:45カンガンのマノである
00:08:47名前はともかく
00:08:49どっちから見ても
00:08:50立派なおじさんじゃない?
00:08:52うーん
00:08:59わしは選択を誤ったからな
00:09:02ふーん
00:09:03いやいや
00:09:04長年
00:09:05多くの救助を見てきたわたしの目に狂いはない
00:09:07あの娘は玉だ
00:09:09磨けば光る宝玉だ
00:09:10我が織田県から王妃を誕生させてみろ
00:09:14スカオとしたわたしには大出世待ってるではないか
00:09:18ここはどうにでも
00:09:19祖関城に入る前に銀河を磨いておかなければならない
00:09:22泥付き大根を磨きに磨いておでんの食いに
00:09:25いやいや
00:09:26貴婦人に仕立てねばならない
00:09:28しつけだ
00:09:29教育だ
00:09:31うーん
00:09:33うっはん
00:09:34うっ
00:09:35うっ
00:09:36うっ
00:09:37うっ
00:09:38行儀が悪い
00:09:39人前でのどちんこが見えるほどの大あくびをするやつがいるか
00:09:43だって
00:09:45退屈なんだもん
00:09:48言葉遣い
00:09:50礼儀作法
00:09:51高級に入る前に身につける必要がある
00:09:54高級って
00:09:55堅苦しいところなんだな
00:09:57聞いていた話と全然違う
00:10:00うーん
00:10:01お前一体何を聞いて救助募集に応じてきたんだ
00:10:04はーい
00:10:05三宅昼寝つき
00:10:07ぐはー
00:10:08お前一体何を見つけたんだ
00:10:27ねえ
00:10:28出発はまだ?
00:10:29雨が降っとるじゃろうが雨が
00:10:32おいそれぽん
00:10:33よしこれでツムがよくなるぞ
00:10:38あん
00:10:40あん
00:10:41あん
00:10:42あん
00:10:43あん
00:10:44あん
00:10:45あん
00:10:46あん
00:10:47あん
00:10:48あん
00:10:49あん
00:10:50あん
00:10:51あん
00:10:52雨上がってるよ
00:10:53まあ待ちなさい
00:10:54そこから山が見えるだろ
00:10:56あの山には近頃恐ろしい山賊どもが救っているそうだ
00:11:00うっかり外出しては危ない危ない
00:11:03はっ
00:11:04ようやく月が回ってきたぞ
00:11:06ドラもうはんちゃん
00:11:07なによ
00:11:09なによ
00:11:12銀河
00:11:14雨が降ってるからダメ?
00:11:16山賊がいるから動けない?
00:11:17そんなこと言ってもう十日もこのはたごに続けてんのよ
00:11:20あたいたいくつでも我慢できない
00:11:23だからお前にはしつけ教育係をつけておるだろうが
00:11:27いやあたいおだけに帰る
00:11:30銀河
00:11:32銀河待ちなさい
00:11:33おぉ
00:11:34銀河
00:11:35銀河
00:11:36何やごま
00:11:37あったまきちゃう
00:11:39なかなか元気のいい娘さんだな
00:11:52ご、ごめんなさい
00:11:54おぉ
00:11:56そうか
00:11:57ひょっとしてお前さんが祖関城へ行きなさる皇帝の花嫁候補かな?
00:12:03おじさんは誰?
00:12:05ああ、葛西の里に住むコントンというもんだよ
00:12:08勘案の真野さんに呼ばれてやってきた
00:12:12ちょうどよい部屋へ案内してくれぬか?
00:12:15いいわよ
00:12:18でも、真野さんがなぜおじさんを?
00:12:21我々、葛西村の偽教団に用があるらしい
00:12:25偽教団って、何?
00:12:28ならず者の団体さ
00:12:30ならず者?
00:12:33でも、場合によっては人助けもする
00:12:37もちろん、報酬の折り合いがつけばの話だがな
00:12:43ん?どっちだ?
00:12:46こっち!
00:12:47あれで皇帝の花嫁候補かな?
00:13:02どうだ、銀が遊んでいるように見えても、私はちゃんと手を打っておるだろうが
00:13:07こうやって偽教団に護衛させれば、山賊なんか怖くない
00:13:11いっそ山賊を雇いれたほうが、ぐんと安かったりして
00:13:15ああ、もう可愛いでのない娘
00:13:18いやいや、そんなこと言ってられんぞ
00:13:21選んだのは私だしな、なんとか貴婦人に仕上げねばならん
00:13:28自信ないな、私
00:13:30本当の兄、小手の花嫁候補ともなれば、そりゃきれいなもんだべな
00:13:38やっぱりよ
00:13:39うーん、どうかな
00:13:41かわいいたいや、かわいいがな
00:13:44俺、見てくんべ
00:13:46おい、兵将!
00:13:48おらよ、葛西村の偽教団団長、兵将注文だがよ
00:14:01あれ?
00:14:10花嫁さん、大あくびしてたな
00:14:12まだ子供なのさ
00:14:21山賊で損もないわね
00:14:23俺たちが守ってからな
00:14:25山賊が出てきても負けない?
00:14:27当たり前よ
00:14:29じゃあ、出てきてくんないかな
00:14:32ごめぇ、物騒なことを平気で言うな
00:14:35だって、あんたたち散歩してるだけでお金もらうつもり
00:14:39え?
00:14:46なんちゅう甘っ子だ
00:14:54むじゃきなもんだ、手を売ってる
00:14:56混沌の兄、あんな山猿みてえな娘が皇帝の花嫁なんかになれっかよ
00:15:02ほら、すぐに恩出されて帰ってくると思うけどよ
00:15:07いや、あの娘、銀河と言ったっけ
00:15:11俺はなんとなく皇帝の妃になるような
00:15:14そんな気がしてきたよ
00:15:16そんな気がしてきたよ
00:15:18
00:15:19
00:15:20
00:15:21
00:15:22
00:15:23
00:15:24
00:15:25
00:15:26
00:15:27
00:15:28
00:15:29
00:15:30
00:15:31
00:15:32
00:15:33
00:15:34
00:15:36
00:15:38
00:15:40
00:15:41
00:15:42
00:15:43
00:15:45
00:15:46
00:15:52
00:15:53
00:15:54
00:15:55
00:15:57
00:16:00
00:16:01
00:16:02
00:16:03
00:16:04ココは
00:16:05コキュうの入り口だ、ここから先はあのバーさんが案内してくれる
00:16:08おばあさんが案内してくれる
00:16:16しっかりやってくれよ銀河
00:16:17あの門をくぐった向こうにお前の未来があるのだ
00:16:21うん
00:16:21うんではない、はいだ
00:16:23分かってる
00:16:27頼むよ銀河
00:16:29お前には私の夢がかかっているんだ
00:16:33ダメだろうな、あれじゃ
00:16:38ひょっとしたら
00:16:40新皇帝は変わり者がお好きかもしれない
00:16:46あたいやいや、あたし銀河
00:17:08真っ暗
00:17:23ずいぶん長い入り口ね
00:17:29あとどのぐらいあるの?
00:17:31こんなに暗いのに、おばあさんは見えるの?
00:17:38ねえ、なんか言ってよ
00:17:43返事してったら
00:17:48どうして黙ってんの?
00:17:49おばあさん口聞けないの?
00:17:53なんとか言ってくれたっていいんじゃない
00:17:55あ、寒くなってきた
00:18:12あれが出口かしら
00:18:14いらん
00:18:29あ、寒くなってきた
00:18:31なぜそんなところで立っているのか
00:18:48なんで歩かないのか
00:18:51え、誰よ
00:18:55なんだ、聞いていなかったのか
00:18:58棒のように立っているのは楽しくあるまい
00:19:01なぜ先へ進まぬのだ
00:19:03歩きながら話そうではないか
00:19:06タルトの出口はすぐそこだ
00:19:07タルト?
00:19:09このトンネルのように長いものの名だ
00:19:12くぐるものは例外なく
00:19:13気味悪く思うようだが
00:19:15私のような人間には
00:19:17かえって心地よくさえある
00:19:18一人になりたいとき
00:19:20じっくりと物事を考えていたいとき
00:19:23ここは本当に役に立つ
00:19:26いい匂い
00:19:29時にはお前様のような人にも出会えるしな
00:19:32新校庭の花嫁募集に応じてきた人か?
00:20:00私、銀河っていうの
00:20:03あなたは?
00:20:05コリューン
00:20:05コリューン?
00:20:07近々また会うこともあろう
00:20:09このタルト案内の婆さんに
00:20:12ガサまで連れて行ってもらいなさい
00:20:14行っちゃうの?
00:20:19もっと話し合いたいのに
00:20:22だってこのおばあさんちっとも喋ってくんないんで面白くないんだもん
00:20:30ねえ、いい加減に手を離せんかい
00:20:33おしゃべり娘が
00:20:34手がしびれたわい
00:20:36なんちゅう馬鹿力のある娘なんじゃる
00:20:39ほら
00:20:39馬鹿娘から解放されてせいせいしたわい
00:20:44わしが退屈だと余裕は
00:20:47よいかタルトの中ではあんない婆婆は一言も喋っちゃいかん
00:20:51ちゅう決まりがあるんじゃ
00:20:52それも知らずに一人でペラペラペラと喋りようって
00:20:55愚か者めが
00:20:56はあ、でもお前さんママだったよ
00:20:59大概の娘はあの長いトンネルの中で気も狂わんばかりになるからの
00:21:04中には失神する娘もおる
00:21:06はあ、だからといって安心するじゃないぞ
00:21:08高級での勉強は厳しいからの
00:21:11月に一度は逆戻りして故郷に帰ってく娘がいるんじゃい
00:21:14そうならぬようしっかり勉強するがえ
00:21:17はあ、わしがお前をガシャに案内するじゃっと
00:21:20ほらお役目違いちゅうもんじゃい
00:21:21わしの仕事はやってくる娘の手を引いてタルトの中を往復するだけだからな
00:21:26はあ、ここでポケット抜っちょるがよ
00:21:28そのうちいいのうちカンガンがやってきて
00:21:30ガシャまで案内してくれるよ
00:21:32どれ、次の娘が連れてこられてタルトの門前で待ったおるじゃろう
00:21:36言ってやらればれ
00:21:38はあ、一日三交代、あと一時ほどはわしの仕事だ
00:21:43今度は素直ないい娘であってほしいもんじゃね
00:21:46じゃな、明日にも公共を追い出されて
00:21:48このタルトを出ていくようなことにならへんよおいでな
00:21:51あのー
00:22:08高級ってもっときれいなところかと思ってたのに
00:22:13新しい高級はあの通りまだ出来上がっていない
00:22:16それに研修が済むまではこのガシャで暮らすのが決まりだ
00:22:19研修って何?
00:22:20つまり皇帝の妃としてふさわしい女性になるための勉強をすることを言う
00:22:25やっぱり勉強できるんだ
00:22:27うれしいな
00:22:28私勉強したかったんだ
00:22:30それはよかったしっかり勉強しないと高級に入る前にここを追い出されるぞ
00:22:35この部屋だ、先客が一人いる相部屋となるが仲良くな
00:22:40扉を閉めなさいよ
00:22:44私、銀河っています
00:23:00この部屋は4人で使うんだそうですね
00:23:08あなたの名前は?
00:23:12あなたもタルトババアですか?
00:23:15なんであたしがタルトババアなのよ
00:23:18だって口聞いてくんないんだもん
00:23:20あたしは貴族よ
00:23:22あなたのような庶民とは対等に口を聞く必要などないの
00:23:26この部屋、兄弟が一つしかないんだ
00:23:29だからどうしたっていうの?
00:23:31あたしも髪をとかしたくなったの
00:23:33あなた終わったでしょ?そこどいてくんない?
00:23:36これはあたし一人で使います
00:23:38じゃあ私はどうすればいいのよ
00:23:41革屋にあるからそこを使ったらいいわ
00:23:52あんたセサメって言うんだ
00:23:54勝手にあたしのものに触らないでよ
00:23:57セサメでいいんだ
00:23:59違うわよ、セシャーミン
00:24:01あなたって無学ね
00:24:03セシャーミン?
00:24:04さま
00:24:05さまをつけるべきよ
00:24:07セシャーミンさま
00:24:08じゃあ私にもつけて
00:24:10銀河さま
00:24:12庶民での田舎娘が笑わせないでよ
00:24:16どうぞ
00:24:18もうね、決まってるんだから
00:24:21あなたあきらめて帰ったほうがいいわよ
00:24:24え?なにが?
00:24:26天使様のお妃になる人
00:24:30入ってきたら?
00:24:32え?なに?
00:24:34もう、調子くるわね
00:24:36あんたと話してると
00:24:38つまりね、皇帝の妃にふさわしいのは
00:24:41私のような女ですの
00:24:43名門、教養、そして美貌
00:24:46すべてが揃っているわ
00:24:48だから、妃になるのは私なの
00:24:50あなたいるだけ無駄だから、田舎へ帰ったほうがいいわよ
00:24:53どうしたのかしら
00:24:56どうぞって言ったのに入ってこない
00:24:58部屋を間違えたんでしょ
00:25:01ほっておきなさいよ
00:25:02子供じゃないんだから、用があるなら勝手に入ってくるわよ
00:25:06ねえねえ、ねえ、どうしたの?どっか具合でも悪いの?
00:25:24開いたか
00:25:36開いたか
00:26:01あたし、銀河よ、あなたは?
00:26:03こうよ
00:26:04どっから来たの?
00:26:06河南州
00:26:07どうして廊下で寝ていたの?
00:26:09開かなかったから
00:26:11開かないって
00:26:13開かないと入れない
00:26:14だって
00:26:17決まりだ
00:26:19え?
00:26:21わたしの国では、扉を叩いて開けてもらえないときは、部屋に入れないことになっている
00:26:27あ、たまんない
00:26:29ここか
00:26:34ここか
00:26:35こ、こりゅん
00:26:36はぁ!
00:26:38はぁ!
00:26:39はぁ!
00:26:42はぁ!
00:26:43はぁ!
00:26:45私の名はタミューン
00:27:05今日からあなたたちと一緒にここで暮らします
00:27:09時々別コードを取ることもありますけど
00:27:11気になさらないで
00:27:15変なのばっかし
00:27:18私やっていく自信がない
00:27:21昨日祖関国第18代皇帝の即位の式が取り行われた
00:27:3017歳の皇帝は実に堂々と威厳に満ちておられた
00:27:34半年後には若き皇帝は皆の中から妃を選ばれることになる
00:27:41今日から始まる女大学でしっかり勉強をし
00:27:44来るべき時に備えなさい
00:27:46さて我が国では女の学校はこの高級にしかない
00:27:51しかも皆の教育を担当なさるのは
00:27:54祖関国一の学者であられる
00:27:56瀬戸カクート先生です
00:27:58それではカクート先生をご紹介申し上げる
00:28:03ご視聴ありがとうございました
00:28:33私が瀬戸カクートです
00:28:42これから半年皆さんの勉強のお手伝いをします
00:28:45では何のために勉強するのでしょう
00:28:49それは皇帝の妃にふさわしい女性になるためです
00:28:53第一に一般的な知識と教養
00:28:57皇帝陛下は大変に教養のあるお方ですよ
00:29:01このようなお方がご自分の妻にどういう人を選ぶと思いますか
00:29:06第二に人間の体について正しくそして深く学んでいただきたい
00:29:13次にこれはまあ学問と言えるかどうか
00:29:18つまり運動です
00:29:20皆さんには陛下の丈夫なお子を産んでもらわなくてはならない
00:29:24そのためには健康であることが大事ですね
00:29:27そこで私の女子を務めてくれる吉強先生をご紹介しましょう
00:29:33生理学と運動の方を受け持ってくれます
00:29:36吉強です
00:29:38私も頑張りますけど
00:29:40皆さんも頑張ってちょうだいね
00:29:42ねえねえ
00:29:47今日のカクルト先生の講義とっても面白かったわね
00:29:50私気に入っちゃった
00:29:52ほう
00:29:53若い子は女子の吉強先生を気に入ってるみたいだが
00:29:57あんなのはっきり言って言いもよ
00:30:00あら
00:30:02問題は話の中身よ
00:30:09カクルト先生の話って本当に奥が深いって感じ
00:30:13それはよかった
00:30:15タミュンって本当に古竜に似てるわね
00:30:20そなたコリュンを知ってるのか
00:30:23タルトの中でお話したの
00:30:25タルトの中
00:30:26そうか
00:30:28え何何
00:30:32私はコリュンの姉です
00:30:35
00:30:35兄弟で高級に
00:30:37これは二人だけの秘密です
00:30:41わかって
00:30:42でも今日の講義にコリュン出てなかったわね
00:30:46あれにはあれの事情が
00:30:48どこへ行くの
00:30:53夜勝手に出歩くと叱られますよ
00:30:57私の行動をいちいち気にするなって言ったはずです
00:31:01ふん
00:31:01イノさんに見つかって
00:31:03さっさとここから追い出されればいいんだわ
00:31:06そなた
00:31:06そんなに四六時中髪を溶かしていると
00:31:09そのうち剥げてくるぞ
00:31:11何ですって
00:31:12頭に血が昇っちゃった
00:31:19本当に変なのばっかしなんだから
00:31:24我が子平徹に行為の道を開くどころか
00:31:27新皇帝が誕生してしまったではないか
00:31:29生徒のその後どうしておったのだ
00:31:34新皇帝は午前の仕事を終えられると
00:31:36午後はどこかへ身を隠してしまわれます
00:31:39手を焼きましたがようやく隠れ場所を発見することができました
00:31:43ほう
00:31:44そして古竜はどこに隠れておった
00:31:47思いもよらぬところ
00:31:49思いもよらぬところ
00:31:51えー
00:31:52講義ばかりしてないで
00:31:54今度は私の方から皆さんに聞いてみましょう
00:31:57そうですね
00:31:58前列のあなた
00:32:00は、はい
00:32:01あなたは女性で
00:32:03私はだいぶ追いぼれてはいるが男性だ
00:32:06さて男と女の区別をどこでするのですかあなたは
00:32:10それは見れば分かります
00:32:12どこを見れば分かるのでしょう
00:32:15どこって
00:32:16体つきで
00:32:18それだけではとても不十分ですね
00:32:21ふん
00:32:22服を着ている時は時々間違えることがあるのを知っていますね
00:32:27ラタイになればはっきりすると言いたいのでしょうが
00:32:30実は神様は時々男でもあり
00:32:33女でもある体をお作りになることがあるのですよ
00:32:37これだと困りますね
00:32:39どうぞ座って
00:32:41あなたはどうです
00:32:42男と女を区別するのは何か
00:32:44分かりません
00:32:46あなたは
00:32:47分かりません
00:32:48先生
00:32:49どうぞ
00:32:51心で区別するんだと思います
00:32:54ほう
00:32:55とても面白い見方なのですが違うのです
00:32:59全く女と同じ心を持った男がいます
00:33:02皆さんも男のくせに男が好きになるってことがあるのを知ってるでしょう
00:33:07そのとき男でも女と全く同じ心の動きをします
00:33:12ほかの答えのある人は
00:33:13いない
00:33:16では答えを言わなければなりませんね
00:33:20でもこの答えは私が言うべきじゃないような気がします
00:33:24これはつまり皆さんで答えを見つける方が大事だなと
00:33:30ひょっとして答えがないのかもしれませんよ
00:33:34そんな
00:33:35あなた何か言いましたか
00:33:38ちゃんとした答えを出してください
00:33:41出ないと私夜も眠れないわ
00:33:43おやおや
00:33:44教えてください
00:33:46あなたお名前は
00:33:48銀河
00:33:49確かに解けない問題を抱えていると落ち着かないもんだよね
00:33:54でもこの問題はなぞなぞみたいにスパッと答えが出るもんじゃない
00:33:59でも先生は知ってるんでしょ
00:34:01まあね
00:34:02でもこれは私の答えだ
00:34:05それじゃあ先生の答えを教えて
00:34:07ダメだよ
00:34:08私はこの答えを売るのに50年費やしたのだ
00:34:12それをそう簡単に聞こうと思うのは卑怯じゃないかね
00:34:15先生はケチなんですね
00:34:18ケチ
00:34:1950年かかったから教えないって言うなら
00:34:22私たちは何年もあったら教えてくれるんですか
00:34:255年ですか
00:34:263年ですか
00:34:27それとも1年
00:34:29まあまあ
00:34:31さて
00:34:32時間が来たようだから
00:34:34今日の講義はこれで終わり
00:34:41ケチ
00:34:45覚悟してなさい
00:34:46架空と先生をあんなに侮辱したら追放間違いなしだわ
00:34:51紅葉もそう思うでしょ
00:34:53さあ
00:34:59銀河、先生がお呼びだぞ
00:35:03稲さん、やっぱり追放でしょ
00:35:06さあ
00:35:07もう一人、あのタミュンって子もいるわ
00:35:10タミュンは今夜も一人で外出してるのよ
00:35:13ね、これ掟破りなんでしょ
00:35:15タミュン?
00:35:16さあ
00:35:24紅葉
00:35:27久しぶり、先生に呼ばれてきたの?
00:35:32叱られに来たね
00:35:42どうしてあの人がここに来たの?
00:35:44さあ、どうしてかな?
00:35:46いや、よく来たな
00:35:57本が珍しいか?
00:36:03先生はこの本をみんな読んだの?
00:36:05半分は読んだな
00:36:07じゃあ、あとの半分は飾りだ
00:36:10いや、あと半分は私が書いた本だ
00:36:13え?
00:36:14ひぃー!
00:36:15ひぃー!
00:36:16ひぃー!
00:36:17ひぃー!
00:36:18ひぃー!
00:36:20ひぃー!
00:36:21ひぃー!
00:36:22ひぃー!
00:36:24ひぃー!
00:36:25ひぃー!
00:36:26ひぃー!
00:36:27ひぃー!
00:36:28ひぃー!
00:36:29ひぃー!
00:36:30ひぃー!
00:36:31ひぃー!
00:36:32ひぃー!
00:36:33ひぃー!
00:36:34ひぃー!
00:36:35ひぃー!
00:36:36ひぃー!
00:36:37ひぃー!
00:36:38ひぃー!
00:36:39ひぃー!
00:36:40ひぃー!
00:36:41ひぃー!
00:36:42ひぃー!
00:36:43ひぃー!
00:36:44ひぃー!
00:36:45ひぃー!
00:36:46ひぃー!
00:36:47ひぃー!
00:36:48ひぃー!
00:36:49ひぃー!
00:36:50ひぃー!
00:36:51ひぃー!
00:36:52ひぃー!
00:36:53ひぃー!
00:36:54ひぃー!
00:36:55ひぃー!
00:36:56ひぃー!
00:36:57ひぃー!
00:36:58ただし、これはあくまで私の答えだぞ
00:37:01うん、それで?
00:37:07子供を産むことじゃ
00:37:09え?
00:37:11これは女にしかできん
00:37:13なあ、あんた
00:37:14そんなこと考えつくのに50年もかかったの?
00:37:18うちの母ちゃんなんか18であたえを産んだんだよ
00:37:22人生は20年だったけど
00:37:24そんなことと簡単に言ってくれるな
00:37:26女が子供を産めるのは子宮があるからなんだぞ
00:37:30知ってるよ、それくらい
00:37:32ご丁寧に吉祥先生までがそんなことを教えてた
00:37:37だったらわかるだろう
00:37:38子宮はこう育む大事なところだ
00:37:41子供のための宮殿を持つ者がすなわち女性と呼べる
00:37:45と、先生は結論を得た
00:37:48そうだよ、これは奥の深い幻妙な哲学なんじゃ
00:37:52哲学って?
00:37:54物事の本質を見抜くこと
00:37:56保湿って?
00:37:58あ、それはだな
00:38:00つまり
00:38:05帰ってよろしい?
00:38:07よかったじゃないか、出て行くこともなくて
00:38:21あ、どこへ行く銀河?
00:38:23こっちのほうが近道
00:38:25あ、どこへ行くこともなくては、今は最も近いか
00:38:42コリューン!
00:38:49やった!
00:38:53アナユエ。
00:38:54コリューン、けがはないか?
00:38:56どうしてアナユエがここに?
00:38:58お前様の身が心配で、ガシャに入り込んでいたのだ。
00:39:02むしろ、一人残らず三枚に下ろして、たたきにしてやる!
00:39:12ギンガ、もう敵はいないよ。
00:39:21コリューン、大丈夫だった。
00:39:24ああ、ありがとう、ギンガ。
00:39:33本兄は?
00:39:34ショコグラです。
00:39:35また本かよ。
00:39:37おい、コンガにいるか?
00:39:43おう、ここだ、平城。
00:39:46じゃなかった、異竜だと名を変えたんだっけな。
00:39:49メンチメンチ本ばっかし読んで、よく飽きねえな。
00:39:54どうしたんだ、いやに早いじゃないか。
00:39:57つまんねえから帰ってきた。
00:40:00おら、もうお役所勤めに飽き飽きしたんだ。
00:40:03おやおや、贅沢な。
00:40:06山賊退治が縁となり、県知事の娘婿に収まって、名もそれらしく異竜だと改めた。
00:40:12娘婿だってよ。
00:40:14カッサカサのイカズゴケを押しつけられたんだぜ、わっしゃ。
00:40:17いいじゃないかよ。
00:40:19役所の仕事だって接待接待の毎日なんだろ。楽なもんだ。
00:40:24それよ、それに飽きちまったんだ。
00:40:27なあ、兄。俺が名名を変えたのは、役所で軍事二郎なんて役職に就いて、のんべんだらりとこの世を渡って生きてえと思ったからじゃねえぞ。
00:40:36その逆よ。異竜だ。すなわち幻影達。幻でもいいから、夢を追いかけてえのよ。
00:40:45本気かよ。
00:40:46ああ、本気だとも。
00:40:48今の地位を捨ててもか。
00:40:50無雇用紙も返事をしてやら。
00:40:57こり!
00:40:59ああ。
00:41:01実を言うとな、俺も本を読むのに飽きてきたところだ。
00:41:27厚生戦。
00:41:31お疲れ様でした。
00:41:37乙戦。
00:41:41どうだ、異竜だ。巨兵でもしてみねえか。
00:41:46巨兵って何だべか。
00:41:48兵を挙げる。反乱を起こすのよ。
00:41:51反乱?
00:42:21見てみろよ、重い税や浪雪の負担、皇帝を売らぬ声はあちこちに溢れてる。つまりこれは、夜直しだな。
00:42:29反乱期、反乱だ。昔の手下を集めて北紙に攻め上るだけで、自然と兵士は増えてくる。
00:42:37一万集まれば一万人分、三万集めたら三万人分飯に食わしてやれや。それで奴らは働く。
00:42:45これによ、当分待機することはないぞ。
00:42:52そいつは面白かんべえな。
00:42:55やんべえ!
00:43:151、2、3、4、2、2、3、4、3、2、3、4、4、2、4。
00:43:281、2、3、4、2、2。
00:43:32こんな運動、本当に体にいいのかしら。
00:43:35良いか悪いか知らないけど
00:43:37あの吉祥先生を見ているだけで言われたし
00:43:41皇帝よりも
00:43:43うん 私皇帝の顔知らないもんな
00:43:51天使様があの吉祥先生みたいな
00:43:53やらしい顔をしてたらどうしよう
00:43:55そんな心配必要ないわ
00:43:57あなたなんか皇帝の方で相手にしないから
00:44:00ちょいと
00:44:01サバナグループ
00:44:02うるさいわよ
00:44:041、2、3、4
00:44:07えー6ヶ月なんてあっという間にすぎるもんですね
00:44:11こうやって見ると初めの頃よりだいぶ人数が減っています
00:44:16何はともあれあなたがたは頑張りましたよ
00:44:20えーというわけで明日からは卒業試験となります
00:44:24一番上が正比、その次が後比、その下が婦人で
00:44:28それから貧比、勝負
00:44:30高級に入るとこういう風に身分が違っちゃうのよ
00:44:33それが試験の結果で決まっちゃうの?
00:44:36だけじゃないと思うわ、やっぱし
00:44:39というと?
00:44:40頭の良さなら紅葉が一番だし、銀河だってまあまあの線よ
00:44:45でもそれだけじゃ不足じゃない?
00:44:47ほう、何が不足しているのかな?
00:44:50気品よ
00:44:51正比にふさわしいマナーを生まれつき備えている人
00:44:54つまり私のような貴族出身者でなければ務まらないわ
00:44:58決定!
00:44:59悪いけど正比は私や!
00:45:00アハハハハハハハハ
00:45:02あ!
00:45:04ああ!
00:45:13発撃!
00:45:14魔量下を一気に押し進むぜ!
00:45:17この砦を落とせば次は北板艦だぞ!
00:45:20都はその向こうだ!
00:45:23まったくの気まぐれ
00:45:35退屈しのぎに始めたイリウダの反乱は
00:45:38この頃すでに3万5千の兵を集めて馬猟艦を落とし
00:45:42難攻不落と言われた北番艦に向かっていた
00:45:46ギンガー
00:45:49やったやった
00:45:55お前は見事正義に決まったじゃないか
00:45:59やっぱり私の見込んだ通りだ
00:46:03お前は泥付き大根なんかじゃなかった
00:46:05立派な貴婦人だったんだ
00:46:07これで私の出世も間違いなし
00:46:11やったぜ
00:46:13なんで私がヒーヒーでギンガーが正義なのよ
00:46:17私は最人か
00:46:19上から7番目ね
00:46:21私は4番目よ
00:46:22まあそれぞれ妥当なところだ
00:46:24そういうあなたはどうだったのよタミウン
00:46:28私は完食を受けなかった
00:46:30え?
00:46:31銀河が皇帝の第一夫人か
00:46:36まあそうなのよどうして私が4番目なのよ
00:46:42どうした銀河夢が叶って嬉しくないのか
00:46:45うん
00:46:463食昼寝付きだぞ
00:46:48なんかさ
00:46:50元気ないなどうしたんだよ
00:46:53これでいいのかな
00:46:55だって私だけじゃなくてみんなだって皇帝の顔知らないんだよ知らない人と結婚して愛情が持てるかしら
00:47:03なんか私たちってさいいように利用されてる
00:47:07はあ皇帝はいい人だ銀河だってきっと好きになれるさ
00:47:11真野さんから見ていい人でも私が好きになれる人だとは限らないじゃな
00:47:16はあ
00:47:17あたしさただもう夢中でやってきちゃったけどさ
00:47:21父ちゃんが言ってたことふと思い出しちゃった
00:47:24はあ
00:47:25これで幸せになれんかな
00:47:27なんか逃げ出したくなっちゃった
00:47:30困るんだよな今さら
00:47:33皇帝はやっぱり変わり者はご趣味だったのかしら
00:47:37はあ
00:47:40皇帝陛下がお見えになられました
00:47:49久しぶりだね銀河
00:48:00コリューン
00:48:02ハトが豆鉄砲をくらったような顔をしている
00:48:07コリューンどうしてあなたがここへ
00:48:10皇帝だからさ
00:48:11へえ
00:48:12嘘だあ
00:48:16あなたは女でしょ
00:48:17私は男さ証拠を見せようか
00:48:20証拠って
00:48:20ここで裸になって
00:48:23いいいいいいわかったわ
00:48:26でも嘘つきねコリューンたら
00:48:28私は女といった覚えはないよ
00:48:31そうかもしれないけど
00:48:33でもどうしてタルトの中になんかいたの
00:48:36皇帝なのに
00:48:37私は命を狙われている
00:48:39この前の夜のこと覚えているだろう
00:48:42うん
00:48:43誰がコリューンの命を狙っているの
00:48:46金皇帝号
00:48:48さきの皇帝の皇后だが
00:48:50私の母ではない
00:48:51皇帝号には11歳の息子がいる
00:48:54つまり
00:48:55私の腹違いの弟だ
00:48:57皇帝号はこの弟を皇帝にしたいと思って
00:49:00私を殺そうとしている
00:49:02だから私は聖無のない時はいつも
00:49:04高級に身を潜めていたが
00:49:06それも彼らの知るところとなり
00:49:09身の置きどころがなくなった
00:49:12今の私にとって
00:49:14安全な場所はここしかない
00:49:16銀河
00:49:17お前様は信頼できる
00:49:19私はカクート先生と相談して
00:49:22お前様を聖費に選んだ
00:49:24でも私は
00:49:26まだ子供だってことは
00:49:27カクート先生から聞いて知っている
00:49:30いいんだそれで
00:49:31今私が必要としているのは
00:49:33私の悩みを率直に聞いてくれる
00:49:35友達なのだ
00:49:38朝廷は今とてもひどい状態になっている
00:49:41大臣や官官どもは
00:49:42国のことよりも
00:49:44権力争いや私服を肥やすことばかりをしていてな
00:49:47それとな
00:49:48もう一つ私が胸を痛めていることがある
00:49:53大きな反乱が起きているのだ
00:49:55反乱軍は今
00:49:57北の要塞北番艦を攻めようとしている
00:49:59朝廷で私が頼りにしている
00:50:02王妻美という将軍を総司令官として送ったので
00:50:05なんとか食い止めてくれると思うが
00:50:08もし王妻美が戦死するようなことになったら
00:50:11私は
00:50:12うちに外に大変だ
00:50:18でもこの部屋だって危ないんじゃない?
00:50:22大丈夫銀河は強いから
00:50:25それに私もいますからね
00:50:27タミューン
00:50:29姉上
00:50:30私は隣の部屋にいます
00:50:32銀河
00:50:33いえ
00:50:33銀製品
00:50:34何かあったら知らせてください
00:50:36それにしてもきれいさっぱり片付いちゃったわね
00:50:50一体どうしたの?
00:50:52いやいつだったかお前様に言われた言葉が答えてな
00:50:56本当に私は50年間も一体何を研究してきたんじゃろう
00:51:01ところでどうじゃ皇帝との生活は
00:51:04うん
00:51:05お茶を飲んでお菓子を食べていろんな話をして楽しいよ
00:51:09あ?それだけ?
00:51:11うん
00:51:12なんじゃ
00:51:14はぁ当分は皇太子誕生を望むべくもないか
00:51:18お戻りかな銀製品
00:51:22コリオンがそろそろやってくる時間だから
00:51:25ならば皇帝に伝えてもらいたい
00:51:27私は弟子の吉祥を破門したと
00:51:30吉祥先生を?
00:51:31あやつめ
00:51:32かねがね野心家であることは知っておったが
00:51:35あろうことか近頃皇太子と結びつけおった
00:51:38へぇ
00:51:40ご視聴ありがとうございました
00:52:02銀河
00:52:03銀河
00:52:07銀河私はしばらくここへ来れなくなった
00:52:10そう
00:52:11明日からは宙や宮中において聖武を取らなければならなくなった
00:52:16でも高級の外に出たら危ないんでしょ
00:52:20もうそんなことを言っていられなくなったんだよ
00:52:23北番館が落ちたんだ
00:52:25勢いに乗じて反乱軍は都を目指して突き進んできている
00:52:30急ぎ兵の立て直しを図らないと我が王朝は滅びるかもしれない
00:52:35私は今夜から宮中にこもって軍の指揮を取るつもりでいる
00:52:40銀河
00:52:42ひょっとして私たちは永久に夫婦になることがないかもしれないね
00:52:48五輪
00:52:49五輪
00:52:52その短絶は不倫とロック式弾は一発よ
00:53:03五輪
00:53:05姉上
00:53:09やっぱり私が隣にいてよかったでしょ光竜
00:53:11そなたは迷惑そうであったが
00:53:13ああ
00:53:14吉強の影響を受けた勘案だ
00:53:17高級も安全じゃなくなったわね
00:53:19安全なところはもうこの世にはなさそうだ
00:53:23朝廷の軍隊は破竹の勢いで進撃してくる反乱軍を抑え切ることができずほぼ壊滅状態に陥った
00:53:38朝廷の軍隊は破竹の勢いで進撃してくる反乱軍を抑え切ることができずほぼ壊滅状態に陥った
00:53:50それと知った役人たちはさっさと金目のものを持って城を抜け出しまた町の金持ちたちも荷物をまとめて出ていった
00:54:00都にはどこへも行くあてのない貧しい人々だけが残されたのである
00:54:06それではお前たちは逃げるというのか
00:54:09反乱軍が到着すれば殺されるのは分かりきっております
00:54:13まだ戦うことはできる
00:54:15東北には5000の兵がいるではないか
00:54:18それが総大将の両輪がいずこへか逃亡いたしましてございます
00:54:23総大将が
00:54:24陛下に置かれましても早急に亡命の地へ赴れる方がよろしかろうと
00:54:30私は逃げん
00:54:31ここは私の国だ
00:54:33この城から何百年にわたって私の祖先はこの国を治めてきた
00:54:38それを私の代になって
00:54:42それでは私たちはこれで
00:54:45高級を女たちで守ろうというのは私の哲学とも一致する
00:54:57高級すなわち国の子宮だ
00:55:00えええ
00:55:01先生今は哲学の講義を聞いている時間はないんです
00:55:05私に何をしろと
00:55:07先生は知識の広い方だから私たちに戦い方を教えてください
00:55:12ああそりゃダメだ
00:55:14私は兵法を学ばなかった
00:55:17しかし歴史は知っておる
00:55:21先の皇帝服装には堂楽があった
00:55:24あの方が買い集めた大砲や小銃炭筒などが今も兵器庫に眠っておる
00:55:30それを使えば相当な力になるぞ
00:55:34皇帝号の使者だと
00:55:36キッキョと申します
00:55:38金皇帝号様のお言葉を慎んで申し伝えます
00:55:41おお
00:55:42聞いてやんべえよ
00:55:44行ってみねえ
00:55:46皇帝号様はイリュウダ将軍を心よく祖関城にお迎えしたいとのお考えをお持ちでございます
00:55:51ええ皇帝号がお礼をか
00:55:54
00:55:56ちょっと待て皇帝の意見はどうなんだ
00:55:59は、それは
00:56:01皇帝を差し置いて母親が勝手に降伏してくるとはおかしいじゃないか
00:56:06は、実は
00:56:08今の皇帝は皇帝号様の実のお子様ではございません
00:56:13そこでイリュウダ将軍が祖関城に入場された暁には今の皇帝を拝し
00:56:19皇帝号様のご子息平徹様を19代皇帝にお盾になることを希望なさっております
00:56:26なんだそういうことか
00:56:28いかがでございましょうか
00:56:30このお申しでお受けいただきましょうや
00:56:33うーん
00:56:35まあ悪かねえと思うけどよ
00:56:37お医者の方にお尋ね妄想
00:56:39そっかは大西部将軍を暗殺させたのは誰か知っておられるか
00:56:44は?
00:56:45いやな俺たちが北番艦を攻めた時砦を守っていた大西部将軍はすでに何者かの手によって暗殺されていた
00:56:54言ってみりゃ俺たちがここまで来れたのは大西部将軍を暗殺してくれた人物のおかげを
00:57:00あって100万弁礼を言ったって言いたりねえや
00:57:03なあそうだろ
00:57:04ああそれでしたら金皇帝号様に感謝していただきたいですね
00:57:08皇帝号様は大臣の聖殿様とはかって
00:57:12そりゃ間違いないのか
00:57:14ええ私めも一役買いましたから
00:57:17隊長その男を向こうへ連れて行って首をはめてしまえ
00:57:21ええ何で私がどうしてなの
00:57:25目障りだ
00:57:27ああああお助けを首をはめられるなんて私私いや
00:57:33手すめ
00:57:34本兄どうしたんだ
00:57:36大西部将軍は精錬潔白で大変な軍力家だ
00:57:40そんな立派な人を敵を目前にしながら暗殺させる奴はよっぽどの腹黒よ
00:57:46そういう奴に近づいたら兄弟の命も危ないってことさ
00:57:50ああなるほど
00:57:52おいその日陰のキュウリみたいな首をはねたら塩漬けにして皇帝号に届けてやれや
00:57:58あああああああ
00:58:16母上 逃げることをお勧め申したのに
00:58:35まだいらっしゃったのですか
00:58:36ここはもう危険でございます
00:58:38聞こえるでしょ
00:58:39反乱軍のあの時の声が
00:58:42永遠と築き上げてきた祖関城を
00:58:45今 俗どもが踏みにじっているのです
00:58:48滅びる時はあっけないものですね
00:58:51うちに争いのある国は
00:58:53外敵を迎えて脆いと教えてくれた
00:58:55先人の言葉が痛く胸をえぐります
00:58:59考えてみれば私も愚かでした
00:59:02逃げてばかりいないで
00:59:04母上と国の将来について話し合えばよかったのですが
00:59:08今となってはそれも愚痴
00:59:11私は祖関国最後の皇帝として
00:59:13城と運命を共にしますから
00:59:16母上は弟を連れてお逃げください
00:59:19母上
00:59:22ちょっと角度が高かったですな
00:59:37ふーん 大体分かってきた
00:59:39でも大成功よ
00:59:46これで皇宮の入り口の一つ
00:59:48牽制門は塞いだわ
00:59:50残るはタルトだけよ
00:59:51さあ 逮捕を運びましょう
00:59:53皇宮には美女が一千人もいるってよ
00:59:59いい顔めいら
01:00:00勝手に唾つけたら承知しねえぞ
01:00:03女どもをとっつかめいたらまず俺の所へ持ってくるんだ
01:00:07さあ 行け
01:00:08誰かよ
01:00:13美女を前にして指を越えてぼーって死ぬもんかよ
01:00:16なあ
01:00:17一千人だよ一千人
01:00:19やりだりみどりだこのことだ
01:00:22えーと 一人頭何人になるかな
01:00:24来られても来られてもよだりが出てるから
01:00:28たまんねえわ
01:00:30かやく爪よし
01:00:34たまこめよし
01:00:35角度よしと
01:00:37随分な上飛んだんだな
01:00:39誰が今度の筆が上がってんだろう
01:00:41いいんじゃない
01:00:42このジゲット坂へ上がって
01:00:44感動となった全身を痺れさせる
01:00:46まだまだ落ち着いて
01:00:47引きつけるだけ引きつけて点火すべしと書いてある
01:00:51出口だー
01:00:53女だー
01:00:54ってんー
01:01:01ケンカ頼し
01:01:16うわー
01:01:17うわー
01:01:17ほんっ
01:01:18何だー
01:01:21あー
01:01:22ああ 将軍この穴はいけねえ ここは雷様の通り道だった
01:01:31ああ 高級を裏から攻めるのは無理か
01:01:38引いて引いて
01:01:41早く登る早く 高級の身を一線に早いもががしのぶんどりだ
01:01:46いや押すなんてば押すな
01:01:48発射よろし
01:01:51うん
01:02:00はい 次
01:02:02敵は運下のごとく押し寄せてきてんだからね 弾込めはもう少し迅速に
01:02:06はい 戦士様
01:02:08戦士も戦士も関係ないでしょ この際
01:02:11あんなさけない 何で私がこんなことをせりゃならんのか
01:02:15はい 七党目
01:02:17はい はい はい 戦士様
01:02:19こっちも急いで!
01:02:20はいはいはい! 夫人様!
01:02:23おかしろ!
01:02:24おぉ! 女だ!
01:02:27これは男じゃ!
01:02:31そりゃないじゃろ 若者よ
01:02:49見えたな 宝宮の女ども やけに張り切ってやがって 手がつけられねえや
01:02:58大砲や鉄砲持ち出してるようだな
01:03:01こん兄 なんかいい作戦はねえかよ
01:03:03それなんだろうな 兄弟
01:03:05おぉ! いい手があるか
01:03:07この辺が潮時だ もう反乱遊びはおしまいにしようや
01:03:11はぁ? 俺たちは遊びを真剣に楽しんだ
01:03:14退屈の虫も消しとんだろ
01:03:16何言ってんだよ これは遊びなんかじゃねえぞ
01:03:19俺はこの国の皇帝になるんだ
01:03:22皇帝?
01:03:24わぁ! 笑ったな コガニ おかしいかよ
01:03:27俺が皇帝になったんじゃ おかしいかよ
01:03:29なぁ 兄弟 皇帝なんかになったってつまらねえぜ
01:03:33それよりどうだ 金目のものをかけ集めて 火災村へ帰ろうじゃないか
01:03:37途中どっかで楽しく遊ぶのもいいぜ
01:03:40いやだ! 俺は皇帝になるんだ
01:03:43絶対田舎になんか帰るもっけ!
01:03:45長い付き合いで初めて意見が違ったな
01:03:52そんなところに座れば 第二第三のイリウダに首を狙われるだけだぞ
01:03:58離さねえ! この城から天下に号令をかける日が来るまでは
01:04:04俺は絶対にこの椅子は離さねえぞ!
01:04:13皇帝になるにはな 兵将 器量ってもんが必要なんだよ
01:04:19どうした? 皇帝 それは!
01:04:25私は祖関国皇帝の古竜んだ イリウダ将軍に話がある
01:04:29取り継いでもらいたい
01:04:30おお 要件は?
01:04:32城は渡そう 必要とあれば私の命も差し出そう
01:04:36その代わり 即刻 高級攻撃を中止して
01:04:39中にいる者たちを助けてもらいたい
01:04:42スタリア!
01:05:01トリア!
01:05:06タミウンガ!
01:05:08大変だ
01:05:12皇帝がイリウダに会いに出かけた
01:05:15ホリウンがどうしてまた
01:05:17慣れない戦で疲れ切っているお前たちを見て
01:05:20定戦交渉に出向いたんだ
01:05:22でも敵の攻撃はまだ続いている
01:05:25だから心配なんだ
01:05:27将軍と名乗っていたって
01:05:29相手はならず者の親玉に過ぎる
01:05:31話が分かるような奴とは思えんのよ
01:05:38私行く
01:05:40行くってどこへ
01:05:42イリウダとかいう男に会って話をつけてきます
01:05:45無邪だ
01:05:46銀河
01:05:46私は祖関国十八大皇帝の第一夫人銀聖妃です
01:05:52いつまでもこんな戦いをしていていいはずがありません
01:05:56みんなが助かる道を考える
01:05:58陛下はそうなさろうとしていた
01:06:00私もそうします
01:06:01銀河
01:06:08私は銀聖妃です
01:06:14お前たちの狩猟に話があります
01:06:16案内しなさい
01:06:18私に指一本でも触れたら死にます
01:06:23祖関国の聖妃が高級の使者として来たのです
01:06:27殺してしまってはイリウダの名が汚れるでしょう
01:06:38ここにお前たちの将軍がいるのですか
01:06:56ご苦労でした
01:06:59下がっていなさい
01:07:01下がりなさい
01:07:04イリウダ離し合い
01:07:07俺はイリウダじゃないよ
01:07:09え?
01:07:10あいつなら皇帝の玉座に腰掛けて簡単な夢に酔ってる
01:07:14あれ?
01:07:19あなたは
01:07:20いや、お前さんの顔を覚えてるぞ
01:07:23えーと、なんて言ったっけ
01:07:25銀河
01:07:26火災村であったあのすっとんきょうな
01:07:29ドル付き大根だ
01:07:31あなたは確か、コントンさん
01:07:33どうしてイリウダなんかの仲間になってんの
01:07:36イリウダなんて偉そうに名乗ってるけど
01:07:38兵将のことだよ
01:07:39覚えてるか
01:07:40えー
01:07:41あの図体ばっかしでかい人
01:07:43そうか、お前さん製品になったのか
01:07:49そうか
01:07:50いや、あの時俺もそのような予感を抱いていたんだ
01:07:54すっかり忘れてたよ
01:07:56お前さんの旦那、あの馬小屋の中にいるよ
01:08:06え?
01:08:07待ちなさい
01:08:07イリウダは自分が皇帝になるつもりで
01:08:10旦那をあそこへぶち込んで時計を見て殺すつもりでいる
01:08:14え?
01:08:14会いたいか
01:08:16お前さんたちの幸せを邪魔する気はなかったんだ
01:08:30が、結果的にはこうなってしまったんだし
01:08:33言い訳はしないよ
01:08:34一度ひんまがった歴史はなかなか元に戻らんものさ
01:08:37皇帝と会えるのもこれが最後だと思ってくれ
01:08:41さて、しばらくは俺が万平の代わりをしてやるか
01:08:49すまない、私に何の力もないばかりに
01:09:06どうして勝手にイリウダなんかに会いに行ったの
01:09:10相談してくれたっていいんじゃない
01:09:12銀河は五竜の妻なんだもん
01:09:15銀河はまだ子供だ
01:09:16大人の世界は理解できないよ
01:09:19銀河子供じゃないもん
01:09:20子供じゃない
01:09:21もう子供じゃないもん
01:09:24銀河
01:09:25ふわふわした雲に男の夢を託したのが間違っていたのかな
01:09:42俺はあの子を傷つけ、生涯の友達を失おうとしている
01:09:46小龍が持っていたのと同じ短銃ですから一度しか使いません
01:09:58でも万平を脅すことはできます
01:10:00逃げて、必ず
01:10:04混沌さん、ありがとう
01:10:22何?
01:10:26なんだかバフに臭くなったな
01:10:29
01:10:32
01:10:34嘘だ
01:10:36五竜
01:10:42五竜
01:10:48生きるために渡したのに
01:10:51生きててほしいから渡したのに
01:10:54みんなで生きようと思ってたのに
01:10:57五竜
01:10:58五竜
01:11:02銀河
01:11:04俺が高級の女たちを助けてやろう
01:11:07でも失敗したからって怒るなよ
01:11:10どうした
01:11:12おい、兄弟
01:11:14こんがに
01:11:16近いうんじゃないよ
01:11:18それ以上動いたらこの男を殺す
01:11:20おう
01:11:22すぐに高級に残っている者たちを解放しなさい
01:11:26でないとこの男は
01:11:27言う通りにしてくれよ
01:11:29俺は死にたくない
01:11:30何言ってんだよ
01:11:32あそこには美女がごちゃまんといるんだぞ
01:11:34頼むよ兄弟
01:11:36俺を見殺しにすんのか
01:11:40んー
01:11:42んー
01:11:43んー
01:11:44んー
01:11:45んー
01:11:46んー
01:11:48お前たん長い付き合いじゃねえか
01:11:52俺がこんな無様な格好で殺されてもいいのか
01:11:55義兄弟の中だろうが
01:11:57さあ
01:11:58生涯の友情を誓いあったこの男を殺すか
01:12:01それとも私の仲間を助けるのか
01:12:04助けてくれよー
01:12:06俺は死にたくないよー
01:12:08んー
01:12:09もう分かったよ
01:12:10ビットもねえからピーピー鳴くな
01:12:12解放する
01:12:13高級の女どもを解放する
01:12:16んー
01:12:17くそー
01:12:18これでいいんだべ
01:12:20こん兄
01:12:34んー
01:12:35んー
01:12:36んー
01:12:37んー
01:12:38んー
01:12:39んー
01:12:40んー
01:12:41んー
01:12:42んー
01:12:43あー手がしびれちゃった
01:12:44でもうまくいったわね
01:12:46あー良き協力者のおかげでな
01:12:48え?
01:12:50この炭銃ハンマーが落ちっぱなしだった
01:12:53イリューダー弾が入ってないことを知ってたようだよ
01:12:58それを知っててなんて
01:13:00お礼の選別だろう
01:13:02長い付き合いだったからな
01:13:09てめーらそう裏べしそうな面して見送るんじゃねー
01:13:12いいか
01:13:13夏ごたね
01:13:14あいつらみんな先の皇帝のもんじゃねーか
01:13:17見てろ
01:13:18俺は俺で
01:13:19新しいピチピチしたギャルを集めてやる
01:13:22救助狩りだー
01:13:32祖関城を落としたイリューダは
01:13:35新宗という名の王朝を立て初代皇帝となった
01:13:39が彼の玉座はついに温まることなく
01:13:423年後には追われて故郷の火災村で軽死している
01:13:46その後国は乱れに乱れ
01:13:48軍友各拠の乱世は
01:13:50あの一代の英傑黒曜寺が
01:13:53天下統一の大事業をなすまで続いた
01:13:561638年
01:13:58北市の旧祖関城で
01:14:00官庁を立てた神武帝黒曜寺こそ
01:14:03馬小屋におけるたった一度の千切りによって
01:14:06銀河が見ごもった古竜の子であった
01:14:09銀河はどうなったか
01:14:11その自由奔放なる行動は
01:14:13数々の伝説を生み出したが
01:14:15ただ一つ関係者が口をそろえて讃えることがある
01:14:19それはいつあっても
01:14:21銀河は若くてハツラスとしていたということだ
01:14:24銀河は生涯
01:14:25あの子供のままの銀河であったようである
01:14:41銀河はあって
01:15:01ご視聴ありがとうございました
01:15:31ご視聴ありがとうございました
01:16:01ご視聴ありがとうございました
01:16:31ご視聴ありがとうございました
01:17:01ご視聴ありがとうございました
01:17:31ご視聴ありがとうございました
01:18:01チャンネル登録よろしくお願いします
01:18:31ご視聴ありがとうございました
01:19:01ご視聴ありがとうございました

Recommended